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July 12, 2008

フェラーリ&アストンに見るイタリア、イギリス、ファッション哲学の違い、そしてアニソンはほどほどに

先日あまりに着る物がなくなってしまい、面倒だったんですが銀座に服を買いに行きました。
普段から休日ヒッキーと書いてますが、社会生活も営んでもいるので、まったく何処へも出かけないというわけには行かず、服もないと困るのです。
で、銀座の良く行く店の前でぼんやりしていると、向こうからアストンマーティンが走ってきた。
最近、クルマ事情に疎いので良く分かりませんでしたが、DB9ってヤツだと思う。
都内で見るアストンはともかくカッコイイですよね。
そのクルマは私の前で減速して角を曲がっていきましたが、瞬間覗いたドライバーもバッチリ、スーツ姿でキメテいて、いかにもデキル男性って感じでした。

それから東京駅に移動して服を見るついでに八重洲ブックセンターに行こうと信号待ちをしていたら銀座方面から爆音と共にフェラーリのスパイダーが走ってきた。
コッチはやっぱりチンドン屋だな、と微笑ましく見ていたんですが、そこでハッと思い当たった。

イタリア物ってドルガバとかアルマーニとかともかく見た目が派手でしょ。
こんなの着れるのかって、合わせてみるとやっぱりオカシイ。
イタリア物をキチンと着こなすのってかなり大変だと思う。
それでもデザインはともかく新しい物を生み出そうという創造性は感じる。
360スパイダーだってあのクネクネデザインとイイ、ガラス張りにしたエンジンルームとイイ、かなりの独創性を出していると思うのです。

逆にイギリス物の服って一見すると地味。
値段だけ高い。
こんなの普通の量販店で売ってるじゃん、ツマランと思っても実際に合わせて見ると、良く似合う。
本物感がある。
そして長く着られる。
アストンもそうだよね。
スタイル的には昔ながらのロングノーズショートデッキで新規の提案はない。
でも本物感はバリバリ。

要するにイタリア物って、製品自身が「私を見て見て」で、目立っちゃって、着る人、乗る人をおいっていちゃう。
逆にイギリス物って執事的なものの伝統なのか、製品自身は一歩下がって乗る人、着る人をしっかりとサポートして良く見せる。

うーーん、これが両国の文化的伝統なんだな、と納得して横断歩道を渡るついでにフェラーリ、どんな人が乗っているんだろう、とドライバーを見て瞬間、目をそらした。
何故かというと、どう考えても目と目を合わせて和やかな雰囲気になりそうもない人であり、具体的に描写するに、竹内力主演の「難波金誘伝」とか「仁義」シリーズ辺りにすぐにも出演可能って感じの人だったからです(笑

通り過ぎてからあまりにキャラが立っているでニヤニヤしていたんですが、またまた我が身を振り返るに、相変わらずアニソン、具体的には「もってけ!セーラーふく」とか歌いながら乗っているんですが、この間、片側三車線の道で、前から3台目、中央車線に止まったので、(横断歩道の一番前に止まったらすぐに歌のボリュームは下げる!)ここならクルマに囲まれているし、元から声量のない私なら周囲の騒音でどうせ聞こえないだとうと思い切り歌っていた。
そこでふっと横を見ると隣のBMWに乗った品の良いご夫婦がさっと目を逸らし、凍ったように知らんふりしている・・・私は坊主頭であり、確かに歌までは聞こえなかったと思うのだけれど(というか激しくそう願う)フェラーリのスパイダー、幌全開で、丸見えの上、ステアリングをバンバン手で叩きをながら口をパクパクさせていれば見た目はかなり異常・・・
一目見て、はい、「任侠」シリーズの方というより、もっとヤバイ「得体の知れない方面の方」って感じに見られたかな、と・・・

まあ今もアルマーニだなんだって書きながら、格好は下着一枚にエアコンで冷えないように腹巻という姿なんですけどね・・・
だって普段はイイ服着るとモッタイないでしょ。
粋人は見えない場所にこそオシャレをすると言いますが、私は見えない場所では徹底してコストを削減する方なんで・・・
結論としては、ともかくクルマが止まったらアニソンは消そうということです。
なんのこっちゃ・・・

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