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May 2007

May 30, 2007

アウトサイダー・アート 現代美術が忘れた「芸術」   服部正

精神を病んだ方々が、時に磁力に満ちた作品を描くことは今では広く知られたことですが、こういう認識が広まるまでには多くの人の尽力と、長い経緯がありました。

この本はそんなアウトサイダー・アートの魅力に惹かれた著者が、その歴史と魅力について語った1冊です。

結局、芸術の価値というのは、独創につきるわけです。
そうなると絵画的な教育はおろか、通常の社会生活も送っていない彼等は、一般人がいつの間にか刷り込まれてしまう凡庸な視覚イメージから自由な分だけ独創を持ちやすく、さらにただ自分の見えるモノを、名声欲からも金銭欲からも自由に、同時に恐れることもなく、表現衝動のおもむくままに描く、「神」に繋がるlineを持った人々なんですよね。

この辺、理屈だけを聞いていた時はピンと来なかったフーコーやレヴィ=ストロースの指摘が腑に落ちる訳です。

「本当の芸術、それはいつも私たちが予期しないところにある。誰もそのことを考えず、誰もその名前を呼ばないところにある。芸術は、自分の名前を知られたり、名前のせいで歓迎されるのを嫌う。だからすぐに逃げ出してしまう。芸術は、人に知られないでいることに熱中している人物なのだ@デュビュッフェ」

こうしたアール・ビュリュット(生の芸術)の「芸術的教養に毒されず、模倣のまっくない、すべてを自分の心の奥から引き出し、あらゆる段階において自分自身で発見した、完全に純粋で発明の機能だけが印されているような力」が、制度化された美術の枠組みを突き抜け、見る者の気持ちを揺さぶるんですね。


ただ人間とは因果な物だな、と思うのは、この本も読み終わる頃には、いつの間にかアウトサイダー・アートの特長を必死で掴もうとし、分類しようとする性癖があることですね。
それが力溢れる作品に傷をつけることはないにしても、人の知性は決して永続する「神」を認めたがらない。

最初は、驚かされても、次は把握しようとする因業。
たとえ喜ばしいモノであっても、絶対に秘密を解き明かそうとする性は、知恵の木の実を食していらい、人に掛かった呪いかもしれません。

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殯(もがり)の森

美しい日本の自然と優しい人々の生活を描いた傑作「萌の朱雀」の河瀬監督が、カンヌでグランプリを受賞し、それがいち早くNHKのハイビジョンで放送されました。
昨日は、この映画を観るために日程を調整しました。

ただ映画は、認知症の老人と、子供を亡くした介護士の話と聞いた時から、これは手強いな、と、ただ河瀬美学の映像に酔っているだけにはいかないな、と思ったのですが、その通りでした。
生の本質の探究と死の受容という重いテーマは、最後まで観る者の安易な享受を許しません。

ただ相変わらず映像の美しさは比類がないものです。
水穂を波打たせながら流れる風、一つ一つの枝が生き物のように揺れる大木の緑。
なんとはなしに湿り気を感じさせる緑葉は、ユーラシア大陸の東端に、暖流と寒流に挟まれて細長く列島を築く日本の大地の息吹そのものです。
その緑の色彩の揺らぎは、タルコフスキーの撮る「水」に匹敵する詩情があります。


スレンダーな美女に成長していた尾野真千子さんは、女性特有の優しさを醸し、迷い込む森はしだいに神話的な色彩を帯びながら生への試練と、人が運命を許諾することの過酷さを語りかけてきます。

色々ご苦労のあった河瀬監督も、これでだいぶ総括できたと思うので、今度はもうちょい軽いテーマで観たいですね。

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May 28, 2007

南極物語@ディズニー

大雪原の中で、グイグイとそりを引く犬たちが美麗でともかく可愛いです。
思わず、
ワンちゃん! チャチャチャ!  パワーだ!  チャチャチャ!
と応援したくなります。

だから死ぬシーンでもあんまり深刻味はありません。
ディズニー・テイストで撮られているから、いかにもじっとしている演技だし、毛並みなんかも綺麗過ぎるのね。
厳しいオーデションで、選び抜かれた美男犬、美女犬なんだろうな、なんて考えちゃいます。

撮っていないときは専用の部屋で、イ、ヌ、の、美、容、師、さん(イヌのおまわりさんのリズムで読んでください)から、ハリウッドスターばりに、シャンプーとかコンデショナーで整えてもらっている感じ。
置き去りにされた後の、サバイバルシーンでも、徹底してお子様にも安心というソフト路線の画面が続きますが、悪くはない。微笑ましい。
この辺のディズニーの技能は凄いですね。


しかしハリウッドもネタがないんですね。
いざとなればお金でなんとかなる特殊効果と違い、無から創造しなくてはならないアイデアって偉大なんだな。

せめてあまりにお約束どおりだったラストを工夫すると良かったと思います。
雪原の彼方から現れる犬が200匹くらいに増えていて南極の生態系がメチャクチャになっているとか、走ってきたと思ったら恨みを込めて襲われたとか、最後に助けた犬にエイリアンが寄生していた物体X、だったとかね。

まぁ、そういうクダラナイ事を言い合いながらノンビリ見る映画ですね。
犬好きの方なら楽しめると思います。

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May 27, 2007

トスカ@映画版

好天の休日。
みなさまは、如何お過ごしでしょうか?
私は午前中労働だったので、昼寝をしてから、凝っているプッチーニのトスカがBSデジタルでやっているので見てみました。
凝っていると言っても、さわりだけをCDで聞いているだけで、実際のオペラを見たことはまだないんですけどね。

映画はプッチーニの名調子が続いて、まずは夢み心地。
ホント、プッチーニのメロディラインは、息長く、甘く哀愁があって、聴いていると切ないほどに虜になります。

でも映画は長く、だんだんしつこいというか、油こくて付いていくのが辛くなる。
アモーレ、アモーレが半端じゃないんだもん。
顔と顔を近づけてお互いにどうでもイイコとを延々と叫び合うの。

もう長くて長くて、コレどっちかに口臭があったら辛いよな。
なんてことを考えてしまう。
やっぱ日本人とは違うな。
寛一お宮なら別れも一瞬だもんな。
とりあえず要点だけしゃべれ、と。取り急ぎ重要事項のみつたえろと言いたくなる。

でも油っこい欧米人でもイタリアは特別なんだろうな。
シェイクスピアだってアモーレ物(ロミオ&ジュリエット)は舞台をイタリアに持っていったし。
結局、内容は主人公の画家と歌姫と権力者の三角関係の話しなんだけれど、肝心の画家は最初、別の美人を絵に描いていたりする。
この辺もうどうなっているの?、といいたくなるけど、深くは考察されずに、ともかくアモーレである、と。そういう話しです。

で映画は、オペラでは出来ないカメラワークが駆使され、背景となる美術も素晴らしく、演出も音楽も1流。
モノクロでオーケストラの演奏風景や、ローマの街を挟んだりして色彩も抜群。
しかし長い。
疲れた。
途中で間が持たないんでウエイトやっちゃったよ。
日曜の日課にしてるんで、時間を少しでも節約しよと思ってさ。
この辺、効率に走るとこが日本人だよね。

でもフェラーリのスタイルや、マセラティの内装はこういう血から生まれているんだよな。
だから勤勉第一の農耕民族の末裔には、どうしても他人の目が気になってついて行けないとこがあっても無理ないよな。
と呆れるんだけど、
曲が良くなると、やっぱり蕩かされる。
人類の至宝。芸術だと思う。
DVDがあったら買おう。
そしてマセラティに乗っている時はかけよう。
少し五月蝿い予感もあるけど、やっぱイタ物にはイタ物で対抗だ。
なんで対抗する必要があるのか、良く分からないけどさ。

と、映画の途中から記事を書き始めたんだけど、書き終わってもまだアモーレしてる。
もう2時間以上やってるんだぜ。
呆れるよ。

農耕民族の末裔としては、この間、田植えしてれば随分米も取れるだろうに、と思ってしまう。
でもまだ続く。
自分達のアモーレだけでなく、世界の平和まで願ってるからもう終わりか、と思ってもまだ続く。

すでにどうでも良くなってしまった日本人の私です。
やっぱクルマで聴くには志の輔落語の方が良いかな・・・

食い物が違う、という言葉を実感。
海苔を巻いたシャケのおにぎり最強、なんて言っているウチはダメだな。

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May 26, 2007

レスサスLS600hの問いかける100㌔制限

レクサスからLS600hが出ました。
ハイブリッドシステムで、モーターと5000ccのV8エンジンを合わせたパワーは実に445馬力。
それをAWDで駆動します。
270キロの最高速が得られるようですが、国内では180キロでリミッターが効いてしまいます。
ホントに無駄ですよね。
セルシオですら、180キロは通過点という感触があります。

今までも180を楽に越えるクルマはありましたが、そうしたクルマはみなスポーツタイプ。
ホントにお使いになりたかったら、サーキットやダートラ場へどうぞ、というクルマでしたが、
今回は高速安全移動を目指した高級車なだけに、100㌔制限も180キロリミッターも、
購入者なら、シミジミとバカらしく、アホらしさもひとしおでしょうね。
これ嫌でベンツやBMWから動かない人もいるでしょう。

私がクルマに乗り出した昭和55年頃なら、180キロリミッターも車の実力がその程度だったので、まぁ限界と、問題もなかったのですが、規制はそのまま微動だにせず、ここ数十年!のテクノロジーの発達は、まったく考慮されていません。

警察は、まるで日本車には進歩するな、と言っているようなものです。(日本の稼ぎ頭なのに)
先進各国のスピード制限は、とっくに130キロになっているので、合わせてもらって当然だと思います。
高速での事故は、速度超過が原因というより、結局、判断力の欠如なんです。
ここは出しても安全か? なんらかのリスクはあるのか? あるとすればどんなことが危険要因になるのか?ということを終始考えながら走る。
交通教育もそういう観点から行われるべきなんです。

でも実現はされないでしょうね。
モチロンそれは警察が反則金目当の取り締まりがしにくくなるからです。

反則金は国庫に入るというのが建前ですが、役所特有の迂回路を回って警察が潤います。
非常に残念ですが、このシステムを変えない限り、現実には「誰も守らない非現実的な交通規制」で運の悪い違反者が捕まり、警察に反感を募らせるという構図が積み重ねられるでしょう。
警察が、目先の小銭に目がくらみ、ジワジワ国民の信頼を失くしていくのは国家にとっても大きなマイナスなんですけどね。

私が子供の頃、最初に憧れた職業は刑事でした。
でも自分の腕力と運動神経の無さを鑑みて諦めました。

長じてからも、いわゆる警察を嫌う、反体制気取りの人や団体には嫌悪がありました。
だって日本の警察、警官って大方は大人しいでしょ。(例外的な事例もないとはいえませんが)
でもこれくらい警官、怒鳴っても安心していられる国って珍しいと思うよ。
スピード違反で捕まった時なんて、帝国ホテルの研修に使いたいくらい態度は丁寧です。

でも淡々と切符を切ります。
どうしてこんな安全なとこでやるの、って場所でやってますよね。
まぁ危険な場所だと危ないですから(笑
自分たちも分かっているんです。
現場に出ていれば分からないはずないんでけど、上からノルマを化せられるからやらざる得ない。
真面目な警官ほどモチベーションが落ちて、二重に国を腐敗させます。

酒酔いの摘発はもっとやって良いと思うし、違反取締りにしても、ホントにこのパターンで事故が起きる。
だからこういう取締りをしよう。
捕まえ難いのは、こう工夫しようという発想で実行すれば、真面目な警官の方もやる気になり、国民の見る目も変わると思います。

その為にもまず速度制限の撤廃と、国産車のリミッターの解除をお願いしたいですね。

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May 25, 2007

フランシス・ベイコン対談 M・アルシャンボー

先日、サザビーズでマーク・ロスコに次ぐ63億円の値段がついたのが、フランシス・ベイコンの「インノケンティウス10世像による習作」です。
ご存知の方はご存知でしょうが、この作品は、ベラスケスの代表作「教皇インノケンティウス10世の肖像」をモティーフに、世界のカトリック教会を率いる著名なローマ教皇が、異様な未知の力で引き裂かれ断末魔の叫びを上げる、モダン・アートの歴史的傑作です。

個人的な考えですが、この画家は現代のアニメや映画にも影響を与えていて、劇場版パトレイバーの「廃棄物13号」のモンスターや、ホラー作家であり、映画も撮ったクライブ・バーガーの「ヘルレイザー」に出てきた化け物も、この人の「磔刑のキリストの足元の人物の三つの習作」から取られていると思います。

この本は、そんなベイコンの対談集で、以下興味深いところを抜書きします。

フランシス・ベイコン好きな画家、作家、音楽
チマブーエ(primitiveと呼ばれる13世紀ゴシック期の画家)普段は忘れられたような画家なので意表を突かれましたが、力強い構図と色合いが、なるほど、ベイコンの原型を思わせます。
ピカソ(でもゲルニカは嫌い)
ドガ、スーラー(意外だ!)
ギリシャ悲劇のアイスキュロスの「オレステイア」、シェークスピア(時に饒舌すぎるが)
好きな音楽はマリア・カラス

嫌いな画家
フェルメール、パウル・クレー(ボリュームがない)、
ルーベンスは偉大だが彼の絵を見ても何も感じない(←同感)
ベケット(シェイクスピアの方がより的確だ)


以下は、印象的な発言
「絵画とは何なのか、僕に言えるのは、自己流で、絶望しながら、自分の本能に従って、あっちに行ったりこっちに行ったりしているということだな」

「シュルレアリズムの画家は嫌いだが、ブルトンなどの書き手は好きだ」

「抽象絵画は僕には安易な解決に思えるんだ」

「僕の作品が暴力的だとはぜんぜん思わない。暴力うんぬんされるととても驚くんだ。
でも人生というのはすごく暴力的だと思う。
ピカソの作品も暴力的だけれども、それは出来があまりに素晴らしいからだ。生み出す信じ難い感動的な中味のせいで、それこそ見事な暴力というものだ」

「ピカソの絵は、破壊する暴力でなく、イメージの障害を取り除くいわば創りだす暴力だ。自分の中で何かが壊れて、別のものが現れるんだよ。何かに通じている暴力だな。」

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May 24, 2007

チャンピオンズ・リーグ・ファイナルを見逃しました

1年間、あんなに楽しみにしていたのに、見逃してしまった・・・
ショックだ。
今日だと思ったんだよ。

カードだってvsミランで最高だったのに。
カカが凄いパス出したみたいなのに・・・

ツマランボクシングを大宣伝してたらから、霞んじゃっんだよ。
TBSの馬鹿野郎!
フジテレビももっと宣伝しとけよ!
と書いたとこで思ったんだけど、地上波はほとんど見てないから宣伝してもダメか。
日経は新聞に載せとけよ!
結果が決まると、夕刊からスポーツ欄にデカデカと記事出すくせに!
前日の新聞に、今日の深夜にCL決勝やりますよ、って書いておけ!
さっきテレビ欄見直したら、午前2:30-サッカーって小さく載っているだけじゃん。

デカク書いとけ。
というか、テレビ欄全面に書いとけ!
昨日、俺に必要だった情報はそれだけなんだよ。

だいたい決勝だけ当日にやるから錯覚するんだよ。

スポーツ狂のこういうその場で見られない辛さは分らないだよな。
昔、本業の委員会に出た時、槙原が途中まで完全試合をしていたんだ。
俺は猛烈に見たかったんだが、委員会の開始と同時にテレビが切られてしまった。
今調べたら、もう12年も前のことなんだな。
今でも、昨日のことのよう、というには大げさだけど、無念さははっきり憶えている。

そんなこというならスカパーに入れ、といわれそうだが、実は器機とアンテナは張ってあるのだ。
でも見たいのって、CLくらいしかないんだもん。
映画はWOWOWだけでHDDに70時間。
DVDに落として観てないのが、・・・何十枚も溜まっています。
だからスカパーは、器械買ってアンテナ張ったとこで止めたんだよな。

あーーー、まぁ、しゃあないな。
来年は気をつけよう。
厄落としだと思おう・・・

これで来年は鬼のように気をつけていると、ツマンナイチームが決勝に上がってきたりするんだよな・・・

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May 23, 2007

Viking Warriorの課題   ケスラーvsアンドラーデ

容貌からファイト・スタイルまですべてがbeautifulなミッケル・ケスラー。
王座統一戦でマルクス・バイエルにあんな勝ち方をしたからもう無敵と思っていましたが、
この試合、タフなメキシカン、アンドラーデを倒しきれずに課題を浮かび上がらせました。

ボディが打てない、フックとアッパーにストレートほどのキレがない。
なるほどね。
こういうモンなんですね。
メキシコ人なら中軽量級の宝庫ですが、重いクラスはパッとしないからさ。
アンドラーデ、顔は地味だったけど、タフだったね。

メキシカンは、やっぱり侮れん。
アンドラーデは、アナドレナーデ、ということで!
↑ツマンナイですね。
でも思いついたからさ。


でもThe Pride of Wales、43戦無敗のカルザゲには勝てると思うよ。
オープンブローの連打男カルザゲは、レイシーに勝ってから少し過大評価と思う。
レイシーは、顔は怖いけど、さほど強い選手とは思えなかった。


ps
亀田兄弟の三男、和穀はジャブも打つしパンチが速いですね。
動きが滑らかなことに才能を感じます。
アメリカで練習するようですが、良いことだと思います。
親父が出てこなければ、唯一本物になるかもしれません。
と、書いた所でもう帰ってきちゃったの?
すっと行っていたほうがイイと思うよ。


さて、中継見るかな。。。

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前巷説百物語  京極夏彦

幻想的な「魍魎の匣」に続き京極夏彦の到達したもう一つの頂点。
重たいハードカバーの726Pを一気に読ませる、時代小説の傑作です。

題名からも分かるように、御行の又市誕生までが語られる人気シリーズの前段ですが、短編が連作構造になっており、特に最終話には、救世主復活から信仰の対象となる構造が、キリスト教誕生を意識させる大仕掛けになっています。

意外性のあるストーリーの魅力とともに、キャラクターがみなイイなのはいつも通りですが、
今回は特に山崎の旦那の活躍と過去の経緯の語りには痺れました。
弱い者に弱く、強い者に強いこの人は、影のあるハードボイルドキャラとして最高点を与えたいと思います。
また生真面目ながら渋い同心の志方と、時代物なら定番的とも云えるユーモラスなキャラクターにした岡っ引きの万三を上手くまとめ、コンビとしても安心して楽しめます。
京極夏彦は、語りの巧さがハンパじゃないですね。

得意の妖怪話の因数分解も冴えています。

京極夏彦の得意技は、一つの妖怪が誕生する背景として、

怪異に見える偶然の重なり×人の心の闇=妖怪

という図式を、妖怪側から因数分解し、逆から見せる手法がありますが、今回は長耳の仲蔵という細工師を登場させ、妖怪を実際に見せる趣向も成功していました。

この世に不思議なし、この世に不思議あり、というアリストテレス流の形式論理学では矛盾した現実を切り開いて読者に感慨を与える京極夏彦は、日本の誇る多様な妖怪の紹介者として、また卓越した小説家としても、村上春樹に続いて海外に売り出したい作家ですね。

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May 21, 2007

一生遊んで暮らしたい!

旅行から帰って来てからは、朝から晩まで毎日忙しく働いています。
昨日の日曜も午前中は仕事をして、午後からはウエイトとバイクのトレーニングをしたら異様に疲れてしまい、早寝。
やっぱり疲労はなかなか抜けないね。
寝る前にBSデジタル民放でギリシャ、サントリーニの旅番組を見たんだけれど懐かしかった。
あーー、もう仕事がキツイ、ツライ、したくない。

俺はどうも働いているより遊んでいる方が向いていると思うんだよ。
人間、向いてることをやった方がイイというなら一生遊んで暮らしたい。

普段は昼寝しててマセラティとかフェラーリにクダクダ乗って、ミッドタウンの美術館とかコンサートに行って、お洒落なレストランとか食べあるてさ。
たまに海外行くの。ファーストクラスとかビジネスで。
それ以外の週末は別荘ってことで。
そういう暮らしが良いね。

と、ここまで書いて自分でも呆れてバチが当たりそうなんで、反省し、生活のパターンを少し変えます。
早寝して朝型生活にする。

理由はその方が効率的に勉強し働けるから。
今の生活は朝の8時半から夜の7時前まで働いて、夕食。すると疲れてしまいうたた寝し、その後、濃いコーヒーを飲んで先物関係のデーター整理をして、ブログに記事を書いたりしてるんですが、どうも夜だとクダラナイテレビを観たり、ネットの中をさ迷ったりして時間が無駄になっている。
その僅かな時間を有効利用しようという狙いです。

疲れた頭でグズグズするより早く起きてスムーズに仕事を初め、同じ勉強をするにもすっきりした頭でやる。
オマエなんかどっちにしろゴマメの歯軋りだろ、って云われればそれまでですが、精一杯歯軋りをしたいと思います

実は「自分の人生を変える本」ってのを読んだんですよ。
そしたら3ヶ月後の目標と3年後の目標と10年後の目標を立てろと書いてあったので、とりあえず3ヵ月後の目標を立てました。
それならまずは生活の充実だろう、ってことで
夕食の後、コーヒーとか飲まずにとっととデーター整理をして早く寝る。
そして早起きしてつい5,6分遅れがちになる仕事もキッチリ定時に始める。
勉強も1時間はする。
です。

どうです。
真面目でしょう。
まぁ自分の為だから威張れないんだけどさ。

この記事挙げたらビリーズブートキャンプやって風呂は入って寝るぞ。
そして明日は早起きだ。

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May 20, 2007

日経、日経金融新聞、5/20に記事にした分

1)ユーロ経済全般
ユーロ圏の失業率は低下し、消費は好調。
通貨としてユーロを見る場合、域内経済の成長率、インフレ率が大きく乖離しないことが最も重要で、高騰した住宅価格に対し、収入はそれほど伸びてないので早晩調整局面を迎えるだろう。金利は4.5%が上限ではないのか?
また騰勢ますユーロは、輸出産業に痛手を与える可能性もある。


2)グリーンスパン
英国イングランド銀行キング総裁は、前総裁が金融政策について発言しないことを感謝するとコメント。そのグリーンスパン氏は、最近債券運用の会社の顧問になりました。


3)日本の個人は運用上手?
日本株で日本の個人は、高配当銘柄などファンダメンタルを中心に考え丹念に拾い、結果高い運用益を得た。それはファンダメンタル指数と呼ばれています。
「投資に興奮は必要ない。草木が育つを眺めるつもりがちょうど良い@サミュエルソン」
ちなみに日本株投信の応募は不振で、新興株投信は大人気です。コッチの傾向はどうなるでしょうか?

4)希少金属の高騰
ハイテク製造に欠かせない、ビスマス、イリジウム、ルテニウム(過去2年間で10倍)、ロジウム(27年ぶりの高値)、モリブデンなど希少金属が、急騰しています。
特殊金属の供給源はわずかな鉱山に限られているので、価格の変動が大きいですが、先物取引所がないのも供給不安を煽っています。

5)中国製有毒原料
パナマで販売されたせき止め薬に中国製の有害原料が含まれ100人が死亡しました。


6)日銀総裁、物価マイナスでも利上げ
日銀は展望のレポートでも利上げ願望を滲ませています。
中央銀行総裁になると、どうも自分の権力を振り回したくなるのでしょうか?
まぁ、物価マイナスで利上げというのは判断に苦しみますが、実体経済の悪化をもたらすような自国の総裁の判断間違いも、先物売りで儲けられるように機会をうかがいましょう。


7)先物取引上再編
有名なNY証券取引所をはるかに上回る利益を上げるCME(シカゴ先物取引所)には驚きます。商品開発力がハンパじゃないようです。
私も死んだような東穀と東工からシカゴに取引を徐々に移したいと思います。
また勉強がタイヘンですが。
先物取引はイカガワシイ、なんて思っているウチにこの様だよ。


8)国際商品、加熱感なき上昇
コーンに需給緩和観測が出ても、農産物の大口買い越しが減っても、商品は中々下落相場になりません。
その理由として、世界に溢れる余剰資金があまりに大きく、小さなポジションでしかない商品など、投資家がバイ・アンド・ホールド(買って長期投資)ならぬ、バイ・アンド・フォアゲット(買って忘れてしまう)になった、というジョークが生まれています。
みな買ったことすら忘れているから、売り手がいない、という状態だそうです。


9)中国株一段の上昇も
18ヶ月で200%の上昇でperは50倍。それでも中国では個人の海外投資が禁じられているから、投資の手段が不動産か、自国株しかない。
輸出で稼いだ外貨を吸収するので金あまりになる。最近では、利上げ(0.27%)や準備率の引き上げなど、金融引き締めすら悪抜けの買い材料になって制御がきかない。
大幅な利上げ(2-3%)は弱い国有企業を圧迫するので出来ない。
党大会までは株高か。
海外投資の自由化、株式ファンドの認定厳格化、指数先物の導入が、鍵にはなるだろう。


10)アメリカ経済と株価
米の成長率、小売り不振から4年ぶりに1%割れもありえる。
住宅の減速とガソリンの高騰。幅広い層で買い控えが起こっています。
それでも株価が上がるのは、金余りで自社株買いや、M&Aが多発している過剰流動性相場だからだそうです。

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May 19, 2007

マーク・ロスコの抽象画、現代美術で最高値

サザビーズのオークションで、マーク・ロスコの絵画が88億円で落札され、戦後美術の最高値をつけました。
上がると思ったんだ、この人の絵は・・・

私の絵画体験の双璧は、MoMAで見たルソーの「眠るジプシー女」とダ・ヴィンチの「受胎告知」ですが、3番目なら川村記念美術館のロスコ・ルームで見たマーク・ロスコです。

最初は全然分からない人だったんですが、当時良く行っていたイタリア料理店のシェフと奥さんが美大出身で、
「デ・キリコの、《街の神秘と憂愁》Machi
、なんて良いよね」、なんて話あっていてんですが、そこにマーク・ロスコの画集もあった。
それで「ロスコって分からないな」というと
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「巨大さに意味があるので、画集では分からないです。千葉の川村美術館にあるので、是非行って実物を見てください」
と言われたので行ってみた。

川村記念美術館には四方の壁が全部ロスコの絵画で占められているロスコ・ルームというがあるのですが、
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そこに静かに座り、壁一面を覆う実物のロスコを見ていると、まるでクローネンバーグの映画のような幻想的な世界に引き込まれるんです。
色彩と形態が動きだし、別の世界が見えてくる。
アブストラクト・アートの切り開いた世界を始めて実感した思いでしたね。
抽象絵画が分からないという方は是非一度行ってみてください。


ps1
1枚88億円でしたが、売り手のロックフェラーさんは46年前に1万ドルで買ったそうで、値上がり幅は7000倍以上!
本物の芸術作品はどんな投資よりパワフルです。

川村記念美術館にはそんなロスコの絵が7枚あります。
含み益はいかほどか?
上場していたら買い手殺到でしたね。

ps2
俺も大金持ちだったら、ロスコ・ルームが欲しいですね。
でもこんな芸術を独り占めするのも寂しい話。
そうか、川村記念美術館は、自分のコレクションだと思えばヨロシイのだ。

どうせ空いているしね。
行った時も独り占め状態だったモン。
モダン・アートはどうして人気がないのかしらん。
イイよ、マーク・ロスコは。

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May 18, 2007

キャッチャー・イン・ザ・ライ   サリンジャー&村上春樹訳

やはり本には読むべき年代というものがあるのでしょう。
主人公の「僕」に感情移入出来なくて困りました。

ご存知の方は多いと思いますが、この小説は、大人の社会に向かう少年が、思春期特有の繊細さから、欺瞞や偽善や世間の体面なんていうゴマカシがどうにも耐えられなくて、寄宿生の学校から家出し、NYを数日間彷徨するという話ですが、「僕」は終始意気地がなく、展望が甘く、考え足らずなのでイラつきます。

まぁ、現実の世界では、誰でも意気地なんてないんであって、ここでヒロイックだとフィクションでしょう、ということをサリンジャーは言いたいのでしょうけど、どうもね。


ただフィービーという主人公の妹が極めて魅力的なキャラクターとして登場し、そこは読みどころです。

《それから僕はレコードの話をした。
「あのさ、君のためにレコードを一枚買ってきたんだ。でも途中で落っことして粉々になっちまった」。「わりに酔っぱらっていたもんだからさ」
「そのかけらをちょうだい」とフィービーは言った。
「しまっておくから」。
彼女は僕の手の中にあるかけらをとって、ナイト・テーブルの引き出しに入れた。》

イイでしょう。ココは。
この後もともかくこのフィービーは可愛らしくイジラシク魅力満点です。
この娘の言動だけは全部抜書きしたいくらいだ。
サリンジャーには、できたら彼女を主人公に1本書いて欲しかったね。

ps
「未成熟なもののしるしとは、大儀のために高貴な死をもとめるこだ。その一方で成熟したものしるしとは、大儀のために卑しく生きることを求めることだ」
ラスト近くに出てくるこの文章は、作者テーマへのアンチテーゼでしょうか?

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May 17, 2007

サントリーニ幻想

古代アトランティスの伝説が語られるサントリーニ島は、エーゲ海の見る美しい夢が結晶となり、現し世に現れた島のようでした。
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綺麗な綺麗な夢の中にいるようで、見るものすべてが美しくfantasticです。

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日差しを照り返す白亜の壁と紺碧の海。


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奇妙なほど小さく入り組んだ階段やテラスが、幻想をかきたてて、現実感が曖昧になってきます。

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特に静寂なイアの街では、このままずっとまどろんでいたいと思うほどです
画像はクリックで拡大されます。
今回の旅の記事はこれで終わりです。

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デラ・ホーヤvsメイウェザー  WBC:Sウエルター

注目のメガ・ファイトでしたが、旅行中だったのでやっと見ました。

そもそも最初にこの話を聞いた時は、デラは正気か?と思いました。
ゴールデン・ボーイとしてデビューするや、史上初の6階級制覇をなしとげ、
その後プロモーターとしても成功し、順調すぎる人生から超人幻想でも抱いてしまったのか?と

一時は引退状態だったデラ・ホーヤ。復活してからも時間はあいています。
年もとっています。
ボクサーはトレーニングでパワーは戻せてもスピードは戻らないとされていますからね。
スピードの鬼神、メイウェザーに勝てるはずがなかろう、というのが正直な感想です。
モチロン、もっと若い全盛期に2度負けたモズリー戦も思い浮かべました。

対してメイウェザーは、相手を一方的に打ちのめしたガッティ戦を思い浮かべました。
だから帰りの飛行機の中で判定がスプリットだったことを知ったときは驚きました。

試合は1R、メイウェザーの超速の左が当たる。
パンチが見えません。
こんな相手にどうやって戦うのか、と思ったら、優る体格を利用してロープに詰め、ボディを打つ作戦。
なるほどね。
超人幻想どころか、しっかり理詰めの作戦があったわけです。
メイウェザーはロープに詰めても、ヌルヌルヌルヌルかわされて顔は打たせませんからね。
でもボディなら打てる。そしてボディが利いてくれば、悪魔と取り引きして得たような超速のスピードも落ちる、と。
それでもメイウェザーのスピードはなんなんでしょうね。

かつてニコロ・パガニーニという超絶技巧を誇ヴァイオリニストがいて、彼のテクニックがあまりに人間離れしているので、悪魔と取り引きして得た技術だ、と噂された逸話があるのですが、メイウェザーの見ていると映像が駒跳びをしているような速度には、時空間を切り取るmagicを、悪魔と取り引きして得たようにすら思えます。

中盤からはそんなメイウェザーが切り返し、次第にペースを握ります。
一方のデラ・ホーヤは前半の無理が次第に祟ってくる展開。
押し込んでボディ、というのは簡単でも、やれればメイウェザーが全勝であるわけないんであって・・・
それでも最終12R、ラスト30秒のお約束、デラ・ホーヤの集中打は見事でした。
まさにスーパースターの証明でした。

判定負けで破顔一笑、男ならこうありたいね、と思わせますね。

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May 16, 2007

クノッソスの迷宮とイラクリオンのビーチ

ギリシャ本土を後にすると、今度はクレタ島に飛び「クノッソスの迷宮」を観にいきます。
ミノタウロスの迷宮であり、製作したダイダロスには(メタファーに富んだ)イカロス伝説の因縁がありますが、現地は欧米人の観光客でともかく混んで順番待ちも大変でした。
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日差しが強く、私はサーファーの新婚さんに日焼け止めを借りる始末です。(この彼女がスタイル抜群で凄い美人!午後のビーチでもピカイチでした)
でも迷宮そのものは、あまり跡が残っていなくて、楽しむには少し想像力を必要としますね。
そういう意味からも解説を聞くのではなく、じっくり座って眺め回して思いを馳せる自分の時間が欲しかったです。
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午後はホテルのビーチに出ました
ビーチにいるのは、ほとんどが欧米系の白人観光客で、それ以外の方は私を含めて同じツアーから来てビーチに出たきた4.5人でした。
クレタ島は、遺跡とともに地中海を楽しむリゾート地の側面があるんですね。
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お年寄りが多かったのは、此処の性格(来るのに安くはないことと、若者向けのアクティビティには乏しいという両側面)を物語っているようです。
面白かったのは、各国のお国柄が出ていることで、フランス系の方は会話からなんとなく物憂げで、ドイツ語をしゃべる方はどこか堅苦しそうで、英語をしゃべるアメリカ人は車座になって盛り上がっている。(嘘みたいだけどホントです)

ビーチの私は、沖縄でしていたのと同じように日陰日陰に移動しながらの昼寝と、「キャッチャー・イン・ザ・ライ」の読書に励みました。
それにも飽きた後はビーチのバーでカクテルを。
ギリシャ人のバーテンダーはひたすら明るく、でもホテルオリジナルのカクテルのつくり方はともかくいい加減な感じです。
そしてやたらに英語で話しかけてきます。(ギリシャの方は一般にフレンドリーな印象でした)
ビーチの風景は一見沖縄と変わらないのに、風が乾燥していることは新鮮で、なるほどこれが地中海性とアジア・モンスーン気候の違いか、と妙に気候区分に納得する体験でした。

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ps
日本の格闘技ファンなら、ミノタウロスと言えば、柔術マジシャン、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラですが、なるほど彼のテクニックは相手を関節技の迷宮に誘うようです。

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CL準決勝2nd:ミランvsマンチェスターU  知ったつもりの不思議体験

旅行に行っていたので、いまさらですがやっと見ました。
スポーツの試合は出来れば結果を知らずに見たいものですが、長期に渡って旅行中なんてことになると無理ですよね。
うかつに開いた新聞に、あるいは、船や飛行機内のニュースでやってますから。

今回は、マンチェがドローからPKで勝利と聞いたような気になっていたので、ミラン乗りの私はガッカリしていたのですが、試合はカカからセードルが得点し2-0で前半を折り返し、後半も32分にジラルディーノが得点。
ここから13分でひっくり返されるの・・・?と、不思議に思っていると、
解説もミランファンには堪えられない試合ですね、なんて言っている。

サッカーは怖いな。専門家すら予想出来ない結末だったのか。
確かににネスタ中心の堅牢にみえる守備がそんなに短時間に崩されるのかね?
ルーニーが鬼神のごとき活躍でもするのかしらん、と思っているうちにロスタイム3分。
それも1分過ぎ2分過ぎ・・・終わってしまいました。

私はどんな記事を読んだ気になっていたのでしょう?
今となってはソッチの方が謎だ。

でも良かった。
これで決勝が楽しみです。
選手のキャラが立っている、ミランはやっぱり好きなチーム。
このまま優勝して日本に来てほしいな。

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デルフィの神域とクラシック・ラリー

デルフィの神域は、あのパウル・クレーの描いたパルナッソス山へあります。
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またパルナッソス山にはギリシャ悲劇の傑作、ソフォクレスの「オイディプス」の跡もあり、ここは写真撮影したかったな。
風景が良いという場所ではやたら撮影タイムが設けられていましたが、ここでなかったのは残念でした。

神託の行われていたというデルフィの遺跡には、先物取引をやっている関係からか、どことなくsympathyをおぼえます。
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未来が知りたくなるのは、時代を問わす人の性でしょう。
デルフィでは、写真でみたとの同じ場所でマッタリし、その後、下に降りてからは猫と戯れました。
生まれたばかりの子猫もいましたが、親猫は自分の餌ばっかり漁っていました。
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クラッシク・カーラリーの開催中でした
デルフィのホテル、アマリアに到着すると玄関前にポルシェの73カレラが!
クラシック・ポルシェの中でも究極の1品なので偽物も多いのですが、驚くべきことにこれは本物です。
ビックリしていると、今度はディノが滑り込んで来る。
音から察するにコレも極上モノです。

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どうやらクラシック・カーのラリーを開催中らしく、翌日には、ランチア・ストラトスに、ロータス・エラン、プジョー504、コルチナなどと混じってセリカ・クーペも見ました。
みないい音を出して公道を走っていて、しかも警察のサポート付き!
ディノなんかをラリーコンディションに保つのは大変なコストが掛かると思いますが、これで思いきり走ったら楽しみも相当でしょう。
こういうのを本当の贅沢と言いますね。


またホテルの外は、夜間危ないので注意してください、と言われてましたが、自己責任で出てみました。
神託が得られない凡人が、最後に信じるのは自分の判断とカンですよね。
リスクもありましたが、リターン(楽しいお店を見つけました)もありました。
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レーの絵以外の画像は、右クリック→リンクを開くで、拡大されます。

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May 14, 2007

メテオラ修道院と旅先でマッタリすること

今やユネスコ世界遺産のメテオラですが、周囲に近づくにつれその威容に圧倒されます、
ローソク岩なんてのは、ホントにローソクを立てたごとくに細く高くそそり立っています。
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本来、少しでも天に近く、俗生からは遠くという意志から、建設された修道院群ですが、今では世界的な観光地としてブランドになり、特に欧米人には人気があるようです。
便利安逸からは遠く、ひたすら神への祈りに生きる修道士の教会が、皮肉にも注目を浴びることになるというこの不思議。
未来を推し量ることの難しさも感じますね。

ガレージにはパジェロもあり、押し寄せる観光客を見ていると、経済的にも随分と潤っているなぁと感じ、それが信仰に与える影響が心配です。
お金は麻薬ですからね。

ただ異文化ぶりは健在で、売店では売る人がいなかったりします。
それを時間に追われた日本人観光客焦って待っています。
売店で買い物をしていたのは同じツアーの方が多かったですが、これは日本人観光客の文化的成熟を物語っていると思います。
アテネの高級ブランド店に寄り集まるより、ココでしか買えないギリシャ正教独特の十字架のキーホルダーとか、小さなイコン(聖画)を集めた小物とか沢山あったものね。
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勉強になったな、と思ったことは、ギリシャ正教とイコン(聖画)の関係と、ビザンチン美術の特徴が良く頭に入ったことです。
この辺、やはり書物だけの勉強より実感は強いですね。


旅先でゆっくりとするということ
時間を細かく区切られるパックツアーは、よく落ちつかないと言われますが、残念ながら私も今回実感しました。
行った先で案内を聞くのは良いと思いのですが、それだけだと自分の感慨は育ちませんよね。

旅行の醍醐味って、現地でマッタリしながら風を感じ、随分遠くに来たものだ、と思いをはせることだと思うのです。
しつこく説明された場所より、長距離ドライブ中に寄った何気ないドライブインが思い出になっていたりするんです。
でも人の気持ちってそんなものだとも思うのです。

だからメテオラでは岸壁に座り、ここがメテオラ、異郷の地かぁ・・・と短時間集中的になかば無理矢理感慨にふけりました。
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そしてデルフィへと移動しました。

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May 13, 2007

ギリシャ・エーゲ海旅行:パルテノン神殿とクルマ事情

アテネのホリディ・インには夜中の2時過ぎに付き、すぐに入浴。
もう30時間位風呂に入ってなかったからね。下着もベタベタ。
そして3時間寝てモーニング・コールに起こされ、朝食、着替えを出したトランクをパッケージしてアクロポリスの丘に出発しました。

写真で見ても丘の上にあるパルテノンですが、実際も高い場所にあり、もう何十万人が踏みしめたのか分らないツルツルになった大理石を歩きながら登ります。(もし行かれるなら滑り止めのついた靴が良いです。私はナイキのエア、トレーニング・シューズで行きました)

パルテノン神殿は大掛かりな工事中でしたが、デカイ!
そして美しいです。
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ただ写真を2枚撮ったところで、デジカメのバッテリーが放電してしまい写真アウトです。
今回の旅行シリーズ記事には、写真を貼ってますが、パルテノンの写真が少ないのはそういう訳です。

ドジな私を余所目にみなさんはカップルで、ご家族で記念写真取り捲り。
そんな風景を見て私は再び孤独に陥る・・・
それから古代アゴラの遺跡に移動。
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もう暑いよ。

そして孤独が心配な昼食となったのですが、いざ始まってみるとみなさんに積極的に声を掛けていただき、憂鬱な予想だった食事は一変、楽しいものになりました。

アテネクルマ事情
私はクルマ好きなので、海外に出ても注目します。
ギリシャには全体に安価なクルマが多いですが(ポルシェなんてヒルトンの傍でしか見なかった)、楽しそうなのは、バイクのノーヘルでした。
街中ではスーツにネクタイのビジネスマン風が二人乗りしていたり、高速ではタンデムの後席で女性が栗色の髪をなびかせていたり。
日本の感覚では危険なんでしょうが、美しいし、気持ち良さそうですね。
私もバイク、ノーヘルで乗ってみたいです。
これはリスク、自分持ちなんだからそれほど悪くはない、と思うのですが。

逆に怖いな、と思ったのは山道のワインディングを走るバスに平気で追い越しを掛ける根性です。
しかもクルマの性能が悪いのでスムーズに行ってない。
これはリスクを対向車に背負わせることになるのでヤメてもらいたいとこですね。

ジャパンメイドのサポーターとしては、1世代前のカローラが自家用とタクシーの両方に健闘しているのが目立ちました。
フィットは見なかったな。ヴィッツは多かった。
逆に日本でも珍しいビートとか、マーチのカブリオレが印象的でした。
向こうの人はオープン好きですよね。
ヒュンダイも走ってしましたよ。
印象的だったのは、クーペと、キアだっけ?目が上を向いたジウジアーロデザイン?の小型車がありましたよね。アレが目に付きました。
デザインは力ですよね。

こうしてメテオラに移動しました。

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今日は結婚式に行ってきました

普段は休日、引き篭もりの私ですが、今日は福島まで結婚式に行ってきました。
ギリシャ、エーゲ海から帰ったと思ったら今日は福島と連日の大移動です。

式は、新郎新婦共に体育会系なのでやたらと盛り上がっていました。
結婚式って結構カップルの色が出ますよね。
それにしても式からバスの運行まで時間に正確なこと、入ったトイレがオートマチックで蓋の開け閉めから洗浄までしてくれること、ギリシャとはエライ違いではあります。

でも在来線と新幹線の乗り継ぎは疲れた。
帰ってから根性で一用事を済ませ、もうクタクタ。

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May 12, 2007

サントリーニ・ギリシャ旅行:ローマ空港で妻を思う

アリタリアの飛行機がローマに着いた時、外はまだ暮れきってなかったので、思わず、
太陽の国、イタリア!アモーレの都市、ローマ!と眩しいような光を期待したのですが、
現実はそれからの数時間の運命を象徴するようなどんよりとした曇り空でした。

ローマだって年がら年中晴れてる分けはないでしょうから、勝手に期待されても迷惑でしょうが、どうも最初はテンションが落ちました。
それから仲良くなるみなさんとも最初なのでまったく接点がなく、一人黙然とロビーに佇んでいると、大きな夕日も落ちていく。
頭痛も兆していく。
そしてアテネ行きのアリタリアはディレイに次ぐディレイ・・・、
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最初の30分遅れこそ表示されたものの、それからは沈黙の作戦に出たらしく黙ったまま時は流れました。
ローマ、アテネ間は2時間のフライトだから、うーん夜の11時を過ぎた今ならつくのは深夜の1時?
それから空港からバスに乗ってホテルにはいつ着くの?
俺はえーと、昨日の何時から寝てないの?
明日はそれでも6時に起きて、アクロポリスの丘です。
何時間寝られるんだろう?
これから9日間、果てして無事に旅は続くのだろうか、とやけに弱気になっていました。
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そんな気分に落ち込むと思いだすのは優しく見送ってくれた妻のことばかり。
今回もギリギリまで仕事をしていた私の代わりに旅行の仕度を準備万端整えてくれたのです。
妻は極端に船に弱く、サントリーニでの山道にも自信がない、と自分は行かないのにね。
良くやってくれるんですよ。

こんなことならみんなと一緒に東京国際フォーラムで「熱狂の日」を聞いて、ミッドタウンにでも行って、リッツ・カールトンにでも泊まれば良かった、とホント情けない話・・・
とてもハードボイルドとはいえない心境です。

それにしてもずっと一人で生きてきた若い頃には、こんなに依存してしまう人間が出来るとは思わなかった。
ありがたい反面、自分がやけに弱くなった感じがします。
おーーーい、○○子―!と遥かローマから時差も勘案せず呼びかけていました。
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思えば情けない旅の始まりだったのです。

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あなたに不利な証拠として    LL・ドラモンド

ミランダ警告第2章から題名の取られた、「このミス」海外部門1位の作品です。
5人の女性警察官が入れ替わりに主人公になる連作短編ですが、内容はみな重く、読後感は文学に近いものがあります。
現実の厳しさと残酷さに打ちのめされ、傷つきながらも再生する女性警官達の物語。
奇想天外なトリックもなく胸のすくアクションもなしです。

結局、世の大きな流れとして女性が男性のしていた仕事をしていく流れがあり、それが珍しかった頃はそれだけが話題になり、夢だった頃はヒロインが生まれ、現実になじみ始めるとこうしたリアリティのある話が出来る。
そんな正常進化の中から生まれた作品かもしれません。
筆者は筆力があり苦闘する女性警官の苦悩が読者にリアルに伝わってきます。
これなら固定ファンもつくだろうな、と思うのですが、私にはちょっとヘビーでした。

ミステリーは楽しければ良い、と割り切るわけではなく、深く感動させる作品も好きですが、この作品でのツボや段取りは私の好みではなかったのは残念でした。

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May 11, 2007

サントリーニ・ギリシャの旅雑感:2

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今回朝食はすべてコンチネンタル・ブレックファースト(各種のパン、コーヒー、紅茶、オレンジジュース、ハム、ベーコン、サラダ、ソーセージ、デザートなどから好きに選ぶバイキング)で、ホテルに格差はあっても、ほとんど同じ水準(ヒルトンの中身を選べるオムレツのみ絶品!)でした。
思い返すと、さすがLook、JTBクオリティで、何気なくても現地のホテルと随分すり合わせをした結果だと思います。(出来ない処は使わない、ということ)
昼食と夕食は、移動した先々の名物ギリシャ料理で、ムサカというナスとひき肉のオーブン焼き以外は、それほど美味しいとは思いませんでした。
でも海外に行って思うのは、どこでも何でも手に入る日本という環境が恵まれすぎているのであって、ひっそりとした遺跡のある地方に旨い日本料理がないからと言って文句も言えないものなのです。
嫌なら来るなと、そういう処です。

最終日の夕食のみ中華で、これには救われた思いでした。
私の場合、海外に出て最初に参るのが食事で、日本食が切れるとダメなのです。
焼きのり、納豆、生卵なんてのを白いご飯にかけて食べたかったです。
そこで工夫として小瓶にお醤油を持っていくとイイかもしれません。
鳥のもも肉が1本出た時があったのですが、ソースとあまり絡んでなくて、醤油があったら食えた、という料理もありました。(ただ液体の機内持ち込みは随分厳しいので注意です)


2)衣服
今回の旅行では、日中は南欧独特の強い日差しが照りつけTシャツ1枚でも大汗をかくほどでした。
それが夕方になるとセーターを羽織たくなるほど冷え込み、さらに移動中のバスが冷えたり、高速船が猛烈な冷房だったり、と合わせるのが大変です。
暑そうな時の最強の組み合わせは、Tシャツ(着ていると話題になりやすいのが良い。私はルソー展で買ったTシャツから話が弾みました)、寒くなったらその上にシャツ、パーカー、薄手のセーターと順次羽織っていきます。
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3)遺跡巡りは体力勝負
ハワイなんかで、ビーチで寝てるだけとか、動き回る観光でもNYやパリなど1都市滞在型と違い、本なんかでは次のページに載っている遺跡でも現実に1つ1つ見て歩こうと思うと大変です。
今回は陸路だけで往復800キロ!さらに飛行機でクレタ島まで往復し、高速船でサントリーニ島に行きと移動量が半端じゃないです。
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そのつどホテルが変わり、トランクのパッケージが必要で、移動先でもともかく歩きます。そこで体調管理が最重要となりまが、体が弱ると食欲が落ちますが、無理に食べなくても良いでしょう。
酒の飲みすぎもヤメタ方が良いと思います。
テーブルになんとなく置いてある水は、確認してから飲んだ方が良いでしょう。
私はミネラルウォーター以外飲みませんでした。
わずかなお金を節約して、体調崩したらせっかくの観光が苦行になりますからね。
胃腸薬、ビタミン剤、アミノ酸製剤等のサプリメントも持っていった方が良いと思います。


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May 10, 2007

ギリシャ、サントリーニ旅行雑感:1

1)ツアーでした
パッケージ・ツアーでしたが、新婚さんカップル5組を含む総計28人の大所帯!
最初は、どうしよう、馴染めなかったら・・・食事の時なんか、一人は辛いなぁ、と思っていたのですが、今回の参加者の方々はみなフレンドリーで、とても仲良くしていただきました。
(私にだけ優しいのではなく、お年を召した方の荷物を積極的に獲って挙げる方あり、トランクの出なかった方への親切あり、とみなさんの人間性が素晴らしかった!)
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どうもありがとうございます!
おかげで大変笑いの多い旅行になりました。


2)飛行機
アリタリア航空でした。(アテネ、クレタ島間のみオリンピック航空)
知ってる方は知っているイタリア式のいい加減な航空会社です。
ビジネス・クラスで行きましたが、あのビジネス用の巨大な椅子が不調で調整している内に、ドカンと倒れたり!(ハッキリ言ってかなり怖い光景でした)、乗り継ぎでデレィが出たり、とやっぱり出来れば避けたい会社ですね。
デレィから延泊あり、と聞かされた時は、仕事がタップリ詰まっている私は気絶しそうな気になった!

でも帰りはアテネ、ミラノ間、ミラノ成田間、共にビジネスは空いていて二人分を占拠!
ビジネスの二人分占拠は最強でした。
だからあまり文句も言えないかな・・・


3)中国人観光客の台頭
アテネのホリディ・インのロビーでゆっくりしていたら、周りの人がみな中国語でした(笑
サントリーニ島にも進出中!
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カフェで地図を広げてギリシャ人のボーイを圧倒しています。
古代博物館にもニコンのカメラとソニーのビデオを持って進出してました。
私、国民の文化愛好度と経済の発展度は比例すると考えてます。

まだ飛行機のビジネス・クラスにはいないし(ほとんど日本人です)、ヒルトン、メテオラ、クレタにもいませんでしたが、今回は元気な日本人だけが気炎を上げていたビジネスのラウンジに、中国語が溢れる日はそう遠くないでしょうね。

4)ホテル
初日の深夜着、早朝出のホリディ・インは、ホリディ・インですがから特に豪華ではりませんでしたが、スタッフは大変親切で、落し物をとっておいてくれたり、私の置き忘れたボールペンも渡してくれたり(日本では当たり前でもラテン系の国では珍しい)深夜でもキッチリ応対してくれました。

ディバニ・メテオラはガラス張りのエレベーター(スピードは異様にのろい)が綺麗。

クレタ・マリスはまさにクノッソスの迷宮ばりの造りでした。
しかも深夜に突然の停電あり!
おちおち風呂にも入れなかった。
でもビーチは最高!
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最終日のLグレードホテル、ヒルトン・アテネは、内装が一新されて、日本でいうと帝国、ウエスティン・クラスでしょう。(パークハイには届かない)
シャワールームとバスが分離されているのが良いよね。
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廊下の絨毯は見ていると眩暈がする模様です。
最上階のバーは、必ず行ってください。
ライトアップしたパルテノンが楽しめるようです。

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サントリーニ&エーゲ海、ギリシャ遺跡に行って来ました

アート、数学、戯曲(後の小説、映画に至るまでのフィクションの大本)など、ヨーロッパ文化の淵源たる古代ギリシャの文明に触れたいということと、白亜の島サントリーニ島に行ってみたかったので行ってきました。
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行ったのは、アクロポリスの丘、パルテノン神殿、ゼウス神殿、古代アゴラ遺跡、メテオラ修道院、デルフィの神域、アポロンの神域、クノッソス宮殿、サントリーニ島、ギリシャ古代博物館
です。
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奇岩の上のメテオラとか、炎天下のクノッソスなど歩く範囲が広く、ホテルも日替わりでクタビレました。
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それでも先ほど帰り着くと、ご無沙汰していた先物関係のデータ整理をして注文を出し、明日から仕事の準備もしました。
記事はテーマ別(それほどのモノではありませんが)に書いていきたいと思います。


写真は、右クリック→リンクを開く、で、大きな画面になります。

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May 01, 2007

旅行のお知らせ

明日から10日ほど旅行に行きます。
コメント、TBのお返しなどその後になりますので、どうかご容赦を。

私の仕事は基本的に断れないので、今日は、明日またぎにならないか、と冷や冷やでした。

先物関係はみな決済しました。
ポジションをもっていると、暇にまかせて旅先でも延々とやってますからね。
今度行く処は、長らく憧れの地だった場所なので、そんな無駄なことはしたくないので。

それから私の場合、旅行=どんな本を持っていくか、ですが、
今回は
死霊二巻@埴谷雄高
抗夫@夏目漱石
キャッチャー・イン・ザ・ライ@サリンジャー
族長の秋@G・マルケス
奇術師@プリースト
ナイン・テイラーズ@セイヤーズ
です。
京極堂の新刊を持っていきたかったのですが、厚いのでヤメ。

出先で「死霊」を読んでいてどうする、という話ですが、日本語の本が他にない環境でないと読みそうもないので持っていきます。

帰ってきたら記事を書きますね。
よろしくお願いします。

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