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November 08, 2006

ビラボン・オデッセイ

泳げないのでサーフィンなんてまったく興味がなかった。
だから世界の先端が、こんなことになっているとは・・・!
人類の快楽への欲求が尽きることはないのだ。

この映画は究極のサーフィンを求め続ける人間達のドキュメンタリー。
ボードに乗って手で漕いでいては到達できない大波に挑む、トゥイン呼ばれるサーフィンの話しだ。

巨大波にはジェット・スキーで引っ張ってもらってテイクオフする。
本来人力だけで行っていたサーフィンに、1000ccを超える排気量と高性能140馬力のマシンを参加させればどうなるか?
夢を現実化できる!
あるいは悪夢が現実になる。

ともかく乗っている波がCGとしか思えないデカサである。
ワイプアウトすると、とんでもないことになる!
んじゃないかな?
飛沫の中にはマイナスイオンも一杯ありそうだけど、それだけではまかなえないほど身体に悪そうだな、
と想像できるのだがその通りである。
膨大な波のエネルギーに巻き込まれリーフにこすり付けられミンチになる恐怖と表裏一体である。
まさに命懸けなのだが、乗っている彼らは実に楽しそうである。

さらに極限の波を探すのに、世界中の海洋ブイからのデーターを収集。専用に開発したソフトで巨大波の行方を予想する。
予想が出ると、それに合わせてハワイからスペインへ道具と一緒に空を飛ぶ。
やっとついた処で、波が偏西風でスペインからフランスへとずれたのが分かると今度は陸路、移動する。
あくまで追っかけるのだ。
暇だ。
というか金掛かるよね。
このエネルギー(コスト)はすべて波に乗るという、一瞬の快楽へと消費されるのだ。

不合理で金にもならず、危険も一杯。
でもそれに挑んでいる彼らは実にみちたりた顔をしている。
ともかく連中はナニカを見ている。

そのナニカはおそらく人間が見ることの出来るであろう、極限のものだ。
俺も見てみたいと思ったので
妻と娘に「よし、俺はサーファーを目指す」、と言ってみたら、
はいはいワロスワロス、とも言ってもらえませんでした。

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