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October 2013

October 30, 2013

叛逆の物語魔法少女まどかマギカ@ローソンキャンペーン一番の商品&映画の内容について少し触れます

土曜、日曜と待望のまどマギ新作「叛逆の物語」を観た後も、仕事をしながら、また観たいなあ、とひたすら思いはつのりました。
しようがないので、携帯で予告編の動画なんて観てしのいでいる。
水曜休みなんで、火曜の夜にまた行こうかなあ、と思うのですが、ダメです。
なんとなれば火曜はローソンキャンペーン参戦だからです。
仕事終了後、ローソン巡ってさらに映画っては無理。
なんで、火曜はローソンに集中。
結局、手近な店ではなくて、ここはある、という遠目のお店にGo!
ほとんど手に入ったのですが、商品ごとの感想は、
1)ARタブレットはオモシロイ!
アイデアですよね。楽しいです。
2)綿あめは案外美味い
まったく期待してない分、気に入りました。
今日も図書館からの帰りに追加で買った。
ソーダ味ってのが良かったと思う。
消化がいい分、夜食にイイよね、綿あめはさ(笑
3)ハグぬいぐるみがスゴイ可愛い
買う時ちょっと恥ずかしかったし、一目、出来もイイとは思わなかったんですが、家に帰って箱から出してつくづく良く見てみると、まどかに思いっきり抱き着いているほむらがちょっと泣き顔に見えて切なくて可愛いです。
ぬいぐるみをいじりながら「まどかあ」とほむらの声色で行っていると妻が引いてます。
まどかのリボンの感触もイイ。
男だとああいうリボンの手触りってわかんないんだよね。

売ってモノは全種類買って、お会計は5000円超。クリアファイルは11枚。
でもファイスタオルとBOXティッシュ、ペンケース、ハート型缶がない・・・
どこの店に置いてあんだよ。
まあどっちにしろもうないんだろうけどな。
前にも書いたけど、ローソンはこういう情報、ネットで分かるようにしてくれ。
店から店にそうそう回れないよ。

映画は行くかどうか迷ったんだけど、休日の用事は全部済ませて、本日昼間3回目の鑑賞。
客は20人弱だったかな。
空いているのはやっぱりイイよね。
正式な感想はまたいずれ書くことにして、思ったことの徒然は
1)圧倒的な映像美
マミさんとほむらの戦闘シーンが凄いと話題ですが、美術好きの私としてはほむらと杏子が乗るバスのシーンに感銘を受けました。
バスが走り出してすぐ杏子を下からあおって撮ったシーンで、背後に巨大な橋梁が出て来るシーンとか、アートっぽいよね。
神秘主義とか象徴派とかロマン派みたいな構図。
当然、話が怖くなってからのバス映像も、ホラー風味の、極めて高い映像センスに満ちて素晴らしく美しい。

2)話は非常に整理されている。ただ情報量がムチャクチャに多いのだ
一度だけだと分からないという感想が多かったですが、一度でも大筋は分かるよね。
ただなんとなく置いて行かれた気になってしまうのは、詰め込まれた情報量が非常に多く、まったく無駄なシーンがないからだ。
3回観て感じたことは、脚本の虚淵さん、監督の新房さん共に、非常に懇切丁寧に分かりやすさを念頭に置いて造っている。
それでもなおかつ、一度では消化不良となる密度だったのだ。

3)アクロイド殺しのなんと見事な翻案か
探偵が犯人だった。
話作りにおいて「落差の原理」「加速度の法則」を重要視する虚淵玄ならこうだよね。
そう思えば「叛逆」という題名で、今回の結末に思いいたるべきだったのだ。
それにしても「私は魔法少女ですらなかったの」
このセリフの衝撃度!
さすが悪魔の申し子虚淵玄としか言いようがない。
これも食卓で声色をやっていると妻が引いてます。

今週末はたぶん、次女と行きます。

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October 27, 2013

まどかマギカ叛逆の物語@月と霧の深夜ドライブ、大きなヘッドライト

金曜の深夜、激しさを増す風雨の中で入浴をしながら、明日観に行く新劇場版叛逆の物語、良くは出来ているんだろうが、テレビ放映版に及ばないことは覚悟しておくべきだろうと思ってました。
仕方ないよね。
アレの出来はあまりにも良すぎた。
それにしてもネットの実況で盛り上がりだした0時からの先行公開参加組は羨ましい。
私は水曜に休んでいるで文句言えないんですが、土曜は一日仕事です。
行けるのはレイトショー。
はてさてどうなることやらでしたが、一日中楽しみにしながら仕事が終わって食事を済ませてさて出発となると、ともかくテンションが上がっている。
どうか無事に着きますように、なんて祈っている。
コレを観るまでは死ねない、地震とか来ませんように、って本気で願ったね(笑

シネコンに着いてまずは物販ですが、すでにほとんど何もない。
「これだけですか」、という私の問いかけに、係りの若い男の子が「朝からたくさんのお客さんがいらっしゃいまして・・・」と自分が悪い訳でもないのに済まなそうにしてくれる。
まあ最近の若い人はホント優しい。
貴方たちには幸せになって欲しいよ。

諦めてスターバックスで時間潰し。
メニュー先頭の一番大きい商品を選ぶと、サイズは如何しましょうと聞かれる。うーーん、スタバってコレが嫌なの。
「もう中でイイよ、中で」と言いたいのを堪えてグランデと注文。
読んでいでる本は副島隆彦の「逃がせ隠せ個人資産」(笑

で、鑑賞しました。
結果はみなさん、すでにご存じの通り。
凄すぎてちょっと言葉で出ない・・・いや、前回に及ばなくっても仕方ないなんて予想、はるかに超えてました。

そして帰りのドライブがまた凄かった。
シネコンから外に出ると、いつしか外界は深い霧の中で、さらに裏道に踏み込んだので、ホント、このまま魔女の結界に入って行きそうな雰囲気。
先行するクルマの真っ赤なテールライトを追っていると、対向して大型車が来たりする。
ほら、さっき見たあのバスみたいだよ。
上に乗っているんじゃないか、なんて幻想が湧き上がる。
下弦の月が浮かぶ中、まどかマギカのサウンドトラックを選択して「魔法少女になってよ」「ようこそ、魔法の世界へ」「禁じられた一歩」「黒き影」「忍び寄る恐怖」「魔女との戦い」を流していると、もうほとんど現実の世界とは思えない
地震に台風、突然湧き出した深い霧。
計ったように出現した下弦の月
この映画はホント、持ってるね。

家に着いた後も「俺はなんてモノを観たんだろう」という興奮冷めやらず。
霧の中、ローソンにLoppiのチケットと特典を交換に行く。
店から出ると月はいよいよ輝いていて、まるで呪いか祝福を告げているようだ。
深夜だったのに、冷蔵庫にサーモンのマリネがあったので、ツマミに普段飲まないビールなんかも飲んじゃう。
イヤー、スゲエ映画でした。
今日も妻と二回目鑑賞してきた。
次女を同行するなら後3回、一人だったら4回は行く。
それだけの券はあるからね。
何回観ても、見飽きそうもないシーンに満ちたこの作品。

なんて映画が出来てしまったのか。
今は驚きでイッパイだ。

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October 23, 2013

まどかマギカ複製原画展に行って来ました@絵も綺麗だし、カフェも素敵

今週末はいよいよ「まどかマギカ叛逆の物語」公開です!
テンション上がりっぱなしなんですが、どうもワルプルギスの夜みたいな台風が心配。
それでも絶対に行くぜという決意の元、朝から映画の方のネット予約も済ませて万全の態勢ですが、盛り上がった気分の前祝いを兼ねて、本日は六本木ヒルズのまどかマギカ複製原画展に行って来ました。

入場券を買ってエレベーター乗って52階のTOKYO CITY VIEWに着くとまず向かったのは物販コーナー。
一日30部限定のシャフトコマ付クリアファイルをget
残りの物販は、荷物になるので展覧会を見て、まどかマギカcafeで食事を済ませてからにします。

眺望抜群の会場にクラリスの曲が流れる中、大きなポスターやら演出物に囲まれて、気分は最高ですね。
Hiruz
2mのアルティメットまどかのフィギュアが昨日までだったことはちょっと残念だったけど、これ位のことなら厄落としってことにしよう。

一応観終ってお楽しみのまどかマギカcaféで注文したのは、「お菓子の魔女カレー」Hiruz3
と「まどかのストロベリークミルク」
Hiruz4
両方とも非常にヨロシカッタです。
なんてたって場所がTOKYO CITY VIEWだもんね。
反則気味に素晴らしいよ。
しつらえられたステージには5人の等身大のフィギュアが飾られ、見ればみんな小柄で、こんな小さな子たちなんだなあと感慨もひとしお。
Hiruz2

それから物販に戻って買い物をしたんですが、すでにほとんど欲しいモノは持っていた、というオチでした。
それでも4000円以上買ってイベントショッパーも手に入れて、とうとうこんなコミケ帰りみたいな大袋を下げて帰宅しました。

そして今、帰宅してつくづく後悔していることは、caféでなんでもっと食べなかったかな、ということ。
はやりつねづね食べ過ぎに注意しているからか、カレーと1ドリンクですっかり終わった気分になっていたんだけど、全然足りない。
せっかく行ったんだから、ほむらの盾に見立てたパイと魚貝のクリーム煮、とマミのお茶会ケーキは食べるべきだったろう。
ほむらのざくろベリージュースも飲むべきだった・・・
なんでせっかちに帰ってきちゃったんだろう・・・
ま、これも厄落としってことで、どうか無事に映画に行って帰ってこられますように、とお祈りして、今日はお終い。

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October 22, 2013

ファン・マヌエル・マルケスvsティモシー・ブラッドリー@ブラッドリーの速さと村田諒大の解説の巧さは本物

パッキャオに勝った二人の対戦。
果たしてどちらが強いのか?
非常に楽しみでしたが、予想するならパワーに勝るマルケスだろうと思っていました。
ブラッドリーは速いけれども、トルクが足りない。
高回転が効くエンジンなれど、排気量不足から最後は圧倒されるのではないか、という読みですね。
あ、パッキャオ戦でも同じこと書いてましたね、私。
それで予想が外れた訳ですけど、今回も同じ間違いを繰り返してしまいました。

さて試合は1R早々、鋭くステップインするブラッドリーにマルケスは至高とも言える技量でアッパーを合わせる。
相手が踏み込んでくるのに、線でなく点で合わせるという、まさに当たれば妖刀というか、モラレスも打っていたよね、こういうパンチ。
あの超1流メキシカンボクサー特有のブローで、ブラッドリーを圧倒。
ほらな。
マルケス勝つだろう、と思ったら2Rから素早く出入を繰り返すティモシーdesert stormブラッドリーが徐々にペースを奪っていく。

そこからはホント、見どころ満載の好試合でした。
結論から言えば最高のカウンターパンチャーと言えど、最高のフットワークを駆使する選手を攻略するには、最高の追い足がいる、ということですが、話はそんな簡単なモノじゃなかった。

両者が交錯した瞬間に行き交う柔軟で素早いボディワークと、狂暴な威力の秘められたパンチの応酬は、これぞザ・ボクシングで、スリルは満点。
一見、激しい殴り合いの中に秘められた戦略は、緻密を極め、それを現実のモノとする身体能力はおそらく極限のモノだろう。
いや、ティモシー・ブラッドリーは強かったし、巧かった。
こんなに凄くて速い選手なんだな。
大いに不明を恥じると共もに、「やっぱりボクシングは最高だぜ」、と言わせてもらおう。

それからゲストで来ていた村田諒大選手の解説が凄かった。
ブラッドリーの頭の位置への解説や、試合の進行と共に徐々に明らかになった戦略をいち早く指摘しており、その明快な論理と、ちょっと気づかない事をキチンと指摘できる才能は天賦のモノだろう。
引退後は解説者として、ボクシング解説界の「高坂剛」となって欲しいですね。

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October 20, 2013

さくら壮のペットな彼女@素晴らしい青春ドラマだったんじゃないか

原作はお粥なのに何故かサムゲタンが出て来て大炎上したこのアニメ。
ネトウヨの私は録画も止めていたんですが、ちっとも残念じゃなかったです。
なんとなれば放映前から流されていた宣伝文句が、「自分じゃパンツもはけない美少女」という、なんか実も蓋もないというか、恥も外聞もないのか、という安易な萌え狙いに感じられたからね。
美少女のパンツって言えば飛びつくと思われるのは心外だよ。

ま、そのレベルの作品ならなかったことでイイやと思っていたんですが、某所からコレは原作イイ話なんだぜ、という話を聞いて試し読み。
最初のウチはスラスラ読めるいわゆるラノベだなあ、でしたが、巻が進むに連れ安易な萌え狙いのハーレム話でないのが伝わってきた。
さくら壮の住人それぞれが全力で精一杯生きていくんだ、という姿勢が伝わって来て感動的だった。
各々に、喜びがあり、悩みがあり、不安があり、悲しみがある。
挫折があってもみんな手に手を取って一緒に乗り越えるんだ、というまあ、この手の話のお約束と言えばその通りの展開なんだけど、文句なく心動かされた。
結局、フィクションというのは、物語る中で同じ気持ちにさせてしまえば書き手の勝ちだよね。

七海の挫折とか、不条理な現実への空太の怒りとか、美咲先輩の優しさとか、ああ、分かるなあ、とつくづく思わされて、なんだパンツとか関係ない、素晴らしい青春学園ストーリー小説ではないか。
手に手を取れる仲間がいて、表現の世界へ挑戦できる・・・なんか夢のような青春の一時期を非常に巧く描き上げた作品でしたね。

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October 17, 2013

ライディング・ザ・ブレッド S・キング@巨匠手練れの中編、されどもう買わず

大学生の息子に届いた母、緊急入院の知らせ。
母子家庭で育った息子は数々の思い出を胸に、深夜のヒッチハイクに乗り出して病院に向かおうとするが・・・というお話。

いうまでもなくホラーですが、その仕掛け方もストーリーもいつものように凡庸だ。
目新しいアイデアはなく、キングワールドではお馴染みガジェットばかり。
しかし圧倒的にオモシロイ。
読み始めれば目の前にありありとイメージが立ち上がり、読者は深夜の墓地を疾走するマスタングの同乗者となり、恐怖と葛藤と、愛と決意のドラマを体験することになる。
本当に凄い作家であって、思うのは、キングの書くどんなホラーより怖いのは、キング自身の才能だ。
その膨大な量と水準の高さを考えれば、彼こそが怪物と言わずしてなんだろう。
彼に最も近いのはモーツァルトだな。
水準の高さと作品量から考えると、それくらいしか思いつかない。

それでも実は私、彼の本はもう買わないと決意している。
これも図書館で借りたモノだった。
なんでそんな事になったかというと、アンダー・ザ・ドームを読んだ人だけ知っている日本人への酷い言いぐさ。
アンダー・ザ・ドーム自体は傑作だったが、やはりあの表現は引っかかった。
あれからキングの作品は読みたいけれど、買いたくないという矛盾した気持ちになってしまってね。
そう、あの1行でキングは気前の良い読者を日本で一人失ったんだよ。
だから図書館で借りることにした。
読みたいけれど買いたくないというアンビバレンツな気持ちは、これで解消だ。

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October 14, 2013

ロッテリアのまどかタペストリーを女房の強い引きでget!

昨日、せっかく買いに行ったものの、まどかマギカ新劇場版前売り特典第三弾は売り切れという事態。
まあしょうがない。
情報戦に乗り遅れた私が悪いんだ。
で、昨夜寝しなに思いだしたことは、そういえばロッテリアもキャンペーンをやっていたはずだという事。
女房を連れて行けば二回くじが引けるな、と思って就寝し、今日起きて声を掛けた処、一応電話してから行った方がイイんじゃないか、と言う。
10日からやっていたようですが、まだ4日目ならあるだろうと思いつつ、昨日のこともあるので一応電話したら「売り切れです」という非常なお答え。

なんと初日にほとんど出てしまったそうで、まどマギ界は供給過剰に悩む日本経済では稀なスッゴイ需要超過の模様。
ビックリしてスマホで店舗検索を掛け二番目に近いお店に電話するもそこも売り切れ!
なんか俺は相当ファンだよ、と思っていたけど、世間様の熱気も凄いですね。
コレ映画、初日の予約大変そうな予感。
仕方ないので3番目に近いお店に電話。
そこはまだあるというものの、クルマで20分位は掛かるんで、それほどまでに欲しいかな、と自問する。
だってA賞のまどかタペストリーが残っているかどうかも分からないし、あったとしてもくじだものね。
絶対に買えるってんなら行くけどさ。
当たるまでハンバーガーばっかり山のように買ってもしょうがないでしょう。
もったいないよね。
食糧への冒涜だよ。

それでも妻連れで出発。
到着して最初のくじは、私ほむらのクリアファイル。妻、ハンバーガー券への交換券(笑
「オマエは引きが弱いなあ」と笑いながら食事を終えて私再チャレンジも、ほむら別のクリアファイルと、まどかのアルミボトル。
まあまあだよね。
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現実は厳しんだから充分満足な結果。
狙いのまどかタペストリーは遠い、というか、常識的に考えて無理。
そうじゃなきゃオークションで軽く一万円超えなんて値段は出ない。
私も大人なのでそこで諦めて帰ろうとしたら妻が再チャレンジをすると言う。
まあ無理だろうと思いつつ見ていると杏子アルミボトルを当てて、おお、凄いなと思ったら二枚買っていて二枚目来ましたまどかタペストリー!
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スゲエ、ホントに獲ったよ。
もしかして俺以上に引きが強いか。

ps
ハンバーガーは現物でなく、来年3月一杯まで交換可能な券でした。
娘たちにやることにします。

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October 13, 2013

魔法少女まどかマギカはここが凄い@まどかの召喚は何時か?その試練の独創性

全ての物語には原型があり、文法が存在する。
神話学者のジョゼフ・キャンベルやプロップの論理ですが、魔法少女まどかマギカはその構造を追っていくと、異常なまでの独創性が明らかになってきます。

まず「神話的原型を持つ物語」は最初に主人公が召喚される処から始まる、とされます。
シェイクスピアにも負けない梶原悲劇の一大傑作である「あしたのジョー」なら不良のジョーのパンチに丹下段平が惚れる処ですね。
エヴァンゲリオンなら、シンジ君がヱヴァの前に立たされる処です。
まさに主人公たちの旅(物語)はそこから始まるわけです。

ではまどかは何時召喚されたのか?
言う間でもなく、キュウべえに「僕と契約して、魔法少女になってよ」と言われた時ですね・・・ではないですよね。
これだけ露骨な召喚呪文が唱えられるのに、まどかは結局、最後までキュウべえの召喚には乗らなかった。(アルティメットまどかになった時は、自分からキュウべえに言ってました。召喚されるという受動ではなく、能動的に利用した、道具にした、ということです)
むしろ中盤以降は、いかにキュウべえの召喚に乗らないか、が物語の核となっていた。
ではまどかは召喚されなかったのか?
されてました。
それはアニメ冒頭のほむらがワルプルギスの魔女相手に苦闘するシーンです。
あのシーンは繰り返され、最後の最後、まどか旅立ちの決め手となります。

さらに「神話的原型を持つ物語」では主人公は試練に会う、とされます。
これはもうフィクションとして当たり前過ぎてチェックする気にもならない常識ですね。
巨人の星なら大リーグボールを編み出しての花形、左門との対決。
ジョーにも多くの対戦相手がいましたし、シンジ君も使徒たちには煮られたり焼かれたり大変だった。
でもまどかって何かされてましたでしょうか?
確かに苦しみ悲しんでいましたが、「メインとなる時間軸」のまどかは、最後の最後まで、一切、直接的に傷つけられることはなかった。
それでもその苦しみが伝わってきたのは、まどかが友達の嘆きや悲しみを自らのこととして受け止めていたからです。
直接の苦しみ、苦労でなく、友人の苦しみ哀しみを我が事のように受け取って試練とする。
こんな話、普通にあったら臭みが強すぎて観てられないんですが、このアニメでは実にビビットに、見事に描ききっていました。
こういう点がフィクションの歴史すら改変する、モンスター級の傑作たる由縁なんです。

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まどマギ新劇場版前売特典第三弾を買いに行くオープンは秋の早朝

休日。
起床してトマトジューズを飲みながらHDDレコーダーを立ち上げてまどかマギカ再放送第一話を視聴(DVDで何度も観たけど、放映されたら録画して観るんです)

やっぱりこのアニメは何回観てもオモシロイよなあ、と感心しながら見ていると新劇場版叛逆の物語、前売り特典第三弾、発売のCMをやっている!
聞いてないよ。
先週の5日からやっているのかよ、ということで、本日の予定は決定。
少しづつサーキット走行をすることにしたんで、今日は下見に行こうかなあ、と思っていてんですが、サーキットは逃げない。
でも特典はなくなる可能性があるからね。
それになによりまどかマギカだもんね。
116iでもイイかなあと思ったものの、ポルシェはガソリンも入れたいのでボクスターでGo!
サーキットに行くつもりで早く起きた上に天気は快晴。
澄み渡った秋空に吹く風は爽快の極み。
基本、太陽が上にある時は幌を開けない私ですが、信号で止まった時に開けてみたら「至上の楽園来る」という感じで、安室奈美恵と田村ゆかりを聴きながら快走。
シネコンに到着し、ふと疑問に思ったのは、昨日映画に行った時、売ってたっけかなあ、ということ。
実は昨夜は「空の境界未来福音」を観に行っていて、中二病のグッツも買ったりしてたんだよね・・・あったっけ?と少し不安になる。
で、物販コーナーに行って
「まどかマギカの前売りください」と言った処、「スミマセン、特典はなくなってしまったんですけど」という言葉・・・

ま、観てたのは地上派なら先週やった第一話で、今週やった第二話ではもう前売り特典のCMなかったからな。
出遅れですね。
新しいパンフだけ貰って、しばしコーヒーを飲んでショックを癒し、売り場の人が年配の人に変わったのを見て、同じ質問をしました。
だって間違っているかもしれないでしょ。
それから何か今売っているモノはないか、と尋ねてお終い・・・
萌え系のまとめブログをチェックするようになって、この手の情報、だいぶ漏れはなくなったと思ったんだけど、まだダメだね。
正直、忙しくて手が回らないよ。
ま、夏の夕暮れだけでなく、秋の早朝もオープンドライブには好適って分かっただけでも良しとしよう。

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October 09, 2013

AnotherエピソードS 綾辻行人@名探偵、見崎鳴登場! 小説もオモシロイな

綾辻行人が日本ミステリー界の大御所である、ということは分かっている。
ただ何冊読んでもそれほど感動した、という作品がないのだ。
何を読んでも、まあ、良く出来ている、という感じだったので、アニメAnotherが放映される時も、原作はあの綾辻行人と連呼されてもどうもね。
それでも観てみたら実に雰囲気のあるアニメで、特にヒロインの見崎鳴ちゃんはムードがあって良かった。
清原紘の絵が実に美しいコミックスも購入したのだが、結局、小説版のAnotherはついに手を付けず。
今回は見崎鳴の過ごした空白の1週間が語られるという事で、これがアニメだったら何を置いても飛びつくんだけど、綾辻さんの小説しかないので迷った。
結局、手に取って読んだのだが、非常にオモシロかったです。

見崎鳴が出て来て語りだすと、あのアニメの声とビジュアルが蘇って来て、この辺はメディアミックスの効果絶大であって、もう文句なしの魅力でしたね。
ストーリーもずっと神秘的な雰囲気を失わずに、成功していたと思う。
見崎鳴は、終盤、軽くシャーロック・ホームズばりの活躍で、読んでいるうちにアニメ「氷菓」の二番目のED曲、「君にまつわるミステリー」(←この解説はマニアック過ぎたか)みたいなコスプレをさせたかったです(笑
アニメやコミックスだけで小説を読まなかったAnotherファンにもおススメ。

ps
最後の最後に、一所懸命、ストーリーの整合性を説明する部分があるんだけど、どうも私が新本格派に馴染めないのはこのくどさのせいなんだよね。
こういう部分を非常に良く考えてある、と受け取る人は新本格派の大ファンに。
フィクションなんだから、勢いさえあれば整合性なんて二の次だよ、と思う私はあまり熱心になれない、ということだろう。

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October 08, 2013

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 村上春樹@オシャレンティーなのは一つのスタイルだし、コレはコレで良く出来ている

Amazonに上げられた笑える書評ですっかり村上春樹の黒歴史になってしまった本作品。
私も読み始めてはみたものの、あまりにツマラさに40pで挫折。
今回はダメだったな、と投げ出していたんですが、本棚の整理中になんだか気になりだして再読開始。
読み返せば40p位が胸突き八丁で、ここから一山超えればどんどんオモシロくなっていて、読了する頃には、悪くないじゃないか、と思い直しました。

確かに春樹村上の主人公はオシャレンティーが過ぎる処があるし、色々特に女性関係では都合の良すぎる展開があり過ぎるとこが気に食わんという心情、理解出来るんだけど、それはさいとうたかおのゴルゴ13はなんでいつも最後はOK、相手の裏をかいて勝ち続けられるのか、とか、映画の中でB・ウィリスはどんなに撃たれても致命傷にならないのは何故か、というのと同じで、そういう設定のフィクションなんだからしょうがないよ。
この作品が批判されたのは、そんな設定への不満を問答無用に納得させる力が少し足りなかったからだろう。
それがオシャレンティ―嫌いのアンチ村上春樹派の反乱を許してしまった(笑
出版界の帝王となっても、その座を守るのは大変なんだよね。

改めて読んでみれば、「色」に対し、「つくる」、という言葉が生む暗喩は何か、とか「駅」とは何の象徴なのか、なんていうのは、じっくりとした考察に値するし、シロに憑りついた「悪霊」の正体は何だったのか描写される箇所は短いけど充分ホラーでゾクッとくるので楽しめる。

それでも、「彼女の作品は・・・匿名の動物たちが人知れず、こっそりと音もなく踏みしめていく木の葉だ。」とか「(老人は)明快への道筋を既に死者に教えた死神のように(去った)」なんて比喩が嫌いな人は嫌いなんだろうな。

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October 06, 2013

ポルシェ・ドライビング・スクール warm up に参加しました

やっぱり公道だけじゃツマラナイということで、ポルシェ社主催のドライビング・スクールに行って来ました。
半日のコースなんで、ちょっと走り足りない感じもあるんですが、非常に勉強になりました。
開講式からまずは校長の清水先生のお言葉。
「すべての事故は前方不注意にある。前をから目をそらすな。気持ちも前から離すな」ということ。
当たり前って言えば当たり前なんでけど、ホントにその通りだと思うよ。

ここから班に分けられて三つの実技講習
1)急制動・緊急回避 
講師は美人レーサーとして有名な佐藤久美先生。
スタイル抜群の女性講師ですが、やっていることは凄くて、雨の中を80キロまで急加速してからABSが効くまでフル・ブレーキング。
ABSを一瞬で効かせるようになる救急制動の訓練です。
私、これは出来るんです。
ホントはヤバい、と思うようなことにならないのが一番なんですが、そういう事態になったらブレーキは踏み抜く。
訓練してないと怖くて躊躇してしまう処ですが、私は出来る、でOK.

でも次が難題だ。
二番目のテーマは80キロまで急加速した後、急制動、さらにステアリングを切って真正面のパイロンを回避する。
佐藤先生のポルシェに同乗してこれをやられた時は怖かったよ(笑

一瞬でABSを立ち上げる急制動は出来ても、急制動しながらステアリング回避となると怖い!
言われるまでもなくABSはタイヤのロックを防ぎ制動距離を最低限にするとともに、ロックしてない分ハンドルも効くよ、ということが売りだった。
だから急制動とステアリング回避が同時に出来るはずなんですが、やれって言われると怖い!
急ブレーキ、ロックしてハンドル切ってガードレールへ全損、大事故というイメージが抜けない。
初めはおっかなくて制動開始が早すぎたり、ステアリング操作が足りなかったり。
なんとか慣れて来ても佐藤講師からは、ブレーキへの踏みかえが遅い、とかABSの立ち上げが悪いとか、指摘されて、確かに言われてみると、ああ、その通りだな、と納得するアドバイス続々。
だんだん改善していって、最後に言われたのが、「避けるべきパイロンを見つめるのでなく、避けて行きたい方向を見なさいという」アドバイスでなんとか出来るようになりました。
こんな技術は使わないで済むのが一番だけど、使わないとダメな状況になったら、講習前より巧く出来るようになったと思う。
非常に良い講習でした。


2)定常円旋回
講師は若手レーサーの脇坂薫一先生
散水されたコースで一定周回しながら、最初はアクセルを踏んでいってサンダーステアを出す。
次は一気にアクセルを開けてオーバーステアからスピンさせる、が課題です。
アンダーステアは簡単そう。
実際、簡単なんですが、今回は1速固定でトルクが出ている状態でやるので、アクセルワークとステア特性の関連が非常に体感しやすかったのが収穫。
オーバーステアの方は、ドシャンと一気にクルマが回るので、見ている時と同乗走行ではビックリさせられますが、やってみればさすがミッドシップ。
簡単にテールが出てスピン出来ます。

問題はテールを出した状態を持続させる、いわゆるドリフト状態を維持させることですが、メチャクチャ難しい。
コレ、フロントエンジン車だったら、許容範囲が広くて少しは簡単なんではと思います。
ポルシェでももう少し速度を出して二速固定でトルク変動が少なければやりやすいのではないか、と推測してますが、それはG-forceトレーニングってことですね。


3)スラローム
スラロームはつまる処、ステアリングとアクセレーションのリズムですね。
なんて分かったことを書いてますが、実際にやってみるとなかなか合わない。
パイロンをギリギリに通過したい、とかもっとリズム良くなんて考えた挙句、2速固定はマニュアルでやった方がイイかな、なんて思って固定にしたら1速のままになってしまってヨレヨレになったり・・・普段、いかに緊張感なく乗っているかってことでした。
講習が終了して帰り際に走った時は一番リズム良く走れた(笑

ステアリングを切る時にアクセルを戻す。
向きが変わったらアクセルon。これの繰り返し。
分かってんでだけど、やると中々出来ない。
何回も何回もやるしかないな。
スポーツドライブも最後は慣れだな。

総評
今回の講習はホスピタリティスペースも綺麗で、なによりポルシェ社のスタッフたちが完璧に進行、誘導してくれて、たくさんのクルマが随分危ないことしてんだけど、一切の不安なし。
非常に良い講習会でした。

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October 02, 2013

Fate/kaleid liner プリズマイリヤBD第一巻@特典の充実に感じる製作側の誠意

カレイドライナー・プリズマイリヤのBD第一巻は、内容はモチロン、特典の充実が素晴らしく絶対に買いの逸品です。

そもそもこのアニメ、放映時から造りに品があり、手抜きのない印象があった。
それはBDで改めて観ても変わらないのですが、その手抜かない印象が、付属CD、ライナーノーツと組み合わされ、単にエピソードを二話収録しました、という録画商品の域を超えさせる魅力がある。

付属のドラマCDは楽しく、新作ショートアニメも、まさにコレが観たいというファンの気持ちの勘所を押さえた造りになっている(笑)のだが、なにより特筆すべきは美麗なliner notesで、キャラクターファイルにストーリーダイジェストと楽しんだ後、に収録されている大沼監督のインタビューが一番の読み処。
この作品は、かわいく、カッコいい、王道のオモシロさ、を目指したということですが、狙いは達成されました。
そして周辺スタッフへの言及。
あのイリヤは牛島希さんという方が描いているそうで、覚えておきます。
ノートには原画ギャラリーも付いているんですが、このレベルの絵画はですね。
セザンヌだのルノワールのデッサンと変わらない価値があるよ。
今はまだこんな事描いても戯けたことを、と思われるでしょうが、いつか歴史がそれを認める日が必ず来ます。

BDの内容も、一話アバンでイリヤの寝姿が見られるので必見です。
非常に美しく可憐でラファエロ前派のエリザべス・シダルも顔色なし。
二話の冒頭で、凛に頭をど突かれて白目になる処とかと、ともかく可愛い。
初めてのバトルシーンで反撃に出た時の「イックヨー」という声も萌える。
この辺は門脇舞さんの力で、良くもまあフィットした、というかまさにマジカルな魅力が炸裂している。
ファッショナブルで可愛いキャラクターを造る、という狙いは極めて高い水準で成功した、と記しておきたい。
これは来年あたり映画化も期待したいですね。

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