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March 2010

March 31, 2010

第二期カードキャプターさくら@一段とBeautifulなOPとED&傑作のバトル・コス

再開された第二期のCCさくらは、オープニング映像が一段と美しいモノに変わっており感動的でした。
ちょっとけたたましい感じだったEDも叙情的に改変されています。
バックに流れるHoneyという曲がたまらなくイイんです。
これだからDVDBOXを買っても観るのは放映前のモノまでに限定しないとイケマセン。
放映されて始めて観る感動は大切です。

物語もスノーのカードが町中を雪景色に変えてしまい、その上を飛び回るシーンはダイナミックで幻想的ですらあります。
時計がキーとなるアイテムの使い方も工夫があり、さくらが梶原劇画の主人公のように瞳に炎を燃やすシーンは必見の価値ありです。

終盤、月を背景にすえた鳥居の上の二人を仰ぎ見る角度で撮った映像には詩情があり、泣き出すさくらを優しく慰める小狼は感動的です。
赤い耳をウサギのように立て、白く丸い尻尾をアクセントに、胸の前の白い大きなボタンを対象させるバトル・コスチュームも、非常に可愛らしく、知世ちゃんのセンスが光る傑作の1品でしょう。
このコス、見ないでは死んだら後悔が残るという出来です。

しゅごキャラは終わっちゃったし、政権政党は民主党だし、もう今の日本人の希望はCCさくらだけですね。
みんなで観ましょう!

後数時間で定価販売終了!

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March 30, 2010

外国人に子供手当て、海外居住日本人にはなし@民主党はやはり相当おかしい

在日外国人には国外にいる子供にも子供手当て、日本人でも海外に居住していれば、対象外。
この条件、異常だと感じるのは、私の心が狭いからだろうか?

鳩山由紀夫が首相になってからはっきりしたのは、この方、外国と外国人には徹底して優しいということだ。
ともかく外国にはばら撒く、ばら撒く、再現なくばら撒く。
博愛の精神に満ちていることは素晴らしいことだと思うが、今の日本と日本人、相当追い込まれているのは確かである。
財政も破綻への発散過程(収拾不能状態)に入る瀬戸際だ。

日本の国債は日本人が買っているので、右のポケットから左のポケットに移しているようなモノ、と言う人がいるが、その右のポケットのお金が、老齢化と企業の海外移転で、急速に尽きつつあるのが現状だ。
しかし民主党と民主党支持者の批判を許さぬメンタリティは、我こそ絶対正義なり!というかつての社会主義者体質そのものだ。
前衛として、唯一独裁の政党として三権を握り、メディアは掌握!
逆らう人間は、予算で干し上げる@石井一
予算で干し上げるって、その予算は国民から平等に徴収した税金で、民主党が稼いだ資金じゃないんですけど・・・こんなことすら分かってない。
税金を国の為に使うのではなく、民主党自身の政権基盤強化の為だけに使う。
この調子だと、強制収容所列島になる日がまんざら来ないとも限らない勢いだ。

そして同時に思うのは、自民党、すでに屍だったということだ。
これだけの異常政策と溢れるばかりの金銭スキャンダル、文化大革命だの、人民解放軍の野戦司令官だのという発言にもまったく突っこめず、支持率も上がらない。
自公、自公でなんとか政権を延命していたのだが、実体はとっくに死に体だったのがはっきりした。

小沢一郎という選挙だけは達人の人間が、放浪の果てに辿り着いたのは、滅び去ったはずのマルクス主義者の集団だった。
実体を持ち得なかった幽霊に、実体と力が与えられてしまった。

さて今後、我々はどうすれば良いのだろう?
すでにポイント・オブ・ノーリターンは超えてしまっているのだろうか?

なんのかんの言っても参院選、支持率が上の民主党が勝つだろう。
衆参両院で絶対多数を得たマルクス主義者の作り出す社会は、すでに予想し難い。

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March 28, 2010

【明日から】カードキャプターさくら、放映再開!【BDは今月一杯】

放送が一時休止されていたCCさくら、明日の午後六時から放映再開です。
毎週録画予約のセッティングしてください。
まだ見たことのない大きなお友達も是非見てまましょう。
このアニメは、本当に美しい人の気持ちが描いてあり、見ていると癒されます。ストレスフルな日常を少しだけ忘れたい貴方なら見るしかない。

それから期間限定生産のBDBOXが今月一杯ですから、迷っている方は決断してください。
私は両方買いました。
まだクロウカード編の21話までしか観ていませんが、非常に良いです。
持っているだけでなんとなく満足感があります。

ps
昨日は会合、終わったの夜の10時だぜ。
正気の沙汰じゃない。
K1もボクシングも録画で見たよ。
アイスとポップコーンとポテトチップスのやけ食いしてしまった。
今日は朝から仕事。
水曜も月末書類仕事。
しゅごキャラも終わっちまったし、もう望みはさくらだけだわな。

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March 26, 2010

ラースと、その彼女@フィギュアはリアルの代わりとか練習台ではない

毎朝起きてまず目に入るのは、書棚に置かれた沢山のフィギュア・・・という私なので、この「優しいラースに出来た彼女は等身大のラブドール」、という映画には他人事でない気持ちで望みました。

路傍に雪が残る田舎町でも周囲の人はみんな優しくて、映画は心暖まる話になっているのですが、人形の気持ちを真剣に聞き込むラースには、自分の事を棚に上げて正直ちょっと・・・
私がフィギュアに話し掛けるのって数ヶ月に1度ですから!・・・って話掛けてるのかよ!
怖いわ。

でも最後までこれは違うなという感じを受けるのは、結局、この話、ラブドールが実際の恋愛の前段階になったということですね。
私が綾波レイや日奈森あむを見つめる気持ちって、リアルの女性に対する視線とは違います。
綾波レイには我欲のない、自己犠牲を厭わない、聖性と通じる勇敢さ、ですし、日奈森あむの絵にはひたすらな「線への賛美」があるだけ。
この気持ちにもっとも近いのはフェラーリの写真を見ている時とかラファエロやダ・ヴィンチの絵画を鑑賞する時です。
PEACH-PITの描く線は、なんとまあ美しく快楽に満ちているのだろう、ということですね。
共に恋愛感情というものではないよね。

フィギュアは「人間以前」のモノではなく、人間以後の形而上学的な存在なんです。
よくシュール(幻想的)レアリズムと誤読される絵画は、本当はシュルレアリズム(超現実)を描こうとした現実の本質をつかもうとした絵画なんです。
フィギュアはそれと同じで、恋愛とか幻想というあやふやなものではなく、現実に超をつけるように、より深い場所にある、人の良き物を純化して愛でる気持ち、ですね。その表象です。

だいたい綾波レイがGF、と言っても困るでしょ。
これまたフェラーリにたとえると、世界に39台しかない250GTO(一台10億円以上?)、さあ差し上げますから乗って下さい、って言われても恐れ多くて、せいぜい隣に乗せて戴ければ一生の思い出ってレベル。

話はちょっとズレるんだけど、そういう点、長門さんには妄想が膨らむよね。
彼女には聞いてみたいことが沢山ある。
ゲーデルに限界を指摘された数学基礎論を乗り越える超数学?はどんなものになるのか?とか
奇数の完全数はあるのか?とか
存在しないとすれば、どんな証明を経て示されるのか、とかね、
彼女はきっと何でも知っているはず。
逆にダン・シモンズなんてオモシロイかあ、なんて話題もしてみたい。
SFにおける視覚的なイマジネーションの追求は、B・オールディスに極まるのでは、なんてことも言ってみたい。
SFとミステリーなら相当話題も盛り上がる・・・と思う・・・やっぱり俺は本読んでる女は好きだな。
レイちゃんも読んでますけどね・・・恐れ多いよ。
彼女はやっぱり聖女で、交際というより信仰の対象。

しかし「しゅごキャラ」のDVD観ながら、経済統計待ってFXのスキャルピングやっているのって、キモイというかなんと言うか、すでに曰く言い難い存在だよな。
しかもおっさんが。
怖いな、世紀末は、じゃないとっくに21世紀か・・・どうなるだろう、この先は

「男の性欲が観念的なのであるから、欲望する男の精神が表象する女も観念的たらざる得ないのは明らかだ@澁澤龍彦」
この予言がとてつもない形で実現してしまう日はあるのだろうか?
今日は映画よりコッチをオススメ

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March 25, 2010

バルサ対マンU「世界最高の一戦」を読み解く/杉山茂樹@サッカーを見る視点が一つ増えました

昨年のチャンピオンズ・リーグ決勝が、このカードに決まった瞬間の興奮は未だ忘れ難いモノです。
夢にまで見た本当の決勝戦が実現した喜び。
でも果たして栄冠を手にするのは、美しさのバルサか?強さのマンUか?
個人的には、バルサ乗りでしたが、勝負は五分五分?と思っていたので、実際に試合が始まった後の、バルセロナの圧倒ぶりには驚きました。

では何故これほどまでに両チームに差が付いたのか?
その理由がこの本には書いてあります。
キーワードはFWの浅いV字型フォーメーション・・・だったのでしたあ!
なうほどね。
説明されて、よーく分かりました。
相手チームに「暇人」を造ってしまい、さらにその対応に対応したグラウディオラの名采配は、その後、史上初の6冠制覇にまで結びつくのですが、偶然じゃなかったんだなと、納得しました。

さらにイニエスタ、C・ロナウド、ダニエウ・アウベスからトッティ、中田に至るまで、その選手の特徴を具体的な試合名まで挙げて解説される諸々は、思い当たることばかりで、勉強になりまくり。
凄いのは、昨日のファーガソンのパク・チソン礼賛発言も、本田圭祐の可能性も、この本で予言されていること。杉山さんの慧眼、恐るべし、です。

さらに話題は、サイドの攻防という繋がりから、オシム監督の「ロナウジーニョのような最高の選手と向かい合うことは思いのほか楽なことなのだ」
という言葉の解説に入ります。
最高の選手と向かい合うのが楽って話があるのかよ!と、思ってました。
対応するのが難しいから最高の選手なんで、爺さんのウケ狙い発言でしょ、とスルーしたい処ですが、なるほど!
スーパースターを死んだも同然にするのは、マイボールの時の勇気!なんですね!

各国別の魂の話もオモシロかった。
自分のプレイに期待してない分、ミスしても落ち込まないドイツの件とか、上から目線のアメリカは、番狂わせは起しても起こされ難いとか、納得!
日本とスペインは共に魂で勝った試合を見たことない件も大納得。
この本は、次々になんとなく感じていたことが書いてあって、読んでいる間ずっと目から鱗が落ちっぱなしの快感ありで楽しかったです。

最後は、岡田代表監督批判と協会批判の話になるのですが、これまた思い当たる処、多々で・・・やっぱり協会の仕事しなさぶりは批判されても仕方ないよね、と感じました。

非常にオモシロイ、参考になる本でした。
これからはサイドの選手の動きに注目して観戦したいと思います。

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March 24, 2010

【グランメゾン】ロオジェに行ってきました【ランチコースだけどね】

L`osierに行って来ました
Roujye4
フレンチは久びさ。
長女が4月から大学生なんで、社会勉強を兼ねています。
行ったのは春休みの次女も一緒で妻と四人でした。
Oujye2
この御時勢でも、店内は満員(ほとんど女性客のグループ!)
食べたのは1万1千円のコースで、乾杯用にシャンパンを4人分付けました。
未成年の娘二人は口を付けただけで、残りは私が呑みました。
食事時間は2時間弱。
私は長い食事は苦手なんですが、品数は多く、充実していたので、持て余す感じはなし。

評判のデザートは3段構えで、メインも魚と肉の2品です。

これで1万5千円(サービス酒代込み)なら店内のムード、丁寧なギャルソンのサービスを含めれば割安と言って良いと思います。
これならもっと頻繁に行っても良い・・・と思うのですが、ネックは予約がいつも満員ということで、銀座に行ったついでふらっという訳には行かないことですね。
今日も雨の中、大変だった。普通なら腰が重くなる天気なんですが、予約していたからね。
西銀座駐車場も付いているので、クルマで行ければ良いのですが、そうなるとお酒はダメ。フレンチならちょっと呑みたいしね・・・

良かったのは、娘二人のファッションで、長女が白を主体にしたフェミニン系、次女が黒を基調にしたボーイッシュ系(共にブランド物ではない)で結構イケてました。
私はヒューゴ・ボスのコート。シャツはアルマーニ、ジャケットはエルメスです。
駅から歩いたので雨に濡れて少し残念・・・
妻は落ち着いた感じの新着のワンピース、良いセンスです(長女とまだ銀座で買い物中)
グラスのシャンパン3杯で酔っ払った私と次女のみ爆睡で帰還。

写真が携帯からなのであまり綺麗に撮れていません。
美女3人に囲まれて贅沢をしたので、明日から2週間休みなしですが、働かないといけませんね。

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March 23, 2010

円に縁無し、私のポジション@クロス円以外の取引について、くりっく365の建て玉から考える

【この記事は最後に注意事項があります】
私はブログにあまり悪口、批判記事は書かない方だと自負しているのですが、そんな中で、何かあれば手厳しく対応しているのが、東京金融取引所でやっているくりっく365!です。
今、検索を掛けたら批判記事が6件あって、サーバーダウンを怒っているのが3件、ランド円事故を怒っているのが2件、それが日経への批判まで及んでいるのが1件でした。(ブログサーチの窓に、くりっく365、と入れれば出てきます)

これは当然嫌っているわけではなく、むしろ非常に使わせて戴いている結果であり、これからもしっかりしてもらわないと困るという事情から書いたものです。
くりっく365は、取引回数では相対取引をとっくに抜きさり、今では日経先物、OP取引すら超えた私の主戦場です。

ここは取引時間に制限があるとか手数料が高いとか、色々ご批判もあるのでしょうが、税制を考えると(法人化している以外の)個人投資家は、ここ以外の選択肢はないと思っています。(スワップが売り買い同値の設定などは、もっと評価しても良い点だと思う)
私は法人口座で相対業者を(くりっくトラブル時でのカバー役と、くりっくには上場されていない通貨を取引する為です)、個人口座ではここでやっています。

さて為替取引、この処の今の私のポジションは主にCAD買い、AUD買いに、GBP売り、EUR売りを被せるという形です。
ほぼIMMのポジション通りの、なんとも平凡な建て玉ですが、気が付くとこの処、対円の取引ほとんどしていない。
意識的に避けているわけではなく、対円通貨ではトレンドが見つけにくかったからです。
どんな通貨を取引しようが、それは全て自己責任なんで、他人がとやかく言うことでもないと思うのですが、チャートの方向性、市場で認識されているファンダメンタルズを考えるとEUR、GBPの売りを対AUD、CADで買うといのは自然な流れだったと思います。
でも東京金融取引所での売買量をみるとUSDやAUDの対円売買高が200万、300万枚に迫る時、EUR/AUD、GBP/AUDなどは3000枚程度と、ちょっと寂しい。

円は3大メジャー通貨ですし、何より日本人が日本の取引所で取引しているのですから、どうしても対円取引多くなのは仕方ないと思う反面、せっかく取り揃えられた各種通貨の組み合わせ、もうちょっと視野を広げると、トレードしやすくなる場合もあると思うのです。
まあNFP発表時など、瞬間勝負の際は私も対円オンリーですけどね。

【注意】
この記事はクロス円以外の取引での利益を保証するものではありません。
投資は100%自己責任、自分の判断だけで行うものです

こんなこと書くまでもないだろうけどね。

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March 21, 2010

パンドラに行き、帰ってきました@アバター/リアルとバーチャル、融合は近い?

3次元映像と言っても、骨格は高の知れたお話でしょうし、立体映像にそれほど有難味も感じなかったのでスルーしていたのですが、上映終了も間際と言われると、なんだか惜しくなり、一度は観て置くかと思って行って来ました。

結論から先に言えば、非常に驚いた、大袈裟でなくこれは革命的な映画だ、ほとんど異星に旅行してきた気分が味わえた、と感じました。

この映画の欠点をあげつらうのは簡単でしょう。
だいたいあまりに大ヒットしすぎたモノを今さら(上映終了間際に)褒めるのも遅れていて野暮な感じですし、テーマ自体も確かに言い古された新鮮味のないものです。

売り物の映像にしても、雄大な遠景こそもっとはっきりとした三次元で見たかったとか、二次元的な映像から三次元が強調された映像への切り替えに不自然な感触が残ったとか、何よりやはり眼鏡は邪魔だな、とかね。

でも驚いた。
夢中になって3時間弱、楽しませて頂きました。
VFXの使われる映画は、今や蔓延とも言える状況ですが、魔術的な色彩と形態の入り乱れる映像は、やはり傑出した境地ですし、観る者を飽きさせない展開の妙は、やはりジェームズ・キャメロンが長年、練りに練っただけの出来ではあります。
一般に、あまり評価の高くない話の出来も、伏線は綺麗に生かされ、回収されていますし、科学的な考証もフィクションとして精一杯辻褄を合わせてあったと思います。

結局、この映画にいかに私が捉われたか、と言う何よりの証は、クライマックスの戦闘シーンで、本気になってハラハラし、負けそうになるナヴィたちを、必死に応援していた自分がいた、ということですね。
(こんな他愛のない話に)完全に本気で入れ込んでいる自分に気づいた時は、やっぱり少し驚きました。
本当にその世界に入っていかないとないような気持ちになっていたんですよ。
滝の落ちる、山の浮かぶ空を、極彩色の竜に乗って自在に飛びまわり、聖なる木に祈りを捧げ、蒼い衛星とガス状の雲を見上げて地を走る・・・そんな体験を、実際にしないとならないようほどの濃密な気持ち、ですかね。

素晴らしい映像体験でした。
大袈裟でなく、パンドラという惑星に、ちょっと旅行してきた気分・・・リアルとバーチャルの壁が、本当になくなる日、案外近いのかもしれませんね。


ps
ロジャー・ディーンが少し文句を言いたくなる気持ちは分かった(笑
まあお話は当事者同士でつけてもらうしかないですが。

空中くらげ、本気で欲しい・・・

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March 19, 2010

銀座の地価、25%の下落@日本の顔も正念場?オタク趣味の経済効果は

一番好きな繁華街は?と聞かれたら即座に銀座!と答えます。
新宿も渋谷も池袋も秋葉原も単体の場所で好きな処はあるけど、街としては少し苦手。
もっとも銀座、守備範囲は昼間から夕方までなんですけどね。
夜の銀座には縁がありません。

少し上等の服を着て歩くだけで、なんとなく華やいだ気分になれる街ですよね。

そんな銀座の地価が去年1年で25%下落したらしいです。
その形からも場所からも、銀座という街の凱旋門的な表象であるマリオンから西武デパートが撤退というニュースに驚いたばかりでしたから、ちょっと考えれば、今日発表された地価の下落も想定内でしたか?(今、有楽町西武店のPDFファイル見たら従業員59名で売り上げ162億・・小売りという業態に家賃を考えると、確かに存続不能の数字ですね)

今や日本の地価に資産としての上昇幻想はなく、あるのは徹底した採算ベース。
その場所に出店する企業の販売力に比例するので、単位面積辺りの販売単価が下がれば地価も下がるというドライな状況。
別に銀座に土地があったり、ビル持っているわけではないので(もし持っていたらこんなに労働ばかりの日々は送ってないですが、笑)、地価なんか幾ら下がっても関係ないのですが、好きな場所に影が射すのは寂しいです。

高級ブランド、続々撤退も寂しい。
昨今、むしろダサイと言われる高級ブランドですが、本気でそう思っているならもう一度、自分の眼でご覧になってください。
私はその法外な値段を納得させる幻想喚起力にはいつも感心します。
もし本当にツマラナイ高級ブランドがあったら、市場は冷酷。
長くはもたないって。
まあ私も、この処買っているのはイトーヨーカドーブランド(キリッ、が多いですが@妻の報告

なんでヒューゴ・ボスでなくヨーカドーになってしまったのか、というと、高級ブランドの服を着ていく処に行かなくなったからです。
ウチは去年から今年にかけて娘の大学受験という戦時下体制だったので、家庭内に華美な遊興は如何なものか、という雰囲気があったんでね。
でも、日本中がそうなったので、デパートで買うコストが容認できなくなり、銀座の玄関口に空き店舗の危機?なんでしょうね。

ヤマダ電機、という話もあるけど、秋葉原のお店が結託して日本が誇るオタクグッツの総合販売店ってどうでしょう・・ダメだよね・・・さっき妻が買ってきてくれた長門のガシャポンフィギュア、300円だもの・・・採算取れるわけない。

Naga1_2
(国宝松林図屏風の前で、不況と闘う長門さんです!)

最近買い込んでいるオタク趣味で一番高かったのはCCさくらのブルーレイDVDBOX二つセットで、総計9万3千円だ。
随分高いと思ったけど、BDなんでPC脇で見られず、まだ19話「さくらと夏休みの宿題」までしか見ていない。
これから何度も繰り返し見るだろうから、結局随分安いよな。(CCさくら、3月29日からBShiで放送再開です!お忘れなく!)

ブランド品だと、9万3千円ならちょっとイイジャケット買って、その勢いでフレンチのレストラン行ったりして+2.3万円の消費ですか?
食べた分は無くなるんで、・・・うーーーん、経済波及効果はずっと多いですね。

電化製品は、随分安くなったけど、オタク趣味よりは遥かに高価で、採算ラインに乗るのだろうな。
ともかく空き店舗になるのは勘弁だよ。

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March 18, 2010

しゅごキャラ!アミュレットBOX3@ともかく絶対にオモシロイから!

なんだか必死ですが、このアニメはともかくオモシロイです。
みんな観ようよ!(特に大きなお友達のみなさん)
なんでもっと流行らないのかなあ・・・アニメ、4月からどうなるんだろう・・・

さてアミュレットBOXと名づけられたシリーズの3箱目は、27話目の四つ目のしゅごたま!から39話キャラなり!プラチナロワイヤルまでの13話が入っています。

みんなオモシロイのですが、注目して戴きたいのは、30話「星組vs月組!チアガール大活躍!」で見せるオープンハートの光の洪水ですね。
話の冒頭から飛翔するあむちゃんとクールに浮かぶりまちゃんの対比が見事で、クライマックスに溢れる輝きの爆発は、宗教的な救済の奇跡の構造を持っています。
校庭にいた全員の目を眩ませ、全てを無駄と決め付けていたりまちゃんに
「あれがオープンハート・・・」と驚かせる。
まだスパイ役だった海里には
「ジョーカーの力・・・」と言わせます。
日奈森あむは、史上最もキュートな心の救済者なんですね。

それから恋する少女の矜持、を見せ付ける36話37話の「黄金の王子」のエピソードもお見事。
イイ女の条件は、まず男の金と権力になびかない、ということです。
恋は恋として本能のまま完結され、自分の社会的な栄達の条件にしないこと。
これが純情の鍵と言うもので、現代日本の婚活事情にもっとも忘れられている要因でもあります。

そしてネットで話題にもなった38話、キーとロックとアイツとあたし!
・・・この題名では絶対にグーグルしないように、としか書けません。
つまらない深読みは想像力の敵です!キリリッ!←なんのコッチャ


ps
特典の布製!ポスターはアミュレットエンジェルで、これは少し残念。
アミュレットエンジェルのファッションは、ガウン風の衣装がちょっと重い感じで、未消化感がいなめません。
これならDVDについてきた冊子の1P目に載っている、黒いマイクロミニのワンピースに、グリーンのショートエプロンをしたメイド風の画像の方が良かった。

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March 16, 2010

【娘に買った本だったけど】希望を捨てる勇気 池田信夫【政治家に読んで欲しいと思った】

高校時代にオモシロイな、と思った学問は週に1コマだけあった政治経済の経済と、美術の授業で途中、2、3時間やった美術史でした。
結局、全く関係のない学部に行ってしまったのですが、思いは断ちがたく共に細々と勉強を続けています。
まあ美術史の方は、U・エーコやらブルトンやら、本格的なテキストも読んでいるのですが、経済への興味は実践的な金融取引の方に偏ってしまい、市場で売った買ったする方の勉強ばかりで、マクロ経済の参考書、本格的なモノはあまり読んでいません。
日本社会を概観、分析し読み解くような関連本は、もっと興味がなくて、ほとんど読まない。(それにだいたいクダラナイモノが多い)

じゃあなんで今回はこの本を買ったのか、というと大学に入る娘に読ませるのは良いかな、と思ったのでした。経済とは関係ない学部なんですが、素養は必要ですからね。
ところが読み出すとオモシロくてオモシロくて、私が一気に読み終えてしまいました。
非常にキャッチーな題名(キャッチーな題名=中身は薄いこと多し)から、軽い感じのワープア論?と思ったのですが、中身は極めて本格的な現代日本への素晴らしい提言の書でした。

ただ経済学の素養がまったくないと分かり難い点もあり、例えば国民所得統計では、
所得=消費+貯蓄
支出=消費+投資+純輸出(経常黒字)
所得=支出となるためには貯蓄=投資+純輸出
だから貯蓄-投資=経常黒字
資本収支の赤字=経常収支の黒字
つまり貯蓄超過=経常黒字

上記は会計的な恒等式、なんて件ですね。
こういう事をすんなり理解するには、ある程度、経済学の本、読みつけてないと無理です。
一般に、経常黒字=日本の競争力オンリーって考え勝ちでしょう。
違うんですよ。経済学は情感が基盤の曖昧な学問ではなく、数理と論理で成り立つ堅牢な学問なんです。
その点、この本の著者、池田信夫さんは経済学はモチロン、社会学、歴史、多様な調査結果などすべて自家籠中のものにされ、論旨は明快で納得出来るものです。

だいたい勉強は、本さえ読めば一朝一夕で身につくというものではないのですね。
鳩山首相とか菅さんとかが、いきなりサミュエルソンだのR・ライシュだの読んで、その本質が分かるわけないって。
学問というのはそんなに甘いものじゃない。
というか学問に限らず、あらゆることはみんな一緒で、その事をやりこんでやりこんでやっと本源の片端が掴めるもの。
いきなりサミュエルソンなんて、運動ならゴルフをやろうと思い立った初心者がT・ウッズのスイングを真似るようなもので、半可通は知らないより悪い。
フェデラーのテニス、カッコだけ真似したら、かえって酷いことになりますから。

でもこの本なら身近なことが非常に具体的に解説されているので分かり易い。
今の日本の政治家の方々に、まずは是非オススメしたいです。

ps
池田さんのブログは書き方が少し高圧的な印象もあり、アンチの方もいらっしゃいますでしょうが、この本は本当の意味で、今困ってらっしゃる人の救済方が書いてあります。
日本の指導者が一刻も早く目覚めることを祈って、オススメいたします。
もう表面的なワープア論なんか読んでる場合じゃないです。

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March 14, 2010

巌のボディ、叩いて叩いて12R@M・パッキャオvsJ・クロッティ

今日のパッキャオは、身長で4センチ、リーチで8センチ勝るクロッティが相手ですが、コットを軸に考えれば、論理通りで負けはないだろうと思っていました。

確かにクロッティ、非常に頑健な身体と磐石のガードはあるんでしょうが、パンチはそれほど怖くないものね。だいたい当たるかどうかも疑問だし・・・

試合は序盤からパッキャオ、飛ばしています。
クロッティの回りをサークリングしながら絶えずパンチを繰り出す。
クロッティはひたすら耐えてスピードの落ちた処から反撃のプランだったんでしょうが、パッキャオはスタミナを切らすことなく、12Rまでサンドバックを打ちまくるように打ち続けました。
驚異のスタミナですよね。
終盤は多少、ガソリン切れの感じもありましたが、その時はもう打ちまくられたクロッティに反撃の力は残っていませんでした。
パッキャオのパンチはセオリー通りで、上のガードが硬いとみるや右で脇腹を攻め、みぞおちにストレートを打つ。一瞬でもガードが開けば上を連打。
セオリー通り・・・言うのは簡単ですが、これを完璧に実行するパッキャオは、まさに「Eye of the Tiger@登場時の音楽」を持つ男。
フィクションの中の主人公のごとく、コンビネーションは強く、速く、正確で、結局、クロッティにはまったく反撃の機会を与えませんでした。

ただクロッティのパンチも同じガーナのアイク・クォーティを思わせるような伸びを見せ、試合が終わった後のインタビュー時に見たら、パッキャオの顔には、はっきりとした刻印が残っていました。
でも手数は10倍位違いましたからね。
フルマークのジャッジもいましたが、妥当でしょう。

さてマニー・パッキャオ、今回も圧勝でしたが、上の階級の選手に対する最大のアドバンテージはフットワーク、というのが見えた気もしました。
年内に実現するかどうか分かりませんが、あくまでスピードの競い合いならやっぱりフロイド・メイウェザーには勝てないと感じます。

分からないけどね。
やってみないとさ。

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March 13, 2010

【光量子仮説が暗示する】しゅごキャラ11巻 【あむの恋人はイクトであり唯世である、ことは矛盾しない】

キャラっす!
日奈森あむに魅了されている感性の鋭い大きなお友達のみなさん、こんばんは。
しゅごキャラ11巻、もうお買いになったと思いますが、如何でしょう。

今回、あむちゃんは光だけが通れる「星の道」を通って、いなくなったラン、ミキ、スゥ、探索の旅に出掛けます。
心動かされるイクトとヨルのエピソードなどが読みどころですが、正直、あむちゃんの表情が大人っぽく成り過ぎてサイド・ポニーのヘアスタイル、キツクなっています。

さてこの漫画の作者PEACH-PITは、作中に多彩な教養を見せてくれるのが楽しみの一つですが、この巻で注目したいのが「星の道」を案内するダイヤさんの
「ここは光だけが通れる秘密の抜け道」という言葉です。

光だけが通れる抜け道を通っているということは、あむちゃんは=光となって存在している、ということです。
この「光」となっていることが、ポイントです。
それを案内するのは自ら「わたし 未来のナビゲーターよ」
と語るダイヤさんです・・・

ダイヤさんはさらに「光は何より速いから空間も時間も追い越すことが出来る」と言います。
そうなんです。
時間を往来出来るダイヤさんは、分かっていたんです。
この漫画での最大の未解決問題。
あむちゃんの恋人は、イクトか?唯世か?という二股疑惑は、あむちゃん=光という結論で解決出来るのです。
光子の非常に際立った性格の一つに、光は波であって(波動性を持つ)、同時に粒子(粒子性も持つ)である、ということがあるのです。
あむちゃんの本質が光なら、量子論の語ることにより、恋人が、イクトであり、唯世である、という結論に矛盾はなくなりましたね。
メデタシ、メデタシ。

ps
それにしてもりっか主役の「パーティ」は全くダメですね。
りっかがしょせん主役を張れるキャラじゃないのは、前回、遊園地に行った回で完全に証明されました。
なんなんでしょう、あのピンクのシャツに白いファーの襟の格好は。
星を模ったネックレスも安っぽくダサイ。
黄色いハイソも全くダメ。
対してあむちゃんのファッションは完璧にイケてました。
黒い艶消しのジャケットに、下のシャツはグラディエーションを効かしたスクエア模様。ポイントのバッチもブルーの星型のが完璧コーデ。
黒のチョーカーは細目のバックルを覗かせ、サスペンダーは両側外し。
カッコ良すぎです。

それにしても土曜の夜からこういうエントリーを書いているのって・・・虚しい人生だな、とは思います・・・

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March 12, 2010

【そもそも何か?】オイラーの贈物 吉田武@この本が一カ月で1万部売れる国が何故衰退するのだろう?

数学美の極限を現すとも言われるオイラーの e^iπ=-1 という式

ネイピア数eに虚数iと円周率πを掛けた数を自乗すると、-1になる。
まずなんでこれがそんなにありがたいのか?考えてみましょう。

ご存知のようにπは円周率。直径と円の周りの長さの比率です。
それは3.14159・・・と永遠に続き終わることがありません。
それだけでなく、πは超越数と呼ばれるモノの仲間で、有理係数を持つ代数方程式の解になりません。
πはπとしか表現出来ないのです。
円でも球でもこんなにありふれているのに、人類の知恵、未だ足らずです。

iは二乗すると-1になる数です。
二乗してマイナスになる数なんて何故必要だったのか、というと、単にx^2=-1という方程式に解があってもいいじゃないか、と考えた人がいたからです。
それをiと勝手に決めたのです。
勝手に決めた数が、何かの役に立つのか、というと複素平面上という概念が出来てから非常に役にたっています。

最後にe,ネイピア数とは何か、というとこれは自然対数の底と呼ばれるものです。対数とは指数の逆関数です。
例をあげると
2^3=8(2の3乗は8)が指数関数。
この式を2を何乗すると8になるの?としたのが対数です。logを使って表わします。
この場合は2が「底」になっています。
その底をeとしたのを自然対数と呼びeは2.7182・・・と続き終わりがありません。終わりのない少数は幾らでもありますが、このeもπと同じ超越数。
代数方程式の解として表現出来ない、人類が途中までしか分かっていない数です。
なんでそんな途中までしか分かっていない数を有難がっているかというと、対数を微積分した時、自然対数は非常に便利なのです。
微分だ積分だ、それも対数を微分ってなんやねん、という思いもありますでしょうが、こういう数学があって初めて自動車も造れれば、大量の電力を起すなど、快適な現代生活が成り立つのです。

数は無限にあるわけですが、実はその無限にある実数より超越数はもっと多いと証明されています。
でも人類の知っている超越数の定数は4つ(←うんと驚いてね!!!)です!
そして最も大きな意味を持つ二つがeとπです。
その二つが、方程式を解きたいが為に勝手に造ったはずの虚数iを介して結びつく。
ビックリでしょ。

この本はその成り立ちを500pにわたり基礎から理解させる吉田さんの名著です。文庫版しかなかったのですが、その文庫も廃刊になっていたようです。
私はプレミアムが付く前に文庫で持っていたんですが、正直、この本は文庫で読む本ではありません。
本を傍らに、ノートを用意して勉強しながら読み進めましょう。
文庫は1500円だったから今回の1800円復刊はメチャ買い得!

それにしてもこの本が一ヶ月で1万部売れる国が、なんで世界で唯一の新興衰退国と呼ばれるのだろう?
やっぱりどこかオカシイんだよ、この国のシステムはさ。


ps
この式は一般化すると
e^iθ=cosθ+i sinθ
と書きかえられます。
こうすると美しさには劣るけど、カラクリが見えた気になるよね。
美神の内側を少し覗いた感じ・・・

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March 11, 2010

ゴスパンク? ぼんやり娘のファッション計画を煽ってみた

全ての受験を終えた長女は、消耗しきってまるで旱魃を乗り切った草食獣とか、川の溯上を終えた鮭状態。
結構、凄惨の相もあって、受験戦争とはよく言ったものです。

それでも若いということは大したモノで、1日2日と寝るうちに回復・・・したのは良いのですが、同時に受験前、半年ほど消え去っていたバカも戻ってきてしまい、ボーっとしてスープを焦がしたり、判子も持たずに銀行に口座を作りに行き、延々と待たされたあげく帰ってきたり、自信満々にセーターを裏返しに着ていたり、化粧に挑戦し、顔をオカバンゴの戦士のようにしたり、縦横無尽にバカをやっています。

そんなある日出かけようとしていたので、どこに行くのか、と問うと、服を買いに行くと言う。

とっさに「ゴスパンクにしろ」と言ってみた。
「日奈森あむちゃんみたいにさ。ルーズなネクタイとか意味のない腕章を安全ピン留めとか」
「なんで?あの子は小学生でしょ」
「これからは女子大生こそゴスパンクだって!前からオマエには絶対ゴスパンク、似合うと思ってたんだよ」(ホントは今思いついただけ)
「やだよ、そんな格好」
「そうかなあ・・・クールでエッジィで、ある種の強さをイメージさせるゴスパンでキャンパス・デビュー、イケテルと思うんだけど」
「絶対、オカシイって」
「いや、日奈森あむの大学生バージョンこそ、お前の成りたい自分だって。クールであるってことは情動に乏しいってことじゃないんだ。自制出切る現代の女の強さだな。タフだけどマニッシュではない。フェミニンでありながら危険な感じも漂わす」(←まあ自分でもよくこれだけ口から出まかせ言えるとは思う・・・)
長女、支度を終えて無言のまま玄関へ・・・15分で戻って来たので驚いたら財布を忘れたそうです。
疲労からの回復期、今なら被暗示性高そうです。

そんなやり取りも忘れた夜、一人部屋でPCの前にいたら妻が
「あの子なんだか黒いミニのゴスっぽいスカート買って来たの、何かあったのかしら」
と言う。
笑う・・・影響させたのかもしれない。

昨日は受験の終わった友達グループで、ネズミーランドに行ってきたようですが、帰ってきた姿をみたら制服のスカート、折り込んでかなりマイクロミニでした(シルエットが崩れていたのは愛嬌)
日奈森あむ化計画、結構順調かもしれません。

高校時代と違い、自由度も増すので今後は、ファッションにも口を出したいと思ってます。
案外、言う事聞くのでオモシロイです。

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March 10, 2010

数えずの井戸  京極夏彦@江戸の怪談に写し取られた脳化社会の叫びと囁き

ハードカバーで771p。
重く(内容も本自体の重量も)長い小説でしたが、読了しました。

今回は、元ネタを怪談、番町皿屋敷に求め、それに御行の又市や徳次郎が絡みます。
目録と称される目次などは、構成にトリッキーな手法を使う京極夏彦の面目躍如で、○○数え、数えずの☓☓、という構成を22回繰り返す中、劇中の登場人物たちが交代で各々の内面を陰々滅々たる調子で語る形式で続きます。

派手なアクションや濡れ場もなしに、延々と陰気な内面の語りと、会話だけで終幕直前、700pまで読ませるのだから、大した作家です。

さてこの小説、読み方は色々あるでしょう。
最も素直に読めば、「井戸は冥界と現実を結ぶメタファー」ですから、「円く、黒い井戸に託された(日常の)裏返しの月(=狂気)」の表出物語、と読むことでしょう。
それが現世的な宝(日常の幸福)である皿を失い「星」になる。

でももう一つ、私は江戸怪談伝説に託された現代の脳化社会に生きる人の独白、とも読めました。
出てくる人物、みな延々と神経症的に内省し続けるのです。

現代は情報化社会、都市化とは脳化することだ、とは良く云われることですが、それほど大袈裟に考えなくても、例えばこの物語の中心になる井戸です。
水を汲む場所です。
でも今、水の利用はある種、記号化されている。
「水道」の「スイッチ」を捻れば(触れる、かざす、倒す)、水は出ます。
幾らでもでる。
非常に快適です。
現代では当たり前のことですが、江戸時代に水を汲むのは、身体的な運動だった。
雨でも風でも雪の日にも、水が必要なら井戸に行き、つるべをたらして汲み上げていた。それを母屋にまで運ぶ。
水は重く、冬場は冷たく大変な労働だったでしょう。
その苦痛の中で、水は、身体性を保っていたのです。
そして身体性は、人を狂気から救う大きな力になる。

身体的な運動は、その時点では不便であり、時に大変な苦痛を伴いますから、どんどん排斥されていったのですが、すっかり排斥し終わって、することが情報処理機能に特化した時、人は調子を狂わせるのではないでしょうか?
私はこの物語の登場人物の「狂気」と「飢え」に、そんな叫びを聞きました。

ラスト1行の、見事なカットティングは傑作の証でしょう。
厚さにたじろがず、一読オススメいたします。

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March 09, 2010

【非常に明解】日本の産業を巡る現状と課題【みんなで読もう】@経済産業省

日本の役人に腹の立つことの一つは、自分らだけの言葉で分厚い冊子を作り、実質の法にしてしまうことです。

何かあったら解釈で逃げてしまう曖昧な文言は、権力の私物化であり、国民への裏切りです。
公式の言葉は明解に書いて初めて責任を果たした、というものです。

そういう先入観があったので、今回ネットで話題になっているこの「日本の産業を巡る現状と課題」には驚きました。
経済に詳しい方は、この程度のこと、とっくに分かっている、と自慢しないように。
このレポートの驚嘆する点は、専門用語も数式もまったく使わず、極めて平易な言葉(みな2.3行!)と簡単なグラフやフローチャートだけで、日本産業の現状と課題を、非常に明確に、適切に説明していることです。
まさに立て板に水の如くで、読んでいく過程は清々しいほど。

この誰にでも分かる説明の仕方は、相当以上の知性がないと書けない・・・日本の役人、やっぱり恐るべし!
まあ読み終えて感じる憂鬱は、労働問題は意識的に外したのかかな、と感じることと、どっちにしろこの課題、民主党は絶対にやらないでしょうし、自民党でも無理だろうなあ、と思わせることですね・・・

「大島氏は顔怖い?本当に怖ければ民主党のように何も言えない@進次郎様」
当選以来、異様なほどの才能を見せ付けつつあるこの新人に期待しますかね。
随分先の話?
まあそうでしょうねえ・・・

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March 07, 2010

【こういう大人に】ニャースに似た娘、進学記念食事会【ならないように】

長女の受験がやっと一段落したので、私と妻の双方の親込みでお祝いの食事会を行いました。
最初は帝国ホテルかパークハイアットのレストラン、何処かと思ったんですが、新宿にしろ銀座にしろ、出掛けていくのが面倒くさいので、歩いて10分の地元の料亭に決定!
今日の雨を考えると正解でした。
義父母には久々に家に来て頂けたしね。
義父のクルマはベンツのSのセダンからクーぺに代わっていました。
都内在住なので、4月から娘がお世話になることになります。
ウチからでも通えるのですが、近い方が何かと便利だと思うのと、おばあちゃんの躾けが厳しいんでね(笑
お目付け役、よろしくお願いします。

料亭は普段から利用させて戴いている処で安心のお店です。
非常に美味しく戴きました。

いつもこういう時の席順は長女の隣りは次女なんですが、今日は私が座り、みんなとの会話の合間に今後の心得を色々言って聞かせました。
思った以上に納得して聞いていました。
専門的な単語は分からないのが多いとのことですが、WSJとFTはなるべく毎日読むように、というのが当面の約束です。
経済関係の仕事はしないと思いますが、大人の常識として、基本的な素養は持っていた方がよろしいと思うのでね。

しっかり食べて少しビールも呑んで、目出度く終了したまでは良かったのですが、家に帰った後、私がバッグを忘れたのに気づき戻るというオマケ付き。
こういうボンヤリした大人にならないようにと、身をもって教えを説きました。

ps
多額のお祝い金ありがとう御座いました。
このお金は入学金などには使わず、彼女名義の貯金にさせて戴きます。

ps
「パパは夜市@恒川光太郎に場所あるかもね」
「・・・?」
「ダ・ヴィンチの受胎告知を見に行った時も歩いて10歩でチケット失くしたものね」
「・・・そうだった。アレは不思議な体験だったな」
というオチ付きです。

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March 06, 2010

【ありがちネタでも】 ヘブンズ・ドア 【洒落た1品】

不治の病におかされた男女が海を見に行く逃亡劇・・・
そもそもリメイク作品なんですが、ありがちネタでもありがち過ぎる、という設定ですが、映画は冒頭から長瀬君が好演して惹き込まれます。

長身の体躯を気だるげに動かして働いているとすぐにリストラされ、健康診断を受けに行くと余命1週間と告げられる。
この辺でこの映画は、ありがち設定だとバカに出来ないと感じさせられます。

テンポが速くても無理がなく、余命1週間という思い切った短さも、緊張感を生んでます。
実際、後のストーリーを進行させる大きな動機にもなっています。

即入院ですぐに出会うのがパートナーになる福田麻由子ちゃん。
福田さんは巧いよね。
絶対にエラーしない堅実な内野手って感じ。
この人の処へなら100万回ボールが飛んでも安心して観ていられる。

二人が仲良くなり病院を抜け出すまでのセリフも良く練れていて、脚本の大森美香さん、見事なお仕事です。
カメラも良くて、夜の病院の玄関には、ある偶然からマセラティ・スパイダーが停まっているんですが、それがまた綺麗に撮れている。
このモデルのマセラティ・スパイダーは優雅で美しいんです。
フェラーリやランボルギーニみたいな狂騒性はなくても、静かなしっとりとした佇まいは抜群で、夜のライトに、昼のハイウェイのひたすら映えます。

でもそんなマセラティは怖い人がオーナーで、車内にはオッカナイブツが二つほど置いてあり、二人は警察とオッカナイ組織の両方から追われつつ、海を目指すという話になります。

その話が二転三転四転五転。
最初は二人を乗せたマセラティがひたすらカッコイイんで、このまま行くのかな、と思えばこそ。
あれあり、これありそれありどれあり・・・まあよくこれだけのエピソードを積み重ねてまとめ上げたな、と感心させられます。
監督誰だろう、と思ったらマイケル・アリアスさんでした。
どうりでハリウッド流の鮮やかな手際だと思ったよ。

テクニカルな構成の妙を堪能出切るのですが、エピソードの中身も味わい深いです。ホテルのスィートルームのシーンとかね。

オッカナイ組織の人は、怖さを見せるだけで中々出てこないので、別線の進行になるのかな、と思ったら、キーポイントで登場。
そしてあの顛末・・・工夫だと思いました。

長瀬君と福田さんの役割がじょじょに変わっていったりするのも無理がなく感動的。
最後の方の福田さんのセリフはお見事です。

主演の二人はモチロン、脇の三浦友和さんも味を出していました。
役者良し、脚本良し、カメラ良し、監督良し。
暇な一日のお供に、充分オススメ出切る作品です。

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March 05, 2010

美少女フィギュア棚が松林図屏風に置き換わる@転換の兆しか?

2007年の夏以来、隆盛を極めた美少女フィギュアが飾ってあった本棚の位置に、一昨日から松林図屏風が飾られております。
2008011(クリックで拡大します)

美少女フィギュア棚は机の上を含めて今や8棚を占めており(読書が一番の趣味なので書庫になっている部屋を含め造り付けの本棚は各部屋に沢山ある)、閉ざされたのはそのうちの1棚ですが、増える一方だったものが初の後退は注目です。
2007年前には美少女フィギュアを集めだす自分なんて信じられませんでしたが、今ではそれがないのが信じられない生活・・・
でもその棚の一つが閉鎖されたという変化・・・
いっぺんになくなることもないと思いますが、後年振り返れば大きな転換の端緒であった、ということになるかもしれません。

非常にどうでも良い話ですが・・・
でも美少女フィギュアの飾ってある下が松林屏風図だと、非常にシュールです。

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March 03, 2010

夫婦別姓問題  冷静と情熱の間

結婚というのは極めて個人的な問題なので、少子化で、年金やら社会保障制度が持たないから、やれ結婚しろの子供を作れの、という議論には違和感がある。

だから夫婦別姓問題もどうでも良いと思っている。

ただ一般に、結婚しようと思ったら、相手に姓の選択はどうするか、とは聞くだろう。
それで相手が別姓を選択する(キリッ、と答えるなら、やはり自分とは少し距離を置きたがっているのかな、そんなに何が何でも一緒に居たい訳じゃないのかな、と感じるのは仕方がないだろう。
そしてそれほどの情熱を感じてくれてないような相手なら、今後も交際は続けるにしろ、慌てて結婚するまでもあるまいと思うだろう、と想像する。
個人的にはね。
個人的にはですが。

考えるにまったく違う人生を送ってきた二人の人間が、互いに病める時も健やかな時も愛し慈しみ、なんて誓いはあまり冷静な精神状態ではし難いだろう、と思う。
結婚して姓が変わると仕事の上で色々変更やら何やら手間が掛かるから嫌だなんて思う程度の情熱だと、少しコチラが悪い状況になったら、あの人と一緒にいるのは経済合理性に欠けるから別れる、なんて言われるのではないか、と勘繰る気持ちが出ないではない。
個人的にはね。
個人的にはですけど・・・あくまで・・・東大出て弁護士になって1党を率いたり、死刑制度という「法をまったく履行しないと宣言する法務大臣」になったりするほど偉い人は別なんだろうと思うけどね。
私程度だとそう感じます。

感じる自由は保障されているんでしょう。
まだこの日本では。

ps
森本、動き抜群ですね@バーレーン戦
本田も点が獲れて良かった。
南アフリカ、GLでベスト4(笑)ってのは勘弁です。

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March 02, 2010

ああ播磨灘第一巻@(プロにとって)努力は売りにならない厳しさと覚悟

力士は古来、チカラビトとして逞しい生命力信仰の原初であった、ということからひたすら強い横綱、播磨灘を主人公にした漫画の第一巻です。
矮小で回りを気にしながら生きる私などは読んでいると元気になれる漫画です。

さてこの1巻目では、有名な双葉山と木鶏の話が紹介されます。
木鶏は荘子由来の私の好きな話です。
どんな話かと言うと、古代の闘鶏飼いの名人に、中国の王が鶏を預けるのですが、闘鶏飼いは王に問われる度に、
「空いばりばかりでいけません」
「敵の声や姿に興奮しいきりたちます」
「相手を見下すのでまだまだ」、と言い続け、最後にやっと
「いかなる敵にも無心で、木彫りの鶏のようです。泰然自若の徳が充実して天下無敵です」と答えられます。

この件は好きな逸話なので良いのですが、この刊の最終エピソードで、
「稽古で名売るとは恥ずかしいのう」
というセリフが出てきます。
「オマエの努力は自己満足の努力だ」と播磨灘は言うのです。
これが分からない・・・・・
時に1流のプロは努力を見せないのが美徳とされますが、私には分からない。
努力自体は良いことでしょ。
努力なしではプロとして大成出来ない。

これがまだ受験勉強とか資格試験を受ける人間相手なら一人黙って、ということもあるでしょうが、相撲取りなら稽古だって、相手がいなければ出来ないし、人一倍やっていれば、知られたくなくったって知られてしまう。

秘密の練習なんて逆にそうそう出来るものではない。
「努力が自己満足」、ということは、稽古が結果、勝利に結びつかないことをしている、ということか?
効率的でない、ということ?
でも過剰な効率性の追求は、その人間の芯を細くする側面もあるはずです。
著者の言うことは、そんな浅はかなことではないはずだ。

では何を言いたいのか、と考えました。
結局、「努力自体を褒められたい、という精神」がダメだ、ということでしょうか?

プロは結果が全て、と引き受ける。
どんなに努力しても結果を出してナンボ、と覚悟する。
不運に見舞われるかもしれないけれど、結果をすべて受け入れ、批判に耐える、「努力をした」、という逃げを打つ甘さを戒めろ、ということかな、と思いました。
どうでしょうか?

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