08ウィンブルドン男子final! Thank you!Mr R`s&Congratulationsラファ
全仏が終わってからずっとこの日が来るのが楽しみでした。
でもトーナメントですから、実現するかどうかは実力次第。
そんな二人がセンターコートに戻ってきてくれただけでまずはthank you.
片や122年!ぶりの全英6連覇を賭け、片や史上二人目の全仏、全英の同年制覇を掛けた究極の決戦は実現したのです。
そして2日掛かりで見終わった今、言えることは同じ単語、thank you.Mrロジャー&ラファ、それ以外、まったく言葉もありません。
フルセットの試合時間は、史上最長の4時間48分。
芝で65連勝中のフェデラーが2セットダウンから盛り返し、最終セットは9-7
途中雨で二度の中断をはさんだトータルタイムは7時間に迫るものだったでしょう。
テニスという範疇を超えて、「戦う人間の意志」を見せつけたという点で、スポーツ史上に燦然と輝く1戦となりました。
長らくアンタッチャブルだったボルグvsマッケンローの伝説も超えましたね。
試合は全仏と同じ戦略を取ったナダルがペースを握ります。
ともかくフェデラーのバックを徹底して攻める。
精緻な技巧を力でねじ伏せる戦略は効果的で、フェデラーまったくストローク戦では勝ち目がない。
ストロークで押しまくられるから、ネットに出られないし、出れば出たで鬼のパッシングが飛んでくる。第1セットはセットポイントを取られた時点でフェデラーの負けかと思ったら、二転三転、最後に制したのはナダルでしたが、見応えのある攻防でした。
第2セットは一転してフェデラー覚醒!
芝の帝王は失セットに怒り、凄味のあるサーブでエースを連発。
いつもと次元の違う気迫に、普段はフェデラー、変身前のフリーザなんだな、と思う間もなく不意にサービス頼みに不安がよぎるとすかさずナダルが逆襲。
怒りの大天使フェデラーにドラゴン・ナダルが噛み掛かりブレークバック。
タイになった第8ゲームで、あらゆる技巧と力を尽くして走り回る二人は、ほとんどリアル天下一武道会!
制したのは跳ぶように走り勝ったナダルでした。
これでセットカウントは2-0!
ただこの時点でドラマはまだ序盤だったのだから恐ろしい。
第3セットもフェデラー、ナダルをブレークしきれない。
5-4まで進んだところで雨でサスペンデット。
今日、仕事だったので、録画に切り替え、私の一日目も終わりました。
でも正直、2日に分けて見て正解だったよ。
寝る前につらつら思うに、この試合、フェデラーに勝ち目はないだろうということ。
ナダルの単純な戦略、バックの力比べに対し、フェデラーは解答を持たない。
力と走力が精緻な技巧を破った試合になるんだろうなと思って朝食時から小刻みに見始めたのですが、第3セットはタイブレークにもつれ込みフェデラーが奪取。
とりあえずストレートは免れたという印象でした。
そして弟4セット。
フェデラーはどうしてもナダルのゲームを破れない。
素晴らしいサーブを入れ、フォアで圧倒した後にネットに出ても、ナダルは信じ難いほどコンパクトなバックスイングとフォローを取っただけのショットでフェデラーをパスする。
何故にあれほどスピンが掛かる?角度が付くのか?信じ難いショットの連発。
そして再びタイブレーク。
ナダルのチャンピオンシップポイントまで行く。
フェデラー敗北、と思うとサーブが来る。
さらに輝くようなバックのダウン・ザ・ラインが来る。
これが来ないとフェデラーはナダルには勝てない。そしてそれは来た。
結果はなんと10-8でフェデラー。
セットは2-2
完全な互角。
最終セットはタイブレークなしの2ゲーム連取。
完全に打ち負けていたストロークでも互角の勝負になり、ついにフェデラーのレーダースコープは、ナダルのショットを捉えた。
これはフェデラー、八十数年ぶりの2セットダウンからの奇跡の逆転か、と思う場面もありましたが、互いに譲らずセットは進みついに9-7!
暮れなずむウィンブルドン、センターコートに泣き伏したのは新チャンピオン、ラファエル・ナダル!
最終はやはり体力だったのか?
ナダルには素直に感動しました。
一方、茫然たるフェデラー、ガッカリすることはないと思う。
今日の二人は伝説になるだろう。
見ることが出来て本当に良かった。
世界中がそう思っているよ。


















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