スローライフでいこう:2 エクイナット・イーシュワラン
1)スローダウンして集中すること
この本がイイな、と思ったのは、私の性格の欠点を見事に上げているからです。
それは集中力のなさと揺れ動く心、です。
勉強にしろ、食事にしろ、いつの間にかナガラが当たり前になってしまった。
HDDに撮り溜めた映画でも、観ているウチにすぐに変えてしまいます。
一度きに10冊も20冊も同時に本を読みます。
そんな習慣を改めるようイーシュワランは諭します。
集中して楽しまなければ本当に楽しんだことにはなりません。
それには、すべてをやろう、絶えず最大限の楽しみを獲得しようとしていてはダメです。
やりたいことをすべてやるのは無理だと、自分に認めさせること。
そしてスローダウンさせることです。
じっくり味あわなければ、結局何も味わえません。
心は思考や思いによってチャンネルが変わるテレビの一種です。
心が勝手にチャンネルを変えているのです。
怒りや怖れのような否定的な思いは速く動きます。
反対に愛情、忍耐、優しさなどで、心はゆっくりと動きます。
速く動く心は病み、ゆっくりと動く心は健全です。不動の心は神聖です。
意のままに自分の気持ちを方向づけることほど、人生において頼もしい力はありません。
一時に一つのことだけに100%集中出来るなら、どのような人生でも間違いなく目標に到達することが出来ます。
自分の心の主人となれば、困難に遭遇しても、自分の思考のプロセスをコントロールできます。
落ち着きのない心にやすらぎは訪れません。
心が安らいでいなければ、歓びを感じることもありません。
生活が調和してくると常に歓びを感じることが出来ます。
ここで言う歓びとは、物事がいつも自分の思うように進んでいくことではありません。
心が乱れず自分に静かな自信を感じていられる状態のことです。
何もかも自分が望むとおりにいっている時だけ幸せなのだ、というのは現代人の人生に対する謝った認識なのです。
人生が思い通りに行かないことはいいことだと思っています。
そうあって欲しいと望むことが最善とは限りません。
試練がなければ我々はどうやって成長するでしょう。
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