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August 2007

August 31, 2007

今日あった悪いこと②・・・kakakuFXに口座開設拒否される

法人口座を申し込んだのですが、見事に拒否されてしまいました。
口座開設を断られたのは、人生初めての経験です。

でも資本金1000万、借入金なし、個人でですが、今まで何社もの証券会社、先物会社と取り引きしていましたが、トラブルの類はないのですが・・・

私本人もいわゆる堅い仕事なんですけど、何が悪かったんでしょうか?
ちょっと、ショックです。

ともかく断られてしまった以上、仕方無いですね。

まぁ、いろいろやろうとすると困難、思いがけない障害というものはあるものです。
メゲズにShow must go on.です。

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August 30, 2007

ヤフオクで綾波レイ、マウスパッド落札

一昨日落札し、今日届きました。
絵柄は非常によろしい。
02

値段は2600円(1500円の前売り券含む)
マウスパッドは実質1100円ですから格安だと思います。
もっとも今はマウスパッドもいらない時代ですが・・・
映画にも行くかどうかわからないんだけどね。
でもグッズ漁りに行こうかな・・・

しかし光学式マウスは便利ですが、マウスパッドもなくなると寂しいね。
アルバムがレコードからCDになり、見ごたえのあったデザインが消滅したことを思いだします。

「受胎告知@ダ・ヴィンチ」のマスパッドなんて結構楽しんで使っています。
こっちは今、壁際の本棚に立てかけてある。
すでに綾波フィギュア3体がPC回りに配置され、置場がないのだ。
ちなみに隣はCDの綾波が!
うーん、回りは綾波3体と2枚だよ。

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ホッジ予想:「興奮する数学」よりミレニアム問題最終章    K・デブリン

人類がその最果てを未だ計りえぬ広大な数学の森で、現在、最も深遠な場所に眠る究極の難問がコレです。
それは
「非特異的な射影的代数多様体の上にあるすべての調和微分形式は、代数的サイクルのコモホロジー類の有機的な結合になる」です。

何を言っているか解らないと思うので、以下、この本から読みとったことを私の限界領域で解説しますから、人類の思考の行き着いた最深部を覗いてみましょう。

y=3x+7
これをグラフに書くと点(0.7)を通る傾き3の直線になりますね。

グラフに出来る図形は数式化することができます。
こうした幾何学的な議論を代数学に置き換えることを一般に「代数幾何学」といいます。

これは逆にすれば代数方程式の集まりから出発して、その解として「幾何学的」対象を定義できます。
しかし大部分の方程式はなじみのある幾何学的対象には対応してません。
それを幾何学的対象と呼ぶのは意味がないので、それを「代数多様体」と呼びます。

多様体はその方程式系のすべての解の点全体からなります。
よって代数多様体は、幾何学的対象の一般化です。(視覚化できないにしろ)

よって、「非特異的な射影的代数多様体」とは、代数方程式の解から得られるなめらかな高次元の「曲面」ということです。

この「曲面」の上の「調和微分形式」とはラプラスの方程式という偏微分方程式の解のことです。

それはある種の多様体から出発してその上で微積分を行うときに生じる抽象的な対象「H-対象と呼ぶことにします」に関する主張です。

これで前半は分りましたね。

次に複素関数(複素数、実数部と虚数部の数3+5iなどを対象にした関数)は、虚数部分を含むので、対象がリーマン面に広がり、一つの変数から多くの値の出てくる「多価関数」になることがあります。

さらにリーマン面のアイデアを複素多様体(複雑な位相を持ったリーマン面を高次元化したもの)という抽象的な概念まで一般化すると、その多様体は複素解析関数の概念に合致する構造を持つ。
180pxriemann_sqrt

これは通常の微積分関数fの微分dfを高次元に一般化した微分形式と定義できる。

この微分形式はある種の鍵となる特徴をもつ異なる類に分けられる。
その類の定め方から、それらはコホモロジー類と呼ばれます。

コホモロジー類とは
1)微分形式は、他の微分形式の外微分(微分形式についての特殊な演算)となるとき、完全微分形式となる。

2)微分形式は外微分が0となるとき、閉微分形式となる。
3)二つの閉微分形式は、その差が完全微分形式となるとき、コホモローグとなる。

よってコホモロジー類の要素は閉微分形式である。
完全性は同じコホモロジー類の要素が共有する「相似的な」性質である。
コホモロジー類の定義は、こうして微積分の概念に強く依存する。

コホモロジー類は、土台となる複素多様体の重要な側面を捕まえる有用な位相不変量を定める。

複素代数多様体とは、代数方程式の複素解によって定義された高次元の「曲面」のことである。

複素代数多様体は、定義方程式の解が含まれる数の比のみ依存するとき、「射影的」だといわれる。

代数多様体は「表面」がなめらかなとき、非特異的だといわれる。

これで上記の定義を読みなおして、イメージをもって下さい。

ホッジは解析の方法をこれらの代数多様体に適用し、とくに非特異的な射影的複素代数多様体から生じる微分形式の有理的コホモロジー類がラプラス方程式の解とみなせるととに気づきました。

そのような類は、調和(p、q)-形式とする特別な成分の和として書けます。

よってp個の複素変数とq個の共役複素数変数によって表せるラプラス方程式の解になっています。
さらに(p次元の)それぞれの代数的コホモロジー類からは(p、q)-形式が生じます。

よってあらゆる調和(p、q)形式は代数的な閉微分形式の有理的な結合になる(=代数的に表せる。微積分なしで表せる)

これがホッジ予想です。

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August 29, 2007

日経、日経金融新聞から記事にしたこと@8/29

1)21世紀型バブル崩壊
サブプライムローンの話ですが、ローンを証券化して売りさばく手法がダメになったって話で、そんなに難しく考えるほどのことはないと思うのです。
結局、世の真理は変わらず、高く飛べば落下の危険は大きくなる、と。
金融工学は単に取引上のことだけでなく、純粋に興味もあって今もフィッシャー・ブラックの本を読んでいますが、
物理学者、ウオール街を往く、で見たように、それほど万能ではない。
「偉大なる見せかけ師」の裏面を持っているってことです。

2)バンカメ、住宅ローン最大手に出資シティなど大手4行公定歩合が借入
サブプライムは結局、リスクが見え難いってことが大きいようです。
そして鍵は資金繰り。八月からの信用危機はCP市場が機能停止したことから起こった。
丸公30日延長の流動性確保は大きかった。
でも名目成長率5%を切ると住宅ローンさらなる崩壊の危機です
しかしバーナンキは利下げに慎重なようです。

3)中国、香港投資を解禁
香港に中国マネーが押し寄せます。
これは隔離された中国の金余りが世界へ出ていく1歩になります。
Volatilityの増大は必至でしょう

4)好業績でも株価が低迷している低位新興株に外資が出始めました
世界的にも「大混乱が投資機会を生む@バフェット」なんて発言が出始めました。

5)農産物価格高止まり、長期化の恐れは小さい@伊藤正一
増産へ競争激しく、コメはバイオ燃料化急げ。80年代からの日本のODAでブラジルのセラード地域は1億ヘクタールが農業開発可能となる。実際大豆生産量は90年の2000万トンから今の6000万トンに増加した。他の南米地域やアフリカでも開発余力がある。


6)流動性相場は終わらず@大磯小磯
今回は、グローバル金融市場での新しいタイプの混乱だ。しかし本源はヘッジファンドのレバレッジで20倍も掛けていた。これは常軌を逸した高さだ。
一方世界経済は底堅く途上国、産油国の外貨準備は増えている。
グローバル市場の流動性に大きな変化はない。流動性相場の終焉はインフレによる金利上昇と考える。
先進国8億の労働人口に新興国20億人の新たな労働力が供給されインフレへの強い抑制になっている。
終わるとすれば、その労働力を使いきった時か?


7)楽観論が隠す調整リスク
米国はドル安シナリオを本格的に練り始めた。
米国は80年代以降、債権、IT株、商品、住宅とバブルを作って凌いできた。
今回は輸出優良株が勝ち組になる。株高ありうるべし。
パニックに陥っても流動性の供給により事態は解決、その危機対応が新たな流動性相場を生みだす、87.98年型調整が見える!

という意見に対し、「今回は3-5年、場合によっては10年の大調整になる@中前忠」
信用力に問題のある債権は2兆4千億ドル。
CDO(債権担保ローン)の実現損もこれからだ。LBOの損失も出てくる。
「悪くなるのは来年以降。今はその前夜」これは90.00年型の調整だ。
米国が輸出バブルで乗り切ろうとすると、日本には円高リスクが再燃する。


8)サブプライム対策、政府保証拡充案
米連邦住宅局の保証制度を拡大する案が出ています。政府保証がつくと利用者はより低金利での借入が可能になります。

9)秒読み続ける時限爆弾
8日に1兆1800億ドルのピークをつけたABCP(資産担保CP)は2週間で10%減った。
貸し手のヘッジファンドが応じなくなったのだ。
しかし9月20日には大規模な評価替えをまつ商品が多い。
もう一波乱の可能性がある。

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August 28, 2007

第壱話  電動ガレージの不思議な傘

♪残酷な天使のテーゼ♪ かなしみが、そして始まる♪
マセラティをオープンにして「エヴァンゲリオン」の歌を歌いながら走っています。
ただただ知り合いに会わないことを願っています。
交差点では歌は止めて音も絞っています。
まだそこまでの境地には至っていません。
残念です。

しかしアニソンがカーナビのHDDに入る日が来るとは思いませんでした。
今日届いたNEON GENESIS EVANGELION DECADEを録音しようと、久々にマセラティ・スパイダーに搭乗。
CD壱枚分、録音終了まで走ろうと高速までチョイ乗り、
ところが途中、雷光を2度確認し、このクルマは幌がスローペースなので降られてはたまらんと予定を繰り上げて早めの帰還のコースをとりました。

後1曲、「天国の記憶」だけなのになぁ。。と思いながら、ガレージに着くと取っ手に傘が掛けてある。

妻だ!
なんという良く出来た嫁であろう、
コッチで雷鳴が鳴ったか稲光を見た妻が、降った後に帰った私が濡れてはいけないと置いていてくれたのでしょう。
でも電動ガレージなので、開けていく途中でひっ掛からないか不安。
こういう時、キチンとクルマを降りて傘を取り、とやらないのが私で、乗ったままスイッチオン、もし途中でひっかったら止めようと緊張の面持ちで見ていましたが問題なく終了。

幌を閉じてガレージに入れて、傘を持って家に帰って、
「傘、どうもありがとう」
と言うと、
「私、知らないわよ、」
と答えられる。
「だって雨なんて全然降っていないでしょう」と言う。
確かに雨は気配もない。
私も実際に降られた訳でなく、オープン故大きく見える夜空に稲光を2度見ただけ・・・
音もなかった。

では誰があんな処に傘を置いたのだろう?
ウチのガレージは道路からカーポートに入ってさらにその奥にある。
近づくとライトが付く。
だいたい悪戯で人の家のガレージに傘をおくだろうか?
娘たちも知らないというので、完全なミステリーとなり、もしやと親の家に電話。

そしたらオフクロが使ったはいいものの、ボロだったので、引っ掛けておいたということが分かり終了。

でもなんでガレージの取っ手に引っ掛けるかな・・・
まぁ、人間って思いもかけないことを何気なくしてしまうことってある訳で。。。
世の中の不思議って、案外何気ない気まぐれが、後の人を大いに迷わせるってことがあるんだな、と思ったしだいです。

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August 27, 2007

小さな会社の超簡単経理  吉田信康

本業の方は税理士さんにお任せ、なんですが、新しい会社の方は極めてショボイ、かつ仕訳の経費も利益も超簡単なので、自分でやってみることにしました。
で、それには経理の勉強ということで、まず最初にこの本です。

この本のありがたいことは、いきなり経理のことを語りだすことなく、そもそも経理が必要になる訳である会社設立のことから、その経理の準備、帳簿づけの基本、つまづく理由、とホントによちよち歩きも出来ない初心者をなんとか立たせようという心使いで書かれていることです。
これで私ができるようになるとは限らないのですが、なんとかやってみよう、という気にはなります。
でも難しそうだし、面倒そうではありますね。
しかし、入ってくる利益が少ないから、節約して始めないわけにいかないしね。
まぁ録画した映画でも見ながらやりますよ。
これをきっかけに少しづつでも経理に詳しくなれれば、今後何かと役にたつこともあるでしょう。
振り返れば、どんな分野であれ面倒な勉強を少しづつでもこなしてきたことは、必ず自分の財産になっているのは確かですし。

次は会計ソフト選びですね。
とりあえず弥生会計のダウンロードデモから初めてみたいと思います。

ホント、仕事って増やす気になると、どこまでも増えるよね。

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August 26, 2007

綾波萌えは究極のプラトニック、そして彼女は私のど真ん中

突然、憑り付かれたような綾波萌えの状態に自分でも驚き、内省した処、このブログ内でもすでにその下地が垣間見えていました。
ブログにはその人の内面が出ると言いますが、まさにしかり。

まず私は、心性として、私欲に薄く、危機において胆力のある行動をするタイプって好きなんです。
映画で云えば高倉健的なキャラクターです。

こんな記事も書いていますが、
「網走番外地」

スポーツでも「姐さん、いってまいります」カート・シリング
とか、「ネドベドは高倉健だった・・チェコvsイタリア」と、ともに、チームの危機に敢然と立ち向かい奮戦し、私を感動させた選手への記事です。

何より司馬遼太郎の「花神」で描かれる村田蔵六(江戸末期に表れた天才軍師です)には感動し、記事を5回に渡り書いています。
村田蔵六も、私欲がなく、ただ自らの能力を極限まで磨き、大義の為に戦った人です。

自らの犠牲に無頓着で、窮地において果敢になる綾波レイには、共通する心性がありますよね。

そして「失恋の歴史2」
思えば初恋もプレ初恋もショートカットの美少女でした。
綾波は、まさにこのタイプ。

そしてトドメはやっぱり「哀しみ」だよね。
いつもうつむいていて、つぶやくような声で話し、深紅の瞳がどこか哀しいんだ。
音楽でいえばプッチーニのアリアやエンニオ・モリコーネエディット・ピアフと同じvibrationを感じる。
まぁ、みんな好きな音楽な訳で、要は、見た目も心根も、彼女はドンピシャのストライクだったんですね。

でも綾波萌えは、オカシイことじゃないと思うよ、という言い訳染みたことを以下に書きます。

萌えオタだの、アキバ系だの、と下らない枠組みを付けたがるマスコミの言い方がオカシイんで、人ならぬ偶像に憧憬を抱くといのは、ギリシャ時代からピグマリオン症候群としてあるものです。

一人前の男なら女遊び位してみろの、結婚しても恋愛は忘れるな、なんていう、
渡辺淳一的価値観なら軟弱、退行的と評されるかもしれませんが、
コチトラ休日も録にない長時間労働者で、
「人を恋愛から遠ざけるモノは、理性よりむしろ多忙である@芥川の言葉を少し改変」
という状態なんですよ。
昔の貴族みたいに暇なら、愛だの恋だのって日々もおくれるんでしょうけどね。

正直、朝の8時半から夜の9時過ぎまで働いて、さらに休日もなければ、現実の女性相手の恋愛なんてもう体力的に無理無理。
そういう訳で、まぁ、風俗に通ったり、素人女性と不倫したりってのより家庭的にも害はないでしょうってことで、このブログも生暖く見守ってやってください。

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August 25, 2007

日経、日経金融新聞から記事にしたこと@8/25

1)カナダ財政黒字上振れ、世界に広がる戦略的税制政策、特区冷めゆく期待
主要七カ国で、唯一継続的財政黒字国ですが、今期も資源高を追い風に何気にGDPは5.2%上昇です。
ちなみに黒字分は所得税減税に回ります。

最近の世界的傾向として法人税の値下げ競争があります。モチロン、企業誘致のためです。
そんな戦略的財政政策を見せられると、日本の現状はお寒いですよね。
さらに特区での規制緩和が後退しているようです。

2)小麦値上げ、パン類めん類に波及も、企業向けサービス価格1.6%上昇
円売りしている人が一番恐れなければならないのは、日本の金利上昇で、その引き金を引くのは物価上昇です。
注意しましょう。
円110円で株15000円ならGDP0.4%下振れとの試算もあります。
最悪はスタグフレーションでしょうが・・・シナリオを作っておきましょう。

3)中国投機熱、マイナス金利放置背景に
物価上昇率5.6%より預金金利3.3%と低く設定されたままです。
これじゃ株や不動産に金が流れない訳ないって。

4)中央銀行の最後の貸手戦略は、直前まで救済の確証を与えないことで最大の効果に
具体的には、①公定歩合のさらに0.5%下げ、②高格付けCPの担保認可、③公定歩合融資の30日超の延長、④FFレート0.5%下げ、⑤さらに0.5%下げ、
だそうです。
来年は成長減速で、米国は1%超の利下げあるかも@みずほの中島さん

5)経済こそ平和の原動力@シモン・ペレス大統領
石器時代は石がなくなった為に終わったのではない。
日本人は、石を人に向けて投げるのではなく、石庭を作るためにつかった。

6)格付け会社へ強まる不満
サブプライム崩壊を受け、金融商品の格付けが後手に回り、そもそも格付けの正当性を疑問視する声も出てきました。

7)高金利トルコ、株、通貨急落
アジアでもインドネシア、フィリッピンなど金利高の国から下落幅が大きいようです。


8)イカロスは高く飛ぶほど失墜の可能性が高まる
今回の波乱で高レバレッジ投資をしていたほど損失が大きかったようです。
嵐の中では臆病な動物ほど生き残るとも言います。
くれぐれも高くは飛ぶまい、と心新たに決意です。

高い投資効率は、レバを高めるより、投資手法の洗練で実現したい、と思います。


9)高エネルギー研究所、電子衝突を2倍に高める
「クラブ空洞」という技術を使い、「CP対称性の破れ」への研究が効率化しそうです。
でも小林、益川理論がノーベル賞を取っていない、のは非常に不思議だ。

10)ドイツの環境団体調査で日本車が上位快走。
ベスト10中、7台が日本車です。
日本車憎し、としか思えない勢いで書きまくった、かつての自動車ヒョーロンカ様達が、崇めるドイツでこの結果です。

11)FRB公定歩合下げ、米住宅ローン会社破綻、解雇相次ぐ
今回の信用収縮はFFレートの問題でなく、短期市場での流動性懸念。公定歩合下げと30日借入可能は大きな効果を生むだろう@S・アンダーソン&P・クレツマー
実際、住宅ローン会社の破綻は、短期資金への依存が高いようです。

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エヴァンゲリオンDVDBOXから劇場版を見て

心底、驚きました。
テレビ放映の分だけ(それも1度だけ)見てアニメにしては凄いな、などと、今にして振り返れば吞気なことを考えていたものです。

このDVDBOXの劇場版、OAされなかったビデオ版は、デビッド・リンチもクローネンバーグの真っ青な暴力的映像の放流でした。
それは観客の心の防御壁(このアニメ流にいえばATフィールドか)を貫き、こじ開け、内部破壊するような血塗られたエネルギーに満ちた作品でした。

病的、病的と言われていわれている作品ですが、病的な小説、映画、絵画、音楽なら好んで見たり読んだりする方なので、テレビ版程度の作品で驚くとは、世間はやっぱり毒に関して耐性がないんだな。
まあ、俺の趣味がちょっと特殊なだけか、と思っていたのですが、なんのなんの、これはあらゆる芸術分野に対象を広げても、かなりのモノだと思います。
Ballon

場面によっては、オディロン・ルドンすら踏みつぶすような絵に、驚くのみです。

テーマに関して、またまたモティーフに関しては、全ての優れた芸術が短い言葉で要約されないように、このアニメについても未だ私には言葉がありません。

困難を前に退行してしまったシンジのように、綾波レイの麗しいシーンだけを見直して気持ちを立て直し、またの機会があれば書いていきたいと思います。

とりあえず感じた瑣末なことだけ書きます。
1)ラスト、エヴァの磔刑を俯瞰して撮るシーンは、サルバドール・ダリの傑作
Dali09

「十字架の聖ヨハネのキリスト」からのものだと思います。

2)地球を前にして映像の放流をだしたり、月と地球を前後に並べたり「2001年宇宙の旅」へのオマージュは濃厚でした。
思えばこの二作品は共に人類の進化、というテーマで撮られている訳です。

個人的には綾波レイのスピンオフ作品が見たいですね。
このアニメで示されているような、あまりに大きすぎる宿命を負った存在でなく、もっと普通の少女としての綾波レイが見てみたい。

でも朝、食パンをくわえて走ってくるようなキャラクターじゃ嫌だ。
アニメの序盤から中盤にかけて、少しづつ心を開いていくような設定が良いな。

控え目で、強く、悲しいままに現われてから、徐々に口数を増やして、ほほ笑むことを覚えるような作品を希望します。
Rei03

映画の最後に見せるのが真の姿じゃ、重すぎて、可愛らしさを感じるより、ちょっと怖いよ。

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August 23, 2007

クルマ買わない、酒飲まない@今の若者だって

クルマの所持率が下がり、平均使用期間は延び、飲酒回数も減っているらしい。
逆に、貯蓄性向は向上しているらしい。

まぁそうだろうなぁ、と思う。

クルマ趣味が廃れたのは良く分かる。
正直、走って楽しい道なんてもう今の日本にはない。
安全なところで違反の取り締まりをしているし、少し飛ばせば捕まって酷い目にあう。
さらに今の車は古くてもエアコン、走りとも不便はない。
それなら無理に変えることはない。
かつてクルマを変えると、なんだか人生まで素敵になるんじゃないか、って共同幻想があった。
それはホントウに幻想でしかなかった、ってことをみんなが気付いてしまったんだよね。

私がクルマは、オープン以外興味なし、ってのもそこから来ている。
オープンだとかろうじて楽しいことがある。(危険と隣り合わせのスリルを含めて)
でも目立つのを嫌う日本人にオープンはあまり向いていないのかもしれない。

貯金ばっかりして、酒も飲まないなんてことじゃ、人生は練れない、なんていう意見を団塊の世代なんかが言いそうだが、そんな大層な言葉がいかにインチキかってこともみんなが知ってしまった。
酒飲みで器のデカイ人もいれば、最低の男もいる。
下戸で粋な人もいれば、無粋な奴もいる。
要は飲酒と人柄なんて全く関係ないんだ。

みんながいわゆる「宣伝」に踊らなくなって、地道に自分の行く道を歩くのは良いことだと思う。
自分の中の感性に素直になって、ホントウに欲しいと思ったものだけに金を使うってのは成熟した消費社会であり、大人社会だと思う。
大人ってのは、自分の価値感をしっかり持っている、ってことだってマスコミはいつも言っているじゃないか。

でもネットの威力は大きいんだろうな。
もしインターネットなかりせば・・・現物世代の楽しみ(酒やクルマetc)は、もっと栄えていたと思う。

今はネットの前で何時間でも過ごせる。
そしてそれはロハだ。

サイバースペースは、仕事の分野だけでなく、娯楽部門も確実に侵食しているんだな。
でもそのことを問題視してもしょうがないし、思えば省エネルギーじゃないか。
この変化を問題視する必要はないと思う。

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August 22, 2007

日本代表三連発があった暑い1日の色々とテレビ局の根性

本日は休日なれど、こんな日にしかできない仕事上の用事をすますべく東奔西走。
暑かったですね。
クルマの車外温度計は40℃行きましたよ。

いつもならせっかくの休みなのに、と思うのですが、今日に限って厭じゃないの。
理由は昨日届いたエヴァンゲリオンのDVDbox。

昨日は夜の3時まで見ちゃったよ。(盛り上がっちゃって、ビール飲みながらデカイカップラーメンも食べた。夜の11時過ぎに食べたからモタレル、モタレル・・・)
今日は、運転しながらだから観られませんが、音は聴ける。

渋滞情報がこれほど嬉しかった日はありません。
5キロ先渋滞です、なんてナビに言われても、よしよし止まれば画面が見られると・・・(笑
ウンと渋滞せい、と思いながら乗っていました。

順調に仕事を終わらせ遅めの昼食を蕎麦屋で取ると、スポーツ新聞に、日本代表三連発の記事が!
忙しさにかまけて知らなかったよ。
最近、「君が代」聴いてないなぁ、聴きたいなぁ、と思っていたところでした。

でも夕方から運動したので、事務仕事の残りがズレこんでA代表戦が見られたのは後半30分過ぎから。
いつも思うのですが、7時前試合開始ってほとんどのお父さん、テレビ見られませんよね。
働きすぎじゃ、っていわれればそれまでですが、誰だって長時間労働したくてしている訳じゃないんで・・・
この辺にも日本のお父さん軽視文化の兆候が・・・

食事を取りながら見初めてすぐ山瀬のとんでもないシュートが決まって2-0
闘莉王のヘディングも豪快でした。
まぁカメルーンはコンデション、イマイチだったね。
未だにWカップの親しみを忘れずお応援にくる大分の人も多いのに、プレーもダーティだった。
エトーもこの間のバルサ戦の方が良かったですか?

聞いているだけで酷いと思ったのは山田優の「君が代」
義務でやるカラオケじゃないんだから、ダメだ、と思ったら、断われよ。

続いて北京五輪最終予選。
家長が先発じゃない時点でガッカリ。

後は深夜のU-17Wカップだな、と思ったら他局放映を少しでも邪魔したいのかテレ朝、しっかりと結果を教えてくれました。

ホント、マスコミってこの辺、しっかりと性悪だよね。
この番組を最後まで見てるサッカーファンに、あのお知らせは絶対親切心からじゃない。
結果知りたかったらネット見るもの。
言わないのが礼儀。
そんなささやかなファン心理を、自分らが少しでも利益になる可能性があれば平気で踏みつぶすのが、
ジャーナリズム宣言とやらのテレビ局。、

素晴らしいよ。

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August 21, 2007

大原美術館で確認した、私は素晴らしい夫と父であること!

倉敷では大原美術館に行きました。
倉敷とか根本的に興味のない私ですが、妻が行きたがったのと、大原美術館に惹かれてのことです。
実際入ってみると個人収蔵の美術館としてはやはり圧倒的でした。

興奮した私は、ここで蘊蓄が爆発!

この受胎告知のエル・グレコは、ギリシャ人という意味の名前なんだよ。
画業が成功したのはスペインだったんだけど・・
いわゆるマニエリズムの画家で・・・そもそもマニエリズムとは・・・
この間ジャン・ジュネの著書で、ジャコメッティのことも読んだばかりなので、実存主義的存在の不安の表象とか、
自分でも良く分かっていないことを妻と娘に言いまくり。

何そしたら、私の教養に恐れをなしたのか、だんだん距離を取られるので、
今度は浮かびまくったダジャレで笑らわせてやろうと、
「モネさん、絵を売って下さい。モーネェー」

「カンデンスキーは電気いじりが好きだったんだよ」
「感電好きー」

「シスレーは無礼な男だったらしいよ」、
「シツレイな奴―」

「マネは人の絵をマネして描いてマネーを儲けた」

「セザンヌは不精だったらしいよ。何にもセザンヌ」

「ミロはいつも人に絵をミロと言ったらしい」
「クレーは貧乏で、何かクレー」
「コッテの絵は、いつも凝ってる」
「クールベは、遅刻されてもいつかクールベ」
「イブ・クラインの絵はいつもクライン(暗いん)じゃないブルー」
・・・以下、素晴らしい大爆笑ダジャレを連発。

そのあまりに偉大な父の才能に恐れをなしたか、妻も娘も私からドンドン離れまくり、最後は分裂作戦をとるので、最後にアートショップでやっと追いついて、
「まったくこんなに知性とユーモアに溢れた父親がいるなんて」、とダメ押しをしてきましたが、
何故かそこから別行動になりました。

ps
個人的には
ピカソの「頭蓋骨のある風景」
デ・キリコの「ヘクトールとアンドロマルケーの別れ」
とセザンヌの小品が良かった。

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August 20, 2007

伝奇集        ホルヘ・ルイス・ボルヘス

現代文学の最高峰とも目される作品ですが、幻想譚を語る短編集なので少しは気軽に読めそうです。
不気味な話が多いのも、最近人気の「ホントウにあった怖い話」シリーズなどで馴染みやすそう(笑
少なくてもT・ピンチョンやS・エリクソンよりはなんとかなるだろう、と思って読み始めたのですが、さすがにそこはアルゼンチンの碩学、泰斗です。
物語の中に入るハードルは高く、集中力が要求されました。

結局、どんな小説かといえば、有名な序文を引用すれば

「数分で語り尽くせる着想を五百ページに渡って展開するのは労のみ多くて功少ない狂気の沙汰である。よりましな方法は、それらの書物がすでに存在すると見せかけて、要約や注釈を差しだすことだ@八岐の園」

とういう辺りに本質が垣間見えます。
この序文を逆から読めば、俺の小説は一言半句が、凡庸な小説の何十ページ分もイメージを広げるのだから、おろそかに読むな、ということですよね。
確かにそう豪語するだけの作品ではありました。

唐突ですが、「虚構を楽しむ」ということを、精神の旅に例えれば、
巨額の予算が投じられたハリウッド映画は、いたれりつくせりのファーストクラスと5つ星ホテルの旅です。
快適極まりなく、安全で、安楽で、危険はなく、供される楽しみも極上のプロが厳選したものばかり。
これはこれで悪くないです。

対して、ボルヘスの紡ぐ虚構は、見知らぬ外国を一人バイクで走り切るようなものです。
疲れるし、面倒だし、退屈な場面もありますが、深夜、無人の砂漠でみる星空や、猥雑な下町にじかに触れる刺激はありません。
またハリウッド映画(=ファーストクラスの旅)は、お金さえあれば誰でも楽しめますが、ボルヘスの旅(=バイク単独行)は、体力と語学力と、危機やチャンスを逃さない精神と肉体を要求されます。

ボルヘス流の旅ばかりでも疲れますが、ハリウッドの旅の合間になら良いでしょう。
何よりそれは特権的です。

以下、印象に残った分の感想です。

「バベルの図書館」
宇宙に等しい図書館。この魅惑的な幻想はボルヘスの筆によりリアルに姿を現します。
無限の回廊をさまよう殉教者と、底なしの中心部に広がる闇の深さに魅惑されます。
この1編は、20世紀の生んだ最も美しく堅牢な幻想でしょう。

「円環の廃墟」
視覚的なイメージが鮮やかで、この短編の中では最も分かりやすい1編だと思います。
円環は無限の象徴であり、廃墟も時間の永劫へのオマージュだと思います。

「トレーン、ウクバール、オルビス・テルティウス」
偽書から広がる幻想とその幻想の現実への侵食は、クトゥール神話を始め、多くの幻想譚で扱われるテーマですが、28pという掌編に最も重厚な1品があります。

集中して読める環境で読んでみてください。
一度物語の中に入りこめば、後は短くも充実した旅がまっています。

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雲の墓標     阿川弘之

直島行きで読んだもう1冊がコレでした。
やっぱり夏には戦争について考えます。

京都大学で万葉文学を学んでいた学生が、予備兵として召集され特攻隊員になるまでの話です。
日記形式ですが、途中、友人の手紙も挿入され、味わいは深いです。

若き日に人生のすべてを奪われるという巨大な理不尽に対し、敢然として向き合い克己し、国の為なら(他者の為に)死のうという高潔にいたる過程は、読む者に重い問いかけを残します。

「自分たちはもはや何かを選ぶという自由は許されない。定められた運命の下に、自らを鍛えることだけが残された道だ」
こうやって一文に書くのは簡単ですけどね・・・
現実にこんな困難に向き合った若人が、ほんの数十年前にたくさんいたわけです。

阿川弘之の文章は過剰な装飾がなく、常に稟として立ち上り、それは高貴な強い意志をもった青年さながらに思えました。
一人の極めて多感な若者が死をも超克する、超人になる話でもありますよね。
恋への憧れとヒロインへの慕情は切なく言葉もないですね。

この後、ボルヘスを読んでいるのですが、セイヤーズ、阿川、ボルヘスと一息に優れた小説と言っても中身は多様です。
そしてみな面白い。

そう、こうしてクーラーの効いた部屋で本が読めるというのは限りない幸福なんですよね。
つくづくと忘れないようにしたいと思います。

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August 19, 2007

綾波萌えの病気悪化!

なんだか異様に悪化してます。
少し自分が怖いです。
この暑さにヤラレテいるんでしょうか?
とりあえずDVDボックスは基本として、フィギュアを弐体買いました!(自分でも驚く)

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コッチの方が本筋ですが、

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顔はドレス姿の方が良い。
プラグスーツ姿の方は、正面から見た時の口元がダメだ。だから後ろ姿で飾っています。
今PCの両脇にいます。
それから貞本さんの画集DER MOND。
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放課後の綾波が良いな。
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それから鈴鹿2050年のJapanと横書きした国旗をもった女性ライダーがカッコイイ!
深紅のオメメと水色の髪が良いんだよな。
気が強そうでいて寂しげなとこにたまらなく惹かれる。


それからCD。
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綾波の声優担当の林原さんの唄Birthday of Rei Ayanami@EVNGELION
残酷な天使・・では歌詞をフルに聴けるのは良いとしてもアレンジの趣味が悪い。
あのチンチンした音はオカシイです。
でも変わったアレンジ故、カラオケで歌ってもらっているような気もする。
林原さんが歌っているのは実質3曲ですが、他の「魂のルフラン」も「Fly me to the moon」もムードがあります。
ずいぶん巧いな、と思ったら歌手もやっている方なんですね。

後はInstrumentalですが、ソッチの演奏はjazzっぽくって楽しめます。


自分専用のPC弐台は壁紙も綾波です。
Ayanami
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人が来る時は普通のに戻してます。(恥の心は残っています)
画像を沢山収集したのでマイピクチャは絶対に見せられん!

携帯の待ち受けもマセラティ・スパイダーから綾波へ変更。
人前でつける時は注意しないと・・・

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スッゴイショボイ会社になりそう

今日の日曜は休み。
でも会社の登記も済んだので、事業計画を検討しました!(←笑うとこです!
口座開設をバンバンやろうと思ったんですが、銀行口座の名義がまだ私のままで、会社名義にするには印鑑のカードを作ってと来週以降でないとできないのだ。

基本的には先物取引の会社なんですが、先週は高いボラティリティに散々脅かされたので、少し大きくしようという思惑はヤメ!
すっかり臆病になってしまいました。
でも帰って良かったのかも。
ただ規模が小さければ期待利益も小さくなるのは当然で、これはしょうがない。

さっきの試算では年収165万位です・・・
月収で13万・・・
給料はなしですね。
まあもらっても税金増えるだけだからいらないけどさ。

自宅事務所なので家賃を1万円欲しいと思います。(遠慮勝ちなんです)
それから光熱費と通信費を1万円づつ・・・(後で税理士さんに聞いてみます)
年末、利益が出そうならそれでクルマ買おうっと・・・

さっき2000円の領収書(登記簿謄本2通分)が見つからないで焦りました・・・
小さいぜ俺・・・
でも良いの。
元から器の小さい男なんだから・・・

汝自身を知れ!とはソクラテスも言っていたこです。(←何言ってんだかなあ・・・)

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ナイン・テイラーズ      ドロシー・L・セイヤーズ

かつて創元推理文庫でミステリー小説を知った時、中学生に私に芽生えた野心は、この素晴らしい世界の歴史を作った傑作は、すべて読んでやろう、ということでした。

とかくミステリーは分野別(本格派、ハードボイルド、奇妙な味etc)、年代別(戦前、戦後、黄金時代、現代)、選出者別(乱歩の選んだ、ヒッチコックマガジン、中島河太郎選)などベスト10を作るのが好きなのです。
そこに傑作として挙げられている作品は片端から読む。
クロフツの「樽」、ヴァン・ダインの「グリーン家」に「僧正」、クィーン、クリスティはもちろん、アイリッシュ、チェスタトン、カー、ハメット、アルレー、チャンドラー・・・
次々に読んだ中で最後までリストから消えなかった作品が1つありました。
それが本書の「ナイン・テイラーズ」です。

何故消えなかったか、といえば出版されていなかったからです。
探して探して探しまわりましたが売ってない。
他はすべて読み切ったのに、最後までリストから消すことが出来なかった本書は、それゆえ長く思いが募り、夢にまでみたほどでしたが、時とは非情なるもの。
やがて忘れ思いだすこともなくなったのですが、1998年に突如出版されたのです。
即買いましたが、読みたい本は数多く、買って積読も幾年月で2007年の夏、ついに今回の直島旅行へ同行させることになったのでした。

読むに辺り、かつての名だたる名作も80年以上の時を経て今は流石に退屈なのでは、と懸念がありましたが、そんな心配は杞憂でした。

確かに、今風のジェトコースターノベルではありませんが、主人公のピーター卿を始め、従僕のバンターから主席警部のパーカー、東アングリアの小村の村人まで、セイラーズの筆はまさに抑揚迫らざる描写で、みな言動が味わい深く純朴さはどこか懐かしくすらあり、じっくりと楽しめます。
急かされることなく展開するストーリーは、時に不気味にそそり立つ鐘楼から九告鐘(ナイン・テイラーズ)を響かせ、たゆたうように進行した物語は、ラストで明かされるまさに意外な犯人像に驚かされます。

極めて味わい深い、ミステリー好きなら手にとって後悔のない傑作です。
時間をとり、この小説の舞台になったかつての英国の田園地方のようなゆっくりとしたペースで味わいながら読んで下さい。
楽しめることは請け合います。

積年の思いが果たされた今、一つの夢は叶えられたんですよね。

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地中美術館に行く@デ・マリア、タレル・安藤忠雄

直島と言えばまずココです。
今回はシーズンでもあり、ベネッセハウスを朝一で出るバスで出かけたのですが、着いた時、美術館の前はすでに長蛇の列。
30分待ちでした。(でも昼には2時間待ちになったようです)
でも待ったかいはありました。
此処は素晴らしいアート体験ができる美術館だと思います。

まずこの建物自体が素晴らしいアートです。
「建物のほとんどが風景を損なうことがないよう、あえて外観のない建築物を造る」
この建築の存在自体を自ら否定するようなコンセプトに大胆に挑戦し、かつ成功を収めた安藤忠雄の才能には驚きます。
毀誉褒貶のある方ですが、ここは真の芸術だけが生み出せる霊感に満ちた場所だと思いました。
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トンネルのような暗いエントランスに少し不安な気持ちにさせられていると、いきなり棒状のシダ植物だけで埋め尽くされた四角形の中庭に出ます。
中庭と言っても入口はなく、壁は高く場所によっては見るのも精一杯です。

この不思議な問いかけに心は揺れ、その庭を巡る回廊を上がると今度は、三角形の中庭に出る。
ここは砕石で埋められ庭に出られます。
三角形の頂点まで行き、高さ12mの壁に頭を付け空を見あげて下さい。
ただ三角形に切り取られた空の風景にsomethingを見る時、我々は日常から飛翔します。
暗くうねった回廊の脇のスリット。
その先の光の届かない闇の行く先。
安藤琉の迷宮構造は神秘的で、中を歩く者はその迷宮に酔わされます。

作品自体で印象的だったのは、
「タイム/タイムレス/ノータイム@ウォルター・デ・マリア」
広大な部屋には神殿のような階段があり、その中央には天井に開けられたスリットからの光を映し出す巨大な球が鎮座しています。
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沈黙する大きな石玉は、矮小な人の問いかけを拒絶しながら、時間という不可解な謎の回答をその内に秘めているようです。
ここは人の知りうることの叶わぬ「時の永劫」を祭る祭壇なのでしょう。


ジェームズ・タレル
「オープン・フィールド」
黒い階段の昇った先にはブルーの光に満ちた四角形の入り口があります。
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入ると部屋は結構な下り坂になっているので、寄る辺ない鑑賞者は罠に嵌ったように坂を転げ部屋の奥深くへと囚われます。
ブルーの光が満ちたその場所は、上下感覚すら危うくするほど圧倒的な幻想喚起力があり、酩酊させられた鑑賞者が戸惑うちに振り返ると、そこにはさっき入ってきた入口が、オレンジ色に変転して輝いています。
そこにさっきまでいた部屋の外側での日常が幻影だったのかもしれない、という疑念が生まれます。
光のもたらす虚実の逆転。
これは蛍光灯とネオン管の生む「胡蝶の夢」です。

「オープン・スカイ」
特等席は向かって右側の角です。
座ってただ空を眺めてください・・・
そこで得られる感覚は、優れたアートだけが人にもたらすことのできるモノです。

唐突ですが、この部屋、勉強部屋に良さそうですよね。
扇風機と机と椅子を持ちこんで本が読みたくなりました。
集中してやれそうなんだもん。


最後に地中美術館へのお願い。
館内での写真撮影をなんであれほど厳格に禁止するのか分りません。
たびたび行ける場所ではないので、この規則は緩和して欲しい。

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August 17, 2007

ベネッセハウスに泊まる&ミュージアム・レストラン、テラス・レストラン

安藤忠雄建築で「美術館に泊まるホテル」というコンセプトで作られたホテルです。
実際ロビーからこんな感じで、向こうに小さく見えるのはジャコメッティの彫刻です。
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通路が迷路のようになっていたり、各所にモダンアートが点在したり、ホントに美術館に泊まっているようで、アート好きならやはり1度は行っておきたいホテルですね。
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室内はこんな感じ。
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ちょっと無印良品っぽい?(笑
でも快適。
テレビがないのが新鮮です。
代わりにオペラのCDがありました。
CDを聴きながら読書(今回は「ナイン・テイラーズ@D・セイヤーズ」)が進みます。

同じベネッセハウスですが、ホテル棟別にPark,Beach,Museum.OVALと別れています。
オーバルが絶対に良いですが、客室が6室しかなく、春に予約した時、残っているのはパークだけでした。
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こういうお盆とか混んでいる時期ではなく、暇な折に予約をとって、ゆっくりといくのが本筋でしょう。

ミュージアム・レストラン@ベネッセハウス
一日目の夕食は、ミュージアム・レストランで懐石料理の「瀬戸尽くし」というのを食べました。
ホテルのレストランで、かつ他に食べに行きにくい処の料理は割高でイマイチという印象があるのですが、ここはさすがに魚介の素材が新鮮で、かなり美味しいです。
やっぱ料理は素材が命?
そんなことも考えました。
まなかつおや縞鰺の刺身に付ける土佐醤油まで香りが高く印象的でした。


テラス・レストラン@ベネッセハウス
こっちはテラスから海の見える地中海料理のお店です。
まったく期待してなかったのでが、それゆえか良かったです。
こっちも鯛なんかが美味しいですが、子羊の料理も食べでがあって思わぬ収穫でした。

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直島、倉敷に行って来ました

今年の夏休みは現代美術の島として知られる直島と、その近くで町並みと大原美術館が評判の倉敷に行ってきました。
まずは新幹線@グリーンで岡山まで行きましたが、つくづくと快適ですね。
シートを倒してゆっくりと足を延ばして寝ていける。本も読めます。ビールも売りに来る。
飛行機より時間はかかりますが、それでも3時間半です。
移動が快適ですから、本を読む時間があると思えば苦になりません。

でもそこからがメンドウでした。
ローカル線の電車を2本乗りかえ、フェリーに乗ります。
フェリーは短時間ですが、行きは狭く小さい船でなんだかなぁ、という感じ。
帰りのフェリーは大きくて快適でした。
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島に着くと泊る予定のベネッセハウスのバスが向かえに来てくれてました。
直島は全島にタクシー1台。

高低差もありこの季節では自転車という訳にもいかず、娘と妻はバイクに乗れないので移動はバス頼り。
島の人口は3500人、バスの運航は1時間に1本ということもあり,ホテル、地中美術館、家プロジェクトの間は、時刻表と腕時計チェックによる時間を気にした行動が重要になります。

それからベネッセハウスに泊まった人は町営のバスに乗ってはダメですよ。
泊まる場所が違うので、帰って不便になります。
ベネッセハウス宿泊なら、バスは必ずベネッセハウスのバスに乗ること!

一度勘違いで半端な処で下され炎天下30分待ちを体験しました。

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旅行帰りに株暴落、円は急騰、PC故障と大変な一日でした

昨日は倉敷から電車を乗り継いで疲れて帰ると、PCが故障。
いろいろやったのですが、もうどうしようもなくて富士通のサポートに連絡して電話でやり取りしなんとか復旧。
終わったら深夜の12時を回っていました。

それから治ったPCで為替をみたらドルが112円台割れ!
NZや豪ドルも対円で6円以上の暴落!
まだ含み益があり、スワップの利益もありドル円でも80円割れまで大丈夫(追加資金投入なら50円台でも大丈夫)なんですが、それでもこの急激な下落には怖さを感じます。
つくづく高値でポジションを増やさないで良かった。

株は先物買い持ちですが、ひたすらCオプションを売って凌いでいます。
投げませんが、アメリカ市場での投資は先になりそうですね。
アメリカの会社にドル建て送金をしようとした時、ドルは123円台だったので、少し押し目を待とうと118.5円で買い注文を出していたのをキャンセルしておいてよかった。

でも現物株を買ったのは失敗だったな。
まあしょうがない。
ともかくここは耐えますよ。
でも怖いね。
ホントに怖い。
やっぱ投機はナメちゃダメです。
ナメない投機とは何か?といえば安易にポジションを取らないことです。

今日、こんな日の為にと作っておいた会社の登記審査が終わり、登記簿謄本を取ってきました。
これから口座開設ですが、ゆっくりしたスタートになりそうです。
かえって良かったかも。
地道に、自らの非才を忘れずにやって行きます。

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August 16, 2007

夏休みの旅行から帰ってきたらメイン新品のPC故障です

夕方に直島、倉敷の旅行から帰って新しくしたPCを立ち上げたらIEが表示しません。
LANで繋がっている他の2台はこうして繋がるのですが、メインがダメじゃしょうがない。
という訳で復旧に専念します。

こういうのが嫌で新しくしたのにぃ!

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August 12, 2007

旅行のお知らせ

3泊ですが旅行に行きます。
コメント、TBへのお返事が遅れますがご容赦ください。

今回は地上移動オンリーです。
行くのはアートのある某所です。

地上移動オンリーの旅行って10年ぶりだ。
気軽だけれど、なんか旅行って感じもしない・・・
でも早く起きるのだけは同じ。

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日経、日経金融新聞から記事にしたころ@8/13

1)ヘッジファンド閉鎖続出
米国の著名ファンドを含め、独仏ファンド(BNPパリバ、IKBドイツなど)にも損失の波紋が広がり、ヘッジファンドの清算が相次いでいるようです。

「恐怖がオオカミを実際より大きく見せる」とも言われだしました。
投資家が出した資金のほぼ全額を失ったファンドもあるようです。
前回危機のLTCMだったし、ヘッジファンドトンだは、危機具体化のサインなんだな。

2)世界の中銀、危機に資金供給
FRBは4.5兆円、欧州25兆円、日銀1兆円。カナダ1800億円。
欧州中銀が一番必死ですね。

3)サブプライムのリスクはどこに
金融機関は、CDO,CLOなどの債権にして流動化しリスクは外部に移転していますが、回りまわって個人の年金などにも移っています。

4)米市場年内利下げ観測、サブプライム問題の行方
信用リスクを懸念。消費、投資に原則の兆し。
FRBは慎重ですが、FF金利先物は利下げを見込んでいます。

サブプライム延滞ショックは2度来る
09年以降、インタレスト・オンリーから支払額が

5)中国景気認識で開き直り過熱警戒論を後退させてます。
いつか来る日でのツケは大きくなるでしょう、


6)サブプライム問題と日本価地価頭打ちの見方
好業績が支えるという話もありますが、新興国へのマネーが目詰まりし経済が変調するば怪しくなります。


上昇してきた地価ですが、企業の土地投資に陰りが見え始め、先行指標になるゴルフ会員権指数が停滞してきました。


7)皿屋敷の伝説
深くて暗い井戸は、人が身を投げたり、投げ込まれて殺されたり、死の伝承と関係が深い。
井戸はこの世とあの世を結ぶ通路とする伝統的な観念と感覚がある。

8)「投資に魔法はない。地道な努力が必要だ」@バフェット

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August 10, 2007

はだしのゲン@TV  正視出来ない私

この原作となった漫画、私、ほとんど読んでいないんです。
読むのにあまりに悲惨過ぎて正視に耐えない。
途中で読むのを止めました。

私は本来、怖いモノ好きで、ホラー映画、小説なんて大好きなんですが、アレはあくまでも楽しめる恐怖。
どんなに怖い、という作品でもグロ以外なら楽しめます。
もっと恐怖を!
物足りないぞ、なんて思いながら怖い作品を渉猟しています。

でも核兵器への恐怖は本物の恐怖。
あの惨状は、とても楽しめる恐怖ではなく、処理しきれない恐怖です。

それから60年以上たっている訳ですが、日本はこの恐怖から未だ解放されていないわけです。
やらないだろう、と思ってももしや、という心配も捨て切れない。

ビートたけしが
「北朝鮮でミサイル発射があった日に、Wカップでジダンの頭突き事件があったら日本人はミサイルより、
ジダンがーーーなんて言っていて俺は呆れたよ」
という発言をしていましたが、アレは日本人のアキラメなんだと思います。

我々には止めようがない恐怖なんです。
ないでしょう。
抗議しても無駄でしょうし、核兵器を持って抑止力とも云えないでしょう。
政治家も外務省も完全に無力です。
人って、あまりに自分達の力を超えた恐怖はないものとする心理が働くんだと思うんです。

見なかったことにする。
大したことはない、と思いこむ。
視線を逸らして、精神の安定を保つ。
それしかないのが今の日本人なんですよね。

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August 09, 2007

神は沈黙せず   山本弘

UFOから超能力まで、異常現象はすべてが神からのメッセージだった。
現代最先端の科学が問い詰める神の真実の姿とは?

と雄大な構想の元に書かれた小説ですが、読了するまでに非常に疲れます。

ともかくUFOならUFOへの造詣の深さには驚かされますが、長い!
・・年・・月にはどこそこでこんな話があり、・・年・・月には○○でこういうことがあり、・・年には・・・と延々と続く。
場合によっては何ページも続き、それが各々のエピソードごとに繰り返されるので、最初は感心しつつもしだいに辟易。

話しがスピードに乗らないのです。
何も軽くするために情報量を少なくしろ、と言っているわけではありません。
取捨選択し筋肉質にするのが優れたエンターテイメントだ、ということです。

陸上の選手と同じです。
優れた速い選手はみな筋肉質で贅肉はついてないでしょう。
だから美しく速く、見る人を魅了するフォームで快走できる。

この小説は、あまりに大量の情報を抱えて物語を進めようとするので、読んでいるうちにクタビレテしまうのです。
登場人物の造形も凡庸ですし、これだけの集めに集めた知識なら、小説で出すよりノンフィクション形式で出した方が良かったのでは、と思います。

ps
AI(人口知能)分野でペンローズの仕事をああもあっさり否定されるとは思わなかったな。
確かに重力量子理論はいまだ不完全ですが、証明されてない理論の上の理論がまったく否定されるなら、この本自体も価値がない、ということになりますよね。

AIは知性、知能の本質を問いかける非常にエキサイティングな分野で、名著として、橋元淳一郎さんの『われ思うゆえに思考実験あり』をおススメします。
コッチの方が遙かに楽しく上質の科学的興奮をもたらしてくれると思います。

ps
財政破綻からあっさり日本経済が崩壊することになっていますが、他分野の膨大な参考文献に比べると経済関係の文献は4冊と非常に寂しいですね。
しかも山本さんが他分野では切って捨てるようなトンデモ系の著書が書いてありますが、どうなんでしょう。

長くなるので端折りますが、日本は膨大な財政赤字がある反面、膨大な国有資産もあり、(だからと言って政府の効率化は急務ですが)何より未だ最強の製造業が生みだす貿易黒字と、投資で稼ぐ所得黒字、知的財産による特許収支も急速に伸びており、おかしな書き方は普段批判している不安を煽るトンデモ系の本と同じになります。
どうしてもストーリーの進行上、日本経済破綻を書きたいなら、「首都直下型大地震により」と一言入れればいいんです。
あれだけ他分野で蘊蓄を垂れ流したんだから簡単でしょう。


映画にしろ本にしろスポーツにしろ、いつもは褒め屋の私ですが、今回は著者自身が他人を切る人なので辛口になりました。
辛口批評って大嫌いなんだけどね、ホントウは。
でも今回は例外でした。

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August 08, 2007

監督不行届    安野モヨコ

エヴァ、マイブーム再び、で何か読みたくなってしまい、庵野監督とのトホホなオタク夫婦生活が評判の安野モヨコさんの本を読んでみました。

まずは冒頭、あんな悪魔的なアニメを撮った監督が、日常生活では一人ミラーマンごっこをして「ミラー、ナイフ!! ピシィピシィ」とやっている絵柄を見てショック!
あまりの失望に眩暈がしました。
それから仮面ライダーだの、ハリケンジャーだの・・・理解できん!
何故に、そんなにバカなのか?
スポーツとか関心ないの?・・ないようだな・・・音楽ならなんでアニソン歌うかな・・・

薄い本ですが、ともかくネタは満載で、充実度は比類がなく、奥さんとのボケとツッコミは見事な呼吸で、大げさでなく1Pに1回は笑わせてくれます。
それで笑って笑っているうちに、病気の時のエピソードなんかには、ホロっと来るんだ。

安野モヨコさんが、かなり達者な書き手ですね。
思い切り崩すような進行をさせていても、最後に話自体は見事なほどまとめてみせます。
マンガですが、これがエッセイでも短編小説だったにしても、いずれにしろこの水準は、半端な力量で出来る技じゃないです。

最後に庵野監督のインタビューが載っていますが、しみじみとした愛が告白されていて、なんだか心が動きますね。

互いの才能を認め合い、欠点までもを愛しく思いあう夫婦なんだなぁ・・・
本人たちはイヤがるでしょうが、何気にベスト・カップルだと思います。

笑うつもりで買ったのに、意外や意外の深い夫婦愛に感動してしまった1冊でした。

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会社の認証と登記に行く

本業をしながら地道に進めていた株式会社の認証と登記に本日行ってまいりました。
休日だったんですが、8時半に起き朝食にリンゴを食べキチンとした服と靴(私はこの時期いつもサンダル)を履いてカーナビに○○公証人役場と入れてgo!
妻も一緒です。
公証役場まで途中混んでいて約束の時間が迫りちょっと焦ります。
定款はすでに2度ほどfaxでやりとりし、問題なし、と言って頂いたのですが、やっぱお役所に認証もらいに行く時は緊張しますよね。

ほぼ時間通りに着き公証審査開始。
と言っても「はいはい、あれから書き直しはないですね、ではちょっと拝見」という具合で穏やかな雰囲気です。
ひたすら判子が押されます。
筆書きで公証人さんの名前も書かれたりして、初めての私は物珍しさで一杯です。
公証人さんは裁判官、検事さんが退職後につくことが多いようですね。
この辺り、以前法律事務所に勤めていた妻は詳しいです。

「この定款はウチで20年保存いたいしますが、その後は廃棄されますので会社原本は永久に取っておけるようによく保管してクダサイね」とこういう作業になれない私たちに親切に指導してくれますが、私が「この会社、20年ももつかなぁ・・」などとツブヤキ、笑いをとってしまいました。

私はいつもこの調子。
本業を始める時も俺なんかどのくらい使えるのだろう?
まったくダメなんじゃないか、と思っていたし、
結婚したいときもいつまで続くだろう?
なんて考えていたし、
子供が生まれた時も、重荷だ、果たしてまともに育てることができるのだろうか?
なんて考えていました。

Always悲観論者です。

帰り道で奇麗な美術館を発見。
いいなぁ美術館。
休みなんだから、こんなとこ行ってゆっくり絵を見て中のお洒落なレストランで食事してビール呑んで昼寝したい、と思ってしまう。

でもそうは行かない、今度は銀行で資本金を払い込み、それからそのコピーを持って登記所です。
でも交鈔役場まで片道1時間掛ったので地元の登記所に着く頃は昼になってしまう。
登記所じゃ面倒なのかなぁ、と若干不安。
そんな暗い気持ちをクルマのHDDに撮っておいたエンニオ・モリコーネが癒してくれます。

素晴らしいよね、エンニオ・モリコーネ。
こんな音楽が作れるのって、どんな気持ちなんだろう、なんて考えます。

途中、昼食を回転寿司で済ませ、銀行は私だけ駐車場で待ち、登記所に行くと、今判る者が昼食中でいないと言われ、仕方がないので、近くの市民ホールで時間をつぶし、1時少し前にまた出動。
今度はあっさり受理されました。

登記審査が出るのは13日ですが、夏休みなので巧くいって始動は20日以降ですね。

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PCのメモリを増設する

ビスタを購入しサブになったPCのメモリを増設しました。
256Mしかなかったので重くて重くてどうしようもなかったのです。
512M増設したら夢のように軽くなりました。
もっと早くやっておけば良かったのですが、メンドウで一日伸ばしになっていたのでした。

そもそもPCがWIN95で爆発的に広がった時、これからはPCに詳しくならんとイカンと思いメモリ増設に挑戦。
あまりの簡単さにビックリ。
で、今度はHDDの増設を試みた処、まったくどうしようもない事態になってしまい、半日で終了させる予定が丸1日費やしてもダメ。
やればやるほどダメで、休日は一日しかなかったし、翌日には使わなければならないしでもう最悪、地獄の気分。
結局、夜中に奇跡的に出来たのですが、これがトラウマになり、もう余計なことは2度とすまいと決心してしまったのでした。
もともと機械イジリは 好きじゃないしね。
でもメモリ増設はさすがに簡単だし、シマンテックが入ってからは忍耐を試されているような重さだったので512M(7000円でした)を購入して付けました。
付ける前はなんとはなしの不安もあったのですが、やってみれば5分の仕事。

でもPCをいじる前のなんとはなしの不安はヤダなやっぱり。
なんか上手くいかなそうな気分になるんですよ。
好きな人はイジルのが楽しみなんでしょう。
ちょっと信じられないですね。
まぁ趣味は人それぞれ。
俺は読書でイイです。

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August 05, 2007

日経、日経金融から記事にしたこと8/5

1)トム・フォード日本進出
デパートから進出し、直営店も出していくようです。

2)夏こそ目のケア
眼の周囲は良く洗うこと。こすらないこと。点眼薬で炎症抑制。

3)人生の応援団長@山本寛斎
パリで挫折し破産の瀬戸際に追い込まれますが、生活を5時起きに改め、地道に自ら売り込みをして試練に立ち向かい、危機を乗り越えました。
世界を回るとベトナムもインドもタフだ。日本人は粘りがない。
「自国を自分たちで治める」「追い詰められても道は開ける」
私は、大失敗もしたが夢を諦めずに戦い続けた。

4)NY原油最高値、理由なき高値?
ガソリンの出荷は単月で過去最高。ナイジェリアの治安悪化が影響しています。
秋口まで高値の見方が強まっています。

一方、原油先物では順鞘から逆鞘に。「現物需給が締まってきた」と同時に物流問題が解消し、大きく積み上がった「期先の買い、期近の売り」の巻き戻しが起こった。
70ドル以上なら売りたい生産者の売りも大量に出た。
ファンダメンタルはIEAは需要を1.8%増とみて、OPECの増産が少ないと強気の予想。OPECは0.6%増と予測し、増産の必要なしと弱気。在庫は過去最高だ。
NYMEXの買い越しは11万枚と過去最高で、ハリケーンが思惑になっている。去年も似たパターンだったがハリケーン被害はなく8月中旬から暴落した。
という記事もあります。

5)フィリップス曲線平坦化
賃金と失業率が負の相関になるフィリップス曲線が機能してません。
利上げ派は早晩解消すると考えてますが、欧米でも平坦化しており物価変動のメカニズムは変化した、とも言われています。

6)バイオエタノール生産、葉や茎から/常緑樹を改良、NO2吸収1.8倍
研究段階ですが、特殊な微生物を使い今までの2倍の効率で生産出来るようになるようです。
実を使わないため、食物需給に影響を与えません。

また遺伝子組み換えを使わずに二酸化炭素を1.8倍吸収するヒメイタビという植物も出来ました。


7)日本株外国人保有コスト割れ
オイルマネーが迂回している欧州系が特に厳しいようです。
EPSは好調で株に割高感はありませんが、損切りの動きが出るとと下押し要因になります。


8)レート低いアジア通貨@N・サージェン
アジア通貨は中国を中心に低すぎる為、株式市場なのでバブルが起こっている。
中国の為替政策が緩和されれば通貨はさらに上昇するだろう。


9)世界の穀物生産最高に、穀物運賃最高値
北米とブラジルの生産が大幅増加。アフリカは干ばつで不調。
鉄鉱石、石炭の油症需要が旺盛で運賃の先行指標となる用船料も騰勢が続いています。
今後の日本の穀物輸入価格にも影響しそうです。

10)ペルセウス座流星群
13日が見所です。新月なので今年はチャンス

11)過剰流動性は収縮するか@BNPパリバ島本
アメリカの金融機関は90年代から住宅ローンの証券化をしてきた。
サブプライムの問題は根深いだろう。
しかし12兆円ほどの損失なら米国金融機関の純利益60兆円を勘案すると心配ない。
円キャリーは資源国通貨を押し上げ反転リスクがある。しかしこれもBRICsやVISTA、ネクストイレブンが注目されているように投資対象が広がり大丈夫。
もっとも懸念すべきはインフレリスクであり、グローバル化や自由化が止まることだ。

12)米、日、中の事情
米:住宅在庫増え調整長引く。雇用も9万2千人と鈍化傾向
日:設備投資、裾野拡大。非製造業へ加速。11%増
中:ビスタ大幅値下げ。日本のアニメ即日配信。共に海賊版防止の為。

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今日はナツイでぇ!

今日の暑さは凄いですね。
3時過ぎからトレーニングしていたのですが、エアコン16℃、パワフル、湿度最低の設定にしてもバイクを漕いでいる間中、汗だく。
エアコン、壊れているんじゃないか、と2度も確認してしまった。
しっかり冷風が噴出してましてが、全然追いつかない。
1ℓのペットボトル完飲!

風呂に入ってからも汗だく。
と書きながらヤフー動画でホラー特集を見ていたら、天空俄かに掻き曇り雷鳴が。
やっと夏も本気を出してきたようです。


と、書いてる間に土砂降り!
自然ってスゴイ!
あんなに暑くした後、この豪雨!

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August 04, 2007

レイちゃん、萌え!「レイ、心のむこうに」

このブログの他記事を読んでもらえば分ると思うのだが、私は二次元萌えの人間ではない。
特段のアニメ好きでもない。
でもやっぱり綾波レイは特別だ。

特に第伍話の後半、アパートでのシンジとのシーンは凄い。
レイは、大規模工事を思わせる音響が鳴り響く崩れかけた廃墟のアパートに一人で住んでいる。

汚れて暗く陰惨な部屋に投げ捨てられている血塗れの包帯と枕。
花瓶や鉢植えはモチロン、テレビもPCも本棚もおよそ情緒的な家具は一切ない。
一人用の小さな最低限の食料だけ入れてそうな冷蔵庫上にはキツそうな処方薬だけ。

裸のまま、壊れた眼鏡を取り替えそうとシンジに掴みかかり、倒れて伸し掛かられた格好になっても濡れた水色の髪の下で深紅の瞳は虚ろなまま。
言うことはただ「どいてくれない」だけ。

要は壊れた女の子なんですよね。
住むとこが壊れていて、身体が壊れたばかりで、またすぐ壊されそうで、だから14歳の潔癖であるべき年頃なのに、自分の裸は気にしない。
気持ちも壊れている。

シンジの言葉も聴いてなくて、着替えが終わればさっさと出て行き肝心のカードはひったくる。
精神も壊れている。

たった一つ残っているのはゲンドウへの思慕だけ。
観る者は、そのたった一つ残ったが故にクッキリと光る気持ちに囚われる。
壊れたゲンドウの眼鏡を大事そうにしまうと、安心した表情になるところに癒される。

壊れた少女に何を見るかというと、常にかかるプレッシャーに壊されかけている自分かもしれない。
すでに死の翳りを宿す少女となら一番辛い疲れることはしないですむかもしれない、と予感できる。

共に「死の谷を歩む者」としてこれ以上理想的な相手はいない。

これが世紀末の日本が生み、恋をした少女の魔性なんだと思います。

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August 02, 2007

日経、日経金融新聞から記事にしたこと8/1

1)灯油、軽油の輸出増
日本が石油製品を輸出していることを知っている方は少ないと思います。
灯油、軽油は内需が減り余るので輸出します。前年比1.7-2.3倍になっています。

2)米、広がる信用リスク、CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)市場急騰!
IPO,LBOローン、延期相次ぎM&A期待縮小顕著です。
また信用リスクを取引するCDS市場は買い手殺到で暴騰です。

3)円キャリートレードの行方@ABNアムロ、R・リンド
為替相場で金利差は予想為替レートに反映されるので、キャリー・トレードは上手くいかないはずの取引だ。
それが現実に利益が出ている。終わりが来るなら98年と同じ通貨ボラティリティの上昇だろう。

4)サブプライム「年代物」影響これから@JPモルガン、NY連銀それでも強気
今問題になっているのは05年前半までのもの。
サブプライムは返済条件が3年目から厳しくなる。05年以降はこれから厳しくなる。
劇的に住宅が上がらなければ価格はさらに下がる。

それでも連銀は強気だ。
根拠は米主要企業のバランスシートの強さ。住宅資産と消費の関連すら疑っている。
現在の調整は、「リスク正常化の過程」と見ている。


5)底値買い探るポンドマネー
ポンド高と市場の下落から、縮む日本市場に割安感を持っています。
「今の日本市場は宝の山@E・マーナー」
ただし低金利政策が変わらなければ。

6)ECB追加利上げ年内2回?、米経済は加速する
ユーロ圏の失業率は6%台に低下。ドイツは判断基準の失業者400万人を大きく下回る強さ。
来年は300万人を切るという観測もある。「欧州景気のあまりの強さには驚く@調査部」

住宅に気を取られているが、雇用賃金が好調の米経済は加速するだろう@R・ブラスカ
欧州の利上げは予測ほどなく、日本の利上げは先送り、米国での利上げが先になるだろう。


7)国家基金は宇宙の支配者、
巨大であり、伸び率が15-18%と高い。
リスク資産は下支えされ、米ドルにはマイナスだろう(今までが米債一辺倒だったから)

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August 01, 2007

サンキュー!アメリカ@米下院、従軍慰安婦決議

Thank you America
素敵な言葉をありがとう。
おかげで目が覚めた。
これが日本の運命なんだね。
この国が貴国では、どれほど空虚な存在なのか良く分った。

「アメリカでは人権が重要視されているので反対する議員はほとんどいなかった」そうだ。
さすがに人権と正義の国は言うことが違う。
野蛮な国の国民としては、感服して言葉もない。
「オマエが言うな」、という決まり文句すらとっさに出ないほどスケールが違う。

確かに大戦中に幾多の問題行動はあったろう。
皇軍は完全に無謬で高潔あったとは私も思わない。

しかし日本のその後の60年の行いを見て欲しかった。
平和平和を一途に貫き、他国への干渉はおろか、言われたことにはひたすら謝った。
物造りだけは得意な国だが、他の先進各国のように武器の輸出もしてこなかった。
島を占拠され、資源を吸い取られてもただ黙然と座っている国にこれ以上の平和と人権を求めるという意味が不明だ。

漏れ聞くところによるとイラクの国情がだいぶ酷いようだが、アレも貴国の高邁な正義感故、なのだろう。
確かにフセインは独裁者で、政治犯への拷問も多数あったようだ。
でも今より遥かにましだったと思うのは私だけではないようだ。

イラクに攻め入り世界が貴国を最も危険な国と名指していた時も、この国はただ黙ってついていった。
頼まれ事をされた際、出来ないこともあったが、それは一切の暴力への否定が根幹にあったからだ。
どうやらそのあたりもすっかり忘れられているらしい。
否、最初からそんなことは気に止めることもないのだろう。
なにしろ貴国はスケールが違う。
広く豊かな国土が羨ましい。
開拓者魂とやらで上陸し、野蛮人から切り開いたそうで慶賀の至りだ。

この話題にあまりこだわるのは隣国の思う壺だ、という議論もある。
確かにそうかもしれない。
しかしあまりに侮られた時、計算を忘れて激高するのもある意味人間らしいとは思わないだろうか。
むしろ普段大人しい人間ほどその傾向があるようだ。

今回の決議で貴国への印象をガラリと変える日本人は結構いるのではないか、と思う。

なに、世界の超大国である貴国が気にする必要などまったくない。
この記事も無力な国の無力な人間の戯言だから。

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