投資

July 04, 2008

55年ぶり?日経平均12連敗、初景色となったPSYラインと、それを見つめる奇妙な風景

今日、日経平均株価が12日連続して下落しました。
連続と言っても12日というと意味がありますよね。
株をやるかたならおなじみのPSYラインが最低の0-12を付けたわけです。

日本中のPCで、毎日、毎秒? どの位チャートが引かれたか分かりませんが、これほどおなじみでありながら絶対付けなかったラインが、今日、初めて引かれたわけです。
私は普段、PSYは見ないのですが、さっき自分のソフトで描画させ感慨に耽りました。
チャートオタクとしては、ちょっと保存したくなる画面です。

個人的にはデルタ・マイナスのポジションを取り続けています。
でも吹き値で売りたいと指値を続ける先物は入りません。
毎日、約定不成立を知らせるメールが来るだけです。
ただプットの買いを回転させ、薄利ですが取っています。
プットの買いを1枚づつ、安値で指して、上がったら売る。
その見当をつけるのに、自分のエクセルシートで原資産である225先物の数値を出し、オプション・シュミレーターでインプライド・ボラティリティの目安を付け、押し目買いの指値を決め、同時に噴き値売りの注文も出しておく。

夜間、そんなことをやっている間に別画面には、リアルタイムで、アメリカの失業率が流れ、欧州中銀の政策金利が発表され、私は対米ドルで買ったロシア・ルーブルを決済しています。
最初のPCの数十倍?の性能を持つ今の一体型は、以前の物々しさはまったくなく、安手の家電そのままです。(実際、富士通の一番安かった12万のヤツです)

「OPのような複雑な取引を個人投資家が行うとは考えられない」
デリバティブが一般化する前に某大手証券会社幹部が言った言葉です。
エキゾチック通貨を自宅から売買する姿も想像出来なかったでしょうね。

でも私のように、自宅から職場まで100m。
終日そこで過ごし、休日も引き篭もり気味で、腰が重いというタイプには、今、世間でどこの企業の製品がウケテいる、なんてのより、ちょっとした数字の迷宮じみたOPやマクロの経済統計の方がはるかにとっつき易いのです。
実際、変化するデルタやボラティリティ、セータなどを勘案するのは非常に楽しい。

趣味は人それぞれな分けですが、そんなオタクな人間の周囲は膨大な本(床から天井までが本棚。そういう部屋が三つあります。さらに廊下も一部、壁が全部本棚です。どんな本が多いかは、このブログの他記事を見てください)と綾波レイちゃんのフィギュアが沢山あります。鳴っている音楽は「もってけ!セーラー服」です。
机の脇には歌詞カードが置いてあって、エクセルに関数を入れながら、一緒に歌っています。歌詞を完全に覚えきって歌いきりたいので練習中です。

この世界とリアルタイムに繋がりつつ、一見複雑な取引(慣れれば非常にやり易い取引。でも最新技術が便利な反面、一発で大災害をもたらす危険があるのも一緒の取引)をしている。
実際、PCとネットがなければ不可能なわけです。
でもそれを見守るのは、アニメのフィギュア・・・
歌うのはアニソン。
やっぱりシュールな風景だな・・・

ではこれから入浴してHDD追っかけ再生でウィンブルトンを見て寝ます。
HDD追っかけ再生ってのも、ある意味時間の制約を逃れたタイムマシーンだよね。

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May 15, 2008

株式会社の決算書を見て決意新た

去年、主に外国為替を取引するために作った株式会社の決算書報告書がシェアステージにアップされたので、落としてみた。
PDFファイル形式の中身は、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書などと共に、勘定科目内訳明細書に、確定申告書、租税公課納付に関する明細書と色々ある。
これだけのモン見せられると、やっぱり自分でやるのは無理だったね。
丸投げで正解でした。

本業は青色自営なんですが、税理士の先生から、今年の納税は幾らです、といわれてお仕舞い。
明細なんてほとんどみない。
もう随分やっているから、なんとなくこんなもんだろう、で間違いはない。
ただこういう自信がいつの間にかついたのは、随分長いことやっているからだ。
思えば最初は不安でしたよ。
今でも緊張感は持っていますが、それは仕事の内容に関してのことで、経営的なものはあまりない。(全然ないとは言わないけど)

会社の方もしっかり稼がないとな、と思って、新たな戦略としてシステムトレード導入を考えて、メタトレーダーのプログラム入門書を買ってきたのだが、難しいわ。
ほとんどC言語に近いので、エクセル関数が操れる程度では話にならない。

さらに言えば、ここに未来があるのはどうかも定かでない。
日経平均OPでは機能しているけど、新システムの未来なんて神のみぞ知るだ。

それでもやれることがこれだけならばやるしかない。
二人の娘を私立にやって、フェラーリ乗って、レクサスも買うだろうし、海外にも行きたいし、服も買いたいし、というとともかく働けってことだ。
それで労働時間が限界なら、付加価値を高めるしかない。

幸い運に恵まれて、幾らでも勉強出来る立場にいるのだから、努力不足では終わりたくない。
それからピボットの関数作りました。
ピボットは計算は簡単だけど、エクセルだと検証がメンドウだよね。
コッチは日経平均先物の方ですけど。

ps
まぁ勉強と言ってもエヴァンゲリヲンDVD見ながらやっているんですけどね。
後はクラシック聴いてました。
今日はヴェートーベン交響曲7番とラフマニノフのコンチェルト2番でした。

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April 28, 2008

行動経済学  経済は「感情」で動いている   友野典男

新書ですが、内容の濃い非常に良い本です。
投資(invest)という穏当な響きの言葉でなくあえて投機(speculation)と言いますが、(自分のお金を賭けることには間違いないし、どちらにしろ問題はリスク管理、マネー・マネージメントということだしね)そこで一番困難なことはなんでしょう?

いわゆるファンダメンタルな経済に関する知識?
それともテクニカルな分析力?
違いますよね。やっている方なら分かるはず。
経済学的な勉強やテクニカル分析なんて、自分の心の中の敵に比べればなんてことない。

心理学とのコラボレーションであり、経済学の本道からすれば、脇役扱いだった、この「行動経済学」が、最近では、シカゴ学派やマネタリズムより高い評価を得ていて、戦後経済学、最大の業績と評価されているようですが、これも拡大を続けるグローバル・マーケット故でしょう。私もつくづくと感じ入るところ大です。

行動経済学については、投資、あるいは投機関連の本で、心理面での注意事項として書かれる場合も多いので、大方のことは知っていましたが、なんでも知っていると思うのは罠です。
この本で一番興味深かったのは、行動経済学の中心概念だった「双曲型割引」より「時間解釈理論」が有力視されていたことで、勉強になりました。

「双曲型割引」=現状志向バイアスとは、将来の効用より今の楽しみを選ぶ人の性ですが、
「時間解釈理論」とは、人は同一対象に対しても着目観点が異なることを示唆する理論です。
具体的にいうと、人は、時間的に離れた対象に対しては、より抽象的、本質的、高次な部分に着目するが、時間が近づくに従って、より具体的、表面的、瑣末な点に着目しだす、ということです。
例として旅行が上げられ、まだ先のことでは、その楽しさ、良い景色などのことを考えていても、近づくに従って準備のメンドウさ、待ち合わせなど瑣末なことを考えだす、とあり、それはちょうど遠くから森を見ると、森全体が見えるのに、森に近づくほど、森全体より木、1本1本に目がいってしまうようなものだそうです。

双曲型割引については、いつの間にか行動心理学の定理のようになっていて、厚手の本まで出ている時代ですから、ここだけでも読む価値はあるでしょう。

その他、行動経済学ではお約束のプロスペクト理論(←乗り越え難いよね)はモチロン、ロボットにおける「フレーム」問題なんてオモシロかったな。

最後に投機で最も大切なプロスペクト理論の要点だけ書いておくから、覚え書きにしておいてね。
1)価値関数の非対称性:同額なら利得より損失がより大きく感じる
2)参照点依存性:どこで買ったかばかりが気になる
3)感応度逓減性:儲けならともかく、損失も大きくなるほど感じにくくなる
4)損失回避性:言うまでもない人の性
5)価値関数の数値例:利得、損失共に2回続くと、同額の1回より大きく感じること。よって儲かり続けるのは、より嬉しく感じ、損失の連続はダメージ大。モチロンこれは合理性はなく罠です。
6)確率加重関数:小さな確率は過大に評価されやすく、大きな確率は過小評価される。
7)保有効果と現状維持バイアス:ポジションは変えにくいことです。
以上のことから完全に自由になれれば、あなたは投機の達人です。
難しい話(実行が)だったかもしれないので、画像を付けて置きますね。
Rei355

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April 20, 2008

デイトレード入門  廣重勝彦

新書の安価な本ですが、極めて真面目にトレードへのポイントが書いてある良書だと思います。

ダウ理論から始まるテクニカル分析、トレードを行うときの大事な心構えから、一番重要な資金管理にいたるまで、基本的なツボのほとんどは抑えてあります。

以下、この本で書かれた重要な心構えのポイントを書きますので参考にしてください。
細かい技術的なことは、本を読んでくださいね。
1)ディーリングは手堅いビジネス。でも集中力の持続がポイント!(←大事です)

2)この世に聖杯はありません。不老不死は無理です。しかし良い人生を送るようにすることが出来る方法があるように、損をしないで儲けようという野心を捨てれば、現実を改善できます

3)エッジ(優位性)を追求しよう。
エッジとは地道なものです。確率的に有利な時、ある状態が起こることが通常よりやや多くなる状況を見つけます。少しだけよい状況がエッジです。
「MAライン上を向いているとします」
これはどうも相場は上を向いているらしい・・・こういうことを知ることがエッジです。
「高値を更新したとします」
底流にファンダメンタルの改善があるのかもしれません
いったん高値をブレイクするとは、それなりの買い物が入ったこと。そうなるとそこで売った人が発生し、今度はレジスタンスがサポートに変化します。
「確信あるトレンドラインを割り込んだ」
市場参加者が知りえない、何らかの異常が起こっているのかもしれません
すべて絶対的なものではありませんが、こうしてわずかな優位性を積み重ねることによってトレード全体に勝つことは可能となります。
見過ごしがちな僅かな動き、変化というエッジを丹念に拾い集めれば、継続的に勝てるかも、です。

4)ゲームプラン
事業と同じで、投機にも設計図が必要です。ただその計画を作っているときはわらないことだらけですから、わからないことはわからない、とわりきります。
それには3手詰めを読むことです。
自分はこうする。市場はこうした。ポイントはその3手目。ならどうするか、を決めておくこと。

5)トレードの流れ
市場は入れ子構造なので、まず長期のチャートを見て、ブレイクで行くのかサポートで入るのか決めます。
後は儲けを焦って飛びついたり、怖がってチャンスを逃がさず、当たり前のことを当たり前にできる心の状態を保つこと。

6)トレンドは偏西風。風を見つけて乗りなさい。
あくまで流れが大切です。
上昇してきた相場が持ち合いになったとします。
それは航海してきた船がいったん港に停泊しているようなものです。
次の旅への燃料や物資を補給し、乗客(投資家)の乗り降りを行う場面です。
ある期間がたてば船はまた帆を揚げ出発。
通常トレンドに変化はありませんので、当初と同じ目的地へ向かいます
反転するのは例外的ですが、出航してもすぐに港に帰るなどしたときは、港に帰ったときが降りるチャンスかもしれません。

トレードの入り口では、本当に勉強したと確信できるなら、自分の主観に自信を持ち、間違いのように思い込む癖は捨てなさい。普通の社会生活で独りよがりは禁物ですが、投機ではその社会性が仇になります。よりよく勉強したなら、群集から抜け出す主観、独りよがりが大切です。
安全なところなどないのに、安全に行こうとすることが問題です。


7)トレードの出口:ここでは主観でなく、客観で!
買値より上がった。利益がなくなるのが不安だから売る。下がった。でも損が確定されるのが嫌だから、持っている。こんな主観的な事情で取引をしないこと。
「売るのは買いの前提だった条件が変化したとき」
買いを正当化した要因が維持されている限り買いは有利なのだから持ち続けるべき。
前提が変化が確認されれば直ちに売ること。こうしてあくまで客観的に取引は行うこと。

ノイズに惑わされず、個人的な事情、希望、欲望、恐怖を優先させず、しっかりと準備をして買いなら躊躇なく買い、その条件が変わったら直ちに終了させること。
以上をコンスタントに淡々と行うこと。

ps
極少数の人を除いて、個人のトレードでの成功具合は以下の公式に従います。
才能×投入努力量+その時点のトレンド
です。
その時点のトレンドとは、たまたま株を買った時期がバブル直前期だったり、円売りを仕掛けたときが、円安直前だったりすることです。
いわゆる運に恵まれた時ですが、そのままですといつしか変わるトレンド転換時に、苦戦します。
そうなると後は地道な努力を続けられるかどうかです。
前記事にも書きましたが、楽に将棋が巧くなる方法がないと同じで、先物取引も、努力を続けられるかどうかは、好きかどうかでしょう。

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April 08, 2008

アイスランド・クローナ、マイナス・スワップ!の衝撃

なんといっても今日のマイ・ニュースはコレ!
昼休みに2ちゃんねるの市況2で知った時はネタかと思いましたが、ホントウでした。

アイスランド・クローナとは、FXも病膏肓極まれりという方々が踏み込む、マイナー・カレンシーを超えたエキゾチック・通貨の代表選手!
その人気の秘密はなんといっても政策金利が15%ということ。
円を売ってアイスランド・クローナを買っておくと、15%の金利が付く!
金利は変動するし、為替なので価格変動リスクはあるけど、株じゃないから、0にはならないだろうし、アイスランドの国際競争力は世界第4位!一人当たりGDPも高く、財政も黒字で、地熱発電などを有効利用するスーパー・クリーン・エネルギー・カントリー!
こんな国の通貨を買わないのはバカ!
とばかりに去年から買い付けていて(対ユーロで)、毎日毎日投資額からすれば破格の利息を受け取った上に値上がり益まで享受し、グローバリゼェーションとは世界均一化なり!マイナーを超えたエキゾチック通貨にこそ明日の可能性あり、と思っていたのですが、そんなアイス・クローナが怪しくなったのは、サブプラが本格化した今年2月に入ってから。

対ユーロでの安値をあっさり割ると怒涛の下落!
当然、対円でも下落し、評価損は増えましたが、アイスランド中銀のサイトを見る限り(しかしほんの一昨年暮れまでなら、アイスランドの金利を自分が気にすることがあるなんて想像も付かなかったよな)金利低下の予兆なし。
サブプラ→世界的信用収縮→金利裁定取引の解消の動きだろう、と思っていたのですが下げ過ぎる。
サブプラでアイスランドの主要銀行が痛んでいるらしいという評判が聞こえ始めましたが、むしろインフレに悩むアイスランドなら通貨下落は怖いはず、むしろ金利低下抑制効果ありと思っていたのが、運の尽き。
でも実際、アイスランド主要3行の格付け引き下げが発表になると悪材料出尽くし!
さらに中銀の金利上げで、猛烈戻し!
はいはい、マイポートフォリオ最悪のアイス君もこれで助かるね、と思ったら、カバー先のSAXOがインターバンクスワップ・マイナス提示です。

要はいくら優良国と言っても人口30万人で、主要銀行の資本が毀損してくると、日毎のスワップは払えん、ということらしい。

取引開始と同時に損切り決済しました。
逃げ足だけは速い私です。(逃げて良かったかどうかは、まだ神のみぞ知る、だけど)

救いはそれほどの額の投資じゃなかったということと、去年、新興国通貨があんまり簡単に儲かるので、怖くなり、同時にこんなことが長く続くこともなかろうと、FX投資用の株式会社を作っておいたこと。
損失が出ても繰り越せます。

ps
しかし2ちゃんねるも役に立つよな。
今日に限ってはブルームバーグよりクイックより助かった。
昨日たまたまエヴァ板に書きこんだネタの反応を見ようと覗いて、ついでに市況2に寄ったのが良かった。
人生、何が幸いするかわからん。

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March 28, 2008

タイタニック@投機への海の旅人へ

全てのフィクションの魅力の源泉は、驚きにある。
創造された驚きに、我々は、目を見張らされ、時を忘れさせられ、退屈な日常から飛び立てる。それが値打ちだ。

だからこの映画の企画を聞いたときは、その馬鹿らしさに呆れた。
誰でも知っているタイタニックの沈没事件に、ロミオ&ジュリエット。
これ以上ベタな企画もないものだ。
それに売り出し中の主演俳優を添える・・・言葉もない。

これが驚嘆すべきアイデアに満ちた傑作ターミネ―ター1.2を撮った監督とは・・・
まぁ人間誰でも魔が差すこともある。
そのうち見る機会があれば見ようと思っていたら実際は・・・素晴らしかった。

大好きになっていたテーマソングが流れるのはラストだけだったけれど、その巨船の雄大さ、内部の詳細な描写には驚嘆した。
驚きは表層のアイデアでなく、作り出させる映像の全てにあったのだ。
そしてディカプリオの魅惑。
大作映画を支える主演俳優の条件とは? という難題に彼はいとも簡単に答えを出して見せた。


ところで最近、読んだ「マネー革命の本」に破産した投機家が家中にタイタニックの絵を貼り巡らし、「絶対に沈むことのない船でも沈んだこと」を、何が起きてもおかしくない市場へ向かう時への自戒にしていたという話があった。
でも彼は破産した。
実績から見れば天才だった彼は何故破産したのか?
それほど投機の世界は怖いのか?
そうは思わない。
投機の海を旅する限り、
「どんなカードが配られるかどうかは分からないけれど、それが人生@映画のセリフ」
こういうことはある。
本当の困難にぶち当たった時、そこまでクールになれないと思うなら、航海の視界が不良な時には速度を落とし、レバレッジを下げるのだ。
レバレッジを下げれば、救命ボートは増え、氷山は見つけやすくなる。
航海はずっと安全になる。


ところでこの映画、答えは本来簡単なんだな。
ローズはアナーキーな女だった。
そしてホックリーは、婚約者への「損切り、という言葉が不穏当なら諦め」を知らなかった。
事業も投機も婚約者選びでも、人は万能ではない。
だから人生は時に、思い通りにならない。
それを受け入れることが、豊かさへの道になる。

最後に投機の海を航海する人に、この映画からもう一つの言葉を
「何故、この船長は氷山の情報を無視したんだろう?」
「26年の経験が仇になったのだろう。今までの船なら避けられた氷山も、タイタニックにはでか過ぎて舵が効かなかった」

もし氷山がある情報を得たら。耳をふさがないこと。

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March 26, 2008

世界の金融市場を救った偉大なる康夫の深謀@エヴァンゲリオン、ゼーレの老人風

ゼーレ①「中央銀行総裁まで決められないなんて、国が一つ傾くよ」
康夫「問題ありません。これもシナリオのうちです」
ゼーレ④「総理の座は君ら親子のオモチャじゃないんだ。この修正、容易ではないぞ」


マヤ「信じられません。ドルが底打ちから反転しています」
リツコ「そんな。あれだけファンダメンタルの悪化したドルのメトロダウンは必至のはず」
ミサト「・・・これは仕組まれたものなのよ」

加治「・・・サブプライムからくるドルの下落は防ぎたい。しかし日銀介入は使えない。」
冬月「通貨は相対的なものだ。だからこそ、日本の信認をドル以下にまで下げることで、康夫は世界を救ったんだよ」

シンジ「G7にも席はない。父さんは、いったい何をしたいんだろう?」
アスカ「あんたバカァ~、そんなの分かりっこないじゃない」
レイ「人は闇を恐れ、国を作ったわ。その国を崩壊させようとする康夫の野望は、心を開かないと理解できない」
アスカ「テックガク~」

シンジ「・・・ネタだから良いけど、やっぱり康夫が父さんじゃ、僕イヤだな・・・」

康夫「フフン」

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March 17, 2008

今日はこのくらいにしといたるわ@売り方番長・・・って感じの一日でしたね

マーケットは波乱の一日でした。
このブログは、紹介欄にもあるとおり、本や映画、スポーツ観戦の感想が中心なんですが、市場がこれほど荒れるとそれを記事にしないわけにはいきません。

まず日経225先物ですが、大きな節目と見ていた12000円をあっさり割ると、11610円までツッコミました!
寄りは11990円!
実はこの値、昨日の段階で私が予想していた値段ピッタリでした。
長年やっているとこの程度のカンは働くものですが、儲かったわけではありません。
何故なら一日の想定では、寄りで12000円は割れ、11990円だろう・・・でもそこから反発、+50円は行く。
だから12040円を付ける(←この段階でもうハズレテいる)

でも付けたと仮定しても、そこから先物を新規で売れるか?
売れないでしょう・・・・!
私は売れません。 (まあ買わないだけ良かった)
だっていったんは11800円台とかつけるかもしれないけど、また急速戻し。
大引けは案外12080とかトビ台で引けそうな感じ・・・それが現実では夕場で11740円です。

そんな下落を後押ししたのがドル円で、99円ブレークで始まると昼前には95円台!
これは予想外も良いとこ!(ちなみに昨日99円買いは100円戻りでOKじゃないの?と書きましたが実際にエントリーして今含み損です。1枚ですけどね、笑)

それからいったんは97円台まで戻しましたが、売り方番長は「今日はこのくらいにしといたるわ」って感じで余裕の日本時間引けでした。

で、肝心の明日からどうするなんですが、私が良く使うテクニカル指標にコスト移動平均乖離率@200日からいえば今日の段階で、一番底を打った1/22日と同じ-25%が出いています。この時は9日で11%反発しました。
またこんな大きな節目に来た時は長期のチャートを見るものですが、52週移動平均乖離では911テロの時並みの数字が出ています。

モチロンこれはチャート上のことであくまで参考値です。
今日明日が底値の保証ではないですから誤解なきように。

何より長期月足チャートを探れば、90年、92年にはさらに大きく売り込まれて、そうなると下値はまだまだともいえるので、あくまで投機は自己責任でお願いします。

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March 16, 2008

日経先物、FX、週初のポジションの取り方は・・・

前記事で日経225先物は、戻りは売りたい、あるいはfurCallの売りと書きましたが、結局実行したのはC140の売り5枚でした・・・12800円台なら新規売っていた。

情けないポジションですが、ここまで水準が下がると先物新規売り売りは怖いんですよ。
週末のNYはベアー・スターンズショックで揺れましたが、こんな大手まで火が回っては、もう利下げ利下げは悪循環でしょう。
ドル利下げ=商品、ユーロへ資金逃避のパターンが出来てしまいましたから、解決にならない。
ここからの逆転技はFRBの直接投資、買取保障しかないですね。
まぁボクシングでいうとKO覚悟のラッシュか、サッカーならキーパーまで上がるパワープレイみたいな最後の手段ですけど、小出しの対策じゃ市場に見透かせれてカラ売り筋に売り場与えるだけ。
それでも良いですけど・・・そんときはなるべく高く。
私が全力売りしても怖くない水準まで上げてください・・・
まぁそういうことは無理なんで、一旦買取案だしてくれないものですかね。
それで上げたらいい水準まで付き合いますから、その後はまた考えるってことで・・・

FXはもっと分からない。
ドル円に絞って言えば、99円台前半は100円戻り狙いの買いで良い気がするけど、下抜けのリスク覚悟だよね。俺はどうしようかな・・・

以前にも書きましたが、こういう局面で日経やドルを新規でバンバン売れる人は天才か馬鹿だけです。
天才と出るか馬鹿と出るか?
でも日経の12000円は02年、04年の高値で、長期のチャートだと大きな節目ですよね。
その辺いかがなものなんでしょうか・・・

ps
日銀総裁が決まらなくて批判されてますが、個人的には誰がなってもならなくても「そんなの関係ねえ」って思っています。
間違いないのは日本政府は終わっているってことです。
だって大臣自身が日本経済は1流じゃないって言う人ですからね。
下々の人は必死で働いていますが何か?
仕事してない大臣様が大勢いるからこうなってんでしょうに。

癒されるように綾波レイちゃんの画像を貼っておきます。
Rei049
オタなんです。
スミマセン。

こういう画像、不味いようなら削除するので連絡下さい。

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March 13, 2008

ドル円100円割れ・・・なんで節目で注文ださなかったかなぁ・・・俺

前記事でドル円は、101.30が過去10年の下値で、ブレイクすれば足は速いかもと自分で書いておきながらなんで注文だしておかなかなぁ・・・と後悔です。
重要な節目だったんですから、なんらかの動きはするべきでしたよね。
緊張感というか真剣味が足りないです。
あえて言い訳をさせていただければ、起きて8時に見たときはブレイク後の戻りで、101.50付近に戻していたからまぁ買いで参戦しないでよかったのか・・・

しかしスゴイ時代ですよね。
仕事を終えた後、私はさっきまで書斎のPCでアッシャー/コンフェッションズを聞きながら225先物OPのポジション管理をしていて、今はテレビの前のPCに移ってDVDでエヴァンゲリオンを掛け、ドル円のリアルタイムチャートを見ながら続々と発表される経済指標を見ている。
ノルウェー中銀の政策金利、スイスの経済指標、アメリカの企業在庫、FRBのレポ・・・スイスイ出てきます。

同時に動いているNYダウとナスダックも見ている。
シカゴの日経先物も見ている。
今日、225Fは売りをクローズしたんで、明日は上げて欲しいんですが、ダウ-225・・・
日経は夕場で付けた最安値を切ると厳しいですよね。
今日でまた下げ一杯と思ったんですが、明日も下げて始まったら新規で売りエントリーはちょっと怖い。
今日はSQ前の操作があったのかなぁ・・・
でも-600来たんだからそうもいえないよね。
新規弱気ならファー・コールの売りで参戦でしょうか?
225先物、新規売りエントリーでロスカットを浅く取るか?
ドル円は100.-100.30で膠着ですね。
明日は早起きして考えます。

ps
エヴァンゲリオンはヤシマ作戦を見てます。
2chのエヴァ板も見てます。
ヤシマ作戦終わったら風呂は入って寝ます。

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March 07, 2008

ドル円101円台!突入! 米雇用統計大幅マイナス!

今日の記事は何と言ってもこれでしょう!
相場というものは100円とか1000円とか、切りの良い数字が節目になることが多いものですが、少なくてもドル円に関する限り、過去10年では、101円台が大きな節目になってきました。
近くでは04年12月の101円84銭
その前では99年11月の101円35銭です。
さっき雇用統計が出て、「くりっく」では101円42銭まで行っていましたから、04年の水準は越えて99年の35銭を目指しています。
しかし指標が出た瞬間の動きは凄まじかったですね。
ライブでドル円のスプレッドが10銭以上空きましたか?
スキャルピングを計りましたが、まったく手が出ませんでした。
直前の戻しからのジリ下げに乗る成り行き売りで良かったんだなぁ・・・
まだまだ修行が足りません。
今はちょっともどしていますが、この調子だと35銭をブレイクしても驚きませんし、そうなると過去10年来の水準を越えて、テクニカル的には大きく動く可能性があるとされています。

参考までにドルの対ユーロの相場を見ると、95年と04年12月でだした1.35を去年の7月、8月と試した後、9月に大きくブレイクし今1.53!
未踏の値段になっているわけです。

円が過去の壁に跳ね返されてまた反転する可能性もありますが、ユーロと同じに突破して未踏のprice、と言っても円は過去79円台がありますからね。
経常黒字国で実需だけなら円高です。
円キャリーの巻き戻しといってもCMEの大口建て玉はとっくに円買い。
ただ水準は多くないから、さらに円の買い立てが増えるのか、とりあえず10年節目を攻めたので、一旦手を引くのかまったく分りません。
少し前までならドル円は金利差から短期円高ズルズル円安というパターンだったんですが、最近のレートならちょっと長めのポジションも取りやすくなっています。

ただ日本としても円高は、頼みの外需にはマイナスですが、ここまで商品市況が高いとあまりの円安も怖い。
米国にしても強いドルは国益、というのは建前、というか本音でしょうが、あまりに実情が悪すぎたら無理はできない。
アメリカの自動車業界は喜んでいるだろうと思えばこそ、先月の販売は冴えませんでしたね。
やっぱりガソリン高から日本車は多少高くても売れるようです。
ライバルの欧州車は、ドル建てで高騰しているでしょうしね。
米国市場を見る限り、ライバルのユーロが高い、というのは日本にとって救いですよね。

それにしても外貨準備が初の1兆ドル超え!と聞いても嬉しくないですね。
1兆ユーロ超え!ってんなら頼もしいんですけどね。

それから株が弱いですね。
去年の高値からNY株の倍下げています。
今日の夕場の先物では12650円までありました。
プットのボラティリティは80%、90%がついている!(知らない人のために書くとボラティリティというのは取引参加者の心理で上下し普段は高くても30%台)

私は株は先物とOPをシステムで運用しているのですが、今回の相場の特徴はともかく戻りが少ない、ということです。
ここで買い。
ここまでは戻るから売りと待っていると戻らずに反落。
仕方なしにトレーリングストップで利益確定。少しです。
下げた節目でまた買い。
戻りを待っていると今度は戻らずに損切り。
という繰り返しです。
一昨日はシステムでは戻っていいはずのが重いので、オッカナビックリ3月限C150を売ったのですが、昨日一時上げてガッカリ。
25MA超えたら損切りだと思ったら、反落で、さらに今日の下げて利益確定なんですが、先物買い持ちのカーバド・コールだったので損失の方がずっとデカイです。

まあ2枚なんで良いんですが、もう少し上がっても良いよね。
其のうち暇があったら何故日本人は日本株とクルマを買わなくなったか、外債と旅行はするのか、という記事を書きます。
株とクルマ、外債と旅行にはともに共通点があったのです。
でも今日はここまで。

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February 24, 2008

マネー革命①   相田洋 NHK取材班宮本翔子

98年にNHKスペシャルの「マネー革命」として放映された内容を書籍化したものです。
尽くされた取材が簡潔な文章でまとめられ、さすがNHKというクオリティで、グローバル金融の一端を知るには格好の入門書だと思います。

ただこの世界のスピードはやはり恐るべきものですね。
読んでる最中、随分古い印象を受け、なんだかもう20年も前のことのように感じていたのです。10年、時代を錯覚していたわけです。
どうしてそんな印象を受けたかというと、この最先端として紹介されている金融取引の一部が、日本ではもう当たり前のように個人投資家がやっていることだからです。
モチロン今のファンドはさらに先を行っているんでしょうが、取材者がイチイチ驚く内容がすでに古臭い。
でもコンピューターを使ったシステム取引、デリバティブの積極的な活用など本質は変わっていないので、これから知りたい人にはイチ押しできます。

もう一つ感じたのは、いわゆる「取材する」ということの限界です。
この著者とチームは極めて勉強熱心で、取材対象に誠実ですが、それでも現実にデリバティブを取引している者からすると分ってないなぁ、と思う分野が多々あります。
でもこの分ってないなぁ、ということを分かるには、取材する、ということを超え、実際に自分で自分の金を市場に投げ出して始めてわかることなんだよね。
それを分かれ!というのは、ある意味「ないものねだり」なのでしょう。

だからこの本から得られる教訓は、どんなに真面目に熱心に、優秀な人が取材してもそれは「取材にしか過ぎない一面」かもしれない、ということを憶えておくことです。

さてこの記事は、ここまでは一般の人向けです
ここからは現実に225先物やOP、FXを取引する人向けの記事を書きます。
この本の最終章、破産した天才トレーダー、ニーダーホッハァーの特集が組まれています。
経歴、実績から見て、この人が真の天才であることは間違いないでしょう。
それでも破産した。
内容は読んでみれば分りますよね。
タイタニックだ、救命ボートだと色々言っていますが、問題は単純でレバレッジを掛けすぎたんです。
成功しているときから、ドル円で3円動いたら飛ばされていた、との記述がありましたが、この時点のドル円から逆算するとレバ33倍です。
レバレッジ30倍で成功を収め続けてきたから天才であり、富豪にもなれたんでしょうが、
「歴史を揺るがす大波の前でギャンブラーの心理は通用するだろうか?私はそうは思わない。彼の弱点は自分の考えに自信を持ちすぎる点が@ソロス」
という結果になりました。

アジア危機の買いでやられ、さらに買い増しでやられ、最後はSP500に強気で望み、プットOPを2万枚カラ売りして破産した・・・
これ読めば現実に取引している人にはニーダーホッファーの当時の心理が生々しく迫りますよね。
この状態、やっているみなさんなら一度は覚えがあるでしょう。
私にはあります。
幸い私は臆病なので難を逃れましたが。

ソロス「気をつけろ、あの大波はお前には大きすぎる」
ニーダーホッファー「心配するな、大波に立ち向かうのが投機家の役目だ」
ソロス「そこがお前の悪いとこなんだ。お前は大波がやってきたとき、いつ離れるべきかを知らない。自分を過信していると、いつか大波に呑み込まれてしまうぞ」

私もいつも肝に銘じていることです。
臆病に取引するので、結果からすればしないでもすんだロスカットをさせられること多々ありです。
でもマーケットで生き残るコストだと思っています。

ps
「このインタビューで印象的だったのは、ニーダーホッファーの答えには嘘がなかったことだ。不埒な行為を嘘で固めてこそこそ逃げ回り、利益隠しに狂奔する住専関係者とは雲泥の違いだった@NHK取材班」
住専トップのエリート層にはない潔さを、彼らが侮蔑する一介のトレーダーが持っているものだったりします。
マーケットでは全部自己責任だからね。
学歴や身分はなんの助けにもならないもの。
だから本当の困難とごまかしなく向き合えない人は、トレードなんてしないほうがイイよね。
Rei008
トレードのエントリーは慎重にしよう、と決意するレイちゃんです。

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February 04, 2008

日経、日経金融新聞から記事にしたこと@2/3

1)日経金融新聞廃刊
以前から噂は聞いていたのですが、このグローバルマーケットの時代に日経が金融新聞を廃刊してどうする、と思っていたらホントに廃刊になってしまいました。
愛読していただけに残念ですが、後続はヴェリタスという週刊タイプになるようです。
さっそく最長の2年契約をしましたが、創刊準備号を見た限りでは普通のビジネス誌のようで、私の愛した金融マーケットオタク臭がなくなって、微妙です。
まぁこれも時代の流れなんでしょうが、普通の週刊タイプなら2年後の更新は要再考ですね。


2)介護の人手不足深刻
訪問介護に人手が足りず業者、利用者共にしわ寄せが及んでいます。
人件費の安いのが人手不足の原因ですが、事業所のコストも8割が人件費でコスト削減の余地は少なく窒息状態のようです。


3)サブプライム効かぬ利下げ、底なしの住宅市場
結局、レバレッジを効かせた金融機関の元本が痛んでいるんで、利下げの効果は効きにくいですよね。
それでも0.75%緊急利下げには驚かされました。
おかげでUSD/CHFlongを切らされましたよ。
もう少し長いtermの利下げを読んでいた。
年央2%前半が視野に入っています。
代わりにランドの下げ拾ったんだけど・・・どうなるでしょうか?

今回のサブプラを空売りで儲けたファンド担当者は、90年代のカリフォルニア住宅暴落は5年掛ったから、今回はそれより長くなるのは確実。
最低あと3年はデフォルト高水準。価格は15%は下がるという御託宣です。
でも暴落したモーゲージは買いとも言っています。


4)米、雇用原則鮮明、
マイナスきました。
でもまた修正じゃないでしょうね。平均時給は上がっています。
個人消費の12月は0.2%増と小幅です。


5)ユーロ圏CPI3.2%上昇、域内貿易比率6割に
EURO圏のトラウマは物価。(円は円高、ドルは株安です)
またユーロ圏は国際交通網として高速鉄道を07-13年にポーランドからバルト三国まで伸ばす計画があります。
鉄道はエネルギー効率に優りますから、有望な投資になるでしょう。


6)メキシコ、試される自立度
米国原則で金利先安感台頭です。0.25-0.75%下げが噂されています。
予想成長率は3.4%から2.7%に原則。輸出の8割が米国向け。どうなることやら・・・
私? 持ってますよ(笑 対円で10万の買い持ちです。
はい少量です。

7)中国不動産市場に異変
投機抑制効果が出てきてます。仲介業者の破綻もあるようで価格も下がっています。

8)次期日銀総裁に求められること
政策の発動余地が限られているので、最大のコミュニケーション能力が大切とのこと
私もホントそう思います。
福井さんには期待していたんですが、頭傾げてばかりでまったくダメでした。


9)再燃する日本悲観論vs円は最強通貨に@金融新聞
日本は衰退したベネチアに学べ。環境の変化を受け入れ適応しろ、とのことです。

円、最強通貨説@モルガン・スタンレー、シニア通貨ストラテジストP・メゲシー
経常赤字に金利低下からドルは徹底して売られるだろう。世界経済は非連動化などしていない。
中国、インドの株価は下がり、それがオセアニア、カナダなどの資源価格を下げ、円キャリーは崩壊するだろう。

以上が金融新聞から最後に記事でしたことですが、まったく別の見解が同一紙面に載っているところが好きでした。
ちなみにノルウェー系の政府ファンドは日本株割安だって。

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January 22, 2008

底抜け脱線、株式ゲーム、昨日買ってしまった私と&フェラーリ買わないで良かった

昨日の記事で13350円割れを新規売れた人は天才か馬鹿。
結果は未来の株価が全てと書きましたが、早々と結果が出ました。
今日はいきなり寄り付き12700円!
買った私が馬鹿で、売った人は達人!でした。
私も早くその境地へ達したいものです。

で、問題のコスト13090円3枚買いをロスカットしたかって?
しません。
この水準では切れませんよ。
ところが株価指数先物は、そのまま小戻りを試した後、急落!
夕場先物ではなんと12130円!!!!!まであった。
その瞬間なら1日で含み損300万(夕場の引け値でなら165万)ですが、なにか?
去年からコツコツ売りで稼いだ分が150万なんで1日でその倍損しました。
でもこの急落、東証、というか日本の株式市場、完全に壊れています。

私のデーターにある最大急落指数は9.11テロの日でしたが、今日はそれすら越えています。
あの日は出先から買いまくった思い出がありますが、今日はもう買いません。
最大持ち高は先物3枚までって決めているからね。

いつもは先物だけの丁半勝負はあまりしないほうで、先物にオプションの売り買いを絡めて、ポジションに調味料を入れるというか、デコレーションするんですがそれもしません。
だって私のシステムでは買い一貫なんだもの。
それで自分の決めた買いの持ち高はもう持ったもの。
売り持ち(この場合コール売りかプットの買い)は入れられる状況じゃないもの。

実は去年の暮から新年をまたぎ指数先物OPはデルタ・マイナス(下がれば儲かる)で乗り切り、ETFで持っていたトピックスの投信も売り。
FXでもサブプラ,来るね。
で、投機的な円売りは危険と判断し、香港ドル、米ドル、シンガポールドル、豪ドル、などにtime to say goodbye.レバレッジを下げていました。(外貨を全く持たないということは考えられない)
結果、巧くやったなあ・・・俺ってやっぱり上手いほうだよ・・・ところでマセラティ・スパイダー、飽きちゃったんで、来年F430スパイダーが来る前に360スパイダーが欲しくなちゃったなぁ・・・出物があったら買うからさ、なんて吹いていたんですが、昨夜から今日に掛けて散々脅かされ、今思うことはつくづく買わないで良かったな、と。

ホント贅沢は敵だ、って先週までとすっかり様変わりの個人的景況感です。

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January 21, 2008

日経暴落! 底値はどうした?

1/16に日経は底だと思うが今日は、20円違い(夕場での先物のことです)で買えませえんでした、と書いたのですが、その結果、翌日、830円までの急騰をぼんやりみるしかなくて、戻りは取り損なったな、と諦め。
ところがご丁寧に18日はまた急落の寄りで、出した注文は13350円買い!
これまた10円違いで入らず、後場の急騰を傍観・・・(仕事しているのでデイトレは無理)

10円、20円違いで注文を入れられない俺は天才と思っていたら今日は入った13350円!買い!1枚(笑
ところが私の注文が出来ると夕場に急落し180円でロスカット!
・・・今年、というか去年の年末からコツコツ売りで儲けた利益を一部吐き出し、でもあんまりなボラティリティとテクニカル急落も行きすぎと思い、どうせまた入らないだろう、と思ってだした注文13100円、13090円、13080円、今度は3枚だが約定!

そして私の買いが出来ると急落!(笑)一時、12980円を付けましたが、引けは同値。
今度は引っ張ります。

この取引が上手くいくかどうかは分からないけど、つくづく思うのは戻りの高値で買わずに良かったということ。

それから円急騰ですが、こっちはレバレッジ(2倍です&準備金もあり)が低くて良かった・・・

値惚れで安易に買うな!動くな!
レバレッジは低く、が今のところ私を救っています。


ps
今日、財務省の景況判断がでてんだけど、この間の日銀と言い、もう少し機敏な対応と判断が欲しいですね。
この間、「硫黄島からの手紙」を見たせいもあるけど、自分の見たいものしか見ないという、かつての「大本営」発表を思わせます。
我々は無理な作戦遂行で死にたくないんですけど・・・
でも今は先物売りも出来るからマシか・・・というか自分次第か・・・

でもこの水準から新規で売りポジションを取れる人は天才(か馬鹿、答えは未来の株価次第)だと思うよ。

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January 16, 2008

日本株は底だと思うんだけど・・・

買いのきっかけがまったくないんで自信はないんだけど(注:良い子は信用しないように!)、私の造ったシステムでは過去何年もないような下げオーバーシュートの数値が出ています。

なんて書きながら今日は13350円買いも入らなかったわけですが、ファンダメンタル、テクニカルともに相当水準まで売られたと思います。

スブプラ、日本は先進国では最も被害は少ないんですが、株価が圧倒的に下げているのは
1) とことん外人頼みの市場構造になってしまったこと
要は外人様がお買いくだされば上がるし、外人様がお売りになると下げる、というもうとっくの昔から東京株式市場が日本人の市場じゃなくなっている咎めが出ている。

2)人口減にグローバル化(=人件費安)が重なって、内需構造が極端に脆弱化した
がありますよね。

救いは円が高くなっていることで、これで資源高から値上げで苛められてる内需(消費者)が多少でも救われれば幸いです。
輸出産業は為替レートで儲けるのでなく、さらなる技術開発で凌いでもらうしかないですね。
その為の法人税軽減とか、開発費の優遇政策はあっても良いと思います。

それにしても日本の金融市場は酷いです。
根幹には金融取引で儲けることなど卑業だという考えが根強いのが問題なんだけどね。
ひっそりとした事件でしたが、商品先物で板寄せからザラバになったとたんにシステムトラブル。
これじゃ世界に相手にされないのも無理はない。

さらに最近の日経(日本を代表する金融の新聞だそうです)には、連発で日本人に高度な金融業は無理という記事が掲載されていましたが、そんな高度な金融知識の持てない国民だと自覚するなら、もう日経自身が潔く廃刊して、フィナンシャル・タイムズやウォール・ストリートジャーナルの日本支局になった方が良い。
自分だけは、別格だと、訳知り顔で自国民を卑下するようなマスコミはいらないよ。
かつては日本人に自動車作りは無理って言っていた時代もあったんだからね。

私自身購読者ですし、ブログでも日経を扱った記事は随分と書きましたが、今後はWSJに切り替えるか。
今はネットで日経なんかよりよっぽど参考になるサイトもあるしね。

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November 27, 2007

オイルマネーがシティを買い、中国政府が日本株を買う日

もしかしたらアメリカ人が一番燃える日かもしれないブラック・フライデー(クリスマス商戦最初の週末。商店が大入り満員になり赤字が黒字:ブラックになるから)も空騒ぎに終わるかもしれないという懸念のあるなか、ドルは落ちて、NYの株は下げても昨日、今日の日本株は切り返しました。
その原因は、昨日は中国の政府系ファンドの日本株投資への憶測。
今日はシティグループのエクイティユニットをアブダビ投資庁(政府系ファンド)が購入するというニュースです。


諸行無常というか世の変転は思いもかけない展開を生みますよね。
大きいばかりで貧乏だった中国が買うかもしれない、ってだけで低落一途だった日本株が急騰し、イスラムとの戦いを繰り広げているはずのアメリカの銀行の資産をアラブが買う。

政府系ファンドはその資金量の巨大さと、国の運用という成り行き(主権を持った国家の、規制当局自身の運用だから)から実態が明らかにされず互いに警戒をしていたわけですが、こうして金融危機に救世主のごとく登場とやられると、実際誰も文句は言えない。

溺れているときには藁にもすがるというか、握る相手の手は選べません。
今回のタイミングも、金持ち喧嘩せずというか、普段は安全運用で、無茶な投資をしてこなかった分だけ余裕があり、また警戒されているだけに、当面は問題行動(敵対買収とかレバレッジを上げて破綻とかね)も起こさないでしょう。

国の資産なので、普段はゆったり投資し、危機が起こるたびに、悠然と登場!
安値に叩かれた資産を品良く食して大きくなる、という実行出来れば、資金量だけでなく、運用成績も案外最強のファンドになる日がくるかもしれません。

そして世界で2位を誇る、我が日本の外貨準備高(次の機軸通貨だ、と云われているユーロ圏の3倍!だよ)は、
ひたすら米国様の債券オンリーです。
まぁ、変な役人が運用して損するよりいいか・・・と思うしかないのが、寂しいですね。

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November 23, 2007

日経、日経金融新聞から記事にしたこと@11/23&ドルの先行きを考えた

1)ドル不安激震。ドルはドルナル?
湾岸各国ペッグ廃止論活発:原油をドル建てで売り、ドル債券で保有している目減りに不満が高まっています。
中国、外貨準備目減り警戒:こちらも不満が高まっています。
これがペッグ制廃止と外貨準備のドル放れに繋がるとドル安連鎖になりますね。

株から原油、金に資金が流れていますが、商品市場と株や債券市場では桁がまったく違うので、変動率が増しています。商品に行くのは、ともかくドル先安感がマーケットで共有されて、実質を取ろうという動きでしょう。

米、赤字問題に回帰:経常赤字が売り材料です。
米国の経常赤字ははるか以前から言われていたことですが、結局相場が動くと材料視されます。
私も、人生で最初に買った外貨資産はドル建てMMFでしが、次にユーロ、そして豪ドル、以下ポンド・・・と続き、最初に買わなくなったのものドルで、手放し始めたのも米ドルだけ。
そうした挙句、最初の外貨資産はドル100%(もう何十年も前の話)でしたが、今は外貨資産に占める米ドルの割合は、1/4に減っています。
でも持ってはいるわけです。
著名な投資家がドル資産は持つな、と言い出しましたが、これ以上持ち高を減らすつもりもありません。(今の108円割れは買いだ、と言ってるわけじゃないよ)

ドルは多くの問題を抱えた通貨なのは確かですが、世界を食べさせる農産物と、著名な多国籍企業の株はドル建てなのを忘れたくないです。

それから商品相場(原油や穀物など)の上昇から、日本でもインフレ懸念、商品の買い負け報道が出ていますが、円が対ドルで上昇するのは、その抑止力になります。
確かに輸出産業には不利で、外需に頼る日本経済にマイナスもありますが、すでに対アジア輸出の方が大きいしね。
さらに思うに、日本はアメリカの政策属国ですから、アメリカ金利低下となれば日本の金利上昇はさらに無理でしょう。

2)賃金弱含み続く
商品相場の上昇は、日本にインフレを起こすより先に、企業収益の低下から消費者心理悪化をもたらしました。
これが日本の現実。日本にとってのグローバル化ということですね。
一方、世界では資源価格高騰からインフレ懸念が急速に出てきています。
特に自国通貨安がもっとも顕著なドル(長期通貨インデックスで円にも負けた)のアメリカと、通貨政策で安価に固定されている中国元は、インフレ対策が苦しいはずです。


3)中国、外銀買い進む
中国が政府主導で、外国の銀行を買いあさっています。


以下、ドルの行方への妄想。
アメリカの住宅市場は悪い!
住宅担保の過剰消費は大きく落ち込み、米景気は悪化。FRBは金利を下げる。
それを見込まれてドルが落ちている。
ドル安は輸出に有利で、国内の自動車市場でも有利になるが、原油高、ガソリン高を後押ししてしまい、内需は落ちる。

アジア各国は米国へ輸出しドルを稼ぎ、経済的な強さを手に入れた。
自立可能と仮定すると、大きな輸出先を失うのは痛手でも、崩壊まではしない。
そんな自立可能な経済圏が増えたので、逆にドルが機軸通貨でなくても良くなった。

アメリカはドルが安くなっても製造業が弱く輸出余力は弱い。
それでも割高になる製品輸入は減るだろう。
ドル安はアメリカの優良企業の競争力を強め業績を伸ばすだろう。
さらにドル安はダウ、ナスダック上場の世界的企業の株価を相対的に割安にさせる。
内需動向しだいだが、NY株は案外落ちない可能性がある。(今も案外強い)

しかしドル離れが深刻になり債券まで売られ市場金利が急上昇すれば、ただではすまない。
アメリカの財政自体が立ち行かなくなる。
ただこの行き先は世界が承知しているので、為替相場でドルが売られるほど、ドル債は売られないかもしれない。むしろ対自国通貨で割安なドル債は堅調になる。(これも最近の動きだ)
アメリカの巨額な赤字=世界の巨大な資金余剰を受け止める大きな投資先そのものがない。

ドルはすでに長期的に下落しているが、さらに下落し、逆に今の新興国が豊かになれば、労働コストが接近し、アメリカ企業は海外に工場を作らなくなり、逆に豊富な移民を労働力に世界の工場へ復帰する日がくるかもしれない・・・だいぶ先の話であり、それには相当のドルの下落の代償が必要でしょうが。

通貨の価値は、=国力なので、アメリカの面子。
実質的な軍事力(=経済力)をどこまで縮小させらるかがポイントだろう。
アメリカが覇権主義を捨て、身の丈に戻ろうとするのが、後退のようでも、ドルの信認回復に一番の近道かもしれない。

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November 14, 2007

ISK/JPY アイスランドクローナが対円で

高金利で名高いアイスランド・クローナが対円で取引できるようになりました。
コストパフォーフォーマンスはどうでしょうか?

まず
ユーロ/イスクは88円で407円のスワップだから、
1万通貨なら88万で407円*365日=148555円で
スワップ利回り16.8%

イスク/円は1.8円で6円
1万通貨で1.8万で6円*365日=2190円なら
利回り12.1%。


以上の計算間違ってます?(汗・・・

政策金利はユーロ圏で4%、日本は0.5%だから明らかに逆転している。
これは流動性が低いので、インターバンクの提示レートが低いのが理由でしょうか?

またこれも流動性のせいだと思うのですが、スプレッドも150pと高い。
これならユーロ/イスクのままの方が良いでしょうか?

私の計算、間違っていたら教えてくださいね。

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November 02, 2007

コーン空売り失敗から考える、フェンダメンタル投資の罠

商品先物を始めてから1年になりますが、難しさを実感しています。
先物など投機の類は慣れていて、去年は初めて2ヶ月でさっさと利益を出し、どうだ、と威張ったのですが、今年は損失。
その最大の原因がコーン(とうもろこし)の空売りでした。
4月4日に08/03限を26220円で売りました。

売りの根拠は
1)テクニカルで上値から押して崩落間近、に見えた。
4月からの日足でみれば、とてもそうは思えませんが、週足で見てください。
3月に高値を取って、一段下げ。そこまで1年で倍の急騰をしているのだから、もみ合いを弱気を見たのです。

2)商品は需給が全て!米農家大生産拡大
コーンに高値がつき、世界最大の生産拠点であるアメリカの農家は目一杯作付けを増やしました。供給増で下落です、と考えた。
世界が懸念していたのは、ラニャーニャなどの異常気象での不作ですが、私は不作はないと読みました。
またあったとしてもすでにその水準は織り込んだと見た。

3)エタノール需要はより安価な粗糖に移る
エタノール需要は短期的には足りているし、長期的にはより安価な粗糖に移ると考えました。

4)今の日本の値段は、世界基準となるシカゴ先物より割高。いずれ修正が来る。

以上が根拠ですが。
結果、コーンは大豊作で、ファンダメンタルな私の予想は当たりましたが、実際は今日31990円で600円近い引かされです。

なんでロスカットしなかったかというと、逆説めきますが、豊作予想が崩れなかったから。
豊作なんだからいつか下がる。
きっと下がる・・・と思い続けて持ち続けて、他の商品での儲けを飛ばして余りを出す評価損。

読みは当たっても相場に負けちゃダメなんです。

豊作でも需要は旺盛ですし、日本の割高が修正されないのは、アメリカから日本に運ぶ船値(バルチック海運指数)がそれ以上に高騰してるからでしょう。
これは読めなかったなぁ・・・

ともかく相場は理屈じゃない。
最初は理屈で考えるものですが、値動きがアゲインストなら諦める。
値動き、その時点でのpriceがすべてです。
この基本を忘れてはダメですね。
勉強になりました。

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October 01, 2007

金融商品取引法開