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October 2007

October 30, 2007

杯(カップ)―緑の海へ―  沢木耕太郎

沢木耕太郎さんが日韓両国を往復しながら、あのワールドカップを取材した1冊です。
この本を読んでつくづくと感じるのは、旅も「才能」だということ。
「深夜特急」は私も夢中になって読みましたが、あの奇跡のような旅は、確かに幸運だけでは出来なかった。今回は韓国、日本のひたすらな往復ですが、行く先々で恵まれた経緯が多く、沢木さんは旅の天才だと思いました。

またもう一つは人徳ということ。
韓国での出来事はひたすら良いことばかりで、日本では変な女性観客に悩まされたり、意固地な女性スタッフに嫌な思いをしたり、と散々です。
コレ普通に書かれると反感を感じるんですが、沢木さんが書くと、
「そういえば俺が見に行った試合でも、変な女の客がいたよなぁ」とか
「そうそうサッカーじゃないけど、某所で信じ難いほど意地の悪い女のスタッフに嫌な思いした」
などと不思議に同感させられてします。

まぁこれも文章の魅力が抜群なことが背景なわけで、
「私はサッカーにはホントに素人で」とおっしゃる通り確かに古くからのファンでないのですが、
試合の描写が始まると、それは生き生きと躍動しだし、思い出が蘇ってくる。
大したものだと思うのですよ。
よく英語だけ学んでも、日本語としての教養がなければダメ、なんて云われますが、サッカーだけ詳しくても、エッセイはスポーツや人間を見る目が基本なんですね。

楽しかったエピソードは、毎年イタリアにワインの試飲に行くタクシー運転手とのことで。
日韓両国で試合を追うのに疲れたなんて言葉に、
「疲れたなんて言っちゃいけないよ。あんたの背後には何千万だかのあたしらみたいな、ナマで見たいけど見られない人がいるんだから」
なんて言葉が返ってくる。
これにはグッとくるよね。
ホント、私事ですが、私も行けそうな試合に、申しこんだチケットはみんなハズレ。
仕事や会合も抜けられず、テレビ観戦すらやっとだったよ。

またフランス大会でのことだけど、取材中一緒にいた通訳の女性が美人だったので、普通なら近寄ることも出来ない、ロシアやジャマイカの監督が寄ってきた、なんてのには笑いました。
向こうの連中はスゴイわ。


ps
沢木さんは認めているけど、あの大会での韓国、vsポルトガル、スペイン、イタリア戦は酷かったと思うよ。
あらゆる視点(W杯10大誤審DVD@FIFA制作)から考えても。

ps
「君が代」に妙な批判をしてるけど、俺は聞くにつれ深い味わいのある良い曲だと思う。
確かに他の国歌のように勇壮な曲でないことは確かだけど(サイドブレーキを引いたまま坂を上がる自動車のよう@確か村上春樹の言葉)、それだけ日本文化、民族性の独創性が出ていると思う。
そしてグローバルに競争が繰り広げられる時代の何よりの武器は、「独創的」、ということだ。

韓国での旅も味わい深いし、旅とサッカーの両面で楽しめる1冊でした。

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October 29, 2007

レッドソックス、ワールド・シリーズ制覇! オメデトウ松坂、岡島!

ナックル・ボーラーのウエイクフィールドが外れてから、今日は先発から興味がありませんでした。
4戦で決まるとも思えなかったし、本音では決まらないでも欲しかった。

さて今日の両チームの先発、「残り物」はレスターとクック。
投げされてみれば特に左腕のレスターは、威力のあるストレートに角度がついて、中々のピッチャーです。
試合は1回にエルズベリーの2塁打とオルティスのヒットで先制。
なんかもう完全に流れはレッドソックスね。
3回に松井稼が2塁打を打つも後続なし。
スタンドにはピンストライプのユニフォームにMATUIとした人もいる。
一瞬、なんでヤンキースのユニが?思った自分が恥ずかしいです。

5回はバリテックが追加点を上げ、7回にはローウェルのHRで3-0
なんかもう今日決まっちゃう感が漂いだすと野球にはドラマが起こる。
裏にはロッキーズ、7番ハウプのHRで反撃開始。
8回にRSの代打がHRでまた引き離すと、裏の8回は岡島!
ここで抑えろ、岡島!との願いもむなしく1死を取った後、2ランをきっし4-3!

もう頼みはパペルボンのみ!
それが粘られて球数増え5アウトがキツク遠く思える。
デカイ外野フライも打たれる。
そうなると急に明日のベケットが心配になる。
大きな流れが変われば短期勝負は分らない。

でも大丈夫でした。
投球をするパペルボンの瞳はまさに猛禽のそれ。

レッドソックス、Wシリーズ制覇です。

ところで「残り物」と書いた今日の先発の二人は共に病気を克服しての復活でした。
ロッキーズのクックは肺そく栓症。
「復帰まで1年を要し、野球が一番大切なものでないことがわかった。人生の先を見据えることができてリラックスできた」
レッドソックスのレスターは、リンパ腫の化学療法を繰り返し頭髪も抜けたそうです。
「もう投げられないと思ったことは一度もない。僕は競技者だから、何にも負けたくない@レスター」
人に歴史あり。
最後にまたいい言葉を聞いちまったぜ。

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October 28, 2007

ワールド・シリーズ3戦目  レッドソックスvsロッキーズ

Wシリーズも舞台はコロラド、クアーズ・フィールドに移って先発は松坂。

相手のピッチャーは防御率4点台で、投球練習を見ると迫力のあるボールじゃない。
でも投げ出すとチェンジアップにバッターが泳いで結構やっかいそうだ。
RSに痛いのは、DHでなくなりユーキリスが外れてトップがペトロイヤでなく、不調のエルズベリー。
ことろがこれが幸いする。
当たりそこねがサード前の内野安打になり、2番に下がったペトロイヤも内野安打で1.2塁。
チャンス到来、松坂に先制点と願っても3.4.5番が打ち取られ、結局0点。

その松坂はいきなり松井稼への初球をセンター前に持っていかれエラーもからんで2塁に。
松井稼が打ったのは嬉しいけど、置きに行ったようなボールの松坂は不安。
踏ん張れたのはホリデーの強い打球を自分の好守備で止め、2塁の松井稼を殺せたことだ。
松坂、結局、自分を自分の守備で救った。
松坂は、持ってるポケットの多さが強みだよね。

2回もRSはロッキーズの先発フォッグに抑えられ、裏に松阪はいきなり頭へのデッドボール。見てる方は動揺しますが、松坂さすがに怪物だよ。
この後からふっきれたようにボールが走り出す。

そして3回、エルズベリーの2塁打、ペトロイヤの送りバントがヒット、オルティス、ローウェルがタイムリーでおなじみRSexplosion!
ご愛嬌なのは、バリティックのヒットで汗汗走ったラミレスがホームでアウト。
また無理して。。でもちょっとスライディングに工夫した?と思ったらスロー再生で見たラミレス、キッチリ、捕手のタッチをかわしていました(笑
カワイイよ、ラミレス。
自分じゃ一所懸命やったんだね。
それで打順は松坂。
軟投型だし、なんか構えが良かったからちょっとだけ期待したら、2点タイムリー!
な、怪物なんだよ、みたかボストン!

結局、この回6点で、松坂も5回まで無失点でもう安心って思っていたら、6回1.2塁にランナーを残し交代。後続のピッチャーが打たれ6-2・
自責点付いたけど6-2ならまだ安心と思っていると、7回松井稼がやからす。
バントで出て盗塁を決め、後続が続いて1.2塁で、ピッチャー岡島!

よし、これで岡島がまた抑えれば、今日は松坂、松井稼、岡島と日本人デーだな、と思っていたら、いきなりバックスクリーンに3ラン!
さらにヒットで同点のランナーまで出る!
岡島は、疲れているんだから出すなよフランコナ!
一気にドキドキですが、岡島なんとか抑える。
そして8回、RSは運がある。
ルーゴに交代したクリスプ、エルズベリー、ペトロイヤの連打で3点。
これで9-5・
9回にも3盗が生きて1点加え、10-0.
最終回はパペルボンが抑えて終了。
松坂、ワールドシリーズ初勝利!
で松井稼も3安打1盗塁で言うことなしだ!

今日は午前中仕事でHDD追っかけ再生で追いつきました。

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October 26, 2007

Wシリーズ第二戦  シリング、岡島!岡島! パペルボン

Wシリーズ第二戦。RSの先発はシリング。
1回、先頭打者に微妙なデッドボールからランナーを出し、ナ・リーズ2冠王のホリデーがサード強襲のヒット。
これは仕方ないにしてもショート、ルーゴのカバーが送れてランナーは3塁に。
後続をダブルプレーに切るも生還され1点のビハインド。
RSの内野守備ははっきりと不安だ。
でも豪打、豪球の選手揃いなんだから守備くらい下手なのも一興かね。

ロッキーズの先発は、と見るとシーズンで4勝とあり、プッ、ピッチャーいないのね、これは楽勝だな、と思ったら途中から上がってきた23歳の若手で、ポストシーズン防御率が1.22だって。

投げ出すとギクシャクしたフォームからハードシンカーが冴える。
パワーヒッターの揃いのRS上位打線がみんな力負け。
強いです。唐突だけど「スタンド使い」なんてイメージを持った。
勢いに乗った若手なんで、これは難物ですよ。
度胸もあって荒れ球で、強面のユーキリスやペトロイヤの頭上に平気で投げる。

二人の投手の勢いと1-0の点差を比べると、昨日の真逆の展開ですよ。
と心配するも、そこは豪打のRS、少しづつ球威を落とすヒメネスから4回、5回に1点づつ取り、2-1.
そこをシリングが6回1死まで抑える。

でも1.2塁にランナーを出したところで、岡島だぁ!
メチャクチャ心配。
岡島、顔色限界だよ。
注目の第1球はストレート。
ボール生きてます。
後はカーブだと思っていると、二球目に投げた。
キッチリ落ちてます。
大丈夫だ、これは大丈夫だ、と思いながら見続ける。
内野ゴロの間に1.2塁のランナーが進塁して2.3塁になる。
ワンヒットで同点から逆転の目の中、岡島、三振の〆。
お見事。
7回も岡島は完璧でフェンウェイ・パークは大熱狂!
感動したよ、岡島。
スゲエよ、ワールドシリーズで投げてんだもんな。
8回も岡島は続投で、松井稼を打ち取ったとこでパペルボンに交代。

パペルボン、魅せてくれました。
特にホリデーへの2球目になった、浮き上がって下を降らせるボールには痺れた。

終わってみれば2-1・
伝説のピッチャーの最終戦?と岡島の力投と本格派と変則型の豪速球投手同士の一戦でした。

ps
投げ終わった後、スタンドの声援にこたえていたシリングは良かったな。
心に残ったよ。

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October 25, 2007

Wシリーズ開幕! レッドソックスvsロッキーズ

仕事なので昼食時、昼休み、夕食時にHDD追っかけ再生でみました。
ともかく時間がないので試合前の華やかなセレモニーも早送り。
こういうとこからゆっくり見るのが醍醐味でしょうが、仕方がないですよね。

試合はベケットの快投からスタート。
1回は3者連続三振。
チームを勢いに乗せようとする気迫あふれる投球でした。
150キロを越える直球も伸びる真直ぐ。ツーシームで微妙に落とすヤツ、右に左に曲げるヤツと投げ分けて、ナショナルリーズ2冠王、ホリデーにもまったくかすらせもしない。

一方、ロッキーズの先発は、というと17勝しているけど防御率は4.22と大したことがないのが救い。でも投げてみるとスリークォーターから角度のある球を投げます。
やっぱポストシーズン7連勝のチームのエースだな、と思うまもなく、先頭のペトロイヤが身体全体で振り切って11メートルのグリーンモンスターを越えて行かせるHR。
スケールがデカイ選手だな。
新人賞はコイツで良いよ。
その後もユーキリス、ラミレス。バリテックのヒットで2点追加!
松井稼には悪いけど3-0でなんかもう勝ったような気分。

ベケットは2回も4番を連続三振で、これは凄いモノ見てるな、と思ったら2塁打を連続で打たれ1点を返される。
このボールでも打たれるか、と思うと、やっぱメジャーは半端じゃない。

でもその裏の2回に少し不調かな、と思ったオルティスが2塁打で1点追加し差はまた3点。

今日はこの時点で8割方勝負ありでしょう。
4回には2死からオルティス、ラミレス、バリテックで2点追加。
5-1になり先発フランシスは撃沈。

5回にはRSがロッキーズの3人のピッチャーを総崩れにさせ7点追加。
得点はなんと2塁打記録まで作る13-1
特に満塁から3者連続押し出しじゃ、このシリーズ、ロッキーズの投手陣は苦しいだろうな。

ps
ロッキーズの守備は見ごたえがある。
動き送球とも速くて強くて守備だけならダイヤモンドみたいに堅い感じ。
でも今日みたところじゃ攻撃陣と投手陣に差がありすぎる?
ロッキーズは松井稼だけ活躍してくれればいいや。
でも松井稼。頬がゲッソリこけてやっぱり大変なんだろうな。

ps2
波に乗ったRSの強さは異常だ。
爆発力なら史上最強に近い?
このチームとWBC優勝の日本代表とやらしたい。
ワンマッチ勝負でイイから。
先発はベケットと松坂(この試合だけ日本に返してもらう)で。
負けるにしてもどのくらい負けるか見てみたい。
でも1試合だけなら案外勝てるかも。

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October 24, 2007

ウインド・レギュレイター故障で1ヶ月かかりましたマセラティ・スパイダー

マセラティを買う前に言っておくッ
おれは今やつの部品供給の実態をほんのちょっぴりだが体験した
い・・いや・・体験したというよりはまったく理解を超えていたが・・・

         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|                  
         |l、{   j} /,,ィ//|       
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ        
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人        
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ       
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \    
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ 
 


あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
『ただ車の窓を上下させるだけのモーターが故障です、と報告されたと思ったら、直すのに一ヶ月と10日かかった』

な… 何を言っているのか わからねーと思うが
        おれも何をされたのかわからなかった…
      頭がどうにかなりそうだった…
     催眠術だとか超スピードだとか
    そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
     もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…

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NISSAN GT-R発売!・・・・やっとだね

日産からGT-Rが発売されました。
クルマ好きならもう何年も前から話題になっていたクルマで、一部では出る出る詐欺じゃないのか、と思われていました。
私も思っていました。

日本車は日本文化(質実にして勤勉、高性能)を具現した素晴らしい工業製品だと思っていますが、一部のドイツ車やイタリア車に比べ華に欠けるのは確かです。
でもこのクルマは正規輸出もされるようで、慶賀の至り。

映画「ワイルドスピード×2」でも取り上げられていましたが、スカイラインGT-Rは海外では伝説の幻の名車扱いです。
世界での認知が広まるのは、個人的にはすごく嬉しいですね。

私は、スピード好きというか,狂のつく方なんですが、フェラーリ328GTBで80キロオーバーで捕まってから、ランエヴォとかGTRには興味を持たないようにしています。

もう20年近く前なんですが、1発検察送りで(当たり前ですが)参りました。
オービスでやられて、その遠方の警察に確認に行く時は、もうオービスの場所は覚えたと思いながら230キロ巡航が止められない自分を、もう一人の自分が見ていて、この反社会的行為(でも実際に事故を起こしたことはないです。腕が良いわけではなく、飛ばす場所を選んでいる訳です)は、周囲も自分もいずれ滅ぼすな、と自覚し、次の命題として考えたのが、実際にスピードを出さずにいかにしてこの狂を止められるか、ということでその回答がオープンカー。

幌を開けて、自分の体を外気にさらせば120キロも結構嬉しい。
というかホントは物足りないけど、社会の一員として生活するんだからしょうがない。

だから買うことはないと思いますが、早く路上で見たいです。
勝負はしません。
勝てるわけないモノ。
以前、雨のワインディングで追っかけたインプは速かったなあ・・・@思い出
もうコーナーの立ち上がりから全然別種の乗り物だと思ったよ。(S2で追いかけた私が下手なだけですが)

ps
これも300キロまでメータはあれど、180キロリミッターなんでしょうかね。
なんかもう日本の規制ってちょっと気が触れているよな。

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October 22, 2007

ポアンカレ予想とペレルマン

この番組、スゴク楽しみでした。
今、NHK見ながら録画もしています。
トポロジーとポアンカレ予想がCGを使い良く説明されていますね。

サーストンの幾何化予想のところは勉強になりました。
リッチフローの基礎と微分方程式、物理の知識が説くポイントだったとは。

「極めて高度な数学の持つ迷宮の美しさは、それを覗く才能のある選ばれた者たちを夢中にさせる」
俺に才能があったらなにより一番見てみたいのがコレ。
どんなものよりも見てみたい。

人一倍計算が速くてそれだけが子供の頃のプライドだったんだけど、それだけでした。
計算と真の数学的才能って全然別なんだよね。

「孤独な世界で研究を耐えたのが成功の秘訣でしょう。人間性を切り裂かれるような恐ろしい試練だったと思います。その結果、彼な何かを失ってしまったと思います」

フィールズ賞受賞拒否で見たまるで憑かれた人のような写真とはあまりにかけ離れた若き日の優しい微笑みと眼差しのペレルマンを見ていると、数学の魔性の恐ろしさにゾっとします。
でも破滅の瀬戸際にあるモノって大概凄い快楽だったりするんだよね。

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レッドソックス、リーグ優勝!   オメデトウ松坂&岡島

いよいよ優勝決定戦。
仕事なので録画して昼食時と昼休み。夕食時とその後に見ました。
途中で録画が切れてましたが、8回裏の大量点前まで見られたので満足です。

初回、投球を開始した今日の松坂、前回より良い具合に力みが消えているように思えました。
直球は148キロですが、サイズモアのバットをへし折り威力はあるようで少し安心。
観客席には日の丸のバンダナを巻いたり、日本の国旗を掲げているアメリカ人がいて、こういう無邪気なとこは可愛いよね。
みんな体はデカイけどさ。

インディアンズの先発はウエストブルック。
オルティスの内角へ落ちるシンカーは良かったけど、運がなかった。
1回、ラミレスのラッキーなタイムリーでRSが先制。
逆に2回の松坂には運があってイイ当たりがサードの正面を突いたりしてともかく3人で〆ていく。
その裏もRSはヒットを繋げ2点目。
3回にはゲッツーの合間に一人生還させて3-0.
1点づつだけど点が重なって松坂は3回クリア。

ところが松坂、4回にはグリーンモンスター直撃の2塁打を重ねられて1点を失う。
5回には同じように2塁打を打たれ犠牲フライでまた1点を失う。
これで3-2.
しかもウエストブレイクの調子が尻上がりでRSの打線は中軸が沈黙。
5回を終わらせたチェンジアップが今日の全てだった。

6回から岡島。
簡単の終わらせるも7回、ショートのエラーからランナが2塁に進み一転ピンチに。
メジャーって守備は下手だよね。
その後、ヒットを許し1.3塁。
もうドキドキ。
それを岡島、ゲッツーで切り抜ける。
良かった。
松坂には恩を感じている。
モチロン、個人的に知っている訳ではなく、多くの大舞台で日本代表のマウンドを守ってくれたからだ。
でも岡島も応援していたよ。
巨人でデビューしてスターになり、落ち目になり日ハムに行った時は終わったかと思ったら、日ハムで中継ぎとして地味に復活。そしたらなんとメジャーの名門レッドソックスから誘われ、結果チーム最高の掘り出し物になった・・・!

松坂みたいな人生もあるけど、岡島みたいな人生もある。
両方とも良かった。
オメデトウ!

試合はその後、7回にメジャー、特にレッドソックスには珍しい犠打が出て、1番小柄なぺトロイアが体がねじくれるほど振り切ってグリーンモンスターを超える2ラン。

そして8回、驚きの岡島続投!
途中交代になるも、最後のパペルボンのボールの迫力は満点でした。

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October 21, 2007

X-MEN:ファイナル・デシジョン

拳から超合金の爪を生やしたり、嵐を起こす女がいたり、という大人がまともに見る映画、という以前に、大人が真面目に作る作品とは思えない幼稚なコミックス原作をアメリカ人が220億円を投入して作ると大人が夢中になって見るに耐える作品に仕上がるという驚き。

膨大な金を掛けたであろうVFXの凄さはモチロン、演じる俳優のレベルは高く、何より脚本に詰め込まれたハリウッド流「匠の技」がハンパじゃない。
話の進行によどみがないのはモチロン、ライバルになりそうな超人同士の対戦もキチンと組まれて、決戦の地アルカトラズへ至る道も驚きの一手が打たれている。

どうせアホ映画だろう、と思いながらHDDの中に放置してあったのですが、見始めたら一気に最後まで持っていかれてしまいました。
確かにアホな映画なんですが、幼稚なことに膨大な金と技能を注ぎ込むと、アホとはとても言えないスゴイ映画になるという、なんというかアメリカという国の一面を現しているような1作ですね。

お暇な折にどうぞ、というところでしょうか。

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好天の日曜に家族で食事に

起きてレッドソックス戦を見ながら本棚の整理と掃除。
それからあまりの好天に気まぐれを起こし家族4人で食事に行きました。
行ったのは歩いて10分ほどのところにあるイタリア料理のお店。
小さな美術館に併設されていて、値段もランチで1500円程度です。

話題は娘と恋愛相談。
私自身が中学、高校時代の友人や周囲の話を中心に。
それから今の友人の話を聞く。
要旨は「男はやりたいだけの生き物だから気をつけましょうという」結論。

次の話題は経済のファンダメンタルに沿った投資について。
金価格の動向と上がった意味の背景について話す。

ゴマジョーと呼ばれる次女は金貨とNZドルの外貨貯金を持っていて投資に真剣だ。
テーブルにあった紙とボールペンでチャートを描き、長期オプション売買 LEAPSについて話しだすと、長女(ノバウサギに似た娘改め、(ポケモンの)ニャースに似た娘)はNyazu
携帯でメールを始めるも、ゴマジョーは身を乗り出し、目を見開き真剣に聞く。

そこでデザートのケーキが着たので話は中断。
デリバティブの話をこれ以上、無理に続けることはない。
そんな世界があるんだな、と記憶が多少でも残れば良い。
まだ14歳だからね。
だんだんに憶えれば良い。

でも二人が私にケーキや料理をくれようとするのは少し意外だ。
汚い、ウザイとは思われてないらしい。
料理は、もらわないけどね。
太るから。
余計なカロリー取りたくない。

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レッドソックス打線爆発! 決戦は松坂!

リーグ優勝決定戦は、フェンウェイスタジアムに帰って、レッドソックスはシリング、インディアンズはカモーナの勝負。
試合前のビデオでダイヤモンドバックスでのMVPシーンと血染めのソックスでの熱投をみるとやっぱり気持ちが高ぶってくる。
戦いながら傷つき、それでもなお立ち上がる男のストーリー。

そしてシリングの投球に目を凝らす1球目。高目に浮くボール。
アナウンサー「スプリットですか?」
解説者「スライダーだと思います」
どっちにしろボールは行っていない。
デカイファールを打たれヒヤッとする。

なんとか内野ゴロと三振で切り抜ける。
「投げる前は恐怖を感じる。だから研究し練習するんだ@シリング」
それにしてもRSファンの声援は半端じゃない。ヤンキースを応援していた時はウルサク感じたけれど、RSを応援している時は頼もしく感じる。
勝手なもんだ。

1回のRSは1.2番内野安打でオルティス、ラミレス。
凄い奴等がいる。この二人でダメなら納得できる。
やっぱりこう思えるチームの応援は楽しい。
カモーナのシンカーは内角に切れて魔球に思える。
オルティスが4球を選び、ノーアウト満塁。
でもラミレス、5番で2死。
やっぱダメかと思ったら今日、ヒーローになるドリューがHR!
グランドスラム。4点先取。
これはイマイチ球の行かないシリングには大きい。

終わってみれば今日はこれが全てだった。
ランナーを出しても粘るシリングは7回まで2失点でRSは3回に4球からドリューがタイムリーを打ち、ヒットが続き6得点。
私はこの時点で家族と食事に行きました。
終わってみれば12-2の大勝!

これですべては明日、松坂の右腕に掛かることになった。
気がかりなのは、今日打ちすぎたRS打線が明日も打ってくれるかどうかだ。
6点くらいは含み益として繰越たいなぁ・・・
申告による含み得点繰越制度ってのはないものかね。

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October 20, 2007

なんとか繋がれレッドソックス! 松坂優勝投手まで

今日負ければWシリーズがなくなるレッドソックスの先発はベケット。インディアンズはサバシアと1戦目と同じ顔合わせです。

ただ今日のサバシアはボール切れてます。ただのfat manじゃないとこ見せてます。
コースもアウトロー、インローに角度のある球が制球されてなんだかこの間みたいには行かないぞって感じ。
ところがいきなり2番のユーキリスがレフトに叩き込む!
RSの2.3.4番は凄いな。
このユーキリスも雰囲気があって気に入ったよ。
次のオルティスはポストシーズン打率.500、HR3本。全試合にヒットを打っている。
4番のラミレスは、ポストシーズンの打点がなんと11だよ。
スゲエ3.4番!
俺はこういう怪物みたいな選手が好きなんです。

そのラミレスが左中間を破る2塁打で、つづく5番がライト前に落とす。
よし1.3塁って思ったら、ラミレス、サードベース蹴って走っている!
遅いよ、ラミレス、身体立ってるもん。
向いてないことして大丈夫って思ったら案の定、ホームでタッチアウト。
無理でしょう、これは。
ライト前のヒット浅かったもの。
それで終了。
その裏、今度はインディアンズのバッターがサード、ショート、レフトの微妙なとこに、ポテンヒット・・・
さらにのろのろ走ってきたラミレスがショートとぶつかって打者は2塁に・・・
このランナーが併殺プレーの間に生還してあっと言う間に同点。

HRと2塁打とヒットでも1点。ポテンヒットで守備混乱からでも1点。
RSのツキのなさは続いていて不安・・・
頼りはベケット様のクールな投球だけだけど、ツキも味方に付けた勢いのあるインディアンズ相手にどこまで抑えられるのか、

3回に4球のオルティスを置いて、バッターとしては最高に頼りになるラミレスがHR!でも良いような当たりを打ち、それが審判裁定で認めらず、膝を痛めてドスドスは知るオルティスが帰ったから良いようなものの、ラミレスは1塁で止まったのでシングルヒットに。
なんとか2-1だけどやっぱりツキがないRS。

5回にはオルティス、ラミレスでやっぱり満塁にするも得点できず。
はっきりいってこの時点で私諦めました。
でもそこからベケット踏ん張り、7.8回には目出度くなんとか打線もつながり終わってみれば苦しい戦いが嘘のように7-1で勝ち。
フェンウェイパークに帰ることが出来ました。

良かったよ。
後半の勢いが次のシリング先発に繋がると良いけど。
でもシリング勝ったら優勝決定戦は松坂ですよ!

絶対連勝して欲しいです。

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October 19, 2007

グローバル時代のスポーツ結果の発表について考えて欲しいこと@ポータルサイト&新聞

昨日のエジプト戦、大久保キレていました。
試合開始直後の体を反転させて打ったシュートは、その後の先制点とディフェンスでの活躍までも予感できるような動きでしたね。

問題はその後、ドーハで行われた日本時間深夜の1時に笛がなった五輪予選のカタール戦でしたが、序盤の15分は両チームとも攻守の切り替えが早く、非常に見ごたえがありました。
歯磨きをしながらみていたのですが、今日も仕事なので録画に切り替え。
今日の朝食時、昼飯時と夕食時に見ようと思っていたのですが、朝起きていつものようにNY時間の株価、為替、商品先物、シカゴの日経と見た後、ヤフーに行ったらトップに結果が載っている・・・

・・・そんな試合を楽しみにしてるならヤフーなんかに行くなというご指摘もありましょうが、オークションで綾波グッツを入札中だったので行ってしまったのです。

でも働いていれば、翌朝の仕事のコンディションを考えて、夜中は見ていられない人は多いと思うのですよ。
ヤフーもニュースとして取り上げたいのは重々承知しておりますが、トップにはせめて
「日本代表カタール戦の結果!」
として欲しい。

見たい人はそこから行く。
知りたくない録画の人は見ないと。
まさにスポーツもグローバルに見る時代になってしまい、地球の裏側の試合までリアルタイムで追っかけられないよ。
選択の自由が欲しいんです。

新聞も飯の種にしているスポーツ紙は別にして、一般紙は夕刊に結果を載せるのは控えて欲しい。
知りたい人はPCからでも携帯からもでも見られるし・・・

今の時代、情報がなくて困るということはなく、あえて遅れて知りたい情報もあるということ、
今までは何よりの価値だった速報性が仇になるサービスもあるんだってことを考慮したメディアであって欲しいです。
夜に観られぬ昼間働く人の楽しみを奪わないでください。
お願いします。

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October 17, 2007

弥生会計正式導入、レッドソックス、亀田家会見、電気店でのことなど

休日ですが起きてNYの株価、為替、商品の値段チェック。
NYの株下げてます。
225先物買い持ちですが、1枚で、むしろコールの売り持ちが多いので下げ歓迎です。
下げたら買いたい(結局、16800円買い指値は20円足らずで買えず)と待っていました。

さて今日の課題は弥生会計プロフェッショナルのトライアルバージョンを正式版へ変更すること。
先週の水曜に申し込み、プログラムの入ったCDはとっくに来ていたのですが、バージョン変更で入れておいたデーターが壊れるのが怖くて、サポートダイヤルに掛けられる今日やります。
案の定、ツマラナイとこでツッカエテ、サポートの人に助けられなんとか変更終了。
私には一仕事です。

目の前のテレビではレッドソックス戦。
先発のナックルボーラー、ウエイクフィールドの投球は見ているだけで楽しい。
ゆるゆるしたボールをメジャーの強打者がみんな空振り。
まさに魔球だな・・・・安心安心と思っていたら引き付けられて1発を食らう・・・
ウエイクフィールドもダメなのか。
昨日も松坂も全開で飛ばしていたけど、なんだか硬かった。
チャンスでもツキがないんだよなぁ・・レッドソックス
それから電気店によってプリンターのインクとUSBメモリと本業のオフィス用の空気清浄機を2台購入。

クルマの中で聴いているのは最近凝っているベートーベン・・・にしようかな、と思ったんですが、日曜にプレビンで聴いていらい嵌っているラフマニノフにしようとも思ったんですが、やっぱりエヴァンゲリオンにしました。
「残酷な天使のテーゼ」と「魂のルフラン」と「天国の記憶」だけ繰り返し聴く。
やっぱりいいナァ・・・
昼食時なのでずっと行っていなかったお気に入りのラーメン店へ。
ニンニクチャーシューラーメン、メンマ抜き(メンマ食べられません)

帰ってから昼寝。
起きて買ったばかりのUSBメモリに弥生のデーターをバックアップと思ったらPC、認識してくれません。
何度やってもダメ・・・
結局、買った電気店に行き見てもらい交換を、と思ったらウチのPCでは正常に認識するのでダメだという。
保証書も領収書も箱もあって3時間前に買ったばっかりなんですけど、説明書がないから交換できないというのでまた家に戻り説明書を持って再度来訪。
USBメモリ、今もう3本使っているので専用のを1本と思って買ったのですが、なんだか買う気が失せたので、交換でなく返金にしてもらい帰る。

クレームが付いた時は、その対応が大事だな、と自戒にします。
自分だって仕事で不満足なことが絶対にないとは言えないので、その時は謝り方と対処に手落ちがないようにします。

それから休日恒例のウエイトとバイクのトレーニングをして(見ていたのは、サミュエル・ピーターとマクラレンの試合)、風呂から出たら亀田家の謝罪会見やってます。
内藤選手もライブで中継は入っていますが、テレビのコメンテーターの言葉をスエーする技術に脱帽。
印象に残った一言は「調子に乗ると僕も叩かれちゃいますから」(笑
内藤選手、非常にクレバーです。

そして今、日本代表エジプト戦を見始めました。
これから夕食です。
夜中に五輪の方がカタール戦ですね。
コッチは録画します。

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October 16, 2007

綾波レイに読ませたい10冊

綾波レイの乗るクルマに続く綾波シリーズ第二弾です。今回はすんなり決まりました。
1)無限に魅入られた天才数学者たち  ADアクゼル
天才的な科学者碇ユイからサルベージされた彼女は理系に強く、実際アニメ版でアスカと初対面するシーンでは円形の図の入った物理?の本を読んでいます。

Ayan2

私は数論が好きなので最初は「はじめての数論」と思ったのですが、彼女は数論というより数学基礎論、集合論という感じなので、コッチです。
この本はカントールの生涯からカバラ(アニメのオープニング曲に描かれる)、セフィロトの樹に関する記述も出てくるので喜んでもらえるでしょう。

2)ゲーデル・エッシャー・バッハ-あるいは不思議の環 DRホフスタッター
前作の最後でゲーデルに行ったら次はコレでしょう。
ウルトラ分厚い超大作ですが、あの部屋では読書以外することもなさそうですし、彼女は集中力もありそうなので読みきれるでしょう。

3)20世紀の予想現代数学の軌跡  数学セミナー編集部
数学関連の最後はコレ。
フェルマーの本格派を読んでもらいとも思ったのですが、やっぱり彼女は数論じゃない・・・
これで数学全体を概観して欲しいと思います。

4)日本人のための宗教原論  小室直樹
置かれた環境を考えるに次ぎは宗教論だと思いますが、本気でやると気が狂うほど難しい宗教論も天才小室にかかればこんなに簡単。
しかも本質を外さず、深みも充分です。

5)経済学をめぐる巨匠たち  小室直樹
小室直樹続きですが、本来難解な学問の本質をこれほど平易に説明してくれる天才は他にいないのでしょうがない。実は私のマクロ経済学への基礎はこの本です。
マクロが分れば相場で儲かる、ということはありませんが、ネルフの活動が世界の実態(経済)にどう影響するか知っておいてもらうためにも読んでおいて欲しい本です。
でも経済はこの辺にとどめておきましょう。
Ayanami14
「ファーアウトのプット大量買いよ。シンジクンは生活力に難がありそうだから私が稼ぐわ」

これ以上深入りさせて、使徒襲来の連絡を受けたとたんに、ネット証券でプットオプションを全力買いする綾波レイ、なんてイヤだもんね。
わざと苦戦して、エヴァの中のモニターから円売りナイアガラを狙うとかさ・・・

ここからフィクションです。
6)ペット・セマタリー   S・キング
エヴァンゲリオンに搭乗して使徒と死闘を繰り広げるレイちゃんには、アクション小説もミステリーも甘くて読んでらんないと思うのですが、これは愛と喪失と奪還による悲劇の物語なので怖がってもらえると思います。恐怖の根源は真実の「愛」ですから。


7)ストーカー  ストルガツキー
この本は昨今日本で使われる意味での「ストーカー」ではなく、異星人?の残した異常現象の多発するゾーンへ侵入を繰り返す男たちの物語です。
人類の理解がまるで及ばぬ世界での行動は・・・
補完計画への参考になるのでは?


8)草枕  夏目漱石
昨日もドストエフスキーの特集をやってましたが、悔しいです。
ドスは確かに凄いですが、漱石はドスの追及した善悪の彼岸すら越えた人の存在の深淵と不確かさを描ききったと思います。
まぁドスの新約は読んでないので批判はここまで。
でも世界最強がロシアのヒョードルだって行っているとき、日本にも凄いのがいたら応援したいじゃん。


9)ツァラトゥストラはこう語った  ニーチェ
永劫回帰と超人の思想・・・彼女に読ませるのはどうなんだろう・・・でも薦めちゃう。


10)カラー版 西洋美術史  高階秀爾
最後はマターリとアートの教科書のお手本で。
シンジクンの入れた紅茶を綺麗な色といった彼女ならアートも分るようになるはずです。
Ayanami13
「読書中のレイちゃんです」

終わり。

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October 14, 2007

日経、日経金融新聞から記事にしたこと@10/4から後の古いのもあり

1)商品相場色々
商品先物売買高、23.6%減。コーヒー、粗糖、ザラバ以降延期。
システム上の理由、ということですが、出来高が細ってそれどこじゃないような・・・
世界は、ペーバークライシス&ドル不安からback to realityの動きですが、お寒い限りです。

金商法で金融商品の印刷されたペンが破棄されたそうです。しかも行員が使っている奴。
もったいないだろう・・・困っている人にあげるとか・・・ダメか。勧誘になるものな(笑
なんかこういうニューズ聞くとアホらしくて脱力する。・・・俺にくれよ。使うから。
勧誘も絶対されませんから・・・

シカゴ穀物ファンド買いに慎重
収穫期の供給圧力から投機は一段落のようです。
ヤマ場を越えればまた買い始めるという観測もあります。


2)豪、二年連続の干ばつ被害
小麦相場の上昇に拍車を掛けています。政府は農家に補助金を出しました。
遺伝子組み換えも農薬も使わない農業国なので、世界が懸念してますが、降水量は減る傾向にあると干ばつの頻発も懸念されています。

3)円、79円台突入@日経金融新聞20th
95年4月19日午前9時25分だった
バブル崩壊で生保などのドル買いがなくなり、ドルの買い手がいなくなった。
今日本の経常黒字は21兆円。個人投資家が埋めているが、国内回帰したときは、どうなるか?

4)声を磨く
緊張すると声が高くなるのを防ぐには、まずは深呼吸。緊張して上手く出来ない時はまず
「吐くが先」。徹底して吐ききる。話し中、声も息も上がったら呼吸を切り替え息を深くし、おなかから声を出すように繰り返すうちに落ち着いてくるはず。

5)米国赤字縮小のコスト
米国赤字は八千億ドル。この反対側に原油の四千億ドル。中国の二千四百億ドル。日本の千七百億ドル。新興国の四千五百億ドルがある。原油が高止まりして石油黒字が減らなければ新興国の黒字が減少するかもしれない。
国際収支危機が途上国の成長を制約するかもしれない。

6)シンガポールドルはじめ、アジア通貨10年ぶりの高値
シンガポールは7-8%の成長。内需好調。インフレ懸念あり。
フィリピン、タイも強い。
しかし輸出は減少してきた。米依存を低下させ、自立の動きに成功できるか?
アジアの経済規模は米国の41%ですが、成長率は倍以上です。

7)中国人権費上昇加速、米消費に減速感(サブプライムとガソリン高)、日本消費者心理急速に悪化(景況感DI,OECD景気先行指数悪化)、欧米忍び寄る貸し渋り

8)日本株出遅れは外需の差。
NYダウの外需比率は41.8%、日経225は33%。これが上昇率の差になっている。

トラックレコードに注意
良いトラックレコードを残すファンドは今後、その運用「資産」が払底しつつあることを意味するかもしれない。


9)中国外貨準備運用会社
思惑が見えず世界が注視しています。完全な商業目的でも日本株を買う日はくるのでしょうか? その時はどのような対処が望ましいのか? オイルマネーとの競合はあるのか?

10)米雇用9月11万人増
8月のマイナス4000人から8万9千人増に改定!これは酷いよね・・・
ホントあの激動はなんだったのって感じ。


11)物価上昇は年末以降?
潜在成長率:資本+労働力の最大限で達成できるGDP成長率で供給力を示す。
GDPの実績は需要なので、

現実GDP-潜在GDP/潜在GDP=需給ギャップ
となる。
問題は潜在GDPの算出方で完全雇用の均衡失業率を低く見積もると成長率は高くなる。
日銀の想定は1%強だが、ドイツ証券は1.8%と見ている。
GDPギャップは金融政策に大きな影響があるので慎重に見定めたい。

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仕事とシリングとEUROイタリアとさだまさしとお通夜の日曜日

起きて仕事。
日曜は前日のNY市場がないので朝食時間に余裕がある。
リンゴと野菜ジュースとサプリメントだけだけど。
昼に終わって焼きおにぎりとたらこのパスタを食べながらレッドソックス戦を見る。
The manと呼びたいようなカート・シリングが登板。
ベーブ以来、86年に渡ったレッドソックスの呪いは、この男の血染めの靴下、レッドソックスが解いた。
でも長き呪いを解いた勇者も今日は球が走らず、ポストシーズン絶好調のオルティス、ラミレスのコンビも神様じゃない。
実はソファーに寝そべって見ていたから途中から寝てしまった。

起きて早めにトレーニング。
見るのはバレラvsパッキャオ戦。
それから入浴。
資料整理しながらさだまさしの録画を見てタモリの発言を思いだす。
あのさだまさし根暗発言には反感を持ったな。
人が明るかろうと、暗かろうと大きなお世話だ。
明るいけど嫌な人間もいるし、暗いけど良い人はいる。
あれは劣等感の裏返し発言と思う。

それから喪服に着替えて御通夜に。
焼香で私は変な癖があって、いったん祈り始めると長くやらないと気がすまなくなる。
みんな速いよね。
10秒もやってない。
後ろが使えていたって良いじゃないか。
俺はゆっくりやりたいが、一人だけ流れを止めるわけにもいかないので、適当に切り上げる。
でもそうすると寝てる途中に無理やり起こされたような不快感がある。

帰って明日の先物取り引きの注文を出し、メールを整理してヤフオクで綾波グッツを見て回る。

夕食を食べながらEURO予選のイタリアvsグルジアを見る。
はっきりメジャーのポストシーズンよりサッカーの地区予選の方がオモシロイ。
イタリアはカンナもネスタも出てないので中央の守備が不安。
FWはトーニ中心だけど、長身のFWってあんまり好きじゃないんだな。
ヘディング1発ってのより、スピードで振り切るタイプが好みなんで。
でもグルジアもしっかり戦っていた。
まだ最後まで見てないんだけどね。
今、プレビンのラフマニノフを見てます。

そんな感じの一日でした。
これから法人税の本を読みます。

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October 13, 2007

B・レッドソックスvsC・インディアンス リーグ優勝決定戦№1

メジャーリーグのポストシーズンもいよいよ第二ステージ。
地区シリーズからリーグ優勝決定戦になりました。
私もここからは見ます。
普段のリーグ戦とはやっぱり緊張感が違うんだもの。
勝ち抜いたチーム同士のヒリヒリとした勝負が楽しめます。

今日も起きて、NYの株価と為替と商品相場の値段をチェックした後、テレビを付けたらまさにベケットが目の覚めるような1球目を投げ込んだとこ。
寝ぼけたアタマも目覚めました
ベケットは、カーブもデカイアメリカ人のストライクゾーンを上から下まで使い切るくらいまで切れまくる。でもインディアンスの先頭打者のスイングも鋭い。
それでも2者連続三振に打ち取り安心の立ち上がりと思ったら3番、ハフナーがスタンドに運ぶ・・・応援しているレッドソックスいきなりビハインドの展開です。

で、ここで私の観戦はいったん中断。録画セットです。
仕事ですから・・・

再開したのは昼飯時。
幸い1回裏にレッドソックスの凄み爆発。
インディアンスの先発は日本なら絶対にピッチャーに見えないお相撲さんみたいなサバシア。
2番のユーキリスに続いて、オルティーズがらしくないヒットをセンター前に運び、ラミレスがねじ込むようなタイムリー・・・頼りになる。この巨漢の3.4番が入ればピッチャーは負ける気がしないな。
松坂、岡島はいいチームに入ったよ。
で昼休み終了でまた観戦中断。

夕飯時に再開。
ベケットは順調で、ランナーが出てもダブルプレイで打ち取り、後続を繋がせない。確かに松坂より上なのは認めざる得ない。
一方のサバシアはレッドソックスの下位打線には絶好調でも、上位に回るとダメ。
3回は二塁打と4球で作ったチャンスにオルティースデッドボール満塁でラミレスはカウント2-0(メジャーでな0-2)から4球を選ぶ・・・
ホント良いバッターだな・・・長打力はモチロン、チャンスに強く、選球眼もある。
今日は問題の守備もピンチの場面で背走してキャッチした。
正直、レフトに飛んだ時は諦めましたが・・・
それから連打でこの回4点。

結局、それからはレッドソックスの一方的な試合で10-3で終了。

ps
今日の早朝、明日明後日と法事、告別式が決まりました。
明日も午前中は仕事だし、レッドソックスの試合はあるし、サッカーはEUROの予選にイタリアが出る。映画はマスター・オブ・ホラーが始まっちまった。
時間が欲しいでっす。
ささやかな楽しみなんだからさぁ・・・

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抗夫 夏目漱石

恵まれたぼんぼんが色恋沙汰から死を覚悟して出奔。
濃密な悪夢の中を彷徨います。

延々と続く松の木の林を抜け、どてらを着たポン引きに山、また山の中を引き回され、抗夫となるべく鉱山の長屋に連れ込まれ、脆弱な心は震え、虚弱な身体は萎え、半獣半人のような抗夫に嘲笑われ、やっと床につくとそこは南京虫の巣窟で、出される食べ物は南京米。

後半は明治時代の鉱山の中でまさに地獄巡りの様相です。
背を丸めてもぐりむ程度ならまだしも、身体ギリギリの坑道を抜け、底も知れぬ穴をはしごで降り、果てるとも知れぬ地底を水につかりながら彷徨います。
持っているのはカンテラ一つ。
それが雫に消されそうになれば闇に怯え、付いていれば酸欠を意識します。

268pの中篇ですが、漱石の凄みが横溢しています。
それは一貫して分厚く、得たいの知れぬ感触を読者へと尽きることなく提供します。
現実を乗り越えるほどの悪夢のりアリティ。
この矛盾を軽々と実現する漱石の力は、まさに「大自在の妙境」としかいいようのない絶後の表現力でしょう。


唐突ですが、みっしりと詰まった文章を読んでいるうちに、私は京極堂を思い起こしました。
このブログで京極夏彦を引いていただければ分ると思いますが、京極堂は現役作家では最もお気に入りの作家です。
彼の本を読むことは何よりの楽しみです。
でもこの286pは京極道の1000pに匹敵する、あるいは凌駕すると言い切ります。
それくらい凄い作家です。
もしこの記事を京極夏彦ファンの方が読んでいて漱石が未読ならぜひオススメ。
古くても良いもの。
それも絶品といってイイものがあることをの幸福を体験できると思います。

ps
個人的に夏目漱石を、日本文学史上最高の作家と認定します。
世界レベルでも充分戦えるでしょう。
格闘技じゃありませんが、漱石なら誰の挑戦でも受けられる。
真剣にそう思います。

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October 11, 2007

WBCフライ 内藤大助vs亀田大穀

日本中が注目した1戦。私はモチロン内藤ノリです。
噛ませ犬だけとやってきた世界14位は軽く一蹴して欲しい処。

実力からいえば問題にならない。でしょ?
で、あって欲しい。
ボクシングファンとしては、チャンピオンの値打ちを見せて欲しい。
1R亀田はただガードを固めて前に出るだけ。
負けらた恥ずかしいよ内藤。でもプレシャーは強いのか、下がって受ける。
内藤は少し硬い。内藤のフックを食って立っている大穀にビックリ。
1Rもったよ。

押し合いで2Rも終わり。
3Rはいきなり打ち合い。大穀が少しでも返せるのにガッカリ。
亀田はガチガチに硬い。よっぽど鍛えたのか内藤のパンチが大したことないのか?
内藤古傷から出血。

4R内藤大振りが目立つ。大穀は今までで1番強く感じる。
オープンスコアでは3-0で内藤。
当然の結果でも少し物足りない。チャンピオンでもこんなものなのか?

5R大穀がまだ立っているだけでなく、打ち返している。
6R内藤スリップで倒れる・・・お互い見合って動き止っている・・・なんだかなぁ・・・
7R内藤出血でドクターチェック。嫌な展開だなぁ・・・
8R大穀強いな。見直したよ。荒れてきて大穀元気。
オープンスコアで4-6P差で内藤。

9R内藤倒れたとこで後頭部打つ。減点はしょうがないね。
10Rもつれて倒れること2回。内藤のパンチをまともに受けても倒れないのね大穀。
11R大穀腕ひしぎで内藤を倒す。でも大穀をあしらえない内藤うにガッカリ。
12R最終ラウンドでも大穀元気なのにビックリ。
ただ荒れてきて大穀、押し倒しと持ち上げで反則2回。減点2.
なんか倒れて首抱えてこれは総格か? 

判定になるとは思わなかった。
とりあえずオメデトウ内藤。
でも物足りなかったな。
亀田家は結構凄いわ。
少し認める。

ps
あっ、切腹はどうするんだろう?

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中年童貞   渡辺伸

よくぞ言ったなという題名です。
こういう衝撃と、はっと手を打つ気の効いた言葉は、思いつたら著者の勝ちですよね。

読んでみると文章でともかく笑わせる。
真面目なことを言っているんだなぁ、と思わせといて最後に落とす。
上手いなぁ、これならモテルだろう、この本はネタだろう、と思っていると書くのはともかく話すのは苦手だとくる。

ここで個人的には疑問が生じる。
学生時代、勤めていた時、私は合コンの盛り上げ係として重宝されていました。
自虐ネタで笑いをと取るのが得意芸で、たくさんのカップルを送り出しましたが最後は取り残されるので、自分の羽で機を織る鶴の恩返しじゃあるまいし、だんだんバカらしくなってヤメ。
それから個人的に女性へのアプローチは繰り返しましたが、成果も上がらず馬鹿らしくなってこれもヤメ。(体験は片手で足ります。)
結婚は見合いでした。

バカらしくなったのは、ナンパの期待値を計算したんですよ。
読書の楽しみの期待リターンを1としましょう。
買わなければ良かったという本もありますが、凄く面白い本もありますし、だいたい本自体、それほど高価なものではないですから、平均すれば元は取れています。
投資1に対してリターンも1あります。

次に素敵な女性と性的関係を結ぶ期待リターンを100としましょう。
投資(時間及び、経済的な)を重ねて得られる期待リターンはいかほどか?
どう考えても3%くらい?
これなら投資価値ありとも思えますが、ダメならまたアイツがフラレタとか良からぬ風評も広まりますし、確実にマイナスのリターンもありますから私にはどうも間尺に合わない。

この本で触れられている童貞保守派、恋愛から降りる、という選択はありだと思いますね。
特に今はPCと衛星放送があるでしょう。
オタク(自分の好きな分野にのめりこむタイプ、とします)は確実に住みやすくなっています。
私が今、若かったらさらに確実にオタク化していたでしょう。
世界のボクシングが毎週見られるでしょう。
ウエルター戦線なんて発狂するほど見たいと思うよ。
モズリーvsコット、メイとハットンにウィリアムスが絡むんだよ。
一昨日、仕事から帰ってテレビつけたらバルセロナの試合やっている。
普段リーガはみないんですが、見てればやっぱりかなりオモシロイ!

FXは24時間営業の賭場みたいなもんだし、SNSもネット掲示板もあるし、自分の好きな分野で話の合う人も出てくるし、情報も取り放題。
これならリアル女性のご機嫌取るより楽だなぁ・・・期待リターンも確実だし・・・
ということになりかねない。

それから童貞連合会の最過激派、の性欲解脱派も分る。
男にとって性欲って厄介なんだよな。
高校時代に当時一番仲の良かった友達に、「性欲なんてなければ良いと思わない?」
と聞いたところ、「晴薫らしい過激な意見だなぁ」と一笑に伏されてしまいました。
でも同じこと考える人いたのね。
さすがに女性ホルモンを使おうとは思わないけどさ。

私の体験から振り返るに、モテル奴っていうのは結局モテルからモテル、という循環論法というか、説明不能のところがあるんだよね。
昔を振り返って、コイツはモテたなって思った1番の男は、長身で色浅黒いハンサムで、スキー部の部長でBMWに乗っていた。
人当たりが柔らかで、部屋に遊びに行くと自分でコーヒーを入れてくれたな。
これは分り易い例ですが、こういうタイプが全てじゃない。

二枚目じゃなくても遊んでいる奴は遊んでいるんだよね。
背が低くても話が下手でも関係ない。
共通点はどことなしの脱力感かな・・・・
女性に対する柔らかさだよな。
モテたかったら、なんとはなしに女性を安心させマターリ楽しませるタイプを目指すのが良いと思う。
個人的にはそいうヤツラが沢山成果を上げていた思い出があるんですが、どうでしょう?
私はこういうタイプでないのでダメでしたが。

でも見合い市場ではモテました。
恋愛遊び市場ではダメでも見合い市場だと別の市場価値が出ることもありますから、チャレンジするかいもあるでしょう。
ただ、これは、という相手を待つには忍耐が要りますけどね。
何事も忍耐だな。
詰まらない結論だけど、個人的にはそう思う。

それからこの本は終章のエピソードがあまり爽やかじゃない。
私にはちょっと露骨過ぎた。
納得出来る議論も多いだけにその辺がちょっと残念ですね。