成功者への道 ウォール街の実践投資マニュアル トム・バッソ
成功したトレーダーのインタビュー集に「マーケットの魔術師」という本があるのですが、その二冊目である「新マーケットの魔術師」の中でMr.平静と呼ばれているのが、この著者のトム・バッソです。
経済的な成功だけなら彼より遥かに大きなモノを勝ち得たトレーダーもいるのですが、私はこの人のスタンスが一番気に入りました。
要は無理をしない、あくせくしない、ガッカリしない、です。
翌朝のNYが気になって眠れないようでは、投機生活も長続きしません。
投機を生活の一部にしたいなら、居心地の良いレベルに止めるべきなのです。
また相場については、ともかくなんでも受け入れるんです。
だってしょうがないでしょ。
ここでこうしていれば、とか、なんでもっと上がらないのか、下がらないのか、と苛苛してもpriceが動くわけじゃない。
どんな結果でもそれが運も含めて自分の実力、運命なんだから、文句を言わない。
以下、この本から印象的な言葉でと私の感想です。
1)人生を映画を観るように楽しむ。
投機している自分を、もう一人の自分が観られるようになれば、随分、客観視出来て冷静になれると思います。
さまざまな状況下で、起こりえることを具体的に想定し、自分がどのように対処するかをイメージしておくこと。
2)真の投資は息をするように自然なものだ。
投機を語る名言は多数あるのですが、その中で、ただ一つだけあげるとすれば、私はこの言葉です。
不断に考えたら、後は自然にポジションを作ります。
そこに興奮や恐怖が混じらないように注意しましょう。
3)成功したいならエゴをなくそう
値動きに、自分の都合は通らなくて当たり前です。
我儘は通りません。
4)自分で結末を変えられることだけに努力せよ
成果が欲しかったら「自分のベストを尽くすには、どうすべきなんだろう」と考えます。
改善できることに目を向ければ、人生もコントロールできるようになるでしょう。
5)リスクから逃れることは出来ない。
最大のリスクはリスクを取ろうとしないこと。だから自分の想定と違ったら、分析し、投資先を変えるなり、手法を変えるなり、自分の見方を変えるなり、なんらかの行動を起こせ。
6)うまく投資できるようになる。その過程を楽しむこと。
人生は結果でなく、すべて過程なんです。
結果が出たときは死んだ時で、もうその後は楽しむことも悩むこともありません。
人生はすべてが過程。
私自身は、そう思っています。


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