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March 2011

March 31, 2011

天国にいちばん近い島@原田知世は綾波レイに似ているか?

1984年の映画化です。
まだ途中までしか観ていないのですが、原田知世が抜群の魅力を醸しています。

この方は顔立ちだけ観ているとさほど美形とは思えないんですが(ファンのみなさんゴメンなさい)雰囲気に気品があり、清楚な魅惑があふれてます。
白いドレスで螺旋階段から降りてくるシーンなんか、O・ヘップバーンもかくや。

眼鏡っ子で暗い役柄なんですが、ぼそぼそとした話し方に、華奢な体型を観ているうちになんだか綾波レイも思いだしました。

違うだろう、と言われれば反論も出来ないんですが、頭と身長の比率とか、凛とした雰囲気とか似ている気がするんです。
これで髪が青くて眼を深紅にすれば、綾波レイになりませんか?

ならないかなあ・・・

それにしても学生旅行でニューカレドニアとか、この時代の日本の豊かさって周辺アジア諸国と比べるとロールス・ロイスと軽自動車位違いましたか?

それがさらに数年後、バブル期となると日本はスペースシャトル位になってしまった感じ?
それからアジアは急伸して日本は停滞して、今ではカローラとマークX位の差でしょうか?

まだまだ明るい、日本が日の当たる坂道を登り続ける予感に満ちた映画でもある、とも感じましたね。

ps
原田知世が、峰岸徹に肩なんか抱かれるとドキッとします。
こういのも悪くないよね。
私も娘相手にやってみようか、と思うんですが、ウチのはぶっちゃけてんだよなあ・・・
夕食中、映画を観ながら
「オマエはこういう雰囲気ないよな」
「パパ、こういうのって実際はかなり無理があるよ」
「オマエはユーカレドニアに行っても土地とか買収してそうだもんな。ナンボやこの土地、ナンボよや、みたいなこと言って」
「ギッヒッヒ、そんなことないよ」
「ナンボや、銭なら仰山あるさかい、言うてみ、みたいな」
「ぎゃっはっは、そんなこと言わないって」
私のクダラナイギャグに何回でも笑う娘・・・
もうちょっと雰囲気が欲しい。

原田知世の映画を見せて学ばせよう。

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March 30, 2011

オージェイズ、プッチーニ&自衛隊のトラックに手を振りたくなった日

義捐金も寄付したし、ガソリンは行列がなくなるまで入れなかったし、休日前のコンビニの馬鹿買いも控えているし、ですが、さすがにちょっと息が抜きたくなってきた。
映画なんかどうか、と調べたら、なんとレイト・ショーはやってないのね。
自分のブログで、巨人はドームでナイターやるんだ、ふーん、と書いた手前、俺の観たい映画だけやれ、とも言えないです。

今日は休日なんですが、書類仕事の日。
終日というわけではないので、春うららな天気に誘われるように、Z4で高速までドライブしました。
最近、激変した音楽趣味に合わせるように、オージェイズとプッチーニのオペラのCDを持ちこんでサーバーに落とす作業ももくろんだのです。
オペラのアリア、S2000に乗るまでクルマ内の定番だったんですが、オープンがデフォになってからはすっかりお見限り。
それが震災による感性の激変で復活です。
なんかすべてがアニソン以前の感覚になっているんです。

ただもう一方の柱、安室奈美恵様は聴いてます。
アイドル時代のモノは、持ってないと思っていたら、DANCE TRACK VOL.1、SWEET 19BLUES、Concentration20は娘たちが買っていました。

聴いた感想は・・・やっぱり私は今の安室奈美恵様の方が好きですね。
さっきまでPAST<FUTUREのDVDを掛けながら仕事していました。
何度も観て、やっと傍らで掛けられるようになったんです。
買った直後は、もうポータブル再生機でも掛けると魅入ってしまって、仕事にならなかったからね。

そんな音楽をサーバーに落としているうちに、途中の高速で被災地に向かう自衛隊のトラック群と会い、なんか泣けました。
このご時世にZ4とかふざけてるって思われたかなあ・・・ちょっと気になる。
フェラーリのスパイダーじゃなくてまだ良かった・・・

一所懸命、自分の場所で働いてますんで、どうかよろしく。

それにしても二つ見かけたゴルフ場は、プレーする人でみんないっぱいだった。
電気を使わない楽しみはイイよね。

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March 29, 2011

【送れよ】 現場は雑魚寝で一日二食@福島原発事故 【高級食材と家具】

あまりにバカげた話で信じられなかった、というか嫌な悪夢を思いだすようで信じたくなかったんですが、この国難において現場で奮闘している作業員の環境が酷いらしいです。
一日二食で水1.5L,寝る時は雑魚寝だそうで・・・信じられない。

仕事を任せる方は、なんでそんなに無神経なの?
環境を整えてあげるのは最低限の義務でしょう。
全世界が注視しているんですぜ。
波及効果を含めれば、この人たちの働きに何兆円も掛ってるんでしょう。

復旧現場の環境に責任があるのは誰なんでしょう。
東電のお偉いさんでしょうかね。
誰であれ、何もしないという感性は異常としか言いようがない。

高級料亭は閑古鳥だそうで、値段の高い食材が暴落しているらしいじゃないですか。

トロでも牛肉でも何でも送れよ。
出来うる限りの好条件で作業をして戴きたい!
全世界がそう思ってますから。
ちゃんとしたベッドだの食材を、思い切り送ってあげてください。

危険な現場なんだから、少しでも快適な、力の湧き出る環境で働いてもいたいです。
なんでこんなこと、わざわざ言わないとダメなんだ?
言われなくても分かると思うんだが、ダメなんだな。
呆れてモノも言えない。

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March 26, 2011

夕暮れをすぎて スティーヴン・キング@時代はキングなのだ

今の日本を覆う音楽がプログレなら小説は恐怖の帝王S・キングでしょう。

この短編集は2008年にアメリカで出版された原書の前半部分です。
330pの短編集としてはアンバランスなほど長い「ジンジャーブレッド・ガール」などに、その元の大きさを想像させるものがあります。

読み終えて感じることは、やはり文章全体に漂う老い、です。
若き日に、勢いのままロックンロールしていたような文章とはやはり違う。
病気を抱え、深刻な交通事故にも合い、その辺は仕方なきことなんでしょうが、老いることもまた悪くはない、とも思わせるのが流石なんです。
フィクションは落ち着いた味わいとなり、老成した噺家の古典を聴くが如しで、実際、テーマはキングファンならお馴染みのモノばかりではあります。

でも「ジンジャーブレッド・ガール」の水準で楽しめる作品はそうはないでしょう。
特筆すべきは幕切れのシーンですね。
リアルアクションの恐怖譚だと思っていたら、最後はどこか宗教的な感慨すら漂うのは何故?
これがキングという大魔導師の力というモノなのか。

他には、10pと短くとも極めて鮮烈な印象を残すヒロインの独白である「卒業の午後」、ロマンティックで美しい「ウィラ」
出だしこそ読みにくいモノの、ラストの味わいが良好だった「彼らが残したもの」も長く覚えていられる作品じゃないかな。
「パーキングエリア」も良かった。
そう人生は、気の持ちよう(笑
タフだと思えばタフになれるんです、きっと。
キングもそう思っているんじゃないかな。
後は、「ジャニス・何とかスキー」というお嬢さんのメンタリティがあれば、黙示録的世界でも、サバイバル出来るでしょう。
キングの恐怖の根本は愛、だからね。


ps
最近のキングはどうも、という貴方にもおススメです。
私もそうだったのですが、やはり時代の雰囲気って恐ろしい。
今の日本だとスラスラ読めます。

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March 24, 2011

地震の後、音楽の好みが劇的に変わってしまった件@時代はプログレか

さっきまでビリー・ホリディを聴いていました。
SolitudeとかGloomy Sundayとか心にしみます。
私の中であれだけ興隆を誇っていたアニソンはまったく聴かなくなりました。

長らくご無沙汰していたプログレッシブ・ロックのCDも引っ張りだしてます。
昨日に続いて、今はイエスのclose to the edgeがかかってます。
宇宙空間を疾走するようなサウンドに、こんなにイイ曲だったけ?と改めて感心。
若い頃には良かったイエスの鋭角的なサウンドも、年を取るとキツカッタんですが、なんかしっくりきてるんです。

キング・クリムゾンも聴きました。
21世紀の精神異常者とか、エピタフとか、現状を予言したような歌詞ですよね。
宮殿はつくづくと全部が名曲なのを実感。
スゲエアルバムだよな。
やっぱこれが我が生涯№1のアルバムか?
音楽DVDなら安室ちゃんのPSAT<FUTUREですけどね。

ピンク・フロイドもエコーズを聴きました。
これが今回のプログレ・マイブームの始まりだったんですが。

時代は終末論的なプログレなんだな。
アニソンはやっぱり平時の音楽だった?
そういえばアニメも観てない。

萌えってなんだったけ?
時代の気分って恐ろしい。
というか自分、気分が変わり過ぎなんですが・・・

それならこのまま日本は、「混沌こそ我が墓碑銘」とばかりになるのか?
いや、大丈夫でしょう。
震災の後の週明け早々、黙って多額の金を寄付する女性ミュージシャンのいるような国は、国民もしっかりしているに決まっている。
だから彼女みたいなMuseも存在出来るんでね。
これは裏表の関係なんだ。

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March 23, 2011

心配するのに疲れたらシャーデーなんてどうよ@PROMISE

輪番停電で仕事に支障をきたしているわ、原発からの放射能は心配だわ、被災地の人は気の毒だし、色々ストレスフルな毎日ですが、心配していても同じですから、ここは音楽でも聴いて気持ちを落ち着けましょう。

シャーデーなんてどうかな?
このアルバムも随分前のですが、今聴きながら仕事をしていても好調です。
テレビやネットで情報追っかけていても不安になるばかりでしょ。
少し視点を変えましょう。

シャーデー・アドゥの歌声は、まるで夜の帷が囁いてくるよう。
不安とストレスに疲れた心を慰撫してくれます。

本来なら春の季節の宵なんだよね。

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March 20, 2011

絶好のポイントで見ていたスーパームーン!@夕暮れのドライブで見た巨大月は一生忘れないだろう

昨夜、あまりに世間を見てないのも如何かと、仕事が終わった後、街に出た記事を書いたのですが、いつもより暗い街に異様に月が大きく見える。

動揺が収まってないからな。
原発も心配だし、気分的なものだろうと思っていたんですが、なんと19年に1度の近日点の夜だったのでした。
14%も大きく、30%も明るく見えるスーパームーン。

どおりでバカデカイと思ったよ。
時間的にまだ登り切っておらず、月が街並みに被る程度の位置だったので、余計に大きさと輝きを感じました。

家に帰る途中、大きな通りから神社や公園、小さな美術館が点在する暗い街路へとハンドルを切った瞬間、目の前にそびえるように現れた巨大な月は、神性の輝きに満ちていました。

何万年もの間、人類が、すべての獣たちが畏怖と神秘を託した存在そのもの。
Lunatic
月の偉大さが、私の心にもしっかりと刻まれました。

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トリエステの坂道 須賀敦子@イタリア名画のような絶品の小説のような

御存知のない方に須賀敦子とは何者か、と問われれば、
「随筆家として究極の存在の一人です」と答えるでしょう。
そしてその作品世界は、随筆を超えた須賀敦子だけが書きえる世界を作り出す、とも付け加えます。

品格のある文章で語られる哀愁と詩情は、いわゆるエッセイ、随筆という範疇をはるかに超えて、自らの周囲の家族を語りながら私小説とも思えず、達するのは完全に独自の境地としかいえません。
それも全編傑作といえる出来で、一つの作品集のすべてで、これほど高い水準を維持している作家は、そうそう思い当りません。

12編の作品に様々な人々が登場しますが、須賀敦子の筆にかかれば全員が、イタリア名画の登場人物。
読んでいると美しい絵が浮かんできて、境遇の辛さや気持ちが伝わってきて、須賀はフェリーニかピエトロ・ジェルミか、という演出が冴え渡ります。
TVより読書で、節電に御協力を、ということで、是非どうぞ。

「古いハスのタネ」/叙情だけでない桁はすれの教養人でもあったという備忘録
詩の起源は、共同体が神あるいは神々に捧げた祈りにあると言われている。
13世紀にアッシジのフランチェスコが作った「太陽の讃歌」はイタリア文学史の冒頭である。
汎神論的なこの作品は、伝統的な聖書のレトリックをまさに離れようとしていた。

ルターのプロティスタンティズムは、それまで共同体のものであった祈りを個のものにしようとした人たちの選択だった。
こうして宗教も共同体から個人の物となっていく@16世紀のドイツ

祈りには共同体の祈りと、個人がひそやかに神と対話する祈りがある。
共同体の祈りが文学と分かち合ったのは、どちらもが言葉による表現という点だ。共同体にとどまるかぎり、祈りは魂を暗闇にとじこめようとしない。
個人の祈りは、神秘体験に至ろうとして恍惚の文法を探り、その点では詩に似ているが、究極には光があると信じている。共同体の祈りも散文も、飛翔したい気持ちを抑えて、人間と一緒に地上に留まろうとする。
個の祈りの闇の深遠を、古代人は知っていたのだろう。

共同体によって唱和されることがなくなったとき、祈りは特定のリズムも韻も形式も必要としなくなるから、韻文を捨て、散文が主流を占めるようになる。散文は論理を離れるわけにはいかないから、人々はそのことに疲れ果て、祈りの代用品として呪文を探し出す。

信仰が個人的であり、宗教は共同体的であるといいきった私たちは、ほんとうになにも失わないのだろうか。

ダンテの描いた神秘の薔薇の白光に照らされ、歌にみちた幸福は、人類がかつて想像しえた最高の歓喜の表現であった。
すべてがキリスト教に括られていたようなイタリア中世で、「神曲」は、すでに言葉の世界が、別の山として一人歩きを始めたことを物語っている。

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March 19, 2011

北京の人にありがとう&今日みた街の光景に驚く

良く知っている人からの直接情報です。
今回の地震被害について北京で募金活動をしたところ、非常に温かい言葉と募金を得たそうです。

ありがとうございます。
困っている時の友達こそ本当の友達です。

さて、今日は仕事の後、街に出てみました。
私の生活は自宅と職場の往復100mで完結してしまい、街に出るのは1週間ぶり。11日の夜に次女のピックアップに出た時以来です。

クルマはBMWZ4で。
ガソリンは半分はあるかなあ、と思ってメーターを見たら3/4はある。
普段からほとんど乗らないので、今まで通りの使い方でも2カ月は持ちますね。しばらくは自粛して乗らないので、給油しないで充分でしょう。

自宅のある住宅街を抜けると、まずは交通量の少なさにビックリ。
なんだか正月みたいです。
地震初日にはあれだけ人がいたコンビニも閑散。
看板の電気まで消えているので、やっているんだかやっていないんだかですが、節電御苦労さまです。

ウチでも居間の電気、三器中、一器だけ稼働にしていますが、商売でやっているんだから大変ですよね。
入ってみると商品は充分ですが、時折、ポカっと空いているスペースもあります。
お茶の2Lボトルのみ購入。

すぐに自宅に帰ろうかと思ったんですが、さすがに3キロほどしか走ってないので、交差点でハンドルを切る。
すると大きなスタンドでクルマが給油しています。
看板の電気などすべて消えているので、一見やっていないようですが、営業中。
ガソリン不足も解消に向かっているのかな、と思ったら、入場制限していてその待ち行列が延々と続き、最後尾は橋の上まで繋がっている。

路肩に並ぶ形なので、対面通行に支障ありですが、そこは日本人。
絶妙の間合いでお互いに不便なく使い分けていました。

橋の上に至り対岸を見渡してまたビックリ。
いつもは綺麗な街明りが本当に暗い・
続いて現れたドラッグストアや大手家電量販店の看板も消えているけど、営業中。

・・・こういう光景、どこかでデジャブだ、と思ったら、ギリシャの田舎とか、イタリアの田舎と似ている。
夜で、風景が見えないのに、不思議に感じた異国感。
それは電気の消費量の差だったんだ!

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March 18, 2011

震災、個人的にやっていること&娯楽産業には高い理想と長く大きな視野が必要

昨日は結構冷え込みましたが、職場の暖房は13℃まで入れませんでした。
それでも入れてしまったのですが、4台中1台だけなんで、どうかお許しください。
ボイラーのタンクはたまたま灯油配送業者の方いれてくれた直後なので、満タンなんですが、少しでも被災者の気持ちが分かるように私なりの工夫です。
本当に寒さは辛いです。
ウチの職場で使う灯油なんてわずか過ぎて1つのガソリンスタンドにおいてすら誤差以下だと思いますが、すべて気持ちです。

それから変わったことと言えば、休日前夜のコンビニでのバカ買いを止めました。
休日の前夜というと、なんとなく浮かれたくて、ホントウなら酒でも飲みに行くとか、ゴルフの打ちっぱなしにでも行くとか、ドライブとかね。
大人の趣味を持ちたいのですが、酒は飲めず、ゴルフはやらず、今の時期は花粉というとついつい、コンビニでバカ買いして飲んで食べるという具合だったのですが、この災難が終息するまで断ちます。

買占めでないならこういう時こそ消費だ!というご意見があるのは承知ですが、灯油の節約をしても誤差の範囲であるように、私がコンビニでのバカ買いを止めても景気に影響はないでしょう。
おかげで1週間で2キロ痩せました(73キロが71キロ)
食うに追いつく運動なし、で、やっぱり週2-3回のトレーニングよりおやつ禁止が最強のダイエットですね。
少し身軽になったような気がします。

ところでセ・リーグが平常通り開幕強行開催だそうです。
選手会は反対だそうですが、球団側は一般家庭4000世帯分の電力を使い、病院や交差点に回る電力を使ってまでも、みなさんに勇気届けるという立派な決意だそうですが、理屈はどうにでもつくもんですね。
電気がなくて、仕事や命がギリギリって人が幾らいても迷惑なんて考えない!

世界1の発行部数を誇る新聞社に、志なんてありません。
すべて金です、と言えば良いのにな。
この暴挙は、輪番停電に困っている多くの巨人ファンが目撃することとなり、長きにわたってその行動を変化させるでしょう。

不要不急の娯楽産業こそ、時に志。
絵に描いたような理想主義が必要なんだけど、日本のオーナーには分からない。
目先の金しか見えないから、衰退も止まらない。

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March 16, 2011

原子力発電所事故@駆けつけたアメリカ軍、勇敢な日本の50人

エヴァンゲリオンを見て、綾波レイに感動したのは、彼女の持つ聖性です。
古今東西、聖人と言われる人間が持っていた属性は共通していて、それは質素で禁欲的な生活を送りながら、窮地においては勇敢であり、自己犠牲を厭わないことです。

今回の事故では、大きな危険に立ち向かう人が必要とされていますが、アメリカ軍が助けに来てくれました。
自国民でもないのに、危険をかえりみず良くやってくれていると思います。

アメリカ、特に軍を褒めると苛立つ人がいるのは承知ですが、では今、一刻の猶予もない時に、アメリカ軍嫌いの人に何か出来るのか?
原発の間近で寒さに凍える方々に何が出来るのか、ということです。
まあアレルギーは理屈じゃないので、この辺にしましょう。

さらにニューヨーク・タイムズの伝える処によれば、現場に踏みとどまり作業を続ける50人がいらっしゃるようです。
人間にとって本当のヒーローというのは、こういう人たちだよね。

赤十字と共に、この方々に個人的に義捐金を送りたいです。
ブラックスワン的事象ですが、東電も国も絶対に非公開!なんて言える立場じゃないでしょう。
今の時期だとマスコミが家族の元に殺到して騒ぎになるので、終わったらで結構です。是非明らかにしてもらい、感謝の手紙と共に送金させて戴きたい。

大げさでなく救国の英雄だと思います。
まあ彼らだけでなく、地元の消防団員、警察、自衛隊、医療関係の方々から、被災者を救おうとしているすべての人は英雄なんだけどね。

こっちは後方から支援するしかないんで、日常の仕事をしっかりすることと、お金を寄付すること、ガソリンを回せるようクルマに乗らない事位ですね。

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怖くても不便でも上を向いて歩こう! と思っている

大変な状態だと思います。
停電やら物資不足やらと物理的に困難な状況であり、心理的にもストレスがある。

原発の状況やら直下型地震やらが怖くてたまりません。
自分がとてもちっぽけなモノだったんだ、と今更ながら実感しています。
でも怖がっていても仕方ないです。
不便だ、と文句を言っても仕方がない。

恐怖を感じないのが強い人間ではなく、恐怖を乗り越えてやることをやれるのが、強い人間です。
被災者の方々がいます。
助けなければなりません。
日本人は再び立ち上がらければならない。
だから恐怖を乗り越え、不便に工夫を凝らして出来ることをしていきましょう。

偉そうな事を書きました。
みんな自分に向けて書きました。

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March 14, 2011

涙腺が緩い一市民が大地震の後に思っていること&輪番停電で大変

地震のあった翌日、12日の土曜日は、仕事の後、夕方から会合と勉強会。
原発が爆発したの、メトロダウンしたのという情報が交錯する中、働きながら中止を知らせるFAXを待ち続けたのですが、開催とのこと。
・・・みなさん日本人ですねえ・・・
私も出席ですが、勉強会そっちのけでLYNX SH-10Bに張り付く。

13日はパリに出発する予定でしたが、当然キャンセルです。
海外旅行のキャンセルですから通常なら大いに落胆するのでしょうが、TVに映される惨状を見せられれば、そんな気持ちはまったく湧いてきません。

VFXじみた自然の猛威にはただただ驚きで現実のこととは思えない反面、泣きぬれる被災者の方々にはあまりに厳しい現実を感じ涙溢れて止まりません。

日曜日も少し仕事だったのですが、輪番停電の情報が入ると、週明けからの仕事の段取りが大変です。
パリに行く予定だったので、休みを取っていたのですが、土曜に旅行中止を決めた後、改めて仕事の予定を組んだので、どうなるか。
その最適解を考え、出来ることをしました。
被災者の方々に比べれば、蠅の止まった程度の労苦ですが、結構大変で日常が当たり前ではないのだ、と思い知らされましたね。
とりあえず出来ることはしました。

結局、停電にはならず、まあろくに仕事にもならなかったんですが、ストレスでちょっと吐き気がしています。

それにしても、現場で戦っている人は凄いな。
私は結構、危ないことが好きなんです。
そんなに臆病なだけの人間だとは思ってない。
でも原発事故の現場に行けるか、と言われたら行けないよ。
被災したら、立ち直れるだろうか?
みなさん、凄い!
泣けるほど凄い!

前官房長官が嫌いだった自衛隊は、すでに1.2万人以上の人を救助したようです。
アメリカは頼りになりますね。
中国では被災者のみなさんの冷静な行動に、尊敬の眼差しを向けているようです。

長女が帰ってきたのですが、大学の友人の中には実家と連絡を取れずに途方にくれている子もいるようです。
いまだ50万人近くの人が避難したままです。
万単位で人がいっぺんに亡くなるなんてフィクションの中だけだと思っていました。

記事を書いていてもなんだか泣けてしょうがないです。
節電が必要みたいなんで、TV、PCは最小限にして本でも読みますが、あんまり集中出来ません。
読み終えても記事にする気もしないでしょう。
更新は少し間遠になるかもしれません。
節電協力で丁度いいかな。

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March 12, 2011

東北地方太平洋沖地震@今の処の個人的顛末

大変な一日となりました。
私は地震には強いタイプで、結構揺れても気にせず仕事を続けられる方なんですが、今回は揺れの長さと加速度的な拡大に動揺しました。

揺れたらともかく落ち着いて、後は頭上と背後に注意ですよね。
オフィスも自宅も結構色々なモノが落ちて、陶器類やガラス製品の中には割れたモノもありました。

仕事中でしたが、テレビをつけると被害状況が半端でないことだけは分かったので、当面の最低限の仕事だけ終わらせた後、帰宅難民となった次女のピックアップに妻と向かいました。
道路はいつもより遥かに交通量が多く、どのコンビニもクルマが一杯。
消防車や救急車が走りまわり(火事なんかは見かけなかったが?)、ガソリンスタンドも盛況で、大きな被害のなかった私の地方も異様な雰囲気です。

なんとか待ち合わせの駅に着いたのは良かったんですが、携帯が繋がらない不便さを思い知らされました。
待ちあわせには携帯だね。
帰宅後夕食を取り、その後は妻と次女は買い出しに。
都内にいた長女は義母の家に在宅中だったようで何より。
都内で帰宅難民になられたら迎えにはいけなかったな。

明日から旅行に行く予定だったのですが、中止ですね。
被害がなくてもこれじゃ心配で行けないよ。

ps
暖房にもしストーブ類を使うなら、しばらくは、火の始末はこまめにやった方がイイよね。
ちょっと離れた隙に、大きな余震が来るかもしれないから。

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March 09, 2011

タチコマの家出、監督の夢:攻殻機動隊S.A.C12話@奇怪な夢を見せる完璧な24分

驚くような出来の回でした。
前半は可愛らしいタチコマが家出して、女の子と一緒に迷子になった飼い犬を探すという話。
タチコマがノリノリで、迷子犬を探す女の子も可愛い。
さりげなく拾うモノが後半の大きな伏線になっていて、警察の職質から金魚の話題から、高速を共に走る絵からすべてが魅力的で段取りもperfect。

後半、タチコマが帰ってきてしまってガッカリする位の出来でしたが、ホントウの驚きはそこからでした。

映画マトリックスはすでにここで出来ていたんですね。
確かにこのエピソードには映画が持っていたスペクタクルはないけれど、話の余韻は深い。
つくづくと考えさせられ、一切の無駄がないセリフには、血が脈打ってます。
完璧な脚本でした。

以下、草薙素子様の御言葉(大幅に改変あり)
「どんな娯楽も一過性であるべきだし、そうでないなら害になるだけ」
「夢は現実の中で戦ってこそ意味がある。他人の夢に自分を投影しているだけでは死んだも同然。現実逃避者はロマンチストとはいわない」

おっしゃる通りで、異論はまったくないんだけれど、これからどんどん世界が豊かになって、それを資源的に支えるのがキツクなって、さらにテクノロジーが進んで、マトリックスみたいに、機械の中で夢を見続けることが実際に出来るようになったら、省資源でもあり、安楽でもある、夢の中に生きることを選ぶ人が増えるんじゃないかな。
人類全部が草薙素子様みたいに強い人間じゃないもの。
そこではすべてが自由だし、あらかじめ計算されて設定された困難さを乗り越え喜びすらあるんじゃないかと。

とうか。
すでに今、この世界が。
自分が現実だと思っている周囲の状況が、誰かに見させられている夢ではないと・・・絶対に言い切ることは出来ない。
帰納的に無矛盾な体系の内部に完全に入り込んだ存在があった時、その存在がその世界の外部を見ることは出来ないでしょう・・・

この回を観終わって後、そんなことを考えながらぼんやりと庭を眺めた時、その光景に電影的なノイズが入ったように揺らいだらどうしようと、ちょっと怖かったです。

胡蝶の夢から語られている古いネタで恐縮ですが、こういう奇怪な夢を視聴者に見させるなら、それは非常に優れたフィクションだよね。

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March 08, 2011

攻殻機動隊放映開始! 草薙素子には萌えないけど、傑作

どうせなら週末から始めてくれていれば、休日の楽しみになったのに、と思うのですが、やってくれるのだから良しとしましょう。

この著名なアニメに、私の視線が冷ややかなのは、ヒロイン草薙素子に萌えないからです。
冷静沈着にして勇敢。
戦うヒロインとなれば、私のタイプ(もう一人のなりたい自分)なんですが、あまりに逞し過ぎちゃってね。

たとえばビルの屋上から飛び降りるシーンなど、カッコイイんですが、着地の瞬間ドスンって音がするんだもんな。
やっぱここは長門さんみたくふわりとやって欲しい。
どうせ夢の世界の話なんだから。

私にとって、ヒロインは儚くてこそ花。
夢かうつつかその狭間かにたゆたうように影の如くに、手を伸ばせば消えゆるような幻のような面影。
そんな感じが好きなんです。

さて未見のTV版ですが、一話目は、最近、イカ娘とかミルキーホームズを見ていたせいか、登場人物がみんな力んでいる感じで、草薙さんはボトムスがおかしいだろう、と感じざる得ない。
この格好、誰もツッコマナイのか?
まあおっかなそうだから言えないよなあ・・・
メインキャラに着せる洋服、アニメ業界周辺の方はファッション苦手そうだからアドバイスもらっても良いのにな。
Peach-Pit先生辺りにちょっと協力してもらえばと、ファンの方には怒られそうなことを考えていました。
公安9課にイカ娘を入れてやりたい、とかね。
ミルキーホームズを出動させたいもんだ、なんて罰当たりなことです。

それが二話目、三話目、暴走の証明、ささやかな反乱となると、さすがは伝説のアニメ、圧倒的な力量を見せ始める。
キーワードは哀しみだよね。
ネタバレになるので、詳しく書きませんが、あるモノ、ある人を気の毒に思う気持ちが自分の中で共鳴する瞬間、人はその物語に心惹かれる。

萌えもそんな感情に近くて、長門有希や綾波レイに萌えるのは、彼女たちが、冷静沈着で自らの犠牲を厭わぬ戦うヒロインでありながら、質素で禁欲的で楽しみなんて何もなさそうという処が可哀想に思えて好きなってしまうと。
「可哀想ってのは、惚れたってことだ@夏目漱石」
こういう訳ですね。

話をTV版に戻すと、いったん気に行った後は、つくづくと美しく詩情に溢れたオープニングの映像やら、雰囲気たっぷりの菅野よう子さんの音楽やらに魅了され、飽きることがない。
「視覚素子は笑う」も「模倣者は踊る」も良く出来ていた。
紛れもない傑作アニメだったのだな、とスミマセン。
今さらながら納得です。
3D映画、やるようですが、アバター以上の視覚体験が出来る可能性ありますね。
都市の夜景の美しさとか、このシリーズ以上のモノ、観たことないもの。

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March 06, 2011

婚活女性にチャンス! プリキュアを録画する男性に注目せよ!

【裁定取引】
本来同一価格であるべき投資対象が、何らかの需給要因により乖離したとき、割高を売って割安を買うことにより超過利益を得ることができる。

夫が自室でプリキュアを録画していたので、気持ち悪くて泣いています、という投稿があった。
だがちょっと待って欲しい。
アニメの録画位、不倫されているよりましではないのか?
本番ありの風俗に通っていた、というより深刻な事態だろうか?
キャバクラ嬢に入れあげていたとか、入れあげ始めた、というより良いだろう。

大人しい旦那さんのようで、これがDV夫だったら、プリキュアどころの話しじゃないはずだ。
パチンコ、競輪、競馬、賭けマージャンで大散財されるよりはるかに良い。

ゴルフが趣味です!
なんてことなら確かに外聞は良い。
「ウチの主人はゴルフに夢中で」というのは愚痴として奥様方に言えそうだが、
「ウチの主人はプリキュアに夢中で」は、確かに言えない。
でもお若いご夫婦なら、これから家を建て、子供を育てとなったら、お金は幾らあっても足りない。
ゴルフはプレー代、道具代、足代、前後の宴会代など、アニメに比べれば無尽蔵ともいえるお金が掛かる!

お酒を呑む、なんてのは、夫婦で楽しめるだろうが、飲みすぎないとも限らないし、酒乱だったら離婚も考えるような事態だろうし、それに比べればアニメ位なんだ!とは思わないだろうか?

煙草を吸うなら赤ん坊への悪影響が心配だろうし、御自身が吸わないなら副流煙は迷惑だ。

クルマ趣味も金が掛かるし、カメラ趣味だって金が掛かるし、まあ道楽なんてほとんどがお金が掛かる。
昨今の経済事情だと色々大変だが、アニメの録画!なら無料ですぜ、奥さん。
こんな趣味で、後はえんえん働いてくれるならコストパフォーンス最高の旦那ってことになる。

美少女戦士のアニメなんで引っかかるのかもしれないけど、関係ないって。
三次元と二次元は、文字通り、次元が違うんで、私は綾波レイと日奈森あむちゃんですが、浮気するならレースクィーン・タイプ。
真性のロリコンはアニメに来ない!とは言い切れないけど、収集する対象なら直に女児のエロ写真なんかに行くんじゃないか。
女児のエロ写真だったら、これは確かに問題ですけどね。
そうでないなら、アニメに牽かれるのって、フェラーリの格好良さに牽かれるとか、ノニト・ドネアのボクシングに惹かれるのと変わらないと感じています。


【結論】
ゴルフだのスキーだのダイビングだのの見栄えの良い趣味は、自分も同じ趣味なら御同慶だけど、違うなら結婚後も色々物入りであり、大変だ。
ということなら同じ収入の男性なら、一見好感度のゴルフ男性の銘柄は売りで、風評被害を受けているアニメオタクの男性は買い、ということになる。
これは婚活マーケットが陥っている歪みであり、逆に言えばチャンスということだ。
偏見は、自分の未来を狭める可能性がある。
お互いに自覚しましょう。

ps
私の部屋なんて綾波レイだらけだ!
壁にはしゅごキャラのカレンダー3連装だしな。
それでも家庭は円満。
妻と娘は銀座に買い物。
こんなもんだよ。

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March 04, 2011

ユダヤ人と日本人、どうして差が付いたのか、慢心、環境の違い

強姦容認とも取れる立教大生のツィートが炎上し、過去のつぶやきまで辿られると、「時代かー」という「センス的レベルの低下」までが嘆かれていて、さらなる燃料となっていた。
同じような発言でもマーク・ジェイコブスとかジョン・ガリアーノが言っていたら誰もツッコマナイのにな。
人間、何か言うなら実績が大切だ、と思っていたら、今度はジョン・ガリアーノがユダヤ人差別発言で、クリスチャン・ディオールを解雇されるというニュースが入ってきた。
ディオールなんて、ジョン・ガリアーノで復活出来たブランドなんじゃ、と思ったんだけど、その立役者をあっさり切る早急な対応は凄い。
ユダヤ系団体は、先日、日本のヤンキー系ロックバンドがナチの制服に似た格好をしたということでも早々と完全謝罪をさせていた。

世界から何を言われても何をされても、遺憾の意しか表明できない日本人からすると、ユダヤ人って凄いと思う。
「ユダヤ人と日本人、どうして差が付いたのか・・・慢心、環境の違い」ということだが、イザベラ・バードの日本奥地紀行を読むと、環境の違いは確かに大きいだろうと思った。

大陸の砂漠地帯にいた民族と湿気溢れる島国の民。
随分以前にエジプトに行ったおりに砂漠地帯も少し歩いたが、ここで暮らすのは並大抵のことではないと思った。
その上で、国は滅ぼされ、捕囚となり、鎮圧されて流浪の民となった。
サバイバル精神も旺盛になる、というモノだろう。
逆に日本は湿気の国。
ウエットな感情の国で、民族性もその風土から生まれたものだろう。

その上、日本にはやってもいない歴史的犯罪を、自主的に造り出し告発し、炎上を煽るテレビや新聞、進歩的知識人がいるんだから勝負にならないよね。
こういう方々は、日本の経済的な発展が生み出した慢心から生まれた人々だと思う。

イスラエルには、自国の国歌、国旗に対し、憤りでめまいを起こすような教師というのは・・・いないだろうなあ。

世界地図を見ると、大陸はどうしても内陸部で乾燥しがちの気候に見えるし、島国と言っても、緯度が高すぎると寒過ぎて、低すぎれば熱過ぎで、日本なんてのは、丁度良い具合の場所にある。

ユダヤ人のタフネスを見習って、みんなで大事にしたいもので、そうしないと、ホントに居心地の良い場所を奪われかねないよね。

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March 03, 2011

【驚愕、文豪は萌えを知っていた】 晩年 太宰治@オタクなら読むべし!

10代で太宰を読んだ時、こんなウジウジウジした奴の小説など二度と読むか!と放り出したのですが、先日、書店を徘徊中に、ふと手に取って読みだしたらあまりにするすると読み進めるので購入しました。

ご存知のようにこの「晩年」は太宰が27歳までに書いた短編を集めた処女作品集です。
それでもその完成度、境地の高さは並ではない。
極一部の天才だけが遊べるような場所に表現される世界は、濃密な感触と、奔放な感性に溢れてます。
こういうのをさらっと書けるのは、文豪と呼ばれる人間だけなんだろうな。

主人公の造詣がウジウジしているのも、今なら理解できるのです。
過剰な罪悪感に悩むあたりエヴァンゲリオンのシンジ君みたいでもあり、昔より嫌な感じはしません。
何より驚くのは、太宰さん、萌えキャラの造詣が名人芸、というか天才の業。

最初の「破」じゃない、「葉」の終盤に出てくる可哀想な花売り娘は、なんだか綾波レイみたいじゃないか!
チャーシュー食べるけど!
というか、誰か二次創作で、この花売り娘の綾波レイ、作って欲しい!と激しく願うようなキャラクターが出てきます。
ちょいと長めの「思い出」は、自伝小説として抜群の出来ですが、何より次の「魚服記」には驚く!
こっちはまんまジブリアニメの萌えキャラだ。
それもかなりの出来の方の。

スゲエよ太宰治。
こんな作家だったんだ。
太宰再発見!
ゼーレが黙っちゃいませんぜ、って感じです。

ps
文学は若くないと分からない。
ましてや太宰など、と言われますが、私はこの年になって初めて太宰を良いと思えました。
感性は人それぞれだと思うけど、読書は安価でコストパフォーマンスが良く、究極のエコ娯楽でもありますよね。

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March 02, 2011

楽な楽しみだけじゃなく、おっくうな楽しみも必要

明日はミルキーホームズがやる。
今日はマクロスFの劇場版のDVDも届く。
楽しみだ。
これらは非常に楽な楽しみだ。

昨日の夜は冷たい雨が降っていたので、デジタルカメラを買いに行きました。
なんで雨だからこそ買いにいったかというと、花粉症だからです。
なんでカメラを買ったか、というと旅行に行くからです。

正直、カメラにはまったく興味がないので、家電量販店で、親切に説明してもらった後、薦められるままの製品を購入。
その後、天候からか流石に空いていたカリスマラーメン店へ行き、ドラッグストアで午後の紅茶などを買い帰宅。
帰宅後、面倒だなあと思いながらバッテリーに充電を掛け、セッティングして撮ってみる・・・

今月は欧州に行きます。
観光旅行であり、楽しみのために行くのであり、世界中、どこに行ってもイイのに、選んだ場所なんだから楽しみでしょうと言われても当然なんだけど、おっくうな気持ちもある。
ヨーロッパは遠い。
ビジネスクラスでもファーストクラスであってもしょせん、運動も出来ない、普段の自分のベッドより狭い席に押し込めれれて、いくら豪華ですといわれてもその場で素材から作られているわけではない食事をだされながら12時間以上を過ごすのは退屈で苦痛だ。

それなら何故行くのか、といえば、やはり行ってみないとフィレンツェってこんな街だったんだ、とかテオティワカンのピラミッドの頂上に昇るのってこんな気持ちなんだ、ということは分からないから。
おっくうさを振り切って、仕事を調整して行く。

人間には常に弱くなるような引力が掛かっていると思う。
それに対抗するには、働くことはモチロン、娯楽であっても少々の面倒事は乗り越えて楽しむ気持ちがないとダメなんじゃないか、と思う。
特に私のような引き篭もり傾向のある人間はさ。

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