January 29, 2012

昔の雑誌を見て、やっぱり今の日本はちょっとヤバイんじゃないかなあと思う

年末年始のブログで、整理整頓やってます、と書いてましたが、ずっと続けています。
どんどん進んでいて、いよいよ普段はあることすら忘れていた戸棚を開けたら大量の雑誌が出てきた。
捨てようと思って取り出し、なんとなくペラペラとめくっていたら、クルマの雑誌に、「4ドア・ハードトップはカッコばかりつけてて良くない」とか書いてある。
4ドア・ハードトップというのは、昔の日本車に良くあったボディ形式で、センター・ピラーの無いクルマのことです。
まあ、ちょっとカッコ付けたセダンだと思ってください。
自動車評論家の先生は、カッコより中身だ、と言いたいようですね。
確かに昔のクルマって、少しでも良く見せよう、お金持ちっぽく、高級車のように見えるようにしよう、というデザイン、多かったですよね。

ま、悪くいえば見栄をはっているわけですが、ある程度の見栄って、矜持ともつながりますよね。
少しでも上に行きたい、という願望がその奥にはあるわけです。
いわば坂の上の雲を目指している(笑
あまりにありのまま、実用以外、カッコ付けること何もなし、というのもどうかと思うんです。美意識の上でですね。

その雑誌が発刊されたのは1989年でした。
バブル頂点の時代ということですが、この年、初代セルシオと16年ぶりに復活したスカイラインGT-Rが発売されて世界を驚かせているんですね。さらに翌年にNSXが出ます。
あの当時、自動車雑誌ではひたすら欧州車は何が何でも素晴らしく味があることになっていて、日本車は何がなんでもツマラナイと書かれていた。
外車褒めも日本車腐しも言いがかりというか屁理屈としか思えなかった。
何よりそれが事実なら、なんでアメリカでは日本車が売れまくっているんだよ、と思っていたものです。

そのアメリカで日本車のシェアが落ちています。
あれだけ日本車びいきだった私もBMWの1シリーズに満足している。
116iなんで性能は話にならないし、乗り心地に突き上げ感もあるし、ステアリングは重いしね。
欠点はイッパイある。
そもそもBMWの1が最初に出た頃はもうクルマの雑誌まったく読んでなかったので、初めて実車を見た時は、なんだありゃ!って凄く驚いたんです。
全体から見るとアンバランスなほどノーズが長く、リアは切り落とされたように、唐突に終わっている。
マンボーみたいな恰好じゃないか、と思っていたんですが、いつの間にかそのアンバランス感に惹かれていた。
実際に乗ってみたら、何気なく感じる重量感は安心につながるし、力は大したことないエンジンも、フィーリングは確かにイイ。
昔のクルマ雑誌みたいなことを想っている。
今、世界を驚かせるクルマ、日本製でありますかね?

日本はバブル崩壊以降、土地と株が暴落し、そのバランスシート調整に莫大な犠牲を強いられたのですが、産業力は強まっていた。
でも今、その産業力に、陰りが見えている。
海外移転する勢いも増すばかりだ。

重商主義は時代遅れと言う方もいらっしゃいますが、国全体に稼ぐ力がなくなったら、誰が福祉や社会保障を担うんだだろうという漠然たる不安があります。
杞憂だったらイインですけどねえ。

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January 25, 2012

はあ~負けちゃった@錦織選手、全豪ベスト4ならずvsマレー

最初のゲームのラストポイント、42球のラリーで競り負けたので、苦しいかな、とは思っていました。
マレーは強いよね。
手足が長くて、足が速くてバネがある。
草トーナメントにもこういうタイプの人います。
おしなべてみんな強い。
テニスに向いてんだよなあ、こういう体型は。
フットワークが良くて、ミスをしないマレーは、錦織選手の戦略をすべてくるみこんでしまう能力がありました。

際立ったのはメンタル面で、自分のサービスゲームで、ブレイクポイントを獲られたりジュースになったりすると、ギアを一段上げてくる。
セットを決めるゲームでもそうできる。
たんたんと正確に試合を進めながら、ここぞという時にピッチを上げるのは、なんだかブラジル代表のサッカーみたいだった。
錦織選手にはとりあえずお疲れ様。
世界のベスト4の壁攻略には、もう少し時間が必要なんだろう。

それにしても負けてしまって、なんだか脱力感が半端ではない。
普段、シャラポワの闘志は見ごたえがあるとか、フェデラーのテニスは素晴らしとか書いていたけど、外人選手の試合はしょせん客観的な鑑賞対象でしかないんだな。
日本人選手の男子の試合というと、精神的に深くコミットしてしまい、負けた時の消失感が非常に深いということを今日知りました。
観終わった後、すべてがどうでも良くなって、しなくてはならない連絡を忘れるとこだった(笑

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January 23, 2012

錦織圭、全豪オープンベスト8@苦しくって観ていられないシジフォスの神話

昼休みに帰ってテレビをつければ錦織選手が試合をやっているのは知っていた。
今日はベスト8を掛けてツォンガ選手を倒さなければならない。
でも第一セットを2-6で獲られている。
そうだよな。
ツォンガは強いよ、世界ランク6位だもんね。
過去に勝った、と言ってもグランドスラムの本戦で、QFを掛けての試合なんだから本気度が違うだろう。
恐る恐るテレビをつけたら第二セットは6-2で獲っている。
良かった。
これでストレート負けはない、と正直思った。
テレビに映る二人の体格を見比べるとまるで違う。
これ、格闘技だったら、階級違いということで試合させてもらえないレベルだよなあ、とせんないことを考える。
第三セットもリードしていたけど、テレビを見ていられない。
錦織選手がポイントをとられたりすると、俺が観ているからじゃないか?とバカなことを考える。
苦しくってダメだ。

日本代表サッカーとか野球とか日本人選手のタイトルマッチは観ていられるのに、なんで錦織選手の試合は観ていられないんだろうと思うに、私自身が草トーナメント1回戦敗退の選手だったからだろうか。
テニスで勝つってのがいかに大変なのか、身に染みて知っている。
まあ、サッカーだって、野球だって、ボクシングだって、勝つのは大変なのは知っているけど、男子テニスの5セットマッチ。
どんなベストショットを決めても得られるのは1ポイントのみ。
それを積み重ねて相手より先に4ポイント先取してやっと1ゲーム奪取。
後、1ポイントでゲーム奪取、という処から、ジュース、ジュースの地獄トラップも口を開けて待っている。
このゲームを6つ獲ってやっと1セットになり、そのセットを3つ獲らないと試合には勝てない。
それをツォンガ相手にやるなんて、永劫とも思える難行の積み重ねだ。

昼休みの終わり間際にテレビをつけたらセットカウント2-2だった。
ああ、なんて苦しいんだろうと思って、私は仕事場に向かった。

オメデトウ、錦織選手。

ベスト8は最初から録画してちゃんと観るよ。
パンチを鍛えに鍛えた相手から殴られるボクシングもキツイだろうし、野球もサッカーも辛いだろうけど、テニスの辛さはシジフォスの神話めいた苦しみを感じる。
勝利は常に遥か彼方にあり、その道行は灼熱の荒野だ。
でも錦織選手ならどんな巨岩も揚げられる、と信じよう。

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January 21, 2012

放課後ティータイムin MOVIE@イアン・ギランに歌わせたかった「光」

映画「けいおん」の中で歌われる曲が入ったCDです。
あいさつが入っていたり、「スカイハイ」の声が入っていたり、息づかいまでが生々しいライブ感覚がイッパイで、聴いていると映画のシーンが浮かんできます。

「けいおん」は一期、二期ともBDBOX持っているんですが、CDは初めてです。
イイ曲だな、とは思うんですが、私はいわゆる尖った感じの曲が好きなので、普通に良いポップスである処の「けいおん」の曲は、CDまで買わなくてもイイかなあ、と手が伸びなかったんだよね。

それではなんで、今回は買ったか、というと、映画の冒頭、いきなり大音量で掛かり、驚かせてくれた本格派ヘビーメタルの演奏「光」が入っていたからです。
最初に観た時は、え、映画版「けいおん」じゃ、こんな演奏になるの?と戸惑いました。
こんな感じの演奏だと、ストーリーもキャラクターもまったく違ったものになるんじゃ?ってね(笑
ま、話はああいう具合にオチルんですが、何回観てもあの演奏は忘れられない。
ヘビメタの名演だよ。
デスデビルの技術は、放課後より相当に高い(笑
こんな曲、ディープ・パープルにあったっけ?って思ったもんね。
で、楽しみに聴いたのですが、ボーカル入りの曲には少しガッカリ・・・スミマセン、さわちゃん先生。
ギターはリッチー・ブラックモアばりで、文句ないんですが、声は弱いよね。やっぱヘビーメタルのボーカルは、アングロサクソン系のデカイ男じゃないとってことなのか?
でもInstrumentalの方は凄くイイよ。
特にギターがデンジャラスに切れまくっていて最高。
ノン・ボーカルバージョンがイイって珍しい例だと思うけど、このCDは例外的にイイ。

中心になる「けいおん」の曲では「ごはんはおかず」のノリの良さ、U&Iの切なさ、映画のシーンがありありと浮かんできて感動に浸れる「天使にふれたよ!」、そしてやはり「けいおん」ならこの曲、といえる「ふわふわタイム」などみんな楽しめました。
イイ映画だよね。
今、一期のDVDを観返しています。

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January 20, 2012

現実にFXをやる人間が日経@マーケット・ウオッチャー1/18「ユーロ借り豪ドル投資」を読んで投機家は道徳家であることを知る

1月18日の日経朝刊、マーケット・ウオッチャーに「外為市場、投機筋、金利差狙う」と副題がついて「ユーロ借り豪ドル投資」という見出しがあった。
FXで言うならいわゆるEURO/AUDを売り、というポジションで、私は前週の金曜日に仕切っていた。
なんで閉じたか、というと、動きが急激過ぎて、短期加熱と見たからだ。
実際、記者が記事を書いたであろう、17日には最安値1.2227を付けたけれど、記事の載った翌日には1.2464まで反発している。
でも短期加熱という判断は、チャートを一目見れば誰でも分かることで、秘密の情報とかとは全く関係がない。

で、相変わらずこの記事には投機筋、投機筋と連呼してあって、投機筋とやらの魑魅魍魎感が増幅されている。
ユーロキャリー取引がささやかれている、なんて陰謀を知らしめるような一文もある。
相変わらず自分じゃ何にもやってない人が書いているんだなあ、という感ありありだ。

では、このユーロ/AUDを取引するなら、私程度の零細投機筋はどんなことを考え、実行していたのか、書いてみよう。
まずFXは通貨の相対評価を取引するので、ファンダメンタルから、一番強い通貨を買いたい、一番弱い通貨を売りたいと、思うのは自然な答えだ。
景気の強さが違うんだから、政策金利が違い、短期金融市場の金利が違うんだから、そのポジションは結果キャリー取引にもなる。

実際には、まず上がっていたら、これ幸いと売る。
下がってもそうそう仕切らない。(キャリー取引になっているから)
で、下値を破ったと見たら売り乗せる。
下がってから売るので怖いけど、その怖さを乗り越えてリスクを取らないと話にならない。
度胸=リターンの源泉だ。
でも2011年はチャートを見てもごらんのとおり、下値の攻撃的な取引は、ことごとく失敗している。
度胸の勝負は敗れたわけで、結果を受け入れ損失を出して終了だ。
でも高値で売った分の儲けがあるので、相殺0という感じ。
高値でキャリーした分の金利分位が儲けかな。

2011年は、結果的に1.43から1.3のBOX相場だったので、こんな感じの取引が繰り返された。
高値である。売ってみよう。
安値になった。破ったかな?度胸で売り乗せ、持ち上げられて損失、でも高値売り分の儲けで相殺って感じ。
後講釈なら、高値売り、下値買いと言えるんだけど、その時は分からないからね。EURO/AUDに関しては、こんな感じで一年が暮れる。

1/13に決済した分は12月21日のブレークを売った分がやっと報われた、というだけだ。
これは一般に投機はこうしなさい、と言われていることをただしているだけで、そんなに秘密めいた、反社会的なことをしているわけではない。
怖いけど売ってみて、損失を出し、細かく見ていれば分かる高値を売った分は儲かった。それだけの単純な話。
でも今年、大きくトレンドが変われば、高値で売ったと思った分は、その後の大トレンド転換、急上昇で、大損する可能性もあるし、損失が出続けた下値ブレークを売って、大儲け、という可能性もある。
未来は誰にも分からないから、自分の判断で挑み続けるだけだ。

世界の裏側を全て知りつくし、金融市場を操るヘッジファンドなんてない。
リーマンショックで大儲けしたポールソンは、去年大損したじゃないか。
零細個人投資家とヘッジファンドじゃレベルが違うのは当然だけど、それは同じサッカーでもアッチはFCバルセロナで、コッチは街の草サッカー、と言いたいとこだけど、一応決算はプラスなんで、実業団でお給料もらいながら、サッカーさせてもらっている感じかな。

投機で一番難しいのは、セルフコントロールで、もっと具体的には欲張り過ぎない(ポジションを取り過ぎない)、誤りを認める(損切りする)、という二つのことだ。
でも欲張り過ぎない、と間違いを認める、って、最近の政治家とかマスコミが絶対にやらないことだよね。

そうなんだ。
投機をして生き延びている人間は、実は極めて道徳的な人間なんだよ(笑

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January 17, 2012

びんちょうタンコミックス四巻@泣いて、泣いて、泣いて、涙の最終兵器

ここ数日の間に、我が家には続々とびんちょうタングッツ、漫画、DVDが届いています。
どれもみな素晴らしく、買って良かった、と思うものばかりです。
すべてはびんちょうタンというキャラクターの力です。
コミック第壱巻など、通常版、初版特装版、フィギュア付きの特装版と3冊も買ってしまった。

その中で、これは漫画の方の最終巻、第四巻です。

この漫画、それほどヒットしたようでもないですし、なんとなく安っぽい印象があったので、可哀想な女の子の一発ネタでしょう、という先入観があったのですが、とんでもなかった。
周囲のキャラの描かれ方も実に素晴らしい。
人がみんな生きています。

白眉となるのは、びんちょうタンの誕生秘話にあたる「はじまりの刻」「言えなかった言葉」「ありがとう」の3章です。
この短い一連の作品には、もう言葉がない。
あるのはただ滂沱と溢れる涙、涙、涙。
あらゆる映画(私はテレビの地上波は全く見ず、普段はHDDに録画された映画ばかり掛けているので、ながら観も入れれば相当以上観ている)、小説(これも相当読んでいる)、漫画の中で、これほど泣ける作品は記憶にない。

これは涙の最終兵器。
素晴らしい、という水準を超えて、物凄い、と評されてしかるべきモノだ。
読後、ホントウに人格が変わります。
周囲の人を大切に思おう、働けるありがたさ、学べることの尊さを忘れないでいよう、という真摯な思いがしっかりと胸に刻まれます。

ps
DVDは全国の小学校へ推奨しましたが、コミックは全国の眼科の待合室に置きたい。
貴方の瞳へ涙のうるおい、与えること間違いないです。
ドライアイへの最終兵器とも言えますね。

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January 15, 2012

びんちょうタンEMOTUON the BestDVD@小学校の教材にするべきアニメ

その夜は仕事をしながら、何かオモシロイアニメはないものか、と心が彷徨いだしたのでした。
今期は「偽物語」が素晴らしいし、「ミルキィホームズ第二幕」もオモシロイ!
でも何か見逃しているような作品はないか、と検索を掛けていたら、引っかかったのが「びんちょうタン」という不思議な名前の作品。
どんな話だろうか、とウィキペディアで読んでみると、両親はなく、人里離れた山奥に一人暮らしながら懸命に生きる女の子の話とある。
なにやら私のツボに入っている感、ありありだな、と動画を検索したところ、「かわいそうなびんちょうタン」というのがあったので観た。
号泣!
私はどうも青い髪をショートカットにした可哀想な女の子に、心捉われるらしい・・・
これはその「びんちょうタン」のアニメ12話が、すべてが収められているDVDBOX?というには3枚だけなんですけど、1話15分なんで出来たようですね。

観る前は、あまりに悲惨な話だったら、辛いと思っていたんですが、びんちょうタンには、すぐに友人も出来て和やかなモノが多かったのが救いでした。
「かわいそうなびんちょうタン」は、編集と音楽の効果が、かなり大きかったのだ。
それにしても、びんちょうタンが忍耐強く、前向きに懸命に働く姿は、勉強になります。
誰だって嫌な仕事、気の重いことあるでしょう。
やりたくないなあ、と。なんで俺がこんなこと、と、愚痴を言いたくなる。
サボって逃げたくなる。
そんな時にびんちょうタンの事を思えばなんということもない。
びんちょうタンは、人生の師に成り得ますね。
どうせ安手のアニメだろう、とまるっきり期待していなかった、脇役陣、れんタン、ちくタン、くぬぎタンもそれぞれ個性的で味わいがあり、可愛らしい。
ビックネームにはならなかったけど隠れた逸品です。

このアニメは全国の小学校で見せるとイイよ。
働くことは大変なこと。
辛いことも沢山ある。
でも我々は懸命に困難と戦い、一歩一歩を踏みしめて進んで行かなければならない。
そういう一番知らなければならないことを静かに教えてくれる。
一人でいるのは寂しいこと。
なら本当の友人を造るには?
という答えもちゃんとある。
最後のうめばあちゃんの言葉は、その解答ですね。

私は何度でも観たいです。
そしてこの物語の教えることを忘れないでいたい。
アニメが好きで本当に良かった、と思える作品でした。

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January 13, 2012

アンダーワールドUSA上 ジェイムズ・エルロイ@飛び込めばcoolな1品

ジェイムズ・エルロイの小説を買う時はいつも少しだけ思い切りがいる。
彼の文体は親しみやすいとは言い難いし、次から次へと新たな登場人物が出てきては、違う話をし始める。
その世界に入るまでが大変な作家なのだ。
もし上下二巻のハードカバーを購入しても、まったく入り込めなかったらモッタイないなあ、という気持ちのハードルがある。
新刊が出ていることは知っていても、ネットでは買えない作家だ。

でも実際に書店で手に取ってみれば、いきなりA・E・ハウスマンの文章から、
「肉は動かずとも、血はさまよう。
息はいつまでも止めておけない。
目覚めよ、若者。旅が終われば、
眠る時間は充分にあるのだから。」
なんてある。もう買うしかない。

実際「THENあのとき」と書かれた小節から始まるストーリーは、軽快に走りだし、引き込まれる。
ただいつものようにデモーニッシュな黒い手ごたえが立ちあがってこない。
これは失敗かなあ、さすがのエルロイもついに老いたか、と思って100p位。
まあ「アメリカ文学界の狂犬」最後の大仕事かもしれないんだから、少しツマラナクても付き合うか、とアキラメかけたあたりから、雰囲気が良くなってエルロイワールド没入。

で、今回、読んでみてエルロイの魅力がついに分かった。
エルロイにはみんな、狂気だの暗黒だのというけど、結局、この人の小説はカッコイイのだ!
ぶつ切りの文体も無愛想なカッコ良さがあるし、登場人物もカッコイイ。
過剰な言い回しがないのに、詩的な余韻が残り、絶対に安っぽくしないぞ、子供だましにはしないぞ、という矜持がある。
いわゆるCoolってことだな。
結局、音楽も小説も、最後の判断基準はカッコイイか悪いか、ってことだ。
ジェイムズ・エルロイはカッコイイ。
これが結論。


ps
この作品は暗黒のLA4部作を完成させたエルロイの次の連作長編モノ。
アンダーワールドシリーズの最終作となるものです。
この前にはアメリカン・デス・トリップがあり、その前にはアメリカン・タブロイドがあるんですが、タブロイドはもう新刊じゃ買えないんですね。
エルロイが初めて、というなら古本でもタブロイドを買ってからがイイと思う。

そこまで言うなら、その前に暗黒のLA4部作を読むともっとオモシロイけどね。
そうなるとブラック・ダリア、が最初ということになる。
1冊だけなら「ホワイト・ジャズ」が至高。
と思ったら「ホワイト・ジャズ」も新刊じゃ買えないのか!
でも古本で安かったら買いだよこの本は。

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January 12, 2012

2011年投機的トレードの結果出そろいました@全会社で収益

先ほど、最も遅れていた会社の年間収益報告書が出そろい、取引全社で収益を出したことを確認しました。
トータルで大した額じゃないんで、それほど威張れたモンじゃないんですが、市場環境そのものがリーマンショックも癒えぬままに迎えた大震災にユーロ危機と散々だったので、少しだけ誇りに思いたいです。

私は音痴でカラオケも歌えず、酒も飲めず、スキーもスケートも泳ぐことも出来ず、遊びの類は全く不調法で、他人より少しだけでも優っているかと思えるのは、本を多めに読んでいるというくらい?
後は仕事を真面目にする位しか能がなく、実は根深い劣等感のある人間なんですが、僅かとはいえ金融市場相手に勝負して勝っている、というのはPRIDE
人間、一つ位得意なモノがあってイイよね。

今年はさらに向上したい。
というか向上しています。
それは単に投機を売り買いだけの当てモノとして予測精度が上がっている、という話ではなくて、キチンと決められたように行動出来ている。
メンタル面が非常に進歩した。
だからさらに努力を惜しまず、今年も励みたい。
疲れていても「びんちょうタン」の苦労を思えばなんということはない。
早く来い来いDVDと漫画とフィギュア

「びんちょうタン」が分からない人は「びんちょうタン」←でグーグル
分かったら「かわいそうなびんちょうタン」で動画を検索
私はこの短い話を見ただけで泣いた。

そう、泣き虫でもあるのだ。

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January 11, 2012

もうコンビニにすら行かない生活になるのか?@酒とゴルフは偉大な趣味だが、もしかしたら最強のダイエット法を見つけたかも?詳細は以下次号

年末頃から早朝に目が覚めてしまうことがあり、これは睡眠障害かなあと、睡眠薬を飲むようになった。
ただふと気づくに、どうも夜のPC仕事の前にカフェインの錠剤を飲んだり、コヒーをがぶ飲みするのがいけないのではないか?と思いあたり、止めてみたらよく眠れるようになった。
朝から晩まで働いて、夕食を食べた後も仕事をしなければならないので、ついついカフェイン頼りになっていてね。
まあ、考えるまでもなく、ここからここまではスッキリアタマで仕事して、終わったら即就寝というのは無理だよね。
機械じゃないんだからさ。

もう一つの体調不良ネタでは、寒い日に階段を下りる時に、膝の痛みが出るようになってしまったことがある。
私は身長171cmで、体重は71.5キロ。
軽いウエイトトレーニングを続けているので、デブデブではないのだけれど、痩せている、とは言えない身長体重比だ。
つねづねボクシングで言う、ウエルター級(66.68キロ)まで絞りたい、と思っているのだが、どうしても辿り着けない。
ところが最近、もしかしたら最強?というダイエット法を見つけたかもしれないのだ。
でも今日の記事では秘密。
効果があったらいずれ書きます。

ただここで問題なのは、カフェイン飲料(コーラとか濃いお茶とかコーヒー)を避ける。ダイエットするのでスイーツ類はとらないとなると、休日前夜のコンビニ行きも意味がなくなる、ということになる。

たかだかコンビニに行くの行かないのって、なに言ってんの、というのが普通の人の反応だと思うのだけれど、私は某地方都市の閑静な住宅街に住んでおり、そこから仕事場までの100mを行き来する毎日なのだ。
朝起きて、職場に行き、昼に帰って昼食をとり、昼休みした後また出かけ、夜にまた帰る。
毎日毎日そんな調子で、前述したように、夜は夜でPCの前に座っていなくてはならない。生活は半径150mの範囲で完結してしまう。
妻の食事がいつも取れるし、実際静かな良い環境と言えば言えるのだけれど、あまりに世間と隔絶されている、とも言える。
だから休日前夜位、クルマを飛ばして少し遠目のコンビニに行ったりしているんです・・・それが多少の発散になるの。
ホントウはお酒が呑めればしかるべき場所に行ったりするだろうし、ゴルフでもやっていれば、夜は打ちっぱなしに行くとかね。
することあるでしょう。

でもお酒は缶ビール一杯が限界だし、ゴルフはやらないしね。
今日は休日だったのだが、結局、一日中家の中を片付けていた。
散らかっている方ではないのだけれど、もっともっと綺麗に、無駄なく生活したい、という思いがある。
感心な行いだと思うのだけれど、エキサイティングな休日とは言えないだろう。
そういうわけでつくづくと思う。
酒とゴルフは偉大な趣味だと。
今日なんて凄くいい天気で、ラウンド後のビールとか最高だろうな、と思うのだ。
平凡だけど、偉大なモノというのは確かにある。
酒とゴルフはその一つだ。
スキーや釣りも入るだろう。
人生、仕事以外に楽しめるモノってあった方がイイよね。
私の趣味は読書とか展覧会巡りだけど、読書は鬱っぽくなるし、展覧会も企画展は行きたいレベルのモノ、そうはないしな。
読書と美術鑑賞vs酒とゴルフ。
一見、見栄えというか、聴いた感じが良いのは前者だけど、生きる上での憂さを晴らすという点では後者だろう。
先入観と実態が違う処だ。
さて、コンビニすら行かない私の休日、家の中が片付けきったら、どうしましょう?

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«想像を上回る出来の「偽物語」と充実のUFC