川村記念美術館に行ってきました@ジョゼフ・コーネルはオタクだよね。
テート・モダンから「シーグラム壁画」が来ているので川村記念美術館に行ってきました。
今回は妻も行きたがったので電車で。
佐倉の駅前から美術館へはバスが出ています。
私はちゃっちゃとタクシーで行きたかったんですが、駅前に出ると妻は、
「あ、バスの停留所がある」と歩いて行きます。
・・・何気ない反面、確固たる意思を感じたので私も付いて行くと、バスなら無料なのでした。
うーーーん、無料を前にした時の女性の意思は堅固です。
美学入門という本を読みながらバスを待ちました。
驚くことにバスは超満員。
走ること20分。昼前について付属のレストラン「ベルヴェデーレ」へ。
そこもすでにお待ちの人たちが沢山で、私は後悔。
食事はとっと済ませたい方なんですが、ことここに到ってはココで食べるしかない。
それにしても平日で、企画展はロスコだよ。
こんなに混んでいるとは思わなかった。
まさしくゴールデン・リセッション@日本
仕方が無いので待つ間、隣のミュージアム・ショップで時間をつぶしました。
妻はクッキーを焼く時に使う型を二つ買ってます。
ウチは子供が娘二人なんで良くクッキーを焼いてますが、型に拘るのが分らない。
クッキーなんて焼いてあればイイんだよ。
型なんてどうでもいいだろうが、と思う(←ロスコの理解にはココ大事です。)
やっと順番が回ってきて昼のコース料理を食べる。
まあミュージアム・レストランって感じでした。
それから美術館へ。
いきなりブラックが目に入り、シャガール、ピカソ、マグリット、レンブラント・ファン・レイン、エルンスト、マレービッチ、カンディンスキーと、みんな一目で分かるような代表作がならんでいます。
その中でも一際心に残るのがジョゼフ・コーネル・・・優しい引き篭もりのオタクな人。小箱に出来合いの写真や日用的な廃物を詰めただけなのに、溢れる詩情は天才だけが出来る業。
50年、早く生まれすぎたNYの二次元オタク。
惜しかったね。
後、半世紀遅く生まれていれば太平洋の向こうの島国に、きっと恋をしていたと思う。
コーネルに萌えアニメを見せてやりたかった。
それから暗い廊下を歩き、角を曲り階段を上がっていくと真紅の光輝くバーネット・ニューマンの「アンナの光」の部屋に行きつきます。
巨大な赤一色の絵画の前の椅子に掛け、じっくりと鑑賞しましょう。
川村記念美術館が誇るこの部屋だからこそ、モダン・アートの一つの頂点は視覚の絶唱を奏でられるのです。
ロスコとは何者か、どう観るのか、という記事は次回。


Comments
佐倉は歴史民族博物館もあって案外文化的なんですね。佐倉宗吾だけじゃないんだと。
レキミンは法善寺横町のレプリカとか意味不明な展示を丹念に見ると丸一日掛かるんでお奨めです。
Posted by: furitann | May 29, 2009 at 23:52
>佐倉は歴史民族博物館もあって案外文化的
そうなんですか。
俺、興味のないことはとことん知らないんで、初めて知りました。
基本的には情弱なんだよな。
>佐倉宗吾だけじゃないんだと
この人も知らなかった。
先生は何でも良くご存じですね
>法善寺横町のレプリカとか意味不明な展示
そのウチ行ってみましょう。
でもロスコ・ルームが再開されたらまずソッチに行きたいかな(笑
今回はロスコ・ルームじゃなかったからね。
Posted by: 晴薫 | May 30, 2009 at 00:40