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March 2009

March 31, 2009

フェラーリ360スパイダー、結局切りがないんだよな&求めるなら働け

走る刺激が好きなので、オープン、高回転エンジン、流麗なスタイルってことで360スパイダーでしたが、11ヶ月乗って思うことは、やっぱりフェラーリはサーキットかな、ってことです。

確かにイイんですよ、360スパイダー。
踏めば鋭敏に反応し、高回転で炸裂するパワフルなエンジン。
ウルトラシャープなハンドリング。
うねる曲線が一個の生体すら思わせるスタイリングと、エロティックなガラス張りのエンジンルーム。
言うことなし。
私にはもったいないほどのおクルマ。

ただ走らせて速ければ速いほど公道じゃ物足りない。
限界が高ければ高いほど限界まで攻めてみたい誘惑に駆られるのは好きな人間なら当然で、そうなるとサーキットに行きたくなるわけです
もともとフェラーリって、レーシングカーのメーカーだもんね。
血筋ってヤツでしょう。

でも時間がない・・・サーキットって一人で行くと不便なんですね。
チームに入るのがベストなんですけど、アマ向けのチームが一番活動している土曜日は忙しい。
日曜も案外暇じゃない。
私の場合、それらを潰してサーキット行きってことは、フェラーリでサーキットを走るコスト以上の経済的負担になるんです。
さすがにそれは難しい・・・この辺が情けない・・・

でも人間って欲が深い。
速いクルマが欲しい→0-400、12秒台。昔なら夢のタイム。
高回転まで突き抜けるように回るエンジンが欲しい→下手すると8500超えてリミッターに当る
シャープなハンドリングのクルマが良い→アルミボディの軽さと、ミッドシップのシャープさ。もう私の限界遥かに超えてる。
流麗なスタイルが良い→もうお腹一杯。

私がスポーツカーに求める全ての条件はすでに大幅にクリアしているんですが、そうなると今度はサーキットに行きたくなる。
クルマへの不満がなくなると、走る条件を求めだす。
キリがないね。
きっとサーキットに行くとスパイダーじゃなく、もう一台、スクーデリアが欲しくなるんだろうな。

それで普段のオープン乗りに、ユーノスとかも欲しくなる・・・
正直、フェラーリのスパイダーってオープンとしては微妙なのに気づいた。
クルマの発散する刺激が強すぎて、オープンの楽しみである、空の光の移り変わりとか、風や空気の揺らぎや感触って味わえない。
じゃあフェラーリはスクーデリアで、オープンはユーノスってイイ?っていうとやっぱりスパイダーも欲しい。
もういい加減にしなさいってのが結論でしょうか。
とりあえず求めるなら働けってことで、当分休みはなしです。

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March 29, 2009

【イベント・デビュー】らき☆すたin武道館 あなたのためだから【即日引退】

今日は、午前中、本業の会合と勉強会に出て、午後は、らき☆すた、のイベント「あなたのためだから」に行って来ました(笑

正直、らき☆すたのチケットが届いた後に、重要な会合の日時が重なっていると知った時は暴れたくなりましたが、落ち着いて良く調べると、会合&勉強会は10時から昼過ぎまで。
らき☆すたのイベントは武道館で、午後4時半からだったので、余裕で間に合うのでした。
それにしても午前中の真面目な会合と、午後の「寝逃げでリセット」鑑賞には隋分とギャップがあるよなあ、と感慨を禁じえない・・・まあ一人の人間でも、その側面は色々だよ。

そんなわけで勉強会と会合が終わった後はいったん家に戻り昼食を取ってから武道館へ。
こういうイベントには行ったことがなかったので、どんな格好で行こうか、と迷ったんですが、シャツはイタリアで買ったもの、パンツはポール・スミス、セーターとコートはLavinでした。

九段下の地下鉄駅から出ると、すでに会場周辺は熱気の渦。
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入っていって驚いたのは、グッズ売り場に並ぶ人の波です。
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売り場のテントを一重二重に囲んで、これ並んでも何時買えるの?って感じ。
前日2chの実況で、グッツを買っても入れられるように、デカイカバンを持っていけ、と読んでいたので、カバンも大きめのを持っていったんですが、これじゃ買えない。
席に着き、開演までエーコの「フーコーの振り子」 (これがオモシロイ)を読む。

ライトが落ちて音楽が鳴ると、暗転した会場に一斉にサイリュームが光りリズムに乗って振られる・・・その光景は圧巻の一言。(始めてリアルで見たから驚いた)
会場は瞬時に一体と化し、みんなノリノリ。
声援もスゴイ・・・私は正直、付いてイケナイ・・・
日本人の観客が大人しいって言ったのは誰だ?
最近は随分ご無沙汰ですが、以前は良くロック・コンサート、行ってました。
でもこんなに一体感あったけ?
ともかく演者と観客の間のレスポンスが半端じゃない。
一瞬にしてピークを目指す様は、なんだかフェラーリのエンジン並み(笑

乗り切れない自分に限界も感じた(笑・・・やっぱり俺はイベンター、向いてないかも・・・

さてこれからまた一仕事っと。
休日休むと仕事が溜まる・・・
まったくなあ・・・

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March 27, 2009

ルパン三世vs名探偵コナン 世紀の大泥棒と天才名探偵の大激突

ルパン三世は見てましたが、コナン君って見たことなかったんです。
それでも評判を聞いていたので、楽しみでした。
PCでデータ整理しながら、今見てます。

見始めてすぐ思ったのは、二つのアニメの登場人物が絡み合うのが、新鮮でワクワクすること。
このことから各々のアニメに非常に力があるのが分ります。
キャラクターを立たせる力がないと、ワクワクは出ませんからね。

蘭って反応が非常に可愛いですね。
ウィキ見たらとても強いって設定なのね。
ここにも、男は頭脳、女は腕力、って近年の黄金パターンがあったとは。

話は「王子と乞食」から「ローマの休日」パターンで始まって、途中、「コマンドー」でのシーンもありました。次元とコナン君とか銭形警部と毛利探偵(っていうんですね)のコラボは良かったですね。

ただ話しは懸念していた通り、二人は激突というより協力。
互いに敵となるキャラ設定ですが、善玉なのは一緒だからね。
こうなるんじゃないか、と思ってました。
それでも巧く絡み合えば良いと思ってましたが、事件解決編からは及第点でしょう。
オモシロイ趣向も粋な成り行きもありました。

ラストは続編期待って終わり方だったので、次作には期待したいですね。
今度は脚本家の方に必死になって考えて頂き、スリリングな二人の真の対決を見たいと思います。

「ルパン対ホームズ@モーリス・ルブラン」の本格版を期待しますよ。
あれは興奮して読んだっけ。
あの頃から俺は対決って好きだったんだな。

ps
ルブランのランは、毛利蘭のランになったのね。
それでモーリス(毛利)ラン(蘭)か。
色々あるんだなあ・・・

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March 26, 2009

しゅごキャラ! アミュレットBOX1 @恋に恋する可愛らしさと笑えるギャグ

しゅごキャラ!アニメ、最初のDVDBOXです。
かなり大振りの梱包で送られてきてまずビックリ。
開けると一つの箱にはDVD4枚に13話までと、特典映像DVD1枚、CDが二枚付いています。
もう一つの箱には、あむちゃんの特大布ポスターが付いています。
これは広げるとかなりの大きさになりそうなので注意が必要です(笑
ちなみに私はひろげてませんが・・・さすがに飾れんは・・・これは・・・

このBOXでは話しが最初から始まるので、あの3人のしゅごキャラとの出会い、何で変身出来るのか、などなど根本的な設定が明らかになります。
個人的には、しゅごキャラのしゅごは、スゴイを訛らせたしゅご、かと思っていたら守護霊の守護だったことが分ったのが収穫です←なんのコッチャ(笑

それからアニメで見た通り、話はかなりオモシロくて、特に5話の「シュート!☓キャラをやっつけろ!」でのサッカーシーン、8話の「君の瞳に恋してるっ!」の美咲のキャラ、9話「藤咲家の七不思議」でかまされるギャグはかなり笑った・・・

自分でもこんなの見て笑っているのは、結構危ない、と自覚はしているんですが、笑う。
オモシロイです。
すべてはPEACH-PITの作画能力、キャラクター設定の魅力、ギャグのセンスに由来するものでしょう。
文句なく素晴らしいよ。

すっかりキャラ萌えですが、今まで萌えた綾波レイ(長門有希、真紅など)と違う、あむちゃんの際立った個性は、恋する本能ですね。
ともかくあむちゃんは、王子様タイプから不良キャラまで気が多い。
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でも「なかよし」の読者層ってそうだよね。
真剣なものじゃないから、色んなタイプに罪なく目移りする。
その辺も巧く捉えている、と思います。

凄いな、と思うのはPEACH-PITが描くと、そんな内面まで表現出来ているってことですよね。
真紅では戦いへの意思が。
あむちゃんには、恋への憧れがキチンと表現されている。
たいした画力だと思います。

ちなみに綾波レイには大いなる虚無と無常が、長門さんにはアンドロイドの孤独がありますよね。
みんな大きなテーマだと思いますが、それぞれ完全に表現されつくされているのが偉大。
日本アニメは凄味があるよ。

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March 25, 2009

美の歴史 ウンベルト・エーコ 15.16世紀の魔法の美

15世紀、イタリアでブルネフスキによる遠近法が確立され、フランドルでは油絵の技法が普及(ヤン・ファン・エイクで頂点となる)すると、視覚世界を知ることが論理的に一貫する規則に従う科学的な方法となった。

新プラトン主義はマルシリオ・フィチーニによりフィレンツェで奨励された。
それは、古代の叡智を近代の形に翻案して、美を整合性のある象徴体系に統合し、キリスト教の象徴的意味と調和していることを示すものである。
局所の美でなく、超感覚的な美こそを、本当の美の性質とするものである。
また自然の美には魔術的性格が備わっているものである。
ティツィアーノの「聖愛と俗愛」は、イデアとリアル、という新プラトン主義を良く現している。


ルネッサンス期の女性は化粧を利用し、宮廷でのファッションを決定し、会話、議論、哲学の能力も発揮した。
それらがティツィアーノの「ウルビーノのヴィーナス」や、ダ・ビンチの「チェチリア・ガッレラーニの肖像」の女性像の謎めいた表情へと結実する。

英雄像は、古典的規範からの逸脱のきっかけとなります。
絵画が古典的な様式やテーマへの敬意から自由になると、対象物は象徴的な意味合いを失います。
この背景には16-17世紀に起った宗教改革、風俗の変化があります。
しかしカルヴァン主義の厳格なモラルと、因襲にとらわれない世俗ブルジョワジーの習慣は矛盾に満ち緊張に晒され、新たな人間像を生み出します。
オランダ=奔放なまでに写実的な美(フェルメールなど)を描き、王宮で活躍したルーベンス(30年戦争の間に活躍)は、存在を誇示するような官能的な美を追求した。

ルーベンスの人物の表情は穏やかで、レンブラントの激しい精神性。ティツィアーノの鋭い突き刺さるような視線は持っていない。
宮廷世界はこうして、マニエリズムとバロック様式、フランドル派の写実とカラヴァッジョの中に、夢と驚異、不安という形で美を表現する時代へと溶け込んでいく。


ps
この本の図版は見ごたえ充分。
カラヴァッジョの「マグダラのマリア」(部分)は凄み充分。

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March 24, 2009

な、優勝したろ 美しい理論と泥臭い現実の差を生めた日本野球、世界を連覇

信じていたので、ずっと優勝すると書き続けていました。
何故優勝するか、と思っていかと言うと、まず先発3本が最強過ぎること。
正直、この三人の先発が日本に揃った時点で、他国にはノーチャンスだったのです。
さらに中継も最強すぎること。
伝統の守備が磐石なこと。
打線が一発狙いでなく、堅実に繋げること。
小技が利くこと。
そしてイチロー、城島のリーダーシップと監督が星野でなくなったことです。

ただ以上書いたのはあくまで理論上の話。
どんな分野であれ、理屈を言い立てるのと実際にやってのけるは天地の差。
不確定要素の絡む泥に塗れた現実と、美しい理論の膨大な乖離。
いわゆる言うのとやるのは大違いという、厳しい差を、日本の選手たち、良く埋めました。
大変な意思の力がそれを可能にしたのでしょう。
曰く、これを偉業と言います。

だいたい今日も20対0位で勝てるだろう。コールド・ルールなしだからどうするんだろう、と思ってましたから、現実って厳しいよね。
しかし最後は持っていきましたね、イチローーーー!スズキーーー!さん(笑
千両役者には神様も舞台を用意するんだな。
これだけは想像を超えていました。
松坂のMVP2連覇も不撓の記録になるんだろうな。
でも松坂、日本の為に働いてきたものね。
やっぱり神様の差配としか思えません。


とりあえず良かった。
また夢が適いましたね。
感動をありがとう。
日本選手と原監督、コーチ陣、スコアラーの方々!
本当に良かったです。

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March 23, 2009

75年目の恩讐か・・・野球、ベースボールを下すWBC semi final日本vsアメリカ

準決勝は野球の母国アメリカとの決戦・・・
はっきり言って負ける気がしませんでしたが、松坂の1球目を見て、ダメかもしれない、とも思いました。
松坂投手の中にはスーパー・サイヤ人みたいなスーパー松坂君と、普通の松坂投手がいるんですね。
キューバの松坂投手はスーパーな方。
今日の1球目を見ると、ボールに輝くような躍動がなく、どうやら普通の松坂投手の日らしいです。2球目、それが真ん中に行ってHR!
アメリカの選手の顔も必死です。
そうでしょうね。
メジャーはエキジビジョンだよ、というノリでやってますが、ゲームをしていて闘志に火がつかなかったらアスリートとはいえません。

それから外野のフライで日本の守備陣お見合い・・・なんとか抑えましたが、不安な立ち上がりでした。

一方、メジャーの先発は、異常に早いテンポで投げるオズワルド。
中島を三振に取ったボールなど速球に力があり、緩急の付く良い投手です。
力任せに押してくるタイプでないですが、チームが一体となって攻めないと、いつか打てるで回が重なってしまうやっかいなタイプです。

しかし防御率1.2の投手陣におんぶに抱っこというカタチだった、日本の打線は上向きでした。2回、フォアボールを捉えてからレフト前ヒット、それを城島が犠牲フライで返して同点。
ところが3回、アメリカ、2死からヒット、2塁打でまた得点。
アメリカの執念を断ち切らせたのは、数々の修羅場を潜ってきたバッテリーのインサイドワークでした。
日本、ギリギリの凌ぎでしたが、4回、爆発します。
4番稲葉から9番川崎までヒットと犠打で4得点。イチロー倒れますが、中島にヒットが出て5得点のビックイニングです。
ここで勝負ありでした。

日本は左腕でキレキレの杉内に繋ぎ、元気一杯、ファイト一杯の田中のマー君とリレー、打たれたけど馬原の球も良かったよ。
2点差まで追いすがられたけど、最後はダルビッシュが出てきてゲームセット。

日本野球、ついにベースボールを破る。
やっぱり感慨無量ですなあ。

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March 22, 2009

もしかしたら、メジャーってもの凄く野球、下手なんじゃないかな?

韓国とベネゼエラの準決勝。
個人的には未だ見てないベネゼエラのパワー・ベース・ボールを楽しみにしていました。
先発はシウバ。シウバという名前は、プライドでもUFCでも優秀な選手です。
果たして投げるボールは低めにコントロールされ蛇のようにくねります。
ところがストライクが入らない。
フォア・ボールを出し、後続はライト・フライに打ち取ったと思ったら、落球!
半端じゃないほど簡単なボールを落とす外野手ですが、その送球を今度は内野が落球。
??????
中南米の選手の身体能力には驚かされますが、そのプレーの粗さにも驚くよ。
こんなことだから、経済が発展しないんだよ、と八つ当たりしたい気分。
さらにヒットを続けられタイムリーから満塁になりHR・・・初回にして5-0

野球の試合は初回に大量点を取るとその後は沈黙するものですが、韓国は2回もヒットにHRで2点を追加。7-0です。

ベネゼエラは3回に1点を返すも4回に4つ目のエラーをして1点を献上。
見てなかった豪打も期待していたほどじゃない。
一方、韓国の内野陣はセカンドもショートもみんなボールに飛びつく。
スローイングも速くて正確。それはアジアの懸命さと堅実の象徴に見える。
素晴らしい身体能力だけじゃ勝てませんぜ、中南米さんたち。
結局エラー、幾つしたのよ。

話が飛ぶんですが、野球とサッカー。
2大人気スポーツとして良く比較されますが、代表戦だと正直、日本がやるなら野球の方がオモシロイ。
投手が良いので、投球見ているだけで楽しめる
じゃあ野球の頂点、メジャーはオモシロイかっていうとマラナイよね。(個人的感想だけど)
一方、サッカーの欧州リーグはオモシロイ。
バルセロナのパス・ワークなってアートそのもの。
これまた見ているだけでオモシロイ。

放映権もそんな感じでしょう。
なんだか分る気がする。

ま、10-2で韓国勝ちでした。
この結果じゃ、野球が下手だって言われてもしょうがないよな。

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March 21, 2009

WBCは何故、アメリカで盛り上がらないのか?&害をなす老人にならないで!

WBC,アメリカで盛り上がってない、ということですが、それはアメリカが未だに「アメリカが世界」だ、と思っているからでしょう。
自分たちが世界なんだから、改めて国別世界1、と言われてもピンと来ない。
むしろ「自分達だけの心地よい世界」を壊されたくない、という気持ちにもなります。

実際、特に第二次大戦後からずっとアメリカは世界で圧倒的な経済力を誇り、文化を発信する特別な国でした。
長らく続いた認識は、やがて疑われることすら忘れ去られ、定着してしまい、現実が変わっても適応出来ない。
人間は、成功体験や、心地良いことほど、囚われるものです。
日本人としても、もって自戒としたいですね。
気をつけましょう。

またアメリカで盛り上がってない=価値がない、と思いこむ人がいたらそれは他人の価値観の奴隷です。
WBC、野球など好きじゃない、だからWBC興味ない。これは正しい。
好き嫌いは好みの問題だから。
でもアメリカで取り上げられないからクダラナイというのは寂しい話です。
それならどんなクダラナイことでも外国で認められば良いのか、ということですよね。
判断は自分の中に持ちたいものです。人の基本ですね。

それから、知将と呼ばれる老監督が色々と五月蝿いことを言っています。
それをイチイチ取り上げるマスコミも、また水準、ということですが、こうなるとあなたの言うことが常に正しいなら、何故毎年監督するチームがBクラスなのか?
何故、生涯成績ですら負け越しているのか?
と、問いたいところですが、答えは簡単で、この人は「言うだけ」の人なんです。

日本は発言の自由がある国ですが、必死に戦っている選手を腐して自分の名を売ろうというのはさもしい根性です。
こういう老人にならないようにも自戒したいですね。

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March 20, 2009

順位決定戦 vsもう飽きた  @攻撃もカタチになってまいりましたJapan

どっちにしろ準決勝に行けて、ドッチと当っても大差ないトーナメントの選択権が掛かった1戦。
最初から緊張感が持てないまま観戦し始めましたが、やっている両国の緊張感も薄れています。
日本の先発は内海。
1回、先頭打者からヒットを打たれて、バントで送られ、2塁打で先制点を奪われる・・・
萎えそうでしたが、2回の表には内川のホームランで同点。
さらにヒットが繋がりあっさり逆転します。
この試合になってやっと日本は解れた感じ。

2回は内海も落ち着いて抑えて小松にスイッチ。
小松と韓国のピッチャーの投げあいで6回まで動きなし。
ところが7回、ファイト満々で投げていた田中のマー君がいきなりホームランを打たれ同点にされる。
また嫌な気分になったのですが、日本は即効、8回表に青木、稲葉、小笠原の連打と岩村のヒットで3点ゲット。
取られた取り返すのリズム良く、9回にも追加点で6-2の勝利です。

完璧な投手陣に対して打撃陣、はっきり見劣りしてましたが、今日はそつなく連打を畳みかけ復調の兆しあり、です。
よろしいんじゃないでしょうか?

後、アメリカ戦は審判ですね。
二度とないものと信じたいですが。

あー、来週、月火の午前中、休みたいね。

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March 19, 2009

【東洋の】 岩隈幻術、キューバを完封 【神秘】@WBC09 

同じ島国の野球大国、キューバのハリケーンのようなスイングを、遥か東洋の島国から来た若者が空回りさせました。

打っても打っても内野ゴロ・・・たまのヒットも続かない・・・
岩隈は立ち居振る舞いから「美しき日本の投手」そのままで、優れた身体能力を誇るキューバ打線を翻弄。
カリブの選手にしてみればほとんど幻術にでも掛かっているような気分だったと思います。
何故打てない?
焦れば焦るほど打球は飛ばず、一方岩隈の投球は冴え渡る。
球数制限もなんのその。
1試合完封出来るようなペースでした。

後続の杉内も良かったですね。
打線もやっと繋がった。
日本は優勝するんですから、明日はどっちでも良いでしょう。
勝負はその次からです。


ps
イチロー「心が折れかけていた」
責任、感じ過ぎ!
前回はあんたが引っ張ってくれた。
あの恩は忘れない。
今回は、一人で全部壊してイイ権利があります。
イチローに限っては、打てないの上等!
ふてぶてしくやりなされ。

ps
キューバにスポーツ用具送るか。

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March 18, 2009

WBC vs韓国  ダルビッシュの心技体&疑問の原采配

 スポーツで言われる心技体。
初めて揃って達人の領域ですが、今回、ダルビッシュは、その心の隙を突かれました。

初回、逸り過ぎてボールが高目に浮く。
守備に波乱があり、打ち取ったような打球が内野を抜けると血が上る。
すべてはクールな容貌とは裏腹な、代表ユニフォームへの熱い思いがそうさせているのですから責められない。
類まれなる投球能力がありながら、逸り過ぎて自滅する。
こういうピッチャー前にもいました。
そう、松坂ですね。
ダルビッシュ、もう技と体はあるんだから後はメンタル。
大丈夫。進化の速いダルビッシュなら必ず付きます。
決勝では完封してくれるでしょう。


ps
城島は熱くなりすぎ。
野村は余計な事を言うな!
まともな国際大会の経験もないくせに、何が先輩を敬えだ!
自分が後輩を思いやれ!
やってんのは選手なんだよ!
日本人が日本選手腐してどうする!←基本だろ、コレ。

ps
原監督の投手交代、岩田はおかしいよね。
チャンスやピンチでの采配、なんだか地に足がついてないバタバタ感・・・

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壺坂幻想  水上勉   @美しさと貧しさのレベル

今どき水上勉の短編集を読む方がどの位いるのか分りませんが、読めば稀有な読書体験が出来ると思うので記事にします。

この短編集は作家、水上勉の私小説なので、生まれ故郷の若狭の農村部が舞台となる作品が多いです。
怜悧な美しさを称えた風景描写は文豪ならではの力であり、黒白単色の味わいは、水墨名画をみるような趣き。
読めば一瞬にして時代を超え、場所を超え、読者はひなびた、小雨のそぼ降る石山寺の山門へと旅立てます。
その寒さ、冷たく濡れそぼる寂寞たる風景は、暗い孤独の暗喩として長く心に残ります。


もう一つ特筆したいのが昭和初期の日本の貧しさです。
「父が旅先から送ってくる給金は知れたものだった。母は小作に出、他人の田から駄賃米をもらい、山から駄賃の薪をもらい、囲炉裏で生木をくべてくらす日常の思い出には、十歳までの記憶の中でさえ、根雪のように解けずにある貧の、凍て雪のような苦しみがある」
・・・快適に室温を保つエアコン、放り込むだけで済ませられる洗濯機もない。
今ならスイッチ一つで済ませられる風呂は、延々と水を汲み、貯めて、それから薪で暖めて初めて入れる生活です・・・ただ暮すというだけで、これほどの苦しみがあった世界を思うとただ呆然とするのみ。
みかん水を売り歩き、自転車店の開業だけを夢見て刻苦の日々を送りながら、病に倒れて若死にする叔父。
中気となった義父の世話をする。
終わった頃には自分の身体が不自由になって、家というより小屋の中で動けなくなる母親。
鬼灯だけが慰めの一生。

もう、自分探し、とか自分らしさ、とか、本当の自分、とかって次元じゃない。
ただ生きる。
今日を生活して明日に繋ぐことが、壮烈な消耗戦になる。
それだけがシジフォスの神話のように繰り返されて終わりのくる人の一生。
クルマも旅行もテレビすらない、ただひたすらに次ぎから次へと追い被さってくる面倒事と鼻付を合せるだけの人生。
これがほんの数十年前の人の生活でした。

陰影に煌めく水上文学の、読むことの快楽と、人の一生に対して少しだけ広がる視野が、この小説の値打ちです。

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March 17, 2009

辰吉丈一郎38歳  @男を泣かす男の話

昨日この番組があるのを知ってメモしていたのですが、すっかり忘れてドラゴンフォース聴きながらデータ整理していて、気がついて凍りました。
間に合って良かったです。

辰吉丈一郎、美しいボクサーでした。
長いリーチから繰り出されるボディ・ブローは凶器。
柔らかでしなやかなボディワークは野生。
始めて見た時から応援しようと思いました。

ウケを狙った発言は挑発的でも、シャイで優しい姿が透ける。
目が優しい。
笑顔が優しいんだよね。
家事はみんなやるんですか。
子供送って行くんですね
俺には想像も出来んわ。
サボりで自分勝手な男なんで・・・つーか、こうして見ると俺は優しくないんだよな。

今でも毎日走ってるんだな。
驚きました。
凄いよ。努力努力の努力バカだ。

なんかもう見ているだけで泣ける。
男、辰吉丈一郎・・・
「快楽はいらん。天下だけ」
男ってのはバカなんだよ。

無理を承知のノーガード戦法にもう何も言うことはないよ。
感動は細かい技術の話のレベルじゃないから。
魂の話ですから。
辰吉は生きる伝説ですから、賢しらな解説は虚しいだけ。

あー泣いた泣いた。
凡人はただ泣くのみだ。
男を泣かすバカボクサー、それが辰吉丈一郎

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March 16, 2009

09WBC vsキューバ ニホン ハ ツヨシ

君が代を聴いている時から、松坂、非常に良い表情をしていました。
立ち上がりもそんな精神状態のまま、落ち着いています。
松坂は入れ込み過ぎなければ大丈夫。
その定説は今日も証明されました。
安定した制球に力のあるストレート。カットボールにスライダー、シュート、カーブ、チェンジアップをコーナーの四隅に投げ分けます。
ほとんど大自在の境地、というピッチングで超速のスイングを誇るューバ打線を翻弄。

日本に松坂がいて良かった。
本当に良い投手であり、明るい人柄の愛すべき者です。

一方、キューバは今大会注目の的である164キロ男、チャップマンが先発。
規格外に長い手足をしならせて投げ込まれるボールは野生の凄み満点でしたが、いかんせん荒い。
いくら速くても制球力に欠け、メンタルが弱く、インサイドワークもなければ、日本の攻撃陣は苦にしません。
野球はこうやるんだよ、というレッスンをつけるように、3回、城島、岩村、片岡、のヒットで降板させると、代わった投手に青木がヒット。村田の犠牲フライ、小笠原のヒットと続け3-0
力を見せ付けました。

日本は松坂が6回!86球を投げきり、7回に岩隈・・・これまた美しいピッチングを見せつけ、馬原、藤川のリレーで完封!
終わってみれば6-0の終了。

もはや日本はキューバすら敵ではないのだ!
強いよ
このチームは。

ps
城島が野村監督に色々言ってますね。
良いことだと思います。
戦っているのは、自分達だもんね。
意地があって良い。

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March 15, 2009

美の歴史:4 ウンベルト・エーコ 貴婦人とトルバドゥール@綾波レイの源流

中世においては肉の快楽を警戒する厳格な道徳論から、女性の美は研究対象ではなかった。
ただカミルナ・ブルーナとボッカッチョにのみ注目する。

11世紀にプロヴァンスの抒情詩人が詩作を始めた。
そのテクストは、純粋に昇華された愛の対象(手を伸ばせば消えてしまうようなイメージ)としての女性である。
これは、十字軍に行く騎士と奥方への慕情だが、主君への忠誠が奥方を不可侵とされる。
もう一つの解釈は、異端カタリ派の霊感を受け、肉欲嫌悪の態度を身に付けた、というもの。
女性は求められると同時に拒まれる。それは母のイメージであり、手が届かない宿命故に騎士はナルシスのように、鏡に映った像に恋をすることである。

道徳的敗北と官能の成就の瞬間は、満たされず無限に長引かされる欲望に比べると分が悪い。激しい欲望は、卑しめられるほど増幅されるサドマゾ的様相を帯びる。
また「かなわぬ愛」という概念は、中世が造りだした、というより、ロマン主義の解釈の結果でもあった。

リュデルの伝説は、見たこともない姫君に恋焦がれ夢みるだけの情熱を歌った詩歌である。それは抑圧された肉欲の経験を神秘的な魂の状態へと変え、救済の手段、神の元へ上昇するための手段である。

ダンテのベアトリーチェにおいて、彼女は神の至高の観想へと到達させ得る唯一の存在であり、デカダンで情欲的でありながら神秘的である。
この両義性はラファエル前派の霊妙でありながら病的な官能性を帯び、天国の栄光と死により、陰鬱で冴えない性欲からの解放ゆえに肉感的な魅力が一段と増すことに繋がる。


ps
純粋に昇華された対象であるが故に、儚い幻想上の存在のように思え。
極度に禁欲的な戒律(態度)。
肉体への蔑視。肉欲の忌避。
霊妙でありながら病的な官能性を帯び、天国の栄光と死の両方を満たし、神への至高の観想を惹起する、という女性像は、綾波レイへの源流とも思えます。

彼女は白昼夢の中にのみ存在し、直接的なエロスから開放されているが故に、神秘をまとい、神韻を踏む。

「生命のアーチの下、愛と死と
恐怖と神秘に守られ
玉座につく美を我は発見し
彼女の鋭い眼差しを
自らの息のごとく吸い込みぬ。
彼女の瞳は四方八方より
天と海で汝を取り囲み、
彼女に仕える運命の者たちを
その帝国の虜にせり、
海、女、天にて取り囲みて。
彼女こそ美の女神、賞賛すべき@ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ「シビュラ・パルミフェーラ」の詩ですが、補完計画を成した綾波レイの描写のようでもあります。

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March 14, 2009

しゅごキャラ!!どきっ@オープニングでドキッ&PEACH-PITブランドはどうでしょう

今日の「しゅごキャラ!!どきっ」は、いきなりあむちゃんの隣りにイクトが寝ているシーンからスタート。
「なかよし」原作という印籠を掲げて土曜の朝から暴走気味のテレ東です。
それから憧れの唯世クンが部屋にやって来る。
その間のドタバタが見物となっているのですが、相変わらず感心させられるのがキャラクターのファッションです。

あむちゃんの休日ファッションは、ショルダー・ネックの赤いセーターに、黒のキャミソールの肩紐が覗く格好。
キャミのラインが首の前でクロスしていて色っぽい・・・ナイス・デザインです。
それに白黒ボーダーの長いタイツをコーディネイトしているんだけど、下はセーターが長めになっていて黒のミニがアクセントになってワンピースみたいに見える・・・凝ってるよ

ボーイフレンドの唯世クンのファッションもカッコイイ。
あり得ないほど太いラインで編まれたアラン模様のマフラーに、パステル・ブルーのダッフルコート。脱ぐと微妙に紫色がかったライトブルー(色が絶妙)のタートルネックのセーター。コートとセーターを同系統で合わせてくるとこが玄人。
それにライト・グレーのパンツの組み合わせ。

・・・クオリティ高いわ。
小学生からこんな番組見ている今の子が、将来花開かせる日本のファッション業界は有望だと思う。
ていうか今すぐPEACH-PITはブランド立ち上げて欲しい。
ああ、俺に資本あったらなあ・・・スポンサーになりたいよ。
絶対、成功すると思う。

それにしても反則気味にエロいね、このアニメ。
萌えキャラ好きで未見の方は要チェック!
ともかくPEACH-PITの才能は半端じゃない。
子供だけに見せておくのは惜しいよ。

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March 13, 2009

【ブログにアップ】スイス・フランで損切り【しないで良かった】

去年の暮れからのドル安、日経安の波に乗れて幾ばくかの利益を上げ、さて次はと目を付けていたのがCHF
対ドル、ユーロ、ポンドの押目に買いを入れ、成り行きを見守っていたのですが、昨夜のスイス中銀の発表で暴落!
損切りをさせられました。

実は先日、ドル上げ一服の後はスイス・フラン、来るんじゃないか、という記事をサラサラと書いて、ブログに挙げようと思っていたのですが、止めておいて良かったです。

記事を書き上げてから読み返すと、どう読んでもスイス・フラン買い推奨の記事に読める。
自分でポジションを作り、持っていて、さらに買い増そうと下で指値をしているのだから書けば当然そういう内容になるのは無理からぬこと。

それでも最後にお決まりの「投機は自己責任で」の一文を入れたのですが、CHF、上がればともかく万一下落したら味が悪かろうと止めておいたのは不幸中の幸いでした。

それにしてもスイス中銀、売り介入までするとは思わなかったよ。
相対的に強いファンダメンタルズとチャートの上昇傾向までは当たっていても、政策当局の行動までは読み切れない。
やっぱり投機関連の予想記事は止めておくに越したことはないよね。
それからポジションはすべてOCOにしておかなればダメだ。
以上二点の自戒として、覚えておく為、記事にしました。

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March 12, 2009

粟生お見事!名チャンピオンに引導渡す&長谷川は強かった!ランク1位に1RKO

高校六冠の実績を引っさげてプロ入りした粟生隆寛がメキシコの名チャンピオン、オスカー・ラリオスを破りWBCフェザー級タイトル奪取です。

試合は序盤から粟生の一方的なペース。ラリオス前回ダウンさせられたトラウマもあるのか消極的。
一方粟生はスピードで勝り、カウンターのタイミングが抜群で、底なしのスタミナと闘志を誇るラリオスにファイトをさせません。
的確なショートの右に良く伸びる左。粟生のパンチはオモシロイほど当たり、ラリオスの顔はみるみる赤変!
判定が一方的になった後、ラリオス出てきますがすでに両者の力の差は歴然。
最後まで倒れなかった根性は健在でしたが判定はほぼフルマークで粟生の勝ち。
これからの活躍も期待しています。

長谷川穂積vsマリンガ、3試合連続KO防衛でした。しかも1R
挑戦者ランク1位のマリンガ。
ウイラポンを4RKOしたダイジェストしか見ていませんが、怖い選手に思えました。
長身でリーチがありかつパンチがある。
コラレスやポール・ウィリアムスを思わせるタイプで、敵に回すなら実に嫌なタイプです。

距離を取ると打たれるけど、距離を詰めればパンチがある。
相手はどうすればイイんじゃ?ということですが、答えは長谷川が持っていました。

試合は最初から長谷川動きがスムーズです。
手数があり長いパンチはキレがあり威力がありボディへもスムーズ。
一瞬の交錯から最初のダウンを奪い、ラッシュから2度目のダウン、息も切らさず最後は絵に描いたようなクロスが決まってTKO。
強いよね。

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March 11, 2009

アカデミー賞を獲る脚本術   リンダ・シーガー@映画を見る上での補助線として

昨今はアメリカをバカにするのが流行ですが、映画ならやっぱり大した物なんです。
ハリウッド映画はクダラナイ、と決め付ける方は単にクダラナイ映画しか見てないだけ。
特に優れているのは脚本術で、これは一つの完成形、様式を確立したと言って過言ではありません。

この本はそのハリウッド流脚本術を詳細に解説した1冊です。
私はどんな対象でも、その基本構造を考えるのが好きで、映画を見ながら良く、パターン化(基本構造をパターンで理解しようとするのは数学的なアプローチです)を試みるのですが、この本はその構造とパターンを理解する上での補助線の引き方が見事です。
脚本術から解明される、「映画での感動や驚きの構造」が、解剖されるがごとく切り分けられ、白日の元に晒されていく過程は非常にスリリングでした。

テーマごとに、具体的な作品例を示しながら、解説されるのですが、著名な作品でも、ここが弱い、なんて指摘された場所はうなずく事多々で、積年のモヤモヤが氷解します。


ただデビッド・リンチ作品が不出来、不完全な例として挙げられていますが、これだけは「脚本原理主義」的な見方で、疑問ですね。
確かに「マルホランド・ドライブ」の話の構造は破綻している。
でもあの映画のレベルは非常に高く、まさに天才だけが表現できる世界を実現しました。
これはどういうことかと喩えて云えば、ムチャなフォームでも天才的に強かったボクサーみたいなモノだと思うのです。
ハメドやロイ坊みたいなスタイルでは誰も戦えなかったけど、彼らの全盛期は目を見張るほど素晴らしかった。
でも普通の人間には真似出来ない。
教則本にも載ってない。
ただ神は気紛れで、そうで存在も稀に生み出すんですよね。
それが芸術やスポーツのディオニソス的な一面です。

ps
「悪魔の最大のトリックは、自分が存在しないと信じこませることだ」
こんなセリフあの映画にあったっけ?

ps
素晴らしいセリフの中では、言葉は歌い、響き合う。
的確な言葉を選び、正しい音符を見つけ出すことだ。
優れたセリフの中では、言葉と映像は一つになり、ストーリーや人物、テーマについて深い情報を与えてくれる。
ツマラナイ脚本では、リズム感のないセリフが多く、陳腐で単刀直入すぎて言外の意味がなく、言葉が歌ってない@「効果的なセリフをつくる」より・・・うーーん、お見事!
この解説の一文は確かに歌ってますね。

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March 09, 2009

1次ラウンド決勝 vs韓国  心中記事は取り消し! でも日本は決勝で勝つよ 

岩隈の初球が内角に決まった瞬間、この試合も勝利を確信しました。
シュートを織り交ぜ、岩隈、3回までパーフェクト、球数35球で5回は当然,6回も途中まで行ければ負けはない、と思っていました。
それが4回、先頭打者に四球を出してから崩される。
次バッターのセンター前ヒットには、執念を感じました。

一方日本は球が走っている韓国の投手を打てない。
まあ野球というのは投手の調子が良いと打てないものですが、イチローのタイミングが悪い時に戻っているのが気掛かりです。一人、城島だけが気を吐いています。

中盤は1点に凌ぎを削る緊迫感のある戦いで、両国とも先発をギリギリまで引っ張り継投します。
正直、ここでは日本、韓国の先発が変わってくれればチャンスと思ったんですが、打てません。
何故にこんなに調子イイ?韓国投手陣・・・7回が終わると気が気じゃない

日本は8回からダルビッシュ。
初球が150キロ。気迫です。スライダーも切れてる。
負けても投手陣に罪はないよなあ、なんて考え出す。←弱気はイカン!
8回も岩村三振・・・確かに韓国のピッチャー、左腕で角度もイイケド、メジャーだもん、Kリーグの投手なら打って欲しい・・・と思ったら、リュ、って韓国のエースだったのね。
それでもイチローに打たれると、即交代。まさに総力戦。
中島送りバント・・・2死なんだが・・・そして青木・・・ピッチャーゴロ・・・ダメだ・・・
日本は6イニング連続出塁で1点が入らない。

9回は山口・・・何故、ダルビッシュは1イニングだけなのか?
藤川・・・渡辺はどうした?
一人ランナーが出ている上に4番5番を迎えているんで気が気じゃない。
藤川、1アウト取るも、4球を出す・・・ピリッとしない・・・どうも藤川は不安だ。
なんとかライナーからダブルプレーで終了。

9回、韓国はサイドスローの投手、村田三振・・・稲葉・・・センターフライ・・・小笠原・・・相手、右なんだから打てよ!・・・バット折られて・・・ファーストゴロ・・・脱力・・・

まあドミニカだってオランダに負けたしな・・・最後は勝つよ・・・それからこの記事で
心中してイイっ
て書いたけど、取り消し。
やっぱり負けは許さない。
野球では。

ps
今日は株安かったのね。
株安も気にさせない1戦だったわ。
いやー、野球ってオモシロイ!
WBCの時はつくづくそう思うよ。

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March 08, 2009

エミネム/カーテン・コール ママ、愛している、でもこのトレーラーにはいられない@LY

金曜に出たアメリカの雇用統計。
新規失業が毎月60万人出る世界。住宅の2割が債務超過の国の若者。
アナリストをして「ただ、恐ろしいとしか言えない世界」と言わしめた現実・・・

エミネムを最初に見た時、その虚ろな瞳に圧倒された。
貧しい環境に怒れる若者?
そんなお題目を唱えられるレベルじゃない、その余りの空虚されに、コッチは吸い込まれそうで恐ろしかった。
本当に何もない世界ってあるんだな。
絶望しかない世界が世界一豊な国にあって、そういう連中が一杯いるんだな。
哀しむ気持ちすら擦り切れてしまった後の瞳。
何も持っていない、さらにノー・チャンスということを徹底して自覚せざる得ない魂。
出来ることはただ叫ぶことだけ。

魂が抉られる環境でもなおかつ
「成功する以外にないんだ。
こんなセイラムズ・ロット(キングの小説?)で朽ちるわけにはいかない。
俺の足よ、すくまないで。
勝負するしかないんだから。@lose yourself」
こんなこと言う。
絶望だけを歌ってアルバムだと思ったから、歌詞を読んで意外に思う。
だからこんなに声が激しかったのか。
獣は死なずってヤツだ。
でも
「俺が逝っても悲しまないで、そのままで。
俺の声が聞こえてきたら喜んで。
それはお前の顔を上から見てる時だから。
俺はもう何も感じないんだよ。だから心を痛めないで、笑い返して@When I`M Gone」
死して革を残すってヤツか。

全ての人間は長期的には必ず死ぬ@ケインズ。

だから生きている間は、我を忘れて人生(You better lose yourself in the music, the moment
You own it, you better never let it go)に没頭する・・・
This opportunity comes once in a lifetime yo
この文はあえて「人生はたった1度なんだから」、と訳したい。

8マイル

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March 07, 2009

WBC vs韓国  な、強いだろう、コールド勝ち!イチロー復活、原監督采配お見事

今日は勝つだろうと思っていましたが、コールド勝ちするとは思いませんでした。

初回、不振が心配されていたイチローのヒットから3連打で先制点、
2アウト取られて1点じゃ嫌だな、と思ったところで、稲葉から代わった内川が2点タイムリー!
左腕対策した原監督の采配ズバリです。

日本先発は松坂。
松坂、いつもいつも全日本というと中心で回ってくれてありがたいのですが、どうも力む。
あまりに責任感が強すぎるのか、力任せに行き過ぎて痛打を浴びるのが残念ですが、その懸念が初回、現実になります。
ヒットを連発されパワフルな4番に看板まで運ばれるツーラン。
これで3-2・・・ほとんど振り出し・・・ところが今日のJapanは強かった。
2回は城島のヒットから岩村は4球。打順はイチロー!なんとセーフティバント成功。
完全に韓国の意表をついた一打で、これで勝負はありでしたね。
中島が押し出しを選び、青木、内野ゴロで得点を重ね、トドメは村田の3ラン。
その後も打線は打ちまくり。7回までの6イニングで得点し14点。

投手陣も2回から松坂は落ち着きを取り戻し、調子を上げ、渡辺は完璧。杉内も完璧。
言うことなし。
最後の岩田が少し緊張気味でしたが、最後は3振の〆。
結果として場馴れする良い経験になったでしょう。

ps
両国の観客がウエーブを繋げたのは良かったですね。

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March 05, 2009

09、WBC開幕! このチームとなら心中してもイイ 

 前回、大きな感動を与えてくれたWBCの第二回大会がいよいよ開幕です。

やっぱり国の威信を掛ける大会は燃える!
最近嵌っている「萌える」じゃないですよ、燃える!です。
気持ちが熱く滾ります。
しばらくブログはWBC中心になるでしょう(笑

今大会はメンバーも非常に良い。(前大会も最高だったのは言うまでもないですが)
美しい球筋を持つダルビッシュと岩隈に、長年日の丸を背負って戦い続けてくれる松坂。
この三本柱に、下手投げの渡辺に左腕の杉内もキレがある。
もうこの投手陣が打たれて負けるなら納得するよ。

野手もイイ、Mr.WBCのイチローから始まる打線は、4番稲葉まで融通無碍に相手をかき回しそうで、5番にHR王の村田で侍小笠原が続き、福留、城島、岩村のメジャーが下位に控える。
これまたもうこれで打てなければ諦めます。

投打ともこれでダメなら諦められる。
そういう選手が揃ったことは喜びであり誇りです。

アメリカは気負っているのは日本だけ、なんて言ってますが、負け惜しみです。
プロである以上、ゲームになったら必死でやるのがモラリティ。最低限の。
こんな当然のこと言わないとなんないなんてな。

まあ今回も日本は必ず優勝してくれるだろう。
ベースボールの国で、野球は再度の凱歌を挙げる。
見えます。
そのシーンが。

ps
それにしても客が盛り上がっている。
盛り上がるよなあ。
日本が戦っているんだから。

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March 04, 2009

興起選手は誰と戦ったのか? どうか教えてください

今日、亀田興起選手と戦った相手の名前が違っているんじゃないのか、という疑惑がネット上で出ています。

確かに相当弱そうな選手で、ただこれは亀田選手が強ければ相手は弱く見えるから良いのですが、名前がドローレス繋がりとは言え、ビダルとオソリソでは全然違う。
スペイン語の読み違えってレベルじゃない。
戦績も21勝(19KO)8負と1勝6敗では勘定の仕方が少し違ったというレベルでもない。

BOXRECの記事は捏造できるのか

メキシコ紙『エル・エラルド』電子版2009年1月5日
El boxeador de 38 anos・・・ → この38歳のボクサー

同上 電子版 2009年2月7日
El enfrentar a un pugil 15 anos menor que el・・・
→彼(オソリオ)は彼よりも15歳若いボクサーと対決する

スペイン語のサイトは誰かのネタなのか?

日本の中継時の紹介と随分隔たりを感じるのだが、どんな誤解があったのだろう?

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March 03, 2009

エリザベス・ゴールデン・エイジ    恐怖に立ち向かう時、人は輝く

ヴァージン・クィーンとして権勢を奮い、英国を世界最大の強国へと導いたエリザベス1世の物語。映画「エリザベス」の続編で、イングランドはいよいよスペインの無敵艦隊との決戦を向えます。
女王役を演じたケイト・ブランシェットの演技は鬼気迫るもので、女王としての重圧に苦しみもだえ不安と恐怖に慄きながらも前進を止めない姿は感動的です。

嵐の断崖にすっくと立ち、燃え盛る無敵艦隊を見守るエリザベス。
人はみな等しく弱い。
だからこそ運命や困難と敢然と闘う姿は美しい。
そんな普遍的な思いを再認識させてくれる素晴らしい映画です。


この映画、エリザベス朝=シェイクスピアの繋がりを思わせるほど、名セリフ多々です
1)夜、恐怖の影に怯えぬ力を与えてください。
そして真の危機が迫った時に負けぬ勇気を@幾多の悩みの前でエリザベス1世

2)船で大洋を越える時、何週間も目に入るのはまっすぐに何もない水平線だけ
恐怖との戦いです。
嵐が来ないか
病に倒れないか
果てしないものへの恐れ
いろいろな恐れを押し殺し
海図を読み、羅針盤を見守り
順風が吹くことを祈り
希望にすがる
無垢で、むき出しの、か細い、希望に@航海を語るキャプテン・ドレイク

3)王に伝えよ。私は彼も司教も軍隊も恐れぬと
我々に拳を振り上げたら、その手首を噛み千切ってやる@強国スペインに啖呵を切って

4)素晴らしい、秘められた強さ。
未来を乗り切る力になるだろう。
だがご自身を疑っている
不安の色がある。
嵐に襲われた時、人が取る行動はそれぞれ異なります。
ある者は恐怖に凍りつき、ある者は逃げ、ある者は隠れ、ある者は鷲のように翼を広げ、風に乗って舞い上がります。@不安に怯えるエリザベスにジョン・ディー博士


5)愛する私の民よ、敵艦の幌が目に見え、敵砲の音が海を渡ってくる。
じきに敵と相まいえる時がくる。私は戦いの最中に身を置き、あなた方と生死を共にする!
我々が立ちはだかる限り、侵入者を通すことはない。たとえ地獄の軍隊を連れてこようとも!戦いの日が終わったら、天国で再会を、あるいは勝利の野で再会を祝おう@決戦を前にしてのエリザベス(このシーン、泣けた)


ps
劇中に出てくる白髭の博士はジョン・ディーと言って錬金術師にして占星術師にして数学者にしてエリザベスへの助言者でした。オカルトマニアの間では有名な方です。

ps
カソリックvsプロテスタントという構図があり、この戦いに勝った英国がアメリカ大陸進出でも主導権を握り、WASPの元になったんでしょう。
そして敗れたスペインは南米に活路を見出し、インカ帝国の悲劇があった。

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March 02, 2009

225先物、OP.&外国為替取引@投機取引は難しい局面でしょうか【最後に注意書きアリ】

個人的にですが、日経先物OP、FX共になんだか難しい局面になっているように感じます。

日経は順調な下げトレンドですが、政府の株価対策出動なども考えられ、そろそろ新規売り込むのが怖い水準に感じてます。

本来こういう局面ならコールの売りなんでしょうが、みんな考えることは同じらしく4月限CallはIVが低く、妙味がありません。
先物でポジション取り難く、OPでもコール買う気になれず、売るに売れず、プットは買えず、IVは高いので売りたい気は少しするけど怖いよね。

外国為替も難しい・・・ドルストレートはみんな膠着気味に感じられ、トレンドもなし、BOXというほどの動きもなし、唯一対円で急上昇したドルは、押目に注目でしょうか?

クロス円もほんとに動かない・・・当面、休むも相場ってとこですかね。

と書き終わって口座みたら日経プットOPの指値売れてた・・・これはOCOで損切りいれておかないと・・・

【注意】
上記記事、まったく当てになりません。どこまでも投機は自分の判断でお願いします。

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March 01, 2009

「しゅごキャラ!!どきっ」を見る@アニメはファッションもトレンドセッターなのね。

先日、PEACH-pitサイトに行き「しゅごキャラ!!どきっ」とう番組が放映中なのを知り、見ることにしました。
実は土曜の忙しい仕事中に録画を忘れたことを思いだし、オフィスを抜け出して歩いて1分の自宅に帰って採ったのです。(HDDに録画設定した後はすぐに仕事に戻りました)

アニメでは軽快なオープンニングに続き主人公の少女が歩いてくる。
このアニメ、初めて見たので、まだその世界観まったく分らないのですが、主人公のファッションが物凄くカッコイイ。1260_1

黒いジャケットに、赤い腕章、ルーズにネクタイをまとめてチェックのレッグウォーマーとお揃いのミニ。シャツは表に出して黒い太めのベルトがポイントになっている。
はっきり言って素晴らしいセンスです。
主人公のキャラクターにこの格好させられるのは日本だけ。
これが他国を圧倒的に引き離す実力です。

話は思い切り他愛ないのですが、キャラクターが魅力的なので見せます。
クライマックスで「やきそばとたこ焼きの両方を食べるのがあなたの夢ね」と真剣に言うとこでは笑った。

昼食時に帰って見始めたら妻が「またクダラナイの録画して」と言っていたのに、自分が一番熱中してみていました。
「これオモシロイね」が感想です。

結局絵が良い。
音楽が良い。
話は他愛ないけど、センス良く巧く出来ているんです。
これから毎週見ます。
楽しみが一つ増えた。
土曜は昼に「しゅごキャラ」で夜は「コロンボ」だな・・・なんか虚しいかな・・・
まあイイヤ。

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