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December 25, 2008

共生者/株式市場の黒幕とヤクザマネー   松本弘樹@実名出まくりの壮絶内容

著名な経済人や政界人の実名出まくり、闇がさらされまくりで、こんなこと書いて大丈夫なの?訴訟されたりしないの、と思うような内容です。

金の集まるところに清流なし?は世界の常識なのかもしれませんが、バブル崩壊後の株式市場に銀行の貸し剥がしから食い込むダークマネーの生々しさは戦慄的。
生き死にの境に揺らぐ上場会社を舞台に繰り広げられる暗闘の凄まじさと、暗躍する面々のえげつなさとはまさに修羅場。
ヤクザはモチロンですが、銀行も弁護士たちも怖い怖い。
次々に明かされる衝撃の内容にナイーブな一般人としてはただ驚くばかりですな。

海外から指令を出し続ける女相場師の存在にいたっては、もうこれ映画かよ?
ゴルゴ13の世界かよって話です。

そんなストーリー性のオモシロさに加え、仕手戦の内部事情が語られ、その錬金術の枠組みが懇切丁寧に書いてあるので、読んでおけば一般投資家の方々も、罠に嵌まりにくくなるでしょう。
巧い話には、とんでもない裏事情、あるかもです。
お互い注意しましょうね。

ファイナンスかあ・・・これが裏社会の喰い物にされているってのが、この本の主張の一つですが、読んでいるうちに私は借金まみれの中で行われる際限なき日本国債の発行や、米債についても考えさせられました。
だいたい今の恐慌に近い状態は、米国の住宅ローンバブル崩壊から起ったわけですが、実際、起ると酷いことになるよ、ってのは前から言われていましたよね。
私も知っていた。
みんなも知っていた。
でも何だかんだで何とかなるだろう、と思っていたらこんなご時世になってしまったわけです・・・

確かにヤクザは怖いけど、日本史上最大の詐欺になったのは年金問題でしょ。
これほど広範囲にわたり、巨額ってたら巨額の詐欺は民間じゃありえないよね。
・・・これが国債で起ったらどうなるんだろう・・・
もやはなんでもありになった世界に、そんな恐ろしさを想像します。

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