女子テニス界に女神は微笑むか? Finalへ! アナ・イワノビッチ
一つのスポーツが人気競技になるには何が必要か?
地道な草の根運動? 巨大マネーのバックアップ?
答えはno!
それらはみんな無駄なこと。
プロスポーツが発祥して以来、一つの競技が人気化し、多くのスポンサー・マネーを吸い寄せるのに必要なのは、たった一つの条件しかない。
それは誰からも愛されるスーパースターの登場!
これだけが必要条件であり、十分条件。
そしてそのスーパースターは、人には絶対に作れないものの一つ。
一人の有望選手をスーパーの付くスターにしたてようと、どんなにお金を掛けて宣伝しても、本物でない存在は多数のファンを魅了する輝きを持つことがないのが世の不思議。
まさに彼等、彼女等は、気まぐれな神の恩寵のままに存在するのみなのだ。
06全仏、女王エナンを失った女子テニス・トーナメントのSF。
対戦するのは、同じセルビア勢同士、アナvsヤンコ。
ヤンコビッチは不調の腕のサポーターにI love Paris.と入れる気の使いよう。
その理由は対戦相手のアナ・イワノビッチの人気にある。
小姑根性バリバリのパリの観客すら魅了するアナの人気は、遠慮のないパリっ子を敵に回る厄介な要因になりうる。
ヤンコビッチには気の毒だけど、この試合、始まる前からハンデはあった。
試合はメンタルの弱いアナが出だしから不調。
サーブは入らずショットは伸びず。
第一セットを4-6で失うものの、途中から振り切ったように打ち出して6ゲーム連続奪取!して第二セットを6-3で奪い返し観客を沸かせます。
それにしてもパリっ子のアナへの甘さはどうだ!
サイドに打ったボールは微妙でも明らかにアウトなのを取ったことにしてさっさと席に帰るアナ。
さすがにヤンコが抗議して判定が覆ると、それにアナが抗議!
ローランギャロスを見慣れたファンならこの後の修羅場は想像がつくだろう。
普通ならそんな不遜な選手は絶対に許さないのがパリ流儀。
圧倒的な罵声を浴び続けることになるのに、少々の不満の声もあらばこそ。
アナは応援され続け、ヤンコの微妙な判定抗議には不満の声が上がりかかる。
・・・去年、すでにウィンブルトンはアナに恋をした、と報じられたが、どうやら難攻不落のパリもアナの魅力に屈したようだ。
確かにテニスは魅力的。
極めて攻撃的なテニスが持ち味で、終始ベースラインの前で動いて、相手のボールのトップを叩く!
それを自在に打ち分ける技量に加えて、コンパクトに振り切るバックのスイングは超速で見所満載。
サービスでもリターンでもエースが採れるし、なによりエイショ、エイショって日本語の掛け声みたいな声と、決まったときのクルっと回るガッツポーズは非常に可愛い・・・

はい、そうです。
私もファンです。
昨日、2Chの実況でも書いてありましたが、アナが出なかったら、私もファイナルは見ないでしょう!
そう、こういう存在がスターなんです。
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