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March 2008

March 31, 2008

「世逃げ」のすすめ   ひろ さちや

仕事上のストレスが多い人には、ピッタリの素晴らしい本です。
昨日の「雨の日の日曜日は」、休日にも関わらず、終日書類仕事だったのですが、合間に一気に読んでしまいました。
あんまり感心したので、以下まとめを書きますが、これだけ読んでこの本を読まないのは、素晴らしいサッカーの試合を、その得点結果だけ知って見た気になるのと同じです。
FCバルセロナが大事なゲームで熱戦を展開したら、プレーを見ないと意味ないですよね。

1)今の日本は人の価値を、幾ら稼ぐとか、どの位偉いか、という商品価値だけで見ます。
商品価値で判断するだけの世間では、すべての人は正札のついた奴隷です。
現実的には、「世逃げ」と言っても、その世間の価値基準を完全に捨てることは出来ません。
しかしもう一つの尺度。「仏様の基準」を持つことは出来ます。
「仏様の基準」とは、「なんでもよい」そう思えることが仏道修行です

2)世間はイソップの童話(ロバと親子)に語られるように、常にあなたを批判します。
その批判に耳を傾けた瞬間、あなたは世間の奴隷になります。
幽霊と同じで、世間の批判は、ビクビクしなければ「出ません」「出られません」
迷惑を掛けることでなければ、人生を小心翼翼と生きないように。

3)世の中には、自分の意思で何とかなるものと、自分の意思ではいかんともし難いものがあります。
思うがままにならないことを、思うがままにしたがるから、人は苦しくなる。
病気や他人の思惑など、自分の努力では如何ともし難いものを、クヨクヨ悩まないこと。
どんなことでも不幸と思わず、これも仏様のご意志と、苦しみとだって寄り添いなさい。
いかなる状況でもその中でしか生きられないのなら「災難、自ずから楽しい
左遷になっても病気になっても、それをじっくりと味わう。これしかありません。
それはつらいでしょう。
でもつらい人生に価値はないのでしょうか?

4)しかし何も努力をするな、金持ちになる、偉くなることに意味はない、仕事などさっさと止めて隠棲しろ、というのではないです。
精神的な満足感のある努力は「精進」です。
どんどんおやりなさい。
苦しい努力なら止めて置きなさい。
それがあなたの限界なのです。逃げ出しなさい。
それを知るのが「諦め」、ならぬ、「明らめ」です。

5)重荷を全部捨てなさい。
重荷とは世間の物差しです。

いい加減が大事です。それは、いかなるものにも執着しない中道のことです。
世間の基準で、苦しくなったら、「世逃げ」をしなさい。

6)いついかなる時でも「ありがたい」と思うことです。
ただ「ありがたい」とは感謝の言葉ではありません。
「有難し」滅多にない、ということです。
不思議ということです。不思議とは思議できない、ということで、人の世間の目盛のない世界のことです。
なんだって最高なんです。

以上です。私の解釈ですから、著書の本意でない部分は相当あると思います。

実際、仏教論でも、小室直樹の語った、唯識論や阿頼耶識に関する思想は出てきません。
興味が沸いたらどうぞ手にとって「この本」を読んでください。
もしバルサのサッカーに興味が沸いたら、メッシのドリブルや、エトーの飛び出し、アンリのフェイント、ロナジのパス、イニエスタのトラップ・・・これを見ないでバルサを見たと言えないでしょ。
同じです。
上手くまとまらなかった私の記事だけ真に受けないように。

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March 30, 2008

パス・ワードは綾波レイ

為替や株先などを沢山の会社で取引していると、自分の口座にログインするのに、当然各社、各社のパス・ワードが要求される。
しかも最近の会社はみな一ヶ月たつと、そろそろ変更せいや、ゴラア!と怒ってくる、
大きなお世話なのだが従わないと、強制的に変更させられたりして、ログイン出来なくなるので、その場で思いついたパス・ワードを入れることになる。
そのたびにメモっとくんだが、中には忘れてしまうのもある。
忘れてもいったん旧パス・ワードでログインした後、変更、ということも出来るし、PCが複数あるので違うPCでいったんログインしてその後、変更してまた戻す、ということも出来る。

ところがさっき某社に週初の取引を注文しようとしたら、パス・ワード欄が空白になっている。
土曜のメンテ中にログインを試みたのが悪かったらしい。
取引開始した時点のパス・ワードはメモってあるものの、その社のパス・ワードは変更後のヤツのメモがどこを探してもない。
日曜は電話サポートもないし、明日の電話サポートは9時からで、その時間はもう仕事をしているのでマイッタなぁ・・・と思った。

昼休みに電話してメールのやり取りで再設定かな、と覚悟しながら、ふと、綾波レイを試してみようと思った。
新しいパスを思いつかなくなって、なんとなくレイちゃんに変更した覚えがあったんだよね。
で、試したところ、なんとログイン出来ましたあ!
助かったよ、レイちゃん。
でも俺の主要口座のパス・ワードがいつの間にかみんな綾波レイになっている件について。

明日、サポートに電話する必要はなくなったものの、病院に行ったほうが良いかな?

またキモイ記事を書いてしまった。
今日もウエイトとバイクトレ以外、一日書類仕事していたからさ。
月末月初は結構キツイんだよ。
Rei494

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March 29, 2008

硝子戸の中     夏目漱石

夏目漱石、最晩年の随筆です。
すでに死に至る病を得て、書斎に引き篭もりながら硝子戸越しに見る世間と、思い出の中に彷徨い出る心情が描かれます。

冒頭から寂寞たる調子であり、死の影は色濃く、なるほど一つの生命が消え行く過程とは、かくなるものか、という描写、心情がリアルです。

新聞に連載された随筆ですが、どこか弟子である内田百閒を思わせる一編もあり、そうすると、それが漱石の現実を写した随筆であるのか、創作の混入した掌編小説であるのか判然としなくなる・・・それが生きる力を失った病人故の幻想なのか、大名人の達しえた妙境からこぼれる何物かなのか・・・


随筆は次のように終わります。
「みんな連れ立って活動写真へ行ってしまった。家も心もひっそりとしたうちに、私は硝子戸を開け放って、静かな春の光に包まれながら、恍惚とこの稿を書き終えるのである。そうした後で、私は一寸肘を曲げて、この縁側に一眠り眠る積である。」
・・・まさに文豪ならではの、見事な終章です。

こんな随筆を読み終えると、せん無いことと思いながら、もし異次元、パラレルワールド、タイムスリップ、なんでも良いのですが、漱石を現代に連れてきたいですね。

縁側での一眠りから醒めた漱石に、今の日本を見せてやりたい。
今の時代なら胃病も治せるでしょう。
そしたらどんな小説を書いてくれるのでしょうか?
そんな小説、ゾクゾクするほど読みたいと思いませんか?

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March 28, 2008

タイタニック@投機への海の旅人へ

全てのフィクションの魅力の源泉は、驚きにある。
創造された驚きに、我々は、目を見張らされ、時を忘れさせられ、退屈な日常から飛び立てる。それが値打ちだ。

だからこの映画の企画を聞いたときは、その馬鹿らしさに呆れた。
誰でも知っているタイタニックの沈没事件に、ロミオ&ジュリエット。
これ以上ベタな企画もないものだ。
それに売り出し中の主演俳優を添える・・・言葉もない。

これが驚嘆すべきアイデアに満ちた傑作ターミネ―ター1.2を撮った監督とは・・・
まぁ人間誰でも魔が差すこともある。
そのうち見る機会があれば見ようと思っていたら実際は・・・素晴らしかった。

大好きになっていたテーマソングが流れるのはラストだけだったけれど、その巨船の雄大さ、内部の詳細な描写には驚嘆した。
驚きは表層のアイデアでなく、作り出させる映像の全てにあったのだ。
そしてディカプリオの魅惑。
大作映画を支える主演俳優の条件とは? という難題に彼はいとも簡単に答えを出して見せた。


ところで最近、読んだ「マネー革命の本」に破産した投機家が家中にタイタニックの絵を貼り巡らし、「絶対に沈むことのない船でも沈んだこと」を、何が起きてもおかしくない市場へ向かう時への自戒にしていたという話があった。
でも彼は破産した。
実績から見れば天才だった彼は何故破産したのか?
それほど投機の世界は怖いのか?
そうは思わない。
投機の海を旅する限り、
「どんなカードが配られるかどうかは分からないけれど、それが人生@映画のセリフ」
こういうことはある。
本当の困難にぶち当たった時、そこまでクールになれないと思うなら、航海の視界が不良な時には速度を落とし、レバレッジを下げるのだ。
レバレッジを下げれば、救命ボートは増え、氷山は見つけやすくなる。
航海はずっと安全になる。


ところでこの映画、答えは本来簡単なんだな。
ローズはアナーキーな女だった。
そしてホックリーは、婚約者への「損切り、という言葉が不穏当なら諦め」を知らなかった。
事業も投機も婚約者選びでも、人は万能ではない。
だから人生は時に、思い通りにならない。
それを受け入れることが、豊かさへの道になる。

最後に投機の海を航海する人に、この映画からもう一つの言葉を
「何故、この船長は氷山の情報を無視したんだろう?」
「26年の経験が仇になったのだろう。今までの船なら避けられた氷山も、タイタニックにはでか過ぎて舵が効かなかった」

もし氷山がある情報を得たら。耳をふさがないこと。

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March 27, 2008

ホモジェニック   ビョーク

凍てついた山河の果てから響く、ほとばしるような叫び。
閉塞の時代に、敢然と反逆する野性の魂は、熱い血液の脈動と同時にエレクトロニクスとも同化してまでサバイバルする。
生への執着と凡庸であることへの憎悪。


真に革新的な音楽は少ない。
市場が望んでいるのは、安全に売り上げが見通せ、ビジネスになる商品。
そんな中でビョークは一切の予定調和を拒否する。

たとえばこのように、

「探求の途中で、安息の地が見つかっても、
私は立ち止まらない。
I`m going hunting
I`m the hunter@ハンター」

生き急げ、と急かすように刻まれるビート。
宗教的な恍惚へと押し上げるような弦の響き。
自らの限界を心底憎むような歌声。
あらゆる壁を打ち破ろうとする狂おしい意志。

これと同じ意志をずっと以前見たことがある。
To be a rock and not to roll.と歌ったツェッペリン。
彼らも巨大な産業と化していた自らの音楽を破壊しようとした。
それでも実は、未だに聴いているのは破壊される前のモノなのだけれど・・・
かようにいったん出来上がった様式を破るのは、現実の世界に革命を起こすがごとく困難だ。

しかし困難であることは悪なのか?
挑むことは無駄なのか?

アイスランドは名前の通り氷の国だけれど、大地は薄く足元にはマグマが燃え盛る火山国。
彼女の噴出寸前のような狂気のマグマは聴きどころ。

最果ての国、アイスランドから生まれたディーヴァが愛しい。

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日本vsバーレーン  Wカップ予選

アウエーで難敵、バーレーンです。
サッカーの強さは経済力に比例するとこがあって、最近の原油高から中東勢もしっかり強化してきています。
引き篭もってのカウンターという伝統芸に、スピードのあるアフリカ勢を加えた布陣は怖いですよね。
でもそんな強敵と白熱の1戦の期待はすっかり裏切られた凡戦でした。
日本はパスも繋がらないし、キープもおぼつかない。戦術は曖昧に見え、ドリブルで切り込む選手もおらず、FKの精度もない、ないないづくしの試合でした。

こういうことはあまり書きたくないんですが、今日の昼間、バルセロナとアルメリアの試合を見ていたんです。
リーガを見ている人なら、なんでそんな地味な、節遅れの試合を見ていたか、と不思議に思うと思うのですが、水曜と日曜は、バイクとウエイトのトレーニングをするんで、その時に見る、普段は2流のアクション映画とか、ホラーなんかを撮り貯めとく在庫がなくなり、どうでもイイヤと録画して置いたのです。
で、アルメリアなんてやっと昇格したチームだし、バルサもメッシ、ロナジ抜きで、地味な面子でやっているんですが、巧いんですよ。
息が上がってくるトレーニング中でも、流れるようにプレーが続き緩急があり、個人技でも見せる。
飽きさせない。
アルメリアのほうも知名度なんてまったくないけど、見劣りしない・・・

と、書いている間に日本、左サイドを軽く抉られて失点・・・
なんかこの試合の日本を象徴するようなクリアミスからの脱力するような失点。

大久保の得点はオフサイド・・・

コレ、マズイんじゃないの・・・

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March 26, 2008

批評の事情  永江朗

社会学から時代への考証学、サブカルから文芸にいたるまで、広範囲に40人以上の評論家を、永江朗さんが批評した1冊です。
評論家を批評する。
ちょっとオカシナ本ですよね。

しかしこれを数学に置き換えれば簡単です。
一つの批評に値する現象(本)があるとします。
それを数式に還元し、グラフ化します。
その関数を微分する=批評する。
その批評をまた批評する=高階導関数の考え方です。

問題はそうして導かれた解答がオモシロイかどうかですが、充分楽しめる1冊でした。
むしろここで取り上げられている著者の本を1冊ずつ読むよりイイかも?
まぁそういう読み方は外道ですけど、他に読みたい本はイッパイあるし、見たいスポーツもあるし、仕事も忙しいものね。

また何よりこの本は優れた批評文だと思います。
その根拠は、この本にあるように、読んでいるうちにモヤモヤしたものが「腑に落ちる」
また思っても見なかった見方ができて「目から鱗が落ちる」
という体験が出来たからです。
著者ごとに書かれる概説も見事だと思いますし、(書かれた方にとっては不本意なモノも多いと思うけど)、そこから解釈、発展させる文章もオモシロかった。

特に、生成される記憶、訳文からくるデリダへの難易度の違い、弱者論、石原新太郎の小説に94点を付けてしまったことが一生の烙印になる福田和也への同情なんかね。

唯一、反論したいのは、斉藤美奈子とこの著者が同感している宮崎アニメへのことで、それには、以下の言葉を送ります。
ゴルギアスはギリシャ悲劇を一種の「詐術」「アパテー」だという
そしてそれに欺かれた者こそが賢いという、正義感や賢者は詐術とは無縁で騙そうともしないが、騙されることもない。
しかし詩境に遊び、その世界を堪能するには、騙されるほうが賢いのだ@パトスから表現へ」

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世界の金融市場を救った偉大なる康夫の深謀@エヴァンゲリオン、ゼーレの老人風

ゼーレ①「中央銀行総裁まで決められないなんて、国が一つ傾くよ」
康夫「問題ありません。これもシナリオのうちです」
ゼーレ④「総理の座は君ら親子のオモチャじゃないんだ。この修正、容易ではないぞ」


マヤ「信じられません。ドルが底打ちから反転しています」
リツコ「そんな。あれだけファンダメンタルの悪化したドルのメトロダウンは必至のはず」
ミサト「・・・これは仕組まれたものなのよ」

加治「・・・サブプライムからくるドルの下落は防ぎたい。しかし日銀介入は使えない。」
冬月「通貨は相対的なものだ。だからこそ、日本の信認をドル以下にまで下げることで、康夫は世界を救ったんだよ」

シンジ「G7にも席はない。父さんは、いったい何をしたいんだろう?」
アスカ「あんたバカァ~、そんなの分かりっこないじゃない」
レイ「人は闇を恐れ、国を作ったわ。その国を崩壊させようとする康夫の野望は、心を開かないと理解できない」
アスカ「テックガク~」

シンジ「・・・ネタだから良いけど、やっぱり康夫が父さんじゃ、僕イヤだな・・・」

康夫「フフン」

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ドリームガールズ

この題名で、熱唱する黒人女性3人組を見せられたら、観る前に、もうストーリーは最後まで分かった気になりますよね。
そうなると問題は音楽で、どの程度楽しませてくれるか?です。
その期待は初っ端から裏切られません。
熱唱するジェニファー・ハドソンは圧巻で、懐かしきモータウンサウンド!が現代に蘇り輝きます。
私が生まれて初めて熱狂した音楽は、いわゆるブリテッシュ・ロックで、クリムゾン、P・フロイド、デビット・ボウイ、ツェッペリン・・・etc多数でしたが、
その次に熱中したのがいわゆるソウル・ミュージック。
このモータウンサウンドのモデルとなった音楽です。

映画の方は、とんとん拍子で話が進み、ミュージカル原型ですが、歌がストーリーに絡むのは要所だけで、違和感はまったくありません。
むしろ、曲が厳選されたのか、非常に効果的に使われます。
それにしてもエディ・マーフィーもジェーミー・フォックスも巧いわ!
エディ・マーフィーなんか如何にも胡散臭い黒人歌手がハマリ過ぎるくらい。

それにしても話のテンポが良すぎるな、と思ったところで、映画はサブ・ストーリーが走りだします。
前半で、そうだろうなぁ・・・歌手もルックスが大切で、こういう不公平もあるだろうなぁ、という経緯から外れていったアカデミー助演女優賞を獲ったエフィが復活して、大団円。

ストーリーの進行上、歌唱力を抑えられたビヨンセが、終盤録音スタジオで歌い上げるクロスロードは素晴らしかった。
ロバート・ジョンソン以来、十字路は黒人へ音楽の霊感を与える場所なんでしょうか?

ps
高校時代、ソウル・ミュージックを夢中で聴いていた我々を聞きとがめたバリバリ日教組の教師が、いかに黒人は劣等な民族か、ということを力説したこを思いだしました(笑
アレ、なんだったんだろうね?
若い頃から共産主義、社会主義が大嫌いだった理由の一つが、私の琴線に触れる芸術を何一つ生み出さなかった、ということがあります。
逆だったのはモチロン黄昏と評されていた大英帝国です(笑
文化、芸術の力は偉大なりけりですよ。

ps
レッドソックスの開幕戦見ながら書いています。
松坂残念。アスレチックスのピッチャーも良かったよ。
今日、仕事中に明日見に行こうと思いついたのですが、明日は松坂じゃないんですね。
しかもサッカー代表戦あるし・・・家にいるかな。

今日、代表戦やってくれて、明日松坂なら良かったんだよなあ・・・

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March 24, 2008

小室直樹の中国原論    小室直樹

だいぶ前なんですが、休日というと図書館に入り浸り、本に囲まれている幸せを感じつつ、好き放題に読みふけっていたことがあり、たまたまその頃、宗教学に興味を持ち、イロイロ本を見繕い、読み出したんですが、ゼンゼンダメ。
ある本は難解すぎ、またある本は簡単でも、味も素っ気も抜き出したような退屈さ。
図書館で、これだけ本があっても、問題が「宗教」なんていう曖昧模糊とした対象となると難しいんだな。
俺は結局「宗教」については何も知らずに死んでいくのか、と諦めかけた所で手に取ったのが小室直樹先生の「日本人のための宗教原論」
一読驚愕、一瀉千里で読了し、帰りには再読しようと本屋によって買って帰りました。

それから「数学原論」「経済学の巨匠たち」・・・と読み進めましたが、まぁみんなオモシロイこと楽しいこと、勉強になること、私にとって、小室先生の書くものには猫にマタタビ状態。
ともかく好きなんです。
どこがそんなに良いのか、というに、本来ならとてつもなく難解な学問「宗教学」とか「マクロ経済学」などのエッセンスと本質をまったく損なうことなく、漢学の素養の利いた文章で、時にユーモラスに、時に激烈に歌い上げるように書き上げるとこ。
さらに論理展開では集合論まで使ってくれる。
数学オタ心をくすぐられると同時に、その厳密さにまたシビレルのね。

そんな小室直樹先生が、自分の中でいかに大きな存在かと再認識したのは、
「綾波レイに読ませたい10冊」というネタ記事を書いたおり、読ませたい本、読ませたい本と考えたらノンフィクション5冊中の2冊が小室先生の御著書
これには流石に自分でもビックリ。
ネタ記事でも書いてみると案外自分の本音を再認識できるものです。

前置きが長くなりましたが、この「中国原論」も傑作です。
読み出したら止まらない小室パワーは健在。
何故中国はああなのか?
という本質的理解から、現代における「法」の認識の仕方。
さらに歴史への偏重に見る中国の未来・・・
小室直樹の本ですから、単純に中国極悪論ではないですし、中国万歳論でもないです。

ともかく読んでごうじろ。
楽しめること保障します。


ps
去年、投資用の株式会社を作った折、最初は会計も自分でやろうと勉強開始したんですが、数冊の本を読み上げた処で、本業とトレードの忙しさにかまけて税務は会計事務所に丸投げ。
まあ仕事、仕事で詰まっているからそこまではしょうがないにしてもやっぱり「複式簿記」はキッチリやならなアカンわ。
中国人馬鹿にしている場合じゃないよ@俺、という反省も芽生えました。
簿記勉強し直しますぜ。

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March 22, 2008

日経新聞から記事にしたこと@3/22

1)サブプライム問題の現状は
ベアーの例(資本の20倍のレバレッジだった!)からも、すでにソルベンシー(健全性)問題になっている。
FRBは流動性供給から証券会社への直接融資まできました
IMFの換算では欧米で合算8000億ドル(80兆円)が見込まれます。

米マネー、安全志向顕著
TB3ヶ月物が、54年ぶりの0.3%。前週末は1.18%、今年初めは3%超でした。

国債貸出担保拡大
公定歩合の貸出は288億ドル、国債担保は2000億ドル。徹底供給です。

反面、物価上昇から金融緩和に限界説があります。
年央1%説もありますが、現状で実質0金利なので先行き成注です。

米国、4-6月の成長率が0?

2)日米金融危機比較
損失規模  米国40兆円      日本100兆円
解決時期  今、まだ米国は1年   日本10年以上だった
公的資金  米国:投入否定     日本12兆円
今のところ、経済規模が遥かに大きく、移民需要もある米国は、日本ほどではありません。


3)EUvs中国
伸び率も最高で、今や最高のお得意様ですが、チベット弾圧問題からこじれるとリスク要因です。

潮田健次郎さんの「私の履歴書」にある、困難と闘う不屈の闘志、には感動しています。
スクラップし始めました。

ps
今、NHKで司馬遼太郎の「坂の上の雲」の番宣番組を見てました。
この本は思い出深いです。明治日本人の気概と合理性。
NHKの大河ドラマは見たことないんですが、これだけは早く観たいですね。

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March 21, 2008

久々に2chにスレッドを建て、価値観の多様さを学んだ件

昔、昔の話しですが、私はコテを張っていた2ちゃんねらーでした。
スレッドも随分建てて、中にはすっかり放置した後も、親切な方に受け継がれて今だに続いているのもあります。(マターリ系です)
それからブログのサービスが始まると、元々、本や映画、スポーツ観戦が好きなので、読めば、見れば、書きたくなってそっちに移動。
今に至ります。
それが今週の火曜日、どうしても伝えたいことがあり2chにスレ建て。
久々だったので緊張しました。

そのテーマは、エヴァンゲリヲン新劇「特装版DVDの表紙を綾波レイに戻す運動スレ
です。
はい、はい、ここまで読んで止めたくなったあなた。
ここから深い人生訓が始まるので(嘘です)止めないように!

きっかけは、エヴァンゲリヲン新劇場版がDVD化されるに当たり、当然、速攻で予約をかましたのですが、その時発表されていた表紙がコレ!
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これは公開当時、入場券と共に発売されたマウスパッドの上半身部分でしたが、美しいのです。私の美意識ではティツィアーノの「ウルビーノのビーナス」か、ラファエロの「小椅子の聖母子」並ですね。(キッパリ)
個人的に「頬を撫ぜる綾波レイ」と名づけました。
絵に題名が付くと、なんとなくアートっぽくなるでしょう(笑

それが月曜に自分のアマゾン・アカウントを覗くと、予約してある商品の表紙が、ただの真っ赤なヤツになっている!


あんな美しい表紙からただの赤に変わるのは許せん。
しかも特装版は赤でも通常版は元のまま。
これは両方買わせる策略か、とスレッドを立て多いに盛り上げようとしたのですが、なんとファンの支持は赤カバーOKでした。
理由はスレッドに書いてある通りでしたが、私の予想を超えていました。
結局、思惑は大ハズレ。
思い込みはダメですね。

暖かな声援もありましが、罵倒発言もあり、まぁこれは2chだからね。
こういう体験に慣れておくのは、悪くないと思っています(笑

教訓
自分は絶対だと思っても、人の思惑まで勝手に決め付けない。
これは投機にも応用できることと思いますです。
最後の1行は言い訳です。
・・・こんな記事良かったかなぁ・・・

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March 20, 2008

ダーウィンの悪夢

公開当時、その衝撃的な映像から大きな話題を呼び、幾多の賞を受賞した作品です。
内容はもうご存知の方も多いでしょうが、タンザニアの宝石箱と呼ばれたビクトリア湖に放たれた巨大な肉食魚が生態系を破壊し、反面、その食用としての価値に眼を付けた欧州系の企業が工場を設立。
収穫した魚を運ぶロシア製の巨大航空機が轟音の中、発着する半面、周囲には足を失くしたストリートチルドレンがたむろし、暴力が横行。
毒矢を持ち、殺しもためらわない男は、サラリーが増える戦争を待ち望みながら、一晩1ドルで工場の夜警をし、貧困から売春婦とならざる得ない女性たちに、エイズに罹患し、ワニに襲われる恐怖の中、ボロ舟で漁に出ざる得ない男たちの悲惨な実態が語られます。

魚の加工工場から廃棄された残り物には蛆がたかり、それでもそれを食用にしようとするシーンや、梱包用のプラスチックを焼いてラリる子供達など、救い難い地獄絵図の持つパワーは絶大です。

タンザニアの大統領は、一部偏向を指摘しましたが、そもそもドキュメンタリーは難しい。
それは作品として撮る技術云々でなく、その本質において、ロラン・バルトが指摘したように、「ジャーナリズムは、汚染された裏切りのエクリチュール」となりやすい宿命があるわけです。
しかしバルトが、究極の無垢なるエクリチュールと評した、カミュと俳句だけで、人は生きるに得たわず、なのも確かで、こういう作品は、それを覚悟の鑑賞が前提でしょうね。


私は人の、そして経済の持つ本質的な残酷さと無関心が良く撮られた1本だと思いました。

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March 19, 2008

こんなに花粉が酷ければ内需拡大なんて無理な件

予報から覚悟はしていましたが、今年の花粉は酷いですね。
私は仕事に関して、ちゃんとやらなきゃっ、ていう強迫性的な処があり、普段は休日でもあまり遅くまで出歩けないのです。
それでも連休となれば話は別で、今日、明日など私には珍しく続きの休日なんですが、行ったのは結局、眼科と耳鼻科の掛けもちだけ。

本当はティツィアーノも来ているし、王羲之の蘭亭序もやっているし、ブリジストン美術館でのモダンも見たいし、東京都美術館でのシュルレアリズム展も見たいのですが、花粉の暴露が怖いんです。

でかければ、普段職場と自宅の往復@100mの生活のうっぷんを晴らすべく、それなりのところで食事もしますし、最近買ってない服もみるでしょうし、消費にふけると思うのですが、結局、家に引きこもり。
家で食事して、昼寝して、家庭内の機器でトレーニングして、風呂入ってこんなこと書いているんで、これじゃあ内需なんて拡大しっこないです。
政府としては抑えたいであろう医療費だけは掛ったか・・・

マセラティもずっと乗っていません。
この季節にオープンで走るってことは、花粉大量含有の空気を、高速で吹きつけられるってことだもんね。
コッチはまあガソリン節約でイイのか?
でもGS経営者にはマイナスだよね。
高速料金も使わない・・・

出先で食事もないしねぇ・・・
政府は内需拡大を望んでいるようですし、コッチだってホントはうらうら暖かい春の日にフラフラしたいのに、それが出来ないってのは、なんとも陰気な話ですよ。

マスク姿の人の多さを見れば、内需に相当のマイナスになっていると思うのだけれど、利権のない話には知ったことじゃないってことでしょうか。

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March 17, 2008

今日はこのくらいにしといたるわ@売り方番長・・・って感じの一日でしたね

マーケットは波乱の一日でした。
このブログは、紹介欄にもあるとおり、本や映画、スポーツ観戦の感想が中心なんですが、市場がこれほど荒れるとそれを記事にしないわけにはいきません。

まず日経225先物ですが、大きな節目と見ていた12000円をあっさり割ると、11610円までツッコミました!
寄りは11990円!
実はこの値、昨日の段階で私が予想していた値段ピッタリでした。
長年やっているとこの程度のカンは働くものですが、儲かったわけではありません。
何故なら一日の想定では、寄りで12000円は割れ、11990円だろう・・・でもそこから反発、+50円は行く。
だから12040円を付ける(←この段階でもうハズレテいる)

でも付けたと仮定しても、そこから先物を新規で売れるか?
売れないでしょう・・・・!
私は売れません。 (まあ買わないだけ良かった)
だっていったんは11800円台とかつけるかもしれないけど、また急速戻し。
大引けは案外12080とかトビ台で引けそうな感じ・・・それが現実では夕場で11740円です。

そんな下落を後押ししたのがドル円で、99円ブレークで始まると昼前には95円台!
これは予想外も良いとこ!(ちなみに昨日99円買いは100円戻りでOKじゃないの?と書きましたが実際にエントリーして今含み損です。1枚ですけどね、笑)

それからいったんは97円台まで戻しましたが、売り方番長は「今日はこのくらいにしといたるわ」って感じで余裕の日本時間引けでした。

で、肝心の明日からどうするなんですが、私が良く使うテクニカル指標にコスト移動平均乖離率@200日からいえば今日の段階で、一番底を打った1/22日と同じ-25%が出いています。この時は9日で11%反発しました。
またこんな大きな節目に来た時は長期のチャートを見るものですが、52週移動平均乖離では911テロの時並みの数字が出ています。

モチロンこれはチャート上のことであくまで参考値です。
今日明日が底値の保証ではないですから誤解なきように。

何より長期月足チャートを探れば、90年、92年にはさらに大きく売り込まれて、そうなると下値はまだまだともいえるので、あくまで投機は自己責任でお願いします。

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March 16, 2008

日経先物、FX、週初のポジションの取り方は・・・

前記事で日経225先物は、戻りは売りたい、あるいはfurCallの売りと書きましたが、結局実行したのはC140の売り5枚でした・・・12800円台なら新規売っていた。

情けないポジションですが、ここまで水準が下がると先物新規売り売りは怖いんですよ。
週末のNYはベアー・スターンズショックで揺れましたが、こんな大手まで火が回っては、もう利下げ利下げは悪循環でしょう。
ドル利下げ=商品、ユーロへ資金逃避のパターンが出来てしまいましたから、解決にならない。
ここからの逆転技はFRBの直接投資、買取保障しかないですね。
まぁボクシングでいうとKO覚悟のラッシュか、サッカーならキーパーまで上がるパワープレイみたいな最後の手段ですけど、小出しの対策じゃ市場に見透かせれてカラ売り筋に売り場与えるだけ。
それでも良いですけど・・・そんときはなるべく高く。
私が全力売りしても怖くない水準まで上げてください・・・
まぁそういうことは無理なんで、一旦買取案だしてくれないものですかね。
それで上げたらいい水準まで付き合いますから、その後はまた考えるってことで・・・

FXはもっと分からない。
ドル円に絞って言えば、99円台前半は100円戻り狙いの買いで良い気がするけど、下抜けのリスク覚悟だよね。俺はどうしようかな・・・

以前にも書きましたが、こういう局面で日経やドルを新規でバンバン売れる人は天才か馬鹿だけです。
天才と出るか馬鹿と出るか?
でも日経の12000円は02年、04年の高値で、長期のチャートだと大きな節目ですよね。
その辺いかがなものなんでしょうか・・・

ps
日銀総裁が決まらなくて批判されてますが、個人的には誰がなってもならなくても「そんなの関係ねえ」って思っています。
間違いないのは日本政府は終わっているってことです。
だって大臣自身が日本経済は1流じゃないって言う人ですからね。
下々の人は必死で働いていますが何か?
仕事してない大臣様が大勢いるからこうなってんでしょうに。

癒されるように綾波レイちゃんの画像を貼っておきます。
Rei049
オタなんです。
スミマセン。

こういう画像、不味いようなら削除するので連絡下さい。

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神の仕掛けた玩具     橋元淳一郎

本を読んでいると時に、この著者は本当にアタマが良いナァと唸る場合があるのですが、この著者、橋元淳一郎さんはそんな一人です。

この人の書いた「人類の長い午後」はスゴイ!
SF好きの方ならこの題名だけでピンとくると思うのですが、これはあのイマジネーションの極限に達した傑作「地球の長い午後」へオマージュされた1冊です。
内容は、橋元さんの確固たる、そして広範にわたる科学知識を元に、これからのミレニアムに遭遇する、あるいは、起こりえるかもしれない人類の未来図を俯瞰したもの。

その奔放なイマジネーションと、社会学にも目配りされた立ち居地から描かれる絢爛たる想像図は圧巻でした。
科学的な知識だけならある方は沢山いらっしゃると思いますし、ただ漫然たる想像だけなさる方もいらっしゃると思いますが、その融合を極めて高い地点で成し遂げられる方はなかなかいません。

さてそんな橋元さんが小説を書いたらどうなるか、というこの短編集ですが、ます最初の「超網の目理論」はダメ・・・ハード・サイエンス指向が空回りし、フィクションとしてのエネルギーは感じませんでした。

「スミレ」もイマイチ・・・やはり小説は別物なのかと諦め掛けたのですが、「豊饒なる空孔」で鮮やかなイメージを見せます。

そして表題にもなっている「神の仕掛けた玩具」・・・文章に生粋の科学屋さんらしい生硬さはありますが、素晴らしい。傑作認定してよい出来だと思います。
モネラの断想」は微妙。
ただ単磁極粒子(モノポール)とか、数学的な累乗と宇宙サイズなんてことに反応するオタクには楽しめます。

そして「白い飛翔体」文句なしの傑作です。
ここで描かれるイメージと想像力は長く心に残ると思います。
星間を飛翔する・・・今後、読む方のためにあえて書きませんが、このアイデアは見事です。

とけい座イオタ星系に」は、水準でしょう。
最後の「エルティブーラの黙示録」・・・素晴らしい。
そして惜しい・・・
ビックバンとビッククランチ。物質と反物質。宇宙で否定された絶対空間論の復活の可能性。
最高級の食材を使った挑戦は、最後の最後で成功の達成に届かず。
されどその心意気や良し、というところですね。

まぁ「人類の長い午後」を読んで気に入ったら読んでも良い本です。

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March 15, 2008

Dream1ライト級グランプリ

JZカルバンvs青木
クイックでパワフルな打撃とpracticalなグラプッリングで最近では一押しの選手、JZカルバン。体格がちょっと小さいけど、かつてのシウバを思わせる暴風雨のような攻撃は魅力的です。
青木はトリッキーな関節技の使い手なので、どっちにころんでもオモシロそうです。
試合はカルバンのラッシュからと思っていたんですが、静かな出足でちょっと意外。
やっと噛み合うかと思ったら、カルバンの肘が青木の首に当ってノーコンテスト・・・
まぁ、しゃあないわ・・・でもかなりガッカリ。


ヨワキム・ハンセンv朴
格闘技はともかく体格が大きい方が強いとされる競技ですが、小柄でも見ただけで怖い選手がいるもので、その一人がハンセン。夜道では会いたくない顔です。
KID軍団の特攻隊長、朴との対戦ですが、ダウンを奪う前の初発でもう力の差は歴然。
殴り合っても組み合ってもパワーが違い過ぎました。
それでも判定にもっていけた朴を褒めるべきか、決めきれないハンセンに限界を感じるべきか。ちょっと不完全燃焼。

桜井マッハvs門馬
期待の一戦でしたが、向きあうと身体の厚みがだいぶ違う。
桜井のローキックから門馬を圧倒し殴り勝ち。
私は日本の総合格闘技興行は世界1だと思っていますが、唯一の欠点がレフリーのストップが遅いこと。
今回もちょっと遅いよ。


ジダvsアルバレス
スピードと凄みのある好試合でした。
UFCでやっているアルバレスよりジダを応援していたのですが、捲くられてしまいました。最初に倒したのはジダだったんだけどね。
この試合もストップが遅い。
総格は残酷ショーじゃないんだよな。


ミルコ・クロコップvs水野竜也
ミルコは確かに1流ですが、ヒョードル様などと比較するのはあまりに過大評価だと思っていましたが、UFCであっさり負けてますますガッカリ。
ここは日本人が引導を渡したいところです。
と思ったんですが、
・・・・・・・

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March 13, 2008

ドル円100円割れ・・・なんで節目で注文ださなかったかなぁ・・・俺

前記事でドル円は、101.30が過去10年の下値で、ブレイクすれば足は速いかもと自分で書いておきながらなんで注文だしておかなかなぁ・・・と後悔です。
重要な節目だったんですから、なんらかの動きはするべきでしたよね。
緊張感というか真剣味が足りないです。
あえて言い訳をさせていただければ、起きて8時に見たときはブレイク後の戻りで、101.50付近に戻していたからまぁ買いで参戦しないでよかったのか・・・

しかしスゴイ時代ですよね。
仕事を終えた後、私はさっきまで書斎のPCでアッシャー/コンフェッションズを聞きながら225先物OPのポジション管理をしていて、今はテレビの前のPCに移ってDVDでエヴァンゲリオンを掛け、ドル円のリアルタイムチャートを見ながら続々と発表される経済指標を見ている。
ノルウェー中銀の政策金利、スイスの経済指標、アメリカの企業在庫、FRBのレポ・・・スイスイ出てきます。

同時に動いているNYダウとナスダックも見ている。
シカゴの日経先物も見ている。
今日、225Fは売りをクローズしたんで、明日は上げて欲しいんですが、ダウ-225・・・
日経は夕場で付けた最安値を切ると厳しいですよね。
今日でまた下げ一杯と思ったんですが、明日も下げて始まったら新規で売りエントリーはちょっと怖い。
今日はSQ前の操作があったのかなぁ・・・
でも-600来たんだからそうもいえないよね。
新規弱気ならファー・コールの売りで参戦でしょうか?
225先物、新規売りエントリーでロスカットを浅く取るか?
ドル円は100.-100.30で膠着ですね。
明日は早起きして考えます。

ps
エヴァンゲリオンはヤシマ作戦を見てます。
2chのエヴァ板も見てます。
ヤシマ作戦終わったら風呂は入って寝ます。

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March 12, 2008

日経新聞から記事にしたこと@3/12

1)日本の輸出依存度過去最高でも16%
主要国の平均は20%超えで、ドイツは実に40%。大きな力になっています。
背景には日本のFTA,EPA締結の遅れがあります。
高齢少子化で内需は縮小、その上、外需に制約があっては日本株も見限られるわけですね。


2)日本アカデミー賞は日テレ賞?
放映を独占しているテレビ局制作の優遇が噂されています。
樹木希林さんやオダギリジョーさんが妙にシラケテいたわけです。

3)金融不安とその対策:ドル問題様々
金融会社の損失拡大が止まりません。
欧米の中央銀行は徹底した流動性供給で対応し「メトロダウン」だけは回避しようとしています。
FRBが金利は低下させますが、インフレ懸念から据え置くユーロと金利差が拡大し、ドル離れの資金が商品に流れ、世界1の下落率となっている通貨、ドルを使う国民、アメリカ市民には二重の負担になっています。
昨日は住宅ローン担保証券(RMBS)救済、2000億ドルの信用供与が好感されたようですが、空売り筋の買戻しが終わったのか、今、ドルはジリジリ売り込まれています。

アムバックは15億ドル(1550億円)の増資が成功しても3A格付け陥落の危機です。

CMEでは、ドル・キャリーの動きも見られるようです。
これは世界全体のリスク資産にとって要注目と思います。

今は自縛状態ですが、産油国がドル決済以外を増やす日に注目が集まります。

ドル安で公益条件は改善されているはずなのに、貿易赤字額が膨らんでいるのも問題です。

4)ユダヤ人の勉強法:ユダヤ人の知的優秀さは、週1回の安息日が学びの時間になっているから
ソラリア:アシモフの作品に出てくる人々、汗臭い交流はすべて機械にまかせ、情報の交換だけに特化する人間のこと・・・俺に似ているわ


5)夏目漱石「抗夫」:作品ではマイナーですが、個人的に偉く感心したので、舞台は足尾銅山だったのですね。ちょっと行ってみたくなりました。


6)所得の海外流出最大
海外への投資から、長らく日本は交易所得収支がプラスでしたが、輸入物価が上昇し、海外からの利子、配当収支を上回りました。

ps
今、昨日のNHK、BSハイビジョンのピアノ特集を聞きながら書いているんですが、先日ショパンの番組をやっていた仲道郁代さんのヴェートーベン@熱情が素晴らしい!ヴェートーベン独特の頑丈な骨格の曲に、女性ならではの華やかさが添えられています。

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March 09, 2008

セリーヌ・ディオン、コンサート@東京ドームに行ってきました

私の中では過去の人というイメージもあったのですが、以前は良く聴いていたので行ってきました。
最近、休みはないし(今日も午前中は仕事)、この季節は花粉症だしで、コンサート情報にも疎かった上に、根っから腰が重く、コンサートがある=自分で行く、という思考パターンにもなれずにいたので、チケットを取りにいったのが先週かな。
やっと取った席はB席、二階です。

水道橋の駅に降りるとなんか人、凄いです。
東京ドームにはストーンズの初来日もマイク・タイソンの試合も見に行ったのですが、なんだか一番の人出って感じ。
しかも客層が老若男女と幅広い!ともかくあらゆる人が万遍無く来てます。
歩きながら、そういえば日ハムの柴田投手のノーヒット・ノーラーンも見たなぁ、あの日は空いていて、その上ノーヒット・ノーランなんて見られてラッキーだった、なんて考えながら席に。
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覚悟はしてましたが、これではセーリヌ様は身長1.7センチ位にしか見えなそう。

客が遅れて入ってくる人が多くて6時開始は15分遅れ。
でもドームが暗転してデアィブロ?と一緒のPVが始まると場内の歓声は一気に高まります。そこへ奈落からセリーヌ様登場!
もう出てきただけで6万人?の観客鷲掴みの握力が半端じゃない。
ドームなんで音響は最悪で、特に高音は割れまくりでしたが、セリーヌ様がライブで歌ってくださるだけOKって感じです。

3曲目に「Power of love」
これS2000で初めて高速走った時、聴いた曲なんだよね。
懐かしい!
当時の記憶が蘇ってなんか泣ける。
それから「All by myself」
これも聴いたなぁ・・・ともかくS2000に乗りだした頃は、ベリーベスト聴きまくった。

それでオープンでゆっくり流す時はバラードだと思ってオペラのアリア集を持ちだしたら、どんなに音響や走りを工夫してもダメ。まったく聴こえないんだ。
最後はレッド・ツェッペリンなんかが主になって、吸排気系をいじったSじゃハードなロック専門だな、と思ったんですが、買った当時は聴いていたんですよ。セリーヌだけは。
これはどういうことかとう言うに、結局彼女のボーカルのパワーなんだよね。
声が出て歌い上げるから、ハードなS2000でも聴けた。
ちなにみにマセラティ・スパイダーだとピアニッシモから始まる「星は光ぬ」だって聴けます。
ある意味軟弱化ですが、年なんでしょうがない・・・
でもなんだか思い出、蘇りまくりでした。

途中トイレに抜けた時は、男子トイレが遠くて、この間に「タイタニックのテーマ」やられたら御終いだなと思いながら用足し。

「My heart will go on」はしっかりと最後に華々しく歌ってくださいました。
これも「タイタニック」なんて映画は、結局、デカイ沈没船の中のロミオ&ジュリエットでしょう。J・キャメロンも想像力なくしたんじゃないか?
結果の見えている映画なんて見ねえよ、と思ったんですが、良かったよね。
デカプリオ・・ニヤって笑う笑顔からsomethingがあってやっぱり大したスターでした。
これまた感動蘇り。
懐かしくなって今、CD聴いてます。

ps
コラボやるならビデオで良いから「All the Way」が聴きたかったな。
それからもうちょっとしっとりしたバラード中心で聞きたかった。
でも行く価値はありだと思った。
あのパワーとオーラを見るためだけでも。

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帝都幻談(上)   荒俣宏

時代を江戸に遡らせた、「帝都物語」の前日談です。
「帝都物語」、私には非常に強烈な思い出があります。
読書中毒なので長期の旅行には(というか正確にはちょっとした外出でも)必ず本を持っていくのですが、「帝都物語」は随分前にNYに行く時持っていきました。

最初はやたらに売れていたし(マニアは何でも一般に人気な物を嫌う)、表紙の絵柄がダサいと思ったし、出だしの文章にピンと来なかったので、絶対に読むまい、と決めていたのですが、フライトは長くなりそうだし、分冊で出ていたので小分けにして他の本とバランスを取れると思い直して持参しました。
気乗りのしない選択でしたが、読み出すと成田に行くまでに夢中になってしまい、搭乗を待っている時点で1冊読みきり。5巻までしかもっていかなかったので、アワテテ空港の本屋に走り7巻までゲット。
それから機内で読んで読んで、ハワイ上空を過ぎた当たりで、加藤保憲が護法童子を召還し北斗七星に鎖を掛けて引き出す、というもうタマラン場面で読み終わってしまい、正直その時だけは、ちょっと飛行機をとって返してもらいたくなった・・・

NY、映画やモダンアートが好きなら聖地のような所ですが、本当にパワフルなフィクションにはそれだけのチカラがあるものです。

で、いつものように記事題名の作品と違うことを書いている時は、はい、気に入らなかったときです。
遠山の金さんとか平田篤胤とか出てきますが、ストーリーの進行はまだるっこく、人物描写にも魅力がない。

ただ加藤重兵衛(以下、同じキャラなので保憲とします)が出てくると、フィクションが一気に輝く!
大したキャラクターだと思います。
この魔人の魅力は素晴らしい。
そこで思い付いたんですが、加藤保憲、映画「エイリアンvsプレデター」とかに参戦させてやりたいです。
あの映画では、巻き込まれる人間は雑魚扱いですが、加藤保憲ならやってくれるのではないか?(笑
ちょっと前には「ジェイソンvsフレディ」ってのがあったけどそっちに出ても良い。
これはUFCとドリームのどっちでも良いというのと同じです(笑

日本代表として加藤保憲!
よく考えた日本転覆を狙う反日キャラなんだけど、このさいどうでもいいや。
エイリアンあるいはプレデターvs加藤保憲が見たいからね。

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March 08, 2008

WBC 内藤大助vsポンサクレック

決着対決です。
1Rから両者動きが軽快で、距離の取り合いから見応えがあります。
試合のポイントは長いパンチで翻弄できれば内藤、距離が詰まったとき、瞬時のショートを突き刺せればポンサクでしょう。
1-4Rは両者持ち味を生かそうとせめぎ合いで互角だと思いましたが、オープンスコアリングだとポンサク2p勝ちの審判がいます。ちょっと変ですね。

内藤は良く動き、長いパンチの手数も豊富ですが、ポンサクはその内藤のパンチの戻り際に踏み込んで距離を詰め打ってきます。
しかしポンサクがモチベーション落としてないのはスゴイ。
あれだけ長い間チャンプ張ったのだから、少しは燃え尽きてんじゃないの、と思っていたんですけどね。
この間のポール・ウィアムスとはエライ違いだ。

4-8Rのスコアで内藤優勢!
9Rポンサク焦ったのか投げ飛ばし。
でも試合は高度だよ。ポンサクはちょっとスタミナ切れてきたなかな。
10R,内藤はリーチを生かしてボディが打てるのが良い。連打が効く。
左のレバーが終盤効いてくるとイイな。
内藤は動きが止まるとコワイ。心配はそれだけかな。

11R内藤右のガード、少し上げたい。万一に気をつけたい。
ポンサク、盛んに入ってくる。勝負に出ています。内藤は12R見てるのか、少し休んでいる。

12R、両者全開!内藤が本当に老獪なら、ここはいなしたい。
動いてポンサク、止まって内藤と序盤の逆の展開。
ラスト10秒足止めて打ち合い。
いやー、好試合でした。

内藤オメデトウ!
よくやった!

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March 07, 2008

ドル円101円台!突入! 米雇用統計大幅マイナス!

今日の記事は何と言ってもこれでしょう!
相場というものは100円とか1000円とか、切りの良い数字が節目になることが多いものですが、少なくてもドル円に関する限り、過去10年では、101円台が大きな節目になってきました。
近くでは04年12月の101円84銭
その前では99年11月の101円35銭です。
さっき雇用統計が出て、「くりっく」では101円42銭まで行っていましたから、04年の水準は越えて99年の35銭を目指しています。
しかし指標が出た瞬間の動きは凄まじかったですね。
ライブでドル円のスプレッドが10銭以上空きましたか?
スキャルピングを計りましたが、まったく手が出ませんでした。
直前の戻しからのジリ下げに乗る成り行き売りで良かったんだなぁ・・・
まだまだ修行が足りません。
今はちょっともどしていますが、この調子だと35銭をブレイクしても驚きませんし、そうなると過去10年来の水準を越えて、テクニカル的には大きく動く可能性があるとされています。

参考までにドルの対ユーロの相場を見ると、95年と04年12月でだした1.35を去年の7月、8月と試した後、9月に大きくブレイクし今1.53!
未踏の値段になっているわけです。

円が過去の壁に跳ね返されてまた反転する可能性もありますが、ユーロと同じに突破して未踏のprice、と言っても円は過去79円台がありますからね。
経常黒字国で実需だけなら円高です。
円キャリーの巻き戻しといってもCMEの大口建て玉はとっくに円買い。
ただ水準は多くないから、さらに円の買い立てが増えるのか、とりあえず10年節目を攻めたので、一旦手を引くのかまったく分りません。
少し前までならドル円は金利差から短期円高ズルズル円安というパターンだったんですが、最近のレートならちょっと長めのポジションも取りやすくなっています。

ただ日本としても円高は、頼みの外需にはマイナスですが、ここまで商品市況が高いとあまりの円安も怖い。
米国にしても強いドルは国益、というのは建前、というか本音でしょうが、あまりに実情が悪すぎたら無理はできない。
アメリカの自動車業界は喜んでいるだろうと思えばこそ、先月の販売は冴えませんでしたね。
やっぱりガソリン高から日本車は多少高くても売れるようです。
ライバルの欧州車は、ドル建てで高騰しているでしょうしね。
米国市場を見る限り、ライバルのユーロが高い、というのは日本にとって救いですよね。

それにしても外貨準備が初の1兆ドル超え!と聞いても嬉しくないですね。
1兆ユーロ超え!ってんなら頼もしいんですけどね。

それから株が弱いですね。
去年の高値からNY株の倍下げています。
今日の夕場の先物では12650円までありました。
プットのボラティリティは80%、90%がついている!(知らない人のために書くとボラティリティというのは取引参加者の心理で上下し普段は高くても30%台)

私は株は先物とOPをシステムで運用しているのですが、今回の相場の特徴はともかく戻りが少ない、ということです。
ここで買い。
ここまでは戻るから売りと待っていると戻らずに反落。
仕方なしにトレーリングストップで利益確定。少しです。
下げた節目でまた買い。
戻りを待っていると今度は戻らずに損切り。
という繰り返しです。
一昨日はシステムでは戻っていいはずのが重いので、オッカナビックリ3月限C150を売ったのですが、昨日一時上げてガッカリ。
25MA超えたら損切りだと思ったら、反落で、さらに今日の下げて利益確定なんですが、先物買い持ちのカーバド・コールだったので損失の方がずっとデカイです。

まあ2枚なんで良いんですが、もう少し上がっても良いよね。
其のうち暇があったら何故日本人は日本株とクルマを買わなくなったか、外債と旅行はするのか、という記事を書きます。
株とクルマ、外債と旅行にはともに共通点があったのです。
でも今日はここまで。

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March 06, 2008

ティファニーで朝食を   T・カポーティ@村上春樹訳

ゴルフも釣りもやらないのだけれど、やる人なら、まれに、完璧な一日といえる日があるのではないか、と想像する。
生きていることを賛美したくなるような風と果てしなく澄んだ青空の下で、手応え抜群なショットの連続や、どこまでも濃い魚影などを見るとき。

この本は小説読みにとってはそんな存在。
文章には極上のシルクを思わせる肌触りがあり、紡がれるイメージは、黄金の絹糸で織り込まれたタペストリーのよう。
ひたすら小説を読むことの愉楽に酔え、際立って魅力的な登場人物たちは、みな心の深い場所にまで降りてくる。

村上春樹さんには非常に失礼な言い方になるかもしれないけれど、私にとって彼の文章の魅力は、自らのmetaphorでより、翻訳という形で他者のフィクションを訳し出す時に、より輝く。

「ティファニー」は当然、圧巻でしたが、収録されている短編の「クリスマスの思い出」の余韻も忘れ難い。
共にラストを読み終えた時、想像力が翼を持ち、見知らぬ場所に羽ばたく。
これは優れたフィクションだけが持てる魔法の力だ。

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March 05, 2008

使徒、ポール・ウィリアムス敗れる@ちょっとエヴァンゲリオン単語あり

強豪のアントニオ・マルガリートを破ってチャンピオンになったポール・ウィリアムス。
規格外のリーチとパワーを武器に、強豪ひしめくウエルター級に使徒侵入!というタイトルで記事にしましたが、なんと初防衛戦で散りました。

非常に注目していた選手だったので、試合自体から楽しみでしたが、ウィリアムス、リングインした時からニヤついていて嫌な感じです。
どんなに強い選手でも、試合前にこんな表情はないんじゃないか、と思ったんですが、キンタナ(キンタマではない)と相対するともう2.3階級違う感じ。
やっぱりコイツは使徒で、体内に反重力装置でも埋め込んで体重を軽量化してるんじゃないの、という疑惑すら浮かびます。

試合は、ウィリアムス、ジャブから痛めつけにかかりますが、キンタナは鋭く踏み込んでボディへ初発!
長身のウィリアムスへのボディ攻撃には非常な勇気を感じました。
それから力まかせに攻めかかるウィリアムス相手に抜群のヘッドスリップから右クロス、左フックが炸裂!
交錯する相手に当てるパンチが非常に正確です。
コット相手にスプリット判定の実力は伊達ではありませんでしたが、それにしても今日のウィリアムスは別人のよう。
マルガリート戦でやったように、ジャブにてATフィールド展開。
後は自分の攻撃のみ有効化ということがなく、ただひたすら雑な感じ。
キンタナの勇気と技術にオタオタするメンタルも弱ければ、フィジカルの仕上がりも不完全で、序盤は距離を計ること抜群なキンタナのペースです。

さすがに4Rから弾くようなジャブを見せ、地力の違いを見せ付けるか、と思えばそのペースを維持できない。
キンタナは長身と圧倒的なリーチから繰り出されるパンチを恐れることもなく押し切りました。

いやー、映画って本当のオモシロイですね、という言葉がありましたが、いやー、ボクシングってホントにやってみないとワカランわ。
でもウィリアムスには確かに油断というか、過信があったよね。
でも連続防衛をしている名選手達は、その罠に嵌まってないわけで、夜中でも走り出すメイウェザーの神経症的なトレーニング風景を思い出しました。
やっぱ才能だけじゃダメなんだな。
そういう意味も含めて、改めて名選手への尊敬がわきましたよ。

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March 04, 2008

将棋界の一番長い日・・・ビールを飲みながら・・・昔は好きだったんですよ。

今日は将棋のA級順位戦最終日。
名人への挑戦者とA級からの降級者が決まる日です。
将棋界のトップ10が一編に対局し、悲喜こもごもとなるのである意味一年で一番のお祭り日です。
今、ビールを飲みながら観ています。
昨日の日曜も事務仕事で、今日も労働で少しは憂さを晴らさないと。

昔はかなりの将棋好きだったんですが、だんだん限界を感じてきて、やらなくなってしまいました。
一応2段認定はされているんですが、弱いです。
まぁ免状代欲しさのインフレ認定だよね。しょうがないけどさ。

好きな棋士は羽生さん。
7冠取ったときは興奮しました。
今回名人への挑戦が決まり楽しみですね。
森内さんも好きですよ。
強豪が奇跡のように揃った羽生世代では、二番手が佐藤さん、夭折の天才村山さんに比べて真面目だけど地味な印象でしたが、なんと羽生さんより先に永世名人になっちゃった!
人間諦めちゃいかんですよ、とボクシングの浜田さんみたいなことを言いたくなりますね。

行方は1勝で降級か・・・ヘッドホンを付けての入館にはらしいなぁ、と思いました。
丸山はと金攻め・・・これまたらしい・・・しかもなんか食べているし。

久保と三浦は指しなおし。
もう寝るのでビデオですね。

佐藤康光(←本業の方の税理士さんに似ているんだ、笑)には降級の危機!
安定した感じだったんで信じられません。
泣きそうです。というか泣いてます。
これがA級の厳しさでしょうね。
木村はいかにも精神力が強そうで、根性ありそう。捲ちゃうんでしょうか?

将棋指しって子供の頃から好きだったもので食べていける人たちで、なんだか生き様が羨ましいんだよね。
ピュアな感じがします。
まあ、将棋で勝つってのは大変だけどね。
ネットで対戦して秒を読まれるとタマランよ。
2.3局指すと、もう頭のエネルギー、全部吸い取られる感じがします。
アマチュア同士でこれなんだから、トッププロの勝負ってやっぱ超人のレベルなんでしょうね。

聞き役の旧姓千葉涼子は今日は何か言いました?
私、この人の暴走発言も好きなんです。
一目、ギョっとした橋本7段は解説が丁寧で分りやすいですね。

涙目佐藤にちょっと感動した。
また見ようかな、将棋。

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March 02, 2008

新井田選手V7オメデトウ! 日本のタイソンになって欲しいよ

新井田選手が挑戦者を6RKOで下し、見事タイトルを防衛しました。
威力のあるパンチは音だけでも迫力があり、完全に相手を呑んだ試合は圧巻でしたね。
放送時間が深夜の2:15からというのがもったいないほどの1戦でした。

小刻みに身体を振って踏み込むと、威力のある連打を浴びせるとこなど、なんだかタイソンの小型版に見えました。

次はヤング・タイガーで相当強い選手のようですが、この調子、というか、さらに攻防共に磨いて圧勝して欲しいです。

ホントにタイソンス・タイルでやってくれないかな。
ガードは顎に付けっ放しのピーカーブーで。
もっとヘッド・ムーブして、飛び込むステップインはより俊足に!
連打は機械的に容赦なく弱点を打ち抜く。
今日の試合を見てる限りでは、まんざら不可能ではない、と思うのだけれど。

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March 01, 2008

カポーティ

録画してからHDDの中で眠らせておりました。
時々観たくなりましたが、読みかけ本の在庫一掃を敢行中だったので、堪えておきました。私の場合、映画を見てしまうと、小説が読みたくなるに決まっていますし、そうするとまた読み切らずに読みかけ本が増えるという循環が常考ですから。

そこに春樹村上様のティファニーが新訳で登場と聞き、これなら春樹村上新訳刊行記念として見ても良いのではないか?ということで見てみました。
録画の1本ごときで大げさですかね(笑

映画は寒々としたカンサスの農村風景から始まります。
クッキリとした地平線と寒々として広い空の風景は、寄る辺ない人の孤独と寂寥を暗示し、そこへ一滴の血が滴り落ちたような突然の惨劇が起こり、何故かNYセレブリティ界の人気者、トルーマン・カポーティは注目し取材を開始します。

カポーティ役はアカデミー賞を取りましたが、確かに「アマデウス」のモーツアルト役を連想させるほどエキセントリックな存在感があり、sensitiveで神経症気味の作家を良く演じていたと思います。

ただ映画は題名にちょっと偽りありで、カポーティという作家全体を俯瞰した造りではなく、あくまで「冷血」を取材していくカポーティという話でした。
本国アメリカと違い、日本で今どきカポーティを読む人間がどのくらいいるのか?
「冷血」に思い入れのある人口はいかほどか、ということから考えるに、この映画、それほど一般性はない、と思います。
ただ昨日から読みだした春樹村上氏のティファニーのあとがきで「冷血」に触れた素晴らしい一節があるのでちょっと要訳します。

「冷血」には、カポーティの描きたい物語のかたちが含まれていた。
それは救済への希望と、避けがたい絶望との間で押しつぶされていく人間たちの姿だった。そのような切実な状況の中に、彼は自らの身体と魂をすっぽりと浸し、そこにあるマテリアルを余すことなく利用したが、そのマテリアルもまたカポーティを余すことなく利用し、消耗させたのだ。
カポーティはその潤沢なマテリアルと彼の魂を交換した・・・

これはこの映画のラストを見事に解釈していると思います。

映画に興味がわいたらぜひ本も読んでみてください。

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月末で花粉来襲での楽しみはやっぱり・・・

なんだか異様に忙しいです。
こんなに忙しくするつもりはないんですけど、しょうがない。
仕事は相手があるものですからね。
しかもいよいよ花粉襲来!
こうなると休日はますますヒキ気味になるわけですが、ストレス解消と楽しみはやっぱり本と映画と音楽になります。

このところ在庫処分(買っただけで読んでない本などの読みきり)をやっていたんですが、やっぱり買わないと詰まらない。
で昨日買って今日アマゾンから届いた一覧は

壺坂幻想   水上勉 ゆっくり読む予定、楽しみです。

死都ゴモラ  ロベルト・サヴィアーノ カラバッジオを思わせる血塗られた筆致です。

エヴァンゲリオン・クロニクル イラストレーションズ 画集としてはまあまあ・・・
綾波オタとしては期待ハズレ。

神々のシンフォニー サラ・ブライトマン  クルマで聴きたいです。

Shiro SAGISU Music from `EVANGELION:1.0 YOU ARE (NOT)ALONE‘
コッチはPC作業中のバックでいいです。

ティファニーで朝食を カポーティ&村上春樹訳 読み出しました。最高です。

ダブリンの人々  ジョイス&米本義孝(←新約です) いつか気合を入れてですね。

ps
それにしてもドル急落来ましたね。
輸出産業は大変でしょうが、商品市況が暴騰しているので、悪いことばかりじゃないでしょう。
穀物からエネルギーまで高いときに円独歩安は恐怖ですよ。
100円割れたらアメリカへのお付き合いから、日銀利下げがあるかもです。
でも任期切れの総裁選びが政争の道具になってますね。
政治がどうしようもないのは確かだ。
今は結構危機なんですけどね。
そういう認識はないんだよな・・・

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