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January 2007

January 31, 2007

マダガスカル

ドリームワークス制作の動物アニメですが、例によってハリウッド仕込みの脚本が冴えて笑わせます。

ストーリーは、マンハッタンの動物園に住む都会派のライオン、シマウマ、キリンにカバの4人というか4匹が、ひょんなことからマダガスカルの大自然の中に放りだされて大慌て、というコメディ。

音楽の使い方が上手くて、シマウマが闊歩する時に流れる「ステイン・アライブ」とか、マダガスカル島で地元のキツネサルが踊っているI like moving とかもうノリノリです。

ともかくセリフ回しと音楽の使い方は上手いよ。
遊び心って大切だよね。
巧く遊んでいる大人じゃないと、このセンスは付かないと思います。

そういう意味で、悪いペンギン4人組も傑作。
「ニコニコ笑って手を降れ、ニコニコとな」
なんて仲間に言いながら、チームワークもピッタリに悪巧みをします。
強かでめげないハードボイルドでもあります。

まったく期待していなかったせいかオモシロく見られました。
欝な気分の時にはイイかもです。

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January 30, 2007

羊たちの沈黙@ジョナサン・デミ

トーマス・ハリスの傑作小説を映画化し、91年には、なんとアカデミー作品賞、監督賞、主演女優賞、主演男優賞、脚本賞の主要五部門を掻っ攫った1本です。

この映画、語るべきことが多すぎますが、冒頭のシーンから「聖」と「俗」、「善」と「悪」「卑しさ」と「高貴」という対照点に絞って書いてみます。
この映画は、それがひっくり返っているところが幻惑となり惹きつけられるのです。

1)クラリス(ジョディ・フォスター)の魅力について。
早暁のFBIの訓練所でクラリスは息を切らせてフィールド・アスレチックに挑んでます。
ジョディは小柄で、腕力もなさそうで、動きにも切れはありません。
その後に出てくる肉体派女優のアンジョリーナ・ジョリーやジェニファー・ロペスのような野性の身体能力はありませんが、それを超える心の強さ、「苦しみ」や「痛み」には打ち克つだろうな、
という強い意思を秘めた表情が魅力的です。
正義の為には自らの危険もいとわない彼女には「聖性」があります。

彼女が会いにいくのが、映画史上、最も魅力的な「悪魔」、レクター博士です。

2)卑しさの象徴、Drチルトン
途中に会うのが、刑務所の医療管理医師、でDrチルトンです。
彼は社会的には悪いことをせず、仕事に励み出世をしたいわば社会的な「善人」ですが、
若いクラリスの肉体に目をつけて口説く下卑た俗物です。
自分が常に評価されていなと不安になる小心者でもあります。

3)ハンニバル・レクターの肖像
何重にも閉じられた鉄格子を抜けて抜けて地下の迷宮のような牢獄にカメラが入る頃には、
観客はそのただどこのなさに、どんな怪物が出てくるのか、と思っていると、
シェイクスピアの舞台劇に出てくるようにアンソニー・ホプキンスが、胸を張り、バレエのダンサーのように片足を引いて立っています。
立ち居振る舞いは優雅で、言葉にはインテリジェンスがあふれています。
揺らぐことのない蒼い硬玉のような瞳は、困難な状況にも冷静で自分を見失いません。
アンソニー・ホプキンスの創造した、奇跡ともいえる極めて魅力的なキャラクターです。

そんなレクターがクラリスに惹かれるのは、その内面に、克己心や、正義感、勇気、があるからです。
「悪」であるはずの者が、他人の内面の「高貴な属性」を評価する。
これは矛盾です。

対してDrチルトンはクラリスの肉体にだけ目をつけ、その豊かな内面への共感はありません。

「悪」がクラリスの魂を評価し、「善」であるチルトンには若い女の肉体しか見えていない。
困難に泰然とする悪に対し、少しのことでうろたえる善。

聖なる者の気持ち(と観客の気持ち)が、どちらに傾くかは自明ですが、そんな二律背反的な困惑が魅力になってます。

とここまでで冒頭の30分です。
傑作といわれるわけですよね。

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January 29, 2007

男はつらいよ 寅次郎紅の花

最後の作品です。
前作で随分落ちたエネルギーは、今回、後藤久美子の出演により回復しています。
満男はクルマをブツケたり、初期の寅さんを思わせるアナーキズムで盛り上げます。
ゴクミが相手だと。満男のエネルギーに火がつくんですよね。
燃え尽きる蝋燭の最後の炎は、やはりカリスマのある女優が灯すものかもしれません。


マドンナが浅丘ルリ子というのも因縁の成就のようで良かったですね。
奄美は、加計呂麻島でのノンビリした二人の生活。
朝の魚のおすそ分け、昼は庭から果物を。
そして夜は島唄と酒盛り・・・
二人は一足速く天国を覗いていたんだと思いました。

「男はつらいよ」は、その時々の時事風論が巧みに取り入られる映画でしたが、今回は神戸大震災。
これも時代の象徴になるでしょうね。
神戸震災と共に寅さんは終わったわけです。

ps
NHKは、もう一回やらないかね。
俺、前半は見逃したんですよ。

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January 28, 2007

流れるように動き、緩急をつけて、完全なる連覇 R・フェデラーvsゴンサレス 07全豪決勝

今日のフェデラーは立ち上がりにフォアの決め球が入らない。
最初にゲームを失ったのもフェデラーでしたが、慌てることなく、優雅ともいえるスタイルでゆったりとしたペースから突然の勝負に出ます。
なんだか急にペースを変えてくる処は、ブラジル代表のサッカーを思わせました。

次のゲームを取り返すと、第一セットはタイブレークから取るともう試合はフェデラーのモノ。
第二セットは予定調和的に6-4で取り、第三セットも6-4(←これは試合中に予測して書きましたが、その通りになりました)。

一方、力みまくったゴンザレスは大変な騒ぎ。
鉄壁とも言えるフェデラーのコートを破ろうと、わあわあ言いながら強打を繰り返しましたが、愛嬌が目立つだけでした。
足は抜群に速いし、スタミナはあるし、サーブもストロークも威力抜群なんだけどね。

なんでこう対戦相手を引き立て役にしてしまうのかな。
ともかく無駄がない。
力みがない。
それでいてペースを握れる。


これでフェデラーは36連勝。
今大会はセット落ちすらない完全優勝の終幕。


ps
フェデラーの作ったソナタのようなゲームの指示は、
「流れるように動き、緩急を付けて」
という1戦でした。

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January 27, 2007

魔人降臨 セレナ・ウイリアムスvsマリア・シャラポワ 07全豪決勝

全米を制し、ナンバー1に戴冠したマリア・シャラポワとノーシードから勝ちあがったセレナ・ウイリアムスの戦いは、予想外の結末になりました。

今日のセレナはまさに超人。
№1のシャラポワにすら出来ることはなにもなかった。
セレナは全てをボールをフル・ショットし、相手にも自分にも一切の妥協を許さない。

センターへのサービスは猛速で、ワイドに切れるサービスでは、相手を完全にコートから追い出す。
もっと凄まじいのがリターンで、ボディへアングルへと容赦のない強打で襲ってくる。
本来調子の悪かったシャラポワのサービスはこれで完全に崩壊。

追い討ちを掛けるストロークでは、タフに盛り上がった上腕を一閃させると、勢いのまま片足が跳ね上がるほど豪打する。
ネット・プレーの切れ味も殺人的。
全部が強打の勝負球でそれがほとんど入る!
遊びに行く球、緩急をつけるボールは一切ない。
まるで素人の強打自慢の選手だが、違うのはラインギリギリにみな入ること。

こういうバカ当たりに当たっている状態の選手に、相手がやることは一つだけ。
ムーンボールなどを混ぜてペースを変えることだが、結局、ペースすら変えられなかった。

実は、こういう戦い方は良くないものとされている。
ボクシングでも(なんで唐突にボクシングの話しになるかというと、現代のテニスはボールを挟んだ殴り合いだから)全てのパンチを強打すると、相手はそれに馴れ、自分は疲労がたまるといわれる。
プロは本来、それほどレベルが変わらないので、緩急を挟むリズムと作戦が思案のしどころになるのだが、今日のセレナはそのまま押し切った。


まさに完全勝利。

試合後、シャラポワの呆然とした表情が全てを語った試合でした。

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January 26, 2007

興奮する数学:2  

クレイ研究所の取り上げた、数学のミレニアム問題について解説された本の二回目の記事です。

第四の問題:ナヴィエ-ストークス方程式
流体の運動を記述する方程式ですが、解けていません。
流体に粘性がないという条件下では、オイラーが定式化してますが、現実的な3次元下の粘性ありだと、解の存在すら不確かという状態。
実際に式を見ると、一見なんの変哲もない偏微分方程式で、7つの問題の中では圧倒的に簡単に思えます。
むしろこれが解けていないのが不思議な位でした。
でも解ける予定もないのだそうです。


第五の問題:ポアンカレ予想
非常に有名な問題ですが、どうやらグリゴリー・ペレルマン(超人的な数学的天才にしてフィールズ賞もクレイ研究所の賞金も辞退する奇人)が解いたようです。

位相幾何学(位置とネットワークの幾何学です。現実的な応用例としては地価鉄の路線図があります。形と距離は考えず、ひたすら位置と繋がりの関係だけを考えます)の問題で、オイラーが定義しました。

話しはズレルけどオイラーもスゴイよね。
この本でもリーマン予想、ナヴィエ-ストークス方程式、ポアンカレと3つに顔出してる。

要は、閉曲面(一つの面しかない境界のない曲面のこと。例:メビウスの輪。クラインの壷)の分類の問題です。
分類する指標は2つ。

1)オイラー標数
「オイラーのネットワークの公式」
頂点(結節点)V、辺(頂点を結ぶ線)E、面(辺で囲まれた領域)Fとしたとき
V-E+F=1
というオイラー指標が成立すれば平面とトポロジー的に同値ということ。
これが位相不変量と呼ばれ、成立すれば位相変換(平面と同じ性質)できます。
出来なければ、違う曲面ということ。

2)向きつけ可能性
メビウスの輪に時計周りの矢印を付けた円を描いていくと、やがて向きが逆になります。
こうして右手系と左手系を入れ換えられるのを、向きつけ可能、と定義します。
球と平面も向きつけ可能です。
クラインの壷は向きつけ不可能です。

以上の二つの属性で、閉曲面を分類できるとするのを、曲面の分類定理と呼びます。


今日はここまで。
この後、多様体が出てきます。
多様体と楕円曲線を抑えれば、立派な素人数学ファンです。

ps
まぁ、私は土日も仕事なんで普段と変わらないのですが、世間では花金と呼ばれる夜にこんな記事を書いているのもなんですよね。

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January 25, 2007

9.11への道

アメリカでテレビ放映されクリントン政権の無責任ぶりが話題になった5時間のドキュメンタリー・ドラマです。

テレビ・ドラマは映画に劣るという先入観がありましたが、これは別格とも云える出来でした。
911独立調査委員会の報告書をベースに、おそらくは膨大な予算を使い、映画では上映しきれない長尺をまとめあげた腕力は相当なものです。

見る側としては、実際に起きた事件であり、2機目の衝突はライブで見ていたので、あの衝撃の生々しさが蘇り怖いです。
この辺は実録の強みですが、それが生かせる説得力を持っています。

ドラマは時間軸をジャンプさせながら、93年2月のWTC駐車場爆破事件から始まります。
その時からWTCを倒壊させる、というのは悲願だったわけです。
それから、なんで、こうして、こうなったか、という延々8年半の経緯が迫力をもって描かれていて、まさに現代史の1ページのドラマは成功していると思いました。

アフガニスタンやパキスタンでの映像は、無数ともいえるエキストラを動かし、砂塵と廃墟の中にコーランが流れるさまは本物と見まがうばかり。
モチロン途中途中には、テレビで見慣れたニュース映像がはさまり現実感は嫌でもアップ。
顔を知っているオルブライトやマスード、オマルなんて、改めて見ると違うのだけれど、
途中のブッシュ大統領なんかが本物の映像なので、とてもリアルに感じました。

「おまえを背の高い人に会わせる」なんてセリフはゾックとしますよ。


実感したこと
1)どんな組織も実力は現場力に出る。
名もない空港保安委員や税関職員が大きな活躍をしています。
いくら上が優秀でも結局、現場がダメならダメなんでしょうね。
これは企業でいうと、ソニーがダメでトヨタが良いのに繋がりますかね。

2)クリントン政権の無能ぶりが目立ちますが、結局、事なかれ主義の敗北なんだろうな。
でも現実に自分が、その立場にたったら保身を考えてリスクはとり難いよね。

それから後からの理屈はいくらでも付く、というのも実感します。
投機で言えば、チャートを見て、
「ほら、この高値で買い持ちを閉じて、新規で売り、それはこの安値で買い戻し」、
なんていくらでも言えるのだけれど、その場に自分が立つと難しいモノ。

だからこういう組織で仕事をされるなら、リスクを取りやすい環境にしておかないとダメでしょうね。
その点、日本はどうなんでしょうか?
ダメなんでしょうね(笑

3)髭を生やし、ターバンを巻き、自動小銃片手に歩きまわるムジャヒディーンの連中は、どことなく生き生きしていました。
暴力は許されるものではないし、悲劇だけれど、男ってやっぱり、朝から晩まで書類仕事をするよりも、戦いに燃える生き物なのだと思うよ。


機会があったら見といて良い1本です。
5時間だけど、前後編に別れているから分けて観てください。

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January 24, 2007

鬱な用事にセルシオで行く

本日は休日なれど、鬱な用事がありセルシオで出掛けました。
なんでマセラティで行かないのかというと、あの不安定なハンドリングのクルマで遠出すると頭痛がしてくるのです。
やっぱりあのクルマの使い方は、気持ちの良い風の日に、近場を流すことに限定ですね。

高速を遠出したのですが、やっぱり圧倒的に楽です。
直進性も抜群だし、音は静かで180キロで効くリミッターも滑らか。

今日は高速が空いていてかなり飛ばしたのですが、速いですよね。
アベレージでは1番かも。

S2000は峠では速いと思いますが、高速ではトントンか安心感でセルシオでしょう。
マセラティは峠で負けて、高速も連続走行だと苦しいかもしれません。
唯一アドバンテージがあるのは、100キロから用意ドンで行った時の加速のみ。
特に150キロを超えるとセルシオは加速が鈍るので、その辺から上はマセラティが明確に速いです。
でもすぐおっかなくなって、長距離では180キロキープが楽なセルシオにやられるでしょうね。

なんでこの完成度が作れないかな、マセラティ。
それでも、じゃあ、いらない、とはならないんだよね。
あのインテリアが醸すデカダンと、風が粘りつくような夏の夜にゆっくりと流す時の愉悦はセルシオにはない・・・
エンジニアリングには優れているジャパンメイドを、味がないと切り捨てる自動車評論家は嫌いなのですが・・・

レスサスがあのインテリアを手に入れればそれが1番なんだけれども、それも無理なんだろうな。

用事は済みました。
でも一日も終わりました。
これで休みは2月4日までありません。
今週の日曜は仕事。月末は書類仕事です。

まぁしょうがないさ。

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January 23, 2007

敗因と   06、ドイツWカップ

3人の著者が50人以上の関係者にインタビューして10編のエピソードとして綴った、日本代表のドイツWカップでの断面図です。

複数の著者が多面的に書いているので、読了する頃には複雑な思いが、ますます複雑になっています。
でもそれで良いと思うのです。
サッカーはゲーム自体が有機的で一通りでなく、ましてや巨大組織として動く代表戦、Wカップとなれば、多くの要因がその結果を左右します。

巷間問題視された、ジーコの資質。中田と他のメンバーとの確執、なども結論は簡単ではない、と思いました。

今回のWカップはオージー戦での、残り8分が全てだったと思います。
そしてそれは日本のスタミナ切れから起こりました。
スタミナが切れたのは、涼しい夜の予定が、日本でのTV中継の要望上、昼間に変更されたことも大きな要因でしょう。
でもあの当時、日本戦が早朝の4時でなく夜の10時ということにどれだけ喜んだでしょうか。
中継するTV局にしても日本サッカー協会にしても、ファンの思いも、
昼間=暑い=日本有利、と思っていたはずです。
でも結果はオージーのパワープレイを有利にしてしまった。

歴史にifはないけれど、あれが夜間だったら、日本の体力は持ったのではないか?
そしたらまったく風景は違っていたはずです。

去年の年末の回顧番組で、オージー戦を見るたびに、もしかして点の入らない、
日本の勝った映像が流れるのではないか、とせん無いことを思う自分に驚いていました。

ワールド・カップとは、そんな魔物のいる場所なのです。

ps
ホントウは金子グループの本なので買いたくなかった。
昔は読んでいたわけですが、テレビでのコメントや雑誌の掲載記事を読んでいるうちに、もう絶対金子の本は買うまい、と決めていたので少し無念です。

10編中、5編を書いている戸塚啓と3編書いている木崎は早く独立してクダサイ。
私にとって金子の名前は逆ネームバリュー。
グループだとかえって敬遠したくなります。

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January 22, 2007

音楽バトン

スマさんの処から拾ってきました

01:初めて好きになったアーティストは?
 完全な最初ならブルーコメッツ(笑・・・そういう年なんです。
本気でショックを受けたのはビートルズでしょうね。

02:初めて買ったCDは? 覚えている範囲では。
 CDは憶えてません。
レコードならブルーシャトウです(笑←シツコイ!
LPならレット・イット・ビーですね。

03:今いちばん好きなアーティストは?
 異様なほどプッチーニにハマッテます。
 
04:いちばん最近買ったCDは?
サラ・ブライトマンです。

05:普段言わないけど実は好きなアーティストは?
 好きならすぐ口に出します。

06:解散して残念だなぁ~って思うアーティストは?
 キング・クリムゾンでしょうね。

07:初めに思いつく1人のアーティストは?
 デビッド・ボウイですね。

08:初めに思いつく2人組のアーティストは?
 カーペンターズかな。

09:初めに思いつく3ピースのアーティストは?
エマーソン・レイク&パーマー!
トリロジーでの3人の横顔
今は聴かないけど、一番夢中で聴いたのはプログレです。

10:初めに思いつく4人グループのアーティストは?
 こうなるとビートルズ。
ツッペリンはやっぱ二人のイメージが強いしな。

11:初めに思いつく5人バンドのアーティストは?
 クリムゾンだね。

12:好きなサウンドトラックは?
ロッキーは良いよね。後は荒野の用心棒かな


13:最近1番よく聴いてる曲は?
 プッチーニの「ええ私はミミと呼ばれてますの」、です。

14:音楽聴くときに使ってるものは?
家では少し大きめのコンポです。

15:好きな名前のアルバムORシングルは?
 「クリムゾン・キングの宮殿」から「21世紀の精神異常者」
歪んだイコライザーからの叫び声とグルーブする音の洪水!
暴力的でいながらインテリジェンスがあって、幻想的。
10代の頃、俺の聴きたい音楽はコレダ!って思った


16:次に回す人 無料配布中
ホントはいるんだけど、続けざまだから自粛(笑

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January 21, 2007

男はつらいよ 拝啓車寅次郎様

ラス前の47作目。
寅さんはドーランでも隠せぬ衰えが痛々しく、他の出演者もみな老いてます。
だからもう喧嘩になってもアクション・シーンは出来ないんだ。

それでも寅次郎は、満男の前で、絶唱のような啖呵売を歌い上げます。
「二本の鉛筆のアリア」ともいうべき1節でした。
まさに寅さんのスワン・ソング!
この映画の見所はここだけだったな。

後は山田監督が腕で見せています。
ツマラナクはないけれど・・・もう憂愁の影が濃いね。

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上野@コリアタウンの「東京苑」に行く

どうも最近、内臓肉が食べたくてしょうがないのでした。
ホルモンとか食べたい。
でも私、そういう方面に詳しくないのです。
実は食べたこともあまりない。
焼肉ならカルビとロースにタン塩でしょう、とそれだけです。
ならなんでか、といいますと、
出張日誌の記事を読んでからなのです。
私はあまり酒が飲めないのですが、このブログは楽しい雰囲気なので良く読んでます。

そこで紹介されていたのがこのお店。
ネットで調べてみると、ともかく分りづらい場所ということでした。
最初は、家族をつれて行こうと思ったのですが、上の娘は家庭教師が来る予定で、下の娘は英検を控えているとのとこで一人で行きました。

上野で降りて地図を頼りに歩いていくと・・・
分らない。。。
近所のお店の人に教えてもらい、やっと狭い路地を発見。
これは分らないでしょう。
狭いたって狭すぎるよ。
身体を横にして進む感じです。

そしてお店発見。
まず店構えにビックリ!
どうビックリしたかは、行ってみれば分ります(笑・・・確かに女性一人じゃ入りにくいかも

でも私は変わった所が好きなのです。
しかしドアを開けてまたビックリ。
どうビックリしたかは・・・だって1階が調理場と4人がけのテーブル2つだけなんだもん。

「お二階にどうぞ」
と言われたので、狭く急な階段を靴のまま上がったら、常連らしきお客さんに
「靴のまま行っちゃったよ」、といわれて慌てて脱ぐ。
スミマセンでした。

それで二階にたどり着くと、ほとんど狭い普通の部屋状態です。
これでイイのか、と思いつつ、変わった体験が好きなので少し嬉しい。

さて何を頼もうか、と思ったところで、今回の根本的なミスを自覚。
1人だから多品種頼めないじゃん。
それにホルモンが食べたいという思いがあっても、実際に食べたことって1,2回しかないし・・・出張日誌では何がオススメだったから忘れたし・・・
もともと知識がないからね。
一人で食べる分と思いカルビ・ランチに、一番先に書いてあった内臓系と思われる上ミノを注文。

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こういう状態から始まったのですが、
この他にワカメスープと、イカとニラのキムチ風味というのか、が付いてきました。
ビールの小瓶もセットのうちです(笑
ランチにビール付き。まさに異文化だ。
美味しかったです。
カルビとミノの写真はありません。
私は食べ物が来ると、すぐにガツガツ食べてしまう方なのです。

ただランチが来てから冷静になってみると、せっかく行ったんだから特上カルビ(値段も安い)とライスにス-プも単品で頼めばよかったな。
後、出張日誌で紹介されていたコブクロを頼んでみます。

もうすぐオルセーが来るので、その時また行きたいと思います。

どもうグルメ記事は上手く書けなくてゴメン。
イヤ他分野の記事は上手く書けてるって意味じゃないんだけどね。

でもまた行くよ。
変わった雰囲気でオモシロかった。


ps
私は、ソウル五輪での反日応援を見て以来、18年にわたる年季の入った嫌韓派ですが、
個人的に知り合った韓国、朝鮮人の方々とは、みんな仲良くやっています。
このお店の人も、とても親切で好感度。
なんでこうイメージが違うのだろう・・・

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January 20, 2007

 ☆★あのこの事もっと知りたい!!★☆ バトン

1:そんな5人にバトンを回す
ウチのブログにコメントくれる人 

2:お名前は?  晴薫

3:おいくつですか?  48歳

4:ご職業は? 専門職

5:ご趣味は?  読書、スポーツ観戦、映画、ウエイト、バイクトレーニング、オープンのスポーツカー

6:好きな異性のタイプは?  まぁその時々で変わりますね。

7:特技は?
まともに出来るのは、仕事と先物取引だけ。
それ以外は、泳げないし、スキーも出来ないし、カラオケは音痴だし、酒は呑めなくなったし、マージャンやギャンブルの類はやったことない。
料理も出来ないし、掃除は苦手だし、ともかく何もない。
遊びは苦手。
ウエイトはベンチで75位だしなあ(←まったくの素人レベル、テニスも下手)
クルマを飛ばすのは得意な方だ!と思ったら車庫いれは苦手だったりする。
ひたすら本が読めるってのはダメかね。

8:資格、何か持ってますか?
普通免許と中型二輪、あと仕事をする上での免許。

9:悩みが何かありますか?
片頭痛なこと

10:お好きな食べ物とお嫌いな食べ物は?
好き:ふぐ、フカひれの姿煮(大きい奴)、粒の大きなキャビア
嫌い:うなぎの骨が喉に刺さってからトラウマになっていたが、最近食べたくなってきた。
カキフライ;でもこれもチャレンジしたくなってきた
セロリ :匂いがね

11:好きな人はいますか?
家族は好きな人以上でしょうから、。

12:貴方が愛する人へ一言
楽しんでください。

13:送り主の名前 PAUDAさん

14:送り主の第一印象 情熱的。

15:送り主に一回やらせてみたいことは?
そのウチ、バーベーキューに呼んでください。

16:送り主を動物に例えると? 俺もウサギだと思う。

17:送り主の良いところ  私を相手にしてくれるとこだね。

18:送り主の悪いところ  思いあたらず

19:送り主が捨て犬だったら拾う?見捨てる?
世話が苦手なんですけど、それでもよければ。

20:送り主と一緒にしたいスポーツは?
娘にスキーを教えてやって欲しい。

21:送り主がもし自分の前に現れたとき最初にいいたいこと
やっと会えましたね。

22:送り主が岡村隆史と戦ったらどうする?
参戦して応援します。

23:送り主とライヴに行くならなんのライヴがいい?
プッチーニのオペラ。

24:最後になにか一言
今日も疲れた。

25:次に送る人5人
もとよしさん、ハロニコさん、スマさん、ささらさん、猫姫さん
※読んでいたら、時間があったら、ヒマだったら、気が向いたら・・・・で、お願いします。

26:その人たちは自分にとってどんな人たち?
えーー、私のブログにコメントをくれる貴重な人です!

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January 19, 2007

藤村随筆集   十川信介編

島崎藤村の随筆集です。
何故に今さら島崎藤村、と云われても自分でも分からないのですが、読んでみました。
文豪であり詩人であり活躍した年代が100年以上も前でもあるので、読み出すと、文章は重厚にして本物感はバリバリで、明治から大正、昭和初期時の風俗描写は新鮮です。

古今の芸術家の引用からひとくさり述べたかと思うと、何気ない日常を書き記す。
みな見事な手練で、なるほどかつての教養人とは、かくなる者か、と興味深く読めました。

以下お気に入りの文章です。
「盆が近づいた。旧両国の通街りは、趣味の多い草市が立つときとなった。
この頃になると小諸の祇園の祭りを思いだす。家ごとに青簾をかけつらねたあの地方の小都会の・・・
都会-殊に下町の夏は、極めて趣味の多い時である。わけても暑い一日を終わって、街々に燈灯の点く頃から、夜にかけてこの感じが深い。
古い江戸の趣きを伝えた燈篭の灯や、瀟洒な浴衣を着て、趣きのある団扇などを携えた男女の態を見ると・・・
都会の夜は優美である。
同時に、また、その街々を往来する人々の感覚が極めて鋭敏である。・・・感覚の発達した極は、遂に耐久、奮闘等の力に乏しくなって・・・いわゆる通人なるものは、一種の美的生活を送るらん堕な天才であるが、・・・

長くなるのでこの辺にしときますが、深い洞察が美しく書けていると思います。

特に難しいことを書いているわけではないのですが、どことなく高尚で、関係ないと思いつつ、思い受かべたのは「BRIO」などの高級贅沢雑誌でこの辺の特集をやらないかな、ということ。
この当時の藤村は、簡素な文章を心がけたとされてますが、それでもそこには本物だけが持てる豊かさがあると感じました。
だから高級時計やクルマ、お洒落なレストランやブランド物の洋服の合間に挟むと、視野も広がり話題も深まると思ったのだけれど・・・やらないだろうな。

本物は常に豊かで贅沢ですね。そう感じた1冊でした。

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January 18, 2007

廃屋の幽霊   福澤徹三

ホラー小説の不思議さは、題名に惹かれると、だいたい中身も楽しめるということです。
これは純文学にはもちろん、似た分野と思われるミステリー小説にもないホラーだけの際立った特長です。
この題名、私は気に入ってしまいました。

7つの短編が収められていますが、みな充分に怖いです。
悲惨な状況からの恐怖なのに、不思議な心地よさすらある。
「恐怖」というモノは、劇薬のように扱いが困難で、同じ怖いといっても、楽しめる怖さと、嫌な怖さとがあるんです。
この短編集で語られる話しは、どこか日本の古来の怪談の伝統を受け継ぐような湿気に満ちています。
それにしても悲惨な境遇にあり酷い目にあうのもみな男性。
この辺に昔と違ってきた社会状況が浮き彫りになっています。
なんてことを堺屋太一さんなんら言うでしょう。
言わんか・・・

取り上げられるモティーフは「心霊スポットとなったトンネル」「捨てられていた市松人形」「廃屋に出る幽霊」と定番ですが、その分、王道を真正面から攻めてるとも言えます。
それで成功させているのだから一読の価値はありです。
文庫だしね。


解説が今をときめく平山夢明さんなのは、同じ実話怪談作家の短編小説集だからでした。

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January 17, 2007

ステップフォードの妻たち

原作がアイラ・レヴィン。
長年、ミステリー・ファンをやっていれば、この人の名前には独特のオーラーを感じずにはいられません。
超絶技巧をやってのけたデビュー作「死の罠」、
一つの源流となり続々と亜流を生み出した「Rosemary's Baby」。
やっぱりスゴイよ、の「ブラジルから来た少年」
極端な寡作のクセに出せば驚きの傑作となる様は、クダラナイ証明は出来ていても発表しなかった天才数学者、ガウスみたいと言えば言いすぎか。
ともかくこの人の原作なら観てみたいと思ったのですが、今回の話はイマイチでした。


代わりに良いのが、二コール・キッドマン。
この人、あまりにハイ・スペックな美女なので、
「ムーラン・ルージュ」の時、みたいに、どうだ!
とばかりに輝きを見せ付けられると、私など気後れしてしまうのです。

この映画では、ブルネットのボブカットに、サングラスを掛けて死人のように落ち込んでいたり、後半、元気を取り戻してからはピンクのワンピースにピンクのヘアバンドにしてダサ可愛いとこを狙ったりしてるあたりは親近感。

背丈も美貌も思い切り高いので、少しこっちに降りてきてくれた方が、見ていて楽しいです。
家事のダンスを見せつけられて、呆れて笑うとこも良かったな。


ps
映画の中でのハーレー・ダビッドソンにテスタロッサ。
クラシックなスティングレー。
みんな男の夢でした。

そんな中、ベンツのSクラスが地味につまらなく見えるあたりが演出の妙です。
そこへの抗議にレヴィンの本質があったらスゴイんだけどね。
今回はあまり伝わらなかったな。

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ホントに忙しい年になってます

先週は土日も仕事だったので、今日は1週間ぶりの休日でしたが、仕事関係の雑用でほとんどつぶれてしまいました。
しかもまだ残っています。

まぁタイヘンなわけですがしょうがないね。
これも仕事のウチだから。

さらに追い討ちをかけるように、日経225Fの先物を動かしている、期待の新システム、ユークリッドがまったくダメ。
売ると上がり、買うと下がりの損切り続きでまいってます。
普段でも売り買いの往復でやられることはあるのですが、今年はしょっぱなからなので、へこんでるよ。

先物取引は毎年年末に確定申告向けの決算をして、それでいったん利益はチャラと思って年明けから新たな気持ちで始めるんです。
毎年利益は出していきたい。
だから年明けは、特に気合を入れてスカルピングしてでも利益を積み上げ、後から災難にあったり、システムでのやられ期間があっても、振り返れば今年もまだプラスと思うと心も安らかになれるのですが、今までの取引はトータル(225F、為替、商品含む)でも損勘定。
1月の半ばで、まだ利益になっていなかった年は記憶にないです。

でもこれもしょうがない。
一生懸命やっているのだから、いつかは乗り切れるでしょう、と思うほかないよね。

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January 15, 2007

カミュなんて知らない

文学部での課題で、映画製作をすることになった若者と指導教官の話です。

映画を作る様子を撮った映画なので、映画に関するセリフが沢山出てきますが、強烈に取り上げられるのが、「ベニスに死す」の老いらくのエロスです。
トーマス・マンの代わりになる指導教官の教授が恋焦がれるのは、美少年ならぬ、ダンスの上手い、ラテン文学専攻の少女です。
映像はビスコンティに遠く及びませんが、バックにはマーラーの交響曲5番、第4楽章アダージェットのあのメロディが流れるともう気分はベニス(笑
Kuroki
演じるのは黒木メイサさんという新人ですが、この年16才。
しかし、いやだからなのか、なんともいえぬ魔性がありますね。
ロケされる舞台はしょぼくても、エロスとはスリルなのだということは充分表現できていました。


それから吉川ひなのが「アデルの恋の物語@トリフォー」を翻案します。
憑かれたような表情は見ごたえがあり、たんなるバカ女優(失礼!)だと思っていたので驚きました。


ps
真夏のキャンパスで夜までかかる打ち合わせと演習。
仲間と映画製作に燃えるひと夏のストーリー。
この映画とのテーマとはズレルのでしょうが、その状況が切なく心に残りました。

いつか仕事に一区切りが付けられたら是非実現したいですね。
もう1度大学にいき(文学部か、美学部ね)、映画を作りたいです。
資金は出しましょう(笑
あの程度なら。
そのかわり仲間にいれてね。
監督やらせろ、なんて贅沢は言いません。
資金提供+使い走りで良いです。
年下の学生と作っても良いけど、同年代の方々とやってもイイな。
なんだか夢のような日々に見えました。

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January 14, 2007

男はつらいよ 寅次郎の縁談

シリーズ46作目。
もうほとんど満男の映画で、面接で挫折して号泣するシーンは説得力のあるもので、心に残ります。
またラスト、女性を諦めて島を出る様は、寅さんの因縁が満男に輪廻しているようで。「リング」の「貞子」を思わせました(笑
あの島で生活させても良かったんじゃないの、という疑問が付きまとうなぁ。

ロケ先の香川県の島では、雨が相変わらず美しく撮れていて、山田監督は日本の雨の監督なのかもしれません。
同時上映が「釣りバカ日誌」。
劇中、西田敏行がチョイ役で出てきますが、笑わせます。勢いのある俳優は違いますね。

マドンナは松坂慶子で、寅さんの魅力として、
「寅さんの暖かさは電気ストーブじゃないの。寒い冬の日に母親から手をにぎってもらったような暖かさ」
という印象的なセリフを残します。

また今回のNHK特集では、映画の後にお便りの紹介などがあるのですが、
子供を亡くし、夫が単身赴任ししまった方が、何気なく観た寅さん映画で笑って泣いた、それで夫の好きだった寅さん映画の魅力が分かった、と語られますが、その通り。
このシリーズは笑いの中に涙が値打ちなんです。

俺もホントウに好きになったのは、いわゆる中年の危機以降でした。

このシリーズ、涙をもってパンを食べないと、ホントの魅力は分からないだろうなぁ。

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January 13, 2007

パリ・ルーブル美術館の秘密

ルーブル美術館を背後から支えるスタッフ達を撮ったドキュメンタリーです。
美術館なんて基本的には絵を並べておけば良いんだろうと、思いがちですが、美術史に残る傑作群を所有する(=管理責任を負う)というのは半端な仕事ではありません。
30万点を超える収蔵品と展示面積3万平方メートル、窓ガラスだけでも2400枚ある美術館を大過なく開けておくのは並みたいていではないのでした。

置いとくだけでも着着とホコリが積もり続ける古代ギリシャの彫刻群。
どんなに注意してても絵画だって傷みます。
この万物が流転する世の中で、「現状を維持する」というのは、なんと労力のかかることか。

しかしバックヤードの地下通路が15キロもあるとは驚きました。
ルーブル宮以来なのかな、と思わせる暗い煉瓦の通路から、電動カートの走る新築された廊下までともかく長く、スタッフの中にはローラーブレードで移動する人もいます。
内部には膨大な資料室、研究室、食堂からトレーニング・ルームまであります。


運ばれる途中の絵画はプッサン、レンブラント、エル・グレコ、ラ・トゥール、デルボーなど、いうも愚かな傑作群が嫌らしいほど何気なく出てきます。
いや、もうウチはこんなのイッパイあるからさ、ってのに反発したくなりますが、しょうがない。

ただこの映画、ちょっと不出来な点もあります。
フランス人はドキュメンタリーを実にさりげなくセンス良く撮りますが、今回はあまりに自国の栄光を意識し過ぎたせいか、かえって説明不足な処が気に入りませんでした。
「大工の聖ヨゼフ」が磨かれていたりするシーンなどドキリとする修復過程などにはもう少し説明があっても良かったですね。
空砲の拳銃を撃っていたのは、なんだったんだろう。


ps1
フランスって実に上手いことやる国だと思うのですよ。
喧嘩も経済力も決して1番じゃないけど、独特の政治力でいつも自国のステイタスと利権を守る。
その背後にはアートのもつ「真のブランド力」があると思います。

人の心を動かし敬意を抱かせるアートはパワーそのものなのです。
フランスの芸術って、せいぜい新古典から印象派位ですよね。
それでも芸術の都、パリなんて言わせている。

何故に問うに、1つはエコール・ド・パリなどで顕著だった外人を受け入れる文化があること。
エコール・ド・パリの傑作群なんて、みんなフランス人の手柄みたいになってるもんね。
もう一つにはフランス自体に、芸術に敬意を払う文化があると思うのです。

それがまた国のソフトパワーに還元される。
フランス人自体はそれほどアートへの創造力があるわけでもないし、新たなモノを見抜くセンスだってずば抜けているわけではない。

展覧会をいつも満員にする日本人だってフレンチに負けないくらいアートは好きです。
そんな文化的背景を受け身で使うのでなく発信する力に変えたいですね。

ps2
ルーブルのブランド力を支えるのにファッションに気を使っているのも印象的でした。
セーターで出勤してきた館員に、「ルーブル美術館員であるプライドを持て、サン・ローランを着ろ」と促し、
清掃する人も赤いガウンをまとっています。
神は細部に宿るということ。何が力になるかしっかり意識している集団だな、と思いました。

ps
職員総数1200人、うち警備375人、修復部54人、職人、設営、電気、画家、額縁製造、整備、鉛管工、物理科学者、音響学者、調理人、写真家、医師、消防士、庭師の方々でした。


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January 11, 2007

さっそく問題山積みです

本格始動しましたが、さっそく問題発生です。
でも闘志を燃やしてます。

仕事もですが、投機も忙しく、225Fの新システム、ユークリッド(すかした名前を付けてますが、システムには名前つけとかないと、沢山作っているうちに、VWAPの加重平均のヤツとか回帰直線を中心にすえたやつとか分らなくなります)のエントリー・ロジックをいじってます。
まだ終わりません。
今日は何時に終わるやら。

プッチーニを聞きながらやってます。
癒されます。
「結婚できない男」の阿部寛みたいに、「ミミと呼ばれてますの」では、時々タクトを振ります。
イタサ倍増ですが、誰も見てないので良しとします。
今、「星は光ぬ」です。
ラストなので終わったら音を切って再挑戦します。

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葉桜の季節に君を想うということ    歌野晶午

傑作!
絶対に読むべし!
2004年版の「このミス」と「本ミス」で第一位という二冠を獲得した作品です。
今日一日読んでいた訳ですが、なぜオンタイムで読まなかったかというと、本編だけで単行本411pと厚手なのは良いとしても、軽ハードボイルドの出だしが気に入らなかったのです。

作品の傾向と長さのバランスってあるでしょう。
軽ハードボイルドだから悪い訳ではないですが、それなら短くあって欲しい。
映画だって、巨匠の文学巨編映画なら3時間超でも覚悟してみますが、お手軽コメディ映画が3時間超だったらとまどうのと同じです。
それに、いくら驚くべきトリックだ!と喧伝されても、この系統の造りじゃ多寡がしれてると踏んだのです。

それがなんだかこの処、小説を読みたい症候群になってしまい、未読の傑作を渉猟していてやっと手にとりました。
それで実際読み出した後の感想は、「何でもやってやろう屋」のフリーター探偵の話しが長くて長くて、
この後、どんな驚きがまっていようと、この小説は長すぎると思いました。
もっと手っ取り早く驚かせて欲しい。

なんかと読み続けられたのは、歌野さん、女性の会話に魅力があるんです。
妹とのやりとり、フィリッピンパブのホステス、恋人との会話など、みんな独特の色気と可笑し味があり引きつけられます。

そしていよいよの驚愕のラスト。
なるほどね。
見事な仕掛けです。
でも私がここまでこの小説を評価するのは、驚愕だけで終わらないラスト!
だからです。
詳しく書くとネタをばらすことになるので書けませんが、心動かされる終章でした。


ps
ベンチ・プレスで80キロかぁ・・・
私は75キロ位なら上がります。
たったの75キロと笑うやつは、以下この本と同じ主張をしたいと思います。
昔は80いっていたんだけど、最近、マシーンを変えたら手巾が広がってさ、というのは言い訳です。


ps
すっかり騙されてから読み返すと、実に細心に注意深く書いてあるのね。
そしてハードボイルド小説が男の生き様を語るモノならば、この主人公ほど素直に共感できる存在もないです。

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January 10, 2007

今年も本格始動ですね

4日から仕事は始まっていて6日の土曜日も仕事をしてました。
それでも2連休を挟んだのでなんのかんの言っても休まりました。
また明日は(もう今日だけど)休みなのですが、それからは1週間仕事です。

やっぱり働かないとね。
ホントは遊んで暮らしたいんだけどさ。
しょうがないでしょう。

遊んでいても暇もてあましそうだから、働いてやりますよ。
これから1年、大変なことも沢山あると思いますが、上等です。
覚悟してます。
戦ってやりますよ。

でもどうか、楽なこと、良いことばっかりありますように(笑

困難は人を造る、と言いますが、私は未熟なままで良いですから。
どうも年末に誓ったこと(私は年末に1年の感謝と誓いをする)と違うなぁ。
まぁこんなもんかな。
俺は。

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January 09, 2007

カズは体育が2だった@カンビリア宮殿

俺と同じじゃん。
「市の代表にすら選ばれなかった@カズ」
それでも単身ブラジルに渡ったんだな。
スゲエ冒険心。

この人の話っていつも胸が熱くなる。
底なしに前向きなんだもん。
それに人にはいつも敬意を忘れない。
何があっても悪し様に言わない。

カズを見ていると、何かにホントウに夢中になれた子供の頃の気持ちが蘇る。
ピュアな、もうとっくに手放してしまった「輝く断片」のような心情。
それを感じ取れるから、きっとファンも離れないんだ。

最高だよな。
まさにキング!
これからも、いつまでもな。

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January 08, 2007

Mr.&Mrs.スミス

話題の二人の競演ですが、アクション・コメディにしては終始画像が陰鬱で、テンポは悪くキレがないです。
それでもやっぱりスゴイな、と思わせるのが二人の魅力と存在感。
コロンビアで二人が出会った瞬間から、画面には特別なオーラが沸き立ってきます。

アンジョリーナは少し老けたかな、と思わせましたが、砂漠の戦闘シーンで迷彩柄のタンクトップをまとうと、もう誰にも文句は言わせない。
動きはシャープで滑らかで、やっぱり余人をもって代えがたいスターでした。


ブラッド・ピットは可愛らしくて、なんだが犬に似てますね。
毛並みが良くて、性格が良くて、美麗な顔立ちなんだけど、少しおバカな犬。
はしゃいでワンワン吠え過ぎては飼い主にドツカレル。
でも明るい性格なので、すぐに忘れてまた吠え出すって感じの血統書付のゴールデン・レトリバーかな(笑

いいアイデアだったと思うし、主演の二人が抜群だったので、脚本とカメラをなんとかして欲しかったですね。
もったいなかった。

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男はつらいよ 寅次郎の青春

シリーズも終焉間近で、もう寅さんは、ぼろぼろである。

満男はこらえ性がなくて、いい加減で(なんとなくかもす香りがウチの長女に似ている)、社会人として大人になったゴクミは役の上の演出上だとしても、この男は器が小さいと、少し満男を見下すような発言もする。

マドンナは風吹ジュン。
この人は独特の柔らかさとお色気があって良いんだ。
一番好きなタイプかも。
少し翳りがあるところもミステリアス。
不幸な生い立ちだったのかもしれないけど、俺で良ければ幸せにしてあげるぜ、と言いたくなる。
ジュン様からは、
「お気持ちだけ頂いときます」、という結果になると思いますが。

クルマはシティのカブリオレが出てくる。
今みるとユーモラスなスタイルで可愛らしい。
今のホンダにもこういうのが1台欲しいね。

永瀬正敏がサングラス姿で出てきて、ゴクミと絡むが、対等に渡り合う二人の後ろで満男がシラケテいる。

分かるなぁ、ああいう時の満男の気持ち。
イケテル者同士の馴れ合い。
それを見つめるだけの悲しさ・・・
ちょっと昔を思いだしました。

そんな映画です。

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January 07, 2007

グレート・ギャツビー      スコット・フィッツジェラルド/村上春樹

フィッツジェラルドの愛読者って日本にどのくらいいたのでしょうか?
この小説はレッドフォード主演で映画化した折に読みましたが、まったく何処が良いのか分からない作品でした。

今振り返れば1974年、私は18で理解するには少し早かったのか・・・
でもフィッツジェラルドは、他の短編にもピンと来ない。

それに思い入れたっぷりなのが今回の訳者、村上春樹です。
まさにこの小説こそ生涯随一とのこと。
村上春樹にそこまで言われれば、と見直しもかねて愛蔵版を購入しました。
豪華な装丁の方がグレイトなムードがあるし、なんとなく分かる年代にもなったかな、という直感もあったしね。

話しはご存知のとおり、ロングアイランドが舞台になるひと夏の悲恋です。
魅惑を増したデイジーに、ギャツビー邸での豪奢な夜、夏の黄昏のニューヨークの描写に村上春樹のmagic tasteが加えられ、夢のような読後感を残します。

以下お気に入りの箇所です。
「太陽が傾き、ゆっくりと退場していくにつれ、照明はいっそう明るく映えていく。今ではオーケストラは、黄昏のカクテル音楽を演奏し、会話が織りなすオペラはその音程を一段と上げ・・」

「我々は天井の高い玄関を歩いて通り抜け、明るいバラ色に包まれた空間に入った。両端についたフレンチ扉によって、そこは頼りなげに母屋とつながっている。開け放たれた扉は、外の瑞々しい芝生を背景に純白に輝いていた。芝生は今にも、家の中までこっそりと忍び込んできそうに見えた。そよ風が一方の窓のカーテンを中に吹き入れ、・・・」

ホントのセレブってのは、働かないで(日常の生活雑事に囚われないで)優雅な暮らしができる人々のことでしょうね。
することは恋とパーティ。
プラザホテルのスィートを気まぐれに借りては出て行く生活・・・


・・・そこでなんで一見セレブ風とも思えないハルキ・ムラカミが、これほどこの本が好きな理由を考えるに、
春樹クンの小説の主人公達も日常的雑事から浮遊しえている人が多いな、ということに思いあたりました。
セックスの相手だけはちゃんといるしさ。
アレは日本的な日常が生んだ21世紀のセレブ物語的側面を持つのかもしれません。

「あなたは私に恋をしているのかしら」
クルマから一人降りてくるデイジーのセリフです。
こんな直裁な言葉がスルリと心に滑り込んでくるのは、原作も訳も偉大ななによりの証拠かもしれません。

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冬の雨の日、風の強い日

今年の冬の天気は大荒れですね。
冷たい雨が降りつのると思ったら、今日は好天にもかかわらず強風が吹き荒れています。

雨の日には働いていました。
仕事の合間に、ふと外を覗くと暗い空の下に降りしきる雨。
遠くの葉を落とした木々が揺れて、建築中の住宅に掛けられたカバーがはためいてます。
自然が厳しい顔をのぞかせる日です。
黙々と働きながら、雨がしのげる幸せを感じました。


今日は起きたらドピーカンの好天。
コーヒーを飲んで目を覚ましたまでは良かったものの、すぐにハンパではない強風に、引き篭もりを決め込みました。
3階のロフトの天窓の下にデッキチェアを引っ張りだし、空を見ながら読書。
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「グレイト・ギャツビー@村上春樹」を読んでましたが、うたた寝をしてしいました。

年始からたった3日働いただけのに、もう疲れているのかな(笑

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商品先物取引のその後

あの後、粗糖も買い、灯油、東京ゴム、も上がったところで利益確定し、ロブスタコーヒー以外は全部利食いになりました。
損益は+で、持ち高はゼロになり、さてどうするか、と考えるに買いたい銘柄はなく、
むしろ大豆ととうもろこしのチャート形が売ってくれ、売ってくれ、と囁いてくる。
取引を始める時の、基本方針がインデックスの買いだったので売りはやらないつもりでしたが、直近高値をロスカットラインにして売り建てました。
売ったとたんに下げて、また利益確定。

まぁ、なんだ。
他の分野でつちかった経験は生きるものだな、といい気になり、鞘取りにも挑戦しました。
大豆の期先と期近の鞘が20%近くあったので、試しに期先の売りと期近の買い、をやったところ、あっという間に鞘が広がり損勘定。

商品全体が上げる中、注目のガソリンが下値を切り上げているので、これも買った処、サポート割れで、買い持ちをしたまま売りを両建てし、コッチは早々と利食いしたところさらに下げで買い持ち分のロスが膨らみました。

粗糖にも買いで再参入してこれも損勘定です。
結局トータルでは積み上げた利益を上回る含み損があります。

商品先物、確かにこれは難しいですね。
やっぱりレバレッジは低く低くが基本でしょう。
しばらくは1枚野郎を続けます。

でも自分で取引をするようになり、商品への関心がたかまりなるほど強気一辺倒ではいられないな、という環境にあるのが分かりました。
限月ごとの取引にも馴れてきました。
何より投資用のノートがカタチになってきた。
これはまったくの手探りだったのが、やるべきことが分かってきた印で良いことです。

勉強せずにインデックスファンドで投資していても損勘定になっていただけに、今後はジム・ロジャーズ商品指数を上回る成果を目指します。

いつか慣れた時に大きな波に乗れたら良いと思います。

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January 05, 2007

興奮する数学 7つの未解決問題   キース・デブリン

現代数学の最も重要な問題を実に分かりやすく解説してあり、素人向けの数学本としては絶品です。
表題に偽りなし。
お好きな方なら、ホントに興奮できます。

取り上げられるのは、クレイ研究所が100万ドルの賞金をかけた7つの問題ですが、これは現代数学の父、D・ヒルベルトが20世紀の知性に向け、1900年に掲げた23の問題の21世紀バージョンです。
当時、人類の理性の勝利を確信したヒルベルトの言葉がかの有名な

「我々は知らねばならない。我々は知るであろう」
です。
この言葉のよりどころは、完全は公理系は完全な理論を構築するでした。
それはゲーデルにより打ち壊されましたが、数学の発展は続いています。

そして今回取り上げられたのは、
1) リーマン予想:やはりこれです。
1900年にヒルベルトの上げた23の問題中、唯一の未解決問題でもあります。
今回、オモシロかったのは、なぜリーマンがゼータ関数上に素数分布を予想したのか、ということが実ははっきりわかってないこと。
これはまさに神の与えた直感なのか?
もう一つは自然数中の素数分布を調べるのに、なぜ複素数を使うのが謎だったのですが、それは複素数を使うことによって複素平面上の幾何学問題に変換できるからなのですね。
参考になりました。
また量子カオス系のエネルギー問題に、ゼータ関数が絡むことが証明されており、という結びはスリルでした。

2) ヤン-ミルズ理論と質量ギャップ仮説
 いわゆる大統一理論へといたる方程式で一番やっかいなのが重力の扱い。
真空を励起するためのゼロでない最小のエネルギー(質量がゼロでない粒子波動)の存在と、ゲージ群がコンパンクトで単純な非可換リー群Gであるような、R^4上の量子ヤン-ミルズ理論の質量ギャップの証明。

自然界の対象性において群論、アーベル的可換がいかに使われているかの描写は、付録も含めて何度も読み返したいと思います。
「宇宙を理解するためには、その言葉を理解しなければならない。それは数学である@ガリレイ。イタリア人なんだよね。ナンパ、官能性とサッカーだけじゃないんだな、イタリア人」

3)P=NP?問題
巡回セールスマンの問題として知られているモノですが、クックの発案からどのような発展過程を経て今の問題になったのか良く分かりました。

Pである多項式時間過程(コンピューターが効果的に処理できる計算過程)はNPである指数関数時間過程を検算可能かどうか?
ということです。

たとえば一つ一つは簡単な計算なんだけど、そのデーター量が指数関数的に増大する問題は、つねに⇔であるかどうか?
例としてデータサイズが3^N(3のN乗)になるとき、Nが10ならコンピューターの処理時間は0.059秒だった時、
同じコンピューターならNがたかがら5倍の50になると2億世紀!=200億年←今の銀河系の年齢(推定150億年)より時間がかかる。
このようにデータ量が増えすぎて実際に近似解以外に求めようがないとき、非決定性多項式時間過程(NP過程、論理を超えた直感のようなモノ)で解く方法はあるのか、ということです。

みんなオモシロイです。
今、ナヴィエ-ストークス方程式に入りました。
偏微分の公式がいっぱい出てくるのでビビッてます。

ただとこも簡単に解説してあるので、時間をかければ大丈夫。

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January 04, 2007

戸惑いの日曜日~「アパッチ砦の攻防」より~

映画にしろ、小説にしろ、この作品のような舞台にしろ、プロならば人様からお金を取るわけで、
ハンパはモノは作って欲しくないのです。
その点、三谷幸喜の脚本は、正直それほど合わない作品だったとしても納得はできる。
その徹底した計算ずくの造りは、少なくともプロの手際ではある、と思うのです。

これはバージョンアップされつつ再々演されたヒット舞台劇。

話しは、今は人手に渡った昔の家を、自分の物として娘の結婚相手に紹介するという、もう絶対無理だろう、という前提から始まり、
さらに次々に増える出演者はみな、話しをややこしく加速させ、混乱には拍車がかかり、
どうなることやらという展開が綱渡りで続きますが、
最後にはことわざで笑わせ、意外なあの人の正体でひっくり返すという名人芸をやり遂げた傑作です。

笑わせて、感心させる精緻な手際は、ハリウッドに持っていこうが、ブロードウェイに掛けようが、胸が張れる出来だと思います。


出演者では細川ふみえが良かったです。
胸の谷間を覗かせるドレス姿はそれだけで目が釘付け。
というのは、半分だけ嘘で、男だから確かに魅力ではあるのだけれど、
演技に優しい人柄と、秘めた憂いが良く出ていて驚きました。
バストの他に売りのないグラビア・タレントだと思っていたので、こんな表現が出来る人とは思わなかったです。
スミマセンでした。

ps
俺はこういう造りこんだ作品が好きなので、どうにも三谷幸喜には点が甘いか。
でも好きなんだからしょうがない。
DVDがレンタルになったら、絶対のおススメです。

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January 03, 2007

史上初・国際団体戦ボクシンググランプリ2007日本×メキシコ

せっかくのゴールデン・タイム放送ですが、ボクシングの団体戦を史上初というのはどうなんでしょう。
デラホーヤがメキシコとタイでやらせたボクシングWカップも立派な団体戦だったと思うのですが・・・ネットとBS多チャンネル時代は、観る方の情報も豊富なのであんまり安易な煽りは逆効果だと思いす。

まぁ、細かいことは置いといて、日本の若手に国際経験をさせる企画自体は楽しみです。でもリーチがあってタフなメキシカンはみんな強いんですよ。
アジアでは強豪のタイを相手のWカップは、確かメキシコが全勝だったような記憶があります。

個人的には大曲の豪腕が楽しみですね。
スピードはありませんが、パンチはコンパクトで的確です。
もっとパンチ力をつけたいと言ってましたが、あまり力力とこだわると、手数が減り、力みがちになるのでタイミングと正確さを磨いて欲しいと思います。

助っ人のバレロは、キワモノかと思ったら順調にキャリアを作ってますね。
ともかくあのフォームから当てて倒すんだから野生の能力です。
当て感、というのは簡単でも実践できるんだから大した物。
もう1.2試合やらせたらビッグマッチを組ませたいですね。

川嶋はご苦労さんでした。燃え尽きたと思います。
47日前に防衛戦をしているリナレスになら勝てるかと思ったのですが、ダメでした。

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快楽なくして何が人生  団鬼六

団鬼六といえば、縛りの垂らしの変態ので、見るのも嫌という方々が多いと思います。
私もあの手は趣味でなく、まったく相手にしてなかった作家なのですが、
将棋の「真剣師、小池重明」を書いた小説を読んでハマリ、それからSMモノ以外のエッセイなどを読んでいます。

ともかく人柄から滲む巧まざるユーモアが絶品で、笑わせてくれます。
小説を書いたらすぐに新人賞入選しまくり、という人だけあって文章に天性ともいえる味があるんです。
また類は友を呼ぶのか、周囲に変なのが集まってくる様子が楽しい。
「人が心から真面目になるのは、バクチとセックスする時だけ@エロ坊主」
とか、
子供が堅実なサラリーマンになる、というと激怒し、相場師にしたがるお父さんとかね。

人間死ねばゴミになる、だから遊べ、遊べ、と煽られると、確かにそんなに真面目1方じゃなくても生きていけそうだなぁ、と読んでる間は思えます。

でも「働くな、働くな」、と言っても団さん自身は、原作は映画化され、月産500枚の原稿を書き抜いてベストセラー作家だったのだから、そんな才のない人間には真似のしようがないと冷静にもなります。
この本に出てくるお父さんほど、メンタルが強くなければ、むしろ真面目なほうが生きやすい、というか真面目にやるしかないよねぇ。
と小心な私は思う。

でも読んでる間は笑えるし、少しは救いになるのは事実です。

興味がわいたら偏見を捨てて読んでみましょう。
私は真似できませんが、この人のキャラクターは大好きです@SM以外ね。

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トホホ貧乏株日記   ワタナベチヒロ著

漫画家夫婦の株初心者が取引を始めてからの汗と涙のトレード日記です。
絵柄が可愛らしく立ち読みしたらオモシロかったので購入しました。

ご夫婦で取引なさる様子が描かれるのですが、漫画家で著者である奥さんの方が旦那さんより大胆でギャンブラーなので笑わせてくれます。
まぁ、女性は一般にリスク取引を嫌いますから、この奥さんのキャラクターが夫婦円満の秘訣ですよね。
一喜一憂の様子など、ホントにやっている人だけが分かる世界です。
踊りだすとことか良かったな(笑

本の最後、結局、損をしてしまい、後悔はあるか、と尋ねられると、
「それでもニュースが身近に感じられるからやって良かった」、という結論は明朗で良いですね。
ホント、その通りだと思います。


ps
日本でも、世界でも1番入りやすいリスク商品は株。それも現物株取引だと思いますが、私が個人的に1番難しいと思うのが、その現物株の売買です。

信用で売れるといっても制限がありますし、そうなると上がる過程でしか利益が得られない。
ミニも出来たし、225先物の方が簡単に思えます。
私は去年の年末の上げで、損失を出してしまうなど、上がる=儲かるという図式ではなくなりますが、それでも年間を通せば利益になっている。
先物というと一見危なそうですが、レバレッジ掛けなければ、下げにも対応できますし、やりやすいです。

さらに現物株は、対象が1企業で、為替や株価指数先物取引のようなマクロな読みが利きにくいのが難点。
マクロ経済なんていうと難しく聞こえますが、慣れれば内部からどんなスキャンダルが出るか分からない現物株より、読みやすいです。(あくまで私の場合は、ですけどね)

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January 02, 2007

アース・ウインド&ファイヤーライブを見て思う、ラップよ、廃れろ!

今、BS-iでアース・ウインド&ファイヤーのライブをやっている。
「ファンタジー」なんてやっぱイイよ。
豊かな命のある名曲だと思います。
かつてのブラック・ミュージックはホント豊饒だった。

それがいつのまにかラップ中心になって正直ツマラン。
エミネムの「ルーズ・ユアセルフ」以外本気でイイと思う曲がないです。

そのラップの販売が低迷し始めたようで、音楽の流れが変わってくれるきっかけになれば慶賀の至りだと個人的には思う。

アース・ウインドまた聞いちゃおうかなぁ。
元気になるよな。

どこかアフリカの太陽と豊かな大地を思わせるんだよ。
ラップは都会の退廃を連想させる。
退廃を巧く楽しませる音楽もあるけど、エネルギッシュな黒人には陽気は方面での活躍を期待したいです。

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小麦色の栗鼠のような女の子

彼女は勢いよく焼き網を叩くと、裏返し、炭を加えて火勢を強めると手際良く牛タンを並べていく。
薄くスライスされた肉を、えっ、もうイイの、というようなタイミングで裏返し、熱された鉄皿に盛りつけ、大根おろしを加え野菜の付け合わせを乗せて混み合った客に供する。

狭い厨房でも、巧みに泳ぐように身体を反らし、マスターと息を合わせ、同僚たちと楽し気に笑いかわしながら働いている。
小麦色の肌が印象的な、鼻筋の通った黒目がちの娘さん。
華奢な骨格のわりに疲れ知らずに手が動く様が、栗鼠みたいな印象です。

今日行った牛タン屋さんの、なんだか好ましい女の子でした。
美味しかったです。

ああ、この三が日は勉強しようとテキスト3冊用意していたのだが、またふらふらと過してしまった。
明日で休みも終わりです。

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誰のおかげで食べていけると思っているんだ、という状態は改善できないのか

私は仕事をしているし、その為の勉強もしている。
投機も好きで研鑚は欠かさず、実績をあげている。
そうやってお金は稼いでいるし、増殖させるのも得意なのだが、家事に属することはすべてダメだ。

妻がいなくなる年末年始の数日、どんどん部屋は散らかっていき、食事に苦労をし始める。
まず調理はしない、というか出来ない。
インスタント・ラーメンが作れる唯一の食事。
しかし大して旨くもない外食を取りに外に出るのが凄く面倒。
せっかく食べても、すぐ腹が減るのが、腹立だしい。
整理整頓は苦手。
掃除も嫌い。

だからホント、この時期は嫁のありがたさが身にしみる。
よくドラマなので男が女性に
「誰のお陰で食べられるんだ」、
と怒鳴りちらすが私の場合、妻の料理と家事のおかげで生きていけるなぁ、と思うのだ。(ちなみに妻は従順です)
なんだか甘いよだが、ホント、働いて金を稼ぐだけじゃ人生はなかなか回らない。
そういう人間を金で雇えと云われれば出来ないこともないだろうが、野菜を好きにしてくれた料理も気に入っているし、その他の生活上のワガママも言い馴れた妻に言いたいのだ。
のろけている訳ではない。

これだけ文明が進み、いわゆる唯脳的になっているのだから、そろそろこの面倒な事態は、なんとかならないのだろうかと思うのだ。
もう食える喜びより興味深いことが沢山ある先進国では、食事より他にすることがいっぱいあるでしょう。

今日JRでアチコチ動いたが、スイカが便利である。
食事もこういう具合にならないかね。
まとめてお金を振り込むかわりに、普段は時間も手間もいらない、というのが理想だ。
コンセントを身体に差し込んで充電ってわけにはいかんのか。
モチロン、ホントに楽しめる食事だけは残す。
どうでもイイ食事はコンセントから充電にする。

バランスの崩れた考えです、といわれればそれまでだが、もうとっくにバランスなんて崩れているんだからさ。

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新年そうそう思うこと。人生万事・・・@山本モナ、「お笑いウルトラクイズ!!」

山本モナさん始めて見ました。
筑紫の番組だったから見たことなかったんです。
スタイルが良くて綺麗ですね。
濃厚なフェロモンも感じます。
さらにスキャンダルをネタにしてるから、もう怖いものなし。
妄想が膨らんで、はっきり言ってエロイです。

こういう運命(←さだめ、と読んでください)だったんだ、と思うよ。
どうせ報道方面じゃ上が詰まっていたし、ブッチャけられる美人アナとしてコッチの方が可能性があるんじゃなかろうか。
案外、売れっ子になったりして。
遊びもお笑いなら自由だし・・・

新年そうそう、人生なにが幸いするかわからないな、と思ったのであります。


この番組で、もう一つ驚いたのが江守徹と中尾彬のアドリブの上手さと展開力。
二人とも巧いわ~
思い切り笑わせてもらいました。

俳優なんていうと、ついついハリウッド方面の奴らばっかりありがっていましたが(確かに凄い人がいっぱいるけど)日本でトップ張っているってのもダテじゃないです。

ホントは勉強していたのですが(テレビみながら仕事の本読んでいただけだけど)、モナの色気と江守、中尾の上手さに笑っているウチに酒を呑んでしまいました。

これから風呂入って寝て明日からやります。

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January 01, 2007

ジルべスターコンサートinさいたま 市文化センター

西本智実さんがSCS祝祭管弦楽団(東京フィル、東京交響楽団、日本フィル、新日本フィルからのピックアップメンバー)を振り、オーボエ、バイオリン、テノールのソロをからめて、あの頼近さんが司会のコンサートです。

実家に帰っている娘と妻とは会場で再会。
このコンサートは妻の選択で、楽しみにしているようですが、さっきニンテンドーDSライトを買った娘たちはチャイコフスキーへの期待よりゲームに夢中です。

会場のさいたま市文化センターは・・しょうがないですね。
サントリー・ホールやオペラシティと比べる方が悪い。
会場の人たちはとても親切でした。

ただ提案として会場内に小さなカウンターを造ってシャンパンやワインなんて出せば売れると思うのですが、どうなんでしょう。
ビールもエビスかなんかにすれば、少し高目の値付けでもみんな飲むよ。
食べ物はサンドイッチとかカナッペとか簡単で利益率の高いものを出す。
これだけ人が集まっているんだから、利用しない手はないですし、コンサート後半からはテレビ埼玉の生中継が入る関係上、25分ほどの長めの休憩があったのですが少し手持ちぶさたでした。

コンサートの楽しみって、(特にガラ系は)音楽で半分。後はどんなお洒落をしていくか、とか素敵な会場で少しお酒を飲んで、何かをつまんでイイ気分で楽しむってのが半分です。
中華のレストランを開けておけば、開場前に食べられたのにな。

コンサートですがいわゆるワルツ、ポルカ中心のジルベスターに飽きたので、チャイコスフキーのシンフォニー中心のコッチと思ったら、チャイコスフキーはカウントダウン前の1楽章だけ。
後はモーツァルトにオペラの名曲集、ソロの方がからむカルメンやラヴェル、などでした。
西本さんは良くまとめていたと思います。
この方は男装の麗人でルックスが良すぎて、かえって騙されないぞ、と構えてしまっていたのですが、しっかり力のある方だと思いました。
より一層の活躍を期待したいと思います。

年末のカウントダウンに合わせた4番のラストの感想を聞かれて
「しんどかった」と本音を漏らしていたのにはなごみました。
盆栽が趣味だそうで、楽しい人ですね。
ラデツキーでの客のノセかたも良かったです。
力のある指揮者の片鱗を感じました。

最後は娘達も夢中で、あまり堅いモノ中心より良かったかも。
考えれば娘達は一般的なジルベスターに行ってないので、来年はサントリーホールでもイイな。
連れて行ってやろうと思います。

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最高のドライブでした@大晦日

夜9時開場、10時開始のジルべスターコンサートに向けて年越し蕎麦を食べて、7時半に自宅を出ました。

こんな時間なのに街はガラガラ。
飛ばせる飛ばせる、気持ちイイです。
大晦日のこの時間にクルマで走るのはあまり記憶にないいのですが、最高のドライブ環境なんですね。
車内で聴くのはコンサートにあわせてオペラのアリア集です。
結局、私がイタリア好みだからなのか、クルマがマセラティだからなのかプッチーニがハマリます。

でも途中、健康ランドがあるとコンサートよりお風呂に入りたくなる。
スパイダー内の空調はイマイチで暑いか寒いかなんです、このクルマ。
それでも高速に乗って走っていると、ちょうど曲が「ワルキューレ」になったことで初日の出暴走対策の大規模検問に遭遇。
インプレッサの覆面パトが待機してます。
寒空のした立哨が立ち、パイロンが並び、なんか一緒にやりたくなる。
普段、覆面は敵なんですが、こういう戦いの雰囲気は好きなんです。
まぁ現実にやってる人は大変なんでしょうけどね。

あっという間に会場に到着。
駐車場が軽のとこしか空いてなかったのですが、係りの方に親切に誘導していただきました。

帰りはサラ・ブライトマンに変えて走りました。
さらに道は空いていて、高速のライトがポエティックです。
美って不思議だ。
高速のライトなんて美を意識して作ったわけではないだろうに、こうして延々と続くライトの下を走っていると、陶然とするほど綺麗。
銀座方面との分岐で行きたくなりますが、何もやってないものね。
賑やかなのは六本木でしょうが、いい年なんで止しときましょう。
高速で6速4000回転、160キロをキープ。
このクルマは、この位が1番気持ちイイです。

ところが高速を降りて走っていると、変な音がして見たことのないマークが点滅しはじめました。マセラティ故障伝説がよぎります。
1月1日の夜の1時過ぎ。外気温度計は1℃と0℃の往復状態で停まりたくないです。

なんとか無事に到着。
気が付いたら蕎麦以外何も食べてない。
会場に何かあれば良かったんだよなぁ。

ps
調べたら点滅していたサインは路面凍結警告灯でした。
途中からそうじゃないか、と思ったんですが、そんな洒落たものが付いているとは思わなかったんで。


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