言い古されたヘリコプター・マネーの話が、何故だか蒸し返されています。
詳しく読んでないんで恐縮ですが、日銀の国債買取増額は、遠からず実現されるでしょう。
短期債はともかく10年債は、今後、需給は厳しくなるのではないでしょうか?
個人的にはずっと米債の動きに注目していたんですが、税収激減の中、国債大増発を目指す鳩山内閣ですから、ヤバイのは日本の方です。
まあ総裁と副総裁が日銀コンビなんで、政策の機動性には難があるんじゃないか、と思いますけどね。
ちなみにこの人事案をゴリ押ししたのは野党時代の民主党ですから、「負の遺産」と言わないように。
今は日本の為に、ブーメランとならないことを祈ってます。
さて長期債の買い入れですが、需給なんかが緩む前にこっちで通貨の大量発行をやったらどうなるかを考えてみましょう。
長期債は今1.4%ですから、買いまくって、0.4%まで下げる。
基準金利を1%下げたら経済に良い影響は出るでしょうが、日銀が買い捲るコストを上回るほど経済効果は出ないでしょう。(最後は破綻するってことです)
1%の金利低下で、沈滞している設備投資や消費に火が尽きますかね?
でも日銀、今より少しは買った方がイイとは思いますけどね。
景況というか日本経済のフェンダメンタルを大分甘く見ていると思いますが、2トップを日銀出身者で固めたのは民主党ですから~、残念!
次に給付金として配る案を考えてみましょう。
麻生さんがやったヤツの大幅拡大版!
1万、2万なんてセコイこと言わない。
どうせもう864兆円も債務があるんだから、キリ良く900兆円まで膨らませて30兆円予算取れば、一人30万円配れる。
1万、2万じゃどこかへ行っちゃっても、30万入ったら使うでしょ。
4人家族なら120万です。
こりゃ使うわ。
一気に消費拡大、それを見込んでの設備投資拡大!雇用拡大!
お祭り気分で30兆円全て使われたとして、さらに波及効果が20兆円だとしましょう。50兆円の経済効果ならGDP10%増!
税収で5兆円位は帰ってくるんじゃないでしょうか?
メデタシ、メデタシ・・・にはなりません。
何故か?
継続性がないでしょ。
30万入った時はみんな使うけど、翌年は入ってこなければ使わない、使えない。
ルーカスの合理的期待仮説なんて云わなくても、誰でも分かる一過性のモノです。
設備投資は腰の入ったものにはならないでしょうし、雇用も短期で増やされるだけでしょう。
結局、ヘリコプター・マネーの行方は、らき☆すた第四話「やる気の問題」(←なんという予言的な題名!)にあったように
こなた「祭り(バブル)か、何もかも皆懐かしい」
かがみ「何古いネタやってんのよ」

ってことです。
ではどうするか!
経済政策の王道は何か、って話は気が向いたらそのうち書きます。
明日は「しゅごキャラパーティ」の記事だと思いますが。
日曜はパッキャオvsコット戦がありますが、ネタバレしたくないので、記事は月曜にします。
Recent Comments