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December 12, 2007

日経記事から「規律遵守」の絶対視は、誰の「ため」になっているのか?

1)法令順守(コンプライアンス)に行き過ぎはないのか@双日研究所 吉崎達彦
耐震偽装から建築確認申請が厳格化され、住宅着工が大幅に落ち込み、漁船では乗組員規制から操業不安が広がり、金商法から投信が売れず、個人情報保護法から教育現場の弊害になり、食品衛生法から被害者なしでも営業停止になり、駐車違反と酒酔い運転の厳罰化が、飲食店と車の販売に悪影響している。

一連の規制に共通しているのは100%の安全で、それが最低の経済合理性を損なっている。
間もなく導入される「企業内部統制」は、企業の業務内容を著しく増大させ、ベンチャー企業からは「上場は無謀」という声も上がっている。

2)社会の活力失わぬように@一橋大学安田隆二
企業に社会的道義的規律を求めるのは正しいだ、現状は規律遵守が自己目的化している。
国家の未来を考える政治家が1円領収書を考えている。
「規制や原理は厳格に守るべき」という意見は正しく、反論しにくいが、あまりに厳しいと本来の使命より目前のルールのみ守る。
この原理的規律主義では社会のダイナミズムが失われるのでは、と懸念している。
物事には光と影があり、単眼だと全体が見えない。
創造性を育てる闊達な社会にするため、志と誇りを高く、自由な発想と活動ののりしろと、原理主義を疑う遊び心を持つ大切が歴史の教えるところです。
そのための厳しい自覚と責任は求められますが。


私心
私も以上の規制がみな悪いということではないですが、ただ世の現実には限度があるということを感じます。
結局、実業をやっていれば、365日、24時間、どこからも絶対に糾弾されない無謬の仕事ぶり、なんてあるんでしょうか?
この流れで、力を増しているのは、規制をかけ裁量権を持つ官僚組織と、糾弾がなにより飯の種になっているマスコミだけではないでしょうか?
地道に働き生活を支える仕事は、みな生きにくく、役人とマスコミだけが栄える国に向かっているような気配を感じます。
まぁそれならそれで私はタイミングを計りながら、円や株価指数先物を売るから良いんですけどね。
と、日本絶対繁栄を願う私は、せつない憎まれ口を叩きたくなります。

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