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July 2009

July 31, 2009

心掛けている投機に関する覚え書き@いつか安室奈美恵のように

すっかり萌えネタが増えたブログですが、逆に消えてしまったのが投資投機関係の記事です。昔書いていたのはノート代わりの心積もりだったんですが、使ってみるとやっぱりノートの方が良かったんでブログには書かなくなりました。
でも久しぶりに最近心掛けていることを書いてみます

1)「3勝7敗で勝て」ってのはやっぱり少し無理なんじゃ・・・?
相場は3勝7敗で勝て、という言葉、中級以上の投機の本にプロの極意として見かける言葉ですが、この言葉が言いたいのは利食い腰は強く、ストップは速くという、とこだと思います。
でも投機の要は上下を当てるゲームなんですからコインを投げても5割を行く道理で、キチンと相場と向き合えば7割は勝てると思います。
その上でストップは速く、利食いは粘ればイイんです。
この程度は出来ると思いますが、それならオマエは大金持ちかって言われると、建て玉がいつも小さいですから難しい。
でも小さく建てるから損もサッと切れるし、利食いは粘れるんだよね。
達人は大きく建てて行動ファイナンスの罠を逃れることが出来る人なんでしょう。


2)経済ニュースはアホらしくても見よう
ある程度相場を張っているとテレビ、新聞の経済解説がアホらしく感じるようになると思いますが、暇があったら聴いておきましょう。
案外次へのヒントはあるものです。
少なくてもマーケットのコンセンサスはこうだ、と解かります。
で、次はどうなる?
考えるのは変わるのか続くのか、変わるならどう変わるのか、です。

3)OCOで管理出来ない玉は建てない
玉なし最強って状況は確かにあるんです。
トレンドを掴まえて大きく儲けたと思った後、儲けを吐き出すのは玉に固執するからでしょう。
玉は儲けの種になるかもしれないけど、損の種かもしれない変動の要因です。
入る前からストップ決めるのはなんだか損を前提でやるようでやり難いものですが、戦争の極意は、戦い始める前に着地点を考えておくべし、です。


4)逆指値で自在に入れるのはプロの入り口
逆指しの取引に迷いがなくなったらそれなりに高いレベルだと思ってイイと思います。逆指しでも当れば誰でも利食い来ると思いますが、下手打って往復でやられたりすると逆指しは痛いし迷いが出るよね。
ストップも出来る。指値も指せる。一番難しいのは逆指しです。個人的には。


5)チャートもファンダも両方見る。投機はひたすら地道な稼業
一部の天才的な方を除いて投機はひたすら地道な稼業だと思います。
チャートかファンダメンタルかなんて議論は結局楽して儲けたいというサボリの言い訳ではないでしょうか。
凡人はひらすら両方を考えるべしです。
ファンダメンタルがチャートを作っているな、と思う場面あり、チャートがファンダメンタルの変化を示唆する場面だなって感じる時ありです。
結果どうするかはその時の自分の才覚しだいですね。
とことん投機は自己責任です。
だから責任取れる範囲でやろうと心掛けています。

まあこんなとこです。
以上のことは非常に個人的な覚え書きなので、参考にされて損しても責任負えませんので悪しからず。

ps
今、安室奈美恵のライブDVD(PLAY)観ているんだけど、うっとりです。
早く安室ちゃん並みに相場の海を踊りたいです(笑

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July 30, 2009

エヴァンゲリオン、テレビ版拾七、八、九話:テーマは暴力と少女のエロス

テレビ版の紹介記事です

四人目の適格者:少女のエロティシズム
この回の白眉は綾波レイの目の演技です。
部屋を掃除してくれたシンジ君に思わずお礼を言ってしまって動揺する心を自問する時、ベットの上で切れ長の瞳が右から左に揺れます。
それが絶妙の表現で、限りなくエロティックです。
Ays
瞳の動きだけで少女の戸惑いと芽生え始めた恋心を表現するんだから名女優だよね(笑、綾波レイはさ。


命の選択を:機械を血塗れに
ロボット対ロボット(正確にはロボットではないですがこの記事は何も知らない人向けなのでお許しを)の戦いにおいて如何に迫力、もっと的確に言えば暴力性を付与するにはどうするか?
という問いに見事な答えが出されています。


男の戦い:最強の表現の極北がここに
全てのアクションアニメにおいて主人公(今回はロボット)の最強を表現したい、というのは思うのは一番大きなテーマでしょう。
この回はストーリーの運び方が絶妙で、たったの20分強とは思えないほど内容は豊かです。
最強を表現するに辺り、まず前段階で敵の強さを桁違いの迫力で見せ。
一人目を全開で行かせて鎧袖一触でやられさせ。
二人目は自爆特攻行っても通用させず。
三人目でなんとかと思ったらやっぱりダメ。
どうなるんだろうと奈落に落としておいてから、凄まじい戦いとオチが付いてます。
この盛り上げてからの落としの落差が極北の境地です。
使途のデザインも顔からジャバラ状に伸びる触手の設定など、悪夢の秀逸な表現です。

ps:綾波レイ、早老化への反論
エヴァ権威筋にはレイが初号機にシンクロを拒否されたのは、クローン故の早老化とする意見がありますが私は組しません。
綾波が早老化していれば零号機にも乗れなくなるはずですし、初号機はダミープラグも拒否しました。
これは綾波に原因があるのではなく、覚醒間際にあった初号機が、もう自分の息子、碇シンジ以外を乗せたくなくなったという意志、目覚めの前兆だと思います。目覚めつつあった初号機は、もう自分の息子以外を抱くことを望まなくなったんです。多分。

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July 27, 2009

しゅごキャラ1 PEACH-PIT@ストレス対策に悪くないです

アニメでやっているしゅごキャラの原作コミックです。

オッサンがこんなの読んでいて良いのかと思うのですがイイでしょう。
可愛くも美しい絵は、ストレス対策に悪くないです。
昨日の日曜も仕事だったんですよ。
今日も仕事で、ツマラン面倒事もあるわけです。
もうホトホト疲れる・・・

それでもやらないわけにはいかない。
小林秀雄また読んでるんだけど感心するし、Sキングの小説もオモシロイけどさ。
ホラーや教養の中に癒しはないでしょ。
PCの前で諸事諸々を方付けている合間に広げるのは悪くないよ。
ていうかかなりイイデス。
普段漫画読みなれてないと、アニメと違ってモノクロなのが物足りないって感じるけど、絵は充分カワイイ。
なでしこがイイよね。
アニメで放映中のなぎひこもイイケドさ。
なでしこ、また出して欲しいと思いました。

しかしこんな漫画に疲れを癒してもらう日々が来るとは思わなかったよ。
疲れているオッサン方にもオススメします。
ピュアな二次元はイイですよ。

ps
あむちゃんはいつも髪の毛を上げてますが、ウチの娘も風呂上りなので上げているので、なんで、と聞いたら濡れて気持ち悪いのとニキビ対策だそうです
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俺はもう坊主歴長いから髪が濡れるって感覚忘れちまった。

1巻を読んだ限りでは、ストーリはほぼそのままです。
体型が少し子供っぽく描かれているかな・・・後、カラーじゃないのが残念。
アニメみたいに全編オールカラーでやってもらえれば綺麗なのにな。
それが無理ならキャラなりしたシーンだけでもさ。
特装版だと何が違うんだろうか?
今度はソッチ買ってみるかな。

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July 26, 2009

トミーノッカーズ上@S・キング ついにモダンホラーはキングを超える作家を出さずに終わるのか

最近寂しいのがホラー小説界の衰退ぶりです。
力のある新人、誰かいます?俺が知らないだけならイイんだけど・・・
夏なんでホラー、読みたいんですが、ロバート・エイクマンとか買ってしまった。

この本も随分前のモノですが、未読だったので読んでみました。
こうして過去の遺産を食い潰すしかないのは寂しいね・・・

小説の内容は空飛ぶ円盤を見つけて云々という話です。
アホ臭いでしょ。
読む気になります?
今どき「空飛ぶ円盤」ですよ。
エイリアンの宇宙船ならもう30年も前にギーガーにデザインさせたモノすらあるのに「空飛ぶ円盤」・・・その後の展開もそれ自体はよくあるパターンです。

まあキング自身この作品の中で書いてますが、今時、「空飛ぶ円盤」を小説の題材にします、と本気で言うのなら、作家に向いているとは思えません。
少しでも恥の気持ちがある編集者なら、文字通りの空飛ぶ円盤が出てくる作品は、命を張っても出版させないでしょう・・・一生言われそうだもんね。アイツは馬鹿だって。

でも読み出せばそこは圧倒的なキングワールドなんですね。
空飛ぶ円盤、馬鹿にするのは結構ですが、これ以上怖い、オモシロイ作品あるなら出してクダサイって言われるとそうはない。
目一杯アホ臭い材料を最高級の一品に仕立て上げ、上巻だけでハードカバー370pを一気に読ませるんだからこの人の筆力はどうなっているんでしょうか?
考えるとコッチの方が異常で怖いよ。

アホらしさも極まれりというかここに書く気も起きないようなガジェットも馬鹿馬鹿しいなあと思えばこそ、ふっと奈落に落とされるような恐怖が来る。
男の子の作ったマジックの装置は、永劫とか無限という繋がりからキング自身の短編「ジュウント」を思わせました。
サンタクロースが出てきた、心温まるシーンかな、と読んでいるとゾッとさせられる。

まだ上巻ですが、山場では思いもかけない大きな恐怖が用意されている。
結局、キングの凄さっていうのは如何様にも読者を引き回せる比類なき筆力だね。

「弘法、筆を選ばず」ならぬ、「S・キング、恐怖の材料選ばず」でしょうか。
「どんなに陳腐ことでもイイからお題を言ってごらん。怖がらせてあげるよ」って感じ。
大した作家の傑作です。
ノーベル文学賞上げてもイイよ。(本気で言ってます。現代社会、現代人の恐怖をこれだけ優れた表現力で結実させたんだから、名前を残してしかるべき)
続けて下巻を読みます。


ps
キャラクターの気持ちの書き方とか、比喩の使い方とか村上春樹に似ている、というか村上春樹がキングに似ている感じがしたんですがどうでしょう?
春樹はキングファンだったよね。
二人ともアメリカ文学が根底にあるってことで少し似てるでしょうか?

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July 24, 2009

81/2@フェリーニ  :人生は(色々大変だけど)祭りだ。共に楽しもう!

フェデリコ・フェリーニ畢生の1品であり、映画史上に燦然と輝く傑作とされてますが、難解です。

一応のストーリーはありますが、無秩序に交錯する現実と幻想、欲望と悪夢の展開は、いわゆるストーリーを見る映画じゃないと思います。

ただ画面の美しさは比類がなく、仄めかされる色々なオブセッションと囁かれる恐怖と啓示には強く惹きつけられます。
夜の闇の中に組み上げられた「何か」はすでに目的を喪失して強い表象としての存在を黒々と表します。
光と影の中で強い沈黙を強いられる映像は、どこかジュルジュオ・デ・キリコの絵画を思い起しました。


ps
ワルキューレが「地獄の黙示録」だけじゃないんだ、ってことを知っておくためにも観て置いてイイんじゃないでしょうか?
これだけ無茶苦茶やっても感心して観ていられる映像が撮れるのは、この人とデビッド・リンチくらい?
食事をしながら2日掛けてぶつ切りで観終えたんですが、こういう映画はうんと時間を取って何回も見たいですね。
出来れば映画鑑賞のサークルか何かに入って課題作品としてさ。
幾らでも解釈の仕様がありそうで、論じる快感が尽きない気がします。

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July 23, 2009

エヴァンゲリオン、テレビ版:第拾伍、拾六話:文化的遺産を巧く使う教養

エヴァンゲリオン、テレビ版の紹介記事です。

嘘と沈黙
次回の題名「死に至る病」は有名な哲学書がありますが、今回の「嘘と沈黙」も「嘘、そして沈黙」という有名なサイコホラー小説があります。
マニアなら、ははん、と思う処です。
こういう具合に過去の有名作品をさりげなく引いて来るというのも洒落た趣向だと思います。
今回特筆したいのは二つで、一つは「雑巾を絞る綾波レイ」の聖なる美しさです。
Rei011
クラスメイトがみんな騒いでいる掃除の時間に綾波レイだけは黙々と掃除をしています。
彼女にとっては生活のすべてが作務なのだ、ということが暗示されます。

「それが聞きたくて昼間から私を見ていたの」というのもイイですね。
私なら、「イヤ別に何が聞きたかったわけじゃないんだけど、神聖なる美しさに見とれていたんです」と言いたいとこですが、言えませんね。
むしろキモがられるから自重しようとでも思うかな・・・ケンスケに写真頼んでおくかなあ・・

もう一つは、シュルレアリストが描いていてもオカシクないほどのイマジネーションを見せる磔刑にされた白い巨人像です。
この時点ではアダムとして紹介されますが、突き刺さっている巨大な槍は「ロンギヌスの槍」です。
磔刑にされロンギヌスの槍が刺さっている、ということはこの不気味な巨人はキリストというとこになります・・・
ならばサードインパクトは最後の審判ということになるのか?
どっちにしろこのイメージはやはり相当見事です。
「福音書@エヴァンゲリオン」と名乗る題名に偽りなしです。


死にいたる病、そして
題名は、キルケゴールの著名な哲学書の題名と同じであり、ヨハネの福音書の言葉でもあります。
今回久々に使途と戦いますが、その戦いのほとんどは主人公の内面の葛藤と絶望の独白です。
カッコ良く戦ってカタルシスを味わうという少年アニメの原型はほとんど留めていません。
前回に続き綾波レイ=グレート・マザーという図式が、「そう、よかったわね」という一つのセリフを被せることで暗示されます。
ストーリーが進むに連れ謎は絡み合い深まって、血の匂いが濃厚になってきます。
非常に優れたストーリーです。

ps
このアニメの唯一の弱点はファッション、特にアスカのデート着ですね。
あれだけの美貌とスタイルを誇り、頭脳明晰、体技も抜群、レイと違って引き篭もりでもない、現世的なイケテル女の子を目指しているのに、ファッションが野暮過ぎる。
洋服だけはPEACH-PIT先生に描いてもらったほうが良かったね。
そしたらアスカ萌えの信者倍増、三倍増していたと思う。
確信犯なのかもしれないけど、ミサトのヘアスタイルもないわ・・・二人の魅力が随分損なわれていると思います。

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July 22, 2009

皆既日食、なんで女性はスポーツとか科学に興味ないの?+アンドレ・ベルト対策の対策

今日は皆既日食がありました。
プロミネンスが綺麗で、妻と娘はテレビを見て大興奮。
そこでふと、何でお日様は熱いのか?と聞いてみたら黙ってしまいました。

妻は文学関係はかなり本格的に読んでいる方ですし、私が投げ出した家庭菜園など器用に育てますし、部屋を漆喰で塗り替える、なんて大技まで駆使するんですが、なんで女性はこういう事に興味がないんでしょうか?

スポーツにも興味がない。
妻と二人の娘共々、私が幾らバルセロナの試合を見ていても関心を持たない。
なんであんなに美しいプレーが自分たちの脇にある大画面テレビに映り続けているのに観ないでいられるのか?
ほら美しいだろ、シャビからイニエスタに通ったパス、メッシがドリブル、アンリが相手を抜いて折り返すとシャビがスルーしてエトーがシュートだ、なんて幾ら説明してもダメ。

他の分野まで揃って関心が一致しないなら全く興味の対象が違うんだ、と思う処ですが、本とか映画とか音楽では結構合うこともあるんで、このスポーツへの絶対的な無関心ぶりに得心がいかない。
そういえば妹とオフクロもスポーツには関心がなかった。
なんで女性はスポーツ見ないの?
何か深い理由があるのだろうか?

そのスポーツ関連で最近関心を引いたのはファン・ウランゴの取ったアンドレ・ベルト対策です。
攻撃も防御も非常にクイックなチャンピオンにどう対抗するのかと思ったら、用意してあったのは絶対に休まないウィービングと高いガード、ドン引きの顎でした。
ウランゴは試合の間中、12R通して延々メトロノームのように身体を振り続ける。
でもなんで左右に動き続ける相手にベルトはアッパーを狙い続けたんだろう?
相手の頭はずっと左右に動いてるんだから、真下から打ち上げるアッパーなんてまず当らないじゃん。
左フックを上下に打ち分け、上打ってダッキングされたらダブルで下を打つ。
いきなり下打って上に返してそれからアッパーで良かったのでは・・・
12Rなんて逆にウランゴにボディ攻められているし。
あれベルトがやるもんじゃなかったの?

向こうがあんなに徹底しているのに、なんで戦略を変えなかったんだろ?
これも分らない。
やっぱり何か深い理由があったのかな?

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July 21, 2009

雨天炎天 村上春樹  @実体験版:ハードボイルド、ワンダーランドでした

ギリシャ国内にありながら正教会が自治するアトス山。
この本の前半は、そこを旅した村上さんの旅行記です。
アトス半島はギリシャ正教会の自治区で、あるのは幾つかの修道院のみ。
半島全体が修行の場なので、利便性とか快適さとかはまったく勘案されていない。
未開である、という概念自体が存在していない(そこは宗教本位主義であり、我々とは全く別個の価値観の世界、まさに)
果たしてそこを旅するとはいかなることなのか、ということですが、酷い目にあった時のユーモアには笑えますし、はっとするような情景描写も印象的です
例えばアトスへ渡る海の描写として
「違った次元の透き通り方であり青さなのだ・・・目も眩むような鮮やかな冷徹さがあり、豊穣があり、あらゆる観念的な規定を突き破る恐ろしいばかりの深みがある・・・それはもう海とも言えないような気がする。何かの儀式のようにさえ思える。気の遠くなるような時間と犠牲を経て徹底的に様式化され、美の核心へと突き進むあまり本来の意味あいさえ失った儀式・・・」

ギリシャ正教会の山の中の修道院は、一昨年メテオラに行ったので少しは知ってるつもりでしたが、これほどワンダーな場所があったとは思いもよりませんでした。
まあパック旅行で行ける場所じゃないから仕方が無いか・・・
でも本来の旅の醍醐味は困難の中にしかないよね。


後半はトルコ陸路の1周コースですが、こっちも負けず劣らずハードボイルドです。むしろ恐怖はコッチの方が激しい。
読めば出てくるエピソードの数々に相当驚くと思います。
トルコ国内の周辺、ソ連、イラク、シリア国境周辺を巡る旅と言えば多少のイメージは伝わるでしょうが、平和日本に住む人間の安直な想像力を遥かに超えた出来事に満ちています。

犬も子供も真剣に怖いよ。クージョとの比喩が出てきますが、まさしくSキング的迷宮に迷いこんだ感じ。
野犬狩りに対する欧米の動物愛護団体の抗議とか、どんな分野でも建て前で他人にモノを言うのは害しかないね。
終始トルコ人の親切さが言われますが、(事実その通りなんですが)治安と安全とは別の話。
そんな中をやれやれトホホホと行くのを読んでいる限りでは楽しいです(笑
読んでいる限りではね。
真似をしたいとは(出来るとも)思いませんが。
これまたトルコの旅@パック旅行では味わえないよな。
1泊350円のホテルに夜間閉じ込められる、なんて味わいたくもないけど・・まあ実行するのは無理でしょうから、読んで笑って驚いてください。

上質のユーモアと目を見張る叙情と奇想天外な出来事に驚く旅行記でした。
オモシロかったです。

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July 20, 2009

選挙カーでキャラなり碇くん&カードキャプター・レイ

碇くんが世襲候補だったらネタの続きとカードキャプター・レイの新ネタです

レイ「碇くん、ウグイス嬢の胸ばかり見ている」
Photo_2
シンジ「みっ、見てないよ」
Photo
レイ「嘘。碇くんがこの選挙カーに乗ってから36分13秒その間に視線が彼女のバストの上にあったのが11分58秒、これは偶然という範囲を逸脱した時間
あなたの嗜好が反映されている」
シンジ「長門・・・? 綾波、キャラ変わってるんじゃ」
レイ「なりたい自分にキャラチェンジしたの」
シンジ「キャラチェンジ?もう完全に番組違うよ」
レイ「大丈夫、放映しているのは同じ局」
シンジ「そうかなァ」
レイ「はい、これ碇くんのしゅご玉、碇くんのなりたい自分」
シンジ「ボクのなりたい自分って・・・青い髪の赤い瞳の女の子にだけ肉食系男子になるって書いてあるよ」
レイ「///ハジメテだから痛くしないで欲しいの」

カードキャプター・レイ
レイ「碇くん、クロウカードの気配がする」
シンジ「クロウカード?また番組違ってるんじゃ、今度は局も違うよ」
レイ「問題ないわ。すべてはゼーレのシナリオ通り」
シンジ「ゼーレ・・ってそんなことまでするの」
ケルベロス「レイ、これは肉食系男子のカードや」
レイ「ケロちゃん」
シンジ「いるの?ケロちゃん」
ケロちゃん「レイもここは覚悟を決めなあかんな」
レイ「仕方がないわ。///碇くん、初めてだから痛くしないで欲しいの」
シンジ「その前にカードを封印すればイイんじゃ」
レイ「分らないわ、多分私は三人・・・」

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July 19, 2009

踊る大捜査掛けならが、掃除と整理と買い物の休日で、キング読んで、らきすたDVD買って角川ハルヒを見た感想

世間は3連休、私もめずらしく2連休ですが、掃除と整理と買い物の一日です。買い物はドラッグストアでトレーニング用のアミノ飲料とか噛みまくっているキシリトールのガムとかだけどね。
後、男性用のリフレッシュジェルとかフェイスケア商品も買った(笑

以前は結構自分で買いに行っていたんですが、最近はますます不精になりみんな妻に頼んでいたんですが、たまに行くのも良いものです。
飲んだことのないホッピーも買ったよ。

それから部屋の整理をしています。
読み散らかした本とかDVDの整頓に、整理しようと思っていた資料。
埃の溜まった棚とかノートを片付けています。
昨日放映された踊る大捜査線を脇で掛けながらやっています。
何度観ても(聞くだけでも)良い映画ですよね。
多くの登場人物が出て来くる群像劇ですし、エピソードも沢山並行して走りますが、まったく混乱せず、俳優女優陣ともに魅力に溢れています。

今読んでいる本はキングの「トミーノッカーズ」
オモシロイです。
最近買ったのはセールをやっていた「らき☆すた」DVDの11巻とロバート・エイクマンの「奥の部屋」です。

ユーチューブの角川チャンネル、ハルヒのエンドレスエイトはどうなっちゃうんでしょう。
不味いのは「ご愁傷さま、二ノ宮くん」を見た処結構オモシロイと感じてしまったことです。
これは完全に萌えアニメですよね。
こういうのを萌えアニメって言うんですね。やっと分りました。
エヴァにしゅごキャラ、さくらと来てマクロスFからコッチに行くのだろうか?
二ノ宮くんに行ったらまた記事を書きましょう。

360スパイダーも昨日の夕暮れ時に少し乗りました。
少し心配だった幌はちゃんと動きました(笑
ホントに壊れないよね。

これからウエイトとバイクのトレーニングをして入浴です。
以前は当たり前だと思っていたウエイトですが、怪我をしてから出来るだけでもありがたいんだなって感謝しながらやることにしています。

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July 18, 2009

エヴァンゲリオンテレビ版:12話-14話@零号機のコアはチビレイだと思う

知らない人にエヴァンゲリオン、テレビ版を紹介する記事です。

拾弐話:奇跡の価値は
この回も3人が力を合わせて戦って使徒に勝つ話です。
何事にせよみんなで力を合わせて勝ち取るっては気分の良いものですが、そんな話も今回で終わりです。
この辺りからエヴァは次第に内省と抑鬱と狂気の色合いが濃くなってきます。

明るいエピソードの終わりに特筆すべきことは、ミサトのステーキ奢り発言に対するシンジ君の「うわーい」の声で、虚しさと労わりと義務感が滲む素晴らしい演技です。
日本の声優のレベルは半端じゃありません。
後に製品化された綾波の「ニンニクラーメンチャーシュー抜き」も声優さんのアドリブでした・・・ラーメンは割高だったけど。


拾参話:使徒、侵入
コンピューターウイルス状の使徒がネルフのスーパーコンピューターMAGIを侵食する話です。
MAGIという名前は「マタイの福音書」にある東方3博士から取られています。
設計した赤木博士の母親ナオコのパーソナリティが科学者、母親、女として3分割されて移植されているという設定ですが、今回、ギリギリで自らを守ったのは「女」としての部分でした。振り返ればこれが終盤への伏線となっています。
それにしても女としての母親が乗り移ったスーパーコンってのは凄いよね。
あんまり使いたくないかも・・・


拾四話:ゼーレ魂の座
前半は延々今までの話の総集編をゼーレの説明に使っています。
エヴァは手抜きというかこういう造りは多いです。

個人的に注目しているのは後半で、零号機のコア問題について私見があります。
エヴァンゲリオンは各々その母親の魂が内包されているという設定です。
初号機はシンジ君の母親ユイさん。
(初号機は角が生えていて容貌は鬼そのものです。鬼が我が子を胎内に抱いて戦っているんだから、危なくなればそりゃ強いわな・・・)
弐号機はアスカの狂死した母親キョウコ・ツェッペリン

では零号機の母親は?というと綾波はクローンなので母親はいません。
零号機にはコアがない説が語られる所以ですが、この回で機体交換からシンジ君が乗ると幼くして絞殺された一人目の綾波レイが出てきます。
そして狂う。(頭突きを繰り返すシーンは鬼気迫るよね)
零号機はよく暴走しますが、魂が5、6歳の幼女だったら仕方ないかな、とも思いませんか?
私は零号機のコアはチビレイだと思います。
零号機は幼くして絞殺されたもう一人の自分に乗って戦う少女の戦闘機体なんじゃないでしょうか?
魂分割不能説がありますが、分割されたが故に零号機のシンクロは弱く、綾波レイには感情がなかった、という回答でどうでしょう。

まあフィクションへの考察なので若干の矛盾は大目に見てください。

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July 16, 2009

エヴァンゲリオン@テレビ版:第九、拾、拾壱話:少女漫画の逆相貌を見せるエヴァ

エヴァンゲリオンのテレビ版を知らない人に紹介する記事です。
この中盤は陰鬱で異様な物語であるエヴァンゲリオン・シリーズの中では肩の力の抜けた気楽に楽しめるエピソードが続きます。

第九話:瞬間心重ねて
シンジとアスカが使途殲滅の為、同じような格好で一緒にゲームをやったりリズムを取ったりして心を重ねようとする回です。
音楽に乗って踊るような戦いは選ばれし者の快楽がありますね。

ちなみに私の好きなシーンはレイちゃんが本を読みふけるとこです。
読んでいる本は英語の原書で分子生物学の本です。
知性的で落ち着いた女の子ってイイよね。

第拾話:マグマダイバー
マグマの中の使徒を捕まえに行く話です。
キャラクターの関係がはっきりしてきて、あくまでクールに距離を置くレイちゃん、攻撃的でテンションの高いアスカ、二人の間であたふたするシンジ君という構図です。
3人はプールに行きますが、シンジ君はアスカに「つまんないオトコ」と言われてしまいます。
レイちゃんはいつも静かで非活動的ですが水中を綺麗に潜水して泳ぎます。(そうか水の中は慣れてんだ)
プールから出た後もクール・ビューティ。
アスカはシンジに何の間のと言ってますが、自分が何かをやる時はイチイチ声を掛けていてます。
温泉シーンなどから考えても、この時期やっぱりシンジ君のラブコメの相手はアスカだったんだね。
そしてアスカは知らず知らずのうちに加治さんという大人へ憧れ(イメージ)から、等身大の現実の恋の相手を求め始めている。
この時すでにレイ=グレート・マザー。シンジ&アスカ=新世代のアダムとイブが暗示されていたんだ。

第拾壱話:静止した闇の中で
陰謀により停電させられたネルフ本部へ使途が迫ります。
この回も3人仲良くマッタリペースで、後半はなんとあのゲンドウまでがイイ人になってます。
この当りでエヴァは狂気と内省の顔を隠し、お気楽極楽の子供向けアニメに仮想しています。でもそれはとても楽しいストーリーです。
間違ったドアを開けてしまい慌てて全力で閉めるアスカはキュートです。

綾波レイは異常時でも冷静そのものです。
まったく慌てず騒がずやるべきことを淡々とこなすのは真の知性の顕現です。
慌てて後を追うのが14歳大学卒のアスカで、ボヤボヤして怒鳴られているのがシンジ君です。

この3回で注目したいのは、エヴァのキャラクターたちが少女漫画の陰画になっていることです。
優秀で運動神経も良い二人の女子(後に文武両道のミサトも含めれば3人)に追いかけられる平凡な(でもイザという時には強い)男の子というのは、女子向け漫画によくあったイケメン秀才、スポーツマンに何故か恋をされるとりえのない「平凡な女の子」の逆構図になっているのですね。
構図は逆転し、後に隆盛を誇ることになる萌えの萌芽が見て取れます。

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July 15, 2009

戦艦大和  吉田満@日本を引っ張る全ての人に

片道だけの燃料を積み、沖縄の海に特攻出撃した戦艦大和の乗務員だった吉田満さんの体験手記で、戦記文学の傑作とされる1冊です。

文語体の文章は格調が高く、読んでいるうちに目の当たりに浮かんでくる壮大な滅亡の詩はまさに「昭和の平家物語」ですね。

死を目前に控えた極限状態において、人は何を考え思うのか?
短い本文ですが、そのすべてのエピソードに心が揺さぶられます。
血肉を四辺に飛び散らせる状況下で、合理性に満ちた米軍の攻撃に感銘を受ける心情など、冷静な感慨は意外でしたが、人間案外こんなものなのかもしれません。
この辺の説得力も実体験だからこそでしょう。

吉田満の「戦艦大和」は、本になっているのが角川文庫版と講談社文芸文庫の2種類ありますが、カタカナ混じりの講談社版が原文であり、より直裁な情緒に勝るものの、ひらがなで読める角川版の方が読みやすいとは思います。
最初に角川版で読み、再読するときは講談社版でも良いかもしれません。
なんで二冊も買うんだというと、本編は「戦艦大和ノ最後」として一緒なのですが、解説者や跋文が異なっており(両方とも凄いメンバー)両方読む価値があるのです。
さらに角川版には吉田さんがその後に書き残した散文が収録されていますが、これも読んでおくモノです。

文学「戦艦大和の最後」は一読、圧倒されてしまうのですね。
戦争ってのは凄いことだ、と、その後はなんだか言葉が出なくなる。
その気持ちが後のエッセイを読むことで整理されます。

曰く
徴兵拒否とか非協力など言うだけなら言えても実際に出来ることではない。
戦争からの逃避は必ずしも平和への熱意と密接に結びついている保障はない。
正面から立ち向かうこともよしとしないような根性から、平和推進という難事は遂行できまい。
では徹底した反戦はどこから来るのか?
それは戦争憎悪を基本にすることから始まるが、まず政治への無関心を排除し、人間性の尊重、真実のあくなき追究、相互信頼と協力、進歩への意欲を我々自身の血肉とすることから開かれるのである。
・・・しかり、としか言えません。

素晴らしい1冊です。
特に日本の将来を担う全ての人たちに読んでもらいたいですね。

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July 14, 2009

WBCフェザー、バンタムTM 長谷川、神域のヘッドスリップで4連続KO防衛 粟生は残念

粟生vsロハス
世界ランク1位のエリオ・ロハスはいかにも南米の育ちのエリート選手。
柔軟なボディ・ワークと抜群の眼、良く伸びる右ストレート、大外から回ってくる左フックも怖いです。
試合は粟生の善戦むなしくアマ経験225勝のロハスにいなされてしまいました。
判定は差がつき過ぎだと思う。
外人にとって日本は世界1戦い易いアウェーだね。

粟生はともかくお疲れ様。
残念でしたが立派な態度でした。
でも少し正直過ぎましたよね。
また復活待っています。


長谷川穂積vsロチャ:なんだかもう敵がいない
長谷川とリナレスの試合は非常に安心。
今回も1RKOでした。
パンチを語る前に息を呑んだのが、相手のジャブをかわすヘッドスリップが神域。
拳一つ分しか動かさない・・・
こんな選手世界にもいない。
KOは左ストレートでガード割って右フックが必殺。
ダウンから立ち上がった後は猛速のラッシュ。

ジャブで常に距離を測ってるんだな。
常時ジャブで距離を測れるのは眼が完璧だからだ。
戦いは常に無駄なく美しく、でした。

長谷川のお母さんの話には泣ける。
お母さんはこんな息子だと嬉しいだろうな。

ps
ダルチニヤンが挑戦したいそうですが、ノンタイトル、Sバンタム契約の1マッチならやってイイと思います。ウエイト減らすんなら受けない。
ラスベガスでどうでしょう。
世界に名を売るチャンスだと思う。
今の長谷川なら楽勝。
でもこの試合みたら嫌がるかな・・・

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July 13, 2009

UFCウエルター、ヘビーTM&K-1ワールドMAXQF、魔裟斗、川尻、KID

【ウエルターTM】野生を抑え込め! GSP,幻術師のテイクダウン!
UFCウエルター級のTMは、ジョルジュ・サンピエールが野生の爆発力を持つチアゴ・アウヴェスをテイクダウンのラッシュで完封しました。
GSPはあらゆるタイミングで入っては、豪快に投げ飛ばします。
嵐のようなテイクダウンのラッシュは見所満載。
なんだかテイクダウン図解辞典を見せられているようだった。
高さも半端じゃなかった。
なんであんなに高く投げられるんだろう?
倒してからパンチへの移行も隙がなく、チアゴ・アウヴェスの顔は見る見る腫れてくる。強かったです。

【ヘビー級TM】  レスナー、一人抜け、次はどうする?
UFCヘビー級は好漢フランク・ミアと筋肉monsterブロック・レスナーの戦いでしたが、パワーに加えてスピードも抜群なレスナーに、ミアは良いところなく敗れてしまいました。
筋肉お化けみたいなレスナーですがスピードも凄い。
あの身体を軽快に弾ませてファイトするスタイルは現実派離れした光景です。
頭もイイ、これは怪物ですね。
UFC、これでヘビーはレスナー一人抜けているようですが、今後はどうするんでしょう。
ダナ・ホワイトは縛りを設けずヒョードル戦、やらせるべきでしょう。


【魔裟斗vsクラッシャー川尻】
クラッシャー、今後は魔裟斗です。
打撃は当て勘!と思っているので川尻、案外イケル気もしていました。
試合は魔裟斗、ガードを固めて蹴りで入る。磐石の絶対負けない戦い方です。
1R,魔裟斗右ストレートでダウンを奪いますが、比べてみれば連打の速度差、正確性、レベルが違ってました。
川尻に勝機があるならリーチを生かした1発だと思ってましたが、パンチではなおさら魔裟斗のスピードに付いていけません。
2RKO決着、プライドを守る魔裟斗見事な勝利です。

【KIDの今後は?】
DREAM.9の負けが大きいKIDですが、4年ぶりのK1リング復帰です。
KID,前回、ひざを壊した影響なのかパンチの威力がなかったように思いました。
打ち合いだけのK1でそれを見たい処ですが、1分20秒のKO負けでした。
右のアッパーから左のフックで倒されましたが、その前にKIDの右が当っていたんですよね。でも効いてなかった。
やっぱり膝なんでしょうか?
強盗に膝を撃たれたムニョスも復活したから倣って欲しいな・・・


ps
佐々木希って最初は違和感あったんですが、見ている時の顔が怯えつつ必死で心配している感じがイイですね。
バカみたいに騒がないし、メインキャスター、合っていると思います。

MAXのQFも熱戦でした。
二日続けて格闘技見ちゃった。
これで明日は長谷川だ。
なんでこうやる時は集中するんだろう・・・

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July 12, 2009

エヴァンゲリオン@テレビ版 第六話、七話、八話/ミサトはかなり優れた指揮官

エヴァンゲリオンを知らない人にテレビ版を紹介記事です。

第六話
ヤシマ作戦と呼称される物語最初の大きな山場となります。
ヤシマ作戦は相手のコア一点を貫くという作戦ですが、これを平家物語の那須与一の扇の的を射抜く作戦に被せている訳です。
このアニメは序、破、急(Q)とか初号機、弐号機などの数え方など旧来の日本文化を強く意識しています。
またラスト、人(シンジ)が自らの犠牲を厭わない使徒(綾波)に感情を教えていくシーンは福音(エヴァンゲリオン:ギリシャ語)書として最大の見所の一つです。


第七話
エヴェンゲリオンでない人型兵器が紹介されます。
通産省、防衛庁主導の計画で日本最大の重化学工業製という事になっていますが、この回のテーマは、作るだけ作ると現実に対応しない役人体質の無責任さと、臨機応変に危機に立ち向かう存在の勇気です。

発表は盛大なパーティで行われるけど、暴走して危険が生じても「あり得ない」と現実を認めない。
火急の事態でも電話を受けた上級者は「大事な事は書面で上げろ」とゴルフに夢中です。
日本人は幾多の公共事業、薬害などで同じ光景を見て来ました。
危ない状況、被害にあった人は放っておいて見るのは自分たちの「形式」と「面子」だけ。
人気のない回ですが、そんな暗喩として見れば見られるでしょう。
そしてすべては強かな誰かの手の平の上で翻弄されるのみ。
この辺は日本の外交交渉を思わせます。
改めて観るとミサトは勇気があり、かなり優秀な指揮官なのがはっきりします。

第八話
アスカというもう一人のヒロインが登場する回です。
暗めのシンジ君や綾波レイと違い、彼女は実に活発にエヴァを操縦し、跳び回るような動きが見せ場となります。
でもこの見せ場ということでは新劇場版のマトリエル戦の方が素晴らしい。
コッチはまさに宙を舞ってますから。
加治さんという男性キャラクターも登場し、後の伏線となるエピソードも紹介されます。アスカの赤いラグスーツを着たシンジ君は可愛らしく、ちょっと女の子みたいなキャラというのがはっきりします。

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July 11, 2009

エヴァキャラが衆院の世襲候補だったら@2ch/こんなのも規制掛かるのかな

もしエヴァンゲリオンのキャラが衆院選挙の世襲候補だったらというスレッドがあったので書いてみました。(少し書き換え、追加ありです)
ねらーの反応はありませんが・・・

シンジ「もう立候補するの嫌だよ」
レイ「2週間後に届出よ」
シンジ「綾波は立候補する厳しさを知らないんだ。みんなの前でタスキなんて掛けて、思ってもいないこと言う苦しみ・・・」
レイ「じゃ、寝てたら、立候補は私がする。届出用紙の書き換えなんてすぐだもの」
シンジ「綾波はなんで立候補するの」
レイ「絆だから」
シンジ「父さんとの」
レイ「地盤、看板、カバン、との」
シンジ「強いんだな、綾波は」
レイ「あなたは落ちないわ。私が入れるもの」
シンジ「・・・綾波が入れるんじゃなくて、僕が入れたいな」
レイ「何をいうのよ!(赤・・」
Aka
シンジ「違うよ、票を入れるってことだよ」
レイ「そうやって楽な方ばかり選んできたのね(怒!」
シンジ「・・・そうかなあ・・・入れる方が大変だよ」
レイ「何をいうのよ!(赤・・・入れられる方も大変なのよ・・・特に初めてだと」
シンジ「・・・初選挙戦のことだよね」

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July 10, 2009

寅さんは何を愛したのか?@二次元キャラは家庭生活の夢をみるか? 二回目

最も日本人に愛された映画、「男はつらいよ」
主人公の寅さんは、多くの恋をしますがいずれも実りません。
中には女性に思われることもありますが、逃げ出します
では寅さんにとって幾多の恋はまったく無駄なものだったのでしょうか?

最近流行りの実績主義だったら無駄だったということになるんでしょうが、寅さんは恋をしている間、非常に幸せそうでした。
もし寅さんに恋なかりせんば、とても寂しい人生だったと思います。
寅さんは実態としての恋でなく、ロマン、感性と想像の世界に喜びを見出していたのです。

話が飛ぶようですが、近代になり最も大きな社会変化の一つに女性の社会進出があります。
女性たちは牛や馬より少しマシな地位から(あるいはバルコニーで語らう姫君から)現実の世界へやって来ました。

お伽噺の王子様が恋する姫君は、大切にされる一方で厳しい現実から隔離された存在でしたが、今の女性たちは男性と伍して現実と戦っています。
それはそれで素晴らしいことです。
でもあまりに身近になりすぎて神秘性は失った。

何も女性の社会進出が悪いことだと言っているのではないですよ。
私はしっかりと勉強し働く女性が好きです。
ホントです。上記、大事な事なので二度読んでください。

女性の地位向上は素晴らしい文句のつけようのない、人類が明日を切り開く上で絶対になくてはならない変化ですが、どんな良いことにも裏側はあるのです。
女性が対等の「現実の世界」に入って来たことにより男性は夢を持ちがたくなった。
特に日本ではバブル期頃からいささか女性優遇のきらいが行き過ぎた。
我ままになり過ぎた一部の女性たちに、男性が幾ばくかの失望を味わったのは確かです。

でも恋をしたいという願望は残った。
寅さんと同じ肉欲を伴わない純潔な恋です。(肉欲はAVで使います。肉欲と恋は別物です)
純粋な汚れなき者を愛でたいという気持ちです。
そんな男性たちのうちの誰かが最初に思ったのです。
木之本さくらは可愛いな、と。
それがたまたまインターネットの時代と重なり、そう思っているのは自分だけではないと分かった。

かつてキプロスの王、ピュグマリオンは傑出した出来の彫刻像に恋をしました。
その時代では鑑賞に耐える偶像は王にしか手に入らなかった。
それが工業化された世界では誰にでも手に出来るようになった。
彼女たちは音声をともないストーリーの中で動く。
優れた著者により考え抜かれた抜群のストーリーです。
恋をする時、その半分はキャラクターに付随するストーリーにするものです。
リアル世界での有名人がモテルのは、そのストーリーがあるからです。

私は現代の二次元萌えは、想像力の余地が乏しくなった現実の世界に対するエネルギーの放出だと思う。

おそらく二次元萌えの人の感性は鋭敏で豊かです。
でなければただの絵に惹かれることはないでしょう。

だからどうか女性たちのみなさん。
ヲタクをキモイと言わないように(笑
彼らは想像上の姫君に恋する現代の騎士なのです(←イヤ、ホントだから)

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July 08, 2009

1Q84 BOOK1<4月-6月> 村上春樹 @文学と娯楽の高度な結晶と思う

どんな趣味であれ長年熱心にやっていると根拠のない自惚れが出て来て、自分はその辺の一見さんとは違う、と思い始める。
本の場合なら、いわゆる「邪悪な読者」になるわけです。
そうなるとまずベストセラーの類は読まない。
読むことが趣味になると、次から次へと読みたい本が出て来て現世とは隔絶しがちなのです。(ベストセラー作品に惹かれることもあまりないしね)
今回も売れているうちは読むまいと思っていたんですけど、スタニスワフ・レムの「虚数」が何となく読み難い代物だったので読むことになりました。

この小説の優れた点は
1)文章が心地良い
読んでいる間、ともかく文章の肌触りが良い。
とてつもなく高級なホテルのベットに敷かれたシーツのような肌触り。
ポエティックな余韻を残す比喩も冴えています。
例えば
「いったん黙り込むと、月の裏側にある岩みたいにいつまでも黙っている」とか
「不吉な予言を準備しながらほくそ笑んでいる、年期を経た魔法使いとしか見えない」など。
読んだ瞬間に月の裏側にある岩や、年古た魔法使いのイメージが鮮やかに浮かび魅了されます。
「月は黙して語らない。あくまで冷ややかに、的確に、重い過去を抱え込んでいるだけだ。そこには空気もなく、風もない。真空は記憶を無傷で保存するのに適している。誰にもそんな月の心をほぐすことはできない」
・・・中々の詩情と思うのですがどうでしょう?

2)出てくるキャラクターが魅力的
女性の主人公と男性の主人公が共に魅力がある。
ナイーブな心情とリスクを負って戦う覚悟をもった潔さがあり私の好みです。
脇役も光っている。
ハードボイルドなボディガードに富豪の御婆さん。コンビになる女性もイイし、ファナティックな編集者も良い。美少女のキャラクターも魅力的(綾波レイというより長門有希に似ている)

3)魅惑的な謎と驚きに満ちたストーリー
仄めかされた謎の見せ方が非常に巧みだと思いました。
月の描写、リトル・ピープルなどあんな姿で登場するとは思いませんでした。
優れたフィクションの要件の一つは常に鑑賞者の思惑の上を行く、ということだと思いますが、この小説は実現しています。
犬の最後も驚かされました。

ストーリーの作り方も、リアルからファンタジックな場面へのジャンプが不意に思わぬ処で来るので、読者は何度も陥穽に落とされる快感がありますね。


私にとっての村上春樹は長編作家としてより翻訳者、エッセイストとしてお気に入りだったのですが、今回の作品はその評価を変えるものとなりました。
なんだか今まで言いたかったことがすごく巧く書けている作品に思います。
次刊移行、ちりばめられた謎の着地点が楽しみです。

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July 07, 2009

さらば、ホンダF1 川喜田研@かなりショックなレポート&自戒にもなります

惨憺たる結果に終わったホンダF1プロジェクトに、自ら従軍記者として密着し記録した川喜田さんの10年に渡る総括レポートです。

読み終えて正直、かなりショックでした。

私のように若い時からホンダのスポーツバイクに痺れ、エンジンに痺れていると、世界で一番優れたエンジンメーカーはホンダである、と思い始める。
実際、欧州の赫々たるブランドメーカーを向うに回して勝ちまくった第二期ホンダF1は誇らしかったです。
あの当時はレースが始まる前には毎回毎回楽しみにテレビを付けていました。
そして喝采を上げていた。
今回もそうなるだろうと思っていたんですが勝てない。
最初は仕方がないと思っていた。
ベンツだって、フェラーリだって必死にやっているんだしね。
でも数年勝てないとおかしいと思い始めた。
また意地悪されているのかな、と思うもののそれらしい様子はない。
それが川喜田さんの筆により現実が明かされるにつれ、惨状が目の当たりになり、これじゃ勝てないよなあ・・・と解かります。
最後は冷酷な真実が突きつけられて読むのがちょっとキツかったよ。

でも読むうちにガッカリしていても仕方が無いと思い始めるのが、ライター川喜田研さんの優れた点です。
ホンダが勝てなかったのは、「勝利に向けての明確なビジョンと具体的な計画の欠如、プロセスがなかった」とあります。
ではそれが自分にあるのか?と自問すると怪しいものです。
毎日働いて疲れるといつの間にかルーティン作業だけになっている。
それは甘えじゃないのか?ということです。

勝つ為には、シビアな現実を直視して自分たちの立ち位置を正しく把握すること。そこから前に向けて「やるべきことをやる」という姿勢を行動で示すこと、とあります。
ファインティングポーズを取り続けることが必要であり、それが出来ないなら勝てる訳がないってことが強く胸に迫ります。
ホンダには失望した。
でも自分には失望したくないので、今後心掛けます。

ホンダF1プロジェクトの抱えていた問題を時系列で知ることが出来ると同時に、優れたレポート故の普遍性があり自戒にもなりました。
良い本です。

ps
一昨日フェラーリから展示イベントお誘いの手紙が来て、今日ホンダからエコカーオススメの葉書きが来ました。
あの第二期F1当時の328よりNSXは絶対に優れていたと思う。(スタイル以外)
でも今、ホンダにスポーツカーはない。
ホンダは自社のスポーツカーを愛していたユーザーも裏切っているよね。

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July 06, 2009

09ウィンブルトン・男子final R・フェデラー、未踏の領域へ

昨日の日曜は10時から始まるこの試合観戦モードで一日の予定を進めていましたが、開始間際に野暮用を片付け始めたら終わらなくなってしまい、しばらく音声抜きで、ながら見観戦になってしましました。

相手がナダルなら敬意を持って観戦したのですが、ロディックだもんね。
悪いけどロディックは大嫌い。(ファンのみなさんゴメンなさい)
理由はお察しの通り錦織君との一件ですね。
アレはデカイ男の醜い行為だったと思います。
心の広い優しい人は、アレも試練、修行の一部と解釈なさるのでしょうが、嫌いなモノは嫌い。
ああいうことをね、スポーツの厳しい面と捉える考え自体が嫌い。
これを持って心の狭い人間と思う方はどうぞご勝手に。
スポーツマンやアーティストに人格は問わないというのが基本ですが、私の逆鱗に触れることだったので徹底アンチとさせて頂きます。

試合はフェデラー第1セットを落とします。
少し心配になりましたがコッチは用事が終わらない。
とってあったはずの書類がない。来年やる予定の用事だったからさ。
随分と前倒しってことで、探す探す・・・
それでも第2セットのタイブレで2-6となった時は厳しいな、と思いました。
それからフェデラーが取り返すと、デカイ体躯がオタオタとコートを間違える。
強気はどうしたマッスルスター。
メンタルはその程度か。

それにしても昨日最終セット、5-5で寝たのは正解でした。
やっぱり仕事場での体調優先だからさ。
信じていたってのもあるけど、まさか30ゲームやるとは思わなかった。
それにしてもフェデラーの最終セットはなんなんだろうか?
黙々とゲームを進めまったく揺るぐことがないメンタルの強さ、技術の確かさは、もやは木鶏の如し。
77ゲーム、4時間18分。50本のエースの終局。
最終セットだけで1時間半強でした。

これでグランドスラム15勝は歴代1位、未踏の領域を一人旅となります。
全米も期待してます。
ナダル復活も祈ってます。
決勝はやっぱりナダルvsフェデラーが観たい。

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July 04, 2009

イメージを読む   若桑みどり@美術史の喜びが堪能出来る1冊!

美術史は関心のない人だと随分マイナーな分野だろう思うかもしれませんが、かじるだけでも学んでみれば、これほどオモシロイ勉強があるのかと驚きます。

特にこの本は素人向けでも程度は下げられておらず、基礎理論や最先端の解釈が織り込まれて「知る喜び」に溢れた1冊です。

人にはその歴史をスタートさせてから延々と言語では表現不能なことをイメージで伝えてきた歴史があります。
美術史においてそのイメージの歴史を学ぶことは、人類の歴史をトータルで理解出来るということでしょう。
芸術は感性の文化ですが、より深く理解するには知性も必要なんですね。

取り上げられる画家は、ミケランジェロ、ダ・ヴィンチ、デューラー、ジョルジョーネです。

以下基本的な教養に属することの覚え書きです。
でもこの本の本当のオモシロさは以下の覚え書きより、若桑さんがそれぞれの絵を読み解いて行く過程にありますのでお忘れなく。

ルネッサンスの終焉は1502年、ラッファエッロの死んだ年
バロックの終わりはルイ14世が死んだ時、1715年

ギリシャの芸術様式から学ぶ芸術表現の発展段階の定義
プリミティブ:技術的に未熟で、形式的にも自己固有のものを特定出来ない段階
クラシック:時代が変わってもゆるがない価値をもった完璧な様式
バロック:技巧が爛熟し、形式が過剰になる
マニエリズム:形式が整備しつくされてワンパターン化してくる

時代がある様式を要求し生み出すが、それが時代精神をうまく表現しなくなったときには、それは死ぬ

封建的で固定されたカソリックの形而上学が行き詰まった時、近代を切り開く発想の転換になったのが神秘哲学です。
その魔術師の祖がヘルメス・トリスメギストス(三重に偉大なヘルメス)というヘレニズムの神で、彼を著者に擬した文書をヘルメス文書といいます。

神秘哲学はアリストテレスなどのギリシャ哲学に淵源を持ち、錬金術などとして発展しましたが、カソリックにより弾圧され、近代科学からは蔑視され忘れ去られた学問となりました。
ただ魔術は不自由な運命に抗して積極的に戦いよりよく生きるための知恵でもあったのです。
大切なことは現代の目で過去を切ってはならないということです。
科学的真理がそれを否定したとしても、その価値を減らしたわけではありません。
歴史とは過去を正しく理解することで、現在の価値の基準で裁くことではありません。
過去の誤謬のなかに現在の真理の卵があります。

スゴクオモシロイ本でした。

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July 03, 2009

ヱヴァンゲリオン新劇場版:序@暗い狂気が作品に深い価値を与えた

観ていない人向けの紹介記事、今日は新劇場版:序という映画です。
エヴァンゲリオンは病的なアニメだと聞いたことがないでしょうか?

芸術の効用の一つに日常生活とは逸脱した深い内省があります。
テレビ版の紹介に、このアニメの主人公とヒロインが暗い側面を持つことを書きましたが、驚くべきことにこのアニメに出てくるほとんど全てのキャラクターはどこかおかしい人ばかりです。
さらにいえばエヴァンゲリオン自体も苦戦をすると暴走という状態になり、傍から見ると、発狂して暴れているだけにしか見えない。

でもこの狂気を見つめること。表現することがこのアニメに文学的側面を与えました。
ドストエフスキー、川端、カフカ、三島、カミュ、谷崎、戯曲ならシェイクスピア、さらに遡ればアイスキュロスやソポクレスまで。
どの作家の作品でも明るく闊達な人間が平穏無事な生活を送るという話はありません。
大概は暗い。そして異常な事件に関わっていく。
病的だから悪いのではなく、日常的には病的と思われるような感性を、磨き込まれたセリフと類のないキャラクターから表現しきったからこそこのアニメには深い価値が生まれたのです。

影のない主人公が悩むことなく戦いに明け暮れる。
単純に楽しむだけと割り切るならそれも一法でしょう。
でも表現の可能性に挑み続けた日本アニメはここまできたんです。

内容もギリシャ悲劇もかくやという父と息子の葛藤。
孤独な魂の成長。
自らの犠牲も厭わない精神の高潔さには感動せずにはいられません。

それらが印象的な音楽と、時に奇怪とも言える独創的な美しい映像の中で展開されます。
この作品は芸術です。

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July 02, 2009

エヴァンゲリオンテレビ版:第四話、伍話@シンジ君にはあむちゃんが必要

エヴァンゲリオンを知らない人のために書いていくストーリー紹介です。
第四話
主人公の少年が戦闘用のロボット(汎用ヒト型決戦兵器)に乗るの嫌さにいきなり家出。
暗い話です。でもまだ第四話・・・ろくに戦ってないんですけど・・・

シンジ君は電車に乗っている時もバス停で待っている時も、頭の下がり具合が半端じゃない。これだけよくうつむけるなって感じ。
景色を眺めればビル郡は真っ赤に変色していて、もうメンタルが本格的にヤバイ。
延々と写される前半部ではとうとう一言もセリフをしゃべらない。
ネガティブ・ハートな場面ばっかりで、ヒーロー物らしい勇ましい展開はまったくなし。逆に言うとこれで話が繋げるんだから大した物です。

最後はやっと戻ることになるんですが、ネルフは日奈森あむちゃんを連れて来るべきでしたよね。
あむちゃんに説教されれば1発だった!と思う。
Syugo0201
Ec3bc236
個人的にはしゅごキャラのいるエヴァンゲリオンってのやって欲しい。
テレビシリーズも続編頼みますよ。


第伍話
汎用ヒト型決戦兵器(エヴァンゲリオン)がやっと動いた!と思ったら、苦しみだした後、いきなり暴走。
味方の司令室をぶっ叩き始めます。
この時点で観る方はどんな話なんだよって感じ始めると思います。

ヒロインの女の子の部屋に行くことになるので楽しみにしていると、着いたのは廃墟のアパート・・・ボロボロのドアを開けると電気もついてなくて、暗い部屋には血塗れの包帯が散乱していて陰惨そのもの。
あげくに女の子(綾波レイ)が裸で出てきたかと思うと、掴みかかってくる。

年頃の女の子が裸を見られたら普通、悲鳴を上げるものです。
何故彼女が悲鳴を上げないか、というと、自分に価値を認めていなからです。
自分に価値を認めてないから、貞操の危機も気にならない。
汚い暗い部屋に住んでいるのが当たり前。

通常のヒーロー(ヒロイン)は周囲よりポジティブな存在なんですね。
周囲がネガティブになり自分たちの価値を認められなくなった場所に登場し、価値をもたらし、見出させるのがヒーロー(ヒロイン)の役目。
普通の物語はそのような前提で進行します。
このアニメは真逆ともいえるヒーロー(ヒロイン)像を成立させたからこそ、一種、宗教的な支持を得た。
考えると我々は普通自分に自信のないネガティブな存在だもんね。

最後はやっとエヴァンゲリオンに乗ってシンジ君、戦闘開始って思うと出た途端に敵の光線で焼かれてしまい、またまた苦悶と悲鳴の終劇・・・

ま、そういう話です。
でもハマルとこの鬱展開が癖になり、他のヒーロー物がみんな能天気なバカに見えてくるんで不思議です。
すべて庵野さんの天才のなせる業ですけどね。

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