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July 2006

July 29, 2006

風が粘りつく夜に

昨日の夜は、1週間ぶりの休みを控えて仕事の後、ちょっと某ショッピングモールに。
別に買い物がしたかったわけではなく、他に行くところがなかったのです。
遠くに行くには疲れ過ぎていたしちょっと頭痛もしていたしね。


夜の店舗街には外灯が灯りその間の石畳の通りにはベンチがありテーブルがあり、そこに休んでいる人はボンヤリとした灯の元でスターバックスのコーヒーなどを飲みながら本を読んでいたり連れと話しをしていたり・・・・
影の中に揺らめいてなんかちょっと幽霊みたいにも見えました。

俺はただ歩きたまにウィンドウを覗き、今度は妻を連れてきてやろうと思い、パーキングに戻るとスパイダーに乗り込み幌を開けます。

フルオープンにしても窓を閉めて走っていると暑い。
空気には粘るような湿気があり熱気がこもっています。
夜にオープンで暑いって経験は初めてだ。
このクルマ、エンジンからの熱気がハンパじゃない。
デカイエンジンだし、熱効率も悪そうだし、しょうがないね。

窓も全開にすると風が吹き抜けて暑さが和らぎました。
ホント熱帯の夜って感じ。

スタイリステックスを聞きながら流れに乗って走る。
なんだかこのクルマにしてから飛ばさなくなった。
昔「このクルマとゆっくりと年を取っていきたい」なんていう記事を読んだ時は爺臭いな、と思ったけどちょっと

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オペレッタ狸御殿

チャン・ツィイーが日本語で歌う映画があった!
オタクとしては楽しみです。
気がかりなのは監督が鈴木清順。
マニアには教祖なんでしょうが、私はよく分かりません。


映画はいきなり長谷川等伯の「松林図」が背景で、おお、と期待。
良いじゃないか鈴木清順、後は早くチャン・ツィイーを見せておくれと思っていると
歌と共にデター!
ところが顔がアップになるとガッカリ。
なんなんでしょうこのメイクは?
まるっきりダメじゃないですか。
それでも健気に日本語のセリフまで言ってくれるチャン・ツィイー。
薄衣などを着て動き始めると、もうまさにそれは「妖艶」の顕現。
この人って映画の中で動く時が抜群なんですよね。

最初化粧品のCMで見たときは何とも思わなかったんです。
妻「チャン・ツィイーだ。この人、最近スゴイんでしょ」
私「そう?」
妻「綺麗じゃない?」
私「・・・どこが???」
まったく魅力が分からなかったんですが「LOVERS」を見てから、その肢体の動きと変化する表情の魔性に捉われてしまいました。


映画はそれだけだったなぁ。
間のオペレッタ?は感心しませんでした。
ひたすらチャン・ツィイー待ちの映画。
安土桃山様と出てくるだけに狩野派の絵画も多用されてます。
清順、チャン・ツィイー、オダギリ・ジョーファンなら見といても良いと思います。

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コテージ

夏はイイですよね。
ホラーがあるモン。
でもグロはイヤよ、という訳でこのWOWOWオリジナル・ドラマには期待してました。


綺麗な女の子とハンサムな男の子達が南の島に卒業旅行、その島で・・・
もう思い切り「ラスト・サマー」な訳ですがイイんですよ、こんな感じで。
もうね、この分かり切った展開が安心できてイイのよ。
過剰な期待なんてありませんから。
ソコソコで良いんです。
土日も働いた私に一時の休息をと思ったら、イヤー、想像を遙かに超える稚拙な出来でした。
いい気になってイチャついている若い男女なんて殺人鬼にやられてしまえ、というのは「13日の金曜日」あたりが淵源でしょうか?
それにしてもツマラナイ・・・

役者もダメ、脚本もダメ、演出もダメ。
あまりに甘い造りにWカップ日本代表の姿が重なりました。
もっと必死に造れよ!
と言いたい。
俺達、私達は確かにまだ技術はありません。
でも下手な分だけ何がなんでも面白がらせてヤルゼ!という執念は観たいです。
大きな期待はしてないけど、プロなんだから最低限の仕事はして下さい。

このピッチはカズが死ぬほど立ちたかったピッチという言葉がありましたが、この1本も誰かが必死に撮りたかった分の予算とチャンスを使ってるわけですから

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セルラー

携帯電話が鍵になる誘拐劇で題名が「セルラー」って見る気がしないですよね。
HDDに撮ったまま放置しておりましたが大間違いでした。
これは練り上げられた脚本とスピーディな演出が効果的な1級の娯楽映画です。


映画はお気楽青年の携帯に掛かってきた電話が、誘拐された女性からのモノだったとこから始まります。
携帯電話は連絡のすれ違いを無くし、ロマンスの成り立ちを消失させた、とされてますがこの映画の使い方は名人芸。
あらゆる機能をまんべんなく使ってドラマを仕立てます。

出演者もみなキャラクターが立ってます。
主演の青年クリス・エバンスは掘り出しモノで、WHメイシーがまた良いんだ。
のんびりオジサンに見えていながらハードボイルド。
日本でいうなら中村主水かな。

何より「トランスポーター」のジェイソン・ステンサムが悪役ですが、これがやたらに強そうでオッカナイ。
やっぱ悪役がオッカナイと映画は引き締まります。

そして誘拐されるキム・ベイシンガー。
巧いですね。
オスカー女優に今さらですが、どうもこの人最初の印象がひたすら美人でスタイル抜群だっただけに逆にそれだけのお色気女優だなと決めつけた印象が抜けません。

力にうぬぼれている奴を思い切りヤッツける場面も痛快で文句なし。
原案がラリー・コーエン。
合間合間に挿入される思わずニヤリのシーンも楽しいです。
ともかく職人技は大したものだよ。

クルマはポルシェ中心です。
911のカブリオレが出てくるけどやっぱりポルシェはハードで戦闘マシーンって感じ。
エンジン音も魅力的に取れてました。
こんなにイイのポルシェ?
この音ならちょっと欲しいかも・・・
ただ悪役もカイエンでどうもハリウッドではドイツ車はヒーローに成りきれないんだね。

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恐怖の存在(上) マイクル・クライトン

とてもオモシロイ小説です。
上巻だけですが一気に読み切りました。
マイクル・クライトンは未だに小説が巧くなっています(笑


前作の「プレイ」は基本になるアイデアは秀逸であっても最後まで限定された舞台と登場人物が地味で少し退屈な部分もありましたが、
この作品はパリからロスから南極までジェットで飛び回り、クルマはフェラーリ365GTデイトナ・スパイダーからプリウスまで活躍し、華やかな登場人物と屈折した主人公は文句なく魅力的で言うことなしです。
(クライトンは人が書けない!なんて言った奴は誰だー!)

今回クライトンがテーマに選んだのは、いまや世界の常識になっている「地球温暖化」

はたしてその真相は・・・です。


印象に残ったセリフを引用します。
「われわれは戦争の真っ最中なんだぞ。
”情報”対”偽情報”の、地球規模の戦争ー
それはいくつもの戦場でくりひろげられている。
新聞の社説。
テレビのレポート。
ウエブサイトでも会議でも教室でも、法廷でもだ。

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コーヒー&シガレッツ

17年にわたりスケッチされたジム・ジャームッシュのデッサン集。
コーヒーとシガレッツを楽しむ2人のオフビート短編を11本集めてあります。

「ルイルイ」で始まる映画はロベルト・ベニーニの出演でうーん、ジャームッシュの世界を堪能と思うのですが、途中で飽きてしまいました。
スミマセン。
モノクロで安手のカフェを実に趣味良く撮っているのですが、ダメでした。

個人的にはイギー・ポップが懐かしかったです。
蛇の生き血を啜っていたのが穏やかな(でもないか)オジサンになっていて感慨無量。
話しとしては「ルネ」が楽しかったです。

寝る前にシガレッツ&ナイトキャップかなにかで1本ずつ観る、なんてお洒落な見方が合ってるかもしれません。

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皇帝ペンギン

どこか他の惑星のような空に幻想で見るような月が浮かんでいる。
巨大な氷原に陽炎のような人影が揺れるかと思うと、それはペンギンたちである。
この映画は極寒美の極地をバックに、愛らしい皇帝ペンギンの生態を追ったドキュメンタリーです。

吹きすさぶブリザードに耐え、何日もひたすら歩く姿は人の生の困難さの暗喩になる。
夕陽に照らされる叙情的な氷原に孤独な肩が写ると、取り残された個体だったりする。
油断はならない。

頭を寄せ合った両親が作るハート形のフォルムに見とれていると、後のシーンでは新たな命が加わり「物語り」の完結と継続の両面を暗示させる。
子供ペンギンはアニメのピングーみたいでフサフサの毛並みでホントウに可愛い。
この子供を見るだけでも価値アリです。

蒼い光に満ちた海を飛翔するような狩りは、宇宙を飛び回る見知らぬ生き物のようだが、
タマちゃんは怖いぞ!
こういう人だったんだ、と認識を新た。
ほとんどギーガーのエイリアン状態。
でもペンギンがあんなに太っていられるのも沢山魚を食べるからだ。

甘く優しく囁くような音楽も効果的。

生は過酷であるが故に厳粛で気高く、愛は美しい。
そんな本質を素晴らしく詩的に撮った映画でした。

「冬の最初の涙。海の思いでのような甘い涙」
挿入されるナレーションもあざといほどに巧い。

ここで思うのは、
「二つの美学が存在する。鏡の受動的な美学とプリズムの能動的な美学。前者に導かれて芸術は、環境もしくは個人の精神史の客観的な模写となる@ボルヘス」
クストーを始め「白い恋人たち」などフランス人はこういうドキュメンタリーを撮らせると抜群にセンスがイイ。
フランス人はおそらく「鏡の受動的な美意識」がとても高い。

PS
幾多の困難にもめげない皇帝ペンギン達は、さすがにポジティブ(肯定)です。

PS
ペンギンの丸っこい体型は、体温の保温が重要な極寒の地で、体積当たりの表面積が最少になる球の性質を思いだしました。

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July 17, 2006

神々の深き欲望

昭和43年には沖縄をこんな風に描いても良かったのかという驚きの1作。
今村監督は偉大な巨匠だと思いますし、好きな作品も多々あります。
それだけにこの作品にはガッカリでした。(この間みた「赤い殺意」なんて良かった)


冒頭で示されるナマコやアメフラシのように多様で奔放な形態を持つ海洋生物のシーンからも理性の条理を超えた生(=性)そのもののいわく言い難いエネルギーを描こうと試みたが故とも思いますが、南方現地人があまりに酷い描かれ方です。

劇中歌われる美的音韻のまったくない音楽と終始調子の狂ったようなセリフ回しはなんなんでしょう。
アフリカから運ばれた音楽は、その豊かな生命力と躍動で世界を変えました。
この映画では「南の美」はどこあるのか見あたりませんでした。

私の感性では理解不能というよりもし沖縄(沖縄と名指しはされてないが)に生まれ育っていたら地上戦までさせといて戦後はこれかいとかなり怒るでしょうね。

同じように南方の非文明的な美を描いたゴーギャンの絵画には、描かれた人々に瞑想的な深遠と生きることへの神秘がありますがこの映画では醜悪だけです。
醜悪を含まぬ生はありえませんがそれだけの表現を3時間観ているのはキツイですね。

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今日買った本。

駅の反対側のメトロポリタンホテルから雨の中を延々歩いてジュンク堂に。(途中で止んだけど)
ホントウはメトロポリタンで食事にすれば駐車料金が無料になると計画を立てていても実際に回転寿司屋を見たらもうココで食べようと入店。
なんか朝から寿司が食べたかったんだよ。

買った本は

夜の旅その他の旅 ボーモント 題名に惹かれた
血は冷たく流れる ブロック 懐かしい!
恐怖の存在上下 M・クライトン やっぱりね
伝奇集 ボルヘス 文庫しかないのにショック!最近老眼気味で単行本で読みたかった
特別料理 エリン エリンだから
硝子戸の中 夏目漱石  漱石だから
ビッグ・ノーウエア上下 Jエルロイ  これは読んでなかった
百年の孤独 ガルシア・マルケス  族長の秋は持っていたんだけどね。
白昼の闇 ファウラー 夏はホラーだ
システムデイトレード  自動注文が整備されてきてデイトレ・システムの参考にします
行動経済学 友野典男 新書ですが内容充実
マンダラ塗り絵 やってみたかった
戦中派虫けら日記 山田風太郎 
ドイル傑作集―恐怖篇―  ホームズ以外の短編集です

こんな感じ
歩き疲れて無料券のコーヒーで一休みと思ったらカフェは大江健三郎様のお話会でした。
大江は分からないのでスルーです。
聞こえてきた話し声はTVで聞くままでした。

本を全部もってまた池袋駅の反対側まで歩いていったらすっかり疲れてはて、他の買い物も展覧会もイイヤと後は戻って地元近くのお祭りに行きました。
屋台で焼き鳥にビールを飲んでのんびり。

それから家に帰って買った本を広げてエアコンを掛けて気楽な映画ってことでWOWOWから録った「ヒモのひろし」というピンク映画を見ながら本を試すつがめす。
娘と妻は実家なので今日は堂々と見られます。
映画は明るいエロだったので良かったのですが(強姦物だの監禁物は嫌だ)、疲れていたのか途中で寝てしまいました。
それからカレーの食事。
コンビニでかったおにぎりを食べる。
それからWカップ決勝を録画したDVDを見て今「怪談新耳袋」を見てます。
終わったら風呂入って寝ます。
二階の風呂だし覗かれる状況にないので(俺の裸じゃ覗いた方が災難だが)窓を開けて入ります。

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マセラティは止まらない

今日と明日は私にとって年に何回もない2!連休!
ところでマセラティ・・乗ってません。
休みだと雨なんだよね。


昨日も仕事の後に出かけようと思った処で雨・・・
雨で乗りたくないのは別に大事に大事にしている訳ではなく、乗ってもオープンに出来ないし、トラクションは不安だし、何よりビニールのリアウィンドウが見にくくて危ないから。

今日はどうするか?
長距離ドライブは天候が不安ですが、都心はなんとかモチそうなので池袋のジュンク堂から銀座へ、最後は上野で展覧会というコースを回遊することにしました。

ところが池袋につくと不気味な雨雲が空を覆って土砂降りに・・・
昼間からココは熱帯か!
ただツッコンです余裕はない・・・オネガイです。
止まらないでねマセラティ・・・
信用してない訳じゃないんだけど雨で大濡れで電気系とかさ、大丈夫だよね。
土砂降りの中の混み合った池袋で携帯片手に救援要請なんてことがありませんように・・・
びしょ濡れのまま素敵なレザーシートに乗ったり降りたりなんてイヤよ、なんて思ってました。

ところで駐車場・・・近場は当然満車待ちの列です。
ここで慌てて「ストラダーレ」で近隣検索「駐車場」としたのが悪かった・・・
クネクネとした裏道に案内されても横幅デカイし後ろは見えないし!迷路みたいなコインパーキングなんて入れませんよ。

土砂降りの中、行けども行けども空きはない。
すっかり動揺した私にメトロポリタン・ホテルのパーキングは空き!に吸い込まれた。
駅の反対側になちゃったけどもまた1周してもみんな満車で戻ってココも満車だったらどうする。

ところが駐車券を取ろだんになってクルマを止めたら動くんです。
パーキングブレーキが効かない!
左ハンドルなのでいったん止めてカードを抜かないと入れないのよ。
勿論バックももう出来ない。
ここで何気なく読んだオーナーズ・マニュアルの一文がアタマに浮かぶ・・・
「坂道で駐車ブレーキが効かなかったら登りならギアをロウに、下りならバックに入れてねっ」
て書いてあったけどこういう事だったのか!


ギアをバックに入れてブレーキを放す
まだ動くじゃんか!
私はどうすればイイのでしょう?
オチは左ハンドル用の発券機があったという、単に私がテンパッてということで解決ですが良かったです。
無いとこだと入れないこともあるのね。
調整してもらうけどさ。(帰りに乾いたとこで掛けたら効きました。天候しだいかもしれません)

さらにカードを取るのに窓を開けると水がジャバジャバ入り込む。
幌の雨がみんな流れ込むんです。
サイドは効かない(天気しだいらしい)、雨は入る。

なるほど、なるほど・・・

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カンフーハッスル

香港ギャグはなんとなくお下劣で嫌いだし、カンフーアクションのそれほど好きじゃない。(アクション映画自体に与えた影響は大したモノだと思うけど)
ましてサッカーをネタに笑いを取るのは難しいんじゃないの、という訳でスルーしていた「少林サッカー」!
実際に見たら笑って笑って、感動までしてしまった私です。


この映画はそのC・シンチ―の次作ですが心配だったのは「カンフー」に戻ってしまったこと。
ありきたりの展開だったら退屈かな?と思ってました。
でも「少林サッカー」で散々楽しませてもらったので、ウラを返すというか、少々ツマラナクても付き合おう、と観はじめました。

案の定、古き良きギャング映画のパロディですか? 狙った冒頭はイマイチで、やっぱりな、だったのですが、マカロニ・ウエスタン風に登場するC・シンチーが「もうサッカーはやらない」というセリフなんかワクワク。
この人のキャラクター好きだ。
ギャグもアパートで喧嘩相手を選ぶシーンでまず爆笑。
それから後もダレて来たかなーと思うとC・シンチーが出てきてオモシロくなる。
俺かなりファンになってんのかも。

この映画は名作からのパロディが多いです。
分かりやすいのは「シャイニング」と「マトリックス」だけど「羊たち・・」を思わせる設定もあるし如何にもセットです的な背景は「ワン・フロム・ザ・ハート」とか「ディック・トレーシー」みたいでもある。
気をつければもっと見つけられると思います。

話の展開は、ドンドン大げさになるアクションをCGギャグで積み重ね、サイドストーリーに友情と淡い恋を挟むという前作と同じパターンですが、恋の相手が屋台の女性だったのにはビックリ。
なんか屋台によっぽど思い入れがあるのかC・シンチー?
ラストもセンチメンタルで良かったな。
この辺も好きだ。
「少林サッカー」ほどじゃないけど個人的にはかなり笑えました。

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ニライカナイからの手紙

分かりにくい題名の映画ですが、竹富島を舞台に蒼井優が出演ということで見てみました。


映画の最初に出てくる女の子は可愛いですね。
色が黒くて純朴な感じで、演技も仏壇の前で一心に母親を見上げていたり、カニが散歩する防波堤の先のポストに手紙を入れて両手を合わせてお祈りしていたり・・・

竹富島の風景もツボを押さえています。
あの島の醸す超現実性というのは大したもので、私は真夏の多すぎる光の下で輝く白砂の道を歩いた時は時間も音も消え去った幻想の中にいるような気分になりました。
この映画でも今時、他ではあり得ないほどの細い道と黒い岩壁に囲まれた風景を俯瞰で撮ったり、赤く染まった夕暮れにお祖父ちゃんと一緒に手を繋いで帰るところなど綺麗に撮れてました。
さりげない演出ですが読まれる手紙の字も達筆で美しかったです。

問題は蒼井優さんが出てくる処からです。
蒼井優さんは表情からセリフの端々にまでそこはかとない品があり「花とアリス」で大ファンになったのですが、この人はつくづく都会が似合う人なのが分かりました。

美しい竹富の道を走る姿は、残念ながらいかにも東京からロケに来てますって感じでしたし、東京に出ていったシーンでも役柄が合わずに波に乗れませんでした。


蒼井優と竹富島。
私にとっては最高の素材二題ですが、食材と一緒で相性が合わなければしょうがないんでしょう。
料理人である監督も脚本家も苦労なされたと思うのですが、両者の素材の旨味は最初から最後まで解け合うことがなく終わりました。

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Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?

この映画のテーマは、真面目な男性のささやかな楽しみとその波紋・・・
だからみんながみんなに気を使いながら生きているような雰囲気が肝心です。
ダンスぐらい、どこが悪い!って言ったらそれで終わりですから・・・
こういう題材ならアメリカ人より日本人ですよね。

Rギアは好きな俳優ですが、せっかく良く演じているなぁ、と思ってもバラを一輪もってエスカレーターを登ってくるとカッコ良さが限度を越えてしまいます。役所広司位が程よいのですよ。

J・ロペスも好きです。
でもこの役回りは草刈民代のあのツンケンした感じがあってますよね。
男の人から憧れられた時、草刈なら冷たく突き放すところをJロペだとなんかノリで1回位なら付きあってもらえそう。
玉子先生の役回りも日本版の方がノンビリ優しい感じで良いし、
浮気を心配する小心な奥さん役もスーザン・サランドンだとさっさと迷いなく離婚して、自分は環境問題とか死刑囚の弁護かなんかに走りそう。

なにより竹中直人の怪演がこちらにはない。
これが決定的だ。
渡辺えり子もこうして比べると改めてスゴイのだな、と再認識しました。

途中に入るラテン系のダンスなんか見事なんだけど、かえってテーマからブレますよね。

郷に入れば郷に従え(←違うか、笑)じゃありませんが、ハリウッド渾身の一撃も土壌の違いは乗り越えられずジャストミートはしませんでした。

日本版と比べなければそれなりに楽しめるので、1度なら観といてもイイかな。

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スパイダー・カンビオコルサ・・・淑女の深きエロティシズム(←プッ

カッコ付けた表題が自分でも恥ずかしいです。
どうかご勘弁を。

謝ったとこから本題にはいります。
このクルマの妖しさの源は外観のイメージと内装との差異です。

そもそも買った理由にスタイルの良さはありませんでした。
かつて憧れだったジウジアーロ・デザインですが、
「まあ悪くない」という感覚で、
これまたオマエは何時からそんなにエラクなったんだよ的な感慨ですが、そう思っていました。

確かにランボルギーニやフェラーリみたいに派手派手しい
「私がスターよ!」的な華やぎはないのですが、見慣れてくるとこれが実に美しい。

サーフェイスのとり方が絶妙で気品があり特に遠くからクルマに近寄っていくときにはひっそりとした控えめな美しさが際立ちます。
周囲に隠れたがっているように地味なのに、自分だけにその美を訴えてくるという感じがそそられます。
それで乗り込むと一転してデカダンともいえる豪奢なインテリがある。
悪趣味との境ギリギリで勝負するイタリア製品独特の発色の良さで、この崖際まで行っても向こうに落ちないってのが名人芸です。

この辺が女性にたとえると妖しい魅力になります。
一見淑やかで清楚に見えるのに内面は限りなくエロティック。
ボンネットを開けるとはみ出すようなネプチューンのマークと赤い結晶塗装のエンジンも、脱いだらスゴカッタという妄想的でなんというかイタリア女のエロスは油断がなりません。

結局、大馬力のエンジンを積み思い切りスポーツカーしてるのに連続した高速走行には向かない。
オープンなのに、整流が悪いから使い難い。
地味な格好なのに乗ってる方はエロティックな雰囲気でいたりする・・・

こんなクルマです。
アホみたいに飛ばさなくなるのはかえってイイかも。
正直コーナリングスピードはかなり遅くなっています。
だってコワイんだもん。

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マセラティ・スパイダー・カンビオコルサ・・・限りない二重性のクルマ

このクルマの本質は徹底された二重性です。
どこが二重的なのか、何が二重的なのか私の感じたままを報告します。

まずこのクルマ、スポーツカーではない。
マセラティは90年の歴史を誇りレーシング・フィールドでの活躍から生まれた由緒あるスポーツカーメーカーです。
そしてスパイダー・カンビオコルサは、2シーターのオープンカーでエンジンはV8、390馬力でフェラーリ製でもスポーツカーではありません。

どこが?
ハンドリングがです。
私、刺激的なエンジンで馬力さえあれば、曲がりなんて俺に任せろと思ってました。
ハンドリングなんて悪くてもパワースライドで曲げてやるよ、と出来もしないことを傲慢にも思っていたのです。
・・・このハンドリングでは無理です。
出来ません。

ステアリングの座りは悪く路面からのインフォメーションは無きに等しいです。
思えばS2000って自分とクルマが一塊になってコーナーに飛び込むような感覚がありました。
あれこそスポーツカーでした。
スポーツカーはクルマとの一体感。
クルマと人が一塊になって操る時の興奮と喜びです。

次に言いたいのがこのクルマはオープンカーではない・・・
全自動で幌が畳まれ名前だってスパイダーのコレをオープンでない、とは???
と思われるかもしれませんが、この整流の悪さは現代の基準では失格だと思います。
真冬に高速で走れるのが今のオープン・カーのクオリティではないでしょうか。

ここまではこのクルマのガッカリした処です。
思わぬ魅力は次の記事で。

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マセラティの素敵な時計

マセラティと言えばデカダンな内装。
そしてその中心で控えめにアクセントとなるのは、クルマ好きなら知っている縦長楕円の素敵なアナログ時計です。
私のクルマにも付いています。
ボルドーのレザーの中にひっそりと息づくあの時計・・・


先日、時間までに行く処があり出かけたのですが、首都高速は渋滞です。
外気温計によると34度。
それでも水温計は90度ピタリで揺るがないマセラティ。
さすが主要部品はフェラーリ製になった恩恵です。
都内の真夏の渋滞にも耐えられる。
安心しました。
時間を見るとまだまだ余裕がある。
充分間にあうでしょう。

でもなんか違和感がある。
出発時と乗っていた時間の感覚が合わないのです。
カーナビの時間を見ました。
・・・・!
時計、遅れてます。
15分も!
買って一ヶ月なのにもう狂ってる。
トホホ・・

狂ってるのはイイよ。
良くないけど、まあしょうがない。
でもこういうのって合わせるのが面倒ですよね。
こんな時計、どうやって合わせるのでしょうか?
いっそインテリアとして狂ったまま使うか。
時間ならカーナビの方に出るし・・・

渋滞なのを良いことに時計の下にあるボタンを何気なく押してみました。
針が動きました。
1回押すごとに少しづつ進んで行きます。
15分の遅れあっという間に解消・・・
なんて簡単なんだ。

・・・この時計、遅れるのが前提なのね。
イタリア文化との違いを感じた一瞬でした。

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デンジャラス・ビューティ2

役者は演技のプロですが、やはり人柄って出てるのではないか、って思うことがあります。
この映画、主演のサンドラ・ブロックはけっこうブッチャケた人ではないでしょうか?

恋人から電話が掛かってきて
「なんで嫌になったの?
私が鼻をフガフガ鳴らすから?
セックスが不満なら教則本を買ってくるから・・・そ
う、説明しないでいいわ」

なんかイイですよね。
女優さんになってなかったら、広大なアメリカの農園主かなんかと結婚して子供沢山産んで逞しく太っていたんじゃないかって気がします。
この映画でも少し太ってますが微笑ましいです。
セレブなんて人とはある意味真逆でしょうが、毎日楽しそうです。

映画はお気楽なアクション・コメディなのに律儀に前作の設定、ミスアメリカに選ばれたことが枷になるという展開から始まります。
相棒が出てきますが格闘技オタには小柄過ぎるのが気になりました。
頼りない男性とアッチ系のメイク係は良かったですね。
観客をくつろがせて楽しませるプロの作品でした。

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フランスVSイタリア ドイツWカップ決勝

華やかなセレモニーがあり黄金のボールが使われる決勝戦です。


試合はいきなりマル―ダのPKをジダンがふわっと決めて1-0。
マルーダ俊足です。
ブッフォン相手にコレをやるジダンは小癪です。
ドイツもサイドに足の速い黒人がいたなぁ、なんて思っているうちにピルロのCKをマテラツィがヘッドで決めて同点。
これで試合は振り出しで面白くなりました。

発見はフランスの長身ディフェンス陣が案外空中戦に弱いこと。
CKのたびにマークが甘くイタリアはチャンスを掴んでました。

フランスはアンリがゴール前でDF3人を抜いて絶妙のパス。
そこに飛び込む黒い疾風、マルーダ!
と思ったらその直前に青い影が!
ペロッティが戻っていた。

さすがカテナチオ!
フランスが攻めだすといつの間にかゴール前に7人いるのな。
良く走ってるってことだよな。

それにしても両手を広げたまま片膝をついてピッチを滑っていくガットゥーゾには笑う。
ポーズが終わるとイタイイタイと騒いでいったん外へ。
試合が再開すると
「治療なんてどうでも良いよ。早く俺を入れろ」といつものパターン。
イタリアの芸人です、ガットゥーゾ。

延長後半、するすると忍び込んで来たジダンがいきなり強烈なヘッド1発!
枠を捉えるシュートは決まっていれば完全な伝説でしたがブッフォンがファインセーブ。
ジダンもスゴイがブッフォンも良く止めたよ。

そしてジダン、頭突きの退場へ。
結構キレル人なのを最後に見せてしまいました。
それから10人のフランス相手にもイタリアは攻めきれずPK戦。
弱いんだよなイタリア。
試合中は冷酷なのに、追い詰められるPKだと弱いというのは国民性でしょうか。
でも今回キーパーがバルデスとブッフォン。
これ将棋でいうと2枚落ちくらいのハンデがあると思う。

PK戦の間、ピルロがずっとカンナバーロに抱きついているのが可愛らしかった。
イタリアはみんな顔が凍っていましたね。
優勝オメデトウ。

表彰式は感動的でした。
人の喜んでいる姿って良いね。
Wカップ、オモシロかったよ。
ではまた4年後まで!
アリヴェ デールチ!

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July 10, 2006

泣き虫しょったんの奇跡  瀬川晶司

将棋のプロ棋士になるには奨励会という養成期間に入会します。
入会してくるのは、みな小学生位にして、将棋自慢の大人達を寄せ付けないような天才的な子供達だけです。

そんな仲間達を相手に奨励会6級(=アマチュアなら4、5段位)から、勝ち抜いて昇級し四段になれれば、はれてプロ棋士という訳です。
ただこの規定には年令制限があり26歳までにならないと退会させられ一生チャンスはめぐってきません。

これはそんな規定を事実上初めて破った著者、瀬川さんが自身で綴った1作です。
プロの作家ではないので特別に巧い文章ではありませんが、誠実な人柄が感じられ読んでいると素直に感情移入出来ます。

周囲の人々の気持ちも良く伝わり、いったん舞台から消えたと思った人の気持ちが不意に明かされる処など現実の巧まざる構成ですね。

お決まりの奨励会での青春群像も語られますが、これはいつもイイんだ。
将棋という好きな世界に没頭しつつも将来の保障はなく、それでも己の才だけを信じ若い日を生きる姿には、私のように早くから現実に沈潜して生きてきた者には強い憧憬を感じます。
現実と接点のない将棋という純粋技量を追い求める姿が生を純化させているのではないか、と思います。
やっている本人達は、それどころではないようですが、その地獄までに汚れを感じないのは求める技量に現実世界と接点がないからではないでしょうか。
彼らはみな夢の世界の住人なんですよね。


ラストがとても良いので引用します。
『・・・がにこやかに近づいてきて、何かを話しかけた。
とたんにその子の顔が、ぱっと輝いた。
あのとき、奇跡は始まっていたのだ。』

ちょっと泣けました。

教育者の方、お子さんのいる方、持とうとする方には特にオススメです。

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フランスvsポルトガル セミファイナル:2

試合は見る前に必ず思惑を立てる。
当たればやっぱりそうか、と得意になれるし、外れてもなるほどそうなるか、と発見がある。
どっちにしろ自分の予想とのズレが図れるのは楽しい。

ところがこの試合はそれが立たなかった。
ブラジル戦の前なら圧倒的にポルトガルだが、あの試合のフランスは、時空を越えて98年の優勝チームが蘇ってきたようだった。


試合は典雅なポルトガルのパスワークが印象的に始まった。
良き風景だが、それに立ちふさがるのがサニョル、ティラム、ギャラス、アビダルの長身黒人選手達。そそり立つような4バックがラインを引いていると日本がこうだったらなぁ、なんて思ってしまう。
フランスはさらにプラズマテレビみたいな名前のビエラと、絶対に負けレレ
と闘志を燃やすマケレレまでが参入してくる。

アンリの突破がPKになりジダンが容赦なく決める。
PKは示談にしてくれ、と頼んだらしいがダメだったようだ。
後半、高い城壁を攻めあぐねたポルトガルは、らしくないパワー・プレイも試すが終局。

決勝はイタリアvsフランス
なんかユーロみたいだ。
では優雅なる冷酷のイタリアか傭兵部隊のフランスか?

ずばり、高い城壁もイタリアの毒が崩す!と予想します。

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ドイツvsポルトガル 3位決定戦

これも試合前の予想がつかなかったゲームでした。
ところがメンバーが発表になるとGKがカーン。
この後に及んで温情采配か、クリンスマン。
でもこれではっきりしました。
この試合の行方はすべてカーンの出来しだいです。


試合は当初から両チーム、選手が興奮気味で(地元チームが3位決定戦だもんな)荒れ模様になりそうな予感。
それをしっかりとコントロールしてくれたのが日本人の主審の上川さんと福嶋さん。的確で公平で迅速で見事なジャジメントだったと思います。

注目のカーンは開始そうそうパウレタのシュートを止める好発進。
動きの悪いDFを怒鳴りつけチームに活を入れてます。
これで流れはドイツに行きましたね。ポルトガルもパスを回して技術を見せつけますが基本はパワーゲームでした。

後半、典雅なポルトガルサッカーを強壮なドイツがしだいに壊しはじめシュバイシュタイガーのミドルが炸裂。

・・・名前からシュバインシュでタイガーだもんな。
日本だと天城虎郎って感じか。
なんでシュバインシュが天城になるかというとノイシュバインシュタイン城にちょっと響きが似てるからです。
関係ないですね。
スミマセン。

その後なんとなく糸の切れたポルトガルにまたドイツの虎郎さんがFKをぶちかましてオウンゴールに。
ぺチは可哀想だったなぁ。

名前負けしてるよね。
ぺチとシュバインシュタイガーだものんな。
字画だって5画と28画だもんなぁ。

そしてまたシュバインシュタイガーがミドルを決めて3-0。
ポルトガルは途中出場のフィーゴがヌーノゴメスに繋いだ1点がやっと。

ドイツ、おめでとう。
見事なラストゲームでした。

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July 05, 2006

ドイツvsイタリア Semifinal:1

純白のユニフォームに頑丈な骨格と強靱な筋肉をまとったゲルマンの国ドイツ。
直線的な飛び込みと強力なキック力が武器ですが、どうにもツマラナイね。
この試合個人技で一枚上手のイタリアが相手なので引き気味でなおさらツマラナイ。

スミマセン。
ドイツ文化自体は嫌いじゃないというか充分尊敬しているのですけどサッカーはどうもね。
対するイタリアも攻めきれない。
互いにたまに攻め込んでもブッフォンとレーマンが共に名人なので点が入る気がしない。
でもカモラネージのトラップとピルロの動きは良かったな。
試合はだんだんグダグダになり延長も後半。
こりゃPKだなぁと思ったとこでピルロからパスをグロッソが絶妙のシュート。
組織の均衡を破るのはやっぱ奇跡の個人技だったという、アルゼンチンvsメキシコ戦を思い起こさせる終幕でした。
さらに動きの良かったデルピがトドメ。
大した人だね。
もう終わったと思ったけど。

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July 02, 2006

ブラジルvsフランスQuarterfinal:4

老いたジダンにブラジルを止める力はありませんでした・・・
という記事の書き出しだけは決めていたのに・・・

ブラジルのスタメンはロナウドの1トップ。
・・・如何なモノか?
という懸念は、動きの悪さですぐに確信に変わりました。
対してジダンの蘇ったような動きはフランスを引っ張りました。

0-0で前半終了。
ここであの3人を一気の交代していれば展開は変わったかも・・・

後半、ジダンのFKにアンリが先制!
まさに強豪フランス復活の狼煙でした。
アドリアーノ、ロビーニョ、シシーニョを投入してからは見違えるような動きになったブラジルですが、自信を取り戻したフランスを崩す時間は残されておらず衝撃の敗退です。

結局大会中、ブラジルのファンタージーを見ることが出来なかったのが残念です。

采配の怖さを感じる大会になりましたね。

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ポルトガルvsイングランドQuarterfinal:3

Cロナウドが高速ドリブルを開始すると、ジェラードの見事なタックルが入る。
細かくパスを繋ぐポルトガルに、剣呑なイングランドサポーターの応援をバックにパワフルなFKとロングボールで応酬するイングランド。
Quarterfinalに相応しいゲームでしたが、後半、ベッカムが負傷退場しルーニーがレッドを受けると試合自体はトーンダウン。

延長からPKへ。

おめでとうポルトガル。

美しい反面、ひ弱な印象のあったチームが逞しく成長したのは、窮地での堅牢な守備力の賜物でした。
フェリペ監督の連勝記録はどこまで伸びるのでしょうか。

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July 01, 2006

イタリアvsウクライナQuarterfinal:2

ウクライナの試合は始めてみました。
俊足の選手が良く走るスマートなサッカーだと思いましたが、なんかサッパリしている感じ。

しつこさがないので個人でも組織でも上手のイタリアはやりやすそうでした。
終始守備的だったオーストラリア戦と違い、攻めていくのでボール・ポゼッションが低くてもダイナミックな印象です。

DFのザンブロッタがミドルを決めて先制すると、後半の立ち上がりで一気の攻勢に出たウクライナイの隙を突く追加点。
まさに優雅なる冷酷・・・
トニが2点を決めたのは大きいだろうな。

これで準決勝はドイツvsイタリア。

ずばりイタリアの勝ちに賭けます!
まさかアルゼンチンの二の舞は踏むまい!・・・と思う。

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ドイツvsアルゼンチン Quarterfinal:1

タレントが揃い、チームとしても機能しているアルゼンチンと、ホームの声援を受けて昇竜のドイツの決戦。
明らかに巧いのはアルゼンチン。
個人の力も組織力も一枚上ですが、ドイツも紙一重のシノギでゴールは割らせない。
それでも49分にアルゼンチン先制。
これで勝負あったかな・・・
少し眠いしトイレに行こうと思った私にリケルメの交代のアナウンスが・・・
なんか嫌な予感・・・
逃げに入っていたのは分かるんだけど、と思ってトイレから出てくるとクレスポもアウト。直後にクローゼが飛び込んで同点。

もうテベス一人じゃ無理でした。
交代枠もなくなってメッシも出せず・・・

この流れで延長なら点は取れないし、アルゼンチン、PKでの勢いもありません。

勝負の綾に乗れなかったアルゼンチンともぎ取ったドイツ。
これがWカップなんでしょうね。

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