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August 2012

August 29, 2012

安室奈美恵ダイエット成功しました@必要なのは精神的支柱

以前の記事で、ダイエットに成功したら記事にしますと書きましたが、減量してからすでに二か月。
リバウンドもないし、成功したと言って良いでしょう。

具体的な数字としては、171cm72.5キロから67.5キロの5キロ減量です。

きっかけは本の整理で、二階に溜まっていた本(古いカーグラフィック)を捨てようと階段を降りる時ですね。
両手に抱えて重いなあ、と。
どのくらいあるんだろうと計ったら、片手の分だけで2.5キロあった。
両手で5キロかよ、と実感し、もし食べたいだけ食べて5キロ太ったらコレもったまま生活することになるんだ、と危機感を持ちまして。
そしてその瞬間ですね。
もしここから5キロ減らせれば随分身軽になるんじゃないか、と思いつき、その瞬間、軽やかに踊る安室様のお姿が目に浮かんで、よし、基本、運動神経&身体能力が違うんで、一緒にする気まったくないんですが、身軽になったら塀も乗り越えやすいだろうと(塀を乗り越えることに、若さの象徴を感じるんです)
ということからダイエット開始。
軽めのローカーボから初めて、少しづつ食べる量を減らし、間食を減らしてジワジワですね。
基本、食欲旺盛な方なんで、幾度か挫折しかかりましたが、そのつど安室奈美恵様のDVDを観て、神を奉ずる信者としては、やり遂げるしかない、と決意新た。
要するにですね。
ダイエットなんて、食事のバランスを整えながら少しづつ減らしていく。
それに加えて運動も適度にする、という王道しかないんですよ。
ただそれが続かない。
嫌になってしまう。
そこで安室奈美恵という象徴というか、精神的よすがを置いて気持ちを持ち続けるというのがミソでした。

軽いウエイトも趣味でやっているんで、年のわりには見られる身体になったので写真をアップロードとも思ったのですが、見られると言っても、お見せして愉快な気持ちになれるほどの代物でもなかろうとビジュアルでの公開は見送りです。

また身体が軽くなったか、というのも微妙ですね。
でもあんまりデブデブしてないのは気持ちイイですよ。

ただ休日前夜とか、出先でアイスクリームやらジャンクなモノですね。
何か食べたいなあと思いつつ、ここで食べては元のも黙阿弥と耐える日々で、そうなるとかつてあった、より働くのは思う存分食べるためという論理も今や昔なのであるのだなあ、と実感しますね。
食べたいモノも食べないでスタイルを気にするのって、何かが逆転している気にもなるんだけどね。

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August 26, 2012

ビブリア古書堂の事件手帖 三上延@萌え狙いではない本物のミステリー

最初にこの本を見たのは某大型書店で、「売れています」というポップの下にありました。
表紙を見ただけで安易な萌え狙いだろうと判断し、こういうのは嫌だなあ、と。なんだもかんでも少女風のイラストを付けるという風潮は安易である、と嘆息したのですが、それ以降の評判が高いので購入。
一読、驚きました。

四話の短編からなるのですが、どのストーリーも練り込まれて非常に良く出来ていている。
題材が思いのほか深刻ですが、消化不良もあざとさもないですね。
ヒロインの描写のみ、ちょっと萌えへの意識が過剰な感じですが、推理の過程に不自然な感じはなく、読み進むにつれ、キャラクターとしての魅力も出てくる。
語り役の男性も、脇のキャラクターも良く書けていました。
安易な萌え狙いのミステリーかと思ったら、高水準の日常系ミステリーである、という結論ですね。

この後、大部のノンフィクションに取り掛かっているので、次回作はまたいつかになると思いますが、読むのが楽しみです。
必ず読むと思います。
とりあえず、表紙を見てかえって手を引いている方がいるなら、おススメしておきます。

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August 24, 2012

わが悲しき娼婦たちの思い出 ガルシア=マルケス@magic realismはない

満九十歳の誕生日に、うら若い処女を狂ったように愛して、自分の誕生日祝いにしようと考えた。
という一文から始まるこの小説は、なんと言っても著者がガルシア=マルケスだし、題名もなにやらポエティックだし、手が伸びたのですが、残念ながら文章には、マルケスならではの魔法のような幻想喚起力がありませんでした。

ストーリーも登場人物も極めて真面目な話で、この作品でマルケスが読者を連れ出す先は、南米版、ポジティブ・シンキングの世界。

本の冒頭にあるように、この作品は、川端康成の「眠れる美女」から着想を得たとされていますが、変態度は日本の鶴のような作家に遥かに劣り、まあ、川端より変態という作家はなかなかいないから、私は何をこの作品で何を期待していたのかと改めて自分に問い直すと、結局、文学史上最大最高の作家は、どういう具合にロリータ愛を描くのだろう、という好奇心だったのでしょうね。
でもそっち方面の描写はゼロ。
さらに豊潤を超えた過剰なほどの生命の乱舞の描写とか、夢幻への奔放なスペクタクルもない。

なら読まなければ良かったのか、というとそうでもなくて、装丁が綺麗な本だし(特にカバーを取った後の光沢ある表紙が良い)、なんと言ってもガルシア=マルケスだし、短いし、読後本棚に並べておけば見栄えが良いので、読みたいと思ったらどうぞ、という感じですね。

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August 23, 2012

魔法少女リリカルなのはMovie 1stA's@魅力溢れる主演がいるのは萌えアニメ映画

映画館まで行って映画を観ても、生半可な作品だと、どうもイマイチ感がぬぐえない。
作品自体がツマラナイというのではないんだけど、わざわざ出かけて来たほどじゃなかったなあ、と思うことが多い。
今ではそれほど時差もなく大画面テレビで観られるし、HDD録画は今のシーンをもう一度とかね。
途中退屈なら、本を読みだすことも出来るし、用事を片付けながら、食事をしながら観ることも出来る。
映画には襟を正してまで観たいと思う傑作があるのは事実だが、ほとんどの作品はそれほどのレベルにはないのが現実だ。
では実際に観に行って良かった映画は何か、というとエヴァンゲリオン新劇場版、涼宮ハルヒの消失、けいおん、等々、萌えの入ったアニメ映画には外れがない。
やっぱりキャラクターに魅力があると、わざわざ観に行った手間も報われるという感じで、今や私の場合、満足させてくれる主演女優は綾波レイに長門有希、中野梓という存在なんだよな。

さてこのDVD。
先日公開されたMOVIE2への予習と思って購入したのだけれど、結構、ローテーションして楽しんでいる。
この作品でも田村ゆかりの声の魅力は大きく、特装版のオマケDVDでも、田村さんの勇気溢れるツインテール姿には驚きとともにプロの矜持を感じている。

ああ、早くまどかマギカやエヴァンゲリオンQが観たいな。
それまではあえて行くほどの映画も見当たらないのが寂しい。

そこで思いついたのだけれど、昨今は映画館の一部をコンサート中継やら会議にまで使う例が出てきているらしいから、毎週毎週シネコンの一つは、今週放映した萌えアニメの集中公開、というのはどうだろう。
正直、コッチは録画だけでは見落としている作品もあるしね。
そしたら毎週行ってもイイや。
ポルシェに乗って毎週シネコン通い。
コーラでも飲んで、ポップコーン食べて、帰りはラーメンの週末。
製作費掛からないしさ。
画質がどうとかとか言わないからお手軽にちょっとやってみようよ。
入場料、安く設定すればそれなりの需要はあるんじゃないかと・・・

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August 22, 2012

悪魔の中世 澁澤龍彦@碩学から学ぶ美術史上の悪魔学

昔から悪魔というのは、人の好奇心を刺激する存在でした。
悪魔(という概念)は、人類が文明を誕生させると間もなく語られだし、宗教が力をふるった中世で大きく華を開かせ、現代でも飽きられることなく、未だにコンビニなどですらムック本を売っていることがある。

ただそういう古くから語り伝えられている広大な概念を、孫引き、ひ孫引きで読んでいるといつのまにかトンチンカンなことになりかねない。
悪魔学といのは、長い間にわたり、時代時代の多くの知性が延々と語り継いでいるので、一朝一夕にはいかないのです。

この本はそんな悪魔が美術史上、どのように語られたかを書いた一冊ですが、値打ちは、とことん、原典にあたり、場合によっては現地に飛んで実際に確認していることです。

たとえばサタンのイメージとして良く語られる
「七つの頭と十の角をもち、頭には七つの冠をかぶった大いなる赤き龍」
戦ったのは聖ミカエルですが、この情景の原点は、ベアトゥス本の流れをくむロマネスク写本芸術の名高い「サン・スヴェールの黙示録」(パリ国立図書館十一世紀)や「バリャドリド大学の黙示録」(十世紀)や「モルガン・ライブラリーの黙示録」(十世紀)にもそのまま活写してあり、十三世紀にドミニコ教団僧ロランによって編集されフィリップ豪胆王に捧げられた「王者大全」に七つの大罪がそれぞれアポカリプスの獣の七つの頭によって象徴されている、なんてある。
実際に読んでいるわけです。

果てしがないと思われる周辺知識がもたらす洞察も見事で、
「聖アントニウスの誘惑」を描いたダリの発想の原点は、サルヴァトル・ローザの同名の絵画にある、なんて程度なら、毎日毎日、この手の本を読んでいればいつかは気づくと思いつつ、「西欧中世における象徴的構図としての(悪の樹)の紋章は、まず十二世紀初スコラ神学者のユーグ・ド・サン・ヴェクトールの書、(肉体と精神の果実)の挿絵において描かれた」なんて著述は、もうここまで良く書けるなと。
感心するというかあきれ果てるというレベルですね。
一読損はない本で、どうせ読むならムック本よりこういうのがおススメです。

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August 21, 2012

幌を開けて走る夏の夕暮れの高速@ポルシェ・ボクスター

夕暮れの高速道路をボクスターで走ってきました。

地平線に傾きつつある太陽が放つ真っ赤な光に、雄大な雲は燃えるようで、幌を開けてドライブしているとまるで飛行機にでも乗っている感じです。

小気味良くレスポンスするボクサーエンジンとPDK。
すべてが磨き抜かれ、どこまでもあくまでも滑らかなドライヴィング感覚に、ああ、ポルシェって高級車なのね、と改めて実感。
なんで今までかたくなに避けていたんだろう、と今更ながら思う。
フェラーリは高級車、というより、ひたすらフェラーリなんだよね。
マセラティも普通の高級車というより、デカダーンなんだ。
ベンツは良質実用車って感じでしょうか?
ともかくポルシェには高級車感を非常に感じていて、誤解を恐れずにいえば感触が三代目セルシオに似ている。

もう一つ意外だったのはサウンドシステムで、オープンスポーツに高度なサウンドシステムはいらないと思ったのですが、ボーズで聴く「PLAY」以降の安室奈美恵は一段と映えます。
HIDE&SEEKなんて、つくづくと凝った造りを楽しめる。
DO Me MoreとかHOT GIRLSとか、細かい音が鮮明に響くと、やっぱり安室一家の音造りは半端ないです。
ボクスターに乗って聴いていると、まさに至上のひと時。

遠回りして向かった某所で用事を済ませ、再び遠回りとなる高速に乗った頃、陽は完全に暮れて、光は先行するクルマのテールランプとオレンジに輝く照明塔のみ。
100キロ+で流れに乗ってゆったりと流すと、等間隔で行き過ぎる外灯は夢幻へと誘う魔法の灯のようにも思え、肌を撫ぜる夏の夜風はどこまでも優しく、しばし陶然たる体験だよ。
イイよ。
夏の夜のオープン・ドライブは。

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August 20, 2012

もえたんDVD-BOX@可愛らしいヒロインとライバル。田村ゆかりの魅力炸裂

はむそくで萌えられるアニメとして紹介されていたので速攻、バンダイ・チャンネルで一話無料視聴。
オモシロそうだったので、DVD-BOX購入しました。

ストーリーは、ゲームばかりやっていて成績が低迷している憧れの人に、魔法少女「パステルいんく」に変身したヒロインが英語を教えに行くという、ぶっ飛んだモノですが、有名だったんですね。
私はまったく知らなかったのですが、妻に「え、この英単語集、本屋ですごい積んであったじゃない」と言われました。
スミマセン。
私は大規模書店に行くと、まずは美術関連書と数学関係の場所に直行するんで、分からなかったです。

アニメは作画も可愛らしく、テンポも良く、何より悪者が出ない善意の物語なのがイイですね。
みんないい人なの。
当初ライバルだった女の子ともだんだん仲良くなるんですが、彼女も可愛い。
変身した後の名前はなんと「テンペラすみ」で、テンペラ?
ルネッサンス期の絵画技法じゃないか?
なんかの偶然か、と思ったら、スミちゃん自身が言っていてちょっと驚き。
なんかこういう辺り、萌えアニメの製作者サイドと私は感性が合うんだよね。
その他、憧れの君の妹の澪ちゃんも魅力のあるキャラで、巨人の星へのオマージュシーンなど、しっかりと決まってました。

さらに特筆したいのが主人公のCVを当てている田村ゆかりの魅力ですね。
なのはでも聴かせてもらったのですが、このアニメでの田村ゆかりは凄いです。登場人物が少なく、しゃべる機会が多いので、まさにこれこそ全力全開で、いんくの声にはすっかり中毒。
もっと聴きたい、聴いていたいと思わせる魅力は大したものだと思います。

唯一残念なのは、余計なエロが挟まれることで、こういうのはないほうが幅広い人気につながったんじゃないか?
売る時も売りやすかったと思うし。
アニメは、超展開なパロディ込みで内容充実。
健気な女の子の純情物語なんだから、もっと自信を持って正攻法でやって欲しかったですね。
その点だけが残念でした。

英語は少し難し過ぎるよ・・・

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August 19, 2012

楽園のカンヴァス 原田マハ@アート好きなら史上最高究極の傑作ミステリー

話題をよんでいる著作ですが、評判に偽りなし。
ストーリーの設定は極めて巧みで、冒頭から読ませるのですが、二転三転させる終盤の落としは特にお見事。
私はいわゆる古今東西のマイルストーンとなったミステリー、ほとんど読んでいるんで、読みながらラストを予想することに分類学的楽しみを見出しているんですが、この本はこの辺りの決着だろうと予想したまずは一歩先まで行く。
おお、これは良く出来ていると感心していると、驚くなかれ、さらにその先があった!
その最後の謎解きが、たんにアイデアの為のアイデアというのを超えて余韻が沸き起こるんですね。
こういう感動こそ、ミステリー小説の持つ真に豊かな果実なんです。

キャラクターの造詣も魅力に溢れ、著者自身がキュレーターだった強みが十二分に発揮されるアート内推理も感動的で、絵画の好きの方にならミステリー史上の最高傑作だと申し上げましょう。

ただルソーに詳しくないとここまで楽しめないかも、という枷はあります。
ルソーの「夢」を見て感動した体験はあること、とか、「詩人に霊感を与えるミューズ」と言われて、すぐにその作品が浮かばないと、ちょっとここまで深くコミット出来ないかも、という懸念ですね。
逆にアンリ・ルソー大好き、ベル・エポック時代の文芸好きです、という方なら、最高の読書体験となること、保障いたしましょう。

ps
ルソーについては「私の究極絵画体験」としてこの記事以外にも何度か書いてます。
好きになったシチュエーションも小説と同じで、MoMAに入って、いきなりこの「夢」と「眠るジプシー女」の前で動けなくなった。
画面から立ちのぼる呪術的な「作品が放つ荒々しい太古の力。密林に宿る生命の気配。」は、まさにその通りで、私の衝撃、そのままを文章にしていただいてますね。

ちなみに参考文献の冒頭にあった「楽園の謎@岡谷公二
も読んでいました。
コッチもオモシロかったよ。

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August 18, 2012

お目出たき人 武者小路実篤@明治時代にもいた妄想系究極ニート

仕事もせず、勉強もせず、実家の資産をあてにしながら、ひたすらに一人の女性に恋心を募らせる男の話ですが、武者小路実篤、凄いです。

主人公の行動力のないこと、臆病なこと、ウジウジしていること、ほとんど究極形で、最も思い切った行動が、その女性の通う学校のそばの道をビクビクしながら通ること。
だいたい恋する女性とは一言も口きいたことないんだけど、結婚が決まった後の妄想が膨らむ膨らむ。
その痛々しい内面が描かれる小説なんですが、読ませます。

たとえば、手紙を書いて興奮し、ねむれなくなり、自分を哀れむ涙をこぼした後、思うことは
「自分は男だ!自分は勇士だ!自分の仕事は大きい。明日から驚く程勉強家になろうと自分は自分を鼓舞した。その内にねてしまった」
なんて書いてある。
スゴイ文章だよね。
当然、翌日も勉強なんかしません。
友人とどうでも良い議論をしては家に帰って用意してある食事をし、後は書生に本を探させたりするんです。
良い身分だよね。
なんか、働けよって言いたくなるよね。
いつまでも、あると思うな親の資産だよ、なんて余計なこと言いたくなる。

結局、ニートだなんだと新現象のように名前を付けても日の光の下に新しいモノなし、ということと、文豪の表現力は時を超えて響く、ということですね。
今の男は弱弱しい。
明治男は逞しかった、とは良く言われることなんで、途中何度もホントにコレ、明治時代の話なんだよな、と奥付き確かめちゃいました。
主人公の情けなさが実に味わい深いです。
シンジ君なんてもんじゃないから。
この男に比べれば料理が出来るシンジ君はスーパースター。
エヴァに乗って一回でも戦った時点で、神の領域の逞しさだよ。

読めば、こういう男、明治の頃からいたんだな、と知ることが出来。
だったら自分も充分合格点って思える1冊です。

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August 16, 2012

魔法少女リリカルなのはThe MOVIE 2ndA's@泣けるとこは泣ける映画

すっかりビック・コンテンツだと思うリリカルなのはですが、私は主人公の絵柄が好みでない。
特に目の描き方がちょっとオールドファッションのような気がしてならない。
それからストーリー展開とかアクションシーンが、通常のSFの域を脱せず、まどかやらエヴァンゲリオンやらにある、精神の内奥に白刃で切り込んで来るような物騒さに欠ける。

というわけでリリカルなのはシリーズはスルー状態だったのですが、映画も二本目というと、ちょっと観てみたい気がして、まずは最初の映画のDVDを見た。
観てみるとテスタロッサというフェラーリみたいな名前の女の子(頭がちっとも赤くないんだけど、姓だからイイのか?)が縛られて鞭で打たれるという件なんかは笑うとこなのか、悲しむとかなのか、大人としては苦しいとこなんですが、まあまあオモシロイ。
むしろフェイトちゃんの方が可愛いよな。
コスチュームがミニなとこがイイよ。
同じフェイト繋がりでセイバーさんの方面にも私は関心が薄いんだけど、あっちもやっぱりスカートが長いんだもの。
変身後の究極コスはやっぱりアミュレット・ハートだってことでヨロシク。
話がそれましたが、映画は度胆を抜かれるような展開はないにしても、全体の完成度は高くこれならファンはつくだろう、というレベルにはある。

というわけで、二作目のこの作品は映画館まで行ってきました。
あいかわらずキャラ絵はダメでしたが、ストーリーの進行は巧い。
コスチューム云々とも書きましたが、映像は素晴らしく美しく、ともかく泣ける。
なんで泣けるかと言うと、出てくる人、みんな犠牲的精神に満ちて、あえて困難な道を踏み出そうという意思の力に泣ける。
人の理想ってやっぱりこういう方面にあるよね。

結論として、どうもキャラ絵が、ストーリーが、という私のような人でもすっかり味方になったフェイト・テスタロッサが可愛いし、泣けるから観に行った方が良いというのがアドバイスです。

ps
最近の萌え関係では、ともかく劇場版まどか☆マギカとエヴァンゲリオンに期待です。
上記二作品には何度も観に行くと思います。

今期深夜アニメでは信奈の野望が好調を維持。
ただ竹中半兵衛はちょっと狙い過ぎではないか?
あの恰好で、もしハードな性格を与えられていたら戦国版綾波レイになったんじゃないかと思うんで、ちょっと惜しい。

ゆるゆりはあかりちゃんが可愛い。
ひたすら好意的なとこがイイよね。
じょしらくはブラックなユーモアがホントウに冴えていて、笑わせる。
キャラクターではキグちゃんが好きです。
アニメはなんだか秋も期待出来そうなんで嬉しいですね。

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富麗華@行きやすいけど、超特別なお店ではない

ミシュラン店シリーズです。
今回は麻布十番にある中華料理で、頼んだのはランチ「ふかひれスープコース@8000円」を頂きました。
ランチ8000円は普通に考えると高価ですが、前回はステーキ30000円だったし、ミシュラン店だと値段の感覚が麻痺して、なんかお得感が強い。

料理は前菜、点心、北京ダックとみんな美味しいですが、今回はフカヒレスープに添えてあったキヌガサ茸が印象的でした。
ミシュラン中華では、前回チャイナブルーへ行ってヤマブシ茸に驚いたし、最近の中華は茸を巧く使うトレンドでもあるんでしょうか。
「旬の野菜のあっさり炒め」は、ヘルシーでした。

飲み物は、ビールの他に、果実酒の桂花陳酒と山査子酒と試してみました。
果実酒らしく、甘い酒ですが、香りが良く、飲み口も爽やか。
昼酒のせいか、私が酒に弱いせいか結構、酔ってのご帰還になりましたが、この後言った映画館では冷めていた。
妙に後を引かなかったのは美点でしょう。

結論としては、メチャクチャな高価格店ではないから、行きやすくはありますが、その分、特別、という感じも薄い。
私の中でのミシュラン店中華料理部門順位は、チャイナブルー、富麗華、桃の木の順ですね。

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August 15, 2012

8.15靖国参拝行って来ました@シラケていたのはTBS関係者のみ

去年も行ったのですが、物凄い人出と熱気で、正直今年は14日に行こうかなあ、と画策していたのですが、昨日はあのとおりのお天気だったので、本日行ってまいりました。

混雑を避ける工夫は朝一で出かけることでしたが、お盆休みでも金融市場は開いていて、玉がある以上、毎日その調整をしないとダメでしてね。
夜間の日経先物、NYダウ、CRBにVIXなどのデーター入力やら注文だしやらをやっているうちに時間は過ぎて、さらに駅までの途中で忘れ物に気づいて取りに帰ったりとしているうちに付いたのは10時過ぎ。
九段下の地下鉄を出た直後、にわか雨にも降られてみなさんと一緒に雨宿りなどしつつ、さらに神社までの途中に陣を張っている各種団体様からパンフレットを受け取ったり、署名にサインをしたりしながら向かったのですが、凄い人出なのは昨年と変わらず。
参拝の行列はすでに神門を超えて伸びていて、最後列に付くも遅々として進まず・・・まあ、これでも去年よりは近いと自分を慰めつつ、これなら昇殿参拝の方が早いかなあ、など思いながら並ぶ。

それにしても周囲は賑やかで盛り上がっている。
歌を歌う若者の集団がいたり、遺族会の演説があったり、完全にフェスティバルの状態で楽しいです。
やっぱり今日来て良かったかなあ・・・昨日はどうだったのだろうなどと考えながら、先ほど戴いたパンフなどを整理しつつ待つ。
大きな屋外冷却ミスト装置が所々で動いてますが、熱気はほとんど冷めず。

やっと拝殿場所に近づくと、目を引いたのは間近からテレビカメラを構える一団の中のTBSの腕章をつけた一人で、よほど早朝から繰り出されてきたのか、大儀そうにあくびを繰り返す。

私は祈り出すと長いのですが、列ごとに時間が決められているので、そうもいかず。
足りない分は横にずれて追加(笑
それからは何か買おうと販売所を巡り、結局、靖国カレンダーと「国民の遺書 泣かずにほめてください」を購入。
最近の小林よしのりはどうかと思うんだけど、なにせ元本が「英霊の言乃葉」だからね。
買うしかない。
ただ歩きながら読みだすと同時に涙があふれてしまい、みなさんはむしろ楽しげに盛り上がっているのに、一人だけ昼間っからオッサンが泣き歩きをしていても不気味なだけだと思うので本を閉じる。
参集殿は行きかう人で溢れて、遊就館の混雑状態は、去年の経験から類推できるので、朝から何も食べてないしせめてラーメンでも思ってもお食事処、人がイッパイで入れないないじゃん。
でもイイですね。
人が多すぎて大変だけど、色んな恰好をした人々が各々盛り上がっていて楽しいよ。
ラーメンが食えないならと目星をつけていたミシュラン店の寿司屋に電話したけど、さすがにお休みでした。
ま、これは仕方ない。
結局、帰りも各所で署名をしながら帰宅。

楽しかったですね。
やっぱり靖国神社は楽しい。

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August 14, 2012

ボクスター/ケイマン最強メンテナンス ベストカー編@参考になったポルシェの紹介本

敬意は抱けても、自分で欲しいとは思わなかったクルマがポルシェでした。
スポーツカーなら2人乗り。
フロントはあくまで尖がっていて、ボディは派手やかな曲線に満ち、芸術的なオブジェみたいなクルマが好きでね。
911もボクスターもどうも違う。
そもそもポルシェは、クルマがホントウに好きで、長時間、長距離乗る人のクルマってイメージ。
私は昔からちょこっと、気分転換に乗れれば良いんで、そうなるとやっぱり目標はフェラーリになってしまって、今回もあんまり知らないまま購入となったのですが、乗ってみると、お散歩&手軽なスポーツドライブにはちょうど良くて非常に快適です。

そうなるとボクスターをあまりに知らないのは如何なモノか?と思いだし、そもそも自分のクルマについて書いてあるモノを読むのは楽しいだろうなあ、という感じもして、少しは参考にしようと手に取ったのがこの本です。

読んでみると、インターミディエートシャフトとはどんなモノなのか?とか、高性能を追及し続けたポルシェのエンジンは、何故に長らくツインカム化されなかったのか、とか、なんでポルシェと言えばオイル漏れとなるのか、なんてことが良く解説してありました。

あえてアルミ製モノブロックを使うブレーキ素材やらコーナーウエイトのことなど、徹底する処は徹底するポルシェというメーカーの矜持というか、こだわりも良く分かりました。

ちなみに「最強メンテナンス」と書いてありますが、普通の方がポルシェを自分で整備するのは難しいって分かってますよね。
今は診断の最初の一歩がコンピューターですから。
この本を読んでも当然無理なんですが、ボクスターはこういう具合に出来ている、造ってあるクルマですよというポリシーやら、ライトチューン時に注意した方が良いこと、などの情報は参考になり、まずは私には充分な1冊でした。

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August 13, 2012

東京都現代美術館でカプセルトイは買ったけど特撮博物館を見るのは諦めた話

昨日は勇躍、東京都現代美術館に庵野監督監修の特撮博物館を見に行ったのですが、まず大江戸線の清澄白河駅を降りると、深川祭りの真っ最中にぶつかるという幸運なんだか不運なんだか・・・ま、ただでさえ遠い現代美術館までの道のりがはるかに困難になったので、私にとっては災難でしたね。

水掛け祭りだけあって、路上には大量の水が撒かれているのですが、折からの熱気で蒸発し、蒸し暑いのなんの、観客が溢れて清州橋通りは歩けないのなんの。
途中、道を聴いた婦警も対応良くないしね。
婦警さんて、あんまり感じ良くないこと多いよね。
そんなことない?
その後の男性警官の方がずっと親切だった。

やっとこさっとこ3ツ目通りに出て現代美術館についたらチケット売り場までがお子さん、お父さん軍団を中心とした長蛇の列・・・・この前のフェルメール展@東京都美術館のデジャブです。
東京都、この夏は美術展で当てているようです\\\

チケット売り場まで20分ということですが、すでに10時30分。
私は正午から予定が入っていたので、仕方ない・・・ミュージアム・ショップへ。
通常のショップの対面に特撮博物館専用のショップもあり、いろいろ物色したのですが、巨神兵のTシャツはさすがに着れないので、1個500円のカプセルトイを2ケ購入
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なるほどフォルムとか表情、エヴァ初号機に似ている。
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非常に良く出来ていています。
芸術だと言いきれます。
こういう分野での日本人のイマジネーションは、隔絶して凄いですね。

ぶらぶらした後、帰り道に工夫がないかミュージアム・ショップのお姉さんに聴いた処、色々地図を持ちだして、恐縮するほど丁寧に教えてくれる。
なんであんなに親切だったのかと思うに、着ていたのがこの間買った「真珠の耳飾りの少女」のTシャツだったからではないか?
同じアート好きとして親近感を持たれたのかも?
そういう好意ってあるんだって。

そんなわけで、帰りも大変だったけど、なんとか次の予定には間に合いました。

教訓
夏は地元のお祭り情報までgetしてから出掛けよう!
ま、無理だけどね。

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August 12, 2012

映画プロメテウス@リドリー・スコット@明らかになるのは、人類でなくアレの起源

プロメテウスという、人に火をもたらしたギリシャの神の名が表題となったこの映画の宣伝文句は、「決して触れてはならない謎。人類の起源の真実だった!」

人類の起源を探る話なんて、どんな壮大なストーリーだろうと観に行ったのですが、映画は最初からいちいちあの映画の展開に似ている。
さらに映像も、かつて何度も観返したあの傑作映画そっくりで、おいおいこれは?となるのですが、なんのことはない、起源が明かされるのは人類でなく、アレの起源でした、というオチです。

それにしても展開、登場人物の割り振り等、みんな同心円上で、私は「一見自由に見える創作者たちも、本当に語りたい話は一つ」、という仮説を持っているんですが、なんかそんな感じ。

ま、宣伝文句は大いに偽りありですが、作品自体はまあまあ良く出来ていたし、ラストの映像を見る限り、むしろ次回作には大いに期待したいと思う出来でした。
主人公となる人間が呟く「それが人間とアンドロイドの違いよ」というセリフも、あのシーン、あの進行の中で言われると、腑に落ちたな。

夏休みのひと時を過ごすなら後悔するような作品ではありません。
むしろ次作への踏み台として、観ておいても良いんじゃないかと思わないでもない。
という訳で、次回作こそ本当に期待していますから、リドリー・スコット監督。

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August 10, 2012

G7協調政策:金融取引収益0課税、損失は無期限繰り越しを時限立法化すれば世界は救われる

今、世界経済に立ち込めている無力感は、金融政策の限界が露呈されていることと、財政政策が使えないということです。
主要な景気対策が二つともダメなのが、センチメントを暗くしている。
結果、中央銀行が幾ら流動性を供給しても、資金は安全資産に流れてしまい景気を上向かせるリスク・アセットに流れない。
ならばと中銀が買い支えを行っているのですが、これはどう考えても正常な姿ではない。

では、どうするか?
私は個人、法人を問わず、金融取引の収益を0課税&損益は無期限繰り越しの時限立法化をG7が協調政策として行ったら良いと思う。
流動性の供給を、中銀でなく、民間に担ってもらえば景気は回復する。
民間に担わせるなら税制が鍵であって、もし金融取引での収益が0課税となれば、リスク・アセットへの投資に踏ん切りをつける個人、法人は格段に増えるだろう。
同時に、損益繰り越しを無期限化すれば、来年度、多額の納税予定があるような個人、法人は実質ゼロリスクの投資になる。
これなら動くだろう、と考えるのだが、如何か。


実行する上でのポイントは2つ
1)時限立法化
期限を決めることが大切で、そうでないと、みんなが買うまでお互いが様子見になってしまう可能性がある。
この時期に買わないとダメ、というふんぎりを付けさせるべきだ。

2)G7の首脳、中銀総裁一斉宣言によるアナウンスメント効果
マーケットはつまるところセンチメントである。
さらにはリスク資産が上昇すれば、ファンダメンタルも付いてくるだろう。

新たなバブルも生じるだろうが、死に行く人間が麻薬中毒の心配をする必要はない。
「死にゆく人間である」という根拠は、財政を緊縮させるたびに、対GDP比赤字が改善するならともかく、悪化する一方であるという現状である。
この現状こそ、世界は真摯に見つめるべきで、その上で何をなせるか、ということを考えるべきだ。
すでにFRBやECB、日銀のやっていることは、非伝統的手法であって、新たなからめ手に躊躇する必要はない。


もしかしたらドイツなどは乗ってこない可能性があるが、日本とアメリカ、ドイツ以外のEUと英国が行えば結果は上々だろう。
「苛立たしいほど鈍い回復」を嘆いているFRBとオバマ政権など、日本が提案すれば一発で乗ってくるって。

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August 09, 2012

英語「超基本」を一日30分! 尾崎哲夫@これを英訳すると

英語がまるっきりダメなので、買ってみたのがこの本です。
まず薄いのがイイかな、と思って購入です。
なんで薄い本がイイと思うかと言うと、受験時代、分厚い参考書に取っ組んでは挫折の繰り返しだったからです。
基本、文法の本なのですが、細かい処はざっと流して、まず例文を読んでみる。
そしたら訳してみる。
見開き2pが終わったら、訳から英文に戻してみる、なんてやってます。
現在3回目。
薄い本なので、どこへでも持って行って読めるのが便利です。
しかし英語の勉強も始めてみると楽しいですね。
進捗状況はまだまだですが、私はいったん始めると止めない癖があるので数年後には一通りのレベルに行けたらな、と思っています。

話が飛ぶようですが、最近、二作目の映画が公開になっている「魔法少女リリカルなのは」シリーズ。
見てみようかなと思って「劇場版The Movie1st」のDVDを買ったのですが、なのはちゃん、レイジングハートとの会話がいきなり全部英語。
あれ、もし私だったら、全然ダメだったじゃん。
ロストロギアの異相体にやられたじゃん。
いまや魔法少女になるのも英会話が必要なのかと驚くと同時に、小3で完璧なヒアリングを見せるなのはちゃんにもビックリ。
異相体なんて単語が聞き取れる時点で自称・平凡な小3じゃないだろう。
私立聖祥大附属ってどんだけ凄い小学校なんだよ、と。

というわけで、劇中でのキメセリフ、「これが私の全力全開」
これを英訳するとThis is my best full throttle
どっかで聞いたような流れですが、実はもえたんのDVDBOXも買ったんだよ。
もえたんコーナー、スゲエ難しいな。
早くこのレベルの英語、しゃべれるようになりたい。
そういう訳で英語を始めたのでした。
ウソですけど。
あ、ウソだと思ってないでしょう。

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August 07, 2012

涙!激闘サッカー日本女子代表、ロンドン五輪準決勝@これこそがSPORTS

最後は長い長い15分間でした。
私は翌朝、録画で観たのですが、録画でつくづくと良かったです。
ライブで観た方はお疲れ様です(笑
こんな終盤の後では、興奮で眠れなかったのではないでしょうか?

ロンドン五輪、サッカー準決勝、日本女子代表チームは勝ちました。
相手のフランス代表チームは、強く、速く、巧い、非常に良いチームでしたが、勝利を握り、決勝へと進出したのは日本代表。
その勝利は、全員のひたすらな献身と、想像を絶する練習で培われたであろうスタミナと、技術と、なにより不屈の魂の存在を感じさせる勝利への意思でつかみ獲られたものでした。
宮間のフリーキックは、精妙の極みであり、福元のセービングは守護神という言葉そのもの。
あくまで走る沢は、リーダーシップという言葉の具現者でした。

それは聖地、ウェンブリー・スタジアムにふさわしい一戦でした。
これほど美しい試合は、類稀なるモノだろうと感じさせられた証左は、両チームに与えられたイエローカードが、実にフランスに1枚だけ、という事実です。

ただ勝てばよいという風潮に一石を投じた、どこまでもお互いにフェアなプレーは清々しく、観る人を感動させるものなのだ、という認識を、世界に知らしめる一戦でもありました。

さあ、次は決勝。
FINALに刻まれるドラマは如何なるモノなのか。
私はそこにスポーツがこの世界にあるという意義を、しっかりと見届けられるだろうと、予感しています。

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August 05, 2012

グループリーグでの引き分け狙いはフェアプレーじゃないの?@日経電子版記事の一位は反日記事

決勝トーナメントでも見事な快進撃を見せるサッカー日本代表女子に、サッカー識者がイチャモンです。
グループリーグ第三戦で後半途中から引き分け狙いにしたのは、フェアプレー精神に反するとかですが、そんなこと聴いたことがありません。

WカップでもCLでも厳しいグループリーグを戦い抜く上では良くある話で、実に世界でもこんなことを言いたてているのは、この大住良之という人だけ。

世界の誰も文句を言ってないのに、それを悪いぞ悪いぞ問題だ、と騒ぎたて、「FIFAの規律委員会で問題視」されるかも、なんて言いつのる!
「燃えさかろうとする選手の心に水」とか憶測していますが、五輪のサッカーは非常にキツイ日程ですよね。
選手の気持ちも肉体を楽にした、という可能性も考えられるのではないか、と思うのですが、筆者にとっては、そんなことは問題にならないんでしょう。
さらに昔のメキシコ五輪での引き分け狙いは良かった、なんてことまで言ってますが、スポーツをあくまでとことんフェアにしたいなら、まずは主観によって裁定されるダブルスタンダードはお止めになったら如何か。

記事の最後には、「眠い目をこすって見ていた日本中の少年少女たちを落胆させた罪はけっして小さくない」、と結ばれていますが、落胆よりも安心した人が多かったとか、こりゃドロー狙いだなと思った時点で眠けりゃ寝ているのが普通なのではないかと思うので、心配してもらう必要などまったくないんじゃないか。
だいたい「罪は小さくない」ってなんなんだよ。
それじゃ罪は大きいってことなのか?

ともかくこの記事からは快進撃する日本代表に文句が言いたい。
僅かでもイチャモンを付けられるなら付けて、日本代表の価値を貶めたいという気分以外伝わってきません。


今の日本人に読んで戴きたい本に「宗教を生みだす本能―進化論から見たヒトと信仰@ニコラス・ウェイド」という1冊があります。
宗教、と題されていますが、まずは原始の時代において人々が生き残る為、どのような価値基準、道徳律が重要とされたか、という考察がなされています。
そもそも人間が集団で暮らし始めたのはサバイバルするためであり、その集団内で最も忌み嫌われ、最も低いモラリティとされているのは、仲間を売り、自分だけを有利にしようとする人間だ、ということです。
日本にはそういう識者って本当に多いですよね。

ps
日経電子版で最も読まれた記事として取り上げられていたので、今さらですが、あえて記事にしました。
日経電子版自体のレベルを知らしめる、まさに語るに落ちる結果でしたね。

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August 04, 2012

タートル流投資の魔術 カーティス・フェイス@テクニカルでなく、心理の聖杯を

伝説となっている投機集団、タートルズの中でもずば抜けた成績を叩きだしたというカーティス・フェイスが書いた一冊です。
読んで感じるのは、著者の並外れた知性で、この本は投機を学ぶ上での良書であると思います。
ただそれはテクニカルなモノではない。
あくまで投機と向き合う上での心構えということなんですけどね。

ます具体的な手法として引用されている数式やらパラメーターですね。
私の理解不足、そして検証の不足なのでしょうが、おかしく感じる点が多々あります。
トリプル移動平均線のパラメーターは150日、250日、350日ですよ。
いや、私はそれくらいでやっています、という方なら良いのですが、私にはどうにも大きすぎる気がぬぐえません。
確かにパラメーターは大きい方が成績はイイんですけどね、
限度ってものがある。
それからEMAの出しかたは、単純な印刷ミスなのか、計算式オカシイですよね。
私の勘違いでしょうか。
その他に・・・まあ、止しときましょう。

この本はテクニカルな点、細かく突っこむより、以下備忘録として書き抜きましたが、ともかく勉強になる言葉がたくさんあるんですから。

1)成果の差は心理が生む
トレードの難しさは、概念ではく、実行することの中にある。
成功するには、感情的、心理的強さが必要だ。

2)人間の感情はチャンスの源であると同時に、最大の敵でもある。
感情を支配すれば成功する。感情に支配されれば危機に陥る
ストレス下で、それを合理的に行う力がポイントになる。

結果偏向(決断の良しあしを結果で判断すること)に陥らず、その時その時の状況から、その判断に一貫性と合理性があったかどうかを判断しないとダメ。
結果でなく、大切なのはプロセスで、プロセスを大切にすれば結果は付いてくる、ということです。

3)市場にはトレンド。ボックス、ボラ大、ボラ小の4つの状態がある。
今はどの状態なのか?
それを予測せず、兆候から、探ること

4)エッジ、リスク管理、首尾一貫、シンプルさ、タートルズで教わったのはこの4つ。
後はくよくよしない。気をもまないことだ。


5)エッジは認知の歪みが現実と市場認識を乖離させることで生まれる。
市場には3つの認知の歪みがある
① アンカリング
すぐ手前の価格で、直近の高値、安値があたる。
このアンカーに対して、今の価格が判断される

② 直近偏向
①と合わせて、安値なら買い手が殺到する。
支持線と抵抗線をみな信じているので、現象は強化され自己達成予言となる。

③処理効果
利益を確定したがるトレーダーの傾向を言う
よって決済に失敗すると、その後の直近の高値では売ってやろうとするトレーダーが沢山出てくる。

6)トレンドフォロー派のエッジの源は、支持線、抵抗線が突破された時にトレーダーが示す認知のギャップにある。
ラインが突破された後も、トレーダーは以前の考えに固執しており、市場の動きは新たな現実がすぐに反映されるほど速くはない。
どちらのラインにしろ近づけば、市場参加者の心理は加熱する。
フォローで取りに行くのかカウンターか?
認知の歪みの戦いの中で、兆候を検討し、勝ち馬とみた方に掛ける。
負けたと思ったら、すぐに認めて手じまいする。

7)リスクは常に監視しないと付け込まれる
慎重に、逃げ足は素早く

8)トレードがいかに単純か、知るのは大変だ。
市場の中で、人々は、ものごとを単純に保ち、基本を見失わずにいるのがどれほどたいへんか思い知ることになる。
人間は複雑な着想を単純なモノより優れていると思いたがる。
一般に知られていない真実を求めたがる。
それは罠かもしれない。

冒険をしなければ何も得られない。
リスクは友達だ。恐れてはいけない。理解し制御し、ともに踊れ。
間違いを恐れて行動をためらうな。それは一つの資質だ。自分だけの道を歩み、失敗してもくよくよするな。それも人生の一部である。失敗は成功と学習の必要条件である。

以上の言葉は、私なりの改変、付け足し、省略多数あります。
良い本かな、と思ったら是非ご一読

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