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August 2009

August 30, 2009

【だから】民主党!大勝利【言ったじゃないか】

以前書いたんですが、麻生さんが本当の勝負師だったら中山大臣の日教組発言で一気に勝負に出るべきだったんですよね。

発言の是非はともかく、きっかけとして少しでも速く踏み切るべきだった。
あれからは世界の大枠としてアメリカの過剰消費体質が変わらざる得なかったんだから(というか出来なくなったんだから)輸出に頼る日本は時期を遅らせるほど景気は悪くなり与党として不利になるのは予想がついた。

でもなあ・・・こういうことは他人事だから言えるんで、やっと総理になったんだから出来ないよねえ・・・

それにしても小沢さん、長年のスクラップ&ビルドを経て大復活。
今後のお手並み拝見です。

ま、前回も書きましたが、日本国民がみんなで出した選挙の結果ですから、後に振り返った時、今日が日本にとって「良き選択の日だった」、と思えることを祈るのみです。


ps
それにしても「人は見た目が9割」ですね(笑
今回の当選者を見ているとそう思いますよ。

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August 29, 2009

【あなたは死なないわ】1Q84 BOOK2<7月-9月>村上春樹【私が守るもの】

BOOK1を読み終えたのが7月6日でしたから随分日にちがたっています。
理由は途中、メキシコに行っていたこととBOOK2は妻に先に読ませたことです。
私はキング読み出したらオモシロかったので譲ったのですが、妻はBOOK2には多少の不満が残ったようです。

曰く、謎が投げ出されたままである、だそうですが、私は楽しめました。
私も1巻の読後に、「問いかけられた謎の着地点が楽しみです」と書きましたが、謎は謎として鑑賞に堪えればそれで良しでしょう。
謎の結論を持たないまま問いかけ、それを見せるのはシュルレアリズム絵画の手法ですよね。
数学の問題じゃないんだから、解答のない迷宮だけを愛でるというのもありです。
というか、数学上の難問も解決されるまでが華だからねえ・・・フェルマーなんて見ているとさ。解決されると誰も見向きしなくなる。

そして多重に絡み合った謎はますます美しさを増していると思います。
ちなみにBOOK1との合間にも、小沼丹、百田尚樹、歌野晶午、Sキング、ガルシア=マルケスと読みましたが、村上春樹は確かに村上春樹にしか書けないモノを書いているな、と認識を新たにします。
ノーベル文学賞にどうか、というのがまた話題になるでしょうが、「百年の孤独」は怪物作品としても、去年読んだオルハン・パムクの「雪」よりは良かったと思うけどな・・・どうでしょうか?
より現代の神話、黙示として力に満ち、問題は提起され、詩情に溢れていました。


ホテル・オークラの卓越した描写から入って行く「教祖」を殺しにいくエピソードは息が詰まるようなスリルとサスペンスに満ちていましたし、予想外の成り行きには充分な驚きがありました。
小説内小説になっている「猫の街@萩原朔太郎のじゃないです」も良かった。
これだけの短編が読みたいくらいだ。
公園のシーンの恋の切なさは胸に滲み、父親との和解となるエピソードも印象的でした。
フィクションが世界を包むメタ・フィクショナルな構造も無理なく表現し得ていて成功していると思います。

それにしても青豆さんは綾波レイでした。
「あなたは死なないわ、私が守るもの」を地で行きました。
これはエヴァンゲリオンですね(笑
はたしてラストの青豆さんは「水槽の中の二人目」になるのでしょうか?

やっぱりエヴァには現代を象徴するナニカがありますね。
とりあえずBOOK3が楽しみです。
今回は大分出遅れましたが、今度はすぐに読みますよ。

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August 27, 2009

【木曜日は】働いてまっせ【アニメが観られるから好き】@school days:しゅごキャラ!のOPソングのメロディで読んでね

朝から晩まで仕事の日々が帰ってきました。
ホントに朝から晩までなんだよ・・・
それでも木曜日はPCでハルヒが、BShiで「CCさくら」がやるので楽しみです。
今、脇のモニターでハルヒやってます。(2回目です。これで止めます)
さくらは夜寝る前、歯磨きしながらですね。
癒されます。

癒されるといえば今日しゅごキャラ!の特装版の4巻、5巻が届きました。
通常版の倍以上の値段だったんですが、ついてくるポストカードが素晴らしいです。
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こんなんなら最初の3巻も特装版買えば良かった・・・
買いなおすか・・・こういう情報をもっと知らせて欲しいですね。
という訳で今日は記事にしました。

これで土曜は昼休みに「しゅごキャラ」で、「マクロスF」は翌日の日曜に観て1週間が終わりです。
アニメだけは2回から3回見ます。
他の録画は1回見ると消しますけどね。

まあ俺は酒も飲めないしさ。
遊びに行く時間もないんでご勘弁を。
こうして働いて納税しているんです・・・

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August 26, 2009

明日のジョー@ホセ・メンドーサ戦/梶原の狂気とちばの名人芸

「グレン・グールド、永遠のピアニズム」を録画したビデオを見終わったと思ったら、その後に「明日のジョー」の映画が残っていた。

もう終盤のホセ・メンドーサ戦を前にした処からだったんだけどね。
観たモノだから上にグールドを録画したんだけど、途中からでもあっと言う間に引き込まれる。
やっぱり「明日のジョー」は凄い。

相手のホセは攻防兼備なメキシコ人のパーフェクト・チャンピオン。
この設定だけで、如何に梶原一騎がボクシング好きだったのか、ってことが分る。
曰く、メキシコ人だってこと。
長年王座を守り抜くチャンピオンは必ず攻防を兼備していることなどだ。
幾ら豪快なKOパンチがあってもこの試合のホセみたいに完璧な防御がなければ長くは続かないんだよな。
そして自己節制も完璧。

それに対して主人公のジョーは、打たれても打たれても前に出るタイプ。
子供の頃はなんでこんなムチャなキャラクターにするんだろうって思っていたんだけど、今になるとその滅びの美学が分かる。
現実の世界では決してオススメ出来ない事だけどね。

それにしても試合中、ホセがつぶやく「俺は誰と戦っているんだ」、という自問は、まんま後にウィラポンが辰吉戦でつぶやく心情そのものだ。
コークスクリューとか神域のヘッドスリップなど現実のテクニックにけれんを加えて夢中にするのが梶原magic
あの当時、コークスクリュー、流行ったよね(笑
今日は久々にサンドバック、ヘナチョコパンチ、手首捻って打ってました(笑

安定した平和と日常を求めていた白木嬢が、矢吹と滅亡への道を同道する決意を固めるシーンは、
「愛だよねえ、愛!」(←こなた流に言うと)

生死論議を生む真っ白に燃え尽きたラストシーンは、ちばてつやさんに神が降りて描かせた一枚としか云い様のないものだと思う。
この無限の余韻と男の詩情。
破滅と滅亡の美学(現実にはとんでもないんで、フィクションだけで楽しみましょう。こういうのがフォクションの効用なんです)

ギリシャ悲劇に匹敵する梶原スポーツ根性悲劇は、時代を超えて永遠です。

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August 25, 2009

はじめての現代数学   瀬山士郎@素人向け数学本で注意すること

薄い230pの文庫本だったし、「はじめての」なんて題名だったしで読み出したのですが難しいです。

思い返すに数学本は文庫ほど読みにくいですね。
これは一般の本と違う数学本の注意事項だと思います。
何故、数学本に限って文庫だと難しい(読み難く)なるのかと思うに、書ける面積の制約から懇切丁寧さが欠けてくるからでしょう。
私レベルだと同じことを何度も何度も噛んで含めるように説明してもらわんと読みきれないないんだよ。
どんどん次に進められると分からなくなっちゃうの。

内容は1)現代数学の構造主義的方法としてガロアの群論
2)集合論:無限の算術
3)トポロジー位相空間幾何学
4)形式論理学:ゲーデル
5)フラクタル、カタストロフィーetc
と、慣れ親しんだものです。

一番解かりやすかったのはトポロジー理論の章で、なんと植木算こそ一次元トポロジー問題であったのだあ!なんてのは目から鱗

著者の瀬山さんの一番のお得意も位相幾何学のようで、今回は何かというとホモっぽいトポロジー理論を少しまとめてみましょう。

位置と繋がりの幾何学がグラフ理論でGと名づける
Gの点を頂点、弧を辺、各頂点に集まる辺の本数を次数といい、偶数本の辺を持つのは偶頂点、奇数本の辺を持つのを奇頂点といい、奇偶性=パリティの発見がグラフ理論の最初でした。
そしてGの奇頂点の個数は偶数になります。
グラフGが一筆書きできるためにはGの奇頂点の個数が0か2個であることが条件です。

オイラー・ポアンカレ定理
Gの頂点数-Gの辺数=x(G):グラフGについて1からGno切断数を引いた数、オイラー標数

ホモロジー理論:高次元図形の位置と切断によるつながり方の幾何学
群構造をなし代数化できます

ホモトピー理論:位置とつながり方の幾何学
空間や図形の中でループを一点に縮めることができるかどうかの幾何学
結び目群という代数構造(ホモトピー群)に対応します。


異球面の発見:エキゾチックな球面
球面上の微分構造(接線や接平面の引かれ方)が違う球面がある
ただし6次元以下の球面には存在せず、7次元では28通りの異球面が存在する

四次元ユークリッド空間には位相的には同値でも微分構造の違うエキゾチックな四次元ユークリッド空間が存在する。
ただし微分構造の違う異空間は四次元以外には存在しない。


ps個人的感想:数学は神の言葉の例証(冷笑)?
人類はπ,eの実質二つしか超越数(有理数を係数とする方程式の解にならない数)をしらないけれど、カントールの集合論の言うところでは、無限にあるはずの実数のほとんどが超越数となっている・・・
無限にあるはずのモノの二つしかまだ我々には分かってないのだ。

数は不思議だ。
宇宙や生命の全てが分からないってのは分かる。
人類の科学力が及ばないのだから。
でも数は人が発明したものだ。
でもこのありさまだ。
だから数学はスリリングでオモシロイ。

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August 23, 2009

百年の孤独 ガルシア=マルケス@本当の楽しみは簡単ではないのかも

G・マルケス「百年の孤独」、読了しました。
実はこの本、一度挫折していたので、今はちょっとした山を登りきった気分です。
以下、感じたことを書いていきます。

1)南米文学のマジック・リアリズムを堪能できます
草原に突如出現する帆船、海竜の腹中から出る十字軍戦士の甲冑。罠に掛かる正体不明の怪物、巨大な屋敷を放浪する死者の群れ、三千人を超える死者を乗せた200両を超える貨車、幾度も復活する賢人の霊・・・南米の激しい風土が生み出す幻覚と覚醒が交じり合うエピソードは絢爛たるシーン生み続け読みどころ満載です。


2)性と生は不可分なんだな
巨大な男性器が旺盛な性欲の暗喩となっています。
巨根の男性は常に女性の憧れとなり幾多の交わりを持ちます。
処女はその上で小鳥のように八つ裂きにされ、息耐えそうになることを堪えますが、この世に生を受けたことを神に謝し耐え難い苦痛の中で想像を絶する愉悦に朦朧となりながら破瓜されます。
性は生と不可分であるが明らかにされ、性の味をしめた女性の貪婪な下半身は飽くとのない野心の塊りとなります。
これが導く結論は・・・

3)生の本質は狂気と混沌だ
日本のように理性を基盤とした整然たる秩序の社会に暮らしていると忘れられがちですが、この本を読むと生命の本質はカオスと狂気なのではないか、と思い知らされるます。
それじゃ社会が維持できないので、理性で無理やり押さえつける。
でも社会を成り立たされる理性は氷山の一角、割合から言えば1割位なのかもしれない・・・生命の本質はもっと危険で暗黒を孕んだ恐ろしいもの・・・退治しても退治しても沸いてでは食い荒らす蟻のようなモノ・・・

4)日本文化は自然と共生し、欧州は自然を支配するが、南米は
凶悪といえるほど強い生命力をもつ南米では自然を支配することは勿論、共生すら不可能です。その勢いに人はただ圧倒され確固たる意志も最後は挫かれる運命にある。自然観の違いは興味深いですね。


6)本当の楽しみを味合うのは簡単ではない、それは小説も同じかも
高校時代の友人が大学で山岳部に入ったのですが、冬山の楽しみというのは格別だそうです。夏山に比べると遥かに大変なのは確かなようですが、征服した時の満足感や途中の景色の美しさは夏山にはないもののようです。

小説も同じかもしれません。
確かに今回のマルケスの小説には一般の娯楽小説にはない深い味わいがありました。
冬山(純文学)ばかりでは身体が持たないでしょうから普段は気軽な夏山(娯楽小説)に親しみ、折を見て冬山に登る。
今後はこんなスタンスで読み続けたいと思っています。


今回の結論、らしきもの
読み進むにつれ、灼熱の大地と繁茂する多様な生命が醸し出す毒と狂気と幻想が混在しあい読者は幻惑されて深い夢に絡め撮られるような感覚を味わいます。
そして驚かされたのは何気ないと思われていた言葉が予言であり、蜃気楼のように消え去った村と館に一種の円環構造を見出せることです。
そしてあきらかにされる「百年の孤独」という意味と羊皮紙に綴られていた黙示録の存在
たしかにとっつき難い小説でしたが、内容はノーベル文学賞に相応しい素晴らしいモノでした。

贅沢というとグルメにファッション、高級な酒場巡りやゴルフや海外旅行、時計にクルマやクルーザーetc
色々な種類のモノがあると思いますが、文学を楽しむ、というのは安価であるが故に万人に開かれた贅沢だと思います。

日本は今経済的にも苦しい時代ですが、こういう時だからこそ、文学を楽しむ精神的な贅沢というは見直されてもイイんじゃないかな、と思うのですが、どうでしょう。

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August 22, 2009

オッサンの疲れを癒す、あむちゃん、さくら、ランカ・リー&萌えキャラ・アミューズメントパークはどうでしょう?

今日も明日も仕事です。
疲れますが、そんな疲れを癒してくれるのはやっぱりアニメで土曜日は「しゅごキャラ」の日です。
「月曜日は~、みんなに、あえるから好き~」とメッチャポジティブな歌詞の新曲、のスクールデイズはイイ歌です。
あむちゃんはますますカワイイですが、今日は出番も少なかったし、きゃらなりもしなかったのでイマイチでした。

代わりにコミック2巻、3巻の画像を紹介します。
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素晴らしい魅惑で、えばら渋子は現代のラファエロ、ティツィーアーノです。
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もし私が大金持ちだったら原画を買い集めて美術館造りたいです。
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もう一つ見ているアニメCCさくらは「さくらのこわーいきもだめし」でした。
臨海学校に行ったさくらが潜水して泳いでいるシーンから始まるのですが、私にはコッチの方が恐ろしい。
泳げないので水がともかく怖いのです。
臨海学校、行かないで済んで良かった。
臨海学校と一日15時間勉強する夏休み講習会のドッチかを選べって言われたら絶対に勉強するほうを選びますね。

後半はきもだめしになるんですが、私は逆にお化け屋敷とかきもだめし、怖いと思ったことありません。
ホラー映画とかホラー小説読んでいると冷静になり、ここは工夫が足りないとか、この伏線は良く生かしたなんてヒョーロンカの立場になって読んだり観たりしています。良く出来ていて怖がらせてくれると嬉しいです(グロでないモノね)
ガルシア=マルケス、「百年の孤独」今日やっと読了したので明日記事にしますが、次はR・エイクマン(ホラー作家です)、今傍らにありますがワクワクです。
そのまた次はまたS・キングです。

マクロスFはアニメが漫画に追いつく勢いですか?(良く分からないですけど)
今月は月刊少年エース買ってないんですが、先月号は感動的でした。
アニメではその回、来週やるようですね。
しかし少年漫画を買うようになるとは角川チャンネルの宣伝効果です。
それにしても「エンドレスエイト」はもう一工夫欲しかったね。
まあ伏線はちゃんとあったわけですけど・・・

ヤングエースは今月号も買いました。
前回のゲンドウのセリフ、中々迫力あったもんで。
後、エヴァはやっぱり特別だしね。
付いてきたアスカのフィギュア、良かったです。
俺は最初に見た時から綾波しか目に入らなくて、詳しく知る前は、アスカファンなんていることすら想像出来なかったけど(綾波以外を好きになる人間がいるとは思えなかった)、アスカ、改めて見ると豊かな髪、華やかな美貌、抜群のスタイルと外見のスペックだけなら綾波より上だよね。
ファンがいる理由がやっと分かった。
それでも綾波レイは至高だけどね。
コッチは大金持ちだったら神殿を作りたい位だ。

・・・考えたんだけどさ。
萌えキャラのアミューズメントパークって造ったらどうなんだろう?
グッツも売れそうだし、お賽銭も集まりそう。
メニューもそれなりにすればレストランも入るよ・・・ダメかね。

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August 21, 2009

(逆!)天才投機家になっております&その間に女房は壁紙修理

前の投機関連記事で相場は上げ下げを当てるだけなんだからそれなりに真剣に向き合えば7割は勝てるんじゃ、と書いたんですが、実は今年は年初から好調で、勝ちまくり。
一回当りの玉は小さいんで儲けは大した額じゃないんですが、9割方勝っていた。
なんかもう掴んだな、俺は、と思うほどでした。

その上、7月後半からは8月早々に地球の反対側に行くので玉は軽くしておきたいなあ。
リミットに近いとこまで行っている玉は利食いさせてもらえれば良いなあ・・・でも世の中そこまで甘くないだろうと思ったら続々リミット注文が約定。
建て玉はすっかり軽くなり安心モードで、俺、スゲエと思ってメキシコ行ってきたんですが、帰ってきてからすっかり軽くなくなったポジションを再び取り出したらオモシロイほどみんな逆目。
買えば下がるし売れば上がる(笑

1回づつは小さい注文ですし、ストップも入れるので大きな損にはなってませんが、はなはだしきはストップが掛かった直後に反転したりすると脱力するしかない(笑

でもストップは入れ続けるけどね。
個人的に投機って大きく儲けようとするより、大損をしないようコントロールするのが大切と思う。
まあ新規システムも作っているのでそれで流れが変わることを祈ってます。
それからシステムにはずっと歴代の有名数学者の名前を使っていたけど今度は変えます。
某さんから私がイメージ的に似ていると言われた鳥類にするよ。


と、亭主がだらしない間に女房は壁紙を張り替えておりました。
昨日から渡り廊下の部分を剥がしているなあ、と思ったんですが、今日仕上がっていました。
はっきり言って綺麗です。
故障していた電機関係も治していた。
大工に向いてたんじゃないかなあ・・・
俺はこういうこと一切しないからね。
割れ鍋に綴じ蓋か。

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August 20, 2009

シティ・オブ・メン @道を渡る時は左右を見て、安全を確認して

スタイリッシュな映美でリオのギャング団の抗争を描いた「シティ・オブ・ゴット」の関連作です。
前作で銃を持って殺人を犯す子供だった少年が主演していて、成長した姿が見られます(前作と設定は違いますが)

リオの丘に這い蹲るように立ち並ぶ貧民街での生活が主に描かれる映画です。

メキシコにもこういう場所、あったんですよね。
遺跡に行く途中のバスから遠くに見ただけでしたが。
規模は小さかったけどギリシャにもあった。

ああいう丘でも電気なら上の方まで行くそうです。
電気は電線1本で行きますからね。
でも水はダメだそうで、丘の下に貯水槽があり、そこに給水車来る。
上の方に住んでいる人がそこから水を汲みに来る。
背負って上がるんでしょうか?
ウォシュレットがないとダメだ、なんて言っている俺がもしそんな処に放り込まれたらどうなるんだろう?
自動小銃まで持っているギャング団に殺されないとしても、水は飲めず、食べ物も受け付けないだろうな。
思えば自分はなんとヤワな存在なのか? そいうことを自覚します。
でも今更鍛えようもない。
庭のつくばいの水飲んでみたって仕方が無い。

もうヤワになってしまったんだから、ヤワな環境を維持出来るように、自分のやるべき仕事をするしかない。
それが生きていく道です。
だって考えるに、リオの貧民窟の少年たちにだって家はあるんです。
それで夜露や雨風は凌げている。
蛭やムカデや毒虫や蛇のいるアマゾンのジャングルじゃ、あの少年たちだって生きられないはず。
人間は文明と共に自然から遊離して行っているんですよ。
みんながその場その場で最善を尽くすしかない。

ラスト、成長した二人の少年が小さな子供を連れて丘を出ます。
二人にとっては未知の世界へと旅立つのです。
そして道路を渡るシーンで
「道を渡る時は注意するんだ。左右を良く見て安全を確認して・・・大丈夫、行こう」と言います。
・・・暗喩に満ちた感動的な言葉だと思いました。

ヤワになった私も渡らなければならない道はあるでしょう。
その時はやはり左右を良く観て安全を確認して渡ろう。
そんなことも思いましたね。
どんな場所でも生きる、という意味を問いかけられる良い映画でした。

ps
白熱するリオの日差しと紺碧の海。
躍動するためにあるような肉体を持った少年たち(あの身体を見るとサッカーでブラジルに勝てる日は何時だろうと思う)
彼らは二次元にはハマラナイだろうなあ・・・
肉体の持つエネルギーが大きすぎて二次元には収まらないでしょうね。
ま、それは人類の文化の多様性があるのは良いことだってことですが。

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August 19, 2009

ガレージ修理してもらう&画像処理ソフトを探す&トレーニングもしました

今日はやっと休日。
朝にちょっとした用事を済ませた後はフリー。
最初にやったことはデジカメで撮ったメキシコの写真をブログにアップすることだったんだけど、ファイルが大きすぎて出来ない。(アップしてあるのは携帯からのモノだけ)
ファイルサイズを縮小するソフトもあるみたいんなんだけど、PCの主要業務が日経先物やOP、外国為替の取引なんで取引用のソフトとの干渉が怖くてね。
色々入っているんで・・・安全第一と・・・現像だけにしときました。

それから昼過ぎにガレージのシャッターの修理をして戴きました。
帰国して後、またしばらく乗ってなかったんで家の周りだけでも走っておこうと
思ったら電動シャッターが故障していた。
手動に切り替えれば開いたんだけど、コレは乗るなってことだろうと判断して施工してもらった業者さんに連絡するだけにした。
日本はありがたいよね。
月曜に連絡して今日には完了だもんな。
それにしても360spider、乗るのが半ば義務化している・・・今日の昼間、修理してもらっている間乗ったけど冬場だと上がらない水温がアッという間に80℃。恐ろしいのですぐ帰った。

それが終わった後は久々のトレーニング。
ウエイトは少し落としてやりましたが、バイクは通常通りやりました。
でも室内でこんな人工的な運動しているのもなんなんだろうね・・・
やらないよりはマシだと思うんだけど、自分のワイルドさが物足りない・・・
ワイルドじゃないから二次元にハマッタのかな・・・

という訳でHDDに溜まっていたアニメも観てますよ(笑

さてこれから仕事してまた早寝します。

それにしても日本は無菌的って思っていたら新型インフルエンザ不味いですね。
これはみんなが夏の暑さで体力弱っているせいもあるんじゃないかな、とも思っています。

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August 18, 2009

カテドラルって凄いね、国旗切り刻みホップステップ肉離れ、働いてるけどキツイ

1)カテドラルに感動して祈りって何なんだろう?と考える
メキシコでカテドラルを見たのですが、巨大で古色蒼然たる佇まいで存在感抜群。
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欧州でみた幾つかよりむしろ異郷に乗り込んで布教するぞっって迫力を感じました。
中に入ると一転、輝くような光に溢れていてミサの詠唱が響いていて、
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ひたすら集中して祈っている人々多数。
俺は無宗教だから祈るって行為、良く分からないんだよね。
人生、生きていれば色々あるのは当然で実は15年以上前に結構大変な事件があった。
その時俺は祈ったかというと祈らなかった。
むしろ開き直って最悪の結果でも受け止めてどんな困難とも闘ってやるって思った。諦観って感じに近かったと思う。
結果は良い方向で決着したんだけどさ。
じゃあお祈りすることないのって言われると、庭にお稲荷さんがあるので(以前ここの土地を持っていた人が潰していたのを再興した)たまに通りがかると祈る。
後お盆と正月に祖父母に祈る。
内容は無事にお守りくださってありがとうございますってことだけ。
キリスト教の信者さんたちは何を祈っているんだろう?
真剣に真剣に祈る人を見てそんなことを思いました。

2)ホップステップ肉離れ?民主党、国旗切り刻み
しょうもない自民に対して攻勢中の民主党ですが、国旗切り刻みです。
お家芸のホップステップ肉離れの予兆でしょうか?
鳩山代表の言い草は神聖な党旗を作るのに国旗を切るのは許されない行為だそうですが、この神聖さは国旗に掛かるのか党旗に掛かるのかが気になりますが日教組が支持母体ってのは強烈に気に掛かります。
今回はさすがに自民党、見限りつつあったのですが、これじゃあ民主に入れる気もしなくなったね。
でもそうなると入れる党なくなちゃうんだけど困ったもんだ。
ホントウに今回は困ってるよ。
テレビ観てないんだけどマスコミはスルーなんでしょう?
でも国旗を切るってのは中国、フランス、米国、ドイツ、カナダなど多くの国で罰則があるようです。当然だよね。
敬愛する小室直樹先生によると国家一番の危機はアノミーということです。

3)働いているけど時差と疲労がキツイ
帰国した日から異様にテンションが高くて仕事やっているんですが、2日、3日とたつにつれ筋肉痛とか時差ボケとか出ていてキツイです。
でも遊んで来たんだからしょうがない。
自分の世話は自分で見ないとね。
それにしても日本の食い物は旨いは。
やっぱり日本食がないとこじゃ生きていけないよ。
季節も好き。
全てにわたって日本は最高。
外国から帰るといつもそう思う。
これから仕事して早寝します。

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August 16, 2009

村のエトランジェ 小沼丹@不思議で特別な清涼感は健在なれど・・・

たぐい稀なる透明感と清潔な読後感に溢れた「風光る丘」には驚かされました。
発表が昭和43年ですよ。
あの時代の日本なんて今のクールJapanと違って貧乏で野暮な時代だと思っていたからさ。ここまでの洗練と品格があるとは思わなかった。

で、今回は短編集ですが「紅い花」が一番オモシロかったです。
奔放な女性と詩人の恋の行く末・・・特にラストは鮮烈で大きな余韻を残します。

逆に「バルセロナの書盗」はホントウに小沼さん?という感じ?
小説を料理に譬えるなら小沼さんのは極上の薄味を按配した懐石料理って感じなんだけどこれはパエリアかな?
でも短編集なら1品だけにして欲しいのが本音です。
読みたい小沼さんの味わいはこの辺じゃないですから。

「汽船」や「白い機影」は小沼さん独特の感性を閃かせる感覚の小品。
「登仙譚」は笑いました。
どうなるどうなるどうなるって思わせ引っ張る手管は見事で、オチの後の変化は分かるなあ、と苦笑します。

「ニコデモ」も外国物で意外感がありました。
小沼さんは日本的洗練の感性で日本を書く作家ってイメージがあったもので。
この短編はエルサレムとイエスが題材で、ニコデモという議員の話なんですが、人は見た目が9割って本を思いだしたよ。それから奇書ですが「ニコデモ福音書」ってあるんですよ。それと関係あるんでしょうね・・・詳細は不明ですが。

「白孔雀のいるホテル」は楽しかったです。
このノホホンとしたお気楽さと品の良さが小沼文学だよね。

逆に「村のエトランジェ」は少し期待が大きすぎたか、食い足りない感じ・・・
小沼文学、入るならやっぱり「風光る丘」の方からをオススメします。

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August 15, 2009

白い家の殺人   歌野晶午@新本格派時代の歌野さん・・・ですが

「葉桜の季節に君を想うということ」で大きな感動を与えてくれた歌野さんの初期の作品です。
この作品は島田壮司さんが引っ張った新本格派時代の作品です。

正直、探偵に魅力はあまりなく、ワトソン役の方もイマイチ・・・設定となるトリックもイマイチ、でした。
メキシコ行きの途中で疲れた状態で読んだせいもあるのかもしれませんが、それほどオススメ出来る1作ではなかったです。
という訳でアマゾンの紹介は傑作「葉桜の季節に・・・」を貼っておきます。

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メキシコ旅行雑感:遺跡マニアの称号撤回、乙女な俺、アメリカってアホなの?

1)遺跡マニアは凄い!称号、終了させて戴きます。
今回同行させて戴いた方々、この時期にメキシコに行こうっていうみなさんですから当然遺跡好きな方たちなんですが、半端じゃなかったです。
空気の薄い高地でも走る走る。ピラミッドには登りまくりで、写真撮る撮るの疲れ知らずで、カンクンですら遺跡のある場所へのオプショナルツアーへ意欲を見せます。ともかく遺跡に掛けるエネルギー、情熱が半端じゃない。
私はいっぱしの遺跡好きだと自認していましたが、とてもここまでの情熱はないよ。
らきすたの武道館公演でイベンターへの道、諦めましたが今回のツアーを持って遺跡好きの称号、終了させて戴きます。
私レベルじゃとても遺跡マニアとは言えん。

2)乙女な俺
私は身長171センチ、体重72キロで日本人としては平均的な体格だと思うのですが、なで肩で骨格が華奢なんですね。
週2回から3回、ウエイトとバイクのトレーニングをしているので、そこその筋肉は付いていると思うのですが、生まれ持った手の小ささなんかは変わらない。
今回色々親切にしてくれたバスの運転手さんと最後に握手したんだけど、手の大きさなんて乙女と男性って感じ・・・
それからアメリカ人はみんなサプリ好きだと思っていたんだけど、機内食の後、呑んでいたのは俺だけだった・・・この辺の神経質さも乙女。
一番の乙女感を感じるのはトイレで、職場も自宅も全部ウシュレットが付いているんですよね。
普段はムーブとか使って、よーく洗ってから拭くのでぺーパーにはほとんど付かない。
メキシコにはウシュレットなんてないでしょ。
そうすると当り前ですが付くんですよ・・・それが嫌で気になってさ。
あーーー、もうこういうの気にする自分・・・嫌い・・・
なんだかスゲエ軟弱な感じ・・・


3)アメリカってアホなの
前記事でアメリカ人って結構、親切な人多いよねって書いたんですが、国としてはやっぱり馬鹿なのって思うのです。
だってトランジェットでも指紋のプリントとって光彩の写真まで撮って、セキュリティでは靴まで脱がして、やっと入国と思うと大量の帰還兵が居て待たされる。
余計な戦争しなければテロの危険だって少なくわるわけだし、兵隊沢山送る資金もいらないしさ。イスラムには恨まれて無駄金掛かってやってること、とても利口とは思えない。
それから太り過ぎの方、多すぎ。
ともかくみんな食べるよ。常に食べているし、量も半端じゃない。
ステーキなんて800g以上からあるんだよ。
400gで最低な位。それで400g頼むと明らかに日本の400gよりデカイ。
その上また山盛りのデザートなんて食べているし。
一時商品市場にマネーが流れて大豆やコーンの値上がりが問題になりましたが、アメリカ人が食べる量半分にすればアメリカ人の健康状態は一挙に改善、同時に世界の食料事情も解決なんじゃないの?と思うほどでした。

それじゃあ日本はアホじゃないのか?って問われれば、アホですって答えるしかないんだけどね・・・
お互い様か・・・どっちがアホだろ・・・総選挙の面子みていると自信がなくなったりして(笑

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トミーノッカーズ下巻 S・キング@巧い凄いオモシロイ!あらゆる恐怖を取り揃え

トミーノッカーズは下巻に入ると俄然、恐怖との戦いが始まります。
色々な登場人物が恐怖との対決を胸に秘めて立ち上がりますが、その運命に手に汗握らされるのです。

別な意味で怖い人も出てきます。
恐怖の対象に一つにせず、こういう隠し味を付けるのも名人芸の手管ですがバッチリ決まってますね。
それでその人の行く末も怖い。
でも嫌な人なのでそれが楽しみだったりもする・・・(笑

手品少年の話も怖い。
この永劫感への恐れは短編「ジョウント」に似た感じがしたのですがどうでしょう?
さらにあの中に入るのですが、入った後も怖い。(この辺のナニカが追ってくる幻想の件は、シャイニングの廊下のシーンに似てる気がしました)
怖い対象を見せた後でも怖いっては実は一流の証拠なんです。

そして何故アレがそこにあったかという理由がまた深い絶望をともなう怖さで怖い。
もし我々がいつか宇宙船が飛ばせるようになっても蹴爪で蹴り合う運命が待っているのだろうか、なんて考えると、ちょっと形而上学的な恐怖がある。

勇躍取材に行く人を襲ってくるモノも笑っちゃうけど怖い。
怖いモノなら下らないガジェット趣味から内面的な思考に至るまで、どんなご注文にもお答えしますって感じのキングです。

ラストはもうあらゆる組織人々が入り乱れ対決決闘、雨あられですが、そこは巨匠の名人芸。
まったく綻びを見せません。
こいうのって見逃されがちだけど凄いと思うのだ。
ともかく二段組ハードカバーで750pをキッチリ弛みなく読ませるんだから大したものです。
馬鹿にされるの承知で書きますが20世紀末、最大最高の作家はこの人だと思うよ。
こんなに沢山傑作モノにした人いないでしょ。

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August 14, 2009

メキシコ旅行@遺跡散策して思うイノベーションへの意欲と力の背景なき約束の無力について&カンクンビーチ

1)テオティワカン:人が神に変わる場所
テオティワカンとは「人が神に変わる場所」、という意味があるそうです。
なんだかダーマの神殿みたいですね(ネタ元かな)
実際はBC2世紀から6世紀まで栄えた文明で、メキシコの先住民ですら謎な遺跡です。
それでも美しさではピカイチでしょう。
祭儀殿を抜けるといきなり異様なほどシンメトリカルに配置された遺跡群が姿を現し、その光景は深く心に残ります。
月のピラミッドからは死者の大通りが良く見渡せ、その幾何学的な眺めには感慨を禁じえませんが、やはり高さ65m(建物だと20階建て)まで登れる太陽のピラミッドが白眉です。
狭い石段を登るのは大変でしたが、頂上に立って高地(2300m)風に吹かれた感動は一生モノです。
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長時間のフライト(空港まで行く時間と待ち時間まで入れると20時間以上?)と乗り継ぎに耐え、バスに揺られ、暑さ寒さに苛められ、トランクすら一時とはいえ消失しても行った価値はあるのです。
それにしても登る途中で苦しくなったので休んだら、息継ぎしても空気が入ってこない!
ああ、ホントウに空気が薄いんだなあという実感も貴重でした。
オモシロそうな海外旅行、どっかない?と思う方にはオススメしたいです。
稀有な体験が出来ますよ。

2)ウシュマル:魔法使いの実在が信じられる?
ピラミッドと言っても角の丸いなんとも幻想的な魔法使いのピラミッドが最大の見所です。
その異様さはまさに魔法使いが建てそして使っていたような想像を膨らませます。遺跡探訪の要諦はイマジネーションですからね。
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思い込んだ方が勝ちですし、想像力がなければただの石の崩れた物です。
また階段状になった大ピラミッドには昇れるので是非昇って見て下さい。
頂上から見晴らすメキシコの密林地帯は一見の価値ありです。
まあアッチコッチ登っていると疲れますけどね(笑
せっかくだからさ。

3)チチェン・イッツァ遺跡@白光の中の幻影のようなピラミッドと
遺跡群としては周辺設備が充実しており土産物を買うならここです。
遺跡自体では何よりの見所は美しい大ピラミッドです。
昇れなくなってしまったのが残念ですが、ともかく近くまで寄って見上げてください。
圧倒されると思います。
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その他、天文台と呼ばれる遺跡はホントウに天文台にしか見えませんし、ハリーポッターさんのネタ元になったね、という球戯場もあります。
脈動する心臓を置いたというチャックモールはメキシコの博物館の方が状態がイイですね。


ps
今回の遺跡群とアステカ族のスペイン軍への敗北がまったく別の時代であるのは分かってますが、細々と生きる現地の人を見ていると気の毒でなりません。
なんで負けたのかなあと考えるに、南米にない天然痘を蔓延させられたのが痛かったようです。今なら生物兵器を使われたようなもんだもんね。
スペインに仲間割れを巧く突かれたのも不味かった。
武器が鉄器でなく黒曜石だったのも悪かったようです。
黒曜石があまりに切れたのでそれ以上の発展を考えなくなっていたようです。
鉄器を使うことへの意欲が欠けていたのでしょうか?
我々も肝に銘じましょう。Dvc00220
仲間割れやイノベーションに対しての消極性は滅亡への道です。
残酷な要求を突きつけらその全てを呑みますが結局中米の民は奴隷となります。
力の背景のない約束は反故にされるということです。


ps
カンクン・ビーチにはガッカリ
遺跡巡りの後はカンクンに寄りました。
カンクンには以前、まだCAがスチュワーデスと呼ばれていた頃、世界で一番お気に入りの場所はどこですか、とお聞きしたことがあったのですが、そのお答えがカンクンでした。
世界を飛び回るスチュワーデスさんが一番と言い切っていたので非常に期待していたのですが、私はガッカリしました。
街がアメリカのリゾート地そのままの金ぴか仕上げなんですね・・・
はっきり言ってダサイ・・・ゴメンね。アメリカ人やカナダ人は親切な人多いよね。今回も飛行機で隣り座った金髪女性にコントローラーやテーブルまで出してもらったり、一見、UFC辺りに出場可能?って強面の男性がエレベターを止めていてくれて階数まで聞いてくれて上にお先にどうぞなんて言ってくれたり、席を譲ってくれたりさ・・・イイ人多い印象なんだけどあの街並みはちょっとね・・・

それから南のリゾート地の最大のポイントは吹いてくる風の心地良さだと思うのですが、その点でも熱帯低気圧の発生地って感じで、湿気あり過ぎ。
やっぱりエーゲ海の方が好きかな。
個人的にはさ。

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ボックス! 百田尚樹@卓越したストーリー! 素晴らしい青春小説です

魅力に溢れた二人の主人公の成長を描いた教養小説(ビルドゥングスロマン)の傑作です。
高校のボクシング部が舞台ですが、ボクシングに興味のない人にも絶対にオススメ出来る傑作でした。
キャラクターの造詣は秀逸であり、ストーリーに織り込まれた巧みな伏線は最後まで読ませます。
百田さんはかなりのボクシングマニアではないでしょうか。
でなければこのディティールは出ないと思います。
書いてあることがイチイチリアリティありすぎです。

脇役陣の充実も半端じゃないです。
特にデブでブスの女の子、丸野さんには泣ける、泣ける。
カンクンのビーチで読んでいたんですが大泣きしていました(笑
守護天使かあ(読めば分かります)・・・今、思い出しても泣けます。
その他、一番のライバルの背景は見事ですし、嫌な野郎の描かれ方も高水準。
なんとも不気味な闇を抱える老人と、結果の出ない練習にめげることのない仲間達などキャラクターの充実ぶりは半端じゃないですね。
ボクシングという競技の特殊性も非常に分かり易く、そしてその本質の深い処が描かれています。
波乱に富んだストーリーはエンターテイメント性に満ち楽しみながら二人の少年の成長物語という範疇を越えて、人が何故ボクシングという危険な競技を愛好するのか、やる人間が耐えないのかという本質すら洞察して見せる稀有な1冊だと思いました。

心残りは本をカンクンに置いて来てしまったことくらいです(笑

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August 13, 2009

【凄かったけど】メキシコに行ってきました【疲れました】@メキシコ旅行概略

1)何故メキシコだったのか?
テオティワカンの神殿やウシュマルのピラミッド、チチェン・イッツァの遺跡が見たかったからです。

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2)本は何を読んだか
私にとって旅行というと本ですが、持っていったのは
ガルシア・マルケス「百年の孤独」
現代数学入門
BOX:百田尚樹
村のエトランジェ 小沼丹
白い家の殺人 歌野晶午

今回は不覚にもマルケスと現代数学入門は途中までしか読めませんでした。
理由の一つは直前までS・キングのトミーノッカーズ下巻を読んでいて。少し小説に食傷気味だったのと、メキシコ旅行が読書を許さないほどハードだったせいです

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3)飛行機はアメリカン・エアでした
機体がボーイング777でビジネス・クラスはフラットにするとシェル状の中に潜り込むタイプでした。
これは後席に遠慮なくできるので工夫だと思います。
でもCAは日本のイメージと大分違います(笑


4)メキシコ旅行はキツイ!
時差14時間も最悪ですが、ダラス乗り換えがアホ臭い。
トランジェットなのに一旦入国審査に並ばされ、プリントを取られ広大なダラス空港を移動。時間がないとイライラします。
さらにメキシコシティは寒いです。
朝の7時過ぎでも現地の人はダウンジャケット来ています。
行かれる方は緯度だけ見ずに2240mの高地なのをお忘れなく。
ともかく時差+温度差+審査の面倒さと3重苦です。
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5)スペイン語にも注意&ホテルも大変&バゲッジロスト
英語だって喋れませんが、少しはわかる。でもリーガ・エスパニョラーが好きでもスペイン語はチンプンカンプン???
さらにダラスではバゲッジロスト!
換えの下着もなしでした。
ホテルもすべて一応スーペリア格付けでしたが、欧州や北米のレベルじゃないです。
トランクは翌日出ましたが、この時点ではどんなバツゲームだよって感じ・・・

疲れました・・・ひとつひとつの詳細は明日以降ってことで。

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旅行 | | Comments (0) | TrackBack (0)

August 03, 2009

レッドライン @気がついたら欧州はスーパーカー全盛期だったのだ!カラバッジョと丸山応挙の違い?

美女とアクションの映画ですが主役はスーパーカー群です。
出てくる出てくるスーパーカー。
それもV8フェラーリなんてセコイこと言わない。
フェラーリならFXX,ポルシェならカレラGT,ケーニッグセグCCXとかベンツならSLRマクラーレン、フォードならGT40、スーパーカーの中でも超の付くものばっかりで、フェラーリでも一般の12気筒599はすぐに事故で飛ばされてしまいます。

ともかく壊し方も公道レースシーンも豪快でしたが、見て思ったことは欧州、気が付いたらスーパーカーバブルって位造っていたのね。
すっかり自動車雑誌買わなくなっていたらかさ、ランボルギーニからムルシエラゴってのが出たよ、とかベンツがまた凄いの造ったなんて話は知っていた。
でもそれは一つの情報、単語、として知っていただけだったね。
こうやってズラッと並べられると、今、現在、如何に多くのスーパーカーが現役生産されているのか分かりました。
状況が単語から文章として繋がって理解できた感じ。

昔はさ、フェラーリの12気筒が頂点だったでしょ。
それが今だと上にスペチアーレが出来て、V8シリーズにはレース専用車が出来て、みんな売れて、ランボルギーニも好調でベンツも造ってアウディ辺りも造りだした。

ここで思うことは、なんで日本にはスーパーカーを造らないんだろう?
資本も技術もあるのにね・・・
考えられる原因は
1)欧州人はスピードへの欲望が強い・・・?根が狩猟民族だから?
欧州の道路を走っているとみんな飛ばすよね。
古いクルマでも全開で行く。
日本人はイイ車でもゆっくり走る・・・
この遠因を馬の歴史の有無とか狩猟民族農耕民族の違いなんて言う人いるけど、日本人だって狩猟はしていたし、欧州だって文明化が始まったのは農耕が発展してからでしょ。
欧州の連中が飛ばすのは現実だけど、狩猟民族だ農耕だ、なんてのはスーパーカー生産の遠因として解釈するには遠因過ぎて如何な物か・・・?

2)絢爛たる文化文物への抵抗がない?
文化芸術の程度、ドッチが高いってことでなく、華やかさでは欧州だよね。
日本の芸術はより控えめで繊細だ。
そんな文化的背景だとスーパーカーは造り難いのか?
カラバッジョ的スーパーカーならありそうだけど、丸山応挙的なスーパーカーは造り難い・・・ですか?

3)日本ではスピードが徹底した悪だった
マスコミの論調と警察の取り締まりではそうだよね。
現実にはスピードだけが事故の原因じゃないんだけどね。
私見では一番大切なのは判断力だと思います。
でも日本では画一的に取り締まられる。
向うでもスピード違反はあるわけだけど、日本ほどやってないのかな・・・モータースポーツのステイタスは確実に高いし、浸透もしているよね。
そんな底辺の文化が違うんだろうか?

リスクへの姿勢かな・・・リスク愛好性とか許容度が日本より自由ですか?


・・・こうやって書いて考えても日欧のスーパーカー事情の違い、あんまり良く分かりません。
でも日本にはGTRがあるか・・・実際アレは相当に速いと思う。
少なくてもランボの12気筒よりは速いと思うけど、華やかさには欠けるよな。
目立たず騒がず実力を秘めるってのが日本的美学なんでしょうか?
でも造って欲しいな、スーパーカー

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August 02, 2009

エヴァンゲリオン、テレビ版、弐拾、弐拾壱、弐拾弐、弐拾参話:内面に至る暴力&個人的な笑える思い出

エヴァンゲリオンテレビ版の紹介記事です。
フィクションが傑作へと至る条件の一つとしてある種の暴力性の付与があります。
暴力性の付与と言ってもただ乱暴で残酷な描写を加えるだけじゃ悪趣味なだけ。
だから思案のしどころになるんですが、この4回は観る人間の内面を非常に深く鋭く傷つけ心的外傷に近いような不気味な後味を残します。

20話「心のかたち人のかたち」でテーマになるのはシンジ君で、少年らしい性的オブセッションからエディプスコンプレックスまでが語られます。
21話「ネルフ、誕生」では可愛らしい妖鬼のような少女があまりに残酷な言葉を発し、衝撃の結末を迎えます。
22話「せめて人間らしく」ではアスカが何故あれほど極端なエゴの塊りになったのか、という原因の哀しい事情が明かされます。
23話「涙」では「ひたすらの犠牲の使徒」である少女の悲しい決意が語られます。
それにしても唯一無二であるはずのヒロインが、水槽の中に無数に増殖していたのには驚かされました。こういうのが上手な狂気の使い方と思います。
前回と前々回が無機的になり勝ちなロボットアニメにどう暴力的な要素を加えるか、という難問への見事な回答でしたが、この4回で暴力は内面へと進入します。さらに次回以降、狂気はさらに暴走し、ついに物語りすら自壊してしまうことになります。


「涙」の回の強烈な思い出
この涙の回にはちょっと変わった思い出があります。
エヴァンゲリオン、子供向けのロボットアニメかと思ったらオモシロイじゃんということでDVDBOXを買ったんですが、朝から晩まで働いているわけでそうそう観られません。
少しづつ観て行ってやっと休日、と思ったら会合の予定が入っていたんですね。
それは結構重要な会合でスーツにネクタイ締めて少し緊張して出掛けて行ったんです。
それでも行き帰りにクルマの中で見ようとこの回のDVDを持っていった。
運転しながら音だけでも聴ければ話の進みは分かりますから。
赤信号や渋滞中なら映像も観られるしね。
で、聴いていたらなんだかレイちゃんが大変なことになっている!・・・ようだ。
でも映像は観られない(運転中だから)
映像が観たくてもうこの時の運転中ほど赤信号と渋滞を待ち望んだことはありませんでした(笑
停まる度にDVDを巻き戻してやっと事態が呑みこめた時は泣いて泣いて(笑
マセラティ・スパイダーにスーツ姿(ラルフローレンだったと思う)で乗っている坊主頭のオッサンが車内で大泣き(笑・・・笑い事じゃないんですが、アニメ観て泣いてんだから笑い事。
会場に着く前に直前のコンビニで一度停めて、ハンカチで顔拭ってから出席しました。

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