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June 2012

June 28, 2012

Uncontrolled@HOT GIRLSバビロンの淑女、夜の女王

昨日に続きnamie amuro@Uncontrolledの記事Part2です。

2)Hot Girls@夜のデカダンは彼女のモノ
ロングドレス姿の安室姫が、ファッションショーのランウェイの上で歌い踊る姿を見せるMV。
彼女のまとうロングドレスは、シルエットから色合いまで、夜に飛ぶ巨大な美しい毒蛾のようで、妖気溢るるバビロンの妖婦を思わせます。

黄金色のマイクを黒い手袋に手鎖で繋ぎ、それは生まれ落ちた日から、Museと契約した彼女の運命そのものを象徴しているかのようだ。
この曲はCDだけでは理解不能で、卓越した演出をした映像作家にまずは大きな拍手を送りたい。
紛れもない傑作だ。

都市は腐敗する。
エデンの東から、ソドムとゴモラの例にもれず、呪われた存在である大都市は必ず腐敗する。
ただその腐敗は知恵の実を食した人類の定めであり、悪の華と断罪される甘美な蜜こそ、我々を救済と導く道にあるものだろう。

安室奈美恵は神のフェラーリであると同時に悪魔のランボルギーニでもあった。人の姿を借りながら、神と悪魔を天秤に掛けては軽やかに跳んで微笑む彼女の限界はどこへ?
この先、最大の注目ミステリー、ということですね。

ps
ロングドレスは、LIVE STYLE2006の冒頭、Violet Sauceで着ていた時は、重い印象で、安室ちゃんはやっぱり身体にピッタリフィットしたミニのワンピで、飛んだり跳ねたりだよねえ、と思ったのですが、彼女もすっかり成熟。
ただ成熟しただけで一気に黙示録の大妖婦を表してみせる辺りが、21世紀の聖なる怪物たるゆえんか。

しかし1曲つづ書いているときりがないな。
なんだか最近、私のブログ、安室奈美恵専門みたいになってきたので、安室ちゃん記事はちょっと休む。
前々の記事で、彼女は勝率100%の怪物ピッチャーと書きましたが、今回のCD&DVDも完全試合。
ただただ脱帽の出来でした。

次は読了したまま記事になってない曽野綾子さんの本か、対数関数を勉強してEuler式を導出しよう、という記事を書きます・・・たぶん・・・

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June 27, 2012

Uncontrolled安室奈美恵@世界で一番coolな都市TOKYOの世界一coolなlady

用事を済ませた後、観てますが、今回のテーマは世界進出かもしれません。
ま、とっくに世界一、史上1位なんだけどね。
あまりに書きたいことが多いので、今回も記事は一回じゃ終わらないかも。
ともかく迷っている人は買いです。
初収録のMVはみんな美しく、今まで観たMVもいっぺんに観られるのってお値打ちでしょ。
CDの方の曲もGo Roud YEAH-OHは英語化、Brek itは別バージョンになっています。
3曲とも今までにないカッコ良さがあります。お聴き逃しなく。
というか、今の日本にいて安室奈美恵聴いてないとか、後年の歴史の審判に耐えられないから。

1)in the spotlight(TOKYO)開いた口がふさがらないほどカッコイイ件MV
以前、安室奈美恵のMVの判断基準に、
安室ちゃんが踊っていれば=良いMV,
他が主人公になっていると=悪いMVの法則と書きましたが、訂正します。
このMVでは安室ちゃんの踊っているシーンはわずかですが、スケボーやらTOKYOの夜景やら、全てがカッコイイのなんの。
それに被るのがこの音楽で、はっと気付くと自分の口、開きっぱなしだったよ。

腰をくねらすだけの安室ちゃんも、なんなんでしょうか、あのスタイル!
安室は神の造ったフェラーリ、と書いてきましたが、正直、自分でも少し大げさかなあ、と思うことあったのですが、やっぱり彼女は神のフェラーリだよ。
それも市販タイプでなく、とびきりの勝利を重ね続けたF1ね。

それから衣装もsuper cool!
私は場合によっては、衣装にも煩いこと言ってきましたが、今回の新作Hot Girl, Let`s goは衣装がみんな超クール。
逆にいうとこれだけ極端な衣装を簡単に着こなす34歳って、なんなんだろう、と驚くとこですね。

DVDを新作中心にさっと観たのち、CDの方を引っ掴んで本日第二の用事に出かけたんですが、もうこのIn the spotlightがクルマの中に流れ出したとたんの雰囲気のアガリ具合ったらなかった。
休日引き籠りの私が、もうどこまでも走って行こう!
と思いましたね(笑
実際はクルマで10分の場所だったのですが・・・
今度の休日前夜にこれ掛けて走るのが楽しみ。
今はオープンに良い季節なんで、奈美恵先生、イイ時期にreleaseしてくました。

私は再び言おう。
ああ、生きてて良かった。
安室奈美恵は超人だ。
神は存在する。
神は彼女の姿を借りて、今、我々の前に顕現しているのだ、とね。

ps
このin the spotlightで安室ちゃんが乗るクルマがアストン・マーティンV8
そろそろZ4の後継車を決める時期なんですが、アストンはまったく視界に入ってなかった。
どうもスタイルとブランドイメージが重厚、大人、落ち着きって感じなんで、俺には合ってないでしょう。
でも安室ちゃんが掛ける乾いたエンジン音、やたらカッコイイ。
本来はボクスターの中古を二年挟んでフェラーリに戻る予定だったのですが、新型ボクスターがあまりにカッコイイので、新型にするか、そうするとフェラーリに戻るのはだいぶ先かの思案中でね。
アストンV8のロードスターでもいいなあ。
ボディ剛性は大丈夫なんでしょうか?
スタイルが以前のマセラティ・スパイダーに似ているのでちょっと心配。

休日トレーニングの時間になってしまった。
ああ、結局、一曲しか書けなかった。

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181920&films安室奈美恵@ど真ん中に豪速球を投げこんでいた彼女

今年は安室様、デビュー20周年ということで、ライブでは過去も振り返るという趣向だそうです。
未来だけ向いていて欲しい、というのが、私の希望ですが、奈美恵先生がそうおっしゃるなら、仕方がない。
フェラーリだって、過去の名車を振り返り、新車のディティールにオマージュをちりばめることがある。
それなら私も先生の過去を復習ということで、このベストCD&DVD購入です。

今、聴いてみると当時の小室サウンドは非常に歌謡曲な感じで、安室ちゃんの歌い方は笑ってしまう位の全力投球(笑
投手にたとえるなら、直球一本で、ど真ん中に投げ込むというだけ。
それでも天下を獲ったのだから、その力,推して知るべしですが、今はつくづくなんでも投げられる怪物ピッチャーになったよね、という感慨もひとしおです。
たしかにこの当時でも歌にこもる力、並みの選手ではない。
怪童尾崎(見たことないですけど)、ってこんな感じだったんでしょうか。
それが空前絶後の投手になったのが今の姿。
コントロールは針の穴を通し、スプリット・フィンガーからシンカー、ナックルにスローカーブまで、千変万化の変化球も自在に投げ分け、場合によっては軟投でかわすことも出来る。
フォーシームにツーシーム、豪速球の威力までが格段に増している。
自責点0で防御率0、勝率100%、で投げる試合はすべてパーフェクト・ゲームって感じのピッチャーになった。

私は、あの当時の安室奈美恵にはまったく関心がなかったのですが、歌って踊っている彼女を観て一度だけ、
「芸能界は文字通りのtalent(才能)集団なんだろうけど、これほどのスタイルと身体能力と歌唱力を持った存在は稀なのではないか」
と思ったことを覚えている。
「でも結局、小室さんが消えたら、どっかに行ってしまうんだろうなあ」とも思った。
そして小室サウンド(以前、TRFの記事で賛美しました)好きだったんですが、ブームは長くはないだろう、とも感じていた。
なんで長くない、と感じていたかというと、あまりに売れすぎていたから。
どんなに光溢れる星でも、これほどの光芒を放ったら、長くは燃え続けられない。
それは「宇宙の理」というものだ。
だからこそ、再び復活し、以前より激しく光輝く彼女はまさにmonster。
神の創造したフェラーリだよ。

ps
クルマのMSに落とすために、オープン状態のZ4で高速を140-190キロで飛ばしながら
Body Feels EXIT♪~とか、
そうよ、TRY Meあなたをつつむ 愛が待ってる♪~
とか聴いているうちに、いつのまにかノリノリになってしまい、アクセルをいつもより余計に踏んでしまいました。
下道でも大音量のまま、はっと気づくと交差点なんかで周囲にまる聞え状態でした(笑
うーーん、俺も若いよ。
なんでこんなに若いまんまなんだろう(笑
自分でも不思議。

そして今日は安室様ニューアルバム発売です。
あー、でも用事があるんだけどね・・・行きたくないとこに行かないとさ・・・

「宇宙の理@恒星の寿命編」
宇宙では、重力の重い星ほど、熱く激しく燃えて、強い光を放ちますが、光り輝ける時間は短いのです。

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June 24, 2012

安室奈美恵、私の20曲 デビュー20周年、五大ドームツアーpart3

Part3ですが、まだ終わりませんでした。

13)ALARN
安室奈美恵は容貌においても万化する、と書きましたが、このMVに映るのは夜のメガロポリスに生息するボーイッシュな不良少女。
短く髪をまとめ、芸術的なまでに美しいシルエットの腰をレザーのパンツに包んで繰り広げられるダンスは、「キレのある動き」というモノを観たい人にとっての極点だ。
動きにおいてキレとは何か?というこれ以上ない解答がここにあります。
Alarmという題名通り、剣呑な予感をたたえるイントロとともに始まる曲ですが、マックス・ターンを見せるバイクとか、スケボーの演出も冴えていて、映像もモノクロのcoolな感触が実に素晴らしい。
彼女の演じたのは、現代の都会の夜の伝説そのものです。

14)WANT ME,WANT ME
本当の美人、美男と普通の美人、美男を比べる方法を御存知だろうか?
私は、わざとみっともない格好をさせると分かると感じている。
本当の美人は、どんな格好をさせても魅力を放ち続ける。
このMVの安室ちゃん、ブルーのアイシャドウは過剰であり、ファンデーションはブラウンが濃すぎて、衣装もワンショルダーのトップスは身体に張り付きすぎ、ミニのスカートは短すぎる。
カメラもミニスカートの安室ちゃんをえんえん下から狙い続ける。
PTAには好まれないだろう構図、スタイルでも、安室奈美恵はちっとも下品に見えない。
扇情的である、というこがこんなにもカッコ良くあり得るという稀有な例ですね。
ps
背景に使われるたくさんの人がべったり寝そべっているカットは、ニューヨーク・ドールズとかロキシーとかクィーンのアルバムへのオマージュだよね。
こういうビデオを造っているスタッフが、どんな音楽を聴いてきたか、今のJPOPの造り手の教養の基礎が覗けるのも感慨深い。

15)GIRL TALK
ここ一か月で安室ちゃんが表紙になった女性誌はなんと11誌。
女性誌、ジャック状態ですが、なんでこんなに人気があるのでしょう。
その秘密はこの曲を聴くと分かります。
MVで見せる白いタンクトップと赤い帽子を被って踊りまくる安室ちゃんは、不良美少女系でもなく、ビッチ系でもなくひたすら可愛いfashionableな女の子。
「女子」が憧れ、友人になり、恋の悩みを相談したくなる存在そのものですね。
安室奈美恵は、ホントに何でも歌えて、何者にも成れる、そういうことが分かる1曲です。

16)Go Round
クルマに乗りながら音楽を聴いていること多いのですが、その時印象的な振り付けはまねるのが趣味です←アブねえっての
得意なポーズは「星間飛行」のキラッです←キモイっての、笑
でも安室ちゃんの振りは高速過ぎて真似が出来ない・・・(笑
手足が凄い勢いで動いてるなあ・・としか分からないんだもん。
そんな中でHelloの「気分じゃないか~も」の指振り(マニアなら分かる、笑)に続いて真似が出来たのが、この曲の、「きれない~」でのにぎにぎポーズ
私がやっているとつくづくバカみたいなんですが、安室ちゃんがやるとひたすら可愛い・・・14)で本当の美人はどんな格好をしても美人、と書きましたが、ホントウの芸術家は、どんな振りでも魅力的に見せるもんなんだなあと分かりました。
曲は、今までにない路線で、今後の大人方向としての可能性を表しています。
つくづく何でも出来ると思わざるえない。


17)Defend Love
バラードでなく、ブラック・ミュージック系でもなく、ロック調とも違う・・・しいていえばSF映画のテーマソングみたいな感じの曲ですが、安室ちゃんは見事に歌いこなし魅力を発散しています・・・安室さん自身が非常に気にって携帯の待ち受けにした、と聞いたので、信者としては納得するしかないのですが、MVがアニメなのは残念・・・ステージでは非常に壮大な印象のパフォーマンスを繰り広げていたのでなおさらね・・・でもアニメはダメだった、てあんまり書くと嫌われそうなので、個性のある良い曲です、とだけ書きます。


今日はここまで・・・安室奈美恵の曲を語っていると話が終わらないことに気付きました・・・後、3曲ね。

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June 22, 2012

ユーロ2012決勝トーナメント雑感@何故、ポルトガル代表選手にはカッコイイ名前が多いのか?etc

前回のユーロではスペインを予想したり色々盛り上がったのですが、どうも今回はイマイチ
何でだろう思えば、あれほど夢中になっていたスペイン流のサッカーに少し飽きてきていること。
その反動で、我らがナガトーモの友人たるスナイデルさん率いるオランダ代表を応援していたんだけど、グループリーグであっさり敗退。
負ける前、デンマーク戦では、序盤、鋭く速くパワフルな個人技を見せてくれて、期待していたのに残念でした。
優れた個人はいるのに、まったく結果を残せなかったマルワイク監督は解任した方がイイ、というのが、今回思った1)番目のことだ。

2)前評判の低いイタリア代表はやらかす
という伝承どおり、しっかりトーナメント進出。
今回のユーロの一番の収穫が、カテナチオから前掛かりになったイタリア代表の戦い方だ。
とりあえずピルロ頼りのチームですが、戦法が変わったのは、スペインの影響なんだろうな。
殻を脱ぎ捨て、脱皮をはかるイタリアがイングランドに勝つことを祈っております。Img54ce6104miigds
映画の続編、観たいからね。

3)クリスティアーノ・ロナウドが引っ張るポルトガルは何故、カッコイイ名前が多いのか?
昨日の試合でも感じたのですが、呼ばれる選手の名前。
どうも響きがカッコイイ人が多い。
フェルディナント・コート、パウロ・ソーザ、ジョアン・ピントなんて覚えてます?
以前からカッコイイ名前が多いよね。
ポルトガル語はそういうモノなのか?
それではもっと多くの選手を輩出しているブラジル代表には、何故そんな感じを持ったことがないのか?
ま、ちょっとした感覚と、偶然の賜物なんでしょうけど・・・
ロナウドが引っ張ってこのまま優勝したら、C・ロナウド、バロンドールでもイイんじゃないか?
それ以外だったらメッシだろうけどな。
それを知らせてやれば、ロナウド、どれだけ頑張るんだろうか、なんてことを感じてます。

3)明日の未明にはギリシャvsドイツ
ユーロ危機を横目にみながら為替やらOP,欧州市場の株価指数を取引しているモノには感慨深い対戦です。
ギリシャ勝ったらオモシロイよね(笑
メルケルへの影響大じゃないのか?
ギリシャが勝ったら、ユーロは売りってまったく冗談ですから。

4)メッシの有難味を感じるのか、再びの祝杯かのスペイン代表
FWがいないと言われているスペイン代表
緒戦はセスクさん1トップでしたが、大変でした。
ボールは繋がれど、得点は入らず・・・セスクもメッシと比べられるのはイイ迷惑だよな。
チームのなかでは、たしかに1選手でも、点がはいらなければ、されどメッシ、となる。
サッカーは、ボールを繋いだ方が勝つゲームじゃないんで、ここは金髪碧眼長身美男なれど、FWにしては繊細な感じのトーレスさんを使いづづけるしかないんじゃないか、デル・ボスケ監督。
私はフェルディナントさんに期待すること大だ。

諸々考えると、やっぱ決勝トーナメントはオモシロイって、結局観てるじゃんてオチなんだけどさ。

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June 21, 2012

井岡vs八重樫統一戦@前振りビデオに恥じぬ激闘。辰吉vs薬師寺の系譜が続いた夜

昨日は休日で夕方からはトレーニング・タイム。
UFCにルイスとバレボの試合を見ながら行って、終わってから入浴し、さて井岡、八重樫の放映時間ですが、まだ試合自体が始まってなかったら、未見のUFCを見ようかなと思ったら辰吉選手が出ている。
観ない訳には行かなくなりました。
薬師寺選手とちょっとお話し位かな、と思ったら、なんとあの伝説の激闘をしっかり振り返るという企画。
我々が何故、この試合に心動かされるのか、というと、自らの死地を恐れない勇気を見るからだよね。

人は厳しい日々を送るうち、リスクは避ける習性がつき、金を稼ぐにしろ、日常の暮らしにせよ、面倒は避け効率、効率と心情が傾きがちなのですが、この試合には、そんな日常的価値観による汚れがない。
誇りと勇気と闘志があふれている。
そう、我々はかなうことならこう行きたい。
そんな激闘を、繊細な優しさをのぞかせる二人がやったというのも心に沁みる。

夕食を獲りながらビデオを観終わって、アメリカにジョー・フレイジャーとアリの戦いあれば、日本にだって辰吉、薬師寺戦があった。
果たして次の井岡、八重樫はどうか?
二人とも良い選手なのは分かっていても、ボクシングの感動は、時に選手としての能力とは別の、魂の次元が問われることになる、と思ってましたが、結果はご覧のとおりでした。
一瞬でも疑って済まなかった。
美しいボクサーと類まれなファイターの激闘は、最初から最後まで緩むことなし。
やむに止まれぬ功利を超えた闘魂の系譜は、若い二人の選手にしっかりと受け継がれていました。

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June 20, 2012

安室奈美恵、私の20曲 デビュー20th5大ドームツアーpart2

前回記事の続きです。

8)ROCK U
コラボ曲だったので、Checkmate!に収録されるまで私は知らないまま、コンサートで初めて聴いたという曲です。
曲というのは聴きなれないとノリ難いモノですが、この曲の牽引力はそんな常識をふっ飛ばすパワーがありました。
残念ながら安室ちゃんの出ているMVはないのですが、PASTツアー、style2011ツアー共に素晴らしいパフォーマンスを披露して、ライブでの興奮が伝わってきます。リズミカルな腰の動き、ドラミングでのせり上がり、フラッシュされたライトに浮かび上がる表情なんか、ギリシャ神話の妖精さながら。
この曲は有名なビデオゲームのCMにも使われたようですが、世界ではストーンズとエミネムと安室ちゃんの3人だったらしいです。
私、ビートルズはすっかり聴かなくなってもストーンズは聴くんです。
コンサートにも行きました。
ミック・ジャガーは史上最高のロックシンガーだと思いますし、エミネムは世界最高のラッパーであり、私の中で消えかけている洋楽の火をともし続ける貴重な人だ。
でもやっぱり安室奈美恵だよね。
この曲は、世界1coolなミュージシャンのハードでエッジィな名曲ですね。

9)Wishing On The Same Star
安室奈美恵は、ひたすらカッコイイ曲を、カッコイイ容貌の歌手が、カッコ良く歌う、という認識だったので、この曲をBest Fictionツアーで聴いた時、涙が溢れて来て驚いた覚えがあります。
MVもとても素敵なんですが、安室ちゃん、なんか可愛いお猿さんに似ている(笑
安室奈美恵は容貌においても不思議な歌手で、未来から来たアンドロギュヌスみたいに見える時もあれば、ギリシャ神話の妖精のように見える時もあり、fashionableでcoolの極みにある女の人にも見える。
彼女は何でも歌える歌手であると同時に、モデルとしても、どんな魅惑も発散出来る万華鏡のような魅力の持ち主です。

10)WILD
曲も良いんですが、MVが傑作中の傑作で、黒いフィットした衣装で歌い踊る時の美しさは彼女のMVの中でも白眉の一品でしょう。
国立西洋美術館あたり、国宝指定して保存を決めておいた方が良いんじゃないか。MoMAって映像作品も収集してますよね。浮世絵に続いて生みだされた日本の美の認定で、また遅れをとるってことになりかねない。

10)Qeen of Hip-Pop
題名通り、女王誕生を歌っている曲です。
曲自体も良いですが、映像ならHIP POP LIVE2005でしょうね。
ステージを移動していく時の、スキップを踏む時の軽さ。
重力の呪縛を超えた妖精そのものが映っています。


11)make it happen
K-POPメンバーの可愛らしい歌声に、安室様のドスの効いた声が被ることで始まる曲です(笑
若い女の子を沢山従えて、本人は中央にドッカと腰かけて全体を指揮し、なんだか銀座の一流クラブのママみたいに見える安室ちゃん(笑
ものすごーくお値段も張る店なんだけど、ともかくママが魅力的なんで、超一流のお客さんが引きも切らないという・・・なんかそんな妄想が浮かぶ曲・・(笑

12)BLACK DIAMOND
Best FicとPASTツアーではクライマックに掛った曲です。
両ツアーとも素晴らしいパフォーマンスで、ライブDVDは必見ですね。
ただコラボ曲なんで、MVはDOUBLEさんとの協演になっています。
DOUBLEさんは綺麗だし、スタイルは抜群だし、歌も巧い。
でもファンの皆さんスミマセン。
ライブでの圧倒的なパフォーマンスを見るにつけ、私はやっぱり安室ちゃん一人のMVが観たかったな、としか思えないんです。

はい。
今回はここまで。
後の8曲は「uncontrolled」発売までに書きあげます。
しかし20曲は少ないね。
それから1曲、1曲語りたいことが多くって、記事の量が圧縮出来ないのは誤算だった。Part3では終わると思うんだけど・・・

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June 19, 2012

ゼロと無限 素数と暗号Newton別冊ムック@ビジュアル誌も数式へ歩き出す一助になれば

数学や理論物理学のファンとしてNewtonを読むのは素人・・・当たり前のこと、書いてますが(笑)、素人オタクとしてはビジュアルに偏った雑誌で、綺麗な絵を見て科学の深淵、分かった気になっているのはツマラナイのです。
本当のロマンは数式の中にあるのであって、結局、楽をしていてはダメなんだよ。
どんな娯楽もホントウの喜びはある程度の困難を乗り越えた後にあるんであってね。
だから普段はnewton、手に取ることないんですが、本のタイトルが「ゼロと無限」って一番ツボを突かれてしまっては、中身をちょっと見てみようかなあ、と・・・
そしたら例によってゼータ関数なんかが書いてあって、立ち読みしているうちにプリヒタの素数円なんてオモシロイじゃん、なんて思ってしまって、買ってしまいました。
計算で体感!RSA法とか、実際にやってみて楽しかったですね。
読んでいるうちに、家にある本ひっぱり出して、無限級数の出しかたとかやりなおしてみるのも楽しかった。
この本自体には、それほど高度な数式、出てこないのですが、大きく、分かりやすく、綺麗なビジュアルの中で、基本の式だけでも出てくると、それをきっかけに、少し本式の本を持ち出して、自分の理解を確認というか、忘れてしまっているんで、復習ですね。
なったのは良かったです。
なるほど。
ビジュアル誌の効用はこういう処にあるのだ、と再認識しました。

それにしてもゼロと無限、不思議な概念だよね。
私はこの二つの概念に潜む謎を解き明かした時、人類の知性は新たな段階に入ると思う。
無限の問題はカントールが相当にやった。手がかりを造った。
後はゼロだ。
1/0が出来ないって、考えると不思議過ぎる。

数式をいじっていると、たとえばオイラー式とかね。
数式の適合性って凄い!って思うでしょ。
自然対数の底が、iと円周率を介して繋がるんだよ。
ここまで理論で繋がっているのに、四則演算に出来ないモノがあるって、おかし過ぎる。
ゼロとは何者なのか?
素数分布とゼロのホントウの正体が分かる時、人間は宇宙の秘密へ大きく近づくと思うのだ。

数学関係の本を読むときは、チラシの裏側にでも、出てきた数式を書いてみるとイイです。
分からなくってイインです。
それでもまず書いてみる。
じっと眺めて、ここが分からないって箇所を、少し詳しく書いてある本に戻ってやり直してみる。
そこも分からなければ、さらに基礎的な処に戻る。
なんとか分かる処まで来たら、実際にチラシの裏側で計算してみる。
楽しいです。
ま、こんなことしか楽しみがないってのもネクラな話なんだけどさ・・・趣味は人それぞれってことで。

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June 17, 2012

安室奈美恵@私の20曲! デビュー20周年五大ドームツアー

五大ドームツアーで演奏される20曲の投票が募集されていますが、私が選んだら以下のようになります。

1)Do Me More
いきなりフランス語のカウント・ダウンから始まるこの曲は、スケールの大きな構成と、欧州の夜のムードまでを漂わせる名曲です。
残念なのはMVで、アリスをオマージュしたと思われる女の子が出てくる。
悪い出来ではないんですが、私が観たいのは女の子ではなく、あくまで安室奈美恵本人なんです。
以前、アニメを使用したMVがダメだと書きましたが、結局、
安室ちゃん本人が出ている=良いMV
アニメとか他の存在が中心になっている=ダメなMVです。
神の造ったフェラーリである安室奈美恵本人ほど美しいモノは人類には造れないので、MVに関して上記の事は絶対の法則だ。
安室ちゃん本人が出ていれば、Yeah-ohのように、背景なんてただの白一色だっていい。

さらに残念なのは、この曲がメインにフューチャーされたBest Fiction TourのライブDVDで、この曲は特に映像がぼやけまくり。まったくピントがあっていない。
私はこのコンサートをいきなり観に行ってぶっ飛んだのですが、神の領域の素晴らしだったのに、台無しです。
このライブDVDは、別の映像ソースからの再販を希望します。

そういうわけで、あまりの素晴らしさに神すら嫉妬したのか、Do Me Moreの映像版、運に恵まれてないのですが、そこは逆境にも不運にもめげない安室奈美恵。PAST<FUTUREツアーでしっかり見せてくれています。
黒いフードを被って登場する処からカッコいいのなんの。
ダンスもキレまくって、アクションと連動したライトの演出も素晴らしくって、もうこれ書きながら思い出しているだけで絶頂の気分。

2)HIDE&SEEK
私にとっての安室奈美恵はこの曲から始まりました。
妻から「最近の安室ちゃんがイイのよ」、とススメられたのですが、なんで今さら元アイドルの曲を俺が聴かなきゃならないんだ、と無視していて、それでも暇だったので観てビックリ
結局、音楽ってカッコ良さだよね。
エルビス・プレスリーも当時の基準でカッコ良かったからスターになったのだろうし、ビートルズもそうでしょう。
私はプログレ世代だったのですが、キング・クリムゾンもYESもこの演奏技術が、この文学的な歌詞が、ハイエンド・アートの魅力がカッコ良かったってことだから。
で、今は安室奈美恵がダントツにカッコイイ。
この曲はMVも傑作で、どのライブも良いです。
唯一感じたのはこの曲でも掛けているサングラスに関することで、安室ちゃん、あまりに顔が小さいので、普通のサングラス、掛けるとなんだか子供が掛けているように見える。
ファンクラブ会報に写っていたBreak itの撮影風景の中で、マトリックスのネオ風のヤツ、掛けていたのが、信じ難いほどカッコ良かった。
次からはレイバン風でなく、横長の細いタイプが良いと思うよ。


3)HELLO
これもアルバムPLAYの中の一曲ですが、ミニスカートで踊る安室ちゃん、人間の限界を超えてなんか美しくfashionableでクールの極み。
曲もクールで、ダンスもクールで、スタイルもクールで、もう観ていて呆然とするレベル。
安室奈美恵は、ギリシャ以来の人類の理想美を革新してしまったのではないか、と思えるようなレベルでしたね。

4)COPY THAT
MVのない曲ですが、一時気に入って、この曲ばかり聴いていたというほど中毒になった曲。
PASTツアーのライヴDVDの映像がカッコ良くって、指をくるっと回したりするシーンとか、後ろを向いて頭上で手を叩くシーンが痺れるほどカッコイイ。
安室ちゃんの後ろ姿、背中のラインがほれぼれするほど綺麗なんで、この映像も中毒状態。

5)FAST CAR
MVではロココ風のロングドレスのままハードなダンスを踊りだして決めてしまうという、安室奈美恵以外には出来ない奇跡のカッコ良さを誇るのがこの曲。
PASTツアーの冒頭の曲にもなっているんですが、これほどの水準をステージでやってのけるのって、安室奈美恵登場以前だったらありえないよね。


6)Break It
なかなか終わらなくて、それでも聴いていてまったく退屈しないという曲で、MVもひたすら素敵なんですが、DVDにオマケで付いてるメイキングも可愛い。
安室ちゃん、これだけの実績があるのに偉ぶらないよなって、と思うんですが、このビデオでも回りのスタッフにペコペコペコペコ何回頭下げてんだよ、という数えたら24回だったかな。
ミスをすると撮り直しではホントウに緊張していて、人柄が伝わってきますね。
メイキングも必見だよ、ってことですが、逆にステージではもう一工夫欲しい曲ではある。

7)What a Feeling
ライブの映像も良いんですが、これはMVが素晴らしくって、途中ジャンプするシーンなんて身体がホントに軽く見えて、フワッと着地することなんか、彼女の立っている場所だけ「重力」がないみたいに見える。
「重力」、というのは、夢と現実を分ける強力なメタファーだよね。
夢見るだけだとすべては巧く行くって思えるけど、現実にするのは難しくて、現実になっても、夢見ていた時には考えも及ばなかった様様な困難がつきまとうという。
そういう暗喩から考えれば、安室奈美恵というのは、まさしく夢がリアルに降りてきた存在とも考えられる。
「気分がハイになる
やめられなくなる」
という歌詞は、まさしく呪文を掛けられている如しだ。

赤いドレスになった後の美しさは、美人に厳しい私ですら、この娘とだったら、どうなってもイイなあ、と感じさせるほど。
そう、俺は美人に厳しい。
綺麗なだけじゃ、鑑賞対象にしかならないよ、と結構冷淡。
妻を含めて美人にはモテルタイプだったんでね。
査定は内面やら教養を含めて行う男なんです。
でもこの曲の赤いドレス姿の娘だったら、歌えも踊れもしなくても(安室様御本人なんて大それたことじゃなくても)、ちょっくら地獄まで行っても良いかな、と思える美しさでした。

今日はここまで。
後13曲は安室様御新作「uncontrolled」発売までに書きあげます。

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June 15, 2012

幸福な死 アルベール・カミュ@不完全な構成なれど「太陽はいっぱい」

カミュ自身がこの小説は不完全であり、出版はしないと決めた初期草稿作品です。
何が不完全なのか、というと、ストーリーの構成で、前半1/3位の処では、
「おいおいあの話はどうなったんだよ。
突然、まったく別の作品になっちゃんでんじゃないの」、と嫌になる。
この当時のカミュに、西尾維新の構成力があったらなあ、と。
時代を飛ばしてコーチしてもらうことをおススメしたくなる。

それでもなんとか読み進んだのは、例によって文章が素晴らしく詩的音韻とイメージの喚起力に満ちていたからです。

フランス人ってホントウに太陽と海の光が好きで、その描写は珠玉の如しであり、類稀なものですね。
サルトルもランボーも、モネもシスレーもピサロも、つまるところ太陽の光に魅せられた者どもであった、と。
結局、フランス人が愛するモノ、フランス人が天国と感じるモノって、ルネ・クレマンの描いた「太陽がいっぱい」なんだよな。
太陽の光と海の煌めきに満ちたリゾートの快楽とその奈落。
リゾート地は、「美と幸福が絶望の相を浮かべている」かもしれないし、「真っ赤に輝く、神々の微笑にみちみちて」いるのかもしれない。
見つかるモノは、「戦慄を一つの歓喜として捉える」ことかもしれないし、「孤独と幸福の無限の砂漠」なのかもしれない。
どちらにせよ、楽しめる。
読んでいて最高のトリップだったのは確かでした。

本人が出版させなかったように、確かに小説作品としては不出来な部分ありますが、天性の詩情は処女作故の繊細な輝きに満ち、オタクなら必読の作品だと感じましたね。

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June 13, 2012

【PRIDE OF NETUYO】フジテレビデモに行ってみた! 古谷ツネヒラ@読みやすい内情レポート

私も参加したフジテレビデモについて、その内情と背景を、デモ会場で登壇、演説をした古谷ツネヒラさんが書き記した1冊です。
アニメ絵の表紙ですが、内容は極めて真面目で情報は豊富。
それでいて堅過ぎることもなく、非常に読みやい1冊です。

読んでまず驚いたのは、浅田真央さんに対するフジテレビの極めて異常な悪意の実態ですね。
実はデモに行ってちょっと不思議に感じたのが、浅田真央さんの扱いに対する抗議の声。
私は地上波のテレビ、ホントにまったく見ないので、浅田真央さんが、こんなに酷い扱いをされていたのも知らなかったのです。
だから抗議のプラカードとかちょっと不思議だった。
ま、それほどテレビを見ないなら、文句言うこともないんじゃないの、という人もいますが、問題が違います。
大手新聞、キーテレビ局などマスメディアは、有料の衛星放送娯楽番組テレビ局とか、趣味の雑誌と同じレベルで語るわけにはいかない。

それは世論の形成に大きな影響力を持ち、国政を左右する力を持ち、同じ国土で同じ法の元に生きる以上、監視すること当然です。
むしろそれをするのが社会に対する大人の責任というものです。

本の最後にネトウヨという言葉について、色々取材がされていますが、私はネトウヨであることを誇りにしています。
ネトウヨは、偽善と綺麗事しか言えなかった戦後日本のマスメディアからの解放された者だと思っています。

よって自分は、ネトウヨというレッテルが、誇り高いものであるよう、今日もしっかり勉強し、明日からまた一所懸命働く覚悟です。
この本のアマゾンでのレビューは好意的なモノが多いのですが、酷いものは「やっぱりネトウヨは社会的落後者云々とあり」、まずはこういう言葉が如何にバカバカしいものかを知らしめることが必要でしょう。

私の「納税額」は、平均所得者の「年収」の数倍をずっと数十年間維持していますし、自宅は日本と言わず世界の平均でも相当のレベルです。
僅かですが職場では、雇用を造り出し、税理事務所だけでも、自営と株式会社用と二か所に仕事を出している(笑
美術、文学、数学、経済、音楽(最近、萌え系アニソンからまたクラッシックに戻ってきた。昨日はマーラーの五番、一昨日はラフマニノフの協奏曲2番を聴きながら夜の仕事)については、素人のお遊びレベルですが、就寝前には「ヴァザーリの画人伝」を読み、自由勉強時間には、ゼータ関数の表記が何故、加法から乗法となるのか、なんてことをメモにしながら検算しているんだから、そうそう無教養な人間とは思えないし、運動も自宅のトレーニング・ルームでしっかりやっている。
ネトウヨもそうそう低レベルではない、と言われるよう、日々精進ですね。
怠らないよう常に自戒しつつ、今日の記事はお終い。

ps
「宗教を生みだす本能@ニコラス・ウエイド」という本には、人類にとって、自らが所属する集団を裏切る行為は、道徳的に最も唾棄されるモノである、とあります。
生き抜く為に社会を形成していった人間の根源が明かされている、とんでもなく良い本です。
コッチもご一読。

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June 10, 2012

メイとパックはピークを過ぎたのか?@パッキャオ、ブラッドリーに判定負け

パッキャオの次の相手がティモシー・ブラッドリーと聞いた時は、また先の見えたマッチングだなあ、と思いました。
ブラッドリーの砂嵐。
確かにスピードはありますが、パッキャオを倒すにはトルクが足りない。

前回の苦戦でお忘れかもしれませんが、パッキャオ、マルガリートにハットン、コットに、デラ・ホーヤまで倒しているんですぜ。
ブラッドリーでは決定的に排気量が不足している。
まともに戦わせるなら、もっと大きなエンジンが必要だな、との見通しですね。
ま、1,2R位なら手数でなんとか止められても、3,4,5R位で圧倒されて、8Rストップと予想しました。

試合が開始されると、ブラッドリーがメチャ打ちしてこないのが印象的。
案外冷静に立ちあがっている。
それでも一気に踏み込んでくるパッキャオの迫力は健在で、この時点では、また私の予想、当たってしまった、と感じてました。
確かに、その後はパッキャオがパワーの違いを見せつけて押せ押せとなるのですが、俊敏なボディ・ワークを誇るブラッドリーにいなされてしまう。
かつてあった白刃を持って一気に踏み込み斬り掛って来るような凄みが無い。さらに後半、ブラッドリーが復活し、手数を稼ぎ出すと、パッキャオはなんと思いもかけない燃料切れ。
僅差のスプリットですが、判定負けは仕方のない処でしょう。

前回のフロイド・メイも勝ったとはいえパンチを受けていて、超人ぶりに少し陰りが見えていたし、パッキャオともどもピークを過ぎたか、という感じ。
フロイド・メイウェザーとマニー・パッキャオのDream match
もし頂点での激突だったら、かつての黄金のミドル級伝説すら超える試合になったであろう、二人の戦いは、見果てぬ夢になるのかな、というのが気掛かりになった一戦となりました。

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June 09, 2012

Wカップ最終予選、現地に行って感じた諸々@vsヨルダン戦

火曜に妹から、「8日の日本代表戦のチケットがあるんだけど」という電話があり、ヒッキ―夫婦、現地に行ってまいりました。

付いたのは4時を回った頃だったのですが、すでに浦和美園駅は日本代表のユニフォームを着た人々でごった返していました。
人並みにのまれならが観察をしていると、まず目に付くのは、女性サポーターの内田くんユニフォームの多さ。
ここに来る電車の中でも、長身で美しい、どことなく白鳥のような印象の女子高生が、「私はやっぱり内田くん」なんて言ってましたからね。
ああ、俺もアレくらいのイケメンに生まれていればなあ(笑・・・人生、色々捗ったのに、なんて詮無いことを考えました。
もう一つお子さんを連れたお母さんの長谷部ユニフォームの多さも目に付いた。
やっぱり心を整えている長谷部選手、夫にするなら安定感、現役引退後の成長性共に抜群のモノを感じさせますものね。
以上、かくあるものは、かくなるのだ、という感想ですね。

シャトルバスに乗り、会場に着き、まずは食事ですが、迷った末に選んだのはお弁当。
開けると大きなカツが入っていて驚きましたが、そうか、カツ=勝つ、ですね。
でも次の機会があったら、フランクフルトとか、油っこいジャンク系を試したいです。
ビールも飲みましたが、何故かまったく酔わず・・・なんだったんでしょうか。

それから少し会場周辺を歩き回り、いよいよスタジアム入りですが、前持って言われていた通り、席はスタジアム最上段。
風が強く吹き荒び、私はカミュの「幸福な死」を読みながら待つも、時間が余り過ぎてヒッキ―人間故、すでに帰りたくなる・・・
サッカー観に来てカミュって、なんか根暗度全開ですが、安室ちゃんのコンサート観に行った時も、始まるまでドストエフスキーを延々読んでいましたからね(笑、ま、こういう人間なんでね。

6時40分を回ったとこで、川島選手がドヤ顔で登場。
会場は一気にヒートアップ。
それからフィールドプレイヤーが登場で、ボルテージはさらに上昇。
そうか、この雰囲気にみなさん虜になるんですね。

会場が一体となった君が代斉唱は実に感動的で、国旗といい、国歌といい、これほど高度な美意識を持った国民は世界に冠たるモノである、と確信を深めると同時に、帰りたくなった、という感慨は返上。
来て良かった。
来られてホントウに良かったと思い直しました。

試合はご覧のとおり、日本は組織力に勝り、個人技で圧倒し、スピードから当たりの強さまで、格段の違い。
ゴール前で堅く守ってくる相手に対し、縦横無尽にパスを繋いで崩してくるあたり、なんかスペイン代表か、FCバルセロナを観ている気分・・・
一方、オマーンはプレスすら中途半端で、よほど弱いと見えますが、それは錯覚というものでしょう。
スポーツは圧倒的な力量差があると、弱い方はまったくダメに見えるんでが、ワールドカップ最終予選に進出してきたオマーンは、決して弱いチームじゃない。
相手が相手なら、相当以上に粘り強い、勝ち難いチームだと思います。

最後に言いたいことは、埼玉スタジアムの素晴らしさです。
遥かに上の最上段に近い席でも、フィールド全体は掌をさとす如くで、非常に良く見える。
サッカー観戦が、他のスポーツ観戦と決定的に違うのは、観る時、常に局面、全体、全体、局面と忙しく観る場所を変える必要がある、ということです。
局面を観ると同時に、フリーで動いているボールに絡んでない選手の動きが、ゲームの進行上、非常に重要なポイントになる。
このサッカー専用スタジアムなら、テレビより良く自分のペースでゲームが見られ、非常な喜びでした。
やっぱ陸上競技のトラックがあってはダメなんだよ。
何にでも使える競技場は、特定目的の使用に関してだと劣る。
今回感じた二番目の事はこれですね。
埼玉スタジアムなら、また行ってもイイなあ・・・ル・クレジオの本でも持ってさ。

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June 06, 2012

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!@漫画読み障害の私でも爆笑

最近でこそ萌えてます、なんて書いている私ですが、実はあまり良く漫画が読めない。
漫画の本、はいって渡されても、すぐに読めないのだ。
まずパラパラめくって絵を見て、・・・それから目に点いた駒を読んで・・・何回も前に戻ってやっと全体が頭に入るって感じ・・・
読みなれている人には、そんな障害、あるのか、と思われるでしょうが、あるんです。
私は漫画、小学校の時から読まなくなって、中学からは、世界のミステリー、SF、海外を含めて著名文学のマイルストーンを全部読破しようという決意をしてひたすら本ばかり。
だから本ならいくらでも読めます。
今、小説はカミュの「転落、追放と王国」を読んでいる。
小説って読めない人は読めないでしょ。
私は読める。
でも漫画はダメなんだよ。

そんな私でも軽々と読めて爆笑につぐ爆笑だったのが、最近話題のこの本だ。
昨夜も第二巻、某ローソン(とんでもなく萌え系グッツが充実している店だった。今後、贔屓にする予定。というかメイン店はコッチに変更だ)でけいおん団扇と手揚げ餅と一緒に買って、帰ってからビール飲みながら読んで笑った笑った。(はい、この程度が私の休日前の娯楽です)
内容は、いわゆる喪女子高生のドタバタ劇なんだけど、脚本が巧い!
「コレ、今、笑っているけど、分かる!」というネタが続々と振られて、最後に見事なオチが付く。
わたくしも本ばっか読んでいて、ツマンナイ青春でしたからねえ・・・なんであんなに小説ばっか読んでいたんだか・・・
ま、今でも本ばっか読んでる生活なんですけど・・・人間って変わらないよね。

二巻の最後に二人の著者の続投宣言があって、まずはめでたし。
コミュニケーション障害の主人公なんだけど、周囲が優しいのがイイよね。
苛めとか、読んでるだけで不愉快になる。
ましてやそれを笑うとかね。
そういうお笑いはいらない。
これは新しい時代のハートウォーミング・コメディだと思うんだ。

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June 05, 2012

今日、ホームレスになった平成大不況編 増田明利@大飯原発が動かなければ、この波が来る

ガンダーセンの本なんか読んで、すっかり原発恐怖症の私ですが、大飯原発が動かなかったらたくさんの人が困ったことになるだろう、と思っていました。
関西圏はドエライことになる・・・そんな暗澹たる気持ちになっている時、書店で目に付いたのがこの本です。

内容は、リストラ、廃業、借金から家を失った人々に、著者の増田さんが話を聞いたインタビュー集となっています。
みなさん深刻で同情を禁じ得ません。
ホームレスになった方々、決して怠惰だったとか無能だったという訳ではない。
懸命に働いても、時代の大きな流れに飲み込まれ、失業、廃業に追い込まれた。
元スーパー経営者、弁当屋さん、機械加工経営者の方、建設会社の社長さんなど結構やり手と思える方々が飛ばされている。
読んでいると、零細自営の私など他人事とは思えない。
今は幸い順調でも、それはすべて幸運の賜物。
人生、一寸先は闇なのです。
だからこの後に及んで未だ、再稼働に疑問なんて言える人たちは実に羨ましい。
でも今、反対している貴方だって、本当に大丈夫なんでしょうか?
「リーマンショックは他人事じゃなかった」の章とか一読してから考えた方が良いんじゃないでしょうか?

前の記事でも書きましたが、電気はエアコンを我慢すれば良い、と思える方ばかりではないですよ。
社会に大きな障害が起これば、それは連鎖して連鎖して連鎖して、跳弾が貴方をかすめる可能性はゼロではない。
綺麗ごとではなく、日本は一つなんです。
分かってんでしょうかね。

もし大地震があって、原発事故が起こるかもしれませんが、それは以下のような例えとしか思えません。
「今度仕事が決まってさ」
「あら、良かったね、で、何するの」
「○○工場へ勤める」
「あそこは遠いでしょ、どうやって行くの」
「クルマだよ」
「クルマって、事故を起こせば貴方は死ぬかもしれないのよ。大けがして一生苦しむ障害を受けるかもしれなのよ」
「注意して運転するよ」
「いくら注意していても、人を殺してしまうかもしれないのよ。人殺しして平気なの。責任持てるの。他人を殺したり、大けがさせても、貴方はお金さえ儲かればイイの。守銭奴!人間じゃない」

ま、身内に吉本興業に勤める芸人さんがいれば、こういう心配も無用なんでしょうがね。
リスクと共に生きる。
日本人はいつしかこういう当たり前の事を忘れているように思える。
怖くても飛び込む必要がある時はあるんです。
ちなみに私はリスクと共に生きていて、昨今の株安、円高で幾ばくかの利益を得ました。
売り売りで入って、生活保護の数か月分の利益を得た。
貴方はどうですか?
こういう波乱を生きてますか?
その上で大飯反対と言えるのでしょうか?
心配性の私にはとても言えない。
言える人はだから非常に羨ましい。
その力でなく、どこまでも楽天的な気質がね。

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June 03, 2012

世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド 村上春樹@安部公房に似ている

随分前の作品ですが、今読むと二つの世界を生き来する辺り、なんとなく1Q84の原型とも読めます。
不可思議で美しい幻想世界と、危険に満ちたもう一つの世界。
その間に生息する得たいの知れない恐ろしい生き物。
村上春樹が最も掘り下げたいテーマはこの辺のかな、と感じますね。

壁とか、一角獣、とか、あからさまに手垢のついた暗喩を使いながらも、語られる幻想世界は、格別だった夕暮れの描写をはじめとして、詩情に溢れ、正邪の混淆した魅力的な世界となっています。
メタファーの構造が結末近くで明かされていく過程もスリリングで、読む喜びに満ちていました。
多少、一部、語り過ぎて長く感じる個所もあるのですが、それでも単行本で600p以上、浮気させずに読み切らせるのだから大した力量です。
現代人なら見るであろう夢想、ある種のユング的な集団幻想を非常に高い水準で文章に起していると思いますね。

この本で最もしかり、と思ったのは(以下の文章、省略改変があり)
「完全さというものはこの世には存在しない。永久機関が原理的に存在しないのと同じようにだ。エントリピーは常に増大する。この街はそれをどこに排出しているのだろう。誰も傷つけあわないし、誰も憎み合わないし、欲望もモタナイ。みんな充ち足りて、平和に暮らしている。何故だと思う?それは心を持たないからだ。戦いや憎しみや欲望がないということはつまりその逆もないということでもある。それは喜びであり、至福であり、愛情だ。絶望があり幻滅があり哀しみがあればこそ、そこに喜びが生まれるんだ。絶望のない至福などありはしない。」
ということです。
我々が目指すべきは、完璧な社会ではなく、各人がしっかりと夢に向きあえる社会である。
村上春樹の訴える社会性があるとすれば、こんな処でしょうか。

読んでいて、なんとなく安部公房も思い出しました。
ノーベル賞、本当に残念だった安部さん。
村上春樹には是非、獲って欲しいです。
ノーベル賞作家の本、私は随分読んでますが、充分以上に資格あり、と感じてます。

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June 01, 2012

WOWOW明日の無料放送で安室奈美恵の特番をやります!

明日6/2土曜日の夜7:30から「安室奈美恵20周年アニバーサリースペシャルLIVE HISTORY&DOCUMENT OF NAMIEAMURO」が放映されます。
安室奈美恵という世界最高のコンテンツ、どんな番組になるのか楽しみです。

いつもWOWOWを観ているファンに、安室奈美恵とは何者か、と聞かれたら、エキサイト・マッチファンにならフロイド・メイウェザーとマニー・パッキャオを合わせた以上の存在と答えます。
欧州サッカーファンにならリオネル・メッシとクリスチアーノ・ロナウドを、総合格闘技ファンならアンデウソン・シウバとジョン・ジョーンズを合わせた以上の存在と答えますね。
スポーツから比喩を引いたのは、躍動する身体の生み出す美、という点で彼女と優れたアスリートには共通点があるからです。

ほめ過ぎだろうというご指摘を受けるかもしれませんが、私に与えてくれる快楽を基準に考えると、史上最高のボクサーたちも史上最高のサッカー選手たちも総合格闘家も、各々一人では彼女の魅力に対抗出来ない。
上記選手たち、みんな私は大ファンなんですが、彼女だけは次元が違う。
ま、彼女に一人で対抗出来る存在となると、時間をずっーと遡ってレオナルド・ダ・ヴィンチとかミケランジェロ・ブオナローティとかね。
価値をその人間が創造する美、という基準で測るなら、このレベルになる。
ウフィツィの受胎告知とかバチカンのピエタなら、彼女のMV,ライブDVDに対抗できる。

それなら、と彼女のMVネットで検索するかもしれませんが、PCのモニター越しじゃダメです。
DVDを買いなさい、なんて言わないから、レンタルショップで借りて大画面テレビで観てください。
「PLAY」と題されたアルバムからでイイ。
HIDE&SEEKとかHELLOですね。
この辺り見れば「躍動する身体の生み出す美」に感受性のある方ならビックリすると思います。
というか、私は衝撃を受けた。

明日の番組、個人的にはインタビューに興味があるけど、みなさんに広く知ってもらうには、MV中心がイイんだろうな。
でも「PLAY」の頃までは遡らないだろうな。
だからこそおススメするのは「PLAY」からだ。
感心出来たら、そこから一作品ずつ帰ってくるとイイ。
ライブならPAST ともかく魅力が伝わる構成であって欲しいと望む。

WOWOWファンと安室奈美恵は相性イイと思うから、今後も期待しています。
とりあえず明日、みんな観て。
予定がつかないなら録画しておいて損はないです。

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