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July 2007

July 31, 2007

新世紀エヴァンゲリオン、やってます@40代以上の知らない方に

今、バンダイチャンネルで新世紀エヴァンゲリオンをやっています。
5話までなら無料で見られるので、知らない方にはオススメします。

このシリーズが人気になった時、私はすでにいい年だったので今更ロボットアニメなどと眼中にありませんでした。
ブームの中で時に目にするロボットも、なんだか気味の悪い悪趣味なデザインで、それに人が乗るという基本線にも新鮮味はなく、まぁ子供の物。
私には縁なし、あと25年若かったら見てたかもね、というスタンスだったのですが、たまたまWOWOWで放送した時、一度見て夢中になりました。

まずオープニングの「残酷な天使のテーゼ」が抜群にカッコ良い。
曲も歌詞も良いのですが、特筆すべきは映像のカット割りで、どこまでもリズムが良く詩情すらあり何度みても飽きない。

話は終始、根暗で神経症的な主人公に、しっかり者の逞しい女性キャラが絡んで進行するありがち路線と思わせますが、多域に張り巡らされる伏線と、ちりばめられる衒学趣味には、いわゆる真のSFだけが持てるsense of wonderがあり、ロボット同士なのに流血を思わせる格闘シーンなど斬新さには事欠きません。

そして何より萌えキャラとしてはまさに聖女の地位を得た綾波レイの魅惑。
いわば古くからある病弱美少女キャラなんですが、出自から謎めき、どこまでも無表情で根暗な口調で、住まわせた場所も一種、黙示録的な造詣に成功しましたね。

彼女の好物も特筆物で、ニンニクラーメン、チャーシュー抜き。
美少女がスタミナ系のニンニクラーメンが好き・・・臭いだろう、意外だな、と思わせといて普通なら一番の花形であろうチャーシューを抜くという、もう何回ヒネルんだ、でも巧いですね、と感心する設定です。

等身大フィギュアが売り出されているようですが、正直人目がなければ買いたいほど。
でも私の家には筋トレマシーンやエアロバイク等のトレーニング器機があり、さらにデカイサンドバッグが二個と膨大な本(萌え系はありません。どんな本が多いかはブログの他記事を参照してください)があるので、そこに綾波レイの等身大フィギュアがあったら完全に来る人を怖がらせるので自粛してます。

でも「私が死んでも代わりはいるもの」というセリフと、それを事実としたアイデアは、あの世紀末の日本だけが到達した一種の極北的達成だったと思うよ。

もしこのアニメを子供向けと食わず嫌いでいる方がいたらぜひ一度ご覧になってください。
楽しめると思いますよ。

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July 29, 2007

日経、日経金融新聞記事にした分7/29

1)世界の通貨供給量増加
世界各国でマネーサプライが増加しています。
ロシアで60%、ユーロで11%、南アで22%、ルーマニアで23%、中国で17%の伸びです。
カストデイ勘定(世界の外貨準備と中銀の資産)は21%の勢いで増加。
流動性がリスク資産を下支えすると思われますが、低ボラが続いており、ボラティリティの拡大が懸念されています。

2)日本株、強気と弱気
強気:インドのホテルはいつしか一泊300ドル。東京は割安だ。世界の投資家はインドや中国を見ている今こそチャンスがある@E・ワドワニー
メリルも日本株には注目ですが、キーワードは経営力だそうです。

弱気:円売り残高が年初より6倍に急増し円高が進むと個人は苦しくなり株売り要因となる。

3)NY株強気と弱気、米経済のファンダメンタル
住宅ローンの一般向けでも焦げ付きが2.8p上昇し懸念が広がっています。
金融機関に影響が出始め、リスク許容度が急速に低下、投資家心理も悪化、という発言があります。

FRBは冷静で、サブプライム債券を逆張りで買おうという投資家も出てきました。
安全指向から長期金利は急速に低下、C格付け債券は急落しています。
株安に対して健全な調整だ、という意見もあれば経済堅調への無知が背景だという意見もあります。
米経済は企業部門が好調な反面、個人消費は下ぶれリスクがあります。

まとめると、アメリカも住宅不振で苦しい個人は消費抑制。グローバル企業は好景気、ですね。

4)OPEC、ドル建ての悩み
石油収入がドル建てなのでせっかくの原油高を生かしきれません。
でも決済通貨を切り替えるとさらなるドル下落を招き自らの首を絞めかねません。


5)日銀利上げ
サブプライム絡みの金融不安が8月利上げの難題になっています。
消費者物価も0.1%下落ですが、それでも日銀は正常化を急ぐという見方も強いです。

6)原油市況
柏崎原発停止で火力発電用の重油が値上がりしています。
インドネシアは生産のピークが過ぎ、安定供給先を探すことが急務です。

7)ビタミンC一日200mg以上摂取で白内障が4割減

8)ユーロ買いにブレーキ
サブプライム問題がユーロにも飛び火。
CMEでユーロ買い越し額は120億ユーロと一ヶ月で二倍になった。リスク資産からの逃避がユーロ相場にも現れている。

9)産業ロボット工作機械増産へ
世界シェアの5割を占める産業用ロボット分野で、日本がさらにシェアを伸ばしています。
世界のものづくりを日本が支える構図が寄り強まっています。

10)ゼロ・インフレに映るゆがみ
世界的にインフレ傾向が高まり、物価上昇率で2%を越えてきた。一方日本は0%。
欧米では賃金が2-4%上昇しているが、日本は97年から04年にかけて8.4%下落した。

日本の賃金は未だ高すぎるのか、低い付加価値しか生み出せないのか。
低い賃金は中小企業での技能受け継ぎに支障をきたし、介護ヘルパーの退職を生んでいる。
いずれにしろ、低すぎる賃金は、日本の成長基盤を毀損しつつある。

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世界遺産京都音楽祭@世の中にこんな人いるんですね、川井郁子さん

名だたる京都の名刹に世界の有名音楽家が集結し、ライトアップもゴージャスに演奏を繰り広げるイベントです。

そんな一日の白眉だったのがヴァイオリニストの川井郁子さん。
東寺で奏された「ジュピター」は圧巻でした。
モデル並みの美貌でスタイル抜群の彼女が、深紅の着物を古代ローマのトガ風に着流しで登場すると、ストラディヴァリを泣かせまくる。
高音域での絶唱はモチロン、中低音域での豊穣さと力強さは比類なき、と言っていいものだと思いました。

それにしてもこの人、スゴイですね。
東京芸大を出ると、すぐに大阪芸大の助教授、教授。
ワルシャワ、ニューヨークフィル、新日本、読売、NHK交響楽団と共演し、作曲家としてもテレビ番組やCMへの楽曲提供多数。
さらに女優としても批評家大賞新人賞で、旦那さんは東京医科歯科大学の教授で、世界的な骨免疫学の権威。
娘もいる。

もう完璧な人生という感じ。
ウィキペディアの来歴を見て圧倒され、唯一のツッコミどころとして思いついたのが、旦那の容貌。
もしかして頭髪方面に不安があるかも? あるいはピザ方面がお好みかも、と思って下世話な気持ちのまま旦那さんの研究室のサイトまで飛んでいきましたが、イケメン!
経歴も東大医学部卒から文句なし。

もうツッコミ処なしです。

ちなみに旦那さんの趣味はYachtです。
ヤットじゃないですよ。
ヨットのことです。
Yachtが読めないでエキサイトに行って翻訳している俺となんという違いか!
まぁ、比べる方がどうかしているけど・・・

世の中、こういう階層っているんだ。
改めて実在を確認し、感じ入ったしだいです。

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奇術師  クリストファー・プリースト

あらゆるジャンルの頸木を逃れた驚くべき小説を書くというプリースト。
これは「プレステージ」として映画化された原作です。

人は驚きを信仰する。背後に神の御業を見ることによって」
奇術師は見る人に驚きを提供しますが、私はそれほど熱心なファンではありません。
趣味の問題だと思うのですが、どんなトリックにもタネがある、と思うとどうもね。

私が神の驚異を見るのは、腰をツイストさせるだけで独走してゴールを決めたクラシコでのロナウジーニョや、
一人だけ時間の流れが違っているようなボクサー、ロイ・ジョーンズJrのスピードです。

あるいは「フェルマーの最終定理」でも良い。
巨大な旅客機が数百人の退屈した乗客を乗せて、音速に近い速度で1万mの上空を飛ぶ時代に、あれほど単純に見える1行の方程式が解けなかったことに神の驚異を見ます。

で、関係のない話しを書いている時のお決まりどおり、この小説は期待ハズレでした。

「瞬間移動という古臭いガジェットの埃を払う傑作」というのが売りのようですが・・・
奇術師自体に興味のない私だからか、580pは無駄に長く感じ、描写される人間像には魅力がなく、最後の期待としてやっとたどり着いた「結末の驚き」には失望しました。

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アジア杯 両者お疲れの3位決定戦 vs韓国

サウジ戦の前に韓国が負けたのを見て、アディオス コリア、
決勝の相手はイラクか、中東勢では3番手って感じ、これはラッキーですね、と、そんな風に考えていた時期が俺にもありました。

ところがやっぱり縁があるのか、日本もサウジの当りまくったFWに蹴散らされ、3位決定戦を戦います。
できたらお互い、優勝を争いたかったですね。

それにしても日本、試合会場までの飛行機乗り継ぎ11時間。
ホテルについたら部屋足らず、ってコンデションは良いわけない。
というかデカイ選手達、エコノミーで移動してんでしょうか。
エコノミーで11時間座っていたら体調狂うよな。
アジア、好きなんですけど、どうも共催ってのは良くないね。
でも今日は言い訳禁止です。

試合は、韓国、相変わらず運動量が豊富です。
そしてラフなプレーが熱血ってことになっているのもなんだか懐かしいです。(久々ですよね、公式戦)
日本はどことなく品の良いサッカー。
もう韓国より上手いと思うのですが、16分、ガムシャラに飛び込んできた韓国の選手にミドルを撃たれヒヤッとします。
巧いんだけどこの辺が弱いよね。

日本はCKとFKから、韓国は積極的な攻めあがりで、互いにゴール前で見せ場を作りますが、気のせいなのか日本選手は体が重そうです。
韓国もイマイチの調子で、どうも宿命のライバル対決というほどの試合ではない。
前半は0-0で終了。

後半もグダグダ。
お互い、暑いとこでの連戦で消耗してますよね。
日韓戦にあったはずのヒリヒリするようなスリルがない。
それから韓国イエロー2枚目で一人退場。
それに抗議してコーチ監督3人退場。
グダグダ度もアップ。
なんか選手が可哀想で、この試合、もう一日明けて決勝の前にやっても良かったんじゃないの、という展開で延長に。

両国の選手は必死なんだけど、疲弊していてレベルは低い。
サウジ戦のような記事が書けない。
日本が押しているんだけど、韓国の根性ディフェンスを破れない。
それでたまのカウンターも怖い。
後は気力だ日本、と思っていると延長14分に乱闘。

なんかどうでも良くなってくる延長後半7分45秒。
よく考えたらアジアカップのシード権なんていらないや。
佐藤惜しかった延長13分。

PK戦!
川口大明神にお祈り!
遠藤のコロコロが楽しみ。
期待通り、遠藤コロコロ、スゲ! 遠藤はスゴイよ!
韓国も決めてくる。
PK戦が試合よりオモシロイ。
5人目まで両国ミスなし。


負け、脱力・・・

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July 27, 2007

NY急落! 円急騰! 俺はどうする

サブライムが本格的に問題視されNY市場は急落、円は急騰ですが、為替の円急騰はwelcomeです。

問題は日経225の先物2枚の買い持ちですが、平均コスト17950円ですから今日17250円まで下落すると-700☓2で140万の評価損です。
さらに問題は8月限p160、4枚の売り(平均44円の売り)と9月限P160、3枚の売り(平均32円の売り)でこれらがボラティリティによりますがまず150円と250円に上がるので120万の損失でしょうね。

合計260万のやられか?
行使価格が遠いのと、p売りの枚数が少ないことp155に買い持ちがあるのが救いですが、今後のナニカ!を考えるとp1557枚の買い持ちは外せない。

私の指標では戻ってきたCME17280円は下げオーバーシュートですが、すでに買い長なので押しは拾えないとこです。

裁定残が少ないこと、信用も積みあがっていないこと、perも20倍割れを考えればそれほど脅える必要もないと思いますが、先週末が18180円があったことを考えるに安易に値ごろで手を出したくないです。

それにしても先物なんだから売りで取りたいものですが、また買い持ちを引きずってしまった。

後講釈なら窓開けで下落した月曜に売れば良かった?
イヤ、上昇トレンドの押し目に見えた。
なら火曜の十字は?
イヤ、上昇トレンド復帰に見えた。
水曜の下落は?
イヤ、深い押し目に見えた。
昨日の下落は?
反発が怖くて売れなかった・・・

難しいね。相場は。

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July 26, 2007

旧怪談   耳袋より 京極夏彦

京極夏彦の新作で、題名が「旧怪談」なら即買いの私です。

最近、新をつけて深夜枠でのドラマにもなっている「耳袋」シリーズですが、これは江戸時代に編纂された原本、根岸鎮衛の「耳嚢」を題材に、現代語に書き改めた1冊です。 

登場人物の名前がYさんとか、Eさん、になっていたり、未確認動物UMAなんて書いてあったりで、京極堂、かなり遊んでいますが、楽しいです・・・
・・・スミマセン。
私、京極夏彦、好きなんでどうしても点が甘くなります。
でも日本の怪談好きなら古典を抑えておく、という点だけでも読んでみてよい1冊だと思います。

個人的に気に入ったのは、なんとも不気味な「うずくまる」
恐怖のイマジネーションを刺激して好みなのが「真っ黒」
なんとなく楽しい「ぼろぼろ」
「もうすぐ」に凝らされた一工夫も怖いね。
豪気なユーモアのある「血は出たけれど」と「もう臭わない」
嫌な冷たさのある「どこに居た」

現代の水準でも高い掌編シリーズだと思います。
最近ネタがイマイチな「世にも奇妙な物語」あたりで翻案しても良いんじゃないかな。

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アジア杯 SF 激闘!日本vsサウジアラビア

アジアカップもついにSemi Final.
相手はサウジアラビアです。
中東勢でも1発長打があるようなイランよりアベレージヒッターのような印象のサウジはやりやすい感じ。
でも今度のチームは俊足のFWをそろえ、侮れないのは当然です。

序盤は完全に日本がボールを支配しゲームを造ります。
DFは上手く掻っ攫うし、狭い所にパスがつながるし、なんだか圧倒的に上手いじゃん日本。
オシムジャパン、覚醒したんでしょうか?
でもサウジのDFにしつこく守られているうちに、だんだん雲行きが怪しくなるのがサッカーで、サウジのリズムになってくる。

嫌な予感が漂う中、FKから巧く身体を入れられシュートを決められます。
でも負ける気がしないのが今の日本!
と、思うは一瞬で・・・欝だ・・・と落ち込むと
中澤の、アレは誰だ!鳥だ!飛行機だ!いやスーパーマンだーーー、という飛び込みで同点!
やっぱ強いな日本!
俺の気持ちは揺れ動きます。
正直、今日の株価を見てるときよりずっと揺れ動く。
でもそれでイイのか俺。
まぁ良しとしよう。

後半はいきなりサウジのペースです。
ゴール前で繋がれて繋がれて高さで負けて失点。
そして2分・・・ダメだ・・・2分で追いつくジンクスはきえた。今日は負けだと思ったら・・・!
誰だ! スパイダーマンだ! 違う阿部だ!というオーバヘッド炸裂!!!
感動する。
スピードとファイトにあふれた素晴らしい試合だ!
そして日本は勝つ、と思ったらサウジの俊足FWに一気に破られて3-2に・・・
サウジ、メチャクチャ強いじゃん!
ズルイ!
ほとんどアフリカのチームだろ!
まだ後半12分。

そこから膠着。
サウジは速い!なんだか日本に攻め手なし・・
巻out 佐藤in

30分過ぎて、遠藤out、羽生in
35分、サウジのDFが下がり始める。
羽生のミドルがバーを叩く。
激闘!
サウジは守備で寄せが速く、DFも堅い。

憲剛out矢野in
サウジ・キーパー、時間稼ぎ。
ロスタイム5分
日本、パワープレイ
コーナーキック、川口も行く
サウジが弾き、もう1度コーナーキック・・
でもホイッスル・・・

負け・・・
でも選手は良くやったと言いたい。
感動した
俺は甘いんだよ。

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July 25, 2007

パソコンを入れ替えました

株価指数、OP,為替、商品など先物をかなり取引するのでPCは生命線です。
自宅は3台体制ですが、一番古いのがダメになったので新規に購入し(富士通FMVの安いヤツです)今までメインで使っていたヤツは別の部屋に移動。
設定しました。

PLCを使いましたが便利ですね。
おかげでテレビのまん前に置けました。
これでスポーツ中継などの記事はさらにオンタイムでお届けできます!
・・・誰も待っていないでしょうけど・・・
自己満足です・・・今サウジ戦の記事書きながら見てます。

新規のはビスタですが、使いにくいです。
慣れていないだけだと思いたいですが。
私の場合、エクセルで関数を造る。
ワードに文章を書く。
ブログの更新。
ネット取引だけ出来ればよいので、そんなに高性能なスペックはいらないんです。

それにしてもPCの新規設定は面倒ですね。
膨大な手間がいることに、何度やっても驚きます。
そして手間はますます増えていく。
使っている会社が増えていき、それぞれのチャートサービスが増えていくと、それぞれみんなに自分のチャートを組むので手間です。
先物を取引する会社にIDを入れてパスを記憶させて、ブログの管理画面もIDとパス入れ。さらに今回は有料のチャートサービスの方もビスタ用に変更になったので、設定設定、設定の嵐です。

PCを載せる机も変えたので回りの整理もしないと・・・

忙しいですが、メンドウは普段の便利の裏返しなんでしょうがないですね。

今日は公証役場の人とも打ち合わせをやりました。
それからはウエイトとバイク。
色々忙しいよ。

そして日本のサウジの試合は凄い!

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U-20Wカップ決勝と雑感

サッカー WカップたってU20でしょう。
FIFA商売し過ぎだってーの、とシラケテいたのですが、実際に見てみると若さと瞠目すべき才能に溢れ充実した大会でした。
以下、雑感を書いていきます。

1)楽しげな日本代表は良かった
期間中に成長し、健闘した日本代表は点が入った時のパフォーマンスも楽しく良かったですね。
なんか高校の部活みたいなノリで決勝TMに出たのはお見事!
2010年に活躍する人材がここから1人でも2人でも出れば日本には大きいと思います。


)カナダの観客は好感度、日本でも開催を
自分の国は早々と破れ、しかもU20の大会にも関わらず会場は満員。
応援もフレンドリーで良かったです。
日本が試合をした会場の雄大な夕暮れは、国のスケールを
連想させて印象的でした。
U20の大会、近いうちに日本でやってくれないかな。
適度にローカルで狂気染みてなくて気軽に楽しめそうで丁度イイ感じだ。

3)決勝チェコvsアルゼンチン
試合はデカイ選手ぞろいに見えるチェコとやたらに小柄なアルゼンチンの対戦でした。
この組み合わせは、GLの1回戦と同じ対戦だったんですね。

競り合うと大人と子供のようですが、そこはアルゼンチン代表。
みんな只者じゃないです。
大柄なチェコの選手が追い掛け回しても、ドリブルしながらクルクルクルクル動き回って翻弄する。
まさに南米独特のMagic発揮で、これは手合い違いかな、と思ったのですが、チェコもしぶとく当りを繰り返しアルゼンチンの幻術を消耗させます。
精鋭機甲師団vs幻魔軍団って感じですね。

前半の中頃から体力にまさるチェコがペースを握ります。
アルゼンチンのマジシャン達はまだ若いかな、と思ったとこで後半先制したのはチェコ。

振り向きざまのシュートはサイボーグのような強さと正確さでしたね。
チェコのディフェンスをアルゼンチンが崩せなくなっていたので、これはアルヘン苦しいかな、と思う間もない2分後。
何故だかポッカリ空いた中央に一気になだれ込んだアルヘンが同点に。
この辺、機甲師団のコンピューターを狂わせる何らかのMagicがあったとしか思えないシーンでした。

それからはアルゼンチンがペースを取り戻し、どこかリズムの狂ったチェコを翻弄。
ショートコーナーから勝ち越し点を入れて試合を決めました。

正直、この試合もそれほど期待しないで見始めたのですが、オモシロかったです。
最近12時から1時までは勉強タイムにしているのですが、それを中止してもイイや、と思わせる出来。
それからは録画して残りは今日観ました。
録画しても見たい、と思わせる試合でした。

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July 22, 2007

時をかける少女@アニメ

「帰らなきゃいけなかったのに、
いつの間にか夏になった。
お前らと一緒にいるのが、やけに楽しかったからさ」

デカイ夕焼けを背景に二人乗りする自転車。
そういえば十代の頃は大きく見えたな、と思い出させてくれた積乱雲と青空。

主人公の真琴はかなりのバカで、オッチョコチョイで、時間を越える時に大きく叫びジャンプするのが、若さと無茶と素敵なノーテンキの強烈なmetaphorになっていて絵柄としてはピッタリでした。

恋なんて、という気持ちと抑えきれない純情が胸に迫ってきて、それが郷愁と渾然となり観客の心を打ちます。

夕暮れの家から漏れる光に映える庭木。
少ししか登場しない妹も手抜きなく可愛らしく描かれ、その他登場する人物たちに万遍なく溢れる魅惑は、まさにJapanese animationだけが持つ魔法の力です。

静止した時間に語られる秘かな思い。
狂言回しのように流れるゴルドベルグ変奏曲に、まったく見劣りしない作画のレベル。

背景の国立東京博物館のリアルさと、その学芸員という生業が、ひたすら品の良かった初代の時かけ少女、芳山和子さんにもピッタリです。
彼女ならこうなっているだろうという設定だけでも、監督の細田さんがいかに原作を考え抜いたか、が分かりますね。

最初の大林映画に劣らない傑作といっていいと思います。
真琴は和子より祖にして野ですが卑ではないです。

心根の優しさと純な心情は、時代を超えて通じ合っていたのが良く分かりました。

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日経、日経金融7/22に記事にしたこと

1)キッチュのココロ@モードの方程式
良い伝統的基準から否認されていたものを称揚する含み
19世紀のサロンでブルジョワ的な品の良さをあざ笑った芸術家から始まった。
それでも「悪趣味を獲得するにはまず極めてよい趣味を知らなければならない」

2)プラチナ、パラジウムの中期需要
車触媒の需要増加で市場は強気ですが、南アフリカでの増産とアジアの触媒需要の減少懸念もあります。特に併産品であるパラジウムに供給圧力がかかりそうです。

3)耳かき自己流に注意
耳かきは気持ちが良いからと言ってやりすぎると、柔らかな外耳道に炎症を起こし大変な目に合います。くれぐれもご注意を!
特に竹製の耳かきはカンジタ感染症を起こしやすいです。

4)外貨準備、市場を揺さぶる
政府保有の外貨準備をリスク資産に投資するSWF。
新興国のマネーが増大し影響力を増しています。
情報開示が肝要ですが、「外貨準備を使った投資がhegemony争いの側面を持つことは避けられない

5)債券バブルは縮小へ
世界の外貨準備高の増加ペースは90年代には五百億―一千億だった。
それが03年には八千億になり債券に還流。保険年金基金の規制強化で株式のボラティリティに耐えられない資金も流入。債券市場はイルードカーブのタームプレミアムが消滅した。
それがクレジット市場にながれ低い住宅金利をもたらした。

6)円安進行の是非を考える
アイルランドやスペインはユーロ圏入りで長期金利がドイツ、フランスなどの中心国へ収斂し一気に低下した。そこで資産価格の上昇、内需拡大、通貨高と勝ちパターンになった。
通貨は国力だというが、安い円を為替政策により無理やり円高にもっていっても根本的な解決にはならない。安い円を最大限に利用し、デフレを克服、名目成長率の上昇を待ち、構造改革をなしとげよう。
前述の国々では成長に陰りが出始めグローバルな流動性は次を模索し始めている。


7)芥川龍之介「蜜柑」逆境でも懸命に生きる姿の少女。
奉公に出され親兄弟を離れた試練に向かう娘が弟には元気に愛情を注ぐ。
厳しい境遇でも思いやりを絶やさずけなげに生きる人が世には無数にいる。

インランド・エンパイア@デビット・リンチ 世界の見方を根本から変えてやる、という高慢な野心と深い確信がベースの映画

8)「頑張ればできるの魔@山田太一」
家族が束縛であることが、現代では救いだ。生身の人間を知ることができる場所が家族だから。日常を深く問わないこと。配偶者を裁いていたらきりがない。完璧でないのが家族でしょ。
「努力すれば何でもできる。こういう人間の限界を見まいとする人間中心主義が人々を痛めつける」
希望がない、ということではない。現実的になろうよ、ということです。可能性ばかり見すぎている。自分の限界を見て、そのプラス面を見ると、プラスの多さに驚くかもしれない。不幸のどん底と思っていることが本当は幸運の極みかもしれない。
マスコミはお金を儲けた人とか、成功者の言葉に光を当てすぎる。そのため現実以上に努力の可能性がインプットされいる。
焦土の中に生まれた私は食べるに困らないだけで幸運だと思う。


9)祭りの後に嵐の予感
十兆ドルの住宅ローンの6割が住宅ローン証券(MBS)になっていた。それに商工、消費者信用、不動産ローン4兆ドルを合わせて資産担保証券(ABS)で10兆ドル規模だ。

このABSをもとに債務担保証券(CDO)が組成される。
サブプライムを原資産に含むMBSは8000億ドル。
CDOは一兆ドル。
この中身が腐った。
サブプライムを原資産にするMBS価格指数(ABXインデックス)は額面の半値に下落。
CDOの損失は2000億ドル前後か。
CDOにはリスクの高い劣後部分を束ねた合成CDOがあり、さらに破綻リスクを取引するクレジット・デフォルト・スワップ(CPDO)が売り出されていた。
借り入れ資金でこれらの商品に投資すれば高利回りが得られ、ファンドは15倍程度の負債比率で投資、原資産の目減りが負債の山となって直撃している。

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July 21, 2007

アジア杯QF vsオーストラリア

「中国との付き合いはビジネス上のものだが、日本との付き合いは長い間に培われた敬意に基づくものだ@オーストラリア首相」

Wカップで因縁になった相手は、こんな首相を持つ国です。

ゲームの方は、今日は勝つだろう、と思っていました。
Wカップでは中村は病人だったようですし、アジアと欧州は暑さの質が違う。
キーワードは湿気。
長くなるので省きますが、湿気に強いというか好む傾向があるのはコーソカイドよりモンゴロイドです。
タークハルから進化した高原もいます。

試合は今までの相手と違い、ハイレベルの展開で開始。
徐々に中盤を制していくのは日本でも、ゴール前で危険なムードを漂わせるのはオージー。
やっぱ体格差を感じます。
小さく俊敏で技術があるのは日本でも、大きくパワフルで迫力があるのは豪州。
前半の0-0は納得の結果でした。

後半、試合の展開はさらに速くスピーディになります。
互いのゴール前での攻防が増えたな、と思ったら低いCKを合わされて先制点はオージーに・・・!!!
この時点で私、真っ白に燃え尽きた気分になってしまいました。
・・・終わった・・・アジアカップ・・・コンフェデもない・・・最初に優勝出来なかったらオシム解任との記事を書きましたが、それすらどうでもいい気分・・・

呆然としたその2分後、中村から巻へ、それが高原に渡ると、キーパーとDFを引きずって切り返し反転しての凄まじい同点ゴール!!!
その時の高原の眼!
それからオージーはレッドで10人に。
足も止まってきますが日本も決めきれなくて延長です。

延長は、日本が圧倒しますが、決めきれない。
一人少なくて疲れているオージーは時間稼ぎ、決着つけたい日本には嫌なムードです。
ゴール前で一所懸命やるんだけど、デカイオージーが張っているとダメだ。
見てるだけで疲れる。


PK戦
川口、キューエルをいきなり止める。
俺は見てるだけでやっと。
川口また止める。
こいつ等の精神力ってスゴイ。
遠藤スゴイ!

中澤で勝ち!


ps
松木の最後のダーーーーってのも良かった。
久々に松木のピンが飛んだよ。

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July 20, 2007

コマンドー

これはテンポの芸術だ。
最初にこの映画を観た時はそう思いました。
でもアクションバカの映画だし、すぐに忘れ去られるんだろうなぁ、
妙に気取った映画より、何倍も良く出来た1品なのに、と思っていたので、20年以上たっても某巨大ネット掲示板でネタになり続けるとは思わなかったです。
まあ見る人は見てるというか、世の中案外公平というかね。

ともかく観ている間は観客に何も考えさせない、という点では奇跡みたいな映画で、詰め込まれたアイデアの豊富さは抜群だ。

出だしの清掃車のとこからショック・シーンを上手く使っていて、まだ新鮮だったシュルツネッガーの筋肉隆々の腕のアップから斧に写る影のシーンのオチまで、まったく間然とするとこなくて見事な出来なんですよね。

名セリフと思われるものだけ上げても、
「オモシロイ奴だな、殺すのは最後にしてやる」「アレは嘘だ」
「アイツはどうしたの?」「離してやった」
「怖いか? 俺は元グリーンベレーだからな」

名シーンでは、
飛行機からの脱出の仕方。
ショッピングセンターでの電話ボックス持ち上げ。
横転したポルシェタルガの復帰のさせ方と、轢かれても気にしないとこ。
迷彩を縫って島に上陸するとこ。
キャビンアテンダントの使うロケットランチャー。
自動小銃の片手乱れ撃ち。
絶対に弾が当たらなくても不思議とは思えない存在感。

ともかくあらゆる矛盾、ご都合主義をツッコンデはいけないと思わせるテンポ。

音楽もイインだよな。

でももう何回も見たのでこれからビリーをやります。
明日、オージーと戦う日本に念を送るんだ。
俺は元ちゃんねらーだったからな。

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July 19, 2007

日経、日経金融新聞から7/19に記事にしたこと

1)米「総合物価」も監視
FRBがインフレ指標とする際は、変動の大きいエネルギー、食品を除く「コア物価指数」が主な判断材料でしたが、原油、食料相場の上昇が著しく「総合物価」の監視も重視しはじめました。
労働需給は目安である5%を下回り続け、中国からの輸入物価も上昇に転じ、ディスインフレの終息が注目されています。
注目は個人消費支出(PCE)でこれを1.5-2%上昇が判断基準です。

2)外資の中国戦略に影響法案、人民銀過剰流動性に打つ手なし、住民暴動多発
労働契約法が成立し賃金、人事制度に大きな枷がはめられるようになりました。
外資は対策を急いでいます。

中国人民銀行幹部は「中国に過剰流動性は存在しない」、と発言。
消費者物価も3.4%上昇で、警戒ラインを超えていますが、この発言は、打つ手なし、ということか。
人民銀のジレンマ:バランスシート上、元高阻止の介入の結果、資産上、外貨比率が69%になった。こうなると人民元が上がると資産は目減りする。負債は手形比率が上昇し、金利で1%上がって調達コストが高まる。よって人民銀は利上げしにくい。利上げすればホットマネーが流入しバランスシートがさらに歪む。

中国各地で住民暴動が多発しています。5月以降千人規模でも7件あり。

3)米、サブプライム問題の続報  NY株高値
ヘッジファンドの損失は520億ドル(6兆3千億)で、日本への影響は限定的。金融システムには波及しない。という記事もあれば残高160兆円で、名目GDPの1割であり、金融市場を混乱させる、という記事もあります。
それで弱気になった筋がNY株を空売りしてましたが、最近の上昇で踏み上げられ、ダウ最高値の背景となった。

4)円悲観論は行き過ぎ、低金利「その他収支」、新興市場への円キャリー
日本の投資家が今後5年間に金融資産の5%(年間千億ドル以上)を外貨建てにシフトしても、日本の経常黒字が年間二千臆ドル以上あるので資本流出は鈍化するのではないか。
円はインフレによる実質価値の低下から守られる唯一の主要通貨として人気がでるかもしれない。@三菱UFJのブラウンさん

「その他資本収支@為替取引の収支のこと」は月間2兆円の流出増、それは日米金利差が3%が鍵になる。外国人の日本株買いにも為替の円売りとセットになっている。
また円キャリーは新興国への投資実績と緊密な相関がある。

5)デビット・リンチ「解釈は一つでなくていい」
抽象的なアイデアを形に出来るのが映画の魔法。だから見る人の解釈が分かれてくるがそれでいいと思う。実際、私の解釈と他人が同じだったことは一度もない@リンチ

)インド好景気、全土に波及、東南アジア通貨高でインフレ後退、利下げ相次

7)地震保険は家屋の修復というより当座の生活資金です@生活者へ責任転嫁
小さな活字で支払いは5兆円まで、とありM7クラスが首都直下に来たら120兆円との予測を大幅に下回る。M8クラスなら360兆円とあり保険金総額はとてもおりない。

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July 18, 2007

アルベルト・ジャコメッティのアトリエ     ジャン・ジュネ

語ることに関して彫刻の世界は非常に困る。
なにせこの世界は「神の如きミケランジェロ」が一人そびえているから。
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彼の大きさはまさに偉大で、サッカーの世界で喩えるならブラジルとアルゼンチンとイタリアを足した位ある。
まだドイツもフランスもイングランドもスペインもメキシコもあるさ。アフリカ勢もいるよ、と言いつつも、その大きさはサッカー界の大地を支え天空を覆うが如しだ。

話を彫刻に戻して、では人として偉大な彫刻家は、といえばまず上げられるのはジャコメッティだろう。
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この本はジャン・ジュネが親友ジェコメッティについて語った1編に加え、5つのエッセイが収められた1冊です。

以下、結晶ともいえる一文を書き出しますが、これだけでこの本を読んだ気になるのは、ゴールシーンだけ見てその試合を見た気になるのと同じですから悪しからず。
でもあまりに美しいゴールシーンなので書き残さずにはいられないのだ。

1)美には傷以外の起源はない。深い孤独にふけるためそこへと退却するあの傷以外には。
ジャコメッティの芸術は、どんなモノにもあるこの秘密の傷を発見しようとしているように思われる。
孤独の、至高の壮麗化であり、孤独は悲惨でなく、むしろ秘密の王国であり、深い伝達不可能性であり、多少とも晦冥な認識である。

2)それはまさに仮借なき者の神だった。この怖れにとても近い動揺を引き起こす。そして同じほど大きな魅惑を。不安げで、震えていて、そして同時に静謐な。

3)死者たちの住む太古の夜に到達しなくてはならない。
芸術は子供の世代に向けられたものではなく、無数の死者たいちに、それは捧げられているのである。

時間と夜-それがこの立像を巧に鍛え上げたのだ。甘美にして過酷な過ぎ去る永遠の風格を与えられた後、発見されたもののように。恐るべき焼成の残滓でもあるように。炎が消えた後は、こんなものが残るはずだというような。
至高者である神秘の夜と通じていたに違いない。
死者たちをついに魅了するのことにある立像を、彼は作っているのである。


芸術作品はある意味で私たちを痴呆にするだろう、その眩惑力が、この知性の麻痺にはこの上なく輝かしい確実性と溶け合うように。

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July 17, 2007

シッダールタ    ヘッセ

題名からして釈尊の幼名ですし、設定も現世に疑問を感じ修行をする少年で、舞台は古のインド。
こうなれば当然仏教の開祖の話ですね、と思うと驚くなかれ違うのです。

この本のシッダールタは、仏教の開祖にはなりません。
ただ驚くのは、その仏教の教えの根本理念を極めて明確にかつ詩情豊かに描くことです。

円熟期の文豪ヘッセの描写は、「すべては美しく謎に満ち、魔術的で」楽園に流れる蜜のような名文は、限りなく豊かで濃厚なイメージの放流を喚起し、真昼の灼熱のインドが生む幻影のようです。
そして仏教への深く本質的な理解の深さにも瞠目します。

我々が一般に仏教といってイメージするのは、葬式での慣習・・・仏壇とかお墓とか、お寺へのイメージ・・・ともかく日本にある古い習慣、習俗の一部、全般? などど獏としてつかみどころがないでしょう。
正直上記で書いたことで本来の宗教としての仏教の本質を理解する助けになることはまったくありません。

では仏教とは何か、と問われたら、この本を読むとよろしいです。
仏教は世界中で数億の信者を抱える巨大宗教ですから幾多の解釈があって当然ですが、その発祥時の理念と思想は分かります。
そう、ここでシッダールタが悩み、感じることは、まさに発祥時の原始仏教そのものだと思います。


ps
私はボクシングが好きで毎週世界の試合を見続けているのですが、正直同じチャンピオンとして称号を持つ者にも格差、レベルがあります。
ボクシング史上に残り語り伝えられるほどの超1流。
現役世代では圧倒的な1流。
まぁ強いと言える2流。
運が良かったね、というような3流とあるのですが、ノーベル賞受賞者レベルでもそれはきっとあるでしょう。

その点、ヘルマン・ヘッセはまさに1流中の1流と思いました。

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July 16, 2007

アジア杯GL vsベトナム おお日本はブラジルのようだ!

快勝して盛り上がりまくりのホーム、ベトナム相手の最終戦でした。
勝てば1位通過で決勝トーナメントで過酷な移動をしないで済みます。

試合会場はスゴイ盛り上がりで、ベトナムへの声援が半端じゃなく、私はテレビの音量を絞ったほどです。
ゲームはベトナムのドン引きで開始。
もう芸術的なドン引きで、ハーフラインの前にいるのは1人、後の10人は自陣に引く。
これ、日本も引いてボール回していたら90分どうなるんでしょう・・・

でもスピード、技術、体力と、まぁ負ける要因はないでしょう、と余裕で観戦開始してたら、私が醤油を取るのに目を離した隙にベトナムがゴール。
えっ、どうしたの、と思ったら鈴木のオウンゴールです。

でもそれからは試合もバラけて動きだします。
1点目は中村がDFを綺麗に抜いて巻に合わせて同点。
2点目は遠藤のbeautifulなFKが決まる。
3点目はパスしてパスしてパスして最後は中村。これもbeautifulでした。
4点目は遠藤から巻。

後は落ち着いて自陣でボールを回すと、リズムを急変させて攻撃する日本はなんか東洋のブラジルみたいでした!(笑←今日は勝ったから好きなことを書きます。

ps
ベトナム、グループステージ突破オメデトウ!
ベトナム料理好きなんで、応援してます。
試合もクリーンで見ていて楽しかった。

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レストラン「フォーティファイブ」と「ひのきざか」@ザ・リッツ・カールトン東京

泊まったついでにリッツの誇るレストランはどんなものかと行ってきました。

「フォーティファイブ」
名前の通り、ミッドタウンの45階にあり、フレンチを基本にアジアンテイストの料理にしたレストランです。
内装はパークハイアットのニューヨークグリルそっくりです。
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行ったのは日曜のランチだったので、ドンペリニヨン・ブランチでした。
私はワインで頭痛がするので、残念でしたが、ドンペリ飲み放題だそうですから、強い人には良いでしょう。
食事は前菜、卵料理。肉と魚から1品、デザートです。
全部5種類から選べます。
料理は前菜からかなり凝っていて、詳しく紹介したいのは山々ですが、メニューが貰えなかったので書けません。
名前入りのwelcome cardなんかよりメニューのコピーくれれば良いのにな。
そしたらどんな料理か詳しく記事に書けるのに残念です。
私は基本的にグルメではなく、食事はともかく食えれば良い方なので、知識がないのです。

妻と娘は感動して食べていましたが、私はゆっくり食事するのが苦手なので困ります。
情緒欠乏症なんでしょう。
精神的余裕欠乏症か。
4人で別々のメニューを食べたのですが、料理ははっきりニューヨークグリルより上だと思いました。
ともかく真面目に凝った料理を出してくれます。
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ここは機会があったらまた行っても良いかもです。


「ひのきざか」
懐石、すし、てんぷら、鉄板焼き、からコースを選択できます。
懐石のコースを予約して窓際の席に座ったまでは良かったものの、すぐに思いだしたのはパークハイの「梢」の悪夢です。

悪夢と言っても「梢」が不味かったのではなく逆で、「梢」の料理自体は添え物の岩糊まで感動するほど美味しく最高なのですが、ともかく時間がかかる。
コースで3時間掛かります。
食事だけで3時間って長いよ。俺には無理。PCかなんかがあれば良いけどさ。

一気に並べてくれれば早食いの私なら15分で食べ終わることができるのに、と2回目に行った時、ともかく早く出してくれと頼んだのですが、ダメでした。

今回もそれに倣われたたらタマランと思っていたところ1時間半で終了。
それは良かったのですが、料理自体は「梢」の方がダントツに良いですね。
詳しい話はやはりメニューがないので出来ません。
鱧とか出ました・・・スミマセン、本当に知識がないんで詳しい話が出来ません。
お刺身なんかはまぁまぁ。
でも割高だとは思ったよ。
懐石をホテルで食べるなら時間を覚悟して「梢」が良い。

ちなみに客層は両隣とも若い女の子を口説いている風のオジサンでした(笑

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ザ・リッツ・カールトン東京に泊まってきました

GW以来の、2、連休です。(3ではありません)
というかまともな休みは2ヶ月ぶりなので行ってきました。

エントランスに付くとパークハイアット東京にそっくりです。
タワービルの高層階のみ使う、という条件だとしょうがないのでしょうね。

でもさらに驚くのは、エレベーターで45階のロビーに着いた瞬間!
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高い吹き抜けの天井をもつロービー&ラウンジが、あれ、ここ改装したパークハイ?ってというくらい似てる。

今回は台風の到来とピッタリあってしまい、到着が少し遅れたので、驚く間もなく予約してあったレストラン「フォーティファイブ」に。
そしてまたビックリ。
「ニューヨークグリル」のまんま。
ともかく似ています。
でも飾ってあるモダンアートの絵も好感度でなんとなくNYグリルより真面目な感じ。

まぁパークハイアットは、ちょっと崩れたとこが魅力なんですけど。

食事が終わって部屋に行ったのですが、眺望抜群でバスも良いです
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台風前です

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今日の朝です。

特筆すべきはブルガリで揃えたアメニティグッズで、シャンプーなんてこういう分野に鈍感な私ですら感動する香りでした。
ブルガリなんて宝飾品メーカーだと思ったけど、スゴイね。
結構本気でやっているんでしょうか。
香りに関しては、ホテル全体に淡い独特の匂いがあって、これはリッツ・カールトン・パフュームってことなんでしょうか?

それから46階のジムに行ったのですが、ランニングマシーンが空に向かって据えてあり、これもパークハイのクラブ・オン・ザ・パークに似ている。
でもクラブ・オン・ザ・パークのほうが、プールの天井がガラスの吹き抜けになっていてよりムードがあるなぁ・・・と思ってマシーンに取り付いたとこで感動。
剛性感タップリで、動きが夢のように滑らか。
惚れてしまうような素晴らしいマシーンで、快適にトレーニングできました。
パークのマシーンは使いづらいよね。
私の好きなリカベント型バイクもあってテレビ(Herosの煽り番組)を見ながら漕ぎました。

ホテルに泊まるって言っても結局、食事、室内で本を読むというと後はトレーニングぐらいしかすることがないので、この機材は差別化に有効ですね。
それからこれもパークハイ流で、45階以上はプライベート(宿泊カードキーを挿さないとエレベーターが動かない)スペースなので、ジムには部屋からバスローブで行った方が良いです。
ロッカーが高いんだよ。


私見的結論:
帝国は場所もスタッフもイイのですが、ともかくまともなトレーニングルームがないのが痛い。
パークハイは暗いムードで、悪そうなとこが魅力ですが、こうなるとトレーニング機器が見劣りする。レストランは良いと思います。
リッツ・カールトンは真面目なパークハイって感じで、ともかくトレーニング機器とアメニティグッツが最高です。
食事もミッドタウン内で済ませられるので強いですね。

レストランは「ひのきざか」はたしたことないので、ミッドタウンで食事して、あるいは近くの新東京国立美術館で「ボキューズミュゼ」で食べて泊まりだけリッツが良いかもです。

ps
リッツ・カールトンに来ている女性は、見ているとなんとなく勝ち犬風です(笑
でも人生は長く困難であり、ずっと勝ち犬でいるのも難しいものですよ、と思いました。
余計なお世話ですけど。
長年夫婦をやっていると、色々あるものですから。

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July 14, 2007

禁じられた福音書 ナグ・ハマディ文書の解明   エレーヌ・ペイゲルス

この本は、エジプトはナグ・ハマディ村で発見された古代写本。
異端のキリスト教を伝えるナグ・ハマディ文書について一般向けに書かれた1冊です。

いわゆる現代のバチカン、カトリック(普遍的なという意味)教会でのキリスト教は、激しい権力闘争を経て、多くの福音書を切り捨てた後の教えだというのは、もうみなさんご存知だと思うのですが、では切り捨てられた教えとは、切り捨てられた福音書は、いかなるものだったのか、ということです。

ローマ帝国で迫害されていたキリスト教が、一転してローマ国教になるには、当時の皇帝コンスタンティヌス帝の開いた二カイア公会議以降です。

それによるとそれ以前(325年)の古代キリスト教での教えは多様を極めており、国教にしようにも聖典とされる福音書同士でも内容に矛盾があり、そのまま是認してはキリスト教自体が分裂しかねないので二ケア信条として統一させたのでした。

その時排斥された福音書として代表的なのが「トマスの福音書」で
特に「ヨハネの福音書」とは、その根本概念に相違があり
「我々が神を体験するのは、光の受肉であるイエスを通してしかない@ヨハネ=イエスをより強く権威付けられ教会の設立に有効」
「神の光はイエスだけでなく、万人の中にあり全人類が共有している@トマス=グノーシス主義です」
となります。

こう書くと興味の出た方もいるかもしれませんが、この著者、ハッキリ言って文章上手くないです。
それほど高度なことが書かれていないのですが、ともかく整理が不十分で分かりづらい。
期待して読んだのですが、疲れました。
個人的には、あまりおススメは出来ない本ですね。

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アジアカップGL  vsUAE

今日は、負けたら許せん、と思いながら一日仕事をしていました。

それにしても10:30試合開始ってのはイイですね。
9時まで働いていても、それからビリーのキャンプやって風呂は入って余裕で間に合う。
それで一足早く始まっていたNHKのBSを付けたら先発に巻!

仰天!
・・・外すんじゃなかったの?

オシムも日本も巻と心中か、と思ったら、中村のパスを高原が決めて先制!
ギリギリから粘ってパスを出した中村もスゴイけど、あっさり決める高原には驚いた。
スゴイよ高原、二点目も軽々と決めてみせるとこはまさに日本を救う神の出来。

対してUAEのプレーは汚い。
愛嬌のあるズルなら笑っていられるけど、怪我に結びつくような背後からのタックルが繰り返されて不愉快だ。
個人の身体能力は高いし、決めた1点の速い連携は素晴らしかった。
後半10人になってからのプレーだって良かったのに、初めにダーティプレイありきって精神が良くなかったね。

拡声器を使った♪~アラエラアラエラ、ァアアアァーーー♪って言う応援は、太鼓も加わって楽しかった。


これで一気にグループリーグ1位。
ベトナムとは自力の差を見せつけてください。

サッカーはWカップが一番重要だとは思うけど、「すべて」じゃない。
一番重要と「すべて」はゼンゼン違う。

だからぜひアジアで勝ち抜き、コンフェデに出てください。
これもまた楽しからずや、なんですよ。

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July 12, 2007

成功者への道 ウォール街の実践投資マニュアル    トム・バッソ

成功したトレーダーのインタビュー集に「マーケットの魔術師」という本があるのですが、その二冊目である「新マーケットの魔術師」の中でMr.平静と呼ばれているのが、この著者のトム・バッソです。
経済的な成功だけなら彼より遥かに大きなモノを勝ち得たトレーダーもいるのですが、私はこの人のスタンスが一番気に入りました。

要は無理をしない、あくせくしない、ガッカリしない、です。
翌朝のNYが気になって眠れないようでは、投機生活も長続きしません。
投機を生活の一部にしたいなら、居心地の良いレベルに止めるべきなのです。

また相場については、ともかくなんでも受け入れるんです。
だってしょうがないでしょ。
ここでこうしていれば、とか、なんでもっと上がらないのか、下がらないのか、と苛苛してもpriceが動くわけじゃない。
どんな結果でもそれが運も含めて自分の実力、運命なんだから、文句を言わない。


以下、この本から印象的な言葉でと私の感想です。
1)人生を映画を観るように楽しむ。
投機している自分を、もう一人の自分が観られるようになれば、随分、客観視出来て冷静になれると思います。
さまざまな状況下で、起こりえることを具体的に想定し、自分がどのように対処するかをイメージしておくこと。

2)真の投資は息をするように自然なものだ。
投機を語る名言は多数あるのですが、その中で、ただ一つだけあげるとすれば、私はこの言葉です。
不断に考えたら、後は自然にポジションを作ります。
そこに興奮や恐怖が混じらないように注意しましょう。

3)成功したいならエゴをなくそう
値動きに、自分の都合は通らなくて当たり前です。
我儘は通りません。

4)自分で結末を変えられることだけに努力せよ
成果が欲しかったら「自分のベストを尽くすには、どうすべきなんだろう」と考えます。
改善できることに目を向ければ、人生もコントロールできるようになるでしょう。


5)リスクから逃れることは出来ない。
最大のリスクはリスクを取ろうとしないこと。だから自分の想定と違ったら、分析し、投資先を変えるなり、手法を変えるなり、自分の見方を変えるなり、なんらかの行動を起こせ。


6)うまく投資できるようになる。その過程を楽しむこと。
人生は結果でなく、すべて過程なんです。
結果が出たときは死んだ時で、もうその後は楽しむことも悩むこともありません。

人生はすべてが過程。
私自身は、そう思っています。

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July 10, 2007

日経、日経金融新聞から記事にしたこと@7/10

1)ファンド資金繰り悪化
サブプライム運用失敗で、投資していたヘッジファンドの一部には、資金の引き出しを拒否するケースも出始めました。差し押さえ率は最悪で、債券は急落し、買い手不在のようです。

2)中国株二極化、五輪と面子と株、OPでのムチャな取引
銘柄の4割が30%を越す下落で、個人投資家は含み損を抱えています。上海市場の売買代金は1/3になり、投資意欲は下がっているようです。

中国は五輪を人質にして民主化運動が盛んになるのを防ぐために、カネ儲けに関心を持たせる政策にでた。ところが今度は加熱する市場が人質になり、冷却策が効かなくなった。
だがそんな投資家の態度こそ政府をナメたもので、「五輪の人質」以上に政府のメンツを傷つける。よって対策に本腰をいれるかもしれない。

ただ値が動くというだけで、印紙税のないOPがムチャな値動きをしています。背景にはOPを理解してない投資家がいるようです。でも外人は取引できません。残念。

3)米、雇用堅調、経済下支え
製造業の雇用は減っていますが、サービス業は順調。
平均時給は上昇し、失業率は低下。住宅不調を消費が支える構図も見られます。

4)「過剰流動性」はどこに?
ドルの過剰流動性はなく、代わりにあるのはマネーの証券化による流動性の回転率の上昇だ@三菱UFJ五十嵐

5)干上がる投資マネー、企業版サブプライム問題
企業間のコベナンツ・ライト契約(取り決めの緩いローン)が増大していましたが、こちらも転機の兆しがみえます。
「金融市場は日々、乾いた環境になっている@メリルリンチ」
金利上昇と規制当局の締め付けが厳格化です。

6)低金利通貨売り「円一人旅」、財務省の意見、参院選と円相場
低金利通貨仲間だったスイス、台湾が利上げし、いよいよ円の一人旅の様相です。
巻き戻しリスクが集中する可能性があります。
「これ以上の円安は望ましくない@財務省渡部財務官」と容認から注視へ、という記事もありましたが、逆に参院選で政局混乱で円安への号砲という記事もあります。
まぁどうなるかはわからん、ということですね。

7)ユーロ高、終焉の足音
景気堅調でユーロ高が続いてきましたが、金利が潜在成長率に追いつき「中立金利」状態になりました。消費者物価もECBの目標である2%になり、利上げ打ち止め観測も。
モチロン欧州景気の上ブレがあれば別ですが。

8)動き鈍る米製油所
設備の老朽化で定期修理に時間がかかり、事故も多発。稼働率は89%と前年比4%減。
夏場のガソリン需要への品薄感が広まってます。

)コーン作付け増え反落
単位面積辺りの収穫量から、コーンの2.5倍が大豆の値段でしたが、コーンが高騰し、1.7倍まで行きました。その後、コーンの作付けが増え、逆に大豆の作付けが減ったので、価格は標準ラインの2.5倍に戻りました。これはファンドがコーンの買い越し幅枚数を4割減らし、大豆の買い越しを倍増させたせいでもあります。

10)ヘッジファンド複製へ
米大型株、米小型株、他の先進国株、新興国株、米ドル、米短期金利の6つの指標を使うと過去のヘッジファンドのリターンを説明できるのだそうです。
この指数はいずれも流動性が高く解約も自由で、資金を縛られるヘッジファンドより有利とか。
直近では半分が廃業に追い込まれるヘッジファンドの、さらなる淘汰の契機になるかもしれません。

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July 09, 2007

アジアカップ、vsカタール

仕事が9時過ぎまで終わらなかったので、ほとんど横目でしか見てません。

高原のシュートは見事でした。
さすがブンデスで揉まれているのは伊達じゃない。

最後、カタールの南米から帰化した選手のFKは凄かったですね。
この人ゴール前に切り込んでいた人でしたか?

試合、10時位からやってもらえないでしょうかね。
まぁ9時まで働いている方が、ナンだと言えばナンなんですけど・・・

今後の見通しですが、カタールはグループリーグでは一番前評判の高いチームですし、今日のドローはしょうがないでしょう。

次、勝てば良いんです。
オージーだって苦しんでるし、しょうがないよ。

日本は、最後に優勝できれば問題ないんだから、強い気持ちで観ていましょう。
ダメならオシム解任ってことで。

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R・フェデラー、全英五連覇、素晴らしい、素晴らしい、素晴らしいゲーム

歴史の掛かった07年、ウィンブルトンの男子決勝。
フェデラーの相手として勝ち上がって来たのは、野生児ナダル。
最強のライバルが互いの記録を掛けてのゲームになりました。

第一セットの立ち上がり、不調を心配していたフェデラーは、突き刺さるようなサーブと、miracleなバックハンドで、いきなり全開のスタートです。
この試合への照準はピッタリ。
いわゆる第二段階にギアを上げてるフェデラーが考えていることは、ナダルと長期戦はしたくない、でしょう。

第2ゲームでは早くもジュースにまで追い込み、フェデラー、自らのストロークでは極端にタイミングをずらしたり、かなり逃げ切りを意識しているようにも思えます。

第5ゲームでは、フェデラーがブレークポイントを握りますが、ナダルはまるで意志を持った蛇ようにうねるパスで抜き譲りません。

精緻の極限と野生の極限がぶつかり合い、白熱して輝きます。

当たり前のようにタイブレークに突入。
セットを決めたフェデラーのバックボレーは、まさに至高の美でした。

第二セット。
ラリーの緊迫感は並みではなく、互いにキープの続くゲームは進むに連れて、観ているだけでも苦しくなるほどです。
進化したナダルは、長いリーチが生きるネットプレーもスムーズで、チャレンジからブレークチャンスを握りますが、それをフェデラーは3本連続のエースで切り返します。
それは第三段階フェデラーの、歴史に残る選手だけが持てる「余分なポケットから引き出したパワー」でした。
そして5-4。ナダルはパスで抜いた後、転んで打ったボールをねじ込みセットはナダル。
1-1です。

第三セット。
フェデラーはさらにピッチを上げて追い込みますが、ナダルはコートから追い出されても太い腕で、ダブルのバックハンドを一閃させ、アングルの付いたボールを返して振り切らせません。
5-4でジュース。
フェデラーの気が遠くなるような秘術を尽くしたネットプレーにも、ついてくるナダル。どこまでも粘るナダルは、あらゆるテニス・プレーヤーの見る悪夢ですね。
その悪夢と戦うフェデラー。
この辺りで私は普通に見ることが出来なくなり、やおらビリーバンドを取り出して、筋トレを始めました(笑

そしてタイブレーク。
獲ったはサーブに勝るフェデラー。

ここで私はフェデラー、勝った、と思いました。
ナダルからゲームは取れなくても、タイブレークなら取れる。
次のセットで試合は決まる。

と思ったら第四セットのファーストゲームでいきなり、ダウン。
フェデラーも同じ思いだったのかもしれません。
勝ち急ぐフェデラーの浮き足を、ナダルを見事に掻っ攫います。
第二ゲームはナダルキープで、2-0.
ここで私はトイレに入ります。
もうこのセットは落とした。
勝負は最終セットで、後は延々たる延長があるばかり・・・フェデラーの連勝は53で止まるのか。ボルグ以来の記録は幻なのか。

ドアを開けたトイレに聞こえてくるテレビの音声は、時折の歓声と淡々たる主審の声。
取ったと思ったゲームもチャレンジで捲くられ、フェデラーがまたゲームを落としたようです。
勝ったと思った直後の陥穽・・・
暗い気持ちでトイレから出てくると、ナダル負傷でinjury timeです。

結局第四セットはナダルでしたが、Injury time以降、ナダルのパフォーマンスはわずかですが落ちていました。
そして僅かでも落ちれば、逆にナダルに勝ちはありません。

最終セット。
フェデラーは第五ゲームの15-40を切り抜けると、第六ゲームを破り、第八ゲーム、ミスの出始めたナダルにフォアに回り込んで勝負し、最後はスマッシュを決めるとコートに崩れ落ちました。

素晴らしい、素晴らしい、素晴らしいゲームでした。
試合時間は3時間46分。
前回五連覇となったボルグ、マッケンローの伝説に勝るとも劣らない1戦だったと思います。
そして伝説へ・・・そんな一戦でした。

私はおそらく一生忘れないでしょう。

ps
かつてスポーツを神事としたギリシャ文明では、オリンポスの神々が、お気に入りの英雄が勝つよう色々な計らいをしたようです。
今回、テニスの神が気に入ったのは多分フェデラー。
ナダルの負傷は、そのせいかも。
ある意味、二人の差はそれだけだったのかもしれません。

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July 08, 2007

アジアカップ開幕、オシムへの言葉

日本が連覇をしているアジアカップが開幕しました。
私が過去に最も感動したのが前回、中国で戦われたアジア杯と、WBCベースボールでの優勝です。
これは多くの日本人に共有された感動で、前回以来、アジアカップの意味は変質し、もはやたかがアジアの戦いではなくなっています。

この大会での結果如何では、オシムの去就は論議されて当然だと思います。
優勝できなかった場合、今回はオージーが初参加したとか、常に勝負は時の運などという曖昧な判断の先送りはして欲しくありません。

悪い結果が出てしまった時点で、オシムを解任するのが良いのか悪いのか、先のことは分りません。
だからと言って日本流の判断保留の先送りで良いのでしょうか。

少し唐突ですが、先が不明だということから、オシムを買った株にたとえてみましょう。
この株(オシム)は上がるだろう。
(日本代表チームの)業績を伸ばすだろう、という思惑で今回は、買われたわけです。
買ってすぐに上がれ(代表を強くしろ)とは言いません。
いくら優れた経営手腕の持ち主でも、あまりに速く結果を求めすぎるのは疑問でしょう。
でもオシム株は買って1年です。
業績(手腕)を見るにはそろそろ手頃な時期ではあります。
今回のアジアカップは、いわば重要な中間決算としても悪くはないでしょう。

さらに言えば、例え中間決算が悪くても、3年先の本決算、Wカップで好結果が出る可能性はあります。
中期の決算が悪くて、急落した株も損切りせずに持ち続ければ、持ち直すこともあるように、です。
また中期決算が良くても(今回のアジアカップで優勝しても)最終決算が悪くでる(Wカップの予選落ち)可能性もあります。

要は先のことはあくまで不確定なのですが、それでも投機なら順次ファンダメンタル(試合内容)とチャート(試合結果)を見て判断されるのが当然です。

良い決算を出し、株価も上がっているなら、むしろ迷いなどは無い方が良い。
悪い決算が出て、実際に株価が下げたら、それでもなお、と、将来に夢を託すのも結構ですが、定石からいえば損切りです。

損(オシム)を切ったつもりで乗り換えたら、もっと悪い株(次期監督)を買ってしまったということもありえますし、堪えていたら報われたということもありえますが、我々人間は、神ならぬ身ゆえ、先が読めないが故に、その都度、結果結果の状況で、順次判断するのが定めなのです。

まぁ、こんな悩みを吹っ飛ばすようにともかく優勝してください!

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日経、日経金融新聞7/8にまとめたこと

1)米企業、増益率鈍化続く
住宅が振るわず、消費財、サービス部門の業績悪化

2)個人呼び込むミニ日経
まだ日経先物が電話取引だった頃、私が担当者にしきりに提案していたのが、日経先物にミニがあったらです。日経平均での売り買いは、個別株よりよほどやりやすい。
他人事ながら、出来高が増え、日経先物が一般化したことは嬉しいです。
でも5円単位で導入し裁定取引をするアイデアまでは思い浮かばなかったな。

3)PER10倍は激安か
そして日経ミニがブームになった今、今度は「私がファンドマネージャーになってから今ほど激安銘柄が増えことはない@窪田真之」という状態です。
私がOP先物でヘッジをしながらも、ひさびさに個別株物色を始めたのはそのためです。
PER10倍の銘柄とは、利益を全部配当に回すと、利回りが10%になります。
でもその利益は今後10年保証されたものではないことは当然で、そこにリスクがあります。
見極めの一つは、売上高に対する営業利益率です。

4)「投資信託にだまされるな@竹川美奈子」
窓口ですすめられる投信を買うのは、ほとんどの場合間違いです。
それは金融機関の利益が大きく、=客には損なものが大半だからです。
またこれから値がりするものより、すでに上がってしまった物を薦められることが多いからです。

5)中国、海外投資に2000億ドル
24兆円を拠出し、過剰流動性の緩和を狙います。


6)景気粘り腰、内外需底堅く
中古の建機など入札が好調で、グローバル化で、米の減速を新興国特需が補っています。


7)坂田統一王者!  オメデトウ!見てましたよ。
正直、スパイダー、バスケスは強い選手ですし、1R距離の長いパンチを食っていた時は、ダメかと思いましたが、接近戦で圧倒しました。

8)森内、実力制では5人目の永世名人に、
羽生世代の地味な引き立て役だったのに、羽生より先に永世名人です。地道な努力の継続は力なり、でしょう。


9)環境銘柄、選別はこれから
今後、環境銘柄は最も息の長いテーマに乗ることになりますが、日本企業は規模が小さく、優れた技術を収益に結び付け難い面もあるようです。

10)かつて小鬼、今は主婦
かつて為替市場を揺さぶったのは、「チューリッヒの小鬼」と呼ばれる投機家たちでしたが、今は東京の主婦だそうです。
主婦はプロの逆バリをするので、プロが円高に張っても円安がなかなか修正されないということです。

11)プーチン、ドル離れ宣言
プーチンは、エネルギー輸出のルーブル建てを狙っています。
イランもドル以外の決済を打診しています。


ps
水戸黄門には水戸光圀というモデルがいるのはご存知でしょうが、日本で初めて野球をして、自ら投手をやっていたのは知っていますか?
直球が得意で、決め球はどこに投げたかというと・・・・・内角低め・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・インロー(印籠)だったそうです。
このことがきっかけになってあのテレビドラマが始まりました。

これはウソみたいな話ですが、ウソです。
私がさっき考えました。
ホント、ツマラナイよね。俺のジョークは。
でも少しは寒くなったでしょ。

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July 07, 2007

アナ、姉に負ける、栗色娘は黒い祈祷師に及ばず@ウィンブルトンSF

昨日は番組表になかったのですが、もしやというカンでフェデラー戦の後を5時まで延長録画していたのでした。
そしてアナ登場!
NHK、気が利くじゃないか。

試合前の予想としては、シャラ戦の姉を見る限りバエ戦のアナに勝ち目なし。
作戦としては、ビーナスが、アナの
「攻められると弱いバックを突きまくる」かどうか、という事ですが、個人的にはないと思った。
久々に見る姉の身体能力はケタ外れで、こういうタイプの作戦は、自分の一番良いボールを打ちまくる、というだけでOK。
複雑に考えることは何もなしだ。

試合はその通りの展開で、例によって立ち上がりが硬いアナを、修道僧のように集中して見えるビーナスが圧倒。
黒い疾風みたいに走り、打ち返すボールは鞭のように跳ね上がる。
ビーナスの身体能力は、女子テニス選手史上でも屈指ではなかろうか。

後半、「追い詰められた時のアナ」が出て、フォアのリターンでエースと取ったり、ネットに出たり、それなりに見せ場も作ってくれましたが、そうなると、ビーナスはギャバーという悪霊まで退散しそうな叫び声を上げて逆襲。

せいぜい「エイ」、という声を漏らすアナとじゃ迫力が違った。

でもアナは可愛い。
小さなガッツポーズから、そこはかとなくたおやかな仕草まで品があり、なんかとっても優しげでふんわりしていて最高だ。
お尻が大きいとこもイイ。この重量が乗った時のショットは伸びがあってイイね(笑
なんとなく田舎っぽいとこも純朴な感じでいとおかし。
もうこれからはアナだな。
絶対応援するだっす。

ps
解説の伊達さんもNHKのアナウンサーも、みんなアナ寄りなのには笑う。
休憩中の公式映像もアナばかりだし、イギリス人にも人気なんだね。

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ロジャー・フェデラー、セットを落とすQF @ウィンブルトン

今年のウィンブルトン最大の注目点は、R・フェデラーの5連覇なるか?
ボルグ以来、26年ぶりの記録更新が期待されています。

私のテニスの最初のアイドルはボルグですが、もうイイです。
フェデラーにはなんとしても獲って欲しい。

今年も最初のゲームを見ましたが、バージングリーンの芝に帰還した王者フェデラーのプレーは美しいです。

まぁ決勝までは問題ないな、と思って昨日も試合を見始めたら、なんとQFのフェレーロ戦が順延になっていて、さらにスコアが5-5!に追いつかれている。

ゲームが始まっても、フォアにはキレがないし、いつもはmagicalなバックハンドに、信じがたいようなミスが出ている。
ストロークに冴えがないから、elegantなネットプレーも見られない。
不恰好にベースラインで打ち合うフェデラーなんて、見たくない。
第1セットこそタイブレークから獲ったものの、第二セットを落とす!

フェデラーが決勝以外!で、芝のコート!でセットを落としただけで、コッチは驚く。

第三セットは流石にギアを切り替えて、フリーザ様のように変身完了。
「こうなると私は優しくないですよ」
と云わんばかりのサーブで圧倒。
結局、事なきを得ましたが、どうもプレーに綻びが目立つ。
輝きに1点の傷なし、という感じではない。

フェデラーに関しては、熱戦とか激戦というのは見たくない。
ともかくこれほど完璧にして美しいテニスがありうるのだ、という鑑賞対象のようなゲームが見たい。

5連覇まで後二試合。
とりあえずガスケ戦はさらっと、お願いします。

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July 06, 2007

ブロンドvsブルネット 違うタイプの美少女対決@ウィンブルトン

何か気に入らないとラケットをブン投げては折るバエディソバと、栗色のはにかみ娘アナの対決です。
この試合の楽しみは両方とも可愛いこと。
という訳で、ポップコーンとビールを用意しての観戦です。

試合は、10代新星スター同士で意識があるのか、勝てばウィンブルトンベスト4の座は大きいのか、立ち上がりは共に硬いです。
打ち合いも低レベル。
でもこういう時、より強いのはどことなくぶっちゃけ系のバエディソバで、緊張が取れない優等生のアナは、あさりと1stゲームを落とすと、「徹底したバック攻め」で試合はすっかりバエディソバのペース。

相手の苦手を徹底して攻めるのは、なんとなくスケ番風です、バエディソバ。
休憩中も、小さくなって座っているアナと、どことなく「何か文句あるの」って感じのバエディソバは対照的。


第二セットもいきなり落としてアナはもうダメかな、と思った処で、優等生は開き直る。
ネットに出てリズムを変える。
優等生は、困ったときの勉強もしていたのでした。
これが成功してアナがブレークバックして第二セットはアナ。

いったん崩れるとぶっちゃけ系は弱いかな、と思ったら、第三セットは先にバエディソバがブレーク。
とうもアナはメンタルに問題ありだね。
対してバエディソバはタフに見え、繋ぎのボールでミスも少ない。
サーブもしり上がりに好調でストロークもパワフルだ。
掛け声(バエディソバの場合は掛け声って感じ)も大きくなって良く走る。

でもマッチポイントに追い詰められたところで、アナは再び目覚める。
3本しのいでゲームを守る流れは、見ごたえがあった。

そして第10ゲームはアナが捲くる。
バエは微妙な判定の後が弱い。
表面上強気な娘が、いざ追い詰められると案外脆かったりするのを思わせる。
アナは泣きそうな顔で頑張るところが可憐だ。

ラスト、体勢を崩されながらねじ込んだ執念は見事。
エナンにボロ負けした教訓は生きていた。
優等生は、学ぶんだよね。

最後はあっさりダブって終わったとこは、ある意味ぶっちゃけ娘のバエらしかった。


ps
バエディソバ、スケ番系なんて書いてゴメンね。
ここに改めてお詫びします。
リターンを待っている時の格好が好きです。
元気な掛け声も、更正した元DQNという感じで好き(フォローになってないか)
でも相手がアナ以外の時は応援するよ。


ps
休憩中の映像はアナばかり。
英国でも人気あるんですね。

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July 05, 2007

純白のキングギドラ、敗れる   シャラポンvs姉とエナンの一丁、揉んでやるわ@ウィンブルトン

餃子の閉口みたいなフリルが背中で二重になっていて、大柄な体格を後ろからみると、なんとなくキングギドラも思わせる今年のシャラポンは、絶好調の姉に負けてしまいました。

妹ほど筋肉隆々でなくても、手足が長くスイングスピードがともかく速い姉は、テニスへのセンスでは妹より上だと思います。
足もボールに対する反応も素早く、コートのどこまでも着いて来ては返すボールは、強いトップスピンがかかり着実に入る。
サーブがまた猛速。
黒人独特の身体のバネを全身から感じさせます。

今日の姉は全盛期を思わせるできで、シャラポワは、ほとんど抵抗らしい抵抗もできずに押し切られ第1セットを失うと、2セットも自分のサーブをキープするだけで大騒ぎ。
何となく最近のシャラポンは、勝負への執念も淡白で、気迫も感じられません。
神の定めた運命にすら挑むワルキューレみたいな闘志が魅力なのにな。

と思ったところで、雨で中断。
2画面にして、同じ英国はウェンブリーのダイアナ追悼コンサートを見ながら書類の整理&時間潰し。
この時期の英国の雨は、ホント運命の翻弄者だよ。
そして再開。
どうやらシャラポン、中断中、心に期する処があったようです。
ボールへの集中力が蘇って、ワルキューレ復活。
でも今日のヴィーナスでは、相手が悪かった。
シャラポンの、全ての爪を剥しても、なお昇ってやろうとする気力すら挫く、高い壁のようなヴィーナスのテニス。
この調子なら、止められるならエナンだけか?

セレナvsエナン
今日のセレナはハンタン戦で攣った足をガッチリテーピングして登場。
なんかメカゴジラならぬ、メカセレナって感じ。
エナン、1stがゼンゼン入りませんが、恐れることもなく、メカセレナを右に左に前に後ろに引っ張り回し、体育会のキャプテンが、ちょっとモンでやるわ、ってな攻めで、一丁上がり。
やっぱハンタンとはゼンゼン違うね。
ハンタン、こんな試合見たら、うっかり惚れたりするんじゃなかろうか。
エナンとハンタンか;あ・・・何か妄想が膨らんできた・・・

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July 04, 2007

7月初めの徒然は・・・ウィンブルトン、コートの妖精さん

月初めなので、朝の8時半から夜の11時まで働いています。

月曜は11時からブログの記事を書いて、一風呂浴びてテレビをつけると(今ならウィンブルトン)、BShiに、なんとハンチュ様が映っているではあーりませんか。
アナだの、チュクだのに浮気していましたが、改めて見るとはやりお美しい御身足です。

でも相手はセレナ、
勝てるはずないです。
だってボールを打つ音が全然違うんだもん。
セレナが打つ・・・ドババッギャーン!!!
ハンタンが打つ・・スコーン
ですから。

まぁ負けるまで見させていただきましょう。
と思ったら、第二セットで急に動きが良くなり最初にブレーク。
コートを駆けるハンタンは、折れそうな細身の身体を純白のミニのスコートに包み、長―い手足で、
お姿は、ホント,fairy in court。

ところが第二セット終了間際に、セレナ、ど根性!の踏ん張りでタイに。
もうダメだな、と思ったら、セレナ足を攣らせて倒れこむ。

アタック、チャーンス!
ってプロなら誰でも思うよね。
だって自分の悪さで、相手が倒れているんじゃないもの。

「え?もしかして棄権?
これってベスト8フラグ来たキタワァァ*(n‘∀‘)η゚・・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!!!!@某巨大掲示板」
って思っているんだろうな、と少し意地悪な気持ちでハン様の表情を窺うと・・・苦しむセレナの側までバスタオルを巻いてそっと近寄る。
どう見ても心配している顔に見えます。

やっぱりなぁ、カメラで抜かれて世界が見てたら、ヤッタわーって顔は出来ない。
御主も辛い職業よのぉ~、
と思っていたら・・・
セレナ、ボブ・サップに見せてやりたいような気迫で、復活。

でも足はダメダメ。
そこでハン様は・・・まったく左右に振らず、グダグダのセレナにお付き合い。
「あたし、怪我している人に酷いことデキナイ」って感じ。
気性まで、fairy なのか、killer instinct(闘争本能)が皆無に近い。
テニスのオモシロさは、長時間、二人だけの人間が1ポイントずつ取り合うゲーム故、非常に人間性が出ること。

killer instinctを過去に一番感じた選手はグラフでした。
彼女は凄かった。
今のシャラポワは少し無理に搾り出してるkiller instinctなら、グラフのはもっと生まれたナチュラルな強靭さ、って感じ。

ちなみに地上派ではU20のWcupサッカーがやっていました。
ちょっと見ましたが、梅崎が良い動きして日本がスコットランドを圧倒しているではないですか。
コッチも見たいです。
楽しいです。
うん、仕事が忙しくてもスポーツが見られれば耐えられるな。
と思った一日でした。
2日遅れで、やっと記事に出来たよ。

ってここまで書いてシャラポワ、ヴィーナスを観ようと思ったら、ロデの録画だそうです@NHK
事情を説明してもらおうか。

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トトに!

猫姫さんからのバトンです・

1番好きな怪獣は?
怪獣の象徴となったゴジラ。最強の呼び声高いキングギドラ等々ありますが、あえてゼットン!

その理由
ウルトラマンが負けたあの衝撃は忘れがたい。


1番好きな怪獣特撮映画(TV番組)は?
映画ならゴジラの1発目。テレビならウルトラQかな。

その理由
共に、ともかく怖い、ということですね。
「ゴジラ」は、あの名曲となった音楽と、日本が誇る怪獣誕生となった映画である歴史的意義。
「ウルトラQ」は、日常の薄皮1枚下を見せてくれた超常の恐怖ってことで。


こちらから誰かにバトンを手渡すのではなくて、心がつながった誰かが、自ら受け取ってくれるバトン、だそうです!

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July 02, 2007

ヘッジホッグ  バートン・ビッグス

御年70歳にして、まだ自らのファンドで、切った張ったを繰り返す著者が、長年に渡って出会った自分の周囲の業界人、金融市場の勝負師達の生態、生業を描いた1冊です。

「私は読むことに関してはグルメなのだ。そして終始、何かを読んでいる」
というだけあって、洒脱で若々しく、乾いたアイロニーの効いた文章は、とても70歳とは思えません。
勢いのまま異様な人間模様と業界事情を、ブッチャけて書いていても読ませます。
これは訳も良いのでしょうが、トレーダーという極めて実践的な職業をやってきたせいでもあるのかもしれません。
気取っていたって、1銭にもならないものね。
この文体の背景には、そんな気質があるような気もします

モルガン・スタンレーのリサーチ部門を立ち上げ、30年に渡って君臨し、自らのヘッジ・ファンドも成功させて、功成り名を遂げた著者ですが、書いてあることのほとんどは、自らのマヌケな失敗談と、胃潰瘍に偏頭痛を患うような気苦労の話。

20章の「ウォール街 世にも不思議な物語」は、奇妙な味の短編として読んでも不足のない出来ですし、ケインズについて記された最終章は、偉大なる経済学者であり、投機家でもあり、抜群の知性と魅力の持ち主だった先達を最高度に尊敬しつつ、性的傾向(ホモセクシャルと傲慢さ)も率直に書いていて新鮮です。

印象的な言葉と私の実感
「大きい賭けに出るのは、指標が極端な水準に行き着くまで待つべきだ。我慢は投資の美徳だ。
しかし実践するのは極めて難しい@B・ビッグス」

「投資においては、見送りでストライクは取られない。相手は投げ続けないとならないのだ。
6ヶ月、バットを振らないかもしれない。それが2年になるかもしれない。しかし場外ホームランをかっ飛ばせる可能性は、甘い球が来たときの方がずっと大きい。辛抱したほうがいいですよ@バフェット」

この二つの言葉は、シミジミと実感する反面、やってるうちに波を掴むということもあるんで、やっぱり絶対ではないんだよな。
そもそも聖杯(絶対的なルール)がないのが投機だからさ。

ps
日本の金融市場について語られる文も散見されるのですが、どうも評価がカンに触るのだが・・・俺が気にしすぎかね。

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July 01, 2007

Project Runway2/プロジェクト・ランウェイ2

前回、何気なく見始めたらすっかりハマッテしまったプロジェクト・ランウェイ。
シーズン2がスタートしました。
すっかりキャラが気に入ったスカーレットもでないし、選ばれた新人には馴染みはないし(当たり前だが)、で疑惑のまなざしで見始めましたが、やはりオモシロイ。

デザイナー全般のレベルは明らかに前回より高いです。
この番組の醍醐味は、ともかく自分でも真剣に見ること。
落ちるのは誰か?
優勝は誰か?
その根拠は?

当っても外れても、自分の審美眼が試されているようで刺激的です。
要領は先物取引と同じ。
自分の下した判断が外れても、正しいのは市場。
この番組なら審査する3人の判断。
でも結構当ります。
今回も落ちる一人は当てました。
優勝者は2位かと思っていた。
ランウエィを歩く数秒での判断だから、自分のセンスも満更ではない、と自己満足に浸れます。

司会のハイジ・クラムのドSぶりも健在で、最後まで意地悪くハラハラさせるのは、1年たつと懐かしい気がしてくるから不思議。
再挑戦のダニエルは良かったね。
ラストで消えた女性も、態度が高感度でした。

優勝したサンティーノは、(先日亡くなったボクサーのディエゴ・コラレスに似てる)前回のスカーレットと同じようなポジションになる気がする。
独創的だけど、作品にブレがでる・・・
だから最終優勝者は、あの中年の女性、と予想します。(まだ最初で作品と顔が一致しない)
完成度が高くてエレガントで、前回のカーラ・ソーンより上と見た。

この番組は進むに連れてデザイナーごとの個性が明らかになる過程が楽しめたり、お気に入りのデザイナーがテンパッテ、オカシナモノを作ってしまって心配したり、ともかく一緒に興奮できます。

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パナソニックのカーナビがまた故障

マセラティに付けたパナソニックのカーナビ、ストラダーレがまた故障です。
正直、買ってから調子の良かったためしがほとんどない。
今回はナビ画面がひたすらグルグルと回り続ける状態で、見ていると目が回ります。
ドライバーの目を回してどうしようって、言うんじゃ。

スタンドの人に工具を借りてリセット・ボタンを押してみましたが、治らず。
HDDに入れた音楽のみ全部消去されていました。(これは覚悟の上だったけど)

買ってから1年ちょっと。マセラティに付けているので、使ったのは、走行距離5000キロ分。ほとんど新品といっていいと思う。

4年落ちのマセラティの故障知らずにも驚いたけど、新品のストラダーレの最上級品がまともに動かないのには、もっとビックリした。
大丈夫か日本?
今の円安は、強い日本の余剰資金が利回りを求めて出て行く「良い円安」だと思うが、電化製品がこの有様では、今にホントに弱い日本に見切りをつけた円安が来そうでコワイ。

コーンズの担当さんが、月曜に来てくれることになった。
月曜って本来休みだっけ?
コーンズのセールスは大変だ。
でも俺が急かしているわけではないよ。
まぁ、俺もこの記事上げたら仕事なんですけどね。
休日がないのはお互い様か。
客もセールスも、お互いに休みのない国日本のフェラーリとマセラティ。
こんな国、他にないだろうな。

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