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November 2009

November 30, 2009

本を捨てる

中学に入学する前の春休み、暇に任せていつもは行かない本屋の奥まで入ったら、そこに創元推理文庫があった。
文庫なら中学生の小遣いでもえるし、海外のミステリーはとても広い世界に思えたので読み出した。
それ以来、ミステリー、文学、エッセイ、ノンフィクション、芸術、経済、数学etc様様な分野の本を読んできた。
ともかく本は好き。で、一度読んだ本は捨てたくない。
なんだか自分の一部になっている気がするんですよ。
(雑誌は元々あまり買わないほうですが、雑誌は捨ててます。コミックスも買わないけど買ったのは持ってる。全部で100冊位かな。普通の本だけ捨てられない)

だから家を建てる時、まっさきに考えたことは膨大な本の置き場
書庫を造り、寝室も二方面は床から天井まで本棚にして、一階と二階の廊下にも壁際に本棚。
他の三つの部屋にも邪魔にならない程度に、なるべく本棚を作ったのですが、とうとう一杯になってしまいました。
作業をしてくれた大工さんがなんでこの家にはこんなに沢山棚があるんだ、と驚かれた位造ったんですけどね。

これ以上、快適な生活を損なわずにどこに仕舞うかと考えたんですが、つらつら思うに、もう絶対に一生読まない本も沢山あることは認めざる得ない。

だから少し捨てることにした。
今までは本を捨てるということに非常な抵抗感があったのに、今回は憑き物が落ちたように決断出来た。
驚いたことに、一旦捨て始めると、これが中々気持ちが良いものだ。
身軽になっていく感じもする。
人間って色々変わるんだな。

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November 29, 2009

【Fate,not hatred】内藤大助vs亀田興起WBCフライTM

内藤選手に乗りたい処ですが、前回の熊朝忠戦が悪かったので心配でした。

中継はまず会場のスーパーアリーナの盛り上がりにビックリ!
人気がありますねえ。

試合は序盤、亀田は左右のストレートが速いです。
出入りも軽快です。
内藤の左右からのパンチは少し遅れ気味、フェイントもあまり効果がありません。
それでも4R、内藤は亀田をコーナーに押し込みます。
内藤、打撃戦は歓迎のようです。

ただ全体にペースは亀田。
6Rに亀田の左で内藤は上を向きます。内藤、鼻、折れてますか?
亀田はスピードがありますね。
内藤に勝機があるとすればド突きあいでの根性比べか、1発大きいのを顎に当てるか?
8Rで2p差が二人。
残り4Rで2p詰めるのはキツイなあ。
10R、内藤の顔、痛そうです。
亀田の左は速い。右のショートカウンターも正確ですね。

12R内藤、渾身の闘い。
立派でした。
判定で亀田は仕方が無いでしょう。
良く研究もしている印象でした。

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フィット・アリア試乗記

シビックの車検で代車に来たフィット・アリアのチョイ乗りの試乗記を書きます

【スタイル】
午前中の仕事を終えて自宅に帰ったらカーポートに停まっていました。
冬の光の中で見るアリアは、コンパクトながらシャープなエッジが効いていて、清潔感のあるクールなスタイルだと感じました。

【タイ製クルマの乗り心地
今やクルマ王国となったタイからの逆輸入車です。
乗ってまず感じるのは自分がなんだか大きくなったような気になることです。
そうです。クルマが小さいんですね。
全幅169センチ!がいつの間にかこんなに新鮮に感じるとは!

乗り心地自体は、高級車のような滑らかさには掛けますが、150万円以下で買えるクルマですから当然です。
個人的にはあまりに路面からのインフォメーションを遮断し過ぎるクルマより、当りはあってもより走っている感じがするこういう味わいは嫌いではありません。

【動力性能加速&ハンドリング】
1.3LのCVTですからそれなりですが、一般道でもアクセルベタ踏みの快感が味わえます・・・アクセルは床まで踏む!というのが好きなんですよ・・・でも大排気量車だったり、高性能エンジン車だと出来ないでしょ。
それが出来るのはむしろ気持ち良い!

ハンドリングは100キロなら余裕で安定。
攻めてた時も限界が分かりやすく安心できますね。
個人的には日本車のハンドリングが一番安心出来ます。

【安易さへ誘惑】
午後の仕事の後、夜の勉強会に乗っていったのですが、寒い冬空、なるべく会場の入口に近い処へ停めたいものですが、みんなそう思うのは一緒で、駐車スペースは近い場所から埋まって行きます。
そんな時、大きな車に乗って行ったら諦めるしかありませんが、このクルマなら大丈夫。
幾らでも小さい処へ突っ込めます。
先月、セルシオで某所に行ったら駐車スペースが思いの外、狭くてさ・・・大汗!
フェラーリは問題外。二台分要りますから。というかその前にスロープキツイと入れないからね。

クルマの雑誌など読んでいると、マセラティ・クアトロポルテのインテリアは最高!とかベントレーはカッコイイ!とか思うんですが、この手のクルマに乗ると、クルマはもうコレで良いじゃんという思いが湧いてきます・・・でもそういうのってあまりに楽に走り過ぎているかなあ、とも思うんですよね。

シビックは後2年乗ったら替えますが、何にしましょうかね。

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November 28, 2009

【ホームラン王】しゅごキャラパーティ!【日奈森あむ!&りまの課題は?】 

キャラすっ!
みんな、しゅご元気?
私は喉が痛くて頭痛がしています(インフルエンザではありません)
それでも仕事の後、勉強会に行ってきました。

さて今日の「しゅごキャラパーティ!」ですが、「ぷっちぷち」の1発目はツボネタでしたが、練り込みが足りません。
ツボネタなら「北斗の拳」を絡ませずになんとする。
スタッフ一堂の奮起を期待します。

「ぷっちぷち」の二発目は良かったです。
照る照る坊主ネタのオチに、一瞬、本気で驚いている自分に呆れます。
正直、昼休みにしゅごキャラを観終わった後の喪失感は異常。
午前中、働いている時の楽しみは、録画を観ることだけです。
午後はもう仕事したくありません。
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「どっきどき」はあむスタイルの1本足打法が魅惑の極致!
このノリとカッコ良さがスーパースターです。
ハート・ロッドをバットに変えたあむちゃんは右打ちで、バッティングフォームは左足を上げる1本足打法に近いモノ。
ステップが狭く目線の上下動が少なくいので、正確に球を捉えることが出来るでしょう。今風の打ち方ですね。
飛んで行く打球(ジャグリング・クラブ)はHRでしたがライト方向に切れており、少し食い込まれたか?
次のフォークはマウワーだって打てないよなあ。

野球が下手ということでバツ玉になってしまった相手に、練習しろというシンプル極まりない、全く解決になっていないお説教を全開でかますとこも最高!
この無理筋を通してしまうあむちゃんの膂力は空前の存在感です。

後は演出の問題で、せっかくハートスピーダーを履いたのだから、もっと飛ぶシーンを沢山見せてください。
煌めきと加速度だけが、人を退屈な日常から解放します。

対して柊りっかは、どうも1本調子な処が目立ってきました。
なまずの前でオープンハートをやった頃の意外感と勢いを思い出して欲しいです。

そして今回、最大の問題を提議したいのがりまさんのキャラなり姿です。
まずりまさん自体は文句なく可愛い!
脇キャラにこれだけの美意識を込められるんだからPEACH-PITは怪物です。
今回も心動かされる話でした。
クスクスも素晴らしい。
しかしクラウンドロップのデザインは如何か?

私はPEACH-PITの熱烈な信者ですが、このしゅごキャラでは唯一、クラウンドロップのデザインだけが、キャラの潜在能力を出し切れてないと感じる。

いつかクラウンドロップ進化形が見たいですね。

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November 26, 2009

この円高はマジでちょっとヤバい@福祉をするなら、税収がいるんだけどね

就任早々、阿呆な発言したおかげで結局この様です。
内需重視という言葉は美しいけど、美しい言葉が美しい現実を作るとは限らない。
日本経済、酷いことになっています。
この円高は本気で不味いと思うんですけどね。
輸出、特に中小零細企業にダメージ深いんじゃないでしょうか。
陰謀論的に勘繰れば、この円高容認で、日本国内の中小零細輸出企業を壊滅させてから、日本弱しの円安誘導をかまされると、日本、相当買い叩かれます。

福祉をするなら、税収を獲る場所がいるんですが、民主党は配る方には気配り出来ても払ってくれる方には冷たいですよね。
税金を払う人間、会社がないと歳出も出来ない!
当たり前のことで、結局、みんな繋がっているんですが、金持ち優遇、企業優遇へのアレルギーに配慮しているんでしょう。

さすがに慌てて色々言い出しましたが、市場は厳しい処なんで、一度舐められた大臣の発言はもう効果はありません。
そうならないように世界各国の政策担当者は必死なんですが、民主党はナイーブでした。
後は実力行使しかないんだけど、友愛主義者の政党ですからないでしょう。

まあ諸々考えるにマスコミが悪かったね。
日本が新たに直面した現実を深く見つめず、建前だけ感情的に煽った。
今はまさにそれが全部跳ね返ってきていると思いますが、どんな気分なんだろう?
我、ことにおいて後悔せず! ですかね。
最近の、朝日新聞やTBSの論調を見るにそうでもないかな。
まあ大手メディアはボーナス減額位で済みそうですが、この円高で職を失う人が多数出そうな勢いなんでなんとかしたほうが良いんじゃないかな。
何もしないと思いますけど・・・

しっかし韓国の外交官の言葉に肯いたり、ブログにTBSへのリンク張ることがあるとは思わなかったわ
世界の常識は民主党の非常識

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アウト・オブ・ノイズ@坂本龍一/OUT OB NOISE:現代音楽の充実した果実

人の声や北極圏の氷の音などのノイズ・サンプリングミュージックの要素を含め、トーン・クラスターやミニマル・ミュージックの手法が駆使されたいわゆる現代ミュージックのCDですが、完成度は高く、鳴り響く音楽は美しく、聴いていて安らぎます。

また環境音楽として邪魔にならず、PC作業中などに聴くのは悪くないです。
アニソンだと一緒に歌ってしまいますからね。
現代音楽はモダンアートと同じく、定式からの解放を求めて疾走しましたが、行き着いたのは自由な沃野でなく広大な空虚なのでは、と疑っている方にはもおススメできます。

グールド→漱石、草枕からモチィーフを取られた1曲目は、反復されるメロディも美しく聴き処です。グールド、草枕って私も大好きで、このブログでも記事にしていますが、好みは不思議。
坂本龍一は、発言に癖があって人間的にはどうにも好感は持ち難いのですが、好きな芸術対象は一致すると・・・

4曲目のin the redも素敵です。
廃屋に佇み、なお希望を捨てない静かな決意が、高度な音楽的主張の中で影のように揺らめきながら、いつしかはっきりと屹立して見えます。

8曲目から10曲目は北極圏3部作。
グリーンランドの犬の鳴き声が単調なリズムに乗って延々とコラージュされるかと思えば、小さな氷の砕ける音や、氷河の洞窟の下を流れるせせらぎの響きがサンプリングされた音楽が続きます。
自然の音が意味を消失し、形而上的な容貌が表出する時、我々は純白の瞑想に溶けていくようです。

全体にとても清潔感のある「祈り」をイメージさせる1品です。
日常の雑務に疲れている時なんて、良いんじゃないかな。

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November 25, 2009

ティンカー・ベル @キラキラに惹かれる不思議。しゅごキャラ好きならコレも見よう

ティンカー・ベルがピータパンに出会う前のストーリーの映画化です。
いわば脇キャラの前日譚ですし、公開も地味だったようなので、まったく期待せず、HDDからビデオにでも落として、PC作業中にながらで聴きながら観てしまおうと思っていたんですが、観始めたらともかく映像が美しく結局、HDD録画のまま大画面テレビで最後まで観てしまいました。

話の内容は他愛ないものですが、ともかく妖精の谷を中心にした映像が綺麗です。
ティンカー・ベルのフワっとした髪の毛の表現なども一段と進歩している感じ。

そして何より私が観てしまったのは、ティンカー・ベルが飛び回るたびに撒き散らされる「妖精の粉」のせいでしょう。
キラキラ光って綺麗なんですよ。
「しゅごキャラ」を観てからなんですが、どういう訳だか私はキラキラに弱くなってしまった。
キラキラ光らせられると、惚けたように魅入ってしまう。

謎なんですよね。
昔はキラキラ光るモノに偏執することなんてなかったのに・・・

やっぱりしゅごキャラmagicなんだろうか?
映像技術じゃディズニーなんでしょうが、遥かに低予算のアニメで、より強くキラキラの魅力を伝えてくる「しゅごキャラ」も凄いな、なんて思いました。
衣服のデザインの秀逸さとキャラクターの独創性じゃ断然勝ってますよね。

アレでキラキラに目覚めてなければこの映画も、はいはい子供向け子供向け、とろくに観ないで終了させていたかもしれません。

片方だけしか観てない人がいたら、両方観ることをオススメします。

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November 24, 2009

スーパーシックス@アーサー王アブラハム、テイラーをなぎ倒して発進

Sミドル級のスーパーシックスは、ワールド・ボクシング・クラシックと題されなんと欧州vs米国大陸3選手つづの総当りグループ・リーグ戦を経てからのトーナメントという規格外の大会になりました。
ボクシングなんで、最初からトーナメントだと思っていたから驚きです。

最初の試合はミドル級から上がったアルツール・アブラハムとホプキンスを倒したジャーメイン・テイラーの1戦。

私はパワーよりスピードのある選手が好きで、さらに攻防を一体となす動きの美しい選手が好みなんですが、このアブラハムだけは別。
その不屈の魂は、凝視せずにはいられません。

さて試合前の予想ではアブラハムに乗りと思っていましたが、階級上げた影響までは読みきれない。
多分大丈夫だとは思うけれど、パワーで以前と同じように圧倒できるのか?
相手のパンチへの耐久力はどうか、と多少の懸念もありました。
実際テイラーのジャブは鋭く、良く伸びて、手数も多くアブラハムの突進を挫きに掛かります。スナッピーで鞭を打つが如しですね。
テイラー、ホプキンスに勝ったことを思いだすに、今回も大物食いかと思わせる展開ですが、アブラハム、次第にパンチを出し始める。
相変わらず駆け引きなし、組み立て考えずの全力パンチで、男らしく「細けえことはイイんだよ」ファイトです。
そうして9R、アブラハムは右でテイラーをふらつかせると、12Rは絵に描いたような豪腕の右で完全KOです。

試合後、アブラハムは晴れやかな笑顔で周囲に挨拶。
さっきまでテイラーのジャブをあれだけ受けていたのにな・・・どこまで頑丈なんでしょうか?
でもこの大らかさがこの人の魅力だよね。

ps
トーナメントに出るにはサッカーと同じポイント制で、KOだと勝ち点3だそうです。
楽しみな大会になりました。

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November 23, 2009

WALL・E/ウォーリー@驚異の映像技術とちょっと物足りないストーリー

戦争、金融、映画、ハイテク、航空宇宙、アメリカの強い5つの産業の共通点は何かと言えば、やっていてオモシロイことではないでしょうか?
最近、アイツラは結局、やっていてオモシロそうなことしかやらない国民なんでは、と思います。
戦争をオモシロイなんて書くと怒られそうですが、自分の身体が傷付かず、家も燃やされないとしたら、どうでしょう。
だからアメリカ、飽きずに繰り返すのではないでしょうか?

ま、今回は映画の話題なんで戻りますと、ウォーリーのプロモーションビデオを見た時は、ついにアメリカは「健気」という概念を覚えた、と脅威に思いました。

報われなくとも大事な仕事をひっそりと行う、か弱き、小さきモノへの共感と憐憫。非常に日本的な感情であり、強くてナンボというアメリカの風土には馴染まない。逆に言えばそういう作品は作れない、日本の独壇場だと思っていたのに、一目見たキャラクターデザインは秀逸で、今後はコッチの猟場にも食い込まれるのかと思いましたが、観終わった今、まだ未だしの感ですね。

反面CG技術は破天荒なほどの発達ぶりで、「真に卓越した魔法は完全に自然に見える」という言葉通り。
特に序盤、廃墟となっているビル街と汚れてオンボロなウォーリーの描写は、あまりにマテリアルが自然過ぎて、もうCG感はまったくありません。
「これ、CGなんだよな」と見ながら何度も自分を納得させ続けないとダメなくらい。

逆に小さき物への憐憫でストーリーを語り続けるのは苦手なようで、ついつい肥満しきった人々を描写しては、便利過ぎることがスポイルを生むという警鐘を鳴らし続け、外来汚染物質を小まめに掃除させては、純粋培養で逞しさを失うことを警戒させます。
やっぱり強さへの信仰だけは忘れられない国民性ですね。

赤い一つ目のコンピューターの氾濫と、その時流れる音楽は、コレを観る子供達が、将来も映画を見続けて欲しいということへの願いが込められていたと思います。

ラストは少し泣かせてくれました。
イヴはカッコ良かったね。
ドジでも一途な男の子を、強いスーパーな女の子が助けるってのは、日本アニメが造った骨格だよね。

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November 22, 2009

魔性の難問~リーマン予想・天才たちの闘い~:神の言語の深遠に挑む者は、注意せよ

NHKスペシャルでやっていたリーマン予想の番組は、ゼータ関数を非常に分かり易く視覚化したりしてオモシロかったです。

昨日はとても疲れていたんですが、録画してあった番組、一気に見てしまいました。

まず登場するのはオイラーですが、この大数学者の唯一の欠点は、あまりに人間が出来すぎていて、エキセントリックなオモシロさに欠けるということくらいです(笑
膨大な業績を上げた人だったので、もっとトリッキーな性格だったら、笑えるエピソードも一杯残してくれたと思うんだ。
でもオイラー級数(平方数の逆数:ゼータ関数なら2)の収束値を、π^2/6と明らかにしたのは空前の発見でした。
すべては此処からでしたよね。

そして帝王ガウスが続く。
少年期に300万までの素数を計算したってどんなんでしょうか?
やっぱり化物ぶりが半端ないです。
そしてその分布が自然対数eの逆数に近似していくことを発見した。
・・・力技で300万まで計算するのも大変なものですが、最初の頃に合わなかったのが、次第にあっていく、ある種、大数の法則に似た思考を当てはめてる直感の勝利で、こうなるとスポーツ選手にたとえると、パワーもあればスピードもテクニックもある万能型の選手みたいな者?

そしてハーディの挫折。
征服したと思った瞬間に、そこが頂点でなく奈落だったと。
なんだか人の傲慢さに下る神の鉄槌って感じで感慨深いですね。

でもナッシュは気の毒だった。
この辺は、「数学は神の言語である。その深遠に挑む者は、神の無限の輝きに羽を焼かれて落とされるのだ」という言葉を思い出させます。
別の数学を造る云々という下りは、数学基礎論が充実していたらかこそ可能だったアプローチでしょうか?

そしてチューリングは、当時、人が得た最新にして最強のパワー、電算機を使った、しらみつぶしの背理法で挑み敗北。
最後は毒リンゴ(リンゴ=知恵の象徴)で自殺という暗示性

それにしてもこれだけのそうそうたる知性をみんな撥ね付ける数の神秘。
数字なんて人が作ったモノなのにね。
その構造が分からないこの不思議。

それから番組は少しそれてNSAの話に。
ほら見ろ、スパコン反対している連中、アメリカはこれだけコスト掛けてるだろうが!
でもさすがにリーマン予想の論文全部チェックしているとは思わなかったわ!
素数が暗号のキー(掛けるのは一瞬でも因数分解は出来ないって話)になっているのは知っていたけどさ。
これほど大変な問題になってんのね。


戻ってモンゴメリーとダイソンの話に。
ダイソン、ターミネーターの話でもなく、吸引力の落ちない唯一の掃除機でもない人ですが(←誰も言うとらん)、ゼータ関数のゼロ点間隔とウランの原子核のエネルギー間隔がsinの入った周期関数で一致している!とは。
これは驚くでしょ。

そしてコンヌ登場(この人も数学オタクの間ではスーパースターです)
物理学者はある種の空間を探している。私の研究している非可換幾何学は素数分布と関係しているかもしれない、だって。

最後は最初に登場して77歳にしてまだ研究しているルイ・ド・ブランジェさんが新たな論文を投稿して終わり。
なんだかいかにもフランス人のインテリって感じの人。
おコメと鮭を食べてましたね。
服の趣味も良かった。
どこの服なんだろ?

いやー、オモシロかったです。
DVDに焼いてまた見るわ。

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November 20, 2009

「財務省、フィールド、全開!落ちてくるTOPIXを受け止めて」綾波レイ

友愛ショック! 愛で景気、落ちてくる
友愛ショック! 愛で株価、落ちてくる

ロッテリアでエヴァ破のカレンダー、売っています。
昨日、偶然見かけた妻が買ってきてくれました。
こういう情報を一元的に管理できるサイトが欲しいです。

画像はATフィールド爆弾として落下してくるサハクィエルを受け止めるレイ綾波様の御勇姿です。
Aya100

レイ綾波様「財務省、フィールド全開!落ちてくる平均株価を受け止めて」
財務省「やってるわよ」
マヤ「ダメです。5兆円増資、受け止められません」

冬月「売買代金が1兆円前半の市場じゃな」
ゲンドウ「すでに東証はローカルマーケットだよ」

その頃、日銀政策決定会合では
白川「景気は持ち直している!(キリッ」
アスカ「あんた、バカァ!企業物価、最大の下落よ。景気が良くなるわけないじゃん」
白川「もちなおしているんだよ」
ミサト「白川クンは変わろうとしたの?」
白川「変わろうとした」
ぜーレ「GDPギャップは40兆円、国が一つ傾くよ」
白川「変わろうとしたんだよ・・・今日、小沢さんに褒められたんだ。ボクは小沢さんに褒められたくて、日銀総裁をやっているのかもしれない」

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November 19, 2009

ブラジルvsイングランド、スペインvsアルゼンチン@インターナショナルマッチ雑感

先週末は各国の国内リーグは休みで、代わりに国際親善試合が行われました。
やっと2試合観終わったので感想を
1)事務的なブラジルvs格上に勝てないだろうなのイングランド
ファンタジーのブラジル。美しきサッカー王国のセレソンたちですが、監督が闘将ドゥンガに代わりなんとも事務的というか散文的になっていました。
ドゥンガは日本でプレーもしてくれた名選手ですが、一番印象に残ったプレーとして、アメリカWカップの試合中、チームメイトに怒りだし、フィールドの中央に仁王立ち!
自分はまったくプレーせず、仲間の選手にパス出しを指示し始めたことです。
各選手選手に指指して、あっちからこっち、とか全部指示しているのには驚きました。
同僚だった当時であの調子だったんだから今はもっと凄いのかね。
ロナウドばりの怪物もいないし、さしものセレソンも管理プレー仕方なしか。
でも得点になったロングフィードからのヘッドはさすがの野生でした。

対してイングランドはベッカムという飛び道具なしの参戦で、そうなるとルーニーの輝きも、実利に徹したセレソンの前には霞んで、対戦成績そのままの敗北です。
イングランドのサッカーって、確かに強いけど、硬くてなんだか格上に勝てないスタイルって感じ。
それから監督がカッペロだったのにはビックリ!
イングランド代表のプレースタイルとは合う人だと思うけど・・・色々ある人なんで大丈夫なんでしょうか?


2)戴冠なるのかスペインvs居心地の悪そうな伝説監督アルゼンチン
前回のユーロで念願の王者となったスペイン。
相変わらず高い評価のまま来年のWカップを迎えるようですが、それでも世界は厳しいもの。Wカップ制覇まで頂点を続けるのは困難だろうと思ったんですが、この試合のプレーを観る限り、なんのなんの。
繊細な綾取りのようにつながるパスワークはいまや世界随一で、ボールの行き来を見ているだけで惚れ惚れする出来栄えでした。
しかもアルゼンチン相手にやっているんだものね。
アルゼンチンは最終ラインのDFみんな1枚づつのイエロー貰っている位のダーティプレイプラスなのに、意に介さない。

それでもあくまでこの美しさはシャビとイニエスタあってのモノだと思うので、この二人が故障しないことが前提でしょうね。
しかしイニエスタって萌えキャラだよね。

対してアルゼンチンはともかく監督マラドーナ問題でしょう。
各選手は言うまでもなくハイレベルなんですが、チームとしての戦術は見えず、何よりマラドーナ自身、非常に居心地が悪そう。
何かあるとエキサイトして見せますが、それも仕方なく演技している感じ。

「俺は本当はどうしてイイのか分からない」って思っているんじゃあるまいか。
自分でも少し辞めたいんじゃなかろうか?
辞める訳にも行かないんだろうけど。

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November 18, 2009

もし私が証券会社の営業だったら

今日は休日でしたが、午前中は用事があり、終わった後は喉が少し痛いのでニンニクラーメンを食べに行きました。
帰ってからは安室奈美恵様の某CD、後半が360スパのミュージック・サーバーに落ちていなかったので、落ちる間少しドライブ。1倍速の録音は遅いです。

帰ると門扉のチャイムがなり、応対するとしゅごキャラグッツが届きました。
グッツを開けているとまたチャイムで、今度はアマゾンから本(笹沢佐保と野間宏)が来た。

そんなことをしているうちに腹具合も落ち着いて来たのでトレーニング開始。
先週末のインターナショナルマッチ(スペインvsアルゼンチン)を見ながらウエイトとバイクトレーニング。
汗ビッショリかいて風呂。
風呂から上がるとまたチャイム。
今日は女房がいないのでみんな私が応対しなければならない。

もう頼んだものはないのにな、と思ってモニターを見たら某大手証券会社の担当さん・・・
投機用の資金、気が付くとみんなネット証券、ネットFX会社の口座に行ってしまっていたんですが、やっぱり少しは対人方面に回そうと先々週、フェラーリ1台分位移した。
そしたら途端に担当さんの「ご挨拶したい」要請が始まった。

この記事の前半でも、グダグダ色んなこと書きましたが、土曜も日曜もなく、朝から晩まで働いているんで、休日に来られても困るんです、と返事したんですが、いつの間にかコッチの休みを調べて来たらしい。

でもこちらとしては、あむちゃんグッツ受け取ったりアマゾンから本を受け取ったりするのは楽しみだけど、証券会社の人と会うのは別に楽しみではない。

どうせ売れって言われたモノを売りたいだけでしょ。
こっちはこっちで買いたいと思う時期を考えて、注文するから放っておいて欲しいんだ。
それに証券会社さんのチャイムが鳴った時は風呂上りだったんだよ。
昼間だったけど、少し喉が痛いので、暖かい昼間にトレーニングしたの。
あれほど来なくてイイですって電話で言ったのに来るってはどういう事なんだろう。
なんとか売りたいんだろうけど、コッチは買いたくないんだよ。
タイミングは自分で計りたい。

もし俺が証券会社の営業だったら、まずブログか無料のメールマガジンをやります。
それをお客さんに何とか読んで戴き、書いた相場観を判断してもらう。
この人の言うことは当たる、薦めるモノは信用出来ると思ってもらえればわざわざ外回りなんかしなくてもイイんじゃないか。
モチロン相場観、百発百中ってわけには行かないでしょうけど、一生懸命相場を読んでる、ただ上から言われた商品売りに来ただけって思われるよりベターだと思うのだけれど、実際の現場じゃそんなことは出来ないんだろうね。

でもただ営業掛けるってのはもう限界だと思うよ。
会わなくてゴメンね。
コッチはその後、PC上の作業を予定していたし、昼寝もしたかったしさ。

事前連絡もなしに来られてもホントに困るんだよ。
明日からまた土日もなしで仕事なんだから。

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November 17, 2009

【外国ばっかに】 民主党の政策に発狂しそうな件 【大盤振る舞い】

評判も良くて100億円で済んでいたインド洋給油支援の変わりに効果もやり方もはっきりしないアフガニスタン民生支援。
民生支援も結構な話だと思うのだが、そのコストは年900億に激増!
その予算削りに265億のスパコン凍結。
どこぞの識者が、スパコンは無駄なんて言ってるが、ウケ狙いとしか思えない。
スパコンのソフト、ハードの派生技術を含め、汎用京速計算機が今後、未来の日本に絶対に無駄なんて言う根拠は何か?

あんたはそれほどスパコン全般に精通し理解し、派生、継承され、開発過程で育成される人材の影響に至るまで見通せるのか?
日本の科学、技術、産業のあらゆる方面からの必要性までどうして見通せるのか?
出来るとしたら神様で、有限なる人の身である以上不可能でしょ。

だいたい科学とか芸術とか、文化には無駄という概念はないの!
無駄だと思われていた概念やアイデアが後の世界に多いに役に立つことは良くある話。
代表的な例証として、ロバチェスフキーの非ユークリッド幾何学を上げたい。
ちょっと大袈裟かもしれないけど。
無駄っていうのは、余計なコンプライアンスとか、手続きと建て前に拘る「お役所仕事的」なことを言うんです。
それに無駄なら無駄だったでイイじゃないか。
無駄なスパコン一つ作ってしまいました。無駄でした。
科学立国日本として、そんな道楽なら立派なもんだ。
だいたい資源もない国が、なんとか食えるのは頭脳技術のお陰じゃないのか?
科学的な事なら僅かな可能性でも追求する。
無駄だろうって、諦めて、その僅かな可能性すら求しなくなる根性の方が恐ろしいよ。

呆れていたら今度はGXロケット中止。
どうせ使われない、という民主党のご判断だったそうだが、ボーイング社は完成していたら使ったのにだって。
なんだかドンドン日本の可能性が失われて行く・・・と思ったら、返す刀で訳の分からない「クールアース・パートナーシップ」に100億ドル!支援するそうだ。
インドは日本の寛大さに敬服してくれるそうだが、年末までに日本の失業給付切れ人口は23万人!彼らへの支援はまったく聴こえず。

自民党政治も利権とばら撒きは酷かったと思うが、こうして民主党政権になってみるとまだ国内にばら撒かれていた分マシだったと思うのだが如何?

日本国債の成績表CDSスプレッド(信用保証料)、鳩山内閣発足してから倍増です!
世界からそれだけ危ないと思われているわけ。
日本の信用を半分にしたんだ。

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November 16, 2009

【やっぱり人間スズメバチ】マニー・パッキャオ、M・コットを粉砕!

前回、ハットンに勝ったので、パッキャオの相手はもうフロイド・メイしかいないと思っていました。
コットは極めて優れた名選手ですが、ハットンを倒した左フックのパワーやデラ・ホーヤを屠ったスピードと鋭いパンチを見てしまうと、コットが勝てる要素が思い浮かびません。
いくらガードを固めても剃刀のようなステップインからのパンチで中央を突破され、両手が寄った処にフックが来る。
終盤までは行かないだろうと思っていたので、むしろコットは健闘したかなという感じです。
それにしてもパッキャオ、なんと強い選手なんでしょうか。
12RTKOですが、フライ出身の選手がSライト出の選手相手に最初のダウンを3Rに獲っている。
4Rではありとあらゆる角度から千手観音みたいにパンチを繰り出し、反撃を待ってカウンターの左のアッパーで2度目のダウン奪取。
当て勘と一瞬に力を集中させるタイミングの天才なんだな。

今日のコットは悪くなかった。
動きは軽く、序盤に限ればパワーもあった。
戦略だってプレッシャーを掛けてボディから攻めてパッキャオのスピードを止める。
コット側から考えるならこれ以外になかったでしょうし、順当だったら勝てるはずです。
でも勝てない。ハットンやデラ・ホーヤと同じくです。
向き合って打ち合うと、あのパンチはよっぽど効くのか?
毒を含んだスズメバチの針並なのか?


やっぱり相手はもうフロイド・メイウェザーしかいない。
アジアの人間スズメバチと時空間を操るブラック・マジシャン、この二人にはもう決着をつけてもらうしかありません。
私の予想? 今日の試合を見ても前と同じ、勝つのはメイ。多分8RKOです。

ps
それにしてもパッキャオ戦、やっと予想が当たりました。
パッキャオは強いけど、次は負けるだろうと予想し続け外れ続けましたからね。
さすがにこの株(この通貨)は天井だろうと思って手放したら、どんどん高値を追っていくのを、ただ見ていた時の気分に似ていました。
今回、別に当たっても儲かるわけじゃないですが、少し胸のつかえが取れた感じ。

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November 15, 2009

メジャーリーグ・オブ・ドリームズ 林壮一@マイノリティのメジャーリーガー

本来はボクシングをフィールドとする林さんが、イチローブームに乗りたがる出版社の依頼を受け取材を開始しますが、日本からの取材攻勢に辟易していたマリナーズは冷たい素振り。

ただそんなことにはメゲないのが林さんで、直接取材がダメならメジャーリーグの他球団を回り、周辺の目からイチローを見てやろう、という本になりました。

当時のメジャーリーガーやファンを初めとする周辺の人々がイチローをどう見ていたのかが明らかにされていきますが、同時にイチローと同じメジャーリーガーでありながらアメリカ人でないマイノリティの選手たちの肉声を通して、彼らの生き様、立ち位置が描かれます。

アメリカという国の中でのマイノリティ、さらには国を超えて人の間に存在する差別する側とされる側の問題にまで切り込んで行こうとする処が林さんらしい本でした。

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November 14, 2009

【あむスタイル】しゅごキャラ!パーティ№7【ミラクル・コーディネーション】

ボン、ジャー!
みんな、しゅご元気?
今日もしゅご楽しいこのアニメ、観なかったお友達はいないよね。

でも「ぷっちぷち」の1発目はダメでした。
まあランボーの回やヒッチコックの回のレベルを毎回期待するのは無理ですね。
この時点で、今週もダメかと諦めかけたのですが、「ぷっちぷち」の二発目が
「たまご戦隊 しゅごボンバー!」
一気にテンションが上がりました。
思わず入隊したくなります。怖いです。

そして本編、「どっきどき」は、1本調子なりっか頼みという情けない現状からの脱却を計ったのか、「王の帰還」ならぬ「なでしこの帰還」で勝負。

このアニメでなでしこは「裏のエース」だと思っているので、今日の出来は大きな賭けですが、今回は主演の日奈森あむが、私服の素晴らしいコーディネーションとともに登場、視聴者を魅了します。
Dvc00219(今回とは関係ない画像です)

どんなコーデかと言うと、テーマは色彩の変換で表現された制服と私服ってとこ。
色がいつもの赤、黒から青と黒に変えてある。
スカートは黒のフレアーミニで、片手だけ黒のリストバンド、上は白のパフスリーブに黒のベストの組み合わせ。
背中に廻してベストを結んでいる赤いラインが危険な感じのアクセント。
ルーズなネクタイはいつもの赤から青白のボーダーになっていて、ピンクだったバツの髪飾りも小さなブルーのに変えてある。

全体的にとても軽快に見え、爽やかな感じの仕上がりです。
まさに彼女だけが着こなせる、ミラクルあむスタイル。

今後、りっかがどこまで行けるかは、ファッションが決め手になるだろうな。
ダサイ格好しているうちは、あむちゃんに勝てない。

勢いに乗った処でなでしこ登場ですが、性の境界を自在に往来する妖しくも美しい御姿にうっとり。
ボケてもくれるし「彼女」はやっぱり裏のエースと実感しました。

「男の子になったり女の子になったり楽しんでいるんじゃないの」と、発言をなさるりま様も、蒼い炎を出して燃えたかと思うと花園の笑顔を見せたりと、今日はほとんど完璧な出来。
オモシロかったです。

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November 13, 2009

【ヘリコマネーの行く先は】  勝間和代のリフレ策  【柊かがみが知っていた】

言い古されたヘリコプター・マネーの話が、何故だか蒸し返されています。

詳しく読んでないんで恐縮ですが、日銀の国債買取増額は、遠からず実現されるでしょう。
短期債はともかく10年債は、今後、需給は厳しくなるのではないでしょうか?
個人的にはずっと米債の動きに注目していたんですが、税収激減の中、国債大増発を目指す鳩山内閣ですから、ヤバイのは日本の方です。
まあ総裁と副総裁が日銀コンビなんで、政策の機動性には難があるんじゃないか、と思いますけどね。
ちなみにこの人事案をゴリ押ししたのは野党時代の民主党ですから、「負の遺産」と言わないように。
今は日本の為に、ブーメランとならないことを祈ってます。

さて長期債の買い入れですが、需給なんかが緩む前にこっちで通貨の大量発行をやったらどうなるかを考えてみましょう。
長期債は今1.4%ですから、買いまくって、0.4%まで下げる。
基準金利を1%下げたら経済に良い影響は出るでしょうが、日銀が買い捲るコストを上回るほど経済効果は出ないでしょう。(最後は破綻するってことです)
1%の金利低下で、沈滞している設備投資や消費に火が尽きますかね?

でも日銀、今より少しは買った方がイイとは思いますけどね。
景況というか日本経済のフェンダメンタルを大分甘く見ていると思いますが、2トップを日銀出身者で固めたのは民主党ですから~、残念!

次に給付金として配る案を考えてみましょう。
麻生さんがやったヤツの大幅拡大版!
1万、2万なんてセコイこと言わない。
どうせもう864兆円も債務があるんだから、キリ良く900兆円まで膨らませて30兆円予算取れば、一人30万円配れる。

1万、2万じゃどこかへ行っちゃっても、30万入ったら使うでしょ。
4人家族なら120万です。
こりゃ使うわ。
一気に消費拡大、それを見込んでの設備投資拡大!雇用拡大!
お祭り気分で30兆円全て使われたとして、さらに波及効果が20兆円だとしましょう。50兆円の経済効果ならGDP10%増!
税収で5兆円位は帰ってくるんじゃないでしょうか?

メデタシ、メデタシ・・・にはなりません。
何故か?
継続性がないでしょ。
30万入った時はみんな使うけど、翌年は入ってこなければ使わない、使えない。
ルーカスの合理的期待仮説なんて云わなくても、誰でも分かる一過性のモノです。

設備投資は腰の入ったものにはならないでしょうし、雇用も短期で増やされるだけでしょう。

結局、ヘリコプター・マネーの行方は、らき☆すた第四話「やる気の問題」(←なんという予言的な題名!)にあったように
こなた「祭り(バブル)か、何もかも皆懐かしい」
かがみ「何古いネタやってんのよ」
54d9c20b
ってことです。

ではどうするか!
経済政策の王道は何か、って話は気が向いたらそのうち書きます。
明日は「しゅごキャラパーティ」の記事だと思いますが。
日曜はパッキャオvsコット戦がありますが、ネタバレしたくないので、記事は月曜にします。

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November 12, 2009

綾波レイの至高の画像雑感&天国の記憶

最近はあむちゃんネタばかりですが、やっぱり至高の存在は綾波レイ様です。
私のPC5台中、2台の背景はコレ。
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深い精神性を湛えた圧倒的に美しい画像であり、厳かな宗教的な雰囲気すらあります。

うつむいた姿勢は彼女の内向性を象徴し、漂ってくる静謐な印象は、高い知性と鋭敏な感受性を表しています。
彼女はこの静けさと同時に、危地においても全く動じない胆力を持ち合わせているのですから、まさに人では到達の叶わぬ境地にいる、ということでしょう。

19世紀のパリでボードレールの発案した反自然主義、冷感性崇拝、人工製賛美の美意識は、150年の時を超え千年紀の末期において、日本から完璧な姿で具現化されたのです。

使徒、天使の魂を内包しながら、人の身体を持って生きざる得なかった彼女は、やがて人と天使の間にある大いなる隔絶性を飛び超え、人間的な恋に落ちます。
天使は運命に逆らい、12枚の羽を持って飛び立つ事を試みますが、果たせなかった。
イカロスの失墜を想像させるその神話性に、世界中のファンは熱狂しました。

深紅の瞳は、何かを思いつめたかのようで、
わずかに開かれた唇は物問いた気です。
果たして彼女は言いたいことを言いだすのでしょうか?
それとも多くの事柄と同じように胸の中へと仕舞われるのか?
謎めいた問いかけは、静止した画像の中で凍りつき永遠に謎のままです。

画面の奥側に被った髪は、彼女がリリスという使徒的存在を超え、与えられた肉体のおも向くまま、生身の少女へと脱皮しようとする思いの先触れのようです。
細く長い首が、儚げな印象を一層強めています。
いつも通りの制服はあくまで質素な生活を表して、小鳥と語らった聖フランチェスコの逸話を思い起こさせます。

この背景にあう音楽はやはり「天国の記憶」でしょう。
つぶやくような、囁くような歌い方は、厳しくも悲しい宿命を受容として受け入れた一人の少女の、孤独なangelのスワンソングとしてピッタリです。
日本のアニメは音楽込みでスゴイです。

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November 11, 2009

人間を幸福にしない日本というシステム  K・V・ウォルフェン@古くても示唆された内容は未だ終結せず

もう15年も前の本ですが、非常にキャッチーな題名と、当時は新鮮だった官僚批判の内容から、出版されるやベストセラーになりました。

今となってはフォロワー本も多数出ており、テレビ、新聞を始めとして、政治家の発現まで官僚批判が最もウケル風潮ですから、この本の新鮮味も失われたか、と思われるでしょうが、なんのなんの。

やはり嚆矢となった著者の目は鋭く、深く、そもそも何故に日本がこうなったか、という洞察は、日本の長きに渡る歴史からの考察を経ており、目を見開かせる力がありです。

民は知らしむべからず、依らしむべし、から始まり、現代では、わざと曖昧な文言の法を造り、行政指導という解釈で自分たちの力を好きなように振るうなんて指摘には、実際の仕事で役人相手に苦労した方なら分かる感覚なんじゃないでしょうか。

すでに記者クラブの弊害も指摘されてますが、この問題、予算処置すら必要としないのだから鳩山内閣は速く実現して欲しいのですが、ダメなんでしょうね。
代わりに出てくるのは外国人参政権だもんなあ・・・

インド洋給油だって税収が激減している時、遥かにコストの高い民生支援に切り替えるってのが分からないわ・・・

一般に社会学、日本論の本などは、時の流れ、時勢の移り変わりには弱いと思うのですが、15年前のこの本の指摘に、未だ日暮れて道遠しって感じる現状は不味いでしょう。

ps
今さらなんでこの本を取り上げたかというと、この本の主張の一つに「改革の実行力を持つ政治家を潰すな」との指摘があり、その代表として小沢一郎、管直人の名前が挙がっているんですね。
確かにこの本が書かれた当時、ウォルフェンがそう思っても仕方無いとは思うのですが、最近の行動を見ていると少し疑問符・・・
でもそれなら日本の未来はどうなるのかってことが気になったからです。

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November 10, 2009

【読者か】日経はどっちを見ている?@くりっく365ランド円問題【権力か】

ブログでも2回ほど取り上げさせていただいた、くりっく365でのランド円問題は、どうやら取引所がミスプライスを認め、是正に動くようですね。
当たり前のことなんですが、なによりです。

さて今日、問題にしたいのは東京金融取引所ではなく、報道する側、日経新聞の事です。

ランド円問題が日経で始めて記事になったのは、土曜日でしたか?
今くりっく365のHPを見たんですが、取引所がランド円措置としてPDFファイルをアップしたのが金曜のようですから、翌日ですね。
よく日経の悪口として、日本財界御用新聞なんて云われますが、まさにしかり。

投資家にとって深刻な問題のあった事件の翌日はモチロン、延々1週間、自分たちの読者層、購読層である個人の疑問には全く知らん振りを決め込み、取引所、御前、ご発表、となるとお印を張りだす、まさに東京金融取引所の掲示板です。

日経はどっちを向いているんでしょうか?
ニュースを個人投資家の視線で見ているのか、あくまで業界よりなのか?
色々言い分を並べてくるかもしれませんが、今回のことを考えるに、語るに落ちた、ですね。

日本を代表する投資メディアがこの体たらくですから、貯蓄から投資へ、なんて甘言には注意が必要です。

ま、日本のマスメディアはみんなこんな物です。
事態の真実は見ない。自分たちの都合だけを見る。

それでは我々はどうするか、と言えば、少しだけ重い腰を上げるのです。
ランド円問題で直接の被害がなくても、「事情を聞きたい」とそれだけの文章でもメールしてみる。電話してみる。あるいはブログで記事にする。

情けは人の為ならず、で、明日は我が身かもしれず、明日の我が身を昨日の自分が助けることもあるでしょう。
投機とは本来リスクをヘッジするもので、まだ会ってないリスクを機敏に嗅ぎ取り、芽のうちに摘んでおくことは案外、投機の極意なんです。

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November 08, 2009

Beautiful perfect shotエメリヤーエンコ・ヒョードル2RTKO勝ち

昨日の夜、何気なくヒョードルの名前を検索したのは幸運でした。
おかげで今日の朝11時から始まるネット中継を見ることができました。
ストライクフォースは太っ腹ですね。
とりあえず感謝です。

試合は、1R、2m近い長身と強い身体能力を誇るブレッド・ロジャースに、ヒョードル少し取っ掛かりを掴みずらい感じでした。
ジャブももらって出血、組んでも身体が滑る感じ。
それでも2R1分48秒、モノラル音声でもはっきり聞こえた打撃音とともにbeautiful perfect shotが炸裂、あっさりTKO勝ちです。
前の試合がイマイチだったせいか、満員の観衆の熱狂も半端じゃなかったです。
まさに総合格闘技界のカリスマ、ここにありって感じでした。

1Rで終わらさないと衰えたと評されかねないヒョードルですが、相手は10連勝で28歳、勢いのある新人だったんですから、やはり圧倒的と言っていいでしょう。

今後はやっぱりレスナーですね。
すべてのスポーツは、まずファンと選手ありきです。
UFC側も今後の大きな発展を睨み、ひとつ大きな気持ちで二人の対戦、なんとしても実現して欲しいと思います。

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November 07, 2009

【新たなる境遇での】 しゅごキャラパーティ! 【可能性と適応力】

キャラっす!
みんな、しゅご元気?
ブルーなお友達はいないかな?
なんてことをテレビで聞かれると、思わず、ここにいまーすって答えている私です。

今日も午前中仕事をしながら、録画が見られる昼休みをひたすら楽しみにしていました。

でも「ぷっちぷち」はイマイチ・・・
顔だけ残ったのは笑ったけど、途中でオチが見えちゃったよ。
何より気になるのが「ぷっちぷち」になってから、しゅごキャラたちに差が付いていることです。
アート系のミキはキャラ成り姿も可愛くて贔屓だったんですが、どうもミニドラマをやらせると懐の浅さが気になります。
対してスゥは意外な芸域の広さを見せつけ一皮むけた感じ。
今、しゅごキャラたちは新たなる境遇での可能性と適応力が問われています。
ランは順当な成長と思えるので、ここはミキに奮起を促したいと思います。


「しゅごキャラ!!!どっきどき」はもう割り切って新人、柊りっかを主演させますが、外しました。
どうやらりっかはカウンター攻撃タイプのようで、誰かの主演に割り込んで行くのは得意でも、端からピンで張るには力不足か。
この辺が第二の日奈森あむになれるかどうかの瀬戸際でしょうね。

まあ、あむちゃんは無理でも、このアニメ、PEACH-PITの原作が進むまで、しばらくはりっか頼みだろうからなあ・・・りっかのさらなるブレイクを期待しておきましょう。

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November 06, 2009

マクロスFの「ライオン」!@超時空シンデレラ、競演の名曲!

マクロスFのOPを飾るやたらにドラマチックな曲!名前はなんだろうと調べたら「ライオン」という曲でした。
何故「ライオン」?と思ったんですが、CDを買って歌詞カード見て納得しました。
くしゃみで森の蝶を乱舞させていたのね!(←歌詞を読むと意味が分かります)

それにしてもドラマのある曲です。
高らかに鳴るピアノで始まると、すかさず弦とシンセイザーが被り、追いかけるようにリズムセクションが始動!
「星を廻せ、世界の真ん中で」、とシェリルが歌いだすと、ランカ・リーも「君が守るドアのかぎ デタラメ」と続ける。

ランカ・リーとシェリル・ノームが競い合うように歌い上げので、聴き終えると、ドラマを1本、観たような気分になります。1037_17_i1_1

君と踊りたい、と聴こえていた歌詞は、生き残りたい、でした。
「生き残りたい、生き残りたい、埋まらない傷、光、恐れていた、
星座の導き~で、いま、見つめあった
生き残りたい、がけっぷちでいい、君を愛してる
目覚めた生命がいま、惹かれ合った
狂気に代えて、
祈り捧ぐよ、
君を愛している」
なんてラストは泣けそう。

アニメでは、鏡の中から出てきて手を取り合い、キメでは、スパッとポーズを取る二人の映像もカッコイイよね。

この曲もクルマのサーバーに落として聴きますよ。
アニメは名曲多いよ。
もう歌いまくり。
最近は、アニソン6割、安室3割、ドラフォ1割かな・・・プッチーニもビョークも聴かなくなってしまった。

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November 05, 2009

イントゥ・ザ・ワイルド@胸締め付けられる放浪への憧れ、刹那への生

朝から晩まで働いて、休日もあまりない。
学生時代が終わったらすぐに就職。働き出した。
それ以来、営々と働いて生きている。
そんな人生を望んだ訳ではないが、結果的にそうなっているのは、実はそんな生き方が楽だからだ。
そうすれば経済的に安定し、社会的に信用され、日常生活に不自由が起こり難い・・・なんのことはない、自由を対価に差し出して、安定を手に入れているのだ。
この映画は、そんな生活をしている私のような者にはとても眩しく、もどかしい思いを起させる。

ショーン・ペンは天才だ。
全編に渡るカット・バックの構成は揺ぎ無く安定しながら、優れた詩人の感性がないと撮れないようなアラスカの山々や穀倉地帯の夕日などを軽々と差し出してくる。
叙情と霊感に満ちた大自然の風景は忘れ難く、すべてのエピソードは美しい。

「海の唯一の贈り物は過酷さだ。
自分を強いと感じること。
人生に必要な物は、実際に強いことというよりも「自分を強いと感じる心」だ。
1度は自分を試すこと。
自分の頭脳と手しかない。過酷な状況に立ち向かうことだ」
人は弱いから社会という互いに支えあう協力のシステムを作った。
だからそのシステムには不可避的に甘えが忍び込む。
私などその甘えに最も依存している部類であるが、依存しないでは生きられない。

「荒野で何をするんだ?
ただ生きるんだ。
特別な場所でその瞬間を」
ただ生きる!
とっくに忘れた言葉を囁かれた気分だ。なんと力強い決意かと思う。
本当に純粋な生というのは過酷なものなのだろうと思う。
あまりに眩くて直視し難いものなのかもしれない。
色々な煩悩や娯楽は、眩い生の光を弱めるサングラスだ、きっと。


「もし生き方が理性で支配されるなら、人生の可能性は打ち砕かれる
自由とその素朴な美しさは無視をするには素晴らしすぎる」
そして彼はアラスカ滞在100日目には衰弱し、24歳で死んでいった。
彼の見た青空の美しさは、我々には絶対に見えない美しさだったと思う。

「ボクの一生は幸せだった。みんなに神のご加護を」
こんな言葉を残して死んでいけるなら、悔いはなかったと信じたい。
彼にとって長い見通しの立つ生は苦しみだけだったのかもしれない。
その瞬間を全力で生ききる。
究極の潔さだ。苛烈な生の燃焼は、そこにしかなかったんだろう。


ps
蝿が集りヘラジカが腐るのは、人に害意を持つ「蝿の王」へのメタファーだと思う。
原作通りの事実だったとしても、神話的な意味で一致したんだと思う。

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November 04, 2009

【日本の諸悪の根源は】くりっく365ランド円事故の件【管理する人々が説明責任を果たさないこと】  

アカウンタビリティの問題は、まずウォルフレンが唱え、薬害エイズ事件で厚生省を追求した際に強固な思想的基盤となったことです。

今回のくりっく365で起こったランド円問題は、単なる投機リスクではなく、安全安心公平をうたう東京金融取引所内の事故です。
そしてまったく説明責任が果たされていないという点で、日本社会の悪しき慣習を踏んでいます。
くりっくは、世界の市場から30%以上乖離しても「内部規約通り、MMでやる以上、正当」というなら、今後それを明記すべきです。

マイナー通貨だけなら今後も起るのか?
(それでも自分たちが「商品」とした物なんですけどね。メーカーがこれは我々の商品ですが、マイナーなモノなんで不良品があります、とか、居酒屋でお通しはマイナー商品だから時々腐ってますじゃ通らないでしょ。
その時、世界の市場もメチャクチャでした、なら仕方ないけどさ。今回はそうじゃない。くりっくの中だけ!メチャクチャだった)
何故、今回に限り起ったのか?(その具体的な経緯の説明)

今後、ドル円、ユーロ円などでも起こり得るのか?
起らない対策は採ったのか?
それともなんら対策などする積もりもないのか?
ならば今後はメジャー通貨でも、さらに乖離が50%60%と広がっても「内部規約どおり、MM方式なので問題なし」とするのか?
と、いうことです。
この位の説明はして当たり前。

とりあえず下記相談窓口へ、問い合わせて見てください。
金融庁
金融商品取引相談窓口
金融先物取引業協会
証券取引等監視委員会

行政は騒動のことは把握していても被害届けが出るまで動けません。
「どうせ無理だ」
やる前からそんなメンタリティでは、結局、相場にはモチロン、何物にも勝てません。
被害者の方は泣き寝入りせず、被害届けを出しましょう。
被害にあってない方でも、くっりくで取引をしている限り、他人事ではないはずです。
私も問い合わせをしてみて、参考になりそうなことがあったらブログにアップします。

監督官庁は、被害届けが多く出るほど強く活動できますし、日本国民である以上、被害届けを迷惑扱いされるいわれはないはずです。

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November 03, 2009

フェラーリで限界ギリギリ  太田哲也@分かっているけど出来ない乗り方

平成9年の出版ですから、実に12年も前の本です。
なんで今頃読んだかというと、この本を買った当時はフェラーリでのレースなんて全く興味がなかったからです。

じゃあなんで買ったんだ、というと、デカイ書店で本の大量買いしたはイイものの、何故かその日に限って硬い本、仕事関係の本ばかりになってしまい、これはなんだか寂しいな、と、お楽しみ用に買ったのでした。
でも家に帰って広げてみても、やっぱりレースなんてやれる訳ないじゃん、しかもフェラーリでってことで、長年放置されていたのでした。

そんな本を今さら読もうと思ったのは、去年360スパイダーに乗って、もうこれからのフェラーリはサーキットに行かないと話にならないと感じたからです。
性能が良すぎて公道で限界ギリギリは絶対に無理。

さてこの本ですが、大田さんが乗ってレポートしているのは、348、F40,テスタロッサ、F355、F50などです。最後の方に456GTやマラネロも出てきます。
(この時期はクルマへの興味が薄れていて、348にスパイダーがあったことなんて初めて知りました!なんという情報弱者!)
F1にも試乗してくれていて、その究極の乗り物ぶりの、とてつもない臨場感が伝わってきます。
ルマン用のレース・カーとそのサイドストーリーも印象に残りました。
1流のレーサーなんて優雅な仕事と思ってしまいますが、大変ですね。

フェラーリのV8ミッドシップの具体的な乗り方としては、フロントが軽いのでコーナーは奥まで突っ込んで、ブレーキを残してステアリング。
アクセルは戻さず一気に方向を変えて走れ、ってありますが、出来ません(笑
出来ないって!
これ「サーキットの狼」でやっていた「幻の多角形コーナリング」だよねえ
テクニックとしてまさかホントに実在するとは思いませんでした。

あーあ、やっぱりフェラーリ乗るならレースやりたいですね。
この本を読むとつくづくそう感じます。

ps
著者の太田さんは、この後、ペースカーの不手際から大きな事故に巻き込まれ、さらに富士スピードウェイの非道な対応もあり大変な思いをしたようです。
男の値打ちが困難から立ち上がる力で決まるとしたら、太田さんは間違いなく不屈の男!
フェラーリの似合う人だと思います。

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November 02, 2009

【リスクと言っても】くりっく365でトラブル、ランド円で事故【意味が違う】

金曜の深夜、くりっく365(東京金融取引所)でランド円のプライスが一瞬にして30%近く下落し、市場実勢と大きく乖離する事態が起こったようです。

個人的にはアフリカ・ランド、金利の魅力だけで持ち続けるのは苦しいということで、夏場には手放していましたし、元々、店頭でしかやらない通貨だったので、知ったのもさっきだったのですが、くりっくでやっていて買い持ちをSTOPされた方々は被害者ですね。
南アフリカで大きな事件があり、世界の市場で売られたというなら、投機をした自分の責任でも、今回、こんな値段を付けているのは東京金融取引所内だけ。
多少の違いなら誤差の範囲ですが、世界市場と25%以上ズレたら正当化は出来ないでしょう。

こうなると、「くりっく365」で取引するということは、マーケットリスクと同時に、取引所内での異常値リスクまで取らないとならない。
しかも東京金融取引所は、そのことについてのアナウンスはなし。

お役所らしい、シレっとした対応です。

くりっく365は、金利の先物やOPと違い、「安心、安全、公平」を売りに個人投資家向けに開設された市場です。
今回のことについて、なんらかの説明はあるべきだと思いますが、どうでしょう。

ちなみにこの間まで社長だった人は、今回、日本郵政社長になった斎藤次郎。
今度の社長、太田肖三も大蔵からの天下りです。

これじゃあ役人不信は増幅するよね。
自分たちの事故には甘かったら、いざって時には怒ってもらえる民間の取引会社でやるわ。
むしろその方がリスク少ないし・・・ね。

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November 01, 2009

調書@ル・クレジオ:狂気の幻視者が語る物語、伝説の作家のデビュー作

昨年、ノーベル文学賞を受賞した時は、まだ獲っなかったのか、逆に驚いたのがル・クレジオです。

かつてはそれ位、圧倒的な名声を誇った作家でしたが、難解なのが仇になったのか、いつしか忘れられた存在になっていました。
それがノーベル賞受賞をきっかけに本が再販されています。

この小説もちょっと複雑怪奇な構成になっていて、最初は真夏の海岸を舞台にした奇妙の男、まったく生産的な事をしない夢想者の物語かと思っていると、いつしか止め処なく描き出されるメタフィジカルなイメージの連鎖が溢れ出し、はっきりしたストーリーは消え去ります。

そうして詩集のような味わいになったか、と思うとさらに変転、
「蟻どもにおける、ある破局の調書」
と題されるように、狂気の幻視者が書き綴ったノートのようになり、最後は男が第三者的に描かれる小説に戻る、という造りになっています。

文章は難解を極めますが、多くの象徴的なイメージは芳醇で、あくまでも深い輝きを持ち、イメージの広がりは無限の天空から極微の原子にまで走り、視点が縦横に飛翔すると、静かに横たわっていたはずの深い秘密が突然に暴かれ、後には畏れと美が溶け合ったような奇妙な叫びが残されます。

ただ読み難いことに掛けてはあらゆる作家の中でも最高位と思われるので、「読み出す時」は選びましょう。
私は勉強会の帰りに読もうと思って持っていったんですが、疲れていて読めませんでした。
後日、体調を整えて再チャレンジ。
小説の中に入っていくことが出来ました。
基本は傑作なので、一旦入ってしまえばコッチの物です。

ps
それにしてもフランス人ってホントウに南の海の光が好きですよね。
この本しかり、異邦人しかり、悲しみよしかり、ゴーギャンしかり。

石垣島のクラブメットでフランス人の夫妻と食事を同席したことがあります。
我々は5日で帰ったんですが、アジアの南の島をアチコチ巡って2ヶ月休むって言っていたかな・・・
それでも飽きた様子もなく、毎日ビーチに出て来ていました。
快楽に貪欲だってことなんでしょうかね。

俺なら飽きるけどね、それだけいたら・・・この情熱は分からない。

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