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October 2014

October 30, 2014

変身 フランツ・カフカ@怪物はザムザでなく、我々なのだという暗黒

家族の為に真面目に働いていたセールスマンが、ある朝起きたら巨大な毒虫になっていたという不条理な恐怖を描き、後の文学から、芸術全般、映画からテレビ番組に至るまで、巨大な影響を与えた作品です。

カフカと映画やテレビの関連というのは、あまり聞いたことないかもしれませんが、最近、某有名大学の学生にカフカと言ったら作品を読んだことがない以前に、名前すらしなかったので、あえてサルトルやらカミュに実存主義文学の先駆と賞賛されたなんて話は止しときます。
ただこの人の提示した不条理な恐怖は、後にTV番組としてはアメリカで「トワイライト・ゾーン」日本では「ウラトラQ」やら「世にも奇妙な物語」などとして、作家でもリチャード・マシスンやら筒井康隆などに霊感を与えています。
ま、ともかくスッゴイ作家であり、作品だということです。

さて、もし貴方が朝起きたら巨大な虫になっていたらどうでしょう。
職場には行けませんよね。
結果、仕事も出来ませんから、もう家族に経済的な貢献は出来ません。
虫になったら姿も不気味なんで、貴方自身の気持ちはそのままでも、周りの人間からは驚かれ疎まれます。
この小説のザムザさんも、家族から驚かれ、次第に疎まれるようになります。
でも変わっているのは姿だけで、心はそのまま、家族思いのお兄さんなんです。

もし姿と一緒に心まで毒虫に変身して、家族を襲い出したのなら、嫌われ攻撃されても仕方ないですが、気持ちは家族思いのままなのが悲劇でした。

この小説の恐ろしさは、一夜にしてこれと言った理由もなく、自分の姿が変わってしまうという不条理にあるとされているのですが、どうでしょう。
我々は経済的な利得で人を判断するな、と教えられます。
金持ちだから優遇するな。
貧乏人だから差別をするな。
でもこの小説では、経済的な貢献が出来なくなったということからザムザは貶められます。
また我々は姿形で人を差別するな、とも言われます。
美人(イケメン)に甘く、ブス(ブサメン)に冷たくしないように(笑
もしそれが甚だしければ貴方の人間性が疑われます。

かつてキング牧師はワシントン大行進での演説でこう言いました
I have a dream that my four little children will one day live in a nation where they will not be judged by colow of their skin but by the content of their Character.
肌の色で人が判断されるのではなく、人柄で判断される世の中になるのが私の夢だと。
その通りですよね。
虫になったからと言って優しく責任感のあるお兄さんを邪険に扱うのは酷い話です。

でもそうするのが人間なんじゃないか、というのが、この小説での顛末です。
金で判断するな。美醜で人を判断するな、なんて言われるけど、結局それはみんな綺麗ごと。
大事にされたかったら金を持ってくるか、綺麗でいるかどっちかだ、なんてことが結論になっています。

そんな人間の暗黒面が赤裸々にさらされているから、この小説は怖いんですね。
怪物は虫となったザムザでなく、我々、普通の人間の内面ってわけです。

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October 26, 2014

クラシコ2014 サンチャゴ・ベルナベウ@時は移り、人は代わる

私はいつも一番美味しい処(緊張の煮詰まった試合)のみ食べたい方なので、1つのチームのレギュラーシーズンを追うことはなかった。
それが変わったのが、という記事。
2008年9月25日に書いたレギュラー・シーズンでも見るべきかも? 美しいサッカー、FCバルセロナ
この前からCLやらクラシコは観ているのだけれど、この日からバルセロナの試合はほとんど観ていることになる。
すると主要メンバーに慣れ親しんでしまって、面子が変わるとなんだか寂しくなる。
去年のバルセロナ、クオリティ低かったよね。
何故かと言えばシャビに陰りが出始めたからだ。
そして囁かれた移籍の噂はWカップでの大敗を含めて色濃くなった。
シャビのいないバルサか。
それで噛みつき男のスアレスが入ってくるバルサ・・・
レアルに宗旨替えしようかなあと思ったら、レアルからはディ・マリアが抜けた!
なんてこったい、シャビ・アロンソが抜けたのはまだ理解出来た。
グアルディオラのやりたいサッカーって、長距離砲と縦のスピードのあるバルセロナでしょ。
長いフィードが出せるシャビ・アロンソは必須要素だ。
でもディ・マリアまで抜けたらレアルは誰がCロナまでボールを運ぶのか?
ディ・マリアは良い選手だよねえ。
Cロナとかメッシって良い選手って範疇を超えちゃってるでしょ。
その点、ディ・マリアは素晴らしい選手という客観的な評価対象に留まってくれる分だけ親しみがわく。
懸命に走り、ボールをキープ出来れば、パスも出せる。
Cロナに遠慮しなければ決定力もある。
守備でも実に献身的だ。
そんなディ・マリアのいないレアルなんて観る価値あるのか?
ㇵメスが入る?
あの日本戦でやたら張り切った奴?
あんまり観たくないなあ・・・別に含む処があるわけじゃないですが、最初の印象が悪すぎる←含んでんじゃん(笑

ま、そんなこんなでしたが、シーズンが始まってみればレアルはやっぱり3トップの鋭さとスピードはスペクタクルだし、バルサだってキーパーがバルデスじゃないのは寂しいけど、勝ってるじゃん、ということで、今回も前煽り番組から視聴。
試合内容はミッド・ウィークでCL戦ったせいか、期待したほどスピーディじゃなかったですが、スアレスはビックリするほど馴染んでいたし、ㇵメスはやっぱりセンス良いよね。
悪い記憶が薄れてくれば、素直に良いと思えるかも。
スアレスが良い子になっているのはイブラヒモビッチを思い起させました。
やっぱバルサ文化って凄いよね。
チームに入ると、どんな悪童も優等生に早変わり。
素晴らしい。
結果、レアル3-1の勝ちでしたが、私もそんなモノだろうと思っていました。

バルサはリーガ無得点無敗といってもツキがあったよね。
その点、レアルの特に攻撃陣は本気で凄味があるよ。

みんながバルサ有利という予想をしていたけど理解出来なかった。

次のクラシコはホントにキレのある試合を見せてください。

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October 24, 2014

ウフィツィ美術展 黄金のルネッサンスに感じる欧州人の深き不信の影

歌は世に連れと言いますけど、個人で書いているブログも書き手に連れ。
人は時と共に変わりますから、傾向も変わって当然なんでしょうが、始めた当初は多かった美術展ネタ、最近は随分減っています。
何故か?
はっきり言いますが、最近は日本にあまり良い絵が来てません。
より厳密に言えば超1流が来ていない。
美術展の前宣伝があれば期待するのですが、え、こんなモノなの?という展覧会が多い。
昔、というか震災前の展覧会は、今振り返ると凄かったですよ。

欧州人は礼儀を知ってますし、利口なので決して口にしませんが、はやり日本の安全に茫漠たる不安感があるのではないか?
そうでなければ経済的に苦しい欧州が、幾らでも金になる(そしてどこよりも入念に注意深く作品を扱う日本に)貸さないわけがない。

ま、それでも私にとってウフィツィの名前は特別なんで、先週の日曜に行ってまいりました。
上野駅で迷って忍ばず口から出て、エレベーターで上がると上野の森美術館で開催中のボストン美術館の行列が凄い!
やっぱみなさん分かってらっしゃる。
欧州人よりアメリカ人の方が、作品ホイホイ貸してくれるよね(この辺にリスク許容度の民族性の違いがある。欧州の保守性と米国のリスクテイク性向)
アメリカ様には、今度のホイッスラー展も期待してます。

ま、そんな行列を横目に見て、ウフィツィ美術館黄金のルネサンス展は東京都美術館ですが、好天の日曜だったのに行列はまったくなし!
その分、余裕で観れる観れる。
パラスとケンタウロスの前だって、絵の直前でゆっくり見られる。

結果、、期待が薄かった分、まあまあ満足かな。
一番印象的だったのは、ドメニコ・ギルランダイオの「聖ステファヌス、聖ヤコブ、聖ペテロ」で、その色彩の鮮やかさは、今にも通じるイタリア美学そのもの。
個人的にルネサンス大好きという点は割り引いてもらわないといけませんが、名前の割には良品が揃ったのでは。
ま、図録を買うほどではなかったですけどね。
音声案内も終始落ちつた解説で好感度でした。

鑑賞後はうらうら歩いて上野の玄品ふぐで昼食。
昼間からやっているふぐ屋は貴重だよね。
12時に入った時は私以外の客は閑散としていましたが、ゆっくり食事を終える頃にはほぼ満席となっていました。
ひれ酒を呑んで気分もほぐれるし、フルコースだと時間も潰せるし、肉よりヘルシーな感じだし、ふぐ屋は私のような慌て者でも一時、落ち着けるのでありがたい。

それにしてもこの調子で美術展のレベル低下が進んでいくと、貴重な楽しみがなくなるなあ。
さすがに私、萌え関係のイベントは行かないので、美術展が低調になると休みの日に行く処がない。

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October 19, 2014

ゴロフキンはフロイド・メイと究極の矛盾決着をつけよ&ドネアとウォータース戦

ノニト・ドネアvsニコラス・ウォータース WBAフェザー級統一戦
試合が決まった時から、危険な匂いはしていたのですが、やはりドネアはリゴンドー戦で何か大切な、自らを特別な地位に引き上げる魔法の力を失っていたのかもしれません。
試合はご覧になった通り、最初のスリップ・ダウンの時点でイエローシグナルでしたよね。
確かにあれは当たってないパンチだったけど、相手のパワーに圧倒されていなければ、超一流のボクサーがバランスを失うことなんてありえない。
スリップは後の展開の予言のようなモノでした。

ドネアのパンチは充分に切れていたよう感じたし、当たれば効いてもいたけど、結局、ウォータースの樫の木で直接叩いてくるようような容赦のない堅さと力の前に粉砕された。
今日のドネアは確かにファザー級に通用しなかったけれど、リゴンドー戦の前のドネアだったらどうだったのか?
通用したのではないか?
その力はリゴンドーに奪われたのか、魔法のタイム・リミットが来ていたのか?
今となっては知るよしもないですが、試合終了後に感じたのは、ただボクシングは非情であり、残酷なスポーツだと言うことです。
今後はウォータースのファザー級での活躍とドネアのスーパー・バンタムでの復活を期待しておきましょう。


ゲンナディ・ゴロフキンvsマルコ・アントニオ・ルビオ WBAミドル級TM
前の試合で、殴り合いは体格である体力であるという実も蓋もない結論が出たような気がして、なんとなく気落ちしていたのですが、ゴロフキンさんは笑顔のままあっさりそれを覆しました。

過去51KOを誇るルビオは、計量もオーバーしている上、骨格もゴルフキンより二階級位デカイ。
それでも1R早々あのゴロフキンと試合になると必ず相手がする表情(パンチの威力へのビックリ顔)をさせられる。
で、2Rで豪快に倒される。
試合前にはゴロフキン自身が、今回は判定まで考えてるよ、って言っていたのにあっさり12連続KO防衛、史上3位の記録を伸ばした。

ゴロフキン、これからコット戦やアルバレス戦の可能性があるようですが、この調子だと簡単に勝てるような気しかしない。
やっぱり最後はフロイド・メイウェザーと究極の矛盾対決。
最強の攻撃力(矛)と最強のディフェンス力(盾)、激突したらどうなるか?
今やこれこそファンの望む究極の戦いでしょう。
みなさん、どちらが勝つと思います(笑
オレは・・・・分かんないや。
ゴロフキンにメイは吹っ飛ばされる?
いやいや、あのメイだよ。
延々空振り12R凌ぐかも?
じゃ絶対、メイは逃げ切れる?
いやいやみんなが驚くゴロさんのパンチ、一発当たれば時空間の支配者の動きも止まるかも
だから本気で分からない・・・
それでもゴロフキンとメイウェザーの二人は、互いにこの相手以外だと負ける気がしないのは確か。

どうしてもどっちかに100万円掛けろと言われたら、ゴロフキンに掛ける。
メイの対戦相手に掛ける始めての気持ちになるね。

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October 18, 2014

津軽  太宰治@ラストのたけの描写には唸らざる得ない

斜陽を読んで、改めて凄い作家だと認識を新たにして、今、安吾と太宰がマイブームです。
堕落論、桜の森の満開の下、などを読了していますが、今回の記事はこの津軽

題名通り太宰が自分の出身地、津軽地方を旅しながら、場所場所ごとに友人たちと歓談するという展開で話が進むのですが、練達のまさに津軽の雪解け水を飲むような、さらさらとした喉ごしで腑に落ちていく文章から展開される津軽地方の自然と人間の描写は秀逸ですが、どうもなと思わせるのが、津軽地方の歴史的経緯を説明する為に挟まれる古文書は読みにくい。
文学的な価値も効果もあるとは感じられない。
ま、太宰の中では中堅作品だからこんなモノかなと思いながら行きつくラスト。

あのたけという女性の描写には唸らざる得ない。
巨匠と言われる画家の肖像画も恐ろしいものですが、文豪の人物造形力も恐ろしい水準です。
およそ小説という表現形式で、沈黙の中に人の姿をありありと生き生きと描きだせる技がこの世に存在するとは思わなかったよ。
結局、津軽というのは、つまる処たけだったのではないか?
たけは津軽の化身である、というのが、太宰自身すら意図してなかった結末だったのではないだろうか?
あの朴訥、言葉の少なさ、粗野と紙一重の高貴に息づく北の野生。
素晴らしく胸に迫るシーンでした。

なんだかすっかり青空文庫ばかり読んでいて最近小説、買ってない。
でも読んでみるとスゲエんだよな。
桜の森の満開の下なんて、極限のホラー小説はもうこの時点で書かれていたんじゃん、というそら恐ろしさ。
現代の作家は、こんな怪物連中と競って小説買わせないとならないんだから、大変だわさ。

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October 15, 2014

サーキットでテーマを持って走ろうとした時に見えた共通点と対策

サーキットはただ漫然と走っていてもダメだ。
巧くはなりたいけど、そんなにしょっちゅう走れるものでもないですしね。

そこで私が心掛けたのが「テーマを持って走る」、ということです。
もっとタイムを縮める為には、何が問題なのか?
それを考えた処、見つかったのが高速コーナーの走りでした。
高速コーナーはその名の通り、スピードが出せる大きなRのコーナー(100キロ以上で旋回するコーナーとします)ですが、ここで私はアクセルが踏み切れてない。
コーナリング中、すでにスピードが出ていることに対して甘えがある。
その証拠に高速コーナーの出口で、自由にラインが取れてしまう。
高速コーナーを目一杯のスピードで回っていれば、出口ではアウトに持っていかれる以外にラインなんて取りようがないはずです。
それがコーナーを出てからのストレートで、真ん中を走れているようじゃダメだ。

それならどうするかと言えばブレーキングを残して侵入した後、トレーリングスロットルで車体を安定させたら、ともかく踏めるだけ踏んで行く。
当然クルマは外に出たがりますが、そこはギリギリにコントロールして行く。

もう一つはネオバやディレッアのグリップをブレーキングで使い切ってないのではないか、ということです。
以前のコンチネンタルでならグリップレベルが低かったので、ABSが効くまで余裕で使えた。
それがハイグリップタイヤになってどうか?
気が付くとネオバ、ディレッアに変えてからABSのキックをあまり感じてない。
ストレートでアクセルを踏み切れば場所によっては200キロ手前まで速度上がっているので、ハイグリップタイヤを限界まで使うフル・ブレーキングに恐れが出ている。

結局、ポテンシャルを使い切れてないってことです。
もっと一気に、山野哲也さんがやったように、タッチは柔らかいんだけど断固として蹴飛ばすように。
ネオバでもディレッアでもABSの蹴り返しをどんどん感じられるように踏み切れないようではダメだ。

さて以上の二点がテーマでしたが、この二点には共通点がありますよね。
そう、ともに怖いということです。
私はスピードに恐怖なんて感じない、なんて偉そうに書いてましたが、なんのことはない、怖いからアクセルもブレーキも踏み切れなかったということです。

ということをテーマに先日走ってきたんですが、初めてタイムが伸びなかった・・・
ちゃんとブレーキングポイントも確立していたし、高速コーナーではかなりタイヤも鳴いていた、ということは結構ドリフト状態だったのにダメだった。
高速コーナーの出口でもちゃんと外側まで持って行かれる状態だったのに、速いクルマにはピッタリ背後を取られていた。
何故だ?
ポイントはエアコンが教えてくれているんだな。
先日ベストタイムを出した時は、夏で暑くて私はエアコン掛けっぱなしで走っていた。(軟弱なんです)
でもタイムは出た。
今回も後半暑くなって使ってしまった。
その時もタイムは落ちていない
ということは、私の運転はまだまだ無駄が多く、エアコンでロスする位、誤差の範囲になってしまう程度の運転なんだ。

サーキットを速く走れるということは、ドライヴィングの無駄をどの位削ぎ落とせているか、ということでもあります。
結局、もっと乗れってことだよね。
でもサーキットってそんなに走れないのが厳しいよね。
ゴルフの打ちっぱなし位、とは言わないから、ゴルフ場に行く位の難易度で走れたら進歩もすると思うのだけれど・・・
壁にぶつかった、なんて言ったらホントに走り込んでいる人に失礼だよね。
なにせまだサーキット経験9回目なんだからさ。

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October 12, 2014

長期停滞論下でインデックス・ファンド、ドルコスト平均法は有効か?№2

本日は前回書いたローレンス・サマーズの長期停滞論下でのインデックス・ファンド投資法は有効かという記事の続編となります。

実はこの記事、9月のNFP発表の翌日に書きはじめていまして、数字は良好であり、悪かった8月も妥当な上方修正の上、失業率も6年2か月ぶりの水準まで下がり、この分なら賃金の上昇も見込めるでしょう、よってアメリカ経済はOK、ただ今後の世界経済は多少案じています、となってました。

その根拠としては、CRBindexですね。
これだけの異常低金利が続いているのに、商品が下がっている。
中国減速の読みで売られているんでしょうが、世界=中国という訳でもなく、世界の趨勢として商品安=需要、投資の減少ということでしょう。
よって世界経済のファンダメンタルはそれほど強くない。

漂白され、編集されたニュースと違い、数字は世界の現実を伝えて来ます。
9月9日の記事で、今ある最も大きな地政学リスクとして、スコットランド独立問題を取り上げましたが、株価指数先物やFXを見ている人なら選挙前に結果は分かりましたね。
そうFT100もGBPも選挙の二日前から上昇に転じていた。
金融市場を見ていると、後付けの理屈を言い立てることなく世界の趨勢を先読み出来ます。

では弱い商品指標はサマーズの長期停滞論を予言しているのか?
リーマンショック以降、順調に上昇を続けて来た株は上がらなくなるのか?
いやいや債券は高すぎて人々は株を買うしかないという著名HFオーナーがいれば、金利はリスクアセットの重力と言い張る大富豪もいて、どちらを信じれば良いのか?

そもそもインデックス・ファンドをドルコスト平均法で買うというのは、それで一括りになった投資法です。
ひたすら買っていく。
これから上がるだろう、下がるだろうという相場観をいれないのが肝の一つで、
今後は長期停滞するだろうから買うの止めるとか、売ってしまうとなったらインデックス・ファンドの投資法ではあっても、ドルコスト平均法ではなくなる。
それなら先物でまとめて売買すれば良くない、ということです。

どうはするか?
具体的には何を買い、何を売るのか?
1)ハイ・イールド債の新規買いはない(さすがにとっくにしてないですが)
2)リートの新規買いは停止(8月までは海外リートのインデックス・ファンドは買っていました)
リートは何気にイメージとしてHY債以上、株式以下のリスクリターン比率だと思われてますが、私が過去に検証した結果だと、こと海外リートのインデックスと株式市場インデックスだとリートの方がわずかに高い。
上がる時は株式市場のインデックス以上にリートが上昇し、下がる時は株以上に下がる。
ただ米国金利上げでリート壊滅なんてシナリオは考えてない。
買ってしまった分は持っている。
売るなら米国リセッション時の兆候を感じた時ですね。
リスクはあると思いますが、明らかになるのは早くて来年の半ばでしょう。
その頃にははっきりするはずです。
そうなったら積み上げてきたリートの持ち高は調整しないとならない。

またこの処出て来たシナリオでドル独歩高(円では調整していますが、ユーロ、ポンド、オセアニア通貨には強さを保ったままですね)がアメリカ経済に与える影響ですね。
すぐに思いつくのは、米国へのディスインフレ圧力です。
よってドル高と米国金利はバーターとなる。
でも消費主導の米国経済に、輸入物価の低下は悪い話ではない。
ただアノマリーとして考慮するのは6年近く上げっぱなしの株価です。
少し大きな調整があってもおかしくはない。

スミマセン、今日はここまでです。
やっぱり長くなりますね。

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October 10, 2014

THE IDOLM@STER MOVIE輝きの向こう側へ!「シャニ―フェスタ」Blu-ray同梱版@素晴らしい一作だが、問題を提起したい、それは

本日昼前、やっと到着したアイドルマスター劇場版のBD
10/8発売のはずなのに2日遅れの到着とは。
たまこと同封って、やっぱり日本の物流は結構、限界なのか、なんてことまで考えさせられました。

受け取ってビックリなのはお買いになったみなさんと同じ。
デカイ!
なんだこれ、本来はBD一枚の商品のはずなのに、ひらすらデカイ。
梱包を解くとDVD二枚にCD一枚。別途包装のDVDも一枚付。
さらにB5サイズのムック本230pにビジュアルコレクション60pが付いていて、その大きさのBOXになっているからとてもDVDとは思えない大きさと重量。

で、昼休みに観はじめたんですが、2時間の映画、当然、最後まで観られるわけもなく、夏合宿の処からすっ飛ばしてライブシーンへ。
登場する場面から、もうエヴァンゲリオンが出て来てもOKというクオリティの映像は、歌が始まると、ステージを飛び回るようなカメラワークが意識され現実のライブでは不可能な技故、その分夢幻的で感動出来ました。
夕食に帰ってから、PC仕事の傍らで今も点いているんですが、文句のない出来ですね。
ただ言いたい。
やっぱりこのままではラブライブに負けるかもしれないということを。
私はアイマス派で、ラブライブはキャラデザインがオールドファッションに感じて一期は放映途中から観なくなっていた。
それから評価が高いので一期はレンタルで、二期は放映分全部観たんですが、今でも録画したDVDはあれど、購入したDVDはない。
でも観るとストーリーに流れがあって実にオモシロイのだ。

劇場版だからとストーリーに少し力みがあったのだろうか?
もうアイマスに「誰かが落伍しそうになる」→みんなで助ける(主に春香が)というパターンの話はいらない。
美希が竜宮小町でそうなったし、千早も春香もなった。
その中で、圧倒的に感動したのは千早回の「約束」だったが、あの回は何故にあれほど心動かされたのか、といえば、あの歌があったからだろう。
千早が歌えない。
止めて下さいと叫ぶ律子さん。
それを観て思わず駆け出す春香・・・
みんなが駆けつけ歌い出す。
ついに爆発的に声をだす千早!
今思い出しても泣ける展開だったが、この力はあの歌があったからだ。

私は暗い展開、重い展開、嫌いではないが、この映画の後輩助けの展開はちょっと力点の置き方に問題あり、としか思えなかった。

もっと肩の力を抜いて、アニメ版の未放送分に入っていたようなギャグ展開。
放映分のやよい回みたいな感動展開でもよかったし、伊織回みたいなミステリー路線(笑)とかあずさ回みたいなコメディ路線でも良かったんじゃないだろうか。

ま、それでも見所満載だし、この限定版、商品として圧倒的なボリュームとクオリティなのは確かなので8500円は安いよ。

全部観るのにどれくらいかかることやら。
たまこラブストーリーも来ちゃったからね。
だから2日前に送ってくれていればよかったのに・・・
見切れないよ。

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October 09, 2014

サーキットでのボクスター走行写真&レクサスNX300h試乗インプレッション

ボクスターでサーキットを走行中の写真を撮ってもらってました。
ハッキリ言ってカッコイイです(クルマが)
Porsche
以前、別のサーキットで妙齢の美しい女性から、走っている処、スゴクカッコ良かったです、と言われたのですが、まったく本気にしていませんでした(僻み根性が染みついているので)が、
Porsche1
ホントにカッコ良かったんだな(クルマは)

ポルシェは停まっている時より、走行中カッコ良く見えるよう造ってあると聞いたのですが、ホントなのかも。

それからなんだか内装の良いクルマに乗りたくなりレクサスでNX300hを試乗して来ました。
ラルフローレンのパンツにカルバンクラインのシャツで一応気合を入れて乗りこみました。
フレッシュジュースとクッキーを頂き、用意されたNXは乗り込むと、運転席の車高が高く見晴らしが良く、なんだか偉くなった気分(笑
SUV車の運転は初めてなんで新鮮です。
ポルシェ、フェラーリ、マセラティずっと車高の低いクルマだったし、BMWも同カテゴリーの中では低い方がものね。
乗り降りは楽だし、車幅は広いけど、高い処から見下ろすので見切りはつかみやすい。

ブレーキは、極低速では少し回生が強すぎる印象で、若干不自然な感触ですが、慣れれば問題ないでしょう。
目的だったガーネットの内装は素晴らしい。
E87型のBMWの116i
未だにスタイルに惚れこんでいるんで、クルマから離れる時、近づく時、美しいなあと満足しているんですが、内装が地味なんだよね。
なんだかデカダンに行きたい気分。
SUVなのは、今後増えそうなゲリラ豪雨対策です。

ただコッチはクルマ酔いしやすい妻も乗るんで、舟のように搖動する乗り心地はダメですね。
ま、先月ポルシェ契約したばっかりだから止しときましょう。

ps
しかしアイドルマスター劇場版、とうとう今日来なかった。
明日たまこラブストーリーと同日発送ってどうなんだろう。

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October 05, 2014

錦織2週連続V、WOWOWは今すぐ松岡修造と契約を

スポーツは観るのもやるのも好きだ。
こういう性格なので、すぐに御託も並べたくなる。
スポーツにおける戦術論や技術論の本も好きで、ドキュメンタリーも良く読む。

それでも日本代表戦とか日本人選手の試合になると、理論や分析よりともかく勝って、としか思えなくなる。

今日は錦織の楽天ジャパンオープン決勝があった。
普段から世界のボクシング、UFC、リーガを視聴しているWOWOWスポーツ愛好家として、観るなら当然、CMなしのWOWOWで、という処なんだろうが、テレビ東京で観た!
理由は解説に松岡修造が出て来るからで、彼の熱い発言を聞きたかったのだ。
結局、テレビ東京の放映は試合が終わる前の4時でお終い。
そこからはWOWOWに切り替えたのだが、4時までは松岡の発言は熱く真摯でしみじみと胸に迫った。
あの調子で、ラストまで、錦織がコートに横たわり涙にくれた瞬間までやってくれていたら、と思うとかなり残念だ。

日本人選手が世界で戦う時とか、日本代表の試合とかだと、スポーツその物を鑑賞するというより、ずっと身近に、なかば我が事のように感じてしまう。
サッカー日本代表戦も松木安太郎じゃないと楽しみが半減するんだよな@個人的には。
錦織効果で加入者激増らしいWOWOW。
これから世界に飛躍するだろう錦織の戦いをいかに盛りあげるか、ということなら、ここは世界1の錦織ファンである松岡修造と専属解説者として契約するしかないんじゃないの。

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October 02, 2014

10月の萌え事情@高水準のイリヤ、安定のうさぎ、ガルパンの良心&アイマス一番くじで欲しかったモノは

最近、フィギュアも買ってないし、アニメイトでも買うモノが見つからないし、萌え関連は下火気味です@個人的に。

それでも購入した、というか予約していたのが届いたのが
プリズマ・イリヤ・ツヴァイ第1巻:視聴すればやっぱり良品。イリヤはかなり高水準のキャラクターです。これからドンドン良くなるアニメなんで、期待。
放映分から結構、変わってます。というか、一話の出だしBD間違えたかと思った。

ご注文はうさぎ第四巻:安定路線ですね。こちらも全巻予約済です。

ガルパン四巻から六巻まで。
買ってなかったんですが、観ているウチに良くなってきて、とうとう全巻揃えました。
このアニメについてくるOVAは力が入った造りで、なんだか良心というか、製作者側の熱意を感じさせて良いですね。
通してみるキャラ全員に独自の魅力がある。
これならイベントとか行ってもイイわ。

DVD以外では、休日前夜にローソンにふらふら入るのは変わってませんが、(それくらいしかやることがないのが寂しいですが)そしたらアイマスの一番くじがあった。
そしてなんと、前ウエハースに入っていたカードで気に入っていた貴音と千早のクリアファイルがあって、欲しい!
でもオッサンだしクジでかえってフィギュアとか当たっても困るのでオークション!
腰に手をあてて科を造る貴音は、いかにも高い女って感じで良い。
Aima
またクリアファイルホルダーを買わないとな。

こんなとこですね。
後はHDD録画からDVDに落としたハナヤマタ、野崎君、ろこどるを観ています、というか、PC仕事の傍らで掛けてます。
ブリュンヒルデもDVDに落として観はじめたんだけど、もうちょっと予算を掛けて時間も掛ければ、泣ける話好きには相当の作品になったのでは。

映画はストライクとかグダグダとか彗星のとかやってますが、行ってません。
ゆるゆりの長いのが観たいです。
アイマス劇場版が10月8日で、たまこの劇場版が10日発売。
今はこれが楽しみ。
となると、やっぱり萌え関連は下火じゃないかな。

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