恋愛への関心薄れる、グローバル化時代に奨励される自己研鑽の負の側面
7/12の日経に「恋愛への関心薄れる20代」という記事がありました。
その記事によると恋愛に冷めた人が増えた原因として将来への不安が上げられています。
苛烈なリストラ時代の記憶が生々しく、「仕事が出来ない人と思われたくない」ということから、私生活を楽しめない、ということがあるようです。
私、この気持ち非常に分かるんです。
私も実はそうでした。
恋愛恋愛と言って、物珍しがっていたのは20代の最初の方だけで、仕事をするようになるともう恋愛どこの騒ぎじゃないよ。
働いて働いて、休日は勉強。
そうじゃないとついて行けないし、さらに投機が好きだったので、そっちの方面の勉強もしたい。
そうなるとほとんど自由な時間なんてなくなっていわゆる
「人を恋愛から遠ざけるのは理性よりむしろ多忙である」という言葉通りの日常でした。
今、日本では格差社会の勝ち組負け組みって話が盛んですが、いわゆる勝ち組になったとしても、それは将来までの保障を含むものではないんで一生自己投資、勉強は続くんですよね。
それで仕事は忙しいと・・・
遊んでいると、インドだ、中国だってのが追い上げてくるぞ、なんて脅かされる。
資源もドンドン高騰して、日本はますます付加価値の高いものを作れって話になって、奨励されるのが自己研鑽ですが、忙しく働いてその上勉強勉強で、さらに恋愛もしろってのは自分の体験から考えても無理です!
よっぽど幸運に相手に恵まれた人以外、もう恋愛どこじゃないって。
そうすると結婚人口が減って少子化する。
嫌でも内需は萎むわけで、するとますます仕事は厳しくなる・・・
ただ自己投資、自己研鑽を積極にやってます、ってことに反論出来る人っていないでしょ。
でもどんな良いことにもこういうマイナスの側面ってあるんだよね。
そうなると、今度はそれをバランス良くやりなさいって話をする人が出てくる。
出来ないって。
仕事にしろ勉強にしろ自分の都合だけじゃコントロール不可ってことが多いんだから。
周囲に気を使って働くだけでも精一杯てのが普通でしょ。
その上でグローバル化に対応するために勉強も欠かさずってのが出来れば相当なもんだ、凡人には。
その上で恋愛もして国家安泰の為、産めよ増やせよ地に満ちよ、ってのはもうかなり無理。
やっぱり今の日本に生きるのって、かなり大変だと思うよ。
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