« アイドルマスターMOVIE輝きの向こう側へ!@また行くよ | Main | 安室奈美恵TSUKI@彼女が踊れば奇跡は起こる »

January 27, 2014

自助論 S・スマイルズ@てらいのない理想論!人生の指針に

自助論、という題名にピンと来なかったのですが、良い本だ、と紹介されていたので購入して読んでいた処、上げられている例があまりにも古い!
次から次へとみんな古い!
おいおい、コレ何時出版された本なの、と後書きをめくってビックリ!
なんと1858年!に「西国立志編」という題名で出版され、福沢諭吉の「学問のすすめ」と並んで明治の青年たちのベストセラーになった一冊なのでした!
しかし1858年ってなんだよ、という話ですが、文章に関してなら現代語訳されているから大丈夫です。
そして内容は、なんでも甘々になってしまった今の時代に、どこまでも厳しくストイックで、かえって新鮮です。

著者は英国人で、当時の英国国民には、こういう自助の精神があったから七つの海を制したのだ、とされていますし、明治の時代に100万部も売れるような素地があったから、日本は抜群の勢いで近代化を成し遂げたんだろう、とも解釈出来ますね。
個人的に刺さった発言では、
「人間は、読書でなく労働によって自己を完成させる。つまり人間を向上させるのは文学ではなく生活であり、学問でなく行動であり、伝記でなく人間性なのである」なんて言葉です。
私は本を読むのとても好きです。
どちらかというと、働くより本でも読んで暮らしたい、
イイじゃないか、読書は高尚な趣味だろう、他人に迷惑も掛けないし、金も掛からない、なんて思っているとこがあったんで、見事にぶん殴られた感覚ですね。
そう、働くことに比べれば、読書なんで娯楽に過ぎない。
本だけ読んで訳知り顔になったって、そんなことで人間は練磨されることはないのだ。

「安楽で贅沢三昧の生活は、苦難を乗り越える力を与えてくれない。貧苦は決して不幸ではない。苦しみは人を立ち上がらせ、社会との戦いに駆り立てる。
人間の優劣はどれだけ精一杯努力してきたかで決まる。骨身を惜しまず働く以外に、自分を磨き知性を向上させ、ビジネスを成功させる道はない」
当たり前と言えば当たり前の、なんの新鮮味のない話だけど、この本に書かれていると、なんだか深く納得出来る。
著者が本気でそう信じているからだろうな。

明治の青年たちはこういう本を読みながら、激動期にある日本の中で、人生の困難と万一文字に切り結んだんだろうな、なんて思いを馳せると、時代を超えた共感がありました。

ps1
この本が置いてあるのを見て「自助論!」と言って驚いていた長女に、「良い本だぞ」と言った処、自分も読んでいると笑っていました。
意気込みだけは感心であって、親として嬉しかった。

ps2
文庫本もあるけど、こういう本は単行本で買った方がイイです。
教科書の副読本にしてイイんじゃないかな。
仕事で疲れた後に読むと、大変なのは自分だけではないのだ、と思いだせてくれてとても良かったです。

|

« アイドルマスターMOVIE輝きの向こう側へ!@また行くよ | Main | 安室奈美恵TSUKI@彼女が踊れば奇跡は起こる »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 自助論 S・スマイルズ@てらいのない理想論!人生の指針に:

« アイドルマスターMOVIE輝きの向こう側へ!@また行くよ | Main | 安室奈美恵TSUKI@彼女が踊れば奇跡は起こる »