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September 2013

September 30, 2013

収穫、2013夏アニメ@プリヤ、物語シリーズ、電磁砲、わたモテ、きんモザ、ロウきゅーぶSS

日暮れは早く、朝晩もめっきり冷え込むようになました。
早秋の候、みなさま如何お過ごしでしょうか。
本日は2013夏アニメを振り返ります。
1)Fete/kaleid linerプリズマイリヤ変身時において実況が付く独創(笑)と、圧倒的なビジュアルで魅せる魔法少女の新シリーズですが、この作品に付いてはすでに届いているBDでの記事において語りたいと思います。BDは全部揃える予定。

2)物語シリーズ
今、フィクションを世界一Coolに撮るシャフトと天才西尾維新の原作に、すでに大監督の風格漂う新房昭之が泰然自若と送り出す傑作シリーズでした。
すでに囮物語が始まっていますが、楽しみです。
可愛らしいけれど徹底的に無害なキャラクターだと思った千石撫子は、何故、あれほど恐ろしい蛇神になったのか?
その本当の理由が明かされた時には震撼しました。
萌えだの、カワイイ、だのの向こう側には人の持つ深遠があったよね。
これもBD買いです。

3)とある科学の超電磁砲
どこまでもカッコイイヒロインと仲間たちが、悪の組織に立ち向かう。
話としては王道(逆に言えばありがち)なんですが、ともかくその完成度が高かった。終始、安心して楽しめた作品で、来年辺り劇場版を一つお願いしたい。

4)わたしがモテないのはどう考えてもお前らが悪い
休日前というのに、行く処のない私が、深夜に行ったコンビニで初めてこのコミックに巡り合った時の楽しさは忘れられません。
昨日のことようですが、実際はあれから幾星霜、随分出世をなさったモノですが、アニメの出来も良かったです。
原作が続く限り、アニメも続編を希望したいですね。
ただDVDが売れるかどうかだよねえ、この作品はさ。

5)きんいろモザイク
一話だけ見て、金髪趣味のない私は切っていたんですが、評判が良かったので視聴再開。
結果は大満足で、つくづく戻って良かったな、と。
キャッラクターがみんな可愛くって、癒し効果は抜群のアニメでした。
話は非常にシンプルで他愛ないんですが、そんな一見なんでもない話を見せて面白がらせるって至難の業なんですよね。
ま、萌えだのなんだのって言ってる人は、この程度の作品、一度作って一儲けしてみたら如何か。この手の作品は、疲れている日本には必須なんだよ。
途中観てないのでまずはレンタルで観てみます。

6)ロウきゅーぶSS
キャラクターが人気ですが、個人的にはそのデザインあまり評価してない。
ただ世評でロリコンアニメと揶揄されているので、そんな風潮に逆らう意味でもここは意地でも観てやろう、と録画視聴を続けていました。
新メンバーが登場するのですが、個人的にはコッチのデザインの方が好きかな。
予算が付いたのか、六年生のデザインも一期に比べるとクオリティが上がったような気がします。
特筆すべきは11話の試合で、激熱だった。
名曲だったと思う一期OPの曲に乗って精一杯のファイトを見せるメンバーたちには文句なく感動。
アン、ドゥ、トロワと連続ターンを見せて最後に、ちょっと、気持ち、悪い、と言ったミミと、前回失敗のプレッシャーを跳ね除けてシュートを打った紗季、どうせ役に立たないんだろうと思っていたひなたの「ひくい」が特に良かった。
久々に「やっぱりスポ根は最高だぜ」って思ったよ。
途中、あんまり真面目に観てなかったので、とりあえずレンタルします。

大収穫の夏でしたね。
やっぱり日本のアニメは最高だよ。

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September 26, 2013

アルゴ@「サスペンスとは何か」、という問いへのこれは究極の解答だ

前評判から上々の映画でしたし、現実にあったとは思えない奇想天外なストーリーにも心惹かれたのですが、結局最後は「アメリカって最高だぜ」、というオチの作品なんでしょう、と。
その手の映画はお腹一杯と、若干シラケ気味に受けっていて、WOWOWで放映されても、まあそのうちに、とHDD内に放置していた作品でした。

で、本日観たのですが、素晴らしかったです。
この映画はフィクションにおける「サスペンスとは何ぞや」、という問いに対する、究極の解答なんじゃないかな。
ストーリーはご存じの通り。
イランの革命でアメリカ大使館が占拠され、カナダ大使館に逃げ込んだ6人をいかに救い出すか、という問題に、一人のCIA職員がSF映画の撮影スタッフだ、と騙して連れ帰ろうという、一国の政府が正式に行うと考えればとても正気とは思えない人質奪還作戦の顛末です。

一応Based on true storyなんで、フィクションでなら可能のドンデン返しにつぐドンデン返しで驚かせるとか、絶対に弾が当たらないヒーローを八面六臂で活躍させてスカッとさせるなんて派手なことは一切出来ない。
ただ淡々と話が進むんですが、それが怖いのなんの、恐ろしいなんの。
息が詰まるような緊張感を持続させた演出の妙は、まさに至芸というしかなく、主演だけでなく監督もこなしたベン・アフレックの実力恐るべしですね。

ただ皮肉だったのは、この映画の高いテンションを支えた大きな要因の一つが敵役を演じたアラブ系の俳優の実力で、観ている間中、本物の兵士やその当時、そこに実際にいた民間人にしか見えないこと。
唯一、これは映画だから、と思えるのは髭だらけになったベン・アフレックを見ている時だけ(笑)で、ベンさん、熱演しているのに、ちょっと残念。
この手の映画では顔の知れた俳優は苦しいよね。
オマエ、髭生やしてるけど、この間、別の映画出てたじゃん、なんてね。
その辺は同情しました。
アカデミー作品賞受賞にふさわしい傑作
サスペンスとは何ぞやということに対する究極の解答を見たければ、是非。

ps
サスペンス(suspense ) :ある状況に対して不安や緊張を抱いた不安定な心理、またそのような心理状態が続く様を描いた作品をいう@ウィキペディア


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September 25, 2013

シャングリラホテル宿泊レポート@おお、こういう方々いるんだという話付

一休経由で久々のホテル滞在。
今回はココ。
場所は東京駅八重洲北口からすぐでロケーションは満点ですね。
エントランスからエレベーターでずっと上がってロビーという形式も、今やお馴染み。
そうなるとエントランスから上がったエレベーターのドアが開いた瞬間が最初の勝負処なんですが、無難にまとめていたのではないでしょうか。

部屋は34階でスカイツリーの見えるデラックス・ツイン。
眺望は抜群で、部屋も充分以上に素晴らしいんですが、最近泊まったホテルというと、シギラベイサイドスィートアラマンダーとかだったので、なんかに広さが少し物足りない。
物足りなくしないためにはスィートを取る他ないでしょうね。

完璧な室内は、ただ電燈が少し暗く、ホテルではともかく本を読みまくる私にはちょっとツライ環境なのが玉に傷。
テレビの音量もセーブされていて、夜に放映されていた「神の数式」は一部聴き取り難かったです。

夕方に到着してから資料読みしていたのですが、飽きたのでスパ&トレーニング・ルームがある29階へ。
扉が開くとホテルに漂っていた独特の香りが一段と強くなっていて、ここが特別な階である、という主張が届きます。
私が体験した範囲では、この香りで主張するという方式、リッツ・カールトンからでしたが、今後は広がるんだろうな。
トレーニング・ルームは、パークハイやリッツカールトンに比べる狭いですが、器具は上等で、プレス系、ラット系、アブドミナル、レッグプレスと充分でした。

目の前がプールなんでずが、泳げないのでリクラニングチェアに寝そべって読書。
疲れが癒えた処でまた少しトレーニングして、ホントはバイクやルームランナーなどエアロビック系のトレーニングもやりたかったのですが、食事の予約時間が迫っていたので、ウエイト系のみで終了。
充分以上に及第点でした。

食事から帰ってスパCHI「気」の方でなく、普通の風呂&サウナの方に。
他に客がいなくて、独占状態でした。
夕方、私がトレーニングしていた時は結構、お客さん、いたんだけどね。
設備自体は、ここもパークハイの小型版ってとこでした。

さて、話はトレーニングを終えて部屋に帰り、着替えて食事に行く時なんですが、エレベーターに乗ろうと歩き出した処、ホール対面の廊下からスラリとした若い女性が歩いて来た。ファッショナブルな綺麗な方です。
その後から中年後期の男性が歩いて来てエレベーターで一緒になった。
3人に、なんとなく漂う緊張感。
そっと見比べると面長の女性に四角い顔の男性と、どうも似てない。
親子ではないのではないか(笑

緊張状態の中、28階でエレベーターを乗り換えてエントランスに出たのですが、そこで私は立ち止まってスマホからグーグルマップを起動。
東京駅を迂回する通路を探したのですが、そんなことをしている間に二人はそれぞれ歩きだして、私がグーグルマップの案内を頼りに歩き出した時、見ました。私から距離が取れた二人が腕をからみ合わせた瞬間を。
リッツ・カールトンにもいたけどな。
なんだかスリルがありました。

でもホントにこういう人々っているのね。
「小鳥遊六花改 中二病でも恋がしたい」なんて観に行って特典もらっている場合じゃない。

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September 24, 2013

NHKへようこそBOX1@岬ちゃんの存在は反証されていないが

気の利いた題名に、展開の良い脚本(原作)、魅力のあるキャラクターと3拍子揃った作品でした。

主人公は大学中退4年目の引き籠りなんですが、そこに岬ちゃん、という女の子が現れて話が始まります。
引き籠りの様子がオモシロオカシク、時にリアルに表現されて笑わせるのですが、このアニメを観ても誤解しないように。
実際に引き籠っていても岬ちゃん(マジ天使)が現れることはありません。
それをより厳密に数学の定理風に表現すれば、「岬ちゃんが存在する可能性は反証されてはいない」、と言う程度です。
奇数の完全数、みたいなモノですね。
絶対に存在しない、と証明されてはいないから、何処かにはいるのかもしれないけれど、未だリアルで見た者はいない、という処です。

そこで無理して自分の岬ちゃんを見つけ出しても、引き籠りでは、告白即通報にならなければ御の字というのがせいぜい。
行動経済学の示唆する処によると、人間は希少確率を多めに見積もり、そこに掛ける傾向があるようなので気をつけましょう。

また五月蠅い音楽を掛けている部屋に怒鳴り込めば、懐かしい後輩で、ゲーム作りをすることになる、なんて展開も絶対にない。
私はちょうどこの年の頃、喧しい音楽を掛けている部屋に押しかけて行ったら、真冬の夕暮れ時に、窓全開で炬燵にうずくまったまま、目の前に出刃包丁を置いた男がいた位でした。
後で聞いたらなんかご近所では有名な方で、自分の駐車場所に停めていたクルマの屋根に、包丁を刺したりしたとかなんだとか。

それから妖しい関係をイメージさせる美人の先輩、というのも、ご自分を振り返って、高校時代にそういう先輩と二人っきりの部活でもやっていなければ、再会しようがありません。

そう、引き籠るんなら、このアニメから岬ちゃんと先輩と、山崎抜きの生活が続くのだ、と思って見ればそんなに外れてないかもしれない。
こんなサクセス・ストーリーとは無縁のドタバタアニメでも、それでも現実と引き比べたら夢のような事が起こり続ける。
岬ちゃんはどこにもいません。
その存在可能性は反証されてはいなくても、いることを前提にした生存戦略は取るべきではない。
ならば我々はアニメを観た後は立ち上がって、まずは「食器を洗うこと(←現実の面倒事の暗喩です)」から始めなければならないのだ。

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September 23, 2013

筑紫楼 丸の内店@衝撃の品もあるのに星がないのは一般的に過ぎるからか 

フカヒレも環境問題から色々言われ出しました。
そんな動きは一時的、なにより広がりっこない、なんて思っているとあにはからんや。
将来は全面禁止、なんてこともないとは言えないので、筑紫楼丸の内店に行って来ました。

注文したのは大ふかひれ特選コース。
8品のコースで、ふかひれの刺身、ふかひれと蟹卵のスープ、和牛ロースの中国ステーキ、尾びれ大ふかひれの姿煮込み、海老の石焼紹興酒蒸し、北京ダック、ふかひれ入り土鍋そば、アンニン豆腐だったのですが、特筆すべきはスープとそば。
このレベルになると美味しいのは当たり前であって、問われるのは食べてショックを受けるような一品があるかどうか、ということ。
で、上記二品は素晴らしかった。

スープの方はフカヒレの食感と蟹の卵のこくの配合具合が絶妙で、土鍋そばの方は、いわゆる普通のフカヒレ中華ソバとは一線を画する新鮮さに驚かされた。
後の品々もみんな高レベルで、なんでこのお店にミシュランが星を付けないのか不思議な位。
考えるにミシュランの中華に上がっているとこは、なんとく「ウチは普通の中華じゃないぞ」感がある傾向を感じるんだよね。
そんなとこに比べると、ここの奇をてらってない一般のお店感が災いしているのか?なんて考えたくなる。

フカヒレで有名なお店ですが、王道の姿煮だけでなく、周辺の料理も工夫されて非常の美味しい。
ミシュラン中華の某店よりよほど良いけどなあ、というのが感想です。

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September 19, 2013

世紀末画廊 澁澤龍彦@萌えアニメのサンボリズム的解釈に必須な教養

碩学、澁澤龍彦先生が世紀末と幻想芸術全般を俯瞰した1冊です。
アンソールから語り始められるこの本は、歴史的には紀元1000年(至福千年期)から発展したサタニズムの解釈から、ビザンティンの薄明に至るまで。
東西では上田秋成からシュルレアリズムを経てベルメールに至るまでと、ともかく広い。
そして何より今に響くのは、萌えアニメを解釈する上での深い歴史的考察です。
萌えは現代に突然始まったモノではなく、人類の文化史上、連綿と続いていたモノなのです。

東西の古典に精通する衒学者であると同時に、芸術を詩情豊かに語れる詩人でもある澁澤龍彦の本は、何度でも読み返したくなるので以下、忘備録
1)心理学者ノーマン・ブラウンによれば、あらゆる人間の文化、芸術的活動の目標は、「失われた幼児の肉体を発見してゆくことである」が、幼児とはフロイトの言う「多形性倒錯」者としてのアンドロギュヌスに他ならない。
それはブルトンの言うファンム・アンファン(幼児のような女)と一致する。
「私が幼児のような女を選ぶのは、彼女を他の女と対立させるためではなく、彼女のうちにのみ、もう一つの視覚のプリズムが完全な透明状態において宿るように思われるからである@ブルトン」

2)幻想美術は、何かを語ろうとしているという意味で、文学的絵画と同義語になる。明らかに一つのメッセージが発せられので、それは詩人や小説家の役割と等しく、反リアリズムの基礎に立っているが、最後まで現実からは解放されず、純粋抽象の海の中に、そのメッセージを拡散させてしまうことはない。

3)芸術とは、今日、いまだに効果を失ってない唯一の魔術であり、日常的現実に根差した知性や合理主義の手続きを廃棄し、夢やエクスタシーや狂気によって、一挙に根源的な世界に参入する。

4)ゴヤやサドのように、芸術にある種の毒は必須である。それは人間性には暗黒面が付きまとうからである。自分の理性を証明する為に、健全な精神を納得させるために錯乱のイメージを組織的かつ系統的に深めた処にこそ、18世紀的魂にふさわしい理性と錯乱の逆説がある。

5)玩具の生命を見たがる。これは子供の最初の形而上学傾向である。
子供たちは人形をバラバラに分解してその内部の秘密、生命を見極めようとする熱望がある。ピカソのように肉体を謳歌する薔薇色のエロティシズムに対比される、それは賛美する死と暴力の認識の上に立った危険な黒いエロティシズムである。
人形愛好家にとって「女」はイブのように男の内部から出て来た存在であり、無意識の強烈な自己愛の変形である。

6)肉欲の伴わない芸術的衝動は、真の個性とはなり得ない。一つの時代の精神的な雰囲気を代表する為には、みずからの宇宙に沈潜する必要がある。

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September 15, 2013

メイウェザー、サウル・アルバレスを一蹴@もうメイを倒すのは時間だけだな

圧倒的な実力で勝ち進んでいたヤングライオン、サウル・アルバレス。
23歳の若さと勢いの前では、長らく君臨している異次元王者フロイド・メイウェザーも今回こそは危ういのではないか、という見方もあった試合でしたが、そんな期待?も、開始1分で消え失せました。
リングの中を縦横無人に動くフロイド・メイはパンチも自在で好き放題にアルバレスを殴りつける。
ロープ際からの脱出の速さ、巧みさ。
正確無比にして速いはずのアルバレスのパンチを紙一枚の精度でかわし切るボディワークは、時に現実というよりVFX、映画マトリックのネオみたいに見える時すらありました。
ここだけの話ですが、私もアルバレスの勝ちあるで、と思っていた一人なので、この大差には驚かされました。
以下、メイの試合は普通に書いていると、ただただ凄い、とい言葉の連発にしかならないので箇条書きにしてまとめてみます。

1)アルバレスが打たれた何故か
アルバレスが打たれた。
なんで?と考えてビデオを戻すとカネロのジャブが外されているんですね。
なんでジャブを空振りさせられたか、というと、メイが超速のダッキングをしているからです。
ただ打たれた、としか見えないのは、その最初のきっかけになったダッキングが、あまりに速く自然なので目に留まらない、というか意識の中に入ってこない、ということがあります。
これは相手選手はたまらないだろうな、としか言えない。

2)アルバレスが空振りしている、何故か
メイウェザーは瞬時の速い動きが注目されますが、同時にボクサーとしての基本。
常に動けを実践していました。
常に出入を繰り返す。
左右に動く。
頭を振る。
これを実践していると、自分の読み筋でないパンチもナリュラルに避けられる。
で、避けた後は、ガードの開いた場所を打てるわけです。


3)アルバレスが打たれ続けている、何故か
至近距離から連打を浴びせてましたが、なんでアルバレス相手にあんなことが出来たか、というと、すでに動きを見切っていたからでしょう。
反撃は手の内なので、好きに打てる。
でもその相手はアルバレスだからね。
負けてしまうと忘れられがちなので書いておきますが、サウル(カネロ)アルバレスは無敗のとてつもなく強い選手でした。
今回も相手が普通のチャンピオンクラスなら圧倒していたでしょう。
体格もずっと大きかったしね。

結論
アルバレスすらここまで及ばないとなると、もうフロイド・メイウェザーJrを破るのは時間(老い)しかないね。
それまではせいぜいボクシングという枠内で繰り広げられる肉体の究極芸術を見せてもらうことにしましょう。

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小鳥遊六花・改 劇場版中二病でも恋がしたい@観て来た顛末諸々報告

森夏のクリアファイル目当てで前売り券まで買ってあった「小鳥遊六花・改 劇場版中二病でも恋がしたい」
本日いよいよ公開日で、仕事終了後、観に行って来ました。

こんな戯けた事が出来る週末の幸せをしみじみと噛みしつつシネコンに付いてから、まずは前売りで席を取る。
今日も仕事をしながら席の予約状況を見ていたのですが、なくなる、というほどではなかったので、安心でした。
普通の前売り券だとネット予約出来ないのが困るよね。
その後、近場で夕食。
後に仇になることも知らずにビールも飲んじゃう。
シネコンに戻ってオリジナルポップコーンセット+ドリンク付も購入。
ミニクリアファイルも手に入れる。

くつろいでいると、会場の一角に異様なほど人だかりがしているのが目に付いた。
なんだろと思ったら「小鳥遊六花・改」の記念グッツ売り場で、人の集団が飴にたかる蟻のようでとても踏み込めるような状況ではない。
売り場の前に行くまでが長い列で、その後、会計までの列も長い。
いつも思うんだけど、アニメ映画ってグッツの売れ方がナンパじゃないよね。

で、映画ですが、アバンの小エピソードが新作撮り下ろし。
中間のほとんどがアニメ総集編で、最後に二期への新作エピソードが入ります。
新作部分は良かったですが、アニメ総集編の部分は劇場サイズの画面で見ると、あれこんなモノだったの?感もあった。
まどマギは同じに見えても撮りなおした、と聴いてなんか無駄だな、と思ったんですが、意味が分かりました。
いくらBDだ4Kだって威張っても、劇場サイズのスクリーンが要求するレベルって全く違うんだよ。
その上、ビールが効いてきたのか、総集編の進行途中でうとうとしてしまう。
でも好きな世界と接しながらのうたた寝も悪くはない体験です。
六花と勇太の砂浜シーンでやっと目も冴えて来たんだけど、このアニメの持つ優しい感触はやっぱり心地イイ。

鑑賞後は速攻で劇場を出てグッツ売り場に急行。
映画のパンフレット、クリアファイルとステッカーセット、森夏とくみんのピンズ、森夏のプレミアムチャームでお会計4500円位。
オリジナルポップコーンセットも買っていたから、この日はチケット以外で5000円オーバーのお買い物だ。

後はペットボトルカバーが欲しかったのだが、すでになかった。
森夏が入っている五彩織タオルBは迷ったのだが、今パンフ見て買うことにした。それだとさらに7000円近くかかるが、全部日本アニメ界へのお布施である。
最低もう1回は行く(今度は寝ないように)と思うので、その時に買います。

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September 11, 2013

ミケランジェロ展 天才の軌跡@映像と巨大写真の展覧会&破壊されかかった最後の審判から今の日本が学ぶこと

アートならどんな時代のも好きなんですが、一番好きな時代はルネッサンスです。
そしてルネッサンスと言えば「神の如きミケランジェロ!」なんですが、個人的にどうもあんまり萌えないんだよね。
確かにずば抜けた偉業をなした画家であり、システィーナの天井画をもってして、美術史上、最高の作品である、と言う人がいても疑問には思わないんだけど、なんだか人物像の骨格が立派過ぎちゃってね。
見ていて感心は出来ても重きに過ぎる、というか。
仕事の量は少なくても、レオナルドとかティツィアーノとかラファエロとかボッティチェッリの方が、私の美意識にはピンと来る。
その上、今回の展覧会は、どうも大した作品が来ているわけではないようだ。

ま、ミケランジェロの大した作品というと、イタリアの国宝、バチカンの至宝ということで、どんなお金を積んだって来るもんじゃないで仕方ないんですが、やはりメインが「階段の聖母」というのは弱かったんじゃないか?
巨大写真と4K撮影の映像は充実していて楽しめたけど、やはり美術館の楽しみは、生の作品を観てナンボ。

ただ今の日本へ通じるメッセージはあって、芸術の頂点として、今でこそ多大な観光客を集め、イタリアの誇りであるミケランジェロも、裸の男のオンパレードの大壁画に当時はエロだの、不謹慎だの、こんなのは教会よりも風呂屋がふさわしいから塗りつぶせだのと言われっぱなしで、実際、レダと白鳥は焼失、最後の審判も取り壊し案があったらしい。
卑小な常識に権力が乗っかって芸術に手を出せば、歴史が下す審判はこんなモノ。
肝に銘じておきましょうね。
特に警察官僚出身の議員さんたちはね。

ps
最後は例によってミュージアムショップでグッツを見たのですが、絵をあしらったクリアファイルにタンブラーにTシャツ等々、どっかで似たお店を見た記憶が・・・アニメイトと変わらないよね、この風景。
こうなったら後はまどマギワインとか売るしかないな(笑

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September 07, 2013

まどかマギカ劇場版前売り券第二弾、また私は何故急にマクドナルドに行きたくなったのか

本日も真面目に仕事をこなした後、まどかマギカ新劇場版の前売り券第二弾を購入に出発。
厚く暗い雲が広がるはっきりしない天気が鬱陶しいが、ドライブは順調。
シネコンに付いて全6種類のポスターが出ている前売り券を買う訳だが、あらかじめのキャラクター指定は出来ないということが問題だ。
さてどうするか、だが、あらかじめ6枚まとめ買いで、ともかく1セット手にいれてしまうという選択肢も考えたのだが、ツィッターを見ると6枚一気買いの結果が杏子4枚にさやか2枚、という報告もあり、こういう完全なばら売りなら一気買いはリスクが高い。
やはりここは1枚づつ、まどかが出るまで買っていく戦略にする。
これと似た状況は、「劇場版中二病でも」であったのだが、その時は狙いの森夏を1発で引き当てた。
まあ、今回は無理だろうな、と思いつつ、渡されるポスターにマミさんが来る!という予感が湧き上がる!
これで本当にマミさんだったら、第六感の存在証明か!とワクテカしながら劇場のソファーに座って中を見たら、まどか来ました!
第六感は否定されましたが、また最初の1枚で第一候補を引き当てる強さ、ドラフトに悩む野球界に売り込もうかな(笑、

さて、森夏の時も思ったのですが、目当てのキャラまで何枚掛かるのか、と覚悟の上で出張って来たものの、いきなりmission completeだとなんか拍子抜けというか、物足りないのも確かなんだよね。
映画だってさ。
始まったと思ったら、すぐに解決じゃツマラナイでしょ。
もう1枚位、買おうかなあと思いうつ、すでに前売り5枚持っていてこれで6枚目だからね・・・
これからも出そうだし、止めとくことにして、お待ちかねのマクドナルドに向かう。
何故か昨日、「運良く借りられた新作の人気DVD」を返しに行った帰り道、マクドナルド(特にポテト)が無性に食べたくなってね。
でも雇用統計見た後だし、夜も10時過ぎであって、こんな時間にマックを食べた日には目も当てられないことになるのは分かりきっているんであって、なんとか堪えて帰宅したんです。
で、今日の今日こそ、マクドナルドを食べるぞ、と一目散に向かったのですが、食べながらなんでこんなにマックが(特にポテトが)食べたくなったのか、理由が分かった。

昨夜返しに行った「運良く借りられた新作の人気DVD」とは、はたらく魔王さま第一巻だったのでした!
いやー、気づいた時は自分でもビックリしたよ(笑

ps
はたらく魔王さまDVD第一巻には、主人公がマグロナルドというお店でフライドポテトを揚げるシーンが何度も出て来ます。

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September 06, 2013

ベンツSクラス発表会で豪華船400人招待から考えるクルマの特典とアニメの特典@それが示す経済の方向、人の気持ち

iphoneをぬるぬるいじっていたらベンツが新型Sクラスの発表会で得意客400人を豪華客船に御招待という記事があって、招待された記者が色々書いている。
記者はベンツSクラスの得意客ではないらしかったが、コレ、Sクラスの顧客の中には、呼ばれてないこと、オモシロくない人いるんじゃないか、と考えた。

たまたまこの春にSクラスを初めて1台買った、なんてレベルでは仕方がないと思えても、二世代続けて買っている、なんて人ならちょっと悔しいよね。

さらに律儀にSクラスを3世代、出るたびに買っていても呼ばれてなかったら、内心、ムッとするだろう。
今度は他にしよう、という逆モチベーションが働いても無理はない。
となると、と考えてSクラスの販売台数を調べてみたら、06年に8078台という数字があった。
これをモデルチェンジイヤーの7年で割ると1154台となる。
この半分が固定客(得意客)だとすると600人。
参加客は400人ということでしたが、招待状を送ったのが600人ならなんとなく辻褄があう勘定だ。
実際に行かなくても、招待状さえ来ていれば納得できるのが人の気持ちだしね。
と再び考えるに、参加客は400人でも、招待状はさらに大量に送られていたのかもしれない。

私もこんな凄い招待ではなくても、内覧会やら試乗会やら発表会など色々来ます。
でも1回も行ったことはないんだよね。
この招待状を持って来たら○○をプレゼント、と言われても、そして貰えれば嬉しいレベルの商品でも、ディーラ―まで出向くのは面倒だ。
今回も豪華客船!ということではポイント高くても、各地ディーラ―じゃないんだから、地の利は不便で不参加の方、多いはずだと推定できる。

ただここで不思議なのは、私にとってのアニメ関連の特典(明日もまどマギの劇場前売り第二弾があるわけだが)で、下手をすればディーラーより遠くのシネコンまで、さらには欲しくもないモノのオマケであって有料だったとしても目の色変えて買いにいくのは何故だろう?
単純にオマエはクルマよりアニメが好きなんだろう、と言われればそうなのかもしれないけど、それだけだろうか?
少なくてもクルマの値段はアニメのBDや映画の入場券より何百倍も高いよね。

アニメの特典グッツなんてせいぜいクリアファイルとかミニポスターとか、傍から見ればホント、他愛もないモノが多い。
ディーラ―の景品の方がモノ自体ならずっとイイよね。
しかもタダだし、行けばコーヒー位は出るし、御愛想も言ってもらえるし・・・
アニメの景品なんて買う時は恥ずかしいし、イイ事ないのにな。
それでも欲しいのは好きなアニメの特典なんだよな。

結局、この結論はかつての物自体を基準にした経済学では説明がつかない。
これはすべてソフトパワーの持つ付加価値の力であって、21世紀の経済はコッチの方向を追及するしかないのだ。
iphone自体がそうだものね。
ドイツ車自体もブランド力の強調から、豪華客船で発表とかそういう方向なんだ。
ただそれにすら打ち克つアニメの可能性。
軽く見てはダメだよね。

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September 03, 2013

絶望ノート 歌野晶午@キレよりパワーボム連発ってタイプ

その切れ味はまさに剣豪の一閃、とも感じられた「葉桜の季節に君を想うといこと」
あまりにも鮮やかだったので、読後、なんであれほど見事に引っ掛けられたのか、と考えたのですが、結局、表で走っているストーリーが巧いのだ。
軽ハードボイルドとして1級で、読んでいてちょっと変だな、とアンテナに掛かる処があれど、話の勢いに呑まれてついつい先に行ってしまう。
で、最後の最後にスッパとやられたわけですね。

この本はそんな歌野晶午さんの小説ですから、特に注意しながら読みました。
絶対に裏があるはずで、今後という今度は見ぬいてやる、という気持ちで読み進むと、まもなく、あれ、という箇所にぶつかる・・・
そこでこの手だろう、と当りを付けたのですが、結果、正解でした。
ただ、その裏の事情の実現は非常に手が込んだもので、その一筋縄ではいかなかった処ことこそ歌野さんが訴えたかったことなんでしょうが、長くなる分、キレという点では「葉桜」には及ばなかったですね。

さらにメインとなるストーリーがイジメと怨念。
復讐の神の力は実在するのか、という話なんで、ともかく暗い。
それじゃ結局、ツマラナカッタのか、読んで後悔か、というと、そんなことはなく、読書中は手が止まらず。
今回も表で走るストーリーを読ませる力は素晴らしく、エンターテイメント作家としての評価はさらに安定したモノとなりました。

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