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February 27, 2009

ねこ耳少女の量子論 萌える最新物理学  竹内薫、松野時緒/この内容で500円なら安い

ねこ耳少女と出会った少年が、量子論を勉強していくマンガの本です。

素人学問として量子力学をかじろうと思う時、やっかいな所は、
①普段我々が生活しているニュートン空間とはまったく別個の論理体系(存在の確率性、観測値への収束)を受け入れなければならないこと。
②基礎知識として憶えなければならないことが、フェルミオンとしてレプトンが電子、ミュー粒子、タウ粒子、さらに3種のニュートリノと6つあり、クォークがアップ、ダウン、チャーム、ストレンジ、トップ、ボトムと6種類あり、それぞれ電荷とスピンの角運動量、世代が決まっていて、さらにボソン、ゲージ粒子(力を伝える粒子)として、光子、重粒子、グルーオン、ウィークボソンにまだ未発見のヒッグス粒子が・・・と多い!
原子や分子みたいになんとなく身近な名前からとられた物ならともかく、抽象的な名前をこんなに沢山、「誰が注文したんじゃ」ボケということになることです。

結局、よっぽど気合入れないと分らないけど、一銭にもならない勉強分野なので気まぐれに手に取った本も投げ出してしまうんですね。

それがこの本ではほとんどがマンガ。
1エピソードの後に最小限の解説という具合に読む場所が少ない分逆に頭に入りました。

コペンハーゲン学派(波束の収束)とアインシュタインの喧嘩の話とか、シュレーディンガーの猫の解釈とか薄覚えの分野もはっきりした。
バカなんで一遍にあんまり沢山の情報量、与えられすぎてもダメなんです。

絵の方はかろうじて及第点かな・・・ストーリーのオチも良かったと思います。
欲を言えば「PEACH-PIT」の方々当たりに担当して頂ければ世界に売れるかも・・・
まあこれは贅沢過ぎますね。

ps
シュレーディンガー方程式
この波動方程式がなんであんなにありがたられるのか、ってのも、量子状態ではすべての物質は波なのだ、ってことなのね。

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