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December 2013

December 31, 2013

桃花林ホテルオークラ東京@最高のインテリアも料理に旧さを感じたのは

グルメ記事をミシュラン店シリーズとしたのは、単に基準線になるモノが欲しかったから。
ミシュラン店ならすべて良し、なんてことはないだろうし、ミシュランなんて関係なしに最高の店があるのは分かっている。

それでもなおかつミシュラン店にこだわって記事を書こうはと思いつつ、前回行った筑紫楼が非常に良かったので、今回は同じくミシュラン星なしだけど名門として名高いホテルオークラの桃花林で、妻と忘年の食事ということで予約。

店内に入ると輝きのインテリアが、気品と艶の両立を成し遂げている。
これが出来るのは大したものであって、席に座っているだけで、客はなんとはなしの満足感を得られる。

それで気が大きくなり26250円の桜、というコースとシャンパンを頼んだ。
一品目、特選盛り合わせ(銘々盛り)は、素晴らしかった。
皿に乗った姿が美しく、料理は美味しく、これは凄いコースなのではあるまいか、と期待が盛り上がったのだが、次の特上フカヒレの姿煮込みが肩すかし。
北京ダックとエビの切り身のせは悪くなかったものの、三品目のあわびの姿煮込みは、冬瓜が勝ち過ぎてあわびが貧相に感じてしまった。
後半は和牛フィレやら伊勢海老やらはヨロシイのだが、凡庸な印象が強く、最後の福建風あんかけ炒飯だけを褒めたい。

総括するとチャイナブルー@コンラッドなんかが出て来ている時代だと、全体になんとなく昔の中華料理という感じはぬぐえない。
それでいて筑紫楼みたいな伝統の力は、インテリアと前菜にしか感じられなかった。
単に私のコンディションが悪かったのかもしれないけどね。

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December 30, 2013

謎の独立国家ソマリランド 高野秀行@笑える上に深い示唆にも富んでいる

この本の唯一の欠点は、「地上のラピュタ、ソマリランドに行こう」という著者の売り出し文句だったろう。

ラピュタはけっこうだが、ブラックホーク・ダウンやら最近では海賊による拉致監禁の身代金騒ぎやらで印象付けられているソマリアとは徹底的に合わない。
松坂牛と大トロのハンバーガーってあんまり食べたくないでしょう。
だから最初の原稿(この本の序盤部分)も、最高に面白かったのに売れなかったんじゃないかな。
しかし万事は塞翁が馬で、売れなかった結果、後続の取材が敢行され、この本は単なる究極の旅行記から、ワンランク、ステージを上げた一冊となった。
だから書店で見つくろった時は、その厚さに躊躇しないこと。
この長大な本に無駄な処はなく、多方面に考察される示唆は深く勉強にもなる。

あの人がまともに生きていかれるとは思えない(映画)ブラックホーク・ダウンのモガディシュの国に行った(最初に行ったのはそこじゃないけど、元同じ国、日本で言えば東京がモガディシュなら、ソマリランドは秋田辺りか)に行ったということだけでも、その意気や壮でしょう。
そんな処に行けるのか?
果たして行ってどうだったのかは読んでみてのお楽しみ。
著者に降りかかる多彩な災難に、ただ目を見張り、あきれ返っているウチに、最後は笑いだすことは請け合いだ。

そして単なる「もう大変なんですから」、というドタバタ道中記の壁を破っているのが、ソマリランドが平和を確立出来た理由への考察だ。
紛争地域なら国連という流れだろうが、この本を読んでいると、国連の論理というのが、いかに的外れなのか分かる気がする。
銃弾飛び交う究極の現実と、上から目線で押し付ける理想論なんて一致しっこないんだよな。
曰く、戦乱慣れしていたから平和になった。
民族の伝統を壊さなかったから和平がなった。
貧しいから平和になったなんて辺りの考察は、今後、参考にすること、大なのではあるまいか。

描きだされるソマリ人の国民性も、また興味深い。
日本人とのなんという違いか、という事なのだが、それ全て風土の違いなんだろうか。
この辺り、人間という生き物の不可思議さと普遍性。
ああ、なるほど、かような環境では人はこうなるのか、と納得すると同時に、著者の交流術には驚かされるばかりであって、感心しているウチに調子に乗った著者は、あのモガディシュにも行ってしまう。
おいおい、平和という評判?のソマリランドならともかく、リアル北斗の拳、戦国モガディショなんかにリアルで行って、命は一つなんだぜ、と危ぶんでいると、そこに現れる真に驚くべき光景とは!
いやー、つくづくその場所って、行ってみないと分からないんだな、と。
先入観って大外れってあるのね、と。
どんな事でも最大の敵は、知りもしないで分かったような気になることですね。
という訳で、この著者の本は、他も読んでみようと思う位気に入ったのでした。

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December 29, 2013

書くことが思いつかない人のための文章教室 近藤勝重@基礎を教えてもらえます

「書くことが思いつかない」、と言っても、小説やらエッセイという高いレベルの「書くこと」ではなく、「上手に書ける作文教室」というノリの本です。

歌や楽器、熟練を要する特殊なスポーツと違って、文章というのは、誰にでも書けるけど、巧く書くのはホント、難しいよね。
私のレベルだと、基本をおろそかにしない、というだけでも大変だ。
という訳で以下、備忘録
1)描写力は、先入観を排除して、五感を使え
観たままの感じ。眼聴耳視、印象を大切に。意識して観たことの一つ一つが自分なりの言葉になるのを待つこと
できあいの言葉でなく、おやっと思ったり、浮かび上がったことを書こう。
描写とは自分とその物の関係性の確認作業である。

2)観察力は全体から部分、部分から細部を抑える
神は細部に宿る。細部には本質や表面からは分からない実態が潜んでいる。
細部細部と目を凝らし、説明でなく、抑えた表現で、クローズアップせよ。

3)「と思う」「考える」「感じる」を減らす
言い切ったり、事実を書いていけば減ります

4)役目終了の接続詞、副詞を削除
すると、しかし、そして、まだ、けっして、ちっとも、などの接続詞、副詞は、書いている時は勢いつけてくれるので有効だが、書き終わるといらなくなることがある。ご苦労さんとつぶやいて削除しよう。

5)説くな、説明するな、推敲は削除
心情吐露や説明はいらない。描写が大切だ。
大根を間引くのは、大根の発育をよくするため。文章も間引いていきいきとさせること。

6)人+物、人+情景
物や情景を通して人を描く

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December 25, 2013

サーキット走行のコツは投機と同じ@イメージと実際の乖離、乗り越えるのが上達の鍵

スピードに憑りつかれ、公道上を無茶なスピードで走る人間は、一般にどんなイメージを持たれるのだろうか?
乱暴、危険、無茶苦茶、大馬鹿、暴力的、なんて当たりだろうか?
そんな乱暴、危険な連中が、思う存分走れる場所にサーキットがある。
そこは一般には疎まれる自動車のスピードを、出せれば出せるほど、エライとされる特殊な場所だ。

サーキットで爆走するクルマたちを、テレビでなく実際の現場で目の前にすると、中々に暴力的な威圧感がある。
1トン以上の金属とガラスの塊が、自らに架せられた物理法則の制約を破ろうとのたうつように身をよじり走り回る。
やっぱりココはかなり異常な場所なのだ。

そんなサーキットを走り出し、少しでもタイムを出そうと執心すると感じだすのは意外に、先ほど書いたイメージとまったく逆の事だった。
サーキットをより速く走りたいなら、留意することは、暴力的、乱暴、無茶苦茶とはまったく逆のむしろ繊細、細心、抑制、だ。

たとえばストレートで目一杯アクセルを踏んで、思い切りスピードを出した後に迫るのはキツイ第一コーナー。
そのクルマの持つ物理的制約を超えたスピードで侵入すれば、結局、コーナリング中の姿勢は乱れ、アクセルは踏めずタイムは出ない。
下手をすればコースアウトするかスピンするか?
普通の神経なら安心出来る位までに速度を落とすのだろうが、スピードが好きな私などは、コーナーを前にすると、ともかく減速しないで突っこみたがる。
でも本当はそんな乱暴な欲望は抑制し、細心の注意で減速。
コーナー後半、立ち上がりでより速く、深くアクセルを踏めないとタイムは出ない。
でもコーナーを前にして速度を落とすのって、負けた気がするの。
どうしても速すぎるスピードで突っこみ、一見豪快にタイヤを鳴らしたりしながら回るけど、実際は遅い。
タイムが伸びない現実を突き付けられ、まずは減速減速と心がけていたら、突然先物をやっていて、損切りする感覚と似ていることに気づいた。
負けて(減速して)損を確定させるけど、その後の立ち上がりで総計で取り戻す。

そうサーキット走行は、投機に似ているだ。
投機というのも一般にはあまり芳しいイメージはない。
先物取引というと大損、大儲けが紙一重。破産による一家離散と得意の絶頂は壁一枚なんて感じ?
市場が荒れている時は、儲けも損も一瞬で、慣れないとかなり異常な場所ですね、と感じられる処もサーキットと似ているかもしれない。

でもそこで長い間投機をしたいなら、考えるのは安全第一だ。
投機に安全なんてあるのかって?
ある。
時にサーキットほど安全な場所がないように、トレンドと流動性に満ちた市場ほど安全な場所がない、と思える時もある。
最も危険なのは立ち止まること。
動けない事が一番のリスクという時が、稀にだけどあるのは確かだよね。

もっとリスク(速度)を取りたいと思う処をグッと抑制し、安全にしかし少しでも前に推進することを考えて走る。
大胆さ、よりむしろ細心に流れを掴み、周囲に留意し、ともかくとっちらからないことを第一義として生きていく。

という訳でサーキットを走り始めたら、それはFXや先物の投機と似ていることに気づいた私でした。
リスクと向き合うというのは、意外はほど共通点があるものですね。

PS
肉体面において起こった最も以外な事実は筋肉痛。
横Gに耐え続けるのは、市販車レベルでも慣れないとけっこう、キツイ。
ま、次回もともかく事故だけは起こさないように気を付けて走るよ。
投機する時と同じようにね。

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December 22, 2013

最近のまどマギ商品の感想@クリスマスにも年末にも行く予定

年末にも是非観たいものだ、と思っていた叛逆の物語。
クリスマスと年末年始は特典が付くことになり、喜ばしい限りです。
特典なんかなくても上映しててもらえればそれだけで良しなんですが、付けてくれれば、大事にされている感じがして悪くないよね。
という訳で、以下、最近購入したまどかマギカ商品の感想

1)巴マミの平凡な日常@あらたまい
マミさんだけが魔法少女を続けたまま、派遣社員のアラサ―女子になってしまったら、という内容で「きららマギカ」に連載されていた作品の単行本化です。
かなり笑える作品で、きららマギカの中では一番の出来でしたから、単行本化当然でしょうが、初版が売り切れた後、5000円なんて値段になっていた時は呆れました。
私も初版、買のがしましたが、新刊なので待っていれば当然、続版出ますから、アワテテ買わない方がイイよね

2)劇場版まどかマギカ叛逆の物語1.2@ハノカゲ
映画のコミカライズ作品です。
叛逆の物語、早く手にしたいのですが、BDはまだまだ先、ということで、それまでの繋ぎという事で購入。
でも単なる繋に終わらない独自の魅力と、本だから出来る、静止した状態で鑑賞したい欲求、に良く答えてくれています。
個人的には、二巻の90p、映画ではあの夜の花畑のシーンのラストのほむらのセリフ
「こんな風に一緒に話が出来て、もう一度また優しくしてくれて・・・本当に嬉しい。ありがとう。それだけで充分に私は幸せだった」
というセリフはコミックでも泣ける。
こんなに好きなら、宇宙の法則だって変えてイイじゃないかって思うよね。


3)ローソン限定まどかマギカ切手シート
見開きになった切手シートは美しく、買って眺めていると、幸せな気分になれます。まどかマギカはシリーズは、ホント、全方向にわたってセンス、イイです。
Mado2
Mado3

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December 18, 2013

ハーバードの世界を動かす授業R・ヴィートー@海外投資を考えているなら良い本

明日未明に発表になるFOMCの声明文。
テーパリングが囁かれる昨今では、新興国への投資、躊躇する方、増えているのでしょうか。
でもほんの一年前は、まだまだ熱かったですよね。
エマージング市場への期待が語られ、実際、パフォーマンスも良好だったので、投信の目論見書にも説得力がありました。
ただ読みながらそうそう甘い話があるわけない。
ま、話半分と聞いておけば良いと半身の姿勢でいるのは、何度も煮え湯を飲まされている一般投資家の知恵でしょう。
でもさらに各国経済への理解を進めたいと思うなら、この本はおススメです。
投信の目論見書には書いてないけれども重要な常識が満載され、終盤の部分は、やはり忘れてはいけない民主主義の基本、JFケネディの言葉を思わせる指摘もある。

全体にハーバードという名前からイメージするほど高度な話はありませんが、その分読みやすく、各国経済の現代史を学べます。
そして投資を考えるなら、対象国の経済学的現代史を学ぶことは、やはり必須ですよね。
さらに個人的に勉強になったのは、サプライサイド経済学の限界の指摘(それは新古典派への批判と思わせる処あり)、近代国家のなすべき役割と教訓、国家戦略の選択と構造のフィッティングの処などです。
この本をレビューで批判しているのは、こういう事を常識とする極めて高度な方々だと思うので、自分はそうでない、と思うなら読んでおいて悪い本ではないよ。

米国金利の予想など、思い切り外している箇所もありますが、それはこんなハーバードの大先生でも予想は予想という限界を学ぶ良い機会だ、という位に捉えて、そもそも海外投資、なんて考えていなくても「第8章わたしたちのミッション」、はみんなに読んでもらって、心に留めておいてもらいたくなる内容です。
以下、忘備録
そもそも国家の根本的な役割とは、国内的にも国際的にも安全を保障すること。契約を履行し、財産権を保障し、法律を執行すること。
政府はリスクを引き受ける役割を持つが、国民ひとりひとりは自国経済を成長させるための最終的な責任を持つこと。
国民は自分たちが重要な責任を持っていることを理解し、政府に過度な要求をし続けるべきではない。
もし政府にサービスを求めるなら、市民はそれ相応の義務を果たす必要がある。
市民は貯蓄すべきであり、勤勉でなければならない。
昨今の日本ではあまり聞かない言質なんて、投資云々以外でも新鮮だったね。

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December 15, 2013

魔法少女まどか☆マギカはセリフが凄い@希望があるから人は戦う

昨夜、仕事を終えた後、久々に叛逆の物語8回目を鑑賞に行った処、満席で入場出来なかったのには驚かされました。
特典があったから満席になった、と解釈するのは簡単ですが、たかがオマケで劇場が満席になるのは、やはりこの映画の内容が凄いという証拠でしょう。

さて本日のまどかマギカはココが凄いは、昨日再放送された11話のまどかとキュウべえのセリフから考える人の一生です。

11話の後半、ワルプルギスの夜が襲来して、大嵐となった空を見ながらまどかはキュウべえにこう問いかけます。
「どうしてそうまでして戦うの?」
「彼女がまだ、希望を求めているからさ」

深い余韻のあるセリフだと思います。
我々もまた人生という勝負を戦ってますもんね。
そこでは同じ問いかけがなされています。
「なぜそうまでして働くの?」
「まだ希望を求めているからさ」とね。
確かに我々の相手は「ワルプルギスの夜」ではないけれど、厳しい「現実という名の魔女」と戦い、なんとかグリーフシードを獲得しないと生きていけない。
何故戦う(毎日職場に行くのか)のか?
希望を求めているからです。
毎日毎日大変でも、続けて行けば、何かイイ事があるかもしれない。
というか、行かなければ明日(希望)は見えてこない。
さあ、しっかりやろうという気にもなる。

でもこのアニメが怖いのは以下のようにセリフが続くことです。
「希望を持つ限り、救われないって言うの?」
「いざとなれば、この時間軸もまた無為にして、ほむらは戦い続けるだろう」
「何度でも性懲りもなく、この無意味な連鎖を繰り返すんだろうね」
「最早今の彼女にとって、立ち止まることと、諦めることは同義だ」
「何もかもが無駄だった、と――決してまどかの運命を変えられないと確信したその瞬間に、暁美ほむらは絶望に負けて、グリーフシードへと変わるだろう」
「彼女自身も分かってるんだ」
「だから選択肢なんてない」
「勝ち目のあるなしにかかわらず、ほむらは戦うしかないんだよ」
「そうさ」
「過去の全ての魔法少女たちと同じだよ」
「まどか、君だって一緒に見たただろう?」
・・・苦笑
おっかない事をサラッとおっしゃるキュウべえさんですが、こんな魔法少女だ、魔女の結界だ、なんて浮世離れしたアニメについつい真剣になってしまうのは、我々の人生と呼応する手触りがあるからです。
だから心に響き、感動するんですよね。

「希望を抱くのが間違いだなんて言われたら、私、そんなのは違うって、何度でもそう言い返せます。きっといつまでも言い張れます@12話まどか神」
うん、素晴らしい結論だ。

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December 14, 2013

このミステリーがすごい!2014年版@まどマギ映画がイッパイで

かつては私の趣味の主役だったミステリー小説。
年末に出る「このミス」を待ち受けること、歳末一番の楽しみだったのですが、だんだん熱が冷めて行き、今年なんて、ああ、出てたのか状態・・・
まあ、今年の年末はまどかマギカの新作劇場版に安室奈美恵のライブという二大最強コンテンツがぶつかっていたから吹っ飛ばされても仕方がないと言えば言えるのだけれど、かつての隆盛を思うとかなり寂しい状態だ。

今日、買って来たのだって、久しぶりにまどかに会いに行くか(←キモい?)と「叛逆の物語」を観に行ったものの、なんと特典祭りで、映画館全席満員で入れませんと言う顛末で、仕方なく向かった本屋で購入というね。
かなりのついでというか、もう見限っている、というか・・・

数年前までは、この本と同時に、好みの作品を大量購入していたんだけど、今年はとうとう何も買わず。

そもそもなんでこれほどミステリー熱が冷めたのか、というとやっぱり驚きがなくなったからだろうな。
奇想です、と言ってもなんだかどこかで見たような奇想で、まどかマギカのようなホントの驚きってない。
ハードボイルドです、って言っても暁美ほむらほど驚かせてくれるキャラクターっていない。
去年購入した諸作品もなんだかどれもピンと来なかった。
シラケていても、安室奈美恵みたいに問答無用な力量で人を感動させるってほどの勢いはないんだよな。

しかしこれほどミステリーを読まなくなるとは思わなかったよ。
今読んでいるのは、経済学関連本2冊、ノンフィクションは「謎の独立国家ソマリランド」、小説はなんと「夜明け前@島崎藤村」だよ。
みんなオモシロい。
そう、本を読まなくなった訳では決してない。
島崎藤村@夜明け前、長いけどオモシロいよ。
ま、これから本読んで、1冊か2冊は見つくろうとは思いますけどね。

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December 13, 2013

テキサス親父@グレーデル慰安婦像を撤去しろ!ホワイトハウス署名を出来るかどうかで日本人の意思を計れるな

昨日、日本人は極めて優れた感性と想像力を持った類稀なる民族だが、サバイバルすることにかけては魯鈍でいわゆる平和ボケ症状は重い、と書きましたが、さっそくそれが試される時が来ました。

昨日、ブログを上げた後、居間に戻ってiphoneをヌルヌルいじっていたら、保守速報に、【テキサス親父】グレンデールの売春婦像を撤去しろ!ホワイトハウス署名のお願い、というスレッドがあったのです。

私はさっさとリンク先に飛んで署名を終えたのですが、見ていると、どうにも署名の伸びが悪い。
このホワイトハウスへの請願署名、来月の10日までに10万通必要なんですが、未だ6000通余り・・・
普段、威勢のイイネトウヨ関係の方々はどうなっているんでしょうか?

みんなまだ知らないのかな?
署名位しようよ。
ホワイトハウスへの署名なんで全編英語ですが、要はアカウント造って署名するだけ。
アカウント造るったって、名前とメールアドレスを入れて、簡単な質問に答えれば、ログインパスワードがすぐに帰って来ます。
いきなりリンク先に飛んでもイイですが、詳しいやり方はテキサス親父日本事務局に書いてあります。

長々と書いてありますが、恐れることはない、やってみれば非常に簡単な作業です。
この程度ですら、面倒だ、
英語が苦手、
署名が集まっても、撤去されるわけじゃないとか色々やらない言い訳をして動かないなら、貴方はその程度の人間です。
地元では同じ日本人が屈辱的な目にあっているんですよ。
なんの関係もないテキサス人が、日本人の名誉の為に、わざわざ動いてくれているんです。
意気に感じる事、あるんじゃないでしょうか?
ともかく驚くほど署名が伸びてません。
このままでは絶対に届かないと思います。
それでも1票でも多く入れば、それだけ日本人の意思をアメリカに伝えることになると思うのです。
テレビやゲームはちょっと中断して、どうか英文に取り組んでみてください。

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December 12, 2013

特定秘密保護法@反対勢力の作品には、絶対お金を使わない

公務員や政治家が国防上秘匿の必要がある情報を漏らしてはいけない。
私にはこんな当たり前の法案に、反対の大キャンペーンを張るマスコミや文化人たちが理解出来ません。
民主党は政権政党であった3年間に、相当以上の漏えいをやらかし、マスコミがまったく取り上げなかった強行採決である公務員制度改革法案では事務次官の外部起用、国籍も不問にして、それじゃあんまりだ、ということからこの法案も導入が急がれたという事情など、まったく斟酌されてないようです。

ともかく日本を危ない状態にしておきたい。
日本は幾ら殴られても黙って死ぬまで殴られ続けろ、という事を社是とする朝日、毎日両新聞が大反対の論陣を張るのは予想出来たんですが、飽きれたのは日経で、なんと株や為替の市況面の囲み記事にまで、秘密保護法は自由な空気を疎外し、アベノミクスを頓挫させるなんて書いてあった。
ヴェリタスにもしっかり書いてある。
こういうのを読まされると、日経も中の人は朝日新聞や毎日新聞と変わらんメンタリティなんだな、と納得し、やはり今後のおつき合いは考えさせてもらおうと思うよね。
市況情報なら、もはやインターネット上に溢れているので充分だもの。

さらに呆れたのは学者と文化人3000人だかの反対声明。
定番の大江やら坂本龍一、村上龍に内田樹辺りの反対は予想の範囲内でしたが、益川センセイまでが反対ってのにはガッカリした。

さすがあれだけ反日情報捏造中の朝日新聞が、毎日800万部売れるだけの国ではある。
ネット上では今回の反対運動の主役は朝鮮系の人間だ、という論調も強いですが、毎日新聞が340万部売れ続け、フジテレビにCMが入り続けるんだから、平均的日本人には、今の国の状態に危機感なんてないよね。
日本人ってホントにダメなんだなと思いますね。
日本人は、確かにその歴史の中で卓越した業績を残してきた。
その優れた知性と感性。
類稀な想像力と高い民度。
これほどの実績を残した国民って、ホントいないですよ。
でもことサバイバルする上での危機感のなさ、というか平和ボケぶりは救い難い。
日本の生んだ極めて優れた作品、エヴァンゲリオンにはこんなセリフがある。
「生き残るのは、生きる意思を持った者だけだ」
今日も明日も朝日新聞は配達され続け、月末には購読料金が払い込まれ、NHKにはロクな抗議が行ってないから、報道しない自由を謳歌出来る。
毎日や朝日新聞取っている日本人って、生き残ろうとする意思があるんでしょうかね?

だからせめて私は反日を社是とする会社には一切の金を支払わないことを決めました。
とりあえずジブリですね。
かつては感動する映画、たくさん撮ってくれたのですが、今回も騒ぎの中心になっていたようで、もうイイです。
一切見ないし、それで痛痒も感じない。
私は本を読み、映画も観て、音楽も聴き、絵も観る人間ですが、国があってこその文化芸術鑑賞なんで、自分の国の危うさを何がなんでも見過ごせと言い張る人間の作品は観たくないよ。

展覧会に行けばグッツを買いまくり、本屋では本を、CDも買えばコンサートにも行くし、映画はBDも買う文化面では結構気前のイイ客なんですが、反日活動をする人間には絶対に金は使わない。
朝日毎日新聞が置いてある会社とは、なるべく取引はしない。

この処、将棋の記事を書いてないですが、実は将棋に冷めるきっかけは、椿山荘に名人戦を観に行った時、離れのレストランに入ったら、広々とした待合室にズラッと置かれていた新聞が朝日、毎日両新聞。
悪夢的情景で忘れられないのですが、なるほど、名人戦って、両新聞社の主催だったよね(苦笑
将棋の棋士は、日本的美意識の持ち主の方が多く、こんなこと言われても困惑するだけだと思うのですが、もうそれほどの嫌悪感があるんだよ。

私はこの法案の可決は安倍内閣の顕著な実勢の一つだと思うので、これで支持率が下がるようなら、私自身が日本を見限る。
「生き残るのは、生きる意志を持った者だけです」
自分の国の安全を守ろうとしないなら、そんな民族にまっているのは隷属か滅亡のどちらかでしょう。

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December 08, 2013

安室奈美恵、通算500回目のライブで313万人動員@彼女のライブは世界遺産級の体験

正直に書くと、私はアルバム「FELL」がどうもイマイチで、安室奈美恵からは心が離れかけていた。
クルマの中でも聴かなくなっていてね。
まあ過去に好きになったどんなミュージシャンもお別れのアルバムというのはあって、ピンク・フロイドなら「炎」、レッド・ツェッペリンなら「聖なる館」だったかな。
デビッド・ボウイなら「ヤング・アメリカン」なんて辺りから聴かなくなった。
どんなに偉大と言われるミュージシャンでも、私の熱狂を繋ぎ留め続けるのは不可能で、キング・クリムゾンからイエス、EL&Pに至るまで、本当に気に入ったアルバムは3枚が限度なのだ。
それなのに安室奈美恵はPLAY以降、5枚のアルバムを私の心に残したので、史上最多の記録。
これだけでも偉業であり、特に私のお気に入りはずっとブリティッシュ・ロックの白人男だったので、まさかまさかの日本人女性が、個人史上最多のmyプラチナアルバムを記録するとは思いませんでした。

ただ安室ちゃん熱もそろそろ冷めると思いきや、先日、「FELL」ライブに二度ほど行ってまたまた心変わりをしたのでした。
安室奈美恵がステージの上で歌って踊ると、どうもピンと来なかった「FEEL」の曲がみんな良く分かる(腑に落ちるという感じ)
ホントに驚くべきことに、彼女は本気でPLAY以降確立した自分の音楽を乗りえようと画策しているのだ。
もうあれだけの音楽を創ったんだから、イイだろうという、安住感を拒否して再び荒野を目指しているという、この果てしない野望はなんなんだ。

で、本日、安室奈美恵LIVE500回というニュースが流れたのだが、ホントに彼女のライブは凄いです。
最近はWOWOWでもオモシロイ映画がなくて資料整理の傍らでBDのCheckmate!LIVEを掛けているんだけど、見ればみるほどその内容は半端ではない。
なんでこんなに歌いまくって踊りっぱなしで(しかもその内容がとてつもなく高度でカッコ良くて)2時間以上とか出来るのか。
やはり彼女のライブは人類の到達した一つの驚異なのではないか。
エジプトのピラミッドとか、ルーブル美術館とかサントリーニ島とかに匹敵する人類共通の世界遺産としか思えない。(少なくとも私にはそうだった)
ま、いっぺん行ってみろ、とは言わないから、レンタルでもライブDVDを観ることをおススメする。
この時代の日本に生きていて、安室奈美恵を観ないのは、イタリアに住んでいるのにウフィッツィ美術館に行かないのと同じ位もったいないよ。

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December 07, 2013

攻殻機動隊ARISEboder:2Ghost Whisper@延々クライマックス作品

しょせん1時間映画だしなあという侮った気分もあり、別にわざわざ観に行かなくてもイイかなあという思いもあったのですが、前回のARISE1の出来が良かったので、まあ一応と行って来ました。
結果は前回以上の素晴らしい出来で、これならわざわざ劇場に行った櫂もあったかな。

ともかくまずは映像が美しいのですが、速いテンポの良く練り込まれたストーリーが走ることで、その映像の美しさをきちんと裏打ちしている処が素晴らしい。
ただ無駄に画面が綺麗だったな、という浮いた感じになってないんだよね。
お馴染みのキャラクターたちの前日譚も、各々の魅力を良く出していて、全体にほぼ満点の出来ですね。
1時間と確かに短いのですが、映画は全編を通してほとんどクライマックスという感じで観終った後の満足感は充分です。

私はそれほど攻殻オタクじゃないんですが、この作品はもしかしたらシリーズ1番のお気に入りになる可能性大で、BD買ってイイかも。

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December 05, 2013

熱烈中華食堂 日高屋 神田正@世間の上を見つめ続けた本当の知恵

小学校まで雪の中を歩くのに、長靴がなかったから下駄をはいていた。
日の丸弁当すら持てない日もあったので昼食は水だった、という村一番の貧乏人の子供として生まれ、小六からやっていたのはゴルフ場のキャディ。
中学を卒業すると同時に働き出すも30回の転職につぐ転職。
それが30を前にしてラーメン屋を始めて東証一部上場企業の創業者となった神田正さんの自伝です。
ちょっと考えられない人生ですよね。
今どきなら、天才的なプログラマーだったから創業出来た、とか有名大学に行ったけど、中退して創業した、なんて話だったらまだ分かりやすいんだけど、中卒で、ラーメン店で一部上場企業というストーリーには改めて驚かされる。

この本、上場企業創業者の半生ですから、波乱万丈なのは当然としても、読んでいて気持ちがイイのは、非常に真っ当な成功法が記されていること。
外食産業とは人である、ならばどうするか、とか、チェーン展開するのに、店舗の確保はどうするのか、とか、そもそも大きく受け入れられる事業計画はどうあるべきか、なんてことがとかみんな書いてある。
そしてそこに意外な解答、魔法のような答えがまったくないのが逆に凄い。
この世界には魔法はないのだけれど、突きつけられた現実にキチンと対応すれば成功の可能性はある?

神田さんが導きだして行く解答は、普段の心がけから事業における損切りの仕方まで、言われてみれば綺麗事、当たり前とも言える事なんだけど、実際、自分がその立場になったら出来ないよな。
これが出来る人ってのは本当の知恵のある人で、そうなるとつくづくと考えるのは、人の知恵ってどこに宿っているんだろうか?ということ。
人の知恵とは何処にありしや?
ま、その解答自身が、その人の知恵の水準なんだろうけどさ。

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December 01, 2013

安室奈美恵2013FEELツアー@腰の重い挙句に行った結果、FEELの安室はどうだったか?

先日の代々木と今日行って来たのですが、特に初日となる代々木行きは、正直、腰が重かった。
私、アルバムFEELはダメだったんです。
電子音が全面に出過ぎている感じで、音楽をとことん尖らせる、安易な妥協はしないという不退転の決意は伝わって来るんですが、少し鋭さが過ぎて、全体にかえって平板になってしまっているような印象。
なんかビョークとか聴いている感じなんだもの・・・
尖らせる事に少し腐心し過ぎているのではないか?という懸念があってね。
最近のMVで踊らなくなっているのも気がかりだった。

忙しいし、寒いし、少しおっくだなあと思いながら代々木に到着したのですが、Aliveのイントロが流れステージに安室奈美恵が現れた途端に、そんな無精な思いは蹴り出されました。
安室奈美恵の持つ、登場した瞬間に会場全体を支配する問答無用感ってなんなんだろうね。
とてつもない巨人に首根っこを掴まれて、後はもう引きずり回されるだけという感覚。
なんだか観ているだけで、生きるエネルギーが枯渇している無精な自分に、彼女から熱量をもらっている感じ。
生きるってこういうことでしょ、こんなことだってできるんだよ、って目の前で見せられているような感覚。
彼女の類稀な野生(なんと言っても安室奈美恵は神の造り上げたフェラーリだから)が、歌い叫び跳びはね、生き物として最大限のエネルギーを発散している処を観ているとなんか泣けてくる。

で、本日の埼玉スーパーアリーナですが、すべてが完璧でした。
鋼の規律でチューニングされたようなダンス
魂に直接触れて来るような歌唱。
何よりあの異様なほどの力感に溢れたカリスマ性。
FEELに入っている曲の真の値打ちがやっとわかった。
どの曲もダンスが付くとイイんだよ。

昨日と今日とライブDVDの撮影が入っていたようですが、昨日はどうも歌詞を飛ばしたり忘れたりとか、パフェークト安室姫としてはイマイチだったようでしたが、今日という今日はまさにタイトルマッチに挑むチャンピオン・ボクサーの如く仕上げて来ていました。

やっぱり彼女は凄まじいよ。
今回、オープニングの映像が宇宙なんだけど、宇宙で最大の光とエネルギーを放出する天体にクェーサーというのがあるんです。
どの凄いエネルギーを出しているかというと銀河系全体の1000倍。
太陽の10兆倍というスケール。
彼女はさしずめクェーサーだよね。
ステージで輝き、膨大なエネルギーを放出し続ける人間クェーサー。

これが今日のステージだったら絶対に凄まじい出来です。

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