サラサーテの盤 内田百閒
幻想と怪奇、現世と夢幻、の間を漂わせることに関しては、絶後の力量を見せる内田百閒の短編集です。
この短編集で見せる百閒の「現実」を不意に溶解させる達意の文章は健在ですが、ストーリー構成の強度、完成度では、「冥土・旅順入城式」に比べると若干劣ると評価します。
ただ表題の「サラサーテの盤」に表出してくる狂気は本物ですし、何より「東京日記」にある、「その六」トンカツ屋のエピソードは絶品!
怖いよ!
幻想ホラー小説のマニアなら絶対に抑えておかなければならない1作でしょう。
今数えたら、たった2Pの話なんですが、これに匹敵する作品というと・・・なかなか思い浮かばない・・・それほどの傑作です。
ただ「柳検校の小閑」や「東海道刈谷駅」なんかは、実録に近い感覚であり、そうなると「阿呆列車」シリーズなどで堪能したエッセイも思い起こされ、どっちつかずの印象もありました。
読むなら、2番手、3番手でしょうね。
内田百閒ならもっとイイもの沢山ある気がします。
ps
今日の夜は勉強をしようと思い、エヴァンゲリヲン新劇DVDを観ながらずっとメタトレーダーの本を読みながら演習をしていました。
最後にコードを書くメタエディターのコメントフォント設定でわからなくなり、結局、最後は2ちゃんねるで聞いて助かった・・・
この間、CMEでのnikkei225のCFTCの建て玉も教わったんだよな。
助かるよ、2ちゃんねる。
Thank you
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