二次元キャラは家庭生活の夢を見るか?

September 16, 2009

【人類は】 抱き枕が恋人で何が悪いのか? 【安易さを目指すんだよ】

NYタイムズで、抱き枕が恋人という日本人が気味悪がられているようですが、大きなお世話です。

まずその非難の要因の一つに、拒まれることのない二次元画像への恋愛感情は安易であるということですが、人の文明はすべからく安易さ、便利さを指向します。
真夏の炎天下、凍てつく真冬、豪雨の中で家族四人分の食料品、日用消耗品を買いに行くのにクルマがあれば便利です。
たかが1キロかそこらの距離でも大量の荷物になりますからね。
その他、エアコン、全自動洗濯機、スイッチ一つで湯温に水量までキッチリ沸くお風呂などなど、すべからく人の生み出す文明の利器は便利さを追求します。
風呂一つでも、今さら川から水を汲んできて薪で沸かすわけにはいきません。

いや、恋愛は単に利便性で評価するものではなく、魂の問題なのだ、というは正論ですが、現実に欲得抜きの魂のレベルで愛し合える夫婦恋人はどの位いるのか?
結婚しても離婚する、仮面夫婦になる、DVがあり浮気があり、味もそっけもない夫婦になる方々大勢いるのが実際です。
それだけならまだしも夫婦恋人間での刃傷沙汰から罵りあい、果ては保険を掛けての殺し合い、統計上もすべての殺人傷害事件で夫婦恋人間のそれは高い割合を占めていたはず。
こうして悪い例ばかりだして、もう人間相手の恋愛なんて止めよう!なんて言っているんじゃないんですよ。
みんなが良い伴侶を得て幸せになるのは素晴らしいことです。
でもそれは困難だ、ということです。
そして困難なモノに対して代替えするものがあって何が悪いのか?

第二に萌え画像相手に性欲を感じるのは気色悪いということがあるようです。
これには理論的な飛躍があります。
まず性欲そのものは否定されるものではありませんね。
それが生身の女性でなく、画像に対すると珍奇に思える。
ポイントはココです。
性欲は悪くない。
でも対象が異様に感じる。
ただ異様に感じるものを深い考察もなく否定するのは、後年バカの代表となることが多いのは、歴史の教える処です。(これがワカランという人はアート、文学、革新的な音楽が誕生した時の、権威筋の反応の歴史を学んで下さい)

我々男性は魅力的な女性も見るたびに性欲は感じますが、それが果たされることはほとんどありません。
またイチイチ果たされていたら今度は性病の蔓延、社会秩序の混乱を招くでしょう。
その安全なセーフティネットとして二次元画像があってそれが枕になっていて何が悪いのか?
抱き枕より体育会で頻発する集団強姦が良いとは思えないし、不倫や風俗店での遊び、痴漢行為などがより良いとも思えませんが如何でしょうか?

さらにそんなことには男性として逞しさがない、なんていう意見もあるようですが、女性に対して逞しい人はより社会に貢献しているのでしょうか?

確かにかつては「女遊びは男の甲斐性」、なんて言葉があった。
今、そんなことを言うと大変ですが、社会的な成功者、経済的強者が、より性的な自由を得ているのは世間的な常識です。
でも個人的な見聞の範囲では、それは原因と結果の混同です。
社会的、経済的に成功すると自然、女性とそういう関係になり易い機会が増える。逆に失敗するとせっかく得た恋人、夫婦間も破綻することが多い。

社会を支える仕事、勉学への逞しさと、女性に対する積極性にそれほどの相関は感じません。
むしろ社会的な成功者は仕事熱心な方が多く、女性関係に放縦なことが、=甲斐性、社会的貢献度の高さ、とも思えません。

ま、そういうことを個人的は感じます。

ps
2ちゃんねるスレッドからの印象的な書き込み
「おれ抱き枕のために働くんだ。一人暮らしする」
「日曜だけど今日も日中だけ働く。抱き枕のために」
私も日曜、仕事だったので、少し共感するとこありました。

確かに一人暮らしじゃないと持てないよね。
抱き枕はさ。
でもこれで幸せならイイジャン。
何が悪いの?
近代市民社会の要諦の一つは、他者に迷惑を掛けない範囲での個人的な幸福の追求でしょ。だからロリコンはいけませんよ。でも二次元=ロリコンでもないんだけどね。ただ可愛らしい、無垢な存在と愛でたいというなら、これ以上ピュアな感情もないでしょう。

この記事のもう一つの嫌な点は、あなたがたは、現実の女性に相手にされないんでしょ、という上から目線の嘲笑だよね。
そりゃNYタイムズの記者なら女性に不自由はしないでしょう、と嫌味の一つも言いたくなります。
でも誰もがNYタイムズの記者にはなれない。
なれるのはあなた方のような優秀な方々だけでしょうが、書いても読んでくれる優秀でない人がいないと新聞も売れなくなりますね。
具体的な悪影響の根拠もなく、他者を罪する記事は如何なものか?

今こそ新聞記者の深い見識を問いたいと思います(キリッ

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July 10, 2009

寅さんは何を愛したのか?@二次元キャラは家庭生活の夢をみるか? 二回目

最も日本人に愛された映画、「男はつらいよ」
主人公の寅さんは、多くの恋をしますがいずれも実りません。
中には女性に思われることもありますが、逃げ出します
では寅さんにとって幾多の恋はまったく無駄なものだったのでしょうか?

最近流行りの実績主義だったら無駄だったということになるんでしょうが、寅さんは恋をしている間、非常に幸せそうでした。
もし寅さんに恋なかりせんば、とても寂しい人生だったと思います。
寅さんは実態としての恋でなく、ロマン、感性と想像の世界に喜びを見出していたのです。

話が飛ぶようですが、近代になり最も大きな社会変化の一つに女性の社会進出があります。
女性たちは牛や馬より少しマシな地位から(あるいはバルコニーで語らう姫君から)現実の世界へやって来ました。

お伽噺の王子様が恋する姫君は、大切にされる一方で厳しい現実から隔離された存在でしたが、今の女性たちは男性と伍して現実と戦っています。
それはそれで素晴らしいことです。
でもあまりに身近になりすぎて神秘性は失った。

何も女性の社会進出が悪いことだと言っているのではないですよ。
私はしっかりと勉強し働く女性が好きです。
ホントです。上記、大事な事なので二度読んでください。

女性の地位向上は素晴らしい文句のつけようのない、人類が明日を切り開く上で絶対になくてはならない変化ですが、どんな良いことにも裏側はあるのです。
女性が対等の「現実の世界」に入って来たことにより男性は夢を持ちがたくなった。
特に日本ではバブル期頃からいささか女性優遇のきらいが行き過ぎた。
我ままになり過ぎた一部の女性たちに、男性が幾ばくかの失望を味わったのは確かです。

でも恋をしたいという願望は残った。
寅さんと同じ肉欲を伴わない純潔な恋です。(肉欲はAVで使います。肉欲と恋は別物です)
純粋な汚れなき者を愛でたいという気持ちです。
そんな男性たちのうちの誰かが最初に思ったのです。
木之本さくらは可愛いな、と。
それがたまたまインターネットの時代と重なり、そう思っているのは自分だけではないと分かった。

かつてキプロスの王、ピュグマリオンは傑出した出来の彫刻像に恋をしました。
その時代では鑑賞に耐える偶像は王にしか手に入らなかった。
それが工業化された世界では誰にでも手に出来るようになった。
彼女たちは音声をともないストーリーの中で動く。
優れた著者により考え抜かれた抜群のストーリーです。
恋をする時、その半分はキャラクターに付随するストーリーにするものです。
リアル世界での有名人がモテルのは、そのストーリーがあるからです。

私は現代の二次元萌えは、想像力の余地が乏しくなった現実の世界に対するエネルギーの放出だと思う。

おそらく二次元萌えの人の感性は鋭敏で豊かです。
でなければただの絵に惹かれることはないでしょう。

だからどうか女性たちのみなさん。
ヲタクをキモイと言わないように(笑
彼らは想像上の姫君に恋する現代の騎士なのです(←イヤ、ホントだから)

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June 08, 2009

二次元キャラは家庭生活の夢を見るか? 第一回:萌えキャラ趣味は堅牢な性質を持つ

相変わらず萌えてます。
果たしてこの病が癒える日は来るのでしょうか?
最近加わったお気に入りはランカ・リーで・・・ということは置いておいて、最初に「綾波萌え、症状悪化」なんて記事書いていた時は、どうせ一過性。シャレのつもりだったのですが、あれから2年以上。
一過性どころかこの趣味、深まるばかりです。

私は結婚後、家庭を持ってから綾波レイを知ったのですが、最近、もし綾波レイを知ったのが、中学や高校時代だったらどうか?という事を考えました。
ホントウに二次元嫁、なんてことになっていたのか?
二次元の嫁なんて、最初に聞いた時は、本田透さんのように、ライターとか特別な仕事をして人だから言えること、と思っていたんですが、考えると萌え趣味は趣味として非常に堅牢な性格を備えているんですね。

まず人が一つの趣味を失くすって時はどんな時かと思い返すと、私の場合失くした趣味としてテニスがあります。
20代から30代の始めにかけてテニス、非常に熱心にやっていた趣味でした。
でも今はやってない。
何故、一つの趣味として燃えていたテニスをやらなくなったかというと、体力的に続かなくなったから。
正確に言うと、「生活の中で出来るテニスへの体力」なんですけどね。
テニス自体なら出来る(下手だけど)
でも仕事を終えてからコートに出かけていたんですが、30代の中頃からそれが億劫になった。
夕食も取らずにコートに行き、走り回る予備体力はなくなった。
それでやらなくなっていった。
ボクシングのジム通いもそうしてなくなりました。

萌えキャラ趣味は体力、一切要りませんね。
体力的な限界から萌えキャラ趣味がなくなるということはないわけです。

それから萌えキャラ趣味は時間がなくても出来る。
三次元の恋愛はどうしても時間が掛かります。
人間同士なんだから仕方が無い。
でも朝早くから夜遅くまで仕事をして、さらには休日も色々拘束されるようになると、中々自由な時間を取るのは難しい。
でも萌えキャラ趣味は一日働いて、夕食を取り、PCの前でまた仕事、という時でもその合間に楽しめる。

わずかな時間、ユーチューブやDVDを楽しみ、フィギュアを眺めてまた即仕事。
使う時間は限りなく小さい。
細切れでOKで、制約もありません。
時間が無くなってこの趣味はヤメタ、って事態もないわけです。

そしてお金も掛からない。
例えば昨今若者が離れた趣味としてクルマが挙げられますが、掛かる費用は問題になりません。
実際、今私が萌え趣味にかけているお金は・・・フィギュア位?
それもそうそう買うものでなし、DVDだってそうは買わない。
買ったとしても金額は知れています。
楽しみは放映されているアニメを観る(CCさくらとしゅごキャラとマクロスF)のが中心でこれは無料です。
クルマ以外でも釣りとかJリーグのサポーターとかスキー、サーフィン、鉄オタ至るまで、萌えキャラ趣味に比べればみな膨大と言ってイイお金が掛かります。
無料ですから、経済的事情でその趣味から離れるってことはない。

そして仲間も入らない。
むしろ人には知られたくない位で、バンドとか囲碁将棋のように一緒にやる人がいないからヤメタってことにもならない。

体力いらず、時間は掛からず、お金も掛からず、他人も必要としない。
これほど手軽な趣味はないということは、その性格として堅牢であり、ヤメルきっかけは起こり難いってことです。
となると続いてしまったら、二次元嫁への可能性は残るのか?
男性の5%・・・いや1%以下でも二次元嫁は家庭生活の夢を見るのか?

というわけでシリーズ化します。
続くかどうかは分らないけどね。

第二回は「寅さんの発言より考察する男性にとっての恋愛の本質」
です。
お楽しみに・・・って誰もこんな電波記事は楽しみになんかしてないと思うけどね

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