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June 2007

June 30, 2007

円朝芝居噺 夫婦幽霊    辻原登

本好きが高じると、いつしか秘かに憧れるようになるのが、奇書、幻書と云われる類。
あるかないかも定かでない。
もしやあったとしたとしても、それを読むには多大な犠牲が・・・でもその犠牲を負ってでも本好きならば手にしてみたい、読んでみたい・・・幻の書には、そんな思いがわくものです。

この本は芥川賞受賞作家の辻原さんが、130年も前の伝説の名人、三遊亭円朝が残した幻の落語を現代に蘇らせ、それを語り、さらにその背後のストーリーを謎解きするという作中作の1冊です。

円朝の幻の原稿が見つかり、それが今では死に絶えた速記法で書かれている。
本物なのか?
本物だったら、ではどうする。
読めるのか?
という導入部は、本に魅入られたことがあるなら、気持ちをかきたてられてスリリングでしょう。


そしていよいよ幻の演目が始まるのですが・・・確かに芥川賞受賞作家の筆で描写は抜群でしたが、演目を書き言葉にしてあるせいか、少し長く感じてしまいました。
上手い落語家、特に怪談話がお得意な方に語ってもらいたいと思いましたね。

最後の芥川の件は、この手のオチばかりを考え抜いた作品を読み慣れた者としては、品が良すぎるかな。
なんだか格式の高い料亭の料理を味わう気分ではありましたね。
ああいう処は薄味ですから。
でも品はある。
そんな感じの終幕です。


以下、江戸の夕暮れが浮かんでくるような素敵な描写だったので、抜書きです。

「三十間堀の流れにそった奥座敷で、支那ふうに花窓が川に向かって切ってあり、
水に映る灯がもう一度、灯の点る両岸の家々の障子へと照り返って、何とはなく風情のある夏の宵にござります」

短いけど良いでしょう。

電気のなかった江戸の夜は、さぞかし暗かったんだろうなぁ、と思うのです。
そんな暗い街に住む江戸の庶民には、幽霊噺はウケるだろうね。
本気で怖そうだもん。

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June 29, 2007

ミート・ザ・ペアレンツ2

爽やかに笑えるアメリカン・コメディの良作です。

言うまでも無く「ミート・ザ・ペアレンツ」の続編ですが、出演にダスティン・ホフマンとバーブラ・ストランザンドが加わり映画は遥かにパワーアップ!
やっぱ高いギャラ取る役者は違うんだな。

この前後の作品(アナライズ・ユーやハイド&シーク)では、(私の見地では)低迷が続いていたデ・ニーロも、この作品では、同世代の演技派としてのライバル?であるダスティン・ホフマンに触発されたか蘇ったような輝きです。

間に入るバーブラのパワーも健在で、強い女は衰えないな。
「追憶」で競演したロバート・レッドーフォードなんて老けちゃったもんね。

このシリーズは、話の筋は簡単で、昔からの定番ネタ。
結婚相手の娘の怖い父親対策物で、1が父親紹介編なら、コッチはいよいよ両家の対面。
同じお国の中でも、なんだかんだで違う家同士の異文化コミュニケーションの顛末です。

元CIAでマッチョイズムでコンサバなデ・ニーロの相手を、リベラルネタなら若いときから年季の入ったバーブラ・ストライザンドとダスティン・ホフマンにやらせるんだから、映画はキャストが決まった瞬間に成功は約束されたようなものだったのか。

デ・ニーロのバスのタイヤの下に寝転がり、
「60年代にはこれが効いたんだ」なんて叫ぶダスティンには笑う。(特に当時を知っていれば)

笑いもしたけど、子育ての参考になったというか、イイな、と思ったのは、ダスティン家の壁にあるWall of Gaylord(婿さん役のベン・スティーラーの名前)
「パン教室参加」「蹄鉄投げ10位」・・・なんてのが麗々しく飾ってある。

「普通。6位だの10位だのなんて親は自慢しないよ」と言うベンに父親のダスティンが
「自分の子供を誇って何が悪い」と返す。
「勝敗より情熱を大切にするよう育てた。自分を愛せる男にしたい」

そうだよな。
10位でも11位でも懸命な結果なら誇っていいんだよ。
いかにもリベラル派が言いそうなセリフで、これが公開討論番組なんかで言われると、何言っていやがるんだ、と反発するところですが、こんな映画の中で聞くと、なるほど、と腑に落ちる。
笑わせるだけじゃない深みが出て映画の価値はぐっと上がる。
こういうとこは上手いんだよな。

ベン・スティーラーも両御大の間で生き生きとやってます。
それから赤ん坊の表情が巧すぎて、CGで作っているんじゃないか、と思うほど。
向こうの子役には驚くよ。

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June 28, 2007

いつの間にか結構好き、魔裟斗vsカルバン

なんだか異様な野性味を感じさせる選手カルバン。
動きからも気性からもどこか狂気染みていて、成り行きが少し心配でした。

この試合はK1ルールなので魔裟斗としては負けられないところ。
魔裟斗、バカにするのは簡単ですが、私は何時の間にやらケッコウファンです。
だって頑張りに感動することあるんだもん。
相当練習やり込まなければ、あの体と動きは出来ないと思うよ。
アンチは多くとも私は応援いたします。

1R、カルバンは見た目どおりの野生味で飛び込んでは1発狙いの大振りのフックを振り回します。
確かに素人くさいけど、あの身体能力で恐れも知らずに飛び込まれて、目の前で強振されたらいなすだけでもタイヘンだよ。
格闘技は、常に基本に忠実なら強いというわけではないんで、カルバン、打撃だけでもケッコウ怖い選手です。

それに魔裟斗は速いコンビネーションで対抗。
パンチの回転も速いし、キレもあったと思いました。
試合は結局1発狙いしかないカルバンを魔裟斗が総合力で攻めて判定勝ち。
凄いアッパーで魔裟斗の顔から汗が飛び散るシーンもありましたが、魔裟斗は終始冷静でした。

カルバンは総合の選手ですから、次が楽しみですね。
この前は見逃したので、次は見ます。

ps
しかしプライドが終わり、UFCも放送しなくなってK1が残るとは思わなかった。
何でも先行きをナメチャいかんですね。


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0円で株式会社を起こす完全設立マニュアル   庵原正人

メンドウだなぁ、と思いながら読むことにした本ですが、良くまとまっていて3時間、一気に読んでしまいました。
私は理解の速い才人タイプでないのですが、この本は、2回も読み返したら、大まかなことは分かった積もりになってしまい、自分がコワイです。(その位、チャートと解説のバランスが良い)

株式会社設立・・・オカシナ税制のせいで作ろうと思いたったのですが、考えを練っていると案外夢が広がります。
アレもコレも定款にいれておこうと書き出していくのは、いと楽しき作業なり、です。
せいぜい子供の会社ごっこに終わらないように、気をつけましょう。

それにしても国ってセコイね。
たとえ自分で手間を懸けても、各種印紙代金で25万は掛かる。
一番セコイと思ったのは、登録免許税。
読むと払込は資本金の1000分の7で良いとある。
これを読んで喜んで、じゃ資本金1000円にすれば7円で済むのか、「プ、7円の振込みって笑える」と、思ったら、なんのことはない15万に満たない場合は最低15万とある。

最初、資本金は1000万でイイやと思っていたんですが、(minor currencyの相対取引で使っている2社に積んでいるのが、1500万だからね。ちなみに7通貨に分散し、トータルレバレッジは2.5倍です)すかさず安値で抑えようとする私も私ですが、そんな行動を先読みして規制を掛けてくる国も国です。
まぁ最後はルール作りの権限を握っている国に勝つのは難しいんですけどね。

でも、会社立ち上げてやることって言えば利益を出すことで、それなら必然的に税金を納めるじゃないですか。
国にすれば納税対象となる、いわばお客さんでしょうに、こういう騙すようなことをしてはいけません(笑 

類似商号を調べて、発行株数(一株100万で10株。私が6株、妻が4株)も決めて、本社場所は自宅の1室で、株の譲渡制限も決めて、定款を書いております。

印章を作って、認証を受けた後は登記申請をして、その後は各種公的機関に申請多数と、なかなか道は長いですが、地道にやります。
私の武器はどこまでも粘って地道にやることだけだからね。

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June 27, 2007

靖国     坪内有三

靖国神社と言えば近年、「愛国の聖地だ」、いや「軍国主義の礼賛だ」とかますびしい議論の的になるわけですが、この本は大村益次郎が創立した招魂社からの由来、その文化的背景と歴史的過程を当時の膨大な資料から取捨選択し、靖国神社を非常に大きな視点から客観的に見つめ解説した本です。

左右どちらにしろイデオロギー的に煽るような興奮を求めるとガッカリする本ですが、「九段坂を登る二人の男」からは、二葉亭四迷の作品について深く触れ、軍人会館と野々宮アパートの章では、建築様式への軍部関与について誤解を正し、力道山の奉納プロレスから明治後の力士、大相撲の立場の移り変わりなど、ともかく話題は豊富というか、あまりに豊富過ぎて、時に焦点がボケてしまうほど広く深く、ともかく客観性を重視して語られます。

田山花袋や内田百閒の件は興味深かったな。
一番オモシロかったのは、江戸から東京へ歴史が変遷する件で、下町(町人)と山の手(武家の町)の力の流れと、そもそも鬼人、大村は何故、九段にこだわったか、それは「支配する側の視線から」の眺めなのだ、なんてとこは、「花神」でも読んだような気もしましたが、改めて読んでも、大村益次郎の才気に驚かされるあたりは、何度観ても感心する名画のようです。

気持ちはまったく高ぶらない本ですが、1種広汎な資料本としてなら楽しめます。
私は寝る前に読み続けて読了しました。

ps
著者の坪内さんは、私と同じ昭和33年生まれ。
この本にも記述がありますが、この世代は靖国神社なんてまったく教わらず、中韓国両国と一部マスコミの騒ぎで、初めて靖国神社の存在を知ったなんて人も多いですよね。

そして知った後はともかくイデオロギーの踏み絵のようになってしまい、冷静な視点を持ちにくく、靖国神社がかつては日本版ディスニーランドのようなアミューズメントパーク化も真剣に検討されたなんていう事実は逆に信じられない思いです。

人に歴史あり、と申しますが、人より遥かに長く生きる施設には、ホント、その時代時代に多くの立ち位置があるものだ、と感慨深いです。

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June 26, 2007

エンニオ・モリコーネ  人の哀しみ

「Feel」の3と4を聴いているとやはり圧倒的に良いのがエンニオ・モリコーネ。
映画「マレーナ」と「ミッション」からの「ガブリエルのオーボエ」が入っているのだが、聴いていると幾多の名場面が次々に思い浮かんでくる。
年上の女性への実らぬ慕情と、困難を極める旅の中で希望を失わない強さ。

エンニオ・モリコーネの音楽には、人はやはりどこまでも悲しいモノだのだな、という諦念が流れている。

どんな美貌の女性も、鍛え上げた肉体を持つ男性も、積み上げた富も名声も権力もやがて消え去るのがその定め。
でもそれだからこそ「アンタッチャブル」のテーマで歌い上げられているように、ショーン・コネリーは死を掛けて勇気を奮い起して立ち向かう。
全てはやがて無と消える。
それを承知で困難に挑む。
それが人だ。

「Once upon a time in America」
テーマ曲は、ヤバイ日々を走り抜けたデ・ニーロが、最後に阿片窟で微笑んで終わるのを慰撫するかのようだ。
かつての熱気に溢れた、それでいてなすすべを知らなかった恋の思い出には「デボラのテーマ」が流れる。
「ニュー・シネマ・パラダイス」の、消え去ったモノへの限りない郷愁。

「荒野の用心棒」はやはり私にとって最高のウエスタンだ。
さっそうと登場するクールなヒーローにピッタリな「さすらいの口笛」。
「テーマ」では吹きすさぶ砂塵が消えると、幻影のように現れるイーストウッドが思い浮かぶ。
何度撃たれても立ち上がる主人公、というのが強烈なmetaphorになっている
深い喪失を抱えるヒーローが、自らの痛みを無視して戦う。
自分を完全に捨てているから、本当にクールなんだ。


プッチーニといい、モリコーネといい、イタリア独特のたゆたうような甘い哀しみの旋律は、どこかフェラーリのボディ・ラインを思い起こさせる。
その場限りの快楽主義と思われるイタリア人は、永劫の中でなら瞬時とも言える人の生は、ただ燃焼させるしかないという宿命を、むしろ誰よりも知っているのだ。

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June 25, 2007

社会保険庁、窓口でネコババってホントなの?

私は時事問題にそれほど関心がないので(投機に結びつく経済情報のみ関心あり)、このブログにも書かなかったんだけど、社保庁の迫力は、ただ事じゃないね。

さっきテレビで谷澤という弁護士が言っていたんだけど、社会保険庁の窓口に年金を納めに行くと、領収書をくれない時がある、と(今は違うらしいが・・・それもあまりに多かった職員の直接ネコババを防ぐ為とか)・・・
「領収書」と、言うと年金手帳が証拠になります、と追い返して自分の財布に入れちゃう・・ことが頻発していたらしい・・・驚愕!

グリーンピアの大損天下りとか、社会保険庁職員研修施設に豪華保養設備くらいじゃ、正直驚かなかったんだよ。
まぁ大同小異だろうと・・・
このくらいならあるだろう、と。
でもこの公的施設での堂々たる横領というか、詐欺というか、・・・泥棒というか、やらずぶったくりには、やっぱりもう言葉もないよ。

これが道を歩くにもヤバイような国とか地域ならまぁ分る。
日本だって新宿や渋谷の裏通りの怪しいお店とかさ・・・
騙されました、と。
はい、私がHな欲望に負けたのです、と。
アキラメもする。

でも日本って世界で1番治安の良いキチンとした国なんでしょう。
そこで折り目正しく見える公的機関の職員が、その公的機関の窓口で、まさか目の前の金を・・・
こうやって書いていてもまだ半分信じられない俺は甘いのかね。
ホントだったらちょっとショックだな。

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日経、日経金融6/24に記事にしたこと

1)誇りこそ未来を切り開く力@坂村健
スミソニアン博物館には、米国が成し遂げてきた膨大な展示がされている。
これを見た米国人は米国へ生まれたことを誇りに感じるだろう。
そして誇りこそが未来を切り開く力になりうるということを彼らは知っている。
日本発の技術を誇りに思い、挑戦する気持ちを奮い立たせてくれる人は決して多くなかった。
新たな歴史を作る試みを激励する仕組みを、巨大博物館の形でえ実現した発想と気概に学ぶべきだと思う。

このブログでずっと扱っていきたいような発言です。


2)中国「外食にマイオイル」の怖さ
中国では下水溝に溜まった油を抽出した「地溝油」の製造工場がある。
当局にたびたび摘発されるが粗悪な油が流通している。「マイオイル」は庶民のせめてもの自衛策。野菜も農薬汚染されてるが、無農薬野菜は十倍の値段。
中国製品への不信感が高まったが、国内では以前から、粉ミルク乳児死亡事故、工業原料混入の注射事故など、悲惨な事故が多発して意外感はない。

旅行するときは、ちょっと怖いですね。


3)巨大化するマネーは、成層圏を飛ぶジャンボ@コロンビア大学教授
世界の金融資産は140兆ドルに、その額世界のGDPの3倍を超えました。


4)主要先進国の食料自給率
カナダ145%、アメリカ128%、豪州237%、ドイツ84%、フランス122%、英国70%、スイス49%、日本40%


5)商品取引所を24時間化
売買規制も緩和。国際競争力へ総合策。業界は回転売買で客を殺し、管轄官庁はキワモノ扱いしているうちに、売買高は大連商品交易所の半分になりました。
かつての日本は米の先物市場で、18世紀には世界の先端を行っていましたから、「驚くべき退化」です。
これほどの危機でも縦割り行政の省益争いから、思い切った具体案はつぶされているようです。


6)中国の食欲そそなぬ金
あらゆる資源を買いあさる中国は、金だけはメニューに入れていません。
長くなるので詳細は省きますが、個人的にこれは慧眼と思います。


7)ブラジルでエタノールの大規模開発相次ぐ。
ソロスもゲイツも工場建設や栽培地の確保に奔走しています。
粗糖相場は暴落してますが、ブラジルは強気です。


8)日米で長期金利上昇
中国の米国債保有残高が58億ドル減り、長期金利の上昇要因になった。ただ中国は米財務省の為替操作国と認定されなかったので、米国債買いを再開し、長期金利は取り合えず上げ止まった。
しかし外貨準備高の有効利用を打ち出しており長期金利に上昇圧力はかかり続けるだろう。
米国は中国が金利を左右し始めたことに警戒感を持っている。

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June 23, 2007

フェラーリを1000台売った男 榎本修

大乗フェラーリ教(ともかくフェラーリに乗っちまえ。恐るることなかれ。しからば幸せになるであろう、が教義)の清水草一さんの御用達として名高いナイト・インターナショナルの店長、榎本さんの1冊です。

フェラーリ屋になるまでの波瀾万丈の経緯と、魂の琴線を熱く擦りあわせてるお客さんや素敵な上司のお話が楽しいです。

以下、印象に残ったことの覚え書き
1) フェラーリ史上最も美しく優雅なデザインと云われた328GTB。
私もスタイルに惚れて乗っていたクルマです。このクルマのスタイルには真の美があります。
でも乗って楽しいクルマじゃなかったな。エンジン音がシンフォニーというのは疑問です。
ガッカリしたもの。これは清水さんも書いてまいしたが、音なら縦置きエンジン、等長マフラーの348ですね。
なんだか348スパイダーに乗りたくなってしまった。

2)イジメラレっ子の方が飛び出した、奄美大島は良さそうですね。行ってみたくなりました。
日帰りとはいわんでも1泊ぐらいで、ロードスターに乗って海を見ていたい。

3)12気筒フェラーリ、具体的にはテスタロッサですが、やっぱり怖い人が絡むんですね。
これから気を付けましょう。
考えると、あのスタイルはヤクザ方面の方がお好きそうですものね。

4)お客の「心のブレーキ」の最後の壁は、<本当に僕なんかがフェラーリに乗っていいんでしょうか>これは、分かる!
みんなそうなんだなぁ。

特に役立ちそうなのは個別フェラーリのリアル購入ガイドです。
この情報だけでも詳しく書いた1冊欲しい位です。
読むだけでも楽しいよ。

『自立せよ!』かつて国家の唯一、最高の目的が近代化であったように、個人の目標は自立だ。
「確かにリスクはあると思いました。でもそれを恐れていたら何もできない人生になってしまう。障害があっても立ち向かう気持ちになりました。@348tbのオーナー、森下さん」

大乗フェラーリ教。良いと思います。

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June 22, 2007

ホテル・ルワンダ

ルワンダ大虐殺の中、多くの住民をホテルにかくまい助けた支配人の話しがベースになった映画です。

あえて言いますが、映画自体に使われている技法は凡庸です。
特に秀でた演出もなければ、カメラも効果も出演陣も水準ではあるものの抜きんでた作品ではありません。(あ、でもホテル前から出るバスを、雨の中で見送るシーンは光っていたかな)
でもそれがまた不思議な現実感を生み、ともかく見せます。
これは現実にあった話しなのだ、という重みに終始押し捲られます。

隣人がマチューテ(山刀)を持って殺しに来る。
最初は夜の闇に紛れて、後には堂々と当たり前のように白昼やってくる。
その数は増え続け、殺す方は、ゴキブリの駆除のつもりだから迷いはないし、殺される方はまったく抵抗の手段を持ちません。
ともかく怖いです。
どこからも助けには来ないし、武器もない。
延々と続く悲惨には絶望的な気分になります。

もう、当たり前の政治的な感想。
国連っていざって時は、まったく当てに出来ないね、とか、欧米の介入も所詮は損得勘定だけだよね、なんていう思いすら吹っ飛びます。
政治なんていう欺瞞の構造に最初から頼ろうという根性自体ありえない。そんな感じです。
この機転と勇気に満ちたこの支配人は英雄だと思いますが、こういう英雄が登場しなくてはならない状況にはなって欲しくないですね。

憎しみを煽る放送は繰り返され、無数の死体だけが続々と積み重なる。
忘れてならないことは、今、この瞬間にも無慈悲な虐殺は起っているし、これからも起るだろう、ということです。

煽られた憎しみは、人の中で増殖し、教え込まれた憎しみは、制御が切れれば簡単に虐殺を生むということです。

人はこういう一面を持った生物なんです。
だから教育は大切なんです。
「蝿の王」にならないためにも。
「蝿の王」の蹂躪を許さないためにも。

ps
私は黒人の音楽って好きなんです。
だからラスト、子供の歌声と合唱される「ルワンダ、ルワンダ」は、アフリカの大地に沈む大きな悲しい夕日のようで、終わった後も耳に長く残りました。

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June 21, 2007

順境においてこそ逆境にそなえる

先日の日経金融新聞の一面は買われる新興国通貨という記事でした。
投資先と言っても豪ドルやNZは当たり前。
今やトルコリラやアイスランドクローナだそうですが、儲かりますよね。
もうアホか、という位儲かる。
口座が損勘定になっているのはスプレッド分マイナスになる買った直後だけ。
翌日に覗くと少しだけどプラスになっていて後は見るたび増えていく。

先物で利益が乗って舞い上がるほどウブじゃないんで、淡々と見てますが、考えなくても分かることは、こんなことはそうは長くは続かんだろう、ということです。

新興国通貨に対する円安はいつ終わるのか?
それが明日なのか、来週なのか、来月なのか、来年なのか、さらにずっと先なのかは分かりませんが、絶対に確実なのは、いつかは終わるということです。

そして新興国の通貨は、相対取り引きで、税務上は雑所得扱いです。
最近多額の脱税がニュースになっているヤツです。
まあ税法上も随分オカシナ物なんですが、不利だから脱税するというわけには行きません。
さらに最近考えているのは、海外の先物OPも取り引きしたい、ということです。
日本にはない有望と思える投資対象があるのです。
でもこれも雑所得扱いなんですよね。

内々には、海外の取り引きなど、どうせバレませんよ、ということも匂わされたのですが、私はそれほど自信家ではないのです。

どういう意味かというと、
脱税する=利益が出る、という前提ですよね。

先物は取り引きしても毎年儲かるとは限りません。
私は幸い毎年幾ばくかの利益を出してきましたが、だからと言ってこれが今後もずっと続くとは考え難いです。
損失のまま年を越えることも必ずあるでしょう。
脱税していたら、損失も繰り越せませんね。

それで株式会社を作ることにしました。
これなら損益も7年繰り越せます。
黙っていても儲かる順境の今だから、逆境になった時の備えをしておきたい、と思います。

ということから、顧問の税理士に聞いたら、費用は50万と云われたので、それなら勉強にもなるし自分で作ろうと思います。
どっちにしろ、やりたいことって、金融上の取り引きだけじゃないから、勉強は必要ですよね。
まったくの門外漢なので、とりあえず本を注文しました。
というプロジェクトXみたいな覚悟をしていたら、知り合いの大手弁護士事務所の先生が、なんだか司法書士の先生を紹介してくれるようです。

これならなんとかなるでしょう。
本業は忙しく、さらに株式先物、OP、通貨、商品、を取り引きしながら、英語の再勉強(金融取引関係のstatementなんて日本語でも難しいもので、今の力ではダメなんです)と、アメリカ先物市場のstudyです(笑

しかしなんでこんなに沢山のことを抱えたがるのだろうか、俺は。
今週は土日も本業の仕事で、日曜の午後は勉強会があります。

そしてこれからブートキャンプの応用編をやるのだ。
その後、風呂に入ってからstudyです。

ps
関係ないけど、今、映画の「マレーナ」のテーマを聞いてます。
イイですね。
シーン、シーンが目に浮かびます。
こんな戦争になったら、と思うと、多少の忙しさなどなんでもありません。

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ミゲール・コットvsザブ・ジュダー 夢とリアルの結末

デラ、メイに及ばずともこれもかなりの好カードです。
太い腕で高くガードをかまえ、パワフルに左右のフックを振るうコットは、真面目な性格と行き届いたトレーニング、堅実な試合運びでまさにリアリストの鏡です。

対して神の速度を与えられたジュダーは、どこか夢をみているような気分屋です。

この試合、まずコットの勝ちは動かないだろうというのは、開始前のオッズからも明らかでした。
でも個人的に勝って欲しいのはジュダー。
スポーツを見ることが神の閃きの鑑賞なら、速度に美を宿らせるジュダーは、まさに「イタリア未来派」の見る夢です。


1R,飛び込んでくるコットのガードをかいくぐり、顎を打ち抜いた1発はまさにマジック。この試合、この1発だけでも見る価値あり、というレベルの芸術でした。
それをローブローで流れを断ち切るのがコット。
ローブローは意識的でなかったにせよ、あそこで出してしまうのがコットの強みだし、だらしなく倒れて弱った相手に時間を与えてしまうのもジュダーの弱さです。

2R、ジュダーがカウンターを当てると、その1発でコットはよろめく。
与えられた才能だけなら、ジュダーはコットといえども問題にしません。
3Rでのローブローは、その後に来た2発のアッパーの予防線になっていました。
真のリアリストは、危機回避能力にも長けてるもんです。

試合は時間と共に体力にまさるコットのペース。
厳しい現実を乗り越えるのは、一瞬の煌きより汚れ仕事も厭わない頑健さと粘りいうのが人の現実でした。

ジュダーは途中、意気地なく座り込み、最後はすべてを使い果たしたように倒れこんで終了。
どちらもある意味持ち味をだした1戦でした。

ps
ジュダーの試合、2試合放送でスキップされていたんですね、WOWOWさん。
事情をうかがいたい処です。
ジュダーの試合は例え結果が凡戦だったとしても、ファンを納得させるネーム・バリューがあるんです。
今後はよろしくお願いします。

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June 20, 2007

放置していたユーロ建てMMFを・・・

FXが始まる前の海外投資の主役はMMFでした。
手数料が安く、複利で増えるし、換金自在。
いうことないですよね。

そして最大のメリットはキャピタルゲインに対する課税を免れていることです。

それがFXの登場で、その派手さからすっかり忘れさられていたと思うのですが、私は先日ユーロ建てのMMFは全額解約しました。(ユーロ建てのみです)

ユーロの下落を見込んでいるわけではありません。
解約した分と同じだけFX(くりっく365です)に新規のポジションを建てて乗り換えた形です。

これで何を狙っているかというと、MMFで持っていた分は課税を免れて換金できた。
でもユーロの対円相場の行方は分からない
もしこれからユーロがさらに上がってもFXでもっているから値上がり益は享受できる。

下がれば、くりっくで建てた新規ポジション分は損になりますが、対主要通貨全部で買い持ちにしていた、くりっくにはすでに大きな含み益があるから、いつか反対売買したときに、他と損益通算して全体の税額は減らせるだろう、という読みです。

要はMMFでの含み益をFX(くりっく365)に溶かし込んだわけです。

この戦略が不味くなるのは、スワップレートよりユーロ金利が高くなる場合(円金利の急騰)です。
そうなったらまた考えましょう。(ありっこないって? 当面はね。でも何が起こるか分からないのが市場です)
どんな状況になっても、考えればどこかに回答はあるものです。

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ダイエット日記3回目

いつのものことですが、このシリーズ記事も中断放置してしまいました。
でもダイエットは進んでおります、
昨日の計量では体重、71.8キロ。血圧120/80 パルス80です。
3週間弱で2キロ落ちました。

やっていることは
1) お菓子は食べない(笑
でもバナナはお菓子に含めていません(笑
バナナジュースだけは飲んでおりますが、コンビニ等で余計なものは買わなくなりました。
少し寂しいですが、慣れれば平気。お小遣いも溜まります(笑

2) 夕食のご飯は1膳
これもなれれば簡単。
おかずは食べております。
特に納豆はかかせません。
それから刻みキャベツを1椀食べています。

3) 運動は夜にビリーが加わった位です。
前記事通りビリーバンドはテレビの前でやっていますが、いわゆるアップライトローイングの形になるトレーニングは良いですね。
これウエイトでやるの結構メンドウなんです。
ウエイトが重くないと効果がないし、重すぎるとカタチにするまで腰などに余計な負担がかかりそうになるんですよ。
その他、三角筋が鍛えられる動きにビリーバンドは良いと思います。

以上です。
73.8キロでスーパーミドルだった体重はミドル(72.6以下)まで落ちました。
ミッケル・ケスラー(バイキングの戦士と云われるファイターです)は、私と戦うには体重を落としてもらわないとダメです。
今ならミドル級。ジャーメイン・テイラーが相手かぁ・・・
まだ強そうなので、早く69.8キロ以下のスーパーウエルターになりたいです。
それでもデ・ラ・ホーヤ、メイウエザーかぁ。

ここは目標を繰り上げてウエルター(66.7キロ以下)まで絞ろう。
ミゲール・コットよ、ニゲールなよ!
体重だけは同じにしてやる。
そうしたら勝負だ。
漢字の書き取りのな。
ボクシングは嫌です。

今日の記事もツマラナイな。
ゴメン。

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June 17, 2007

フラガール

人間というのは、出来てしまったモノを見た時、アレは有っても当たり前と思い勝ちだ。
でも最初にそれを造ろうと思った時の、人の覚悟の大きさは、どんなものかと思うのだ。

もう炭坑はダメ。
時代は変わった。
はっきり変わった。
何時の間にか追い込まれて、背後はない。
失敗は許されない。
それは生活を、生存を賭けた大きな勝負。

でもいくらなんでも「夢のハワイ」を、こんな「北国の東北」に、「海外なんて夢」だった昭和は40年に、現実に造ろうという構想はデカカッタのだ。
そういう窮地に陥った時に、人が戦う懸命さが伝わってきてこの映画は成功している。
誰の保証もない。
何の根拠もない。
でも未来を信じて戦う人間だけが、新たな時代を切り開ける。
人は結局、運命と戦う存在だと思うんだよ。
あらゆる意味でね。

世話役の岸辺一徳が、誠実さと怪しい野心を持つ男を良く両立させていました。
ヤケに存在感のある演技をするオバサンは富司純子だった。
炭坑のガッチリした男達にもリアリティがあり、観客役のエキストラの水準も高く、みな異様に昭和40年っぽいとこも監督の李相日さんの力でしょうか。

蒼井優は「花とアリス」以来のハマリ役。
困った時の眉間のシワと、魅惑そのもののダンスシーンの対極は、まさにスターの輝きでした。
松雪泰子も、分けありのうらぶれた女を好演しています。
なんとはなしの不健康な痩せかたがイインだ。
みんなが落ち込む窮地で必要なのは、やっぱり強気のリーダーだな。
娘を殴った父親のいる風呂場に殴り込むシーンは抜群だった。

旅から旅の夜の橋を渡るボンネットバスのライトに思い出した曲は、
「キツイ旅だぜ、あのトラベリンバスに、揺られていくのは・・@矢沢永吉」

「フラダンスの動きはみな手話なのよ」
この伏線も効いていた。

ラスト、ブルーハワイからリズミカルなダンスまでには文句なく泣いた。

ハリウッドでリメイク決定!
に、なればイイね。

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マセラティ・スパイダーで銀座に寿司を食いに行こうと思った土曜の夕暮れの顛末

昨日は段取り良く6時に仕事が終わったのでマセラティの幌を下げて走りに出掛けました。
夏至も近いこの時期の6時は、まだ明るく、高速で当たる風は暖かく、
夕暮れ時はまさにオープンで走る為にあるようなもの。
もう至上の思いですよ。
風と戯れ、開放感に浸るのです。
オープン、良いですよ。ドライブ中、感覚がどんどん自由になって新鮮です。

そしてオープンを狙っている方にはマセラティ・スパイダー、おススメします。
ほぼ1年乗ったのですが、楽しんでいます。
自分のクルマを褒めるのって、女を惚気るようでバカみたいですが、この緩さは代えがたい魅力。
ベンツやBMWより、だらしなく乗れるのが楽さが魅力です。
それでいてゴージャスで快楽的です。

今日も走り出すと、なんとなく眠かったのですが(笑)、そんなことも気にならず(笑)、追い越し車線で流れに乗ります。
スピードは120。前が開くと瞬間的に160位まで加速します。
でも追い越しはしません。
流れに乗っているだけで満足出来るのは、マセラティの貴重なキャラクターだと思います。

首都高の渋滞情報が赤字で不気味に表示されていますが、見なかったことにして走ります。
信じれば報われる、ってポジティブシンキングの本に書いてあったからね(笑
大丈夫、俺は行く頃には解消されているよって、すぐだもん、そうは行かないよね。
もう参りました。
アキラメます。
少し面倒になると、すぐに諦めるのが私です。
引返そうと下道に降りても、また混んでいる。
もうメチャクチャ。

ノロノロと這いつくばるように進みながら適当なとこで折り返そうとしたらちょっと先に回転寿司の看板が。
高級回転寿司って書いてある。
イイじゃないか、回転してても。
普段は回転専門だし、普通の寿司屋にはないヤクザなネタが好きなんです。
どうせ俺はそんなモンダヨ。
で、行ってみると、その店もまた混んでる。
どうしてもう、どこもかしこもこう混んでいるのか!

大きな駐車場もクルマで溢れ帰って、入っても止められるかどうか。
でも突撃しました。
この辺がフェラーリじゃなくマセラティの強み。
行ってやるぜ。
遠くに空きを発見し、良し、と思ったら、途中、枠外に止めているクルマがあって車幅ギリギリ。
ぶつけませんように、と神経を使いながら通り抜けを計っていると、反対側から入ってきた女性2人組みの小型車があっさり止めてしましました。
トホホホ・・・

結局回転もアキラメました。
だって止められないんだもん。

でも帰りの高速は夕暮れがとても綺麗。
赤から紫までのgradationに地平線が染まり、それを見ながらうっとりと流します。
こういう空をゆっくりと楽しめのるのがオープンの良さです。
両側のウインドウも下げて、追い越されながらノンビリ帰りました。
こうして週末のお楽しみはお仕舞いです。

今日は一日中、色々整理をしていました。
全然終わりません。
また明日から仕事だ。
なんでこうやることがなくならないかな。

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June 15, 2007

【応用編は】続いていますか、ビーリズブートキャンプ【キツスギル】

みなさま、如何お過ごしでしょうか? ビリーのキャンプ。
もう早々と挫折の二文字に沈んだかたも出ているのではないかと推察いたします。

私はやっております。
元々ダンス系の運動がしたかったのですが、朝から晩まで働いているので行く暇がなかったのです。
そんな積年の願いが少しかなった感じで結構ハマッテいます。

まずはっきりさせておきたいのは、このキャンプをホントに7日で終わらせ痩せると思っている人はいないですよね。
だいたい基礎編の55分だってモタナイでしょう。
むしろ最初から出来る人は痩せる必要も体力増強を計る必要もない人だと思います。
私は週2ですが、ウエイトトレーニングとリカベント型のエアロバイクを欠かさずやっていますが駄目でした。
でもそれ普通だと思うよ。
それにこの運動はかなりエンドルフィンが出て気持ちイイので、7日で終わらすのは逆にモッタイナイ。
長く付き合っていきたいと思っています。

という訳で以下、私なりの工夫と感じたことを書いてみます。

1)体力がついてもビリーバンドは使わない
普通に仕事をしている方なら夜やると思うのですが、精神的にストレスフルな仕事を終えた後は肩といわず身体全体が凝っていますよね。
その為にはバンドで付加をかけて筋力アップを図るよりバンドは使わずに、それより大きく動かすことに重点を置く方が良いと思います。
バンドの付加がない分、全ての動きをみな関節の可動域一杯までやる。
これの方がほぐれますし、動きが大きくなれば運動量も増えます。スピードも必要です。

ではバンドをどう使うかというとテレビの前などに置いておき、気が向いた時、観ながらやります。
動きは憶えているでしょう。
DVDと一緒にやるのでなく別個に筋力アップを図るように使います。

2)時間の問題。
1レッスン55分というのが長いですよね。
仕事を終え、食事をして風呂に入るし、さすがにちょっとゆっくりしてなんて言っていると、ウィークデイは55分の時間を捻出するのは大変だったりします。
私は日曜日と水曜日はウエイトとバイクの日と決めているので、とりあえず月曜、木曜、金曜をビリーの日と決めています。
モチロン色々忙しかったりして、3日とも出来るというこはありえないので、出来そうな日はなるべく手際良く仕事を終わらせ時間を作ります。

3)ディスク別では
最終編は、基礎編、応用編の大変さでビビっていると、やる前から挫けそうな感じがしましたが、実際はスピーディで痛快です。
30分と短いので楽ですし、あまり時間が取れない日にやっています。

応用編のキツサは異常ですね(笑
結構涼しい日の夜に、窓だけ開けてやっていたら途中から汗が目に入って入ってやっていられないほどでした。
やる時は、ペットボトルの水とフル稼動させたエアコンが必須です。

でも最後の言葉はイイヨね。
「最後までやるのはタイヘンだったろう。根性がなきゃできない」
「この場所へ心が連れてきてくれた。明日の場所に心が連れていってくれるだろう」
「みんなに愛の言葉を贈るよ」、なんてな。
こうやって記事にするとベタベタなんだけど、アレやった後は疲れまくっているので感動してしまうから不思議。

終わった後のエンドルフィンに中毒になりそうだ。
まだまだやるぜ(笑

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June 14, 2007

現物株も始めました

株は指数先物とOPに特化していたのですが、「ヘッジホッグ」という本を読んでから個別株のロングショートのシステムを考え始めました。

昨今話題のヘッジファンドはそもそもhedge(防護壁を設けた)ファンドという意味で、最初は個別株の中から割安と判断した株は買い持ちし、同時に割高と判断した株は売り持ちにして市場全体のリスクから守る(hedge)するという意味だったようですが、私が興味を持ったころは、判断資料で迷いのなさそうなグローバル・マクロが全盛だったのです。
マクロの方が心情的にも合っていたしね。

で、単純なシステムから売り買いの注文を入れてみた。
具体的には三菱商事の買い、三菱重工の売りで、株価が大きく違う分は枚数でに調整し注文。

ただなんとなく漫然と投機はしませんが、アイデアを思いついたら、まずはちょっとだけやって様子を探るのは私のやり方です。
結局両銘柄とも上げたのですが、売り持ちした重工の上げを、買い持ちした三菱商事の上げが上回り、利益になりました。

正直バカにしていたのです、ロングショート。
イイじゃないですか。
買いだけのやり方じゃないので安心していられます。
でも基本になるシステムに、どうもあまり信頼が置けない。

で、また考えた。
それで新たに思いついたやり方でやってみてビックリ。
カラ売り規制のかかった銘柄って多いのね。
テクニカルや財務なんかは4000銘柄あっても条件設定させればアッという間に検索できますが、注文画面に行くと売りたい銘柄のほとんどは新規売り規制じゃん。

だからダメなんだよ、日本市場。
売りたい奴には売らせとけよ。
自分からリスクを取り行くんだから勝手でしょう。
俺も担がれたら、潔く損切りしますが、何か。

でも現実に新規売りの規制があるので、文句を言っていてもしょうがない。
で、また考えた。
絶対に買い持ちだけのやり方はしたくなかったの。

で、思いついた。
こういう時こそ先物やOPを使おう。
本来、先物やOPは現物株のリスクヘッジ(持たざるリスクも含めて)が役割だったわけで、売り買いで鞘を抜こうと今みたいに投機にしているが本末転倒なのでした。
本末転倒をずっと続けて来たから、忘れていたよ。

買い持ちしたい銘柄のみ検索して買う。
後は持ち高分のデルタ(日経平均先物1枚を1とした金額の大きさの単位です)を先物かOPでヘッジする。
解消する時は同時にね。

考えて考えて、なんか基本に戻ってしまった。
世の中って案外こんなものか。

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June 13, 2007

ヒストリー・オブ・バイオレンス

強盗を撃退した一男の前に謎の男が現れて・・・

粗筋のタネを明かせばビックリするほど単純な話しで、ハリウッド流ヒーロー映画の定番のような作りなのですが、そこはデビッド・クローネンバーグ作品。
映画は一筋縄では行かない不安感が漂います。

主演のヴィゴ・モーテンセンからどことなく不気味に怪物じみた底知れなさを発散しますし、コンビの強盗にはなんともいえない凄みと狂暴さがあり、つきまとうマフィアの傷も何か得体の知れない人の暗黒面の表出に見える。
この辺からクローネンバーグ、やはり伊達ではないです。

結局、この話しを観る観客が感じる「底」がふらつくような不安感は、あなたはいったい誰なのか?
恋人は?、夫は?、良く知っているはずの隣人の?、その奥底に隠された本性はなんなのか?、という実存的な怖さを掻き立てられるからですよね。


後半、もう少し高く飛んで欲しかったな。
ちょっと小さくまとめ過ぎたような気もします。

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誤発注して幾ら損したか? スイスフラン/ハンガリーフォリント

今回の全仏オープンテニスで一番の話題は、東欧はセルビア勢の大活躍。
社会主義で貧しかった東欧各国ですが、安い労働力と、高い教育水準、安定した政治情勢に目をつけた資本が流れ込み好況を謳歌しています。


という訳で押し目は少し買ってみたい。
で、最初に対円でポーランドズロチを10万ズロチ買い。
次にスイスフランを3万売ってハンガリーフォリントを買った・・・

つもりだった。
でも最初に対円取引をしたせいなのか、いや私がバカだったのです。
30万スイスフラン売った分、買ってしまった。

大きいって。

探り針を入れたつもりなのに、一気に突っ込んじゃったよ。
こんなマイナー通貨、そうは持てないつーの。
という訳で青くなり、速効で反対売買、解消しました。
でもスプレッドが30pipあるの。。
しましたよ。。
なによりデカイリスクは取らないのが私のやり方。
はい、ここで質問です。
今スイス円が98円の時、対スイスで153pのハンガリーフォリントを30万×30pipのスプレッド分ロスした私は日本円に換算すると幾ら損したのでしょうか?

これに懲りて今後は発注前に指差し確認ならぬ声だし&計算確認します。

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June 11, 2007

全仏ファイナル ロジャー・フェデラー、イマダ木鶏タリエズ

全仏の決勝は野性のナダル対神の如きロジャー・フェデラーという最高の組み合わせ。
正直準決の両者を見ていると、ゲームのすべてを自分の制御下においているかのようなフェデラーも人を超えているような野人ナダルも両方とも負けそうにない。

なんとかフェデラーに勝って欲しいけど、極太の肩をむき出しにして異様に長い手を振り回し続けるナダルは怖い。
どうしてこんな異常児が同じ時代にいるかと思うに、史上最も完璧な選手を倒すための神の差配であるんですな。


第1セットはともかくフェデラーの1stが入らない。だから全仏での革命になるんじゃないか、と楽しみにしていたサーブ&ボレーも見られない。
バックラインの打ち合いに終始して、これじゃナダルのペースだろうと思ってもブレークポイントを取り続けるのはフェデラー。
でも獲れない。
ゲームの全てのシナリオを、あらかじめ書いてしまっているようなフェデラーが10回のBPを1回も獲れない。
0―40からも2ゲームを捲くられる。
フェデラーの調子もイマイチなんだろうけど、それをさせないナダルは凄い。
ここぞというストロークで絶対にミスがない。
逆に粘って取れなかったゲームの後をあっさり失ってセットはナダルに。

2セット目も最初はナダルのペース。
ともかくウワァー、ウワァーと言いながらナダルはどこまでも走りまくり拾いまくりスーパートップスピンのボールを返してくる。
この手長猿人め! とつい思ってしまう。
どうしても思いがフェデラーよりになるのは、レッドクレーの遅いコートでも、決まったショットの美しさに比類がないから。
バックのショートクロスの切れ味は、コートを切り裂く白刃の短刀って感じ。
バックボレーはエレガントの極地。
流れがやっと変わってきたのが第5ゲームで、サービスに調子の戻ったフェデラーがネットに出始めナダルを圧倒。フェデラーはドラゴン・ナダルを制する大天使という感じ。
これでセットカウント1-1

もう神のシナリオに入ったかな、と思うと次の第三セットは野獣爆発。

どうなってんだナダル。
あれだけ全力で打ち続けて2時間以上たっているじゃん。
最初より元気ってのが常人の理解を超えている。
打ってくるボールのバウンドが半端じゃないし、予測のカンはまさに本能か。
サービスの調子が戻りネットプレーもする神の子フェデラーからセットを奪いこれで2-1。

第4セットも最初のブレークはナダル。
前半と違い完全なフェデラーを圧倒しているんだからもう何も言えない。
ストロークでも走らせてるのはフェデラーなんだけど、ナダルはどこまでも付いてきて結局破ってしまう。

最後は充分納得しました。
ナダルの勝ち。

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June 10, 2007

日経、日経金融6/10にまとめたこと

1)原油売りのガソリン買い 米製油所稼働率低下が背景
イラン、ナイジェリアの問題もあるが原油在庫は過去5年間で最高水準。ファンドは買い越し幅を縮めている。ただ製油所の生産障害頻発でガソリン需給の逼迫懸念は強い。
両製品の価格差(クラックスプレッド)はバレル10ドルから30ドル台に乗った。
「WTI売りのガソリン買い」は「WTI買いのガソリン売り」に移るのだろうか?

2)イラン大統領「イスラエル滅亡へ秒読み」
「核の権利を僅かでも手放すつもりはない@イラン大統領」
EU企業は相次ぎ大型商談。米は制裁骨抜きと批判。

3)米中マネー蜜月の衝撃:中国政府が米買収ファンドに30億ドル出資
中国は膨大な外貨準備高の一部をファンドに出資。
「この15年間、大統領がこんなに褒めた個別案件はない」
リスク指向を強めるのは中国だけでなく、UAE,サウジアラビア、ノルウェー、なども。

4)主要国中銀、インフレ警戒。長期金利世界で急上昇
伸びるマネーサプライ。金融技術革新を背景にした実質的な緩和状態。資産価格上昇。過剰流動性の自己増殖。軟着陸が課題。
米では住宅市場の減速が続く中で、金利の上昇が止まらなければ経済の足を引っ張る。
また金利の急騰に驚いた市場参加者に爆発的に債券売りが広がった。特に住宅ローン担保証券(MBS)を持つ投資家がヘッジのため、米国債を売却した。

5)新たな新興市場、東欧に注目
高い教育水準。安定した政治情勢。豊富な安い労働力。低い法人税率。チェコ、ポーランド、ハンガリー、スロバキア、ブルガリア、ルーマニア、クロアチア、トルコなど。
トルコは軍が政治介入した後も株価で7%、為替で4%下落したが2日で収まった。
貿易赤字が大きいが金利高で海外の投資を惹きつける。問題は国際金融市場の変動。

6)自殺、学生生徒で最悪。
9年連続で3万人超。19才以下が前年を上回る。60才以上も目立つ。

7)NY,インフレ警戒広がる、長期金利上昇。
単位労働コストが上方修正。利下げ観測は後退した。
欧州でも再度利上げで世界的な金利上昇も嫌気されている。
中国や貿易黒字国の米債離れも金利上昇を加速させている。

8)高騰ドミノ続くリスク
米ガソリンの供給不足→バイオ燃料への転換→コーン価格の上昇→コーン作付け拡大で大豆作付け減少→大豆高騰→食用油、飼料の高騰→食肉価格の上昇
エルニーニョ収束でハリケーン増加。ラニーニャで、7.8月に米穀物地帯が高温、乾燥懸念も高まる。

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全仏The Final 偉大なる女王エナンと、なんて良い娘なの!のイバノビッチ

フィリップ・シャトリエに登場した、ちょっと太目のイバノビッチはカワイイ!です。
コーヒー色の子豚ちゃんみたいだ。
豊かな腰回りを見ていると、テニスのトップ・アスリートよりお母さんに向いていそう。
ただふんわりした笑顔が今日は少し強ばっています。

試合はともかくエナンの一方的な展開になってしまうのが気がかりでした。
セミ・ファイナルで見た躍動しては爆発的なショットを連発するエナンを見ていると、今の処、誰も勝てる気がしません。
正直、イバノビッチが勝ったら相当驚くよ。

ところが試合が始まるとちょっと固いエナンのショットをライジングで叩きイバノビッチが初ポイント。
その後もともかく高い位置で打ちまくり、スライスも混ぜてなんといきなりブレーク。
そして次のサービスゲームもあっという間に40-0で、会場の人はみんな驚きの表情。
結局、みんなエナンが強過ぎるという同じ心配をしていたんだよね。

そしてその心配はそこから現実化します。
イバノビッチはトスから流れてサーブはメチャクチャ、腰も落とせず、振り切れないストロークはオーバー、オーバーで、修正するとネットに掛かる。
一方、積極的に動き回って固さをほぐしたエナンはエンジン始動で躍動開始!
もう問題になりません。
イバノビッチは途中から泣きそうになってしまいました。

結局6-1、6-2は妥当で、エナンは全仏3連覇で4度目の優勝を決めました。

そんなエナンがゲームの間に、封筒を破いては、メモを見ているのが印象的でした。
躍動する超人エナンもまた人の子。
不安と戦っている訳です。
でもその不安を払拭してフルスイング出来るのが名選手のメンタリティなんだろうね。
勝った瞬間に両方の指を天に掲げ家族を弔ったエナンは感動的だった。

それにしてもチャンピオンシップポイントの前で、相手の言い分を認めるイバノビッチは人が良いといいうか、美しき精神というか。
表彰式では、はにかんで、泣きそうで、なんか好印象だ。
もし息子がいたら嫁にしたいタイプだ。

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June 09, 2007

つむじ風食堂の夜      吉田篤弘

どこからも遠い、世界の果てにあるような月舟町の、いつもつむじ風の吹いている四つ筋の傍らにひっそりと立つ小さな食堂に集う客と主人のお話しです。

「来た道をそのまま帰るのだが、夜は、さらにもう一枚ベールがかかったように闇が濃くなっていて、見上げた空には、雲がどこまでも続いていた。月がない。星もない。終電も行った。静まり返った踏み切りを渡りながら、鈍い光を放つレールを眺めた。@吉田篤弘」

「夜」という言葉が紡ぎだす優しさと孤独が、こんなに素敵に結実した小説は読んだことがありません。

あらゆる音が遠くに聞こえる屋根裏部屋に住む主人公。
深夜まで店を開けて、電球の光がオレンジに映える淡い光で本を読む好青年(はっきり言って、この青年と成り代わりたい)。
「雨の机」を売る古道具屋さん。
エスプレッソを得意にする父親そっくりのコーヒー店主。
十字路の南へ帰る帽子屋さん。
劇団で微妙な立場に追いやられた女優さん。
両手だけのマジシャンだった父親。
そして水門のような豆腐屋に始まる小さな商店街の沈黙。


「その日、最終電車に乗り、私はまた二時間かけ、列車の暗い窓を見つめて帰ってきた。
時おり、窓の向こうにぽつりとひとつ灯が流れたが、それを除けば、延々と私は窓に映りこんだ自分の顔ばかり眺めていたことになる。
ふと、星をひとつ描いて一円の報酬を受け取る仕事のことを考えた@吉田篤弘」
こんな経験はありません。
でも何故か、こんな思いに沈んだことを言い当てられたような気分になる一文でした。
そんな描写が溢れている本です。


どことなく宮沢賢治を思いおこさせる味わいでした。
しいて希望をあげれば、とても跳躍力がある描写の出来る著者なので、もっと幻想風味を濃くして、夢の中に溶けいってしまうような物語にして欲しかったな。

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June 07, 2007

全仏セミ・ファイナル どうしたシャラポン!イバノビッチにイイとこなし!

呆然!
試合は6-2、6-1でイバノビッチという予想だにしない結果になりました。
どうしたシャラポン!
なんだか登場時から顔色が冴えませんでした。
なんかあったのかなぁ・・・

試合は最初から淡々とミスを重ねるシャラポンを、着実に追いつめるイバノビッチという展開のまま進み、そのまま終了してしまいました。

ところで19才の新鋭、イバノビッチは小麦色の肌もキュートなボーイッシュ系の美人です。
いつも明るい笑顔を絶やさず、なんだがちょっとラテン系って感じ。
カワイイです。
プレースタイルは、ライジングで速いテンポのストロークが主体。
それが凄まじく安定していてミスが少ない。
サーブもフラット系でスピード豊かです。コースも読ませません。
ただ両手のバックは、かなりガッチリ腰を落として打つスタイルなので、長丁場にはどうでしょうか?
決勝で、エナンはこの辺を突いてくる気もします。
バック、バックでラリーを粘る。
自分はスライスで省エネだからねぇ。
後はネット・プレーはどうなんだろう?
ともかく楽しみな選手がまた一人登場です。

セミ・ファイナルのもう1試合は、現在エナンが躍動中。
跳ね回りながら打ちまくってます。
思い切り溜めて、一気に打ち抜くとこが抜群にカッコイイ!
やっぱ体育会のキャプテンって感じ。
女なら惚れてしまいそうだ。
判断力から小技まで、なんだかレベルが違うなぁ。
これなら策を労するまでもなく、押しまくって優勝だな。


ps
運命に挑むワルキューレみたいなシャラポンじゃないと、単なる目つきの悪い大女になってしまう。
だからシャラポン、頑張って!
観客がイジワルなフランスなんか抜け出して、聖地ウインブルトンに期待だ!

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June 06, 2007

全仏オープン女子、美人の負け犬女?と、可憐なるprincessの登場

ブロンドのポニー・テイルをなびかせオレンジのウエアも華麗なニコル・バイディソバ。
Photo_2

少し肩幅がありすぎる感じもしますが、文句なしの美貌です。
フォアハンドでは、今どきそんなに振りかぶってイイの?というくらい大きなテイクバックを取るのもカッコイイ。
ボールの威力もモチロン抜群!
打つ時の声もイイ。

でもこの試合は終始冷静なヤンコビッチのモノでした。
バイディソバはメンタルが弱い。
思い通りにならないとすぐに、「どうしてこうなのよ!」っとばかりに叫ぶ。
ラケットを投げる。
対してヤンコビッチは少々のことでは動じない。
上手くいかなくても落ち込まない。
耐える。
嫌なモノは、見ても見ない振りをする・・・

なんだかこの二人の試合を見ているうちに、少し前に言われた、結婚、子有りの「勝ち犬女」と、「負け犬女」という言葉を思い出してしまった。
バイディソバはスゴク綺麗で性格だって悪くないのに、感情的になって失敗するキャラクターに見える。対してヤンコビッチは、交際中の男性が少々浮気をしようが、ダメな所があろうが、見てみぬ振りして耐えに耐えて最後に結婚式場で笑っている感じ・・・


ベスト8のもう1試合は、女ドラゴン、シャラポワ対女子大生選手チェクフェターザ。
チェクフェターザ、登場した時の純白のウエアから可憐です。
でも女ドラゴンと同じコートに入れられて、すでに泣きそう。
この時点で、今回のシャラポンには運がある、と思いました。
でもチェクフェターザ、イイです。何より身長170センチというのがイイ。
シャラポンやハンチュコバは幾ら綺麗でも185以上でしょ。
妄想の対象にすらならないって。
でもチェクフェターザの170センチならOK.
女子大生らしいし普通な感じ。
ノートとかもキチンと採っていそうで、成績も良さそう。
世界ランク9位ってのも微妙で良い。
これ以下だとテレビに出てこないもんね。
日本で人気が出る予感。
来年の東レには出ると予想します。

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キリンカップ  vs南米の妖しい花コロンビア

コロンビア。
南米大陸に咲くひときわ麗しくも毒を含んだ大輪の花という感じの国です。
危険だから近づきたくないけど、時にその魅力は効し難い芳香を放つ国。
主要産業は誘拐、特産品はコカインと美女。
国旗から取られたセレソンよりキツイ黄色と青の上下のユニフォームまで妖しいんだ。

そんな国のサッカーは、柔らかいタッチで包み込むようなトラップと精確なパスで組み立てられていました。
日本選手がボンヤリしているとすかさずボールを掻っ攫われるあたり、普段の治安の違いを思い知らされます。
日常でもフィールドでも一瞬の気の緩みが命取り。
そうか。日本サッカーがイマイチブレーク出来ないのは、日本の治安の良さにあったのだ(笑

前半はそんなコロンビア・サッカーの真髄が垣間見えて堪能できましたが、さすがに中一日のスケジュールと地球の真反対から移動して来たという疲れが出たのか、40分当たりからは日本ペースになって来ました。
同じように良く動きパスを繋いでも日本がやると精勤、刻苦勉励という感じになるのがオカシイ。でもそれが我々、水穂の国の大和民族なんだよね(笑

高原は強かったです。
球際にも強かったし、精神面でもタフだった。血栓症をわずらったのに、大したモンだと思うよ。
その他個人では羽生の動きと中澤のディフェンスが印象的でした。コロンビア相手に抜いて勝負していた駒野も良かった。

ps
それにしても昨日は用事があってライブで試合を見られませんでした。
さすがに刻苦勉励の国の国民だよ。
後半10分からクルマのTVで中継を聞くのがやっと。(運転してるから見られない)
帰ってからも仕事があり、HDDの録画を見直し始めたのが深夜の12時でした。
なにも深夜の12時から試合をやれ、とは言いませんが、7時開始は早いでしょ。
せめて8時。出来たら9時位だと忙しい国のお父さんもゆっくり観戦できると思います。

ps
久々に「君が代」を連日聞いた。
「君が代」は良いナァ。特にスタジアム全体で歌う処に熱くなる。

ps
相変わらす松木の解説は楽しい。今回は相手の外れたシュートをリプレイで見直しながら、
「わぁ、危ない。早くゴールから通り過ぎて欲しい」なんて言っている(笑
この辺の天然具合が最高。
もう解説は松木と越後屋のコンビでイイよ。

ps
WOWOWでユーロが始まったけど、コパ・アメリカの方が見たいことに気づいた。
絶対に南米の方がオモシロイよな。

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June 04, 2007

全仏 メンタル・タフネス シャラポワvsシュナイダー

全仏のレッド・クレーの粘りあい。
まだるっこくて、実はあんまり好きではありません。

思い出の試合あったかなぁ、と考えるに随分前にジム・クーリエの決勝があった。
無骨な選手だったが、打って打って打ちまくって優勝したのは心に残っている。
美女のシャラポワと鉄鋼労働者のようなジム・クーリエ。
見た目の印象と違い、ストローク主体のどっか不器用なプレーは案外似ている。

マッケンローは「シャラポワにはテニスの才能がまったくない」、と言ったそうだが、テニス・センスの結晶体みたいなマッケンローにならそう見えるだろう。
シャラポワのテニスを成分解析すれば、60%は気迫、30%は練習量、10%は体力で出来ている、と思う。

それでもなのか、だからこそなのか、この試合は感動的だった。
相手のパティ・シュナイダーは、全身をバネのように弾ませ、身長で20cm低いハンデを感じさせない。センスなら明らかに彼女が上だと思う。
特に打点を高く保ちワイドに打ち分けるストロークは威力充分でした。

3時間の激闘と、2度のマッチポイントを凌いでの逆転勝ち。
最終セットの9-7は、どちらに転んでもおかしくなかった。
見ている俺の方が先に諦めていたけど、彼女の目は爛爛と光ってんだよな。

観客に嫌われても堂々と挨拶をするシャラポワ
「テニス選手とマザー・テレサは両立できない。みんなを喜ばすことはできないわ」
彼女に魅力は、このタフネス。
俺に足りないのも、このタフネス。


それにしても全仏の観客のマナーは最低だ。
この間、フランス人が「最悪の旅行者」に認定されたが、むべなるかな。
トスを上げた後に声を出し、さらには罵声まで浴びせる。
彼らはみんな「俺様」で、プレーする選手への敬意はまったくないのか?
番組の後に、同じフランス人のダバディが援護するのにも呆れたよ。
こういう発言をするなら、もう「スポーツを愛する」なんて言って欲しくない。

衆を頼んでマナー違反を押し通すあつかましさと、孤独な戦いを潜り抜けるタフな精神の違いを実感した試合でした。

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June 03, 2007

ダウン・バイ・ロー

えんえんと続くモノクロの画面。
呟くようなトム・ウエイツの歌。
劇的なことはまったく起らず、人をうならせるセリフもなく、CGなんて別の世界の話しみたい。
目を見張るハンサムも美女もなし。
気弱なサエない登場人物しかいなのに、観る者は目を離せず、何時の間にか引き込まれて笑わせられる不思議。オフビート・コメディの傑作映画でした。
ジム・ジャームッシュは天才ですね。

話しはクビになったDJと、情けないヒモと不運なイタリア人旅行者が、マヌケな罠にハメられて一緒になった刑務所から脱走しては迷走するお話し。
「騙されないぞ」って言いながら騙される男と、巧くやったつもりでもまったくやれてないだろう、という男。ホント意気地がなくてダラシがなくてバカなんだけど、自分を振り返れば、まぁこんなモンダヨナナァ感が心地イインだ。
刑務所の中でヴィン・ディーゼルやスタローンみたいにはいかないもんな。

映画はロベルト・ベニーニが出てきたからが特に光ります。
後の2人に比べると芸が立ち過ぎるんだけどね。
それがイヤミでなく、トム・ウエイツとジョン・ルーリーの演じている見事なバカ(あまりに巧いんで地じゃないか?と疑いたくなるほど)の演技の味を引き立てている。

「眠っちまった」、というセリフがこれほど笑えるのはマジックですね。
ケンカのシーンもあるけど見事なほど弱い者同士ってのが分かるように撮ってんだ。

榊原郁恵の歌詞も出てくるよ。
「第三の男」のシーンも使われていますね。
ホイットマンの話しと良い、この辺がインテリの支持を集める所以だと思います。何気なく来ているライフジャケットとか、英語が出来ないという設定を生かしたウサギについての独白とか、ポツンと佇む一軒家とかみんな才気が光ってました。

ラストも見事なうっちゃりだったと思います。

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頭痛にも負けず、花粉症にも指痛にも負けず、休日にすることは

久々の休みですが、朝は頭痛と共に目覚めました。
偏頭痛持ちは、長いストレスから開放されると頭が痛くなることがある因果な体質なのです。
旅行の後は、ホントに休みなく働いていました。
やはり緊張が続いていたのでしょう。
しばらく忙しく働き、酷使したのか、左手の親指が痛いです。
またクシャミ連発でイネ科の花粉症にもなってしまいました。
それで休みは何をやっているかというと、シカゴで先物OP取引をするための勉強をしています。
楽しみは昨日夕方に仕事が終わった後、幌を空けたマセラティで高速を走っただけで終わりです。途中、お気に入りのラーメン屋に行きました。
マセラティ・スパイダーでラーメン屋です。
私は所詮、こんなモノです。

その後、塾から帰った娘二人を連れてコンビニに。
今日は長女が修学旅行の準備を。次女は実力テストの勉強をしています。


アメリカ市場で取引するブローカーは、「シカゴダイレクト」という会社なのですが、日本語サポートあり、といっても提出書類からトレード画面まで、すべて英語なのでタイヘンです。
でもなんとか完了。

後はドル建てで取引するので、日本の銀行にドル建ての口座を作り、少しでも安いドルを調達するために新たにドル買いの注文をGTCで出し、そのFXの会社にドル送金用の手続きをして・・・と肝心の取引をするまでがタイヘンだよ。

今取引用プログラムのダウンロードで苦戦中。
取引用語の略号も知らないことばかりなので、勉強中です。
まったく先物取引が濡れ手で泡とは、よっぽと事情を知らない人のセリフです。

なんでアメリカで取引するかって?
商品構成が圧倒的に有利なんですよ。

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June 01, 2007

キリンカップ 日本vsモンテネグロ

久々の代表戦。
ニッポンコールと「君が代」に飢えていたので、今日はこの試合開始に合わせて仕事を調整しました。

最初、モンテネグロはセルビア・モンテネグロかと思い、強豪との対戦は楽しみだなと思っていたら分離独立した国でした。

でもイイの・・・久しぶりだからと思って見始めたのですが、ツマラナイ。
互いにFantasyもspectacleもない内容に、これじゃ代表戦の人気も落ちるなぁ、と思い
つつ、2画面にしてNHK教育のサイエンスZERO「地球を救う生物パワー」でバイオマス燃料や葉緑素の原理を応用した新型太陽電池の話を見る。
日本の研究者はスゴイなぁ・・・オシムは色々言うけど、地道に努力してこれが日本の力なんだよ・・・だからサッカーは少し弱くてもイイの、なんて思っていました。

そんな試合が一変したのが、代表復帰した中澤の1発!
モンテネグロのDFを遥かに越える高さに、かつての威力を思いだし、2画面状態から復帰させると、
右サイドを自在に駆ける駒野が精度、スピード共に抜群のセンタリングを上げ、それにバティストゥータばりの飛び込みを見せた高原が決める!
カッコ良いぜ、高原。
もう誰にもグローバルフットボーラーとは言わせない。
この調子で、アジアカップもヨロシクね。

それにしても今日の駒野はスゴイ。
もうどうしっちゃったんでしょうか?
スピード、キレ、無人の野を行くような突破力に精度抜群のセンタリング!
フィールドの右サイドを完全に制する覇者!でした。

ついでにゴール前でパスを受ける選手を常にマークしていた坪井はネスタばり!
すっかり気持ち良くなって見終わりました。

次はコロンビアかぁ・・・楽しみ~、待ってろ、バルデマラ!
って、出ないか・・・

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日経日経金融新聞、記事にした分@6/1

1)欧州中銀、金利は4.25%~4.5%へ
域内GDPは年率換算2%インフレ警戒続く。また物価安定でも利上げの可能性あり@ドレスナー

2)中国株最高値に潜むリスク
PER、PBRの高止まり、金融引き締め、政府の株放出。株式投資が出来ないはずの農村系の金融機関も参入い、売買代金は日本市場を抜き、過熱感は一段と。
現地専門家の見方:①株価指数の導入で政府は売りから入るかも②資本の出入り規制があるので、バブルとまでは言えない。③旺盛な需要に株が足りない


3)ガソリン需要期の在庫低い
アメリカの需要期なれど製油所の修理点検で過去5年でも在庫は少ない
需要が好調な一方、生産や輸入が増えない。国内供給が絞られ欧州も余剰なし。
ただ景気後退の中需要が伸びるかとの声も。
穀物には強気の声が多いです。

4)世界経済柔軟性ます。アジア発の円高にも備えよ。
米依存構造に変化。新興国成長。欧州も復活。
しかしインド株、中国株が下落すると投機マネーの引き上げから、→インドルピー売り→ドル売り→円買い、もありえる。

5)市場の不安を射抜くグリーンスパン
「中国株は持続不能。いずれ劇的な収縮が起きる」
マドリードへの衛星回線での発言から世界が揺れました。未だ威光衰えずですね。
黙ってろ、という意見もあるようですが、現実にコメントがなされ市場に影響がある以上、それを受け入れるしかありません。

6)日銀追加利上げ秋頃に
需給ギャップが消えてきた。賃金と物価の上昇率に注目ですが、雇用改善が急ピッチなのが注目です。

7)日本株、出遅れ解消は? 120円は売りライン?
米金利が4.5%を割り込むと日本株は買われやすい。
ドル円では、個人に円売り余力あり。

8)米株、米景気
株が最高値ですが、カラ売りも過去最高です。多国籍企業の好決算も後押しです。
サブプライムローンの融資は引き締められ、延滞も来年にかけて増えるとされてますが、そんな予想も逆手に取れているようです。FRBの議事録は景気減速よりインフレ警戒のようです。

9)日本離れるマネー
高い税制を嫌い、ファンドは香港やシンガポールへ。アメリカでの投資講習会も閑散。個人マネーの海外へ、M&Aへの規制も不人気要因のようです。

10)日本の課題
造船、プラントで人手不足と生産力不足が。円安で食物の買い負けが。圧倒的な資材産業でも希少金属の供給不安があります。

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