マスターズ・オブ・ホラー@シリーズ1
世界から選りすぐられた監督13人が60分の短編映画で恐怖を競うオムニバスです。
なんと言っても注目は、最近、タイム誌の選んだホラー映画ベスト25にも選ばれた三池崇史監督の「インプリント-ぼっけえ、きょうていー@岩井志麻子原作」
規約の緩い全米ケーブルテレビでの放送コードにすら引っかかるという凄まじさはある意味勲章ですが、グロ描写が激しすぎて私の好みではない。
拷問場面は確かに一見の価値ありですが、すでに原作は読んでいて、ストーリーは知っていましたから、結末の驚きもなかったのが評価しきれない遠因かもしれません。
個人的に好きなのは、ドン・コスカレリの「ムーン・フェイス」
サバイバルに取り付かれた夫の話しと、それに鍛えられた奥さんが偶然遭遇した殺人鬼相手の奮闘がフラッシュバックで交互に語られるのですが、感動しました(笑
ホラー映画で感動したのは、どんな時でもSurvivalすることが、私の関心あるテーマだからでしょう。
後は順当に巨匠達の作品は手堅くハイレベルにまとまっています。
ダリオ・アルジェントの「ジェニファー」は、最初の段階で結末まで予想できますが、それでも特異なエロス描写に引き込まれますし、ラリー・コーエンの「ハンティング」も、いかにもラリー・コーエンだなぁ、という捻りが効いています。
トビー・フーパーも、彼らしいファンキーさで、「ダンス・オブ・ザ・デッド」を躍らせます。もう結構な年だと思うのですが、老け込んでないですね。
ジョー・ダンテの「ゾンビの帰還」も訴えるメッセージが良かった。
最近、この人政治づいてますか?
でもゾンビの気持ちが良く分ったよ。
好きなJ・カーペンターの作品は「世界の終わり」
傑作「マウス・オブ・マッドネス」は1編のホラー小説が世界を侵食する話でしたが、これは失われたホラー映画が見た人を破滅させるというストーリーで、この人のObsession.
自分の虚構で世界を変えたいという妄執が良くでていました。
映画が世界を破滅させるとこは、「フリッカー、あるいは映画の魔@セオドア・ローザック」も思わせましたね。












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